JP2002073481A - 電子メールシステム - Google Patents

電子メールシステム

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JP2002073481A
JP2002073481A JP2000259149A JP2000259149A JP2002073481A JP 2002073481 A JP2002073481 A JP 2002073481A JP 2000259149 A JP2000259149 A JP 2000259149A JP 2000259149 A JP2000259149 A JP 2000259149A JP 2002073481 A JP2002073481 A JP 2002073481A
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JP2000259149A
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English (en)
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Hiroyasu Iwatsuki
弘靖 岩附
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Sharp Corp
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Sharp Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 細かい付加的効果の設定を可能とし、かつ一
般の電子メールとの互換性を保つ。 【解決手段】 送信側端末201側において、メールの
作成を行う(S201)。次に、声質の設定変更(S2
02)、効果音の設定(S205)、画像の設定(S2
06)を行い設定ファイルデータを作成する。設定内容
は、確認処理を行う(S208)場合、再生動作(S2
09)にて確認する。その後、送信処理(S210)へ
移り、メール本文に生成された設定ファイル、効果音フ
ァイル、画像ファイルが添付され送信される(S21
1)。メール管理センター202を介して、受信側端末
203へ送信され(S212)、受信処理される(テッ
プS213)。受信側端末203側では、受信されたメ
ールは、設定ファイルの有無を調べ(S214)、ある
場合、再生される(S215)。また、受信側端末20
3が、再生機能を持たない場合は、メール本文のみを表
示する(S216)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メール本文と、効
果音および画像を含む情報からなる電子メールを送受信
する電子メールシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】メール本文に、効果音及び画像を含む情
報からなる電子メールの送受信システムに関しては、例
えば、特開平10−198615号公報に開示された発
明の名称が「マルチメディア型電子メールシステム及び
マルチメディア型電子メールプログラムを記録した記録
媒体」なる従来技術がある。しかしながら、上記従釆技
術では、メール本文とイメージ情報との相互関係を、メ
ール本文中にイメージ情報制御プログラムを示すアイコ
ンを設ける必要がある。その結果、メール本文内にイメ
ージ情報制御プログラムを示すアイコンが配置されるた
め、一般のメールとの互換性を保つことができない。ま
た、効果音の音量・再生時間などの細かい付加的効果の
設定が増えてくると、メール本文中に多くのアイコンを
配置しなければならないので、メール本文の可読性を著
しく低下させることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、こうした問
題を解決するためになされたもので、効果音の出力・画
像の表示の方法を設定ファイルとしてメール本文に添付
することで、細かい付加的効果の設定を可能とし、表現
力を向上し、付加的効果を制御するアイコン等を本文中
には一切含まない電子メールを作成することで、一般の
電子メールとの互換性を保つことができるメール本文
に、効果音及び画像を含む情報を付加した構成の電子メ
ールの送受信システムを提供することを目的としてい
る。
【0004】具体的には、本発明は、メール本文と効果
音および画像を含む情報からなる電子メールを送受信す
る電子メールシステムであって、前記効果音および画像
付き電子メールを送信する送信側端末装置は、メール本
