JP2001236205A - 情報処理装置および情報処理方法、ならびに情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

情報処理装置および情報処理方法、ならびに情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2001236205A
JP2001236205A JP2000046558A JP2000046558A JP2001236205A JP 2001236205 A JP2001236205 A JP 2001236205A JP 2000046558 A JP2000046558 A JP 2000046558A JP 2000046558 A JP2000046558 A JP 2000046558A JP 2001236205 A JP2001236205 A JP 2001236205A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 再生中の音声情報と、割込みで出力する音声
情報とを共に聴き取り可能に出力する。 【解決手段】 音声情報入力部13から入力された音楽
情報を音声情報制御部26で再生して、音声情報出力部
14より出力する。音楽情報の再生の間、通信入力部1
2で電子メールを受信すると、電子メール制御部24に
おいて音声の電子メール情報を生成する。音声情報出力
統合部27は、音声情報制御部26からの音楽情報と、
電子メール制御部24からの電子メール情報との統合す
る。この統合は、音楽情報を停止する位置、音楽情報を
再開する位置、電子メール情報出力中の音楽情報の音
量、音楽情報再開後の再生速度等の設定を組み合わせて
行う。また、電子メール情報には、着信音や着信メッセ
ージ、電子メールから抽出した音声データ、電子メール
から抽出したテキストデータを読み上げた音声データ等
が利用できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の音声情報の
出力制御を行う情報処理装置に関し、特に、電子メール
受信機能と音楽演奏機能とを備えて音声出力を行う情報
処理装置および情報処理方法、ならびに情報処理プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】近時、電子メールの爆発的な発展にとも
ない、音声を主な出力情報とする、電話、音楽再生機器
などでも電子メール機能が付属するようになってきてい
る。これらの機器では、ユーザはスピーカやヘッドホン
からの音声出力を主として用いる。したがって、利用者
は機器の表示を常に見ているわけではないため、電子メ
ールの着信メッセージが画面に表示されても、着信情報
を得られない場合がある。
【0003】そこで、電子メールの受信を表示を見るこ
となく知る方法として、音声、ビープ音、決められたメ
ロディ等を用いて、メール着信を通知する方法がある。
例えば、音楽再生機器において、音楽を聞いている時
に、音声、ビープ音、決められたメロディ等によってメ
ール着信を通知する場合を考える。
【0004】従来の技術では、電子メールアプリケーシ
ョンと音楽情報処理アプリケーションとは独立したアプ
リケーションとして存在している。そのため、スピーカ
などの出力デバイスが共用されていたとしても、一方の
アプリケーションが音声情報を出力している場合には、
他方のアプリケーションでは音声情報を出力できない場
合が多い。また、両方のアプリケーションから音声情報
を同時に出力できたとしても、制御が独立に行われるた
め、単純に音声データを合わせたものが出力されること
になり(図17)、場合によってはどちらの音声データ
も聞き取ることができないという問題がある。
【0005】また、異なる出力情報を制御して出力する
例として、公開特許公報「特開平5−189943号公
報(公開日:平成5年(1993)7月30日)」の
「マルチメディア装置」がある。この公報では、テレビ
ジョン再生部とコンパクトディスク再生部とを備えたマ
ルチメディア装置において、コンパクトディスク再生中
にテレビジョンのスイッチが入れられた場合には、テレ
ビジョンの画像とコンパクトディスクの音声とを出力す
る技術が開示されている。しかし、この公報の技術で
は、単に出力を切り替えるのみで、テレビジョンの音声
情報が欠落してしまうという問題がある。
【0006】また、ボイスメールの音声出力を制御する
例として、公開特許公報「特開平6−250815号公
報(公開日:平成6年(1994)9月9日)」の「ボ
イスメール端末」がある。この公報では、ボイスメール
の無音部を検出して文節や文の区切り位置を検出し、メ
ールの音声出力中に利用者から再生を要求された場合に
は、直前の無音部分の次の位置から出力を行う技術が開
示されている。
【0007】そして、放送データの音声出力を制御する
別の例として、公開特許公報「特開平9−74365号
公報(公開日:平成9年(1997)3月18日)」の
「FM多重受信機」がある。この公報では、FM多重受
信放送を利用して、曲の開始位置と終了位置とに付加情
報データを加えて放送されている曲を自動保存し、曲の
演奏開始後に利用者が録音を指示しても、曲の冒頭から
録音が可能な技術が開示されている。
【0008】しかし、上記のボイスメール端末やFM多
重受信機では、単一の出力情報(ボイスメール、放送デ
ータ)を制御するのみで、複数の出力を制御することは
できないという問題がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
構成では、音声を主な出力情報とする機器において、利
用者が音楽等の音声情報を聞いている際に電子メールの