文作成時に、メール本文内の効果音の鳴音部分、画像表
示部分を設定する手段と、メール本文内の効果音の鳴音
部分、画像表示部分を記録した設定ファイルを作成する
手段と、前記設定ファイルと効果音と画像を、メール本
文に添付して送信する手段を有し、前記効果音および画
像付き電子メールを受信する受信側端末装置は、添付さ
れた設定ファイルを基に、メール本文を読み上げ中に添
付された効果音を出力する手段と、添付された画像を表
示する手段と、メール本文読み上げ機能を有しない場合
は、メール本文のみの閲覧を行う手段を備え、表現力の
向上および従来のメールとの互換性を保つことが出来る
ようにすることを目的とする。
【0005】更に、本発明は、前記設定ファイルは、メ
ール本文作成時に、任意の文章に対してメール本文読み
上げ時の効果を設定する手段を備え、読み上げ時の表現
力を向上させることを目的とする。
【0006】更に、本発明は、前記設定ファイルは、本
文作成時に、一文字以上に対して、読み上げ時の声質を
設定する手段を備え、読み上げ時の表現力を向上させる
ことを目的とする。
【0007】更に、本発明は、前記設定ファイルは、本
文作成時に、効果音の種類を設定する手段と、効果音を
鳴らす箇所を設定する手段と、効果音を鳴らす際の付加
効果を設定する手段を備え、読み上げ時の表現力を向上
させることを目的とする。
【0008】更に、本発明は、前記設定ファイルは、本
文作成時に、表示する画像の種類を設定する手段と、画
像を表示する箇所を設定する手段を備え、読み上げ時の
表現力を向上させることを目的とする。
【0009】更に、本発明は、前記送信側端末装置は、
本文作成時に設定メニューにより本文内の効果音の鳴音
部、画像表示部の設定し、効果音の鳴音部、画像表示部
を示す設定ファイルを作成する手段を備え、読み上げ時
の表現力を向上させることを目的とする。
【0010】更に、本発明は、前記電子メールは、読み
直し、読み飛ばし、停止、一時停止の際、設定ファイル
に基づいて効果音を出力する手段と、画像を表示する手
段を備え、読み上げ時の表現力を向上させることを目的
とする。
【0011】更に、本発明は、前記電子メールは、読み
直しの際、効果音の出力および画像の表示を再度行うこ
とを指定する手段を備え、読み直しの際、確認が容易に
出来るようにすることを目的とする。
【0012】更に、本発明は、前記電子メールは、読み
直しの際、効果音の出力および画像の表示を行わないこ
とを指定する手段を備え、読み直しの際の煩わしさを取
り除くことを目的とする。
【0013】更に、本発明は、前記電子メールは、読み
直しの際、読み上げを再開する文章の箇所に基づき効果
音の再生時刻と画像の表示時間を調整し、読み上げと効
果音の再生・画像の表示との同期をとる手段を備え、読
み直しの際の表現力を向上させることを目的とする。
【0014】更に、本発明は、前記電子メールは、読み
上げ時の声質をデフォルトの設定に基づき設定ファイル
を作成・添付する手段を備え、編集作業を容易にするこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明は、メール本文と
効果音および画像を含む情報からなる電子メールを送受
信する電子メールシステムであって、前記電子メールを
送信する送信側端末装置は、メール本文作成時にメール
本文内の効果音の鳴音部分、画像表示部分を設定する手
段と、メール本文内の効果音の鳴音部分、画像表示部分
を記録した設定ファイルを作成する手段と、前記設定フ
ァイルと効果音と画像をメール本文に添付して送信する
手段を有し、前記電子メールを受信する受信側端末装置
は、添付された設定ファイルを基に、メール本文を読み
上げ中に添付された効果音を出力する手段と、添付され
た画像を表示する手段と、メール本文読み上げ機能を有
しない場合はメール本文のみの閲覧を行うようにしたも
のである。
【0016】更に、本発明は、前記電子メールシステム
において、前記設定ファイルは、本文作成時に、文章の
任意の範囲に対してメール本文読み上げ時の速さを設定
する手段を有する。
【0017】更に、本発明は、前記電子メールシステム
において、前記設定ファイルは、本文作成時に、一文字
以上に対して、読み上げ時の声質を設定する手段と読み
上げ時の各種設定を行う手段を有する。
【0018】更に、本発明は、前記電子メールシステム
において、前記設定ファイルは、本文作成時に、効果音
の種類を設定する手段と、効果音を鳴らす箇所を設定す
る手段と、音楽を鳴らす際の付加効果を設定する手段を
有する。
【0019】更に、本発明は、前記電子メールシステム
において、前記設定ファイルは、本文作成時に、表示す
る画像の種類を設定する手段と、画像を表示する箇所を