着信メッセージ等の音声情報を出力する場合、両方の音
声情報が同時に聞こえて、利用者が判別できない場合が
ある。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、再生中の音声情報と、割
込みで出力する音声情報とを共に聴き取り可能に出力す
ることができる情報処理装置および情報処理方法、なら
びに情報処理プログラムを記録したコンピュータ読み取
り可能な記録媒体を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の情報処理装置
は、上記の課題を解決するために、第一音声情報を再生
する第一音声情報再生手段と、上記第一音声情報が再生
されている間に第二情報を取得する第二情報入力手段
と、上記第二情報に基づいて第二音声情報を生成する第
二音声情報生成手段と、上記の第一音声情報および第二
音声情報を統合して出力する出力音声生成手段と、を備
えていることを特徴としている。
【0012】上記の構成により、第二情報入力手段が第
二情報を取得すると、第二音声情報生成手段が第二情報
に基づいて第二音声情報を生成し、出力音声生成手段が
第一音声情報と第二音声情報とを統合して出力する。
【0013】よって、2つの音声情報、すなわち定常的
に再生される第一音声情報と、不定期に割り込みされる
第二音声情報とを統合して、共に聴き取り可能に同一の
音声出力装置に出力することが可能となる。したがっ
て、第一音声情報の再生中であっても、第二情報の取得
の報知や第二情報の内容などの第二情報に関する情報を
音声情報の形式で出力できる。
【0014】例えば、第一音声情報である音楽の演奏中
に、第二情報である電子メールが着信した場合、その電
子メールに関する音声データを第二音声情報として生成
し、音楽と統合して共に出力できる。それゆえ、利用者
は、音楽演奏に邪魔されることなく、電子メールの着信
メッセージを聞くことができる。
【0015】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記出力音声生成手段は、上記
第二情報入力手段が上記第二情報を取得すると同時に、
上記第一音声情報再生手段による上記第一音声情報の再
生を中断して、上記第二音声情報のみを出力するもので
あることを特徴としている。
【0016】上記の構成により、さらに、第二情報の取
得時に、第一音声情報の再生を停止して、第二音声情報
のみを出力することができる。よって、第二情報に関す
る第二音声情報を、再生中の第一音声情報に邪魔される
ことなく聞き取ることができる。
【0017】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合に、演奏中の曲を中断して電子メール着信を
知らせる音声情報を出力できる。それゆえ、利用者は、
電子メールの着信を知らせる音声情報を、音楽演奏に邪
魔されることなく聞くことができる。
【0018】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記第一音声情報には区切り位
置が付加されており、上記出力音声生成手段は、上記第
二情報入力手段が上記第二情報を取得すると、上記第一
音声情報再生手段による上記第一音声情報の再生を直後
の区切り位置まで行って中断し、その後、上記第二音声
情報のみを出力するものであることを特徴としている。
【0019】上記の構成により、さらに、第二情報の取
得時に、第一音声情報を区切りまで再生し、その後第二
音声情報のみを出力することができる。よって、第一音
声情報を中断されずに聞くことができるとともに、第二
情報に関する第二音声情報を、再生中の第一音声情報に
邪魔されることなく聞き取ることができる。
【0020】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合に、演奏中の曲の再生が終了した段階で電子
メール着信を知らせる音声情報を出力できる。それゆ
え、利用者は、演奏中の曲を中断されることなく聞き、
その後電子メールの着信を知らせる音声情報を音楽演奏
に邪魔されることなく聞くことができる。
【0021】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記出力音声生成手段は、上記
第二音声情報の出力終了後に、上記第一音声情報再生手
段による上記第一音声情報の再生を上記中断位置から再
開するものであることを特徴としている。
【0022】上記の構成により、さらに、第二情報の取
得時に直ちにあるいは直後の区切りで、第一音声情報の
再生を停止して、第二音声情報のみを出力し、その後第
一音声情報の再生を続行することができる。
【0023】よって、第一音声情報の再生を第二情報の
取得と同時に中断した場合、第二情報に関する第二音声
情報を、第二情報の取得時に直ちに、再生中の第一音声
情報に邪魔されることなく聞き取ることができるととも
に、その後、第一音声情報の続きを聞くことができる。
また、第一音声情報の再生を第二情報の取得直後の区切
り位置で中断した場合、第二情報に関する第二音声情報
を、第一音声情報を直後の区切りまで聞いた後、再生中
の第一音声情報に邪魔されることなく聞き取ることがで
きるとともに、その後、第一音声情報を区切りの冒頭か
ら聞くことができる。
【0024】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合に、演奏中の曲を直ちにあるいは直後の区切
りで中断して電子メールの着信を知らせる音声情報を出
力し、その後音楽演奏を中断位置から再開することがで
きる。それゆえ、利用者は、電子メールの着信を知らせ
る音声情報を音楽演奏に邪魔されることなく聞いた後