設定する手段と表示の際の付加効果を設定する手段を有
する。
【0020】更に、本発明は、前記電子メールシステム
において、前記送信側端末装置は、本文作成時に設定メ
ニューにより本文内の効果音の鳴音部、画像表示部の設
定し、効果音の鳴音部、画像表示部を示す設定ファイル
を作成する手段を有する。
【0021】更に、本発明は、前記電子メールシステム
において、前記電子メールは、読み直し、読み飛ばし、
停止、一時停止の際、設定ファイルに基づいて、効果音
を出力する手段と、画像を表示する手段を有する。
【0022】更に、本発明は、前記電子メールシステム
において、前記電子メールは、読み直しの際、効果音の
出力および画像の表示を再度行うことを指定する手段を
有する。
【0023】更に、本発明は、前記電子メールシステム
において、前記電子メールは、読み直しの際、効果音の
出力および画像の表示を行わないことを指定する手段を
有する。
【0024】更に、本発明は、前記電子メールシステム
において、前記電子メールは、読み直しの際、読み上げ
を再開する文章の箇所に基づき効果音の再生時刻と画像
の表示時間を調整し、読み上げと効果音の再生・画像の
表示との同期をとる手段を有する。
【0025】更に、本発明は、前記電子メールシステム
において、前記電子メールは、読み上げ時の声質をデフ
ォルトの設定に基づき設定ファイルを作成・添付する手
段を有する。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明による電子メールシステム
の実施形態を、図面に基づいて、以下に説明する。図1
は、本発明の一実施例である電子メールシステムの構成
を示すブロック図である。この装置は、各種演算を行う
制御部101を備えている。制御部101には、装置の
各種動作を制御するプログラムが記憶されたROM10
2と、電子メールに関する各種情報が記憶されるRAM
103が接続されている。他に、作成すべき文章の文
字、記号を入力および再生操作を行うためのキーボード
104、画面上の位置を指示するための位置入力装置1
05、文字データを音声へ変換する音声合成部106、
音声・効果音を出力するスピーカ107、文章の表示を
行うための表示部108で構成されている。
【0027】図2は、本発明に係る電子メールシステム
の動作手順を示すフローチャート図である。図中破線で
囲まれた201、203は、それぞれ送信側端末装置、
受信端末装置、202は、メール管理センターに属する
処理である。図2を参照して、本発明の電子メールシス
テムの送受信のフローを説明する。先ず、送信側端末装
置201側において、メールの作成を行う(ステップS
201)。
【0028】図3は、本発明に係る電子メールシステム
のメール作成画面を示す図である。301は、本文作成
画面であり、キーボード104より文章を入力すること
が出来る。次に、声質の変更を行う(ステップS20
2)。現在、デフォルトの声質は「女の子1」になって
いるものとする。これを変更するには、ステップS20
3において、声質の変更を行ない、変更しない場合は、
ステップS204に進む。
【0029】図4(A)は、声質設定処理を示すフロー
チャート図で、図4(B)は、設定画面を示す図であ
る。ここで、図4(A)および図4(B)をもちいて、
音質設定の処理手順を説明する。ステップS401にお
いて、声質を変更する範囲を、本文作成画面301内か
ら指定する。範囲選択は、位置入力装置105により行
い、例えば「今日は」から「来ています。」を、範囲選
択した場合は、選択範囲は、図3のように、表示され
る。ここでは、一例として、文頭から128文字目まで
を選択したものとする。ステップS402では、「設定
メニュー」から声質を指定すると、図4(B)に示すよ
うに、音質一覧が表示される。ステップS403では、
一覧から1つを選択する。一例として「男の子1」を選
ぶと、更に、図4(B)に示すように、詳細設定が表示
される。ステップS404では、詳細設定を行う。一例
として、「読み上げ速さ」を、120文字/分、「音
量」を3に指定する。ステップS405では、以上の設
定に基づき、設定ファイル中の音質部分が生成される。
【0030】図7は、設定ファイルのデータ構造の一例
を示す図である。図中701が、音質設定により、生成
された部分である。図2に戻り、ステップS205で
は、効果音の設定を行う。設定を行わない場合は、ステ
ップS206へ進む。図5(A)は、効果音設定処理を
示すフローチャート図で、図5(B)は設定画面を示す
図である。図5(A)および図5(B)をもちいて、効
果音設定の処理手順を説明する。先ず、ステップS50
1において、効果音を設定する範囲を、本文作成画面3
01内から指定する。ここでは一例として8文字目から
18文字目までを選択したものとする。
【0031】ステップS502では、「効果の種類」か
ら効果音を指定すると、図5(B)に示すように、効果
音一覧が表示される。ステップS503では、一覧から
1つを選択する。一例として「波の音2」を選ぶと、更
に、図5(B)に示すように詳細設定が表示される。ス
テップS504では、詳細設定を行う。一例として、
「音量」を3、読み直し時の再生を「有」に指定する。
ステップS505では、以上の設定に基づき、図7の設
定ファイル中の702の部分が生成される。図2に戻
り、ステップS206では、画像の設定を行う。設定を
行わない場合はステップS208へ進む。
【0032】図6(A)は、画像設定処理を示すフロー
チャート図で、図6(B)は、その設定画面を示す図で
ある。図6(A)および図6(B)をもちいて、画面設
定の手順を説明する。ステップS601において、画像
を表示する範囲を、本文作成画面301内から指定す
る。ここでは一例として7文字目から23文字目までを
選択したものとする。ステップS602では、「設定メ
ニュー」から画像を指定すると、図6−2に示すよう
に、画像一覧が表示される。ステップS603では、一
覧から1つを選択する。一例として「○×海岸2」を選
ぶと、更に、図6(B)に示すように詳細設定が表示さ
れる。ステップS604では、詳細設定を行う。一例と
して、「倍率」を5、読み直し時の再生を「無」に指定
する。ステップS605では、以上の設定に基づき、図
7の設定ファイル中の703の部分が生成される。
【0033】図7に示す設定ファイルには、「効果の種
類」、「再生開始文字番号」、「再生終了文字番号」、
「詳細情報」が登録される。再生開始文字番号・再生終
了文字番号は、例えば、本文の文頭から各文字に対し昇
順に番号付けすることで、一意的に定める。再生開始文
字番号に対応する文字に、読み上げる文字が対応したと
き、「効果の種類」に示された効果を再生し、再生終了
文字番号に対応する文字に、読み上げる文字が対応した
ときに、再生を終了することを示す。例えば、図7に示
す設定ファイルの場合は、1文字目から123文字目ま
でを声質を男の子1、音量3、速さ120文字/分で読
み上げることを示す。また、8文字目から10文字目ま
でを読み上げる間は、波の音1を音量3で鳴らし、読み
直しの時も、効果音を鳴らすことを示す。更に、7文字
目から23文字目までを読み上げる間は、○×海岸2の
画像を倍率5で表示し、読み直しの時は、画像を表示し
ないことを示す。図2に戻り、以上のような操作によっ
て作成された内容は、ステップS208の確認処理を行
う場合、ステップS209の再生動作にて、確認するこ
とができる。
【0034】図8および図9は、このときの再生動作処
理の手順を示すフローチャート図である。再生動作は、
再生データテーブル作成処理と再生処理からなり、図8
が、再生データテーブル作成処理を示し、図9が再生処
理を示す。先ず、図8により、再生データテーブル作成
処理の手順について説明する。ステップS801におい
て、設定ファイルより声質のデータを検索する。ステッ
プS802において、声質のデータの再生開始番号およ
び再生終了番号を検索する。ステップS803におい
て、声質のデータの音量を検索する。ステップS804
において、読み上げの速さを検索する。ステップS80
5において、これらの検索結果を、再生データテーブル
に登録する。
【0035】同様に、設定ファイルより効果音のデータ
(ステップS806)、効果音のデータの再生開始番号
および再生終了番号(ステップS807)、音量(ステ
ップS808)を検索する。ステップS809におい
て、読み直し時の再生の有無を検索する。ステップS8
04において、読み上げの速さが分かっているので、こ
れを基に、ステップS810において、再生済み時間と
効果音長さを計算する。ステップS811において、こ
れらの検索結果を、図8に示す再生データテーブルに登
録する。
【0036】同様に、図7に示す設定ファイルより、画
像のデータ(ステップS812)、画像のデータの再生
開始番号、および再生終了番号(ステップS813)、
倍率(ステップS814)、読み直し時の再生の有無
(ステップS815)を検索する。ステップS804に
おいて、読み上げの速さが分かっているので、これを基
に、ステップS816において、表示残り時間を計算す
る。ステップS817において、これらの検索結果を、
再生データテーブルに登録する。
【0037】図10は、設定ファイルの検索によって作
成された再生データテーブルの一例を示す図である。再