に、音楽演奏の残りを聞くことができる。
【0025】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記第一音声情報には区切り位
置が付加されており、上記出力音声生成手段は、上記第
二音声情報の出力終了後に、上記第一音声情報再生手段
による上記第一音声情報の再生を上記中断位置の直前の
区切り位置から再開するものであることを特徴としてい
る。
【0026】上記の構成により、さらに、第二情報の取
得時に、第一音声情報の再生を停止して、第二音声情報
のみを出力し、その後再生を中断した位置の直前の区切
り位置から第一音声情報を再生することができる。よっ
て、第二情報に関する第二音声情報を、第二情報の取得
時に直ちに、再生中の第一音声情報に邪魔されることな
く聞き取ることができるとともに、その後、第一音声情
報を中断位置の直前の区切り位置から聞き直すことがで
きる。
【0027】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合に、演奏中の曲を中断して電子メールの着信
を知らせる音声情報を出力し、その後音楽演奏を中断し
た曲の冒頭から再開することができる。それゆえ、利用
者は、電子メールの着信を知らせる音声情報を音楽演奏
に邪魔されることなく聞いた後に、中断された曲を最初
から聞き直すことができる。
【0028】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記出力音声生成手段は、上記
第二音声情報の出力終了後に、上記第一音声情報再生手
段による上記第一音声情報の再生を上記中断前の再生速
度よりも高速度で行うものであることを特徴としてい
る。
【0029】上記の構成により、さらに、第二情報の取
得時に直ちにあるいは直後の区切りで、第一音声情報の
再生を停止して、第二音声情報のみを出力し、その後第
一音声情報の再生を中断前の再生速度よりも高速度で続
行することができる。
【0030】よって、第一音声情報の再生を第二情報の
取得と同時に中断した場合、第二情報に関する第二音声
情報を、第二情報の取得時に直ちに、再生中の第一音声
情報に邪魔されることなく聞き取ることができるととも
に、その後、第一音声情報の続きを早回しで聞くことが
できる。また、第一音声情報の再生を第二情報の取得直
後の区切り位置で中断した場合、第二情報に関する第二
音声情報を、第一音声情報を直後の区切りまで聞いた
後、再生中の第一音声情報に邪魔されることなく聞き取
ることができるとともに、その後、第一音声情報を区切
りの冒頭から早回しで聞くことができる。
【0031】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合、演奏中の曲を直ちにあるいは直後の区切り
位置で中断して電子メールの着信を知らせる音声情報を
出力し、その後音楽演奏を中断位置から早回しで再開で
きる。それゆえ、利用者は、電子メールの着信を知らせ
る音声情報を音楽演奏に邪魔されることなく聞いた後
に、その音声情報を聞いたために遅れていた音楽情報
を、早回しで聞くことができる。
【0032】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記出力音声生成手段は、上記
第二音声情報を出力しなかった場合の上記第一音声情報
の出力に追いつくまで、上記第一音声情報再生手段によ
る上記第一音声情報の再生を上記高速度で行い、追いつ
いた時点から、上記中断前の再生速度で行うものである
ことを特徴としている。
【0033】上記の構成により、さらに、第二情報の取
得時に直ちにあるいは直後の区切りで、第一音声情報の
再生を停止して、第二音声情報のみを出力し、その後第
一音声情報の再生を中断前の再生速度よりも高速度で再
開し、当初の再生スケジュールに追いついた時点で中断
前の再生速度に戻すことができる。
【0034】よって、第一音声情報の再生を第二情報の
取得と同時に中断した場合、第二情報に関する第二音声
情報を、第二情報の取得時に直ちに、再生中の第一音声
情報に邪魔されることなく聞き取ることができるととも
に、その後、第一音声情報の続きを早回しで聞くことが
できる。また、第一音声情報の再生を第二情報の取得直
後の区切り位置で中断した場合、第二情報に関する第二
音声情報を、第一音声情報を直後の区切りまで聞いた
後、再生中の第一音声情報に邪魔されることなく聞き取
ることができるとともに、その後、第一音声情報を区切
りの冒頭から早回しで聞くことができる。さらに、上記
第二音声情報を出力しなかった場合の上記第一音声情報
の出力に追いついた時点で、中断前の再生速度に戻すこ
とで、早回しの期間を第二音声情報を聞いたために遅れ
た分を取り戻す期間に限定することができる。
【0035】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合、演奏中の曲を直ちにあるいは直後の区切り
で中断して電子メール着信を知らせる音声情報を出力
し、その後音楽演奏を中断位置から早回しで再開でき
る。加えて、早回しでの再生を、中断が行われなかった
場合の演奏時間に追いついた時点で、標準速度での再生
に戻すことができる。それゆえ、利用者は、電子メール
の着信を知らせる音声情報を音楽演奏に邪魔されること
なく聞くことができるとともに、早回しの期間を音声情
報を聞いたために遅れた分を取り戻す期間に限定するこ
とができる。
【0036】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記出力音声生成手段は、上記
第二情報入力手段が上記第二情報を取得すると同時に、
上記第一音声情報の出力の音量を落として、上記第二音