生データテーブルには、各文字が読み上げられる際の、
声質、音量、読み上げ速さが登録されている。また,効
果音を鳴らす箇所と、音量と読み直し時の再生の有無、
画像の表示箇所と、倍率と読み直し時の再生の有無が、
登録され、メール本文との相互関係を示している。
【0038】次に、図9により再生処理の手順を説明す
る。ステップS901において、読み上げ速度にしたが
ってテーブルより1文字を取り出し、声質と音量を設定
する。ステップS902において、効果音の有無を調
べ、効果音が設定されている場合、ステップS903で
音量を設定する。ステップS904において、画像の有
無を調べ、画像がある場合、ステップS905で倍率を
設定する。ステップS906において、設定に基づき一
文字発音し、設定に基づき効果音の再生と画像の表示を
行う。
【0039】再生動作テーブルを参照し、効果音の再生
済み時間と、効果音長さを比較する(ステップS90
7、S908)ことで、効果音停止時期が解る。同様
に、画像表示の残り時間が0となったら画像を消去す
る。ステップS911において、最終文字に達していな
い場合は、ステップS901に戻り、再生動作を繰り返
すことで、メール本文の読み上げと効果音の再生および
画像の表示との同期を取ることが出来る。図2に戻り、
上記のような確認処理を行った後、ステップS210に
おいて、送信を選択すると送信処理へ移る。ステップS
211では、メール本文に生成された設定ファイルと効
果音ファイル及び画像ファイルが添付され、送信側端末
装置201からメール管理センター202に送信され
る。
【0040】一方、ステップS210の確認処理より、
送信せずに内容の修正を選択した場合には、入力操作に
戻る。この場合、ステップS201からの処理を再度行
うことで、メール本文と設定ファイルを修正する。メー
ル管理センター202に送信されたメールは、受信側端
末208へ送信され(ステップS212)、受信側端末
203において受信処理される(テップS213)。受
信側端末203側では、受信されたメールは、設定ファ
イルの有無を調べ(ステップS214)、設定ファイル
がある場合、図8および図9に示した再生動作フローチ
ャートにしたがって再生される(ステップS215)。
また、受信側端末203が、再生機能を持たない場合
は、メール本文のみを表示する(ステップS216)。
【0041】図11は、読み直し、読み飛ばし、一時停
止、停止のキー割り込みの動作を示すフローチャート図
である。再生中に、キー割り込みがあり(ステップS1
101)、それが読み直しキー割り込みであった場合
(ステップS1102)、キーが押されている長さに対
応した文字まで読み上げ開始位置を戻し(ステップS1
103)、再生箇所の算出を行う(ステップS111
2)。また、再生中に、読み飛ばしキー割り込みがあっ
た場合(ステップS1104)、キーが押されている長
さに対応した文字まで読み上げ開始位置を進め(ステッ
プS1105)、再生箇所の算出を行う(ステップS1
112)。
【0042】図12に、この再生箇所算出処理を示すフ
ローチャート図である。図12により再生箇所算出処理
の手順を説明する。ステップS1201において、再生
動作テーブルより読み上げ開始位置に対応する文字を検
索する。次に、その文字に対して効果音が付加されてい
るか否かを、再生動作テーブルより調べ(ステップS1
202)、付加されていない場合は、ステップS120
5へ移る。付加されている場合は、読み直し時の再生の
有無を調べ(ステップS1203)、読み直し時の再生
が、「無」の場合は、ステップS1205へ移る。読み
直し時の再生が、「有」の場合は、ステップS1204
において、再生動作テーブルに示された再生済み時間ま
で効果音の頭出しを行い、効果音の再生準備ができる。
【0043】同様にして、ステップS1205におい
て、読み上げ開始位置に対応する文字に対して、画像が
付加されているか否かを、再生動作テーブルより調べ
(ステップS1205)、付加されていない場合は、再
生箇所の算出を終了し、本文・効果音・画像出力(ステ
ップS1113)(図11参照)に移る。付加されてい
る場合は、読み直し時の表示の有無を調べ(ステップS
1206)、読み直し時の再生が、「無」の場合は、再
生箇所の算出を終了し、本文・効果音・画像出力(ステ
ップS1113)に移る。読み直し時の再生が「有」の
場合は、ステップS1207において、再生動作テーブ
ルに示された画像を読み込み、画像の表示準備が出来
る。以上の動作以降は、ステップS901(図9参照)
からの再生動作と同様である。
【0044】図11に戻り、再生中に、一時停止キー割
り込みがあった場合(ステップS1106)、その時点