声情報と合わせた音声情報を出力し、該第二音声情報の
出力が終了した時点で、上記第一音声情報の出力の音量
を元に戻すものであることを特徴としている。
【0037】上記の構成により、さらに、第二情報の取
得時に再生中の第一音声情報の音量を落とし、第一音声
情報と第二音声情報とを同時に出力し、第二音声情報の
出力終了時に第一音声情報の出力の音量を元に戻するこ
とが可能となる。よって、第二音声情報の出力中のみ第
一音声情報の音量を落とすため、第二音声情報を明瞭に
聞き取ることができるとともに、第一音声情報を中断な
く再生することができる。
【0038】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合、演奏中の曲の音量を落として電子メール着
信を知らせる音声情報を出力できる。それゆえ、利用者
は、音楽演奏を中断することなく電子メールの着信を知
らせる音声情報を、明瞭に聞くことができる。
【0039】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記第一音声情報には区切り位
置が付加されており、上記出力音声生成手段は、上記第
一音声情報再生手段による上記第一音声情報の再生を、
上記第二情報入力手段による上記第二情報の取得直後の
区切り位置まで行って中断し、上記第二音声情報の出力
が終了した時点で再開するものであることを特徴として
いる。
【0040】上記の構成により、さらに、第二情報の取
得時に再生中の第一音声情報の音量を落とし、第一音声
情報と第二音声情報とを同時に出力し、第一音声情報の
再生は直後の区切りで一旦停止し、第二音声情報の出力
終了時に第一音声情報の再生を音量を元に戻して再開す
ることが可能となる。よって、第二音声情報の出力中の
み第一音声情報の音量を落とすため、第二音声情報を明
瞭に聞き取ることができる。加えて、第一音声情報の直
後の区切り以降は第二音声情報のみが出力されるため、
より明瞭に聞き取ることができる。
【0041】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合、演奏中の曲の音量を落として電子メールの
着信を知らせる音声情報を出力するとともに、演奏中の
曲の演奏が終了した時点で音楽演奏を中断することがで
きる。それゆえ、曲の演奏を中断することなく電子メー
ルの着信を知らせる音声情報を明瞭に聞くことができ
る。また、演奏終了後には、電子メール着信を知らせる
音声情報をさらに明瞭に聞くことができる。
【0042】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記第一音声情報には区切り位
置が付加されており、上記出力音声生成手段は、上記第
二情報入力手段が上記第二情報を取得すると同時に、上
記第二音声情報の出力を開始するとともに、上記第一音
声情報再生手段による上記第一音声情報の再生を、上記
第二情報入力手段による上記第二情報の取得直後の区切
り位置まで行って中断し、かつ、上記第二音声情報の出
力が終了した時点で、上記第二情報の取得直前の区切り
位置から再開するものであることを特徴としている。
【0043】上記の構成により、さらに、第二情報の取
得時に、第一音声情報と第二音声情報とを同時に出力
し、第一音声情報の再生は直後の区切りで一旦停止し、
第二音声情報の出力終了時に第一音声情報の再生を直前
の区切り位置から再開することが可能となる。よって、
第二情報の取得後直ちに第二音声情報を聞くことができ
る。また、第一音声情報の直後の区切り以降は第二音声
情報のみが出力されるため、第二音声情報を明瞭に聞き
取ることができる。加えて、中断された第一音声情報を
直前の区切り位置から聞き直すことができる。
【0044】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合、演奏中の曲の演奏が終了するまでの間は音
楽演奏と電子メールの着信を知らせる音声情報との両方
を出力し、演奏中の曲の演奏が終了した後は、電子メー
ルの着信を知らせる音声情報のみを出力することができ
る。それゆえ、利用者は、曲の演奏を中断することなく
電子メールの着信を知らせる音声情報を聞くことがで
き、曲の演奏終了後には、この音声情報を明瞭に聞くこ
とができ、この音声情報の終了後には、曲を再度明瞭に
聞き直すことができる。
【0045】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記出力音声生成手段は、上記
第二情報入力手段が上記第二情報を取得した時点から上
記第二音声情報の出力が終了する時点まで、上記第一音
声情報の出力の音量を落とすものであることを特徴とし
ている。
【0046】上記の構成により、さらに、第二情報の取
得時に、第二情報の取得時点から第二音声情報の再生終
了時点まで、第一音声情報を音量を落として出力でき
る。よって、第一音声情報を直後の区切りまで中断なく
出力することができる。また、第二音声情報の出力中の
み第一音声情報の音量を落とすため、第二音声情報を明
瞭に聞き取ることができる。加えて、第一音声情報の直
後の区切り以降は第二音声情報のみが出力されるため、
より明瞭に聞き取ることができる。
【0047】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合、電子メールの着信から演奏中の曲の演奏が
終了するまでの間の音楽演奏を、音量を落として行うこ
とができる。それゆえ、利用者は、曲の演奏を中断され
ることなく、電子メールの着信を知らせる音声情報を明
瞭に聞くことができる。
【0048】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記出力音声生成手段は、複数
の出力チャンネルを有し、上記第二音声情報を出力する
際、上記出力チャンネルの少なくとも1つによって、上
記第二音声情報のみを出力するものであることを特徴と
している。
【0049】上記の構成により、さらに、第一音声情報
を複数の出力チャンネルを用いて再生している状態にお
いて、第二情報の取得時に、出力チャンネルの少なくと
も1つを第二音声情報のみを出力する専用チャンネルに
割り当てることができる。よって、第一音声情報および
第二音声情報を別々のチャンネルから出力することがで
きるため、それぞれを明瞭に聞き取り可能であるように
出力できる。
【0050】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合、ステレオ演奏中の曲をモノラルにしてR音
声(あるいはL音声)から出力するとともに、電子メー
ルの着信を知らせる音声情報をモノラルにしてL音声
(あるいはR音声)から出力して、2つの音声情報を合
わせてステレオ出力とすることができる。それゆえ、利
用者は、音楽演奏と電子メールの着信を知らせる音声情
報とが左右の音声から別々に出力されるため、明瞭に聞
き分けることができる。
【0051】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記出力音声生成手段は、上記
第二音声情報を出力する際、上記第二音声情報のみを出
力する上記出力チャンネルに割り当てられていた上記第
一音声情報を他の出力チャンネルの第一音声情報と合成
するものであることを特徴としている。
【0052】上記の構成により、さらに、第一音声情報
を複数の出力チャンネルを用いて再生している状態にお
いて、第二情報の取得時に、出力チャンネルの少なくと
も1つを第二音声情報のみを出力する専用チャンネルに
割り当てることができる。そして、第二音声情報の専用
チャンネルに割り当てられた出力チャンネルで出力する
はずであった第一音声情報を他の出力チャンネルの第一
音声情報と合成して出力できる。よって、第一音声情報
および第二音声情報を別々のチャンネルから出力するこ
とができるため、それぞれを明瞭に聞き取り可能である
ように出力できる。加えて、第二音声情報の出力中も、
すべての出力チャンネルの第一音声情報を出力すること
ができる。
【0053】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合、ステレオ演奏中の曲のR音声とL音声とを
モノラルに合成した音声をR音声(あるいはL音声)か
ら出力するとともに、電子メールの着信を知らせる音声
情報をモノラルにしてL音声(あるいはR音声)から出
力して、2つの音声情報を合わせてステレオ出力とする
ことができる。それゆえ、利用者は、音楽演奏と電子メ
ールの着信を知らせる音声情報とが左右の音声から別々
に出力されるため、明瞭に聞き分けることができる。ま
た、L音声あるいはR音声の片方では意味をなさない音
楽演奏であっても、モノラルに合成した音声を一方の音
声に出力するため、意味のある音楽情報を電子メール着
信を知らせる音声情報と同時に再生することができる。
【0054】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記第二情報入力手段が取得し
た上記第二情報から音声情報を取り出して、上記第二音
声情報を生成する音声情報抽出手段を備えていることを
特徴としている。
【0055】上記の構成により、さらに、第二情報の取
得時に、音声情報抽出手段が抽出した第二情報に含まれ
る音声情報を第二音声情報として出力できる。よって、
第二情報の内容の確認が容易となる。
【0056】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合、電子メールの着信を知らせるために、電子
メールに含まれる音声メッセージを直接出力することが
できる。それゆえ、利用者は、電子メールの内容を音声
情報によって容易に確認することができる。
【0057】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記第二情報入力手段が取得し
た上記第二情報からテキスト情報を取り出して読み上げ
ることにより、上記第二音声情報を生成する音声化処理
手段を備えていることを特徴としている。
【0058】上記の構成により、さらに、第二情報の取
得時に、音声化処理手段が抽出して音声化した第二情報
に含まれるテキスト情報を第二音声情報として出力でき
る。よって、テキスト情報で記載された第二情報の内容
の確認が容易となる。
【0059】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合、電子メールの着信を知らせるために、電子
メールに含まれるテキスト情報を音声情報に変換して出
力することができる。それゆえ、利用者は、テキスト情
報で記載されている電子メールの内容を音声情報によっ
て容易に確認することができる。
【0060】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記第二情報から取り出された
テキスト情報を翻訳する翻訳処理手段を備えていること
を特徴としている。
【0061】上記の構成により、さらに、第二情報の取
得時に、音声化処理手段が抽出した第二情報に含まれる
テキスト情報を、翻訳処理手段で翻訳することができ
る。よって、第二情報に含まれるテキスト情報を適当な
言語に変換して音声情報で出力できるため、第二情報の
内容の確認がより容易となる。