で中断し(ステップS1107)、再開は、停止した次
の文字を読み上げ開始文字とし、図12に示した再生箇
所動作フローチャートに従い、再生箇所の算出を行い
(ステップS1108)、再開キーの入力待ち(ステッ
プS1109)となる。再生中に、停止キー割り込みが
あった場合(ステップS1110)、その時点で処理を
中止し、読み上げ位置は、文頭に戻される(ステップS
1111)。上記一実施形態においては、各機能を実現
するための電子メールプログラムが、予めシステム内部
に組み込まれて存在するものについて説明したが、これ
らの各機能を実現する電子メールプログラムは外部の記
憶媒体よりシステムにロードしても同様の動作を行わせ
ることができる。なお、外部の記憶媒体としては、CD
−ROM、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気デ
ィスク等のあらゆる媒体を用いることができる。また、
上記実施例では、メール本文に付加する情報として、効
果音及び画像を対象としたが、これに限定されるもので
はなく、それ以外の、例えば、日付、時刻情報などでも
よい。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、効果音の出力や画像の
表示を行うことで表現力の向上させることができ、しか
も一般のメールとの互換性を保つことが出来る。
【0046】更に、本発明によれば、メールの読み上げ
に変化をもたせ表現力を向上することが出来る。
【0047】更に、本発明によれば、任意の文章に対し
て声質を設定することで表現力を向上することが出来
る。
【0048】更に、本発明によれば、音楽を鳴らす際の
付加効果を細かく設定することが出来るため表現力が向
上する。
【0049】更に、本発明によれば、メールの読み上げ
中に画像の表示を行うことで添付画像を効果的に利用す
ることが出来る。
【0050】更に、本発明によれば、前記送信側端末装
置は、本文作成時に設定メニューにより本文内の効果音
の鳴音部、画像表示部を簡単に設定できる。
【0051】更に、本発明によれば、聞く必要のない部
分を読み飛ばすことで効率化を図ることができる。聞き
そびれた箇所を簡単に聞きなおすことができる。
【0052】更に、本発明によれば、読み直しの際、効
果音の出力および画像の表示して、確認することが出来
る。
【0053】更に、本発明によれば、読み直しの際、効
果音の出力および画像の表示を行わないことで煩わしさ
を取り除くことができる。
【0054】更に、本発明によれば、読み直しにおいて
も、音声と効果音の再生と画像の表示の間に同期を取る
ことが出来、効果音と画像を有効に使うことが出来る。
【0055】更に、本発明によれば、声質の設定をメー
ル作成毎に行う煩わしさがないとともに、これを元に必
要な部分のみを修正することが出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である電子メールシステムの
構成を示すブロック図である。
【図2】図1に記載された電子メールシステムの動作手
順を示すフローチャート図である。
【図3】図1に記載された電子メールシステムのメール
作成画面を示す図である。
【図4】図1中の声質設定処理を示すフローチャート
と、その設定画面の一例を示す図である。
【図5】図1中の効果音設定処理を示すフローチャート
と、その設定画面の一例を示す図である。
【図6】図1中の画像設定処理を示すフローチャート
と、その設定画面の一例を示す図である。
【図7】設定ファイルのデータ構造の一例を示す図であ
る。
【図8】再生動作処理のうちの再生データテーブル作成
処理を示すフローチャート図である。
【図9】再生動作処理のうちの再生処理手順を示すフロ
ーチャート図である。
【図10】設定ファイルの検索によって作成された再生
データテーブルの一例を示す図である。
【図11】読み直し、読み飛ばし、一時停止、停止のキ
ー割り込みの動作を示すフローチャート図である。
【図12】図11中の再生箇所算出処理を示すフローチ
ャート図である。
【符号の説明】
101…制御部、102…ROM、103…RAM、1
04…キーボード、105…位置入力装置、106…音
声合成部、107…スピーカ、108…表示部。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メール本文と効果音および画像を含む情
    報からなる電子メールを送受信する電子メールシステム
    であって、前記電子メールを送信する送信側端末装置
    は、メール本文作成時にメール本文内の効果音の鳴音部