【0062】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合、電子メールの着信を知らせるために、電子
メールに含まれるテキスト情報を音声情報に変換して出
力することができる。この際、第二情報で使用されてい
る言語を判別し、利用者が使用している言語と異なる場
合には、利用者が使用する言語に翻訳した後、第二音声
情報に変換することができる。それゆえ、利用者は、使
用しない言語によるテキスト情報で記載されている電子
メールであっても、その内容を音声情報によって容易に
確認することができる。
【0063】本発明の情報処理装置は、上記の課題を解
決するために、さらに、上記第二情報入力手段が上記第
二情報として電子メールを受信するものであり、上記第
二音声情報生成手段が電子メールの着信を報知する第二
音声情報を生成するものであることを特徴としている。
【0064】上記の構成により、さらに、第一音声情報
の再生中に、第二情報である電子メールが着信した場
合、その電子メールの着信を知らせる効果音、メロデ
ィ、メッセージ等を第二音声情報として生成し、第一音
声情報と統合して出力することができる。よって、定常
的に再生される第一音声情報と、不定期に割り込みされ
る電子メール着信を報知する第二音声情報とを統合し
て、共に聴き取り可能に同一の音声出力装置に出力する
ことが可能となる。したがって、第一音声情報の再生中
であっても、電子メール着信の報知を音声情報の形式で
出力できる。
【0065】例えば、音楽演奏中に電子メールの着信が
あった場合、電子メールの着信を知らせるために、効果
音、メロディ、メッセージ等を生成し、演奏中の音楽と
統合して出力することができる。それゆえ、利用者は、
音楽演奏に邪魔されることなく、電子メールの着信メッ
セージを聞くことができる。
【0066】本発明の情報処理プログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記の課題を解
決するために、上記の情報処理装置を動作させる情報処
理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体であって、上記の各手段をコンピュータに実現さ
せるための情報処理プログラムを記録したコンピュータ
読み取り可能な記録媒体であることを特徴としている。
【0067】上記の構成により、上記情報処理装置の各
手段を実現するためのプログラムを記録することができ
る。したがって、上記情報処理プログラムを記録したコ
ンピュータ読み取り可能な記録媒体は、それが利用され
る情報処理装置とは独立して取引され、市場を流通させ
ることが可能となる。
【0068】本発明の情報処理方法は、上記の課題を解
決するために、第一音声情報を再生する第一音声情報再
生処理と、上記第一音声情報が再生されている間に第二
情報を取得する第二情報入力処理と、上記第二情報に基
づいて第二音声情報を生成する第二音声情報生成処理
と、上記の第一音声情報および第二音声情報を統合して
出力する出力音声生成処理と、を含んでいることを特徴
としている。
【0069】上記の方法により、第二情報入力処理にて
第二情報を取得すると、第二音声情報生成処理にて第二
情報に基づいて第二音声情報を生成し、出力音声生成処
理にて第一音声情報と第二音声情報とを統合して出力す
る。
【0070】よって、2つの音声情報、すなわち定常的
に再生される第一音声情報と、不定期に割り込みされる
第二音声情報とを統合して、共に聴き取り可能に同一の
音声出力装置に出力することが可能となる。したがっ
て、第一音声情報の再生中であっても、第二情報の取得
の報知や第二情報の内容などの第二情報に関する情報を
音声情報の形式で出力できる。
【0071】例えば、第一音声情報である音楽の演奏中
に、第二情報である電子メールが着信した場合、その電
子メールに関する音声データを第二音声情報として生成
し、音楽と統合して共に出力できる。それゆえ、利用者
は、音楽演奏に邪魔されることなく、電子メールの着信
メッセージを聞くことができる。
【0072】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕以下の実施の形
態1〜12に係る情報処理装置10は、図1に示すよう
に、音声情報入力部13から入力された音楽情報を音声
情報制御部26で再生して、音声情報出力部14より出
力するものである。そして、音楽情報の再生の間、通信
入力部12で電子メールを受信して、そのことを利用者
に音声情報として報知する必要が生じると、電子メール
制御部24において音声情報である電子メール情報を生
成する。音声情報制御部26からの音楽情報と、電子メ
ール制御部24からの電子メール情報とは、音声情報出
力統合部27において統合される。この統合は、音楽情
報を停止する位置、音楽情報を再開する位置、電子メー
ル情報出力中の音楽情報の音量、音楽情報再開後の再生
速度等の設定を組み合わせて行う。また、電子メール情
報には、着信音や着信メッセージ、電子メールから抽出
した音声データ、電子メールから抽出したテキストデー
タを読み上げた音声データ等を利用できる。これによ
り、上記情報処理装置10は、再生中の音声情報と、割
込みで出力する音声情報とを共に聴き取り可能に出力す
ることができる。
【0073】図1は、上記情報処理装置10の構成の概
略を示す機能ブロック図である。
【0074】上記情報処理装置10は、情報処理部1
1、通信入力部(第二情報入力手段)12、音声情報入
力部13、音声情報出力部14を備えて構成されてい
る。
【0075】上記通信入力部12は、通信ネットワーク
に接続されており、情報処理装置10の外部とデータ通
信を行い、情報処理部11に電子メール等のデータ(第
二情報)を入力する。具体的には、通信入力部12は、