    分、画像表示部分を設定する手段と、メール本文内の効
    果音の鳴音部分・画像表示部分を記録した設定ファイル
    を作成する手段と、前記設定ファイルと効果音と画像を
    メール本文に添付して送信する手段を有し、前記電子メ
    ールを受信する受信側端末装置は、添付された設定ファ
    イルを基に、メール本文を読み上げ中に添付された効果
    音を出力する手段と、添付された画像を表示する手段
    と、メール本文読み上げ機能を有しない場合は、メール
    本文のみの閲覧を行う手段を有することを特徴とする電
    子メールシステム。
  2. 【請求項2】 前記設定ファイルは、本文作成時に、文
    章の任意の範囲に対してメール本文読み上げ時の速さを
    設定する手段を有することを特徴とする請求項1に記載
    の電子メールシステム。
  3. 【請求項3】 前記設定ファイルは、本文作成時に、一
    文字以上に対して、読み上げ時の声質を設定する手段
    と、読み上げ時の各種設定を行う手段を有することを特
    徴とする請求項1または請求項2に記載の電子メールシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 前記設定ファイルは、本文作成時に、効
    果音の種類を設定する手段と、効果音を鳴らす箇所を設
    定する手段と、音楽を鳴らす際の付加効果を設定する手
    段を有することを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の電子メールシステム。
  5. 【請求項5】 前記設定ファイルは、本文作成時に、表
    示する画像の種類を設定する手段と、画像を表示する箇
    所を設定する手段と、表示の際の付加効果を設定する手
    段を有することを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の電子メールシステム。
  6. 【請求項6】 前記送信側端末装置は、本文作成時に、
    設定メニューにより、本文内の効果音の鳴音部、画像表
    示部の設定をし、効果音の鳴音部、画像表示部を示す設
    定ファイルを作成する手段を有することを特徴とする請
    求項1または請求項2に記載の電子メールシステム。
  7. 【請求項7】 前記電子メールは、読み直し、読み飛ば
    し、停止、一時停止の際、設定ファイルに基づいて、効
    果音を出力する手段と、画像を表示する手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電子メ
    ールシステム。
  8. 【請求項8】 前記電子メールは、読み直しの際、効果
    音の出力および画像の表示を、再度行うことを指定する
    手段を有することを特徴とする請求項1または請求項2
    に記載の電子メールシステム。
  9. 【請求項9】 前記電子メールは、読み直しの際、効果
    音の出力および画像の表示を行わないことを指定する手
    段を有することを特徴とする請求項1または請求項2に
    記載の電子メールシステム。
  10. 【請求項10】 前記電子メールは、読み直しの際、読
    み上げを再開する文章の箇所に基づき、効果音の再生時
    刻と画像の表示時間を調整し、読み上げと効果音の再生
    ・画像の表示との同期をとる手段を有することを特徴と
    する請求項1または請求項2に記載の電子メールシステ
    ム。
  11. 【請求項11】 前記電子メールは、読み上げ時の声質
    をデフォルトの設定に基づき設定ファイルを作成・添付
    する手段を有することを特徴とする請求項1または請求
    項2に記載の電子メールシステム。
  12. 【請求項12】 請求項1乃至11のいずれか一項に記
    載の電子メールシステムをコンピュータに実行させるた
    めのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
    記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040015471A (ko) * 2002-08-13 2004-02-19 에스엘투(주) 이메일을 핸드폰 음성 메시지로 변환 전송하는 시스템 및방법
JP2011248508A (ja) * 2010-05-25 2011-12-08 Kyocera Corp 通信端末およびメール読み上げ方法

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