モデム、LAN、接続ケーブルなどの有線通信や、電
波、赤外線、携帯電話、PHSなどの無線通信などの通
信装置によって構成されている。
【0076】上記音声情報入力部13は、音楽などの音
声情報を取得して情報処理部11に入力する。具体的に
は、音声情報入力部13は、記録担体に記録された音声
データを読み取る読取装置、放送された音声データを取
得する放送受信装置、通信された音声データを受け取る
通信装置などで構成されている。なお、音声情報入力部
13は、必ずしも情報処理装置10の外部にある必要は
なく、情報処理装置10の内部のメモリなどで構成され
ていてもよい。
【0077】また、入力される音声データは、音楽に限
らず、広く音声データが利用できる。さらに、放送され
た音声データとしては、テレビやラジオ放送、無線局か
らの電波、有線放送、ネットワークを利用した放送など
によって入力される音声データが考えられる。通信され
た音声データとしては、モデム、LAN、接続ケーブル
などの有線通信や、電波、赤外線、携帯電話、PHSな
どの無線通信などによる入力がある。
【0078】上記音声情報出力部14は、情報処理部1
1で処理された音声データを情報処理装置10の外部へ
出力する。具体的には、音声情報出力部14は、スピー
カやヘッドホンなどによって構成される。なお、音声デ
ータは、通信を介して他の情報処理装置へ出力してもよ
いし、何らかの記録担体に記録してもよい。
【0079】上記情報処理部11は、情報処理装置10
での情報処理を行う。そして、情報処理部11は、通信
入力処理部21、電子メール処理部22、電子メール保
持部23、電子メール制御部(第二音声情報生成手段)
24、音声情報入力処理部25、音声情報制御部(第一
音声情報再生手段)26、音声情報出力統合部(出力音
声生成手段)27、音声情報出力処理部28を備えて構
成されている。さらに、情報処理部11は、着信メッセ
ージ処理部31、音声情報抽出部(音声情報抽出手段)
34、音声化処理部(音声化処理手段)32、翻訳処理
部(翻訳処理手段)33が必要に応じて付加される。具
体的には、情報処理部11は、メモリ上の所定プログラ
ムをCPU(central processing unit )等が実行する
ことにより実現された上記の各部位を連係することによ
って構成される。
【0080】上記通信入力処理部21は、通信入力部1
2に接続され、情報処理装置10の外部からの通信デー
タを入力する。
【0081】上記電子メール処理部22は、通信入力処
理部21で受信したデータから電子メール情報を取り出
す。このとき、電子メール処理部22は、受信した電子
メールをすぐに処理できない場合、電子メール保持部2
3に一旦保持する。
【0082】上記電子メール制御部24は、電子メール
の処理のうち音声データ(第二音声情報)の出力処理を
制御する。電子メールの音声出力処理には、いくつかの
方法が考えられる。
【0083】第一に、電子メールそのものを出力するの
ではなく、着信を知らせる音声データを出力する方法が
ある。この場合の出力データとしては、ビープ音などの
着信音であってもよいし、音声メッセージ(「メールが
到着しました」など)であってもよい。データベース上
のアドレス帳と連動して、差出人アドレスから差出人を
特定し、誰からのメールであるかを音声メッセージで流
してもよい(「○○さんからのメールが到着しました」
など)。なお、着信を知らせる音声データは、上記着信
メッセージ処理部31にて作成される。
【0084】第二に、電子メールに含まれる音声データ
を出力する方法がある。上記音声情報抽出部34にて、
電子メールに添付されたファイルから音声ファイルを検
出して取り出し、これを出力音声データとする。ここ
で、電子メールに複数の音声ファイルが含まれる場合、
音声ファイルを格納順にすべて出力してもよいし、あら
かじめ定められた音声ファイル(先頭のファイルや最後
のファイルなど)のみを出力してもよい。
【0085】第三に、電子メールで送られてきたテキス
ト情報を音声化する方法がある。上記音声化処理部32
にて、電子メールからテキスト情報を取りだし、音声情
報に変換する(読みあげる)。このとき、上記翻訳処理
部33を介することにより、例えば英語で書かれたテキ
スト情報を日本語に変換し、日本語で読みあげる処理も
可能である。
【0086】なお、電子メール制御部24の制御によ
り、上記の方法を組み合わせて実行することができる。
また、ディスプレイのない携帯型機器等で電子メールの
着信のみ、あるいは、タイトルや概要のみを聞いた後、
ディスプレイを備えたパーソナルコンピュータ等で電子
メールの全文を読み直すこともできる。このように、上
記情報処理装置10はディスプレイのない機器にも適用
可能である。また、翻訳処理部33を用いてテキスト情
報を翻訳して出力する際、翻訳前のテキスト情報と翻訳
後のテキスト情報とをL音声とR音声とで同時に出力し
たり、あるいは、翻訳後の音声再生につづいて翻訳前の
音声再生を出力することもできる。これにより、慣れな
い言語による音声がいきなり流れてきても聴き取れない
が、同時にあるいはあらかじめ日本語に翻訳した音声を
出力することにより、概要が分かり聴き取り易くなる。
【0087】上記音声情報入力処理部25は、音声情報
入力部13に接続され、音楽などの音声情報を入力す
る。
【0088】上記音声情報制御部26は、音声情報入力
処理部25にて入力された音声データを出力用の音声デ
ータ(第一音声情報)に再生(調整)する。
【0089】上記音声情報出力統合部27は、電子メー
ル制御部24からの音声データと、音声情報制御部26
からの音声データとを受け取り、各種の出力制御を行
う。この出力制御には、電子メール制御部24および音
声情報制御部26に対する制御も含まれる。なお、この
出力制御に関しては、後に詳細に説明する。
【0090】上記音声情報出力処理部28は、音声情報
出力統合部27から出力制御されて統合された音声デー
タを受け取り、接続されている音声情報出力部14から
出力する。
【0091】つぎに、図2を参照して、上記情報処理装
置10の処理フローを説明する。なお、以下の説明では
音声情報入力部13から音楽情報が入力される場合につ
いて説明する。
【0092】ステップS1では、音楽情報が音声情報入
力処理部25から入力され、音声情報制御部26で処理
されて、音声情報出力統合部27に渡される。
【0093】ステップS2(第一音声情報再生処理)で
は、音声情報出力統合部27に対して電子メール制御部
24からの指示がない状態では、音声情報制御部26か
らの入力がそのまま音声情報出力処理部28に渡され、
音楽情報の再生が行われる。
【0094】ステップS3(第二情報入力処理)では、
音楽情報の再生の間、電子メールの着信を監視する。電
子メールの着信は、通信入力処理部21から受けた通信
データを電子メール処理部22において解析して検出す
る。そして、電子メールの着信がない場合(NO)には
ステップS7へ、着信がある場合(YES)にはステッ
プS4へそれぞれ進む。
【0095】ここで、ステップS4(第二音声情報生成
処理)では、ステップS3で電子メールの着信が検出さ
れた場合、電子メール制御部24において電子メールに
関する出力情報を作成して、音声情報出力統合部27へ
渡す。具体的には、電子メール処理部22から直接渡さ
れたデータあるいは電子メール保持部23に一旦蓄積さ
れたデータを基に、加工を施す。
【0096】具体的な加工としては、例えば着信メッセ
ージ処理部31において着信音や着信メロディー、ある
いは発信者名を含む着信メッセージ等の音声情報を生成
する。また、音声情報抽出部34において、電子メール
から音声情報を取り出して、音声情報を生成する。ま
た、音声化処理部32において、電子メールに含まれる
テキストデータを読みあげて音声情報とする。このと
き、翻訳処理部33において、例えば英語から日本語へ
の翻訳などの処理を行ってもよい。
【0097】ステップS5(出力音声生成処理)では、
音声情報出力統合部27において、音声情報制御部26
から渡される音楽情報と、電子メール制御部24から渡
される電子メールに関する出力情報との統合処理を行
う。なお、この音声出力の統合処理に関しては、後に詳
細に説明する。
【0098】ステップS6では、ステップS5で統合さ
れた音声出力情報を、音声情報出力処理部28において
音声データとして出力する。そして、電子メールに関す
る音声情報の出力が終わった段階で、ステップS7に進
む。
【0099】つづいて、ステップS7において、音声情
報入力部13から入力された音楽情報の出力が終了した
か否かを判断し、音楽情報の出力が終了した場合(YE
S)には処理を終了する。一方、音楽情報の出力が終了
していない場合(NO)には、ステップS2に戻って音
楽情報の再生処理を続行する。このとき、別の電子メー
ルの着信があった場合には、電子メールに関する出力情
報との統合処理を同様に行う(S3〜S6)。
【0100】ここで、図1から図3を参照しながら、本
発明の一実施の形態に係る情報処理装置10(図1)の
音声情報出力統合部27において行われる、音声情報制
御部26から渡される音声データと、電子メール制御部
24から渡される電子メールに関する出力情報との統合
処理(図2のS5)による出力制御の例について説明す
る。
【0101】本実施の形態に係る情報処理装置10は、
電子メール到着時に、再生中の音楽情報を停止して、電
子メールに関する音声情報を出力する。
【0102】すなわち、図3に示すように、音楽情報と
して「曲1,曲2,曲3」を連続して再生するスケジュ
ールであったのに対して、「曲1」の再生中に電子メー
ルが到着した場合、「曲1」の再生を停止し、電子メー
ルに関する音声情報を出力する。なお、再生のスケジュ
ールおよび停止位置を記憶することにより、電子メール
に関する音声情報の出力終了後、ユーザの指示により、
「曲1」の停止位置または「曲1」の冒頭から「曲1,
曲2,曲3」の連続再生を再開することができる。
【0103】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置によれば、音楽演奏中に電子メール着信があった
場合に、演奏中の曲を中断して電子メール着信を知らせ
る音声情報を出力することができる。これにより、電子
メールの着信を知らせる音声情報を音楽演奏に邪魔され
ることなく聞くことができる。
【0104】〔実施の形態2〕本発明の他の実施の形態
について図1,図2,図4に基づいて説明すれば、以下
のとおりである。なお、説明の便宜上、前記の実施の形
態1において示した部材と同一の機能を有する部材に
は、同一の符号を付し、その説明を省略する。また、前
記の実施の形態1において定義した用語については、特
に断らない限り本実施の形態においてもその定義に則っ
て用いるものとする。
【0105】図1,図2,図4を参照しながら、本実施
の形態に係る情報処理装置10(図1)の音声情報出力
統合部27において行われる、音声情報制御部26から
渡される音声データと、電子メール制御部24から渡さ
れる電子メールに関する出力情報との統合処理(図2の
S5)による出力制御の例について説明する。なお、電
子メール到着時に出力する音声データについては前述の
とおりである。
【0106】本実施の形態に係る情報処理装置10は、
電子メール到着時に、再生中の音楽情報を停止して電子
メールに関する音声情報を出力し、その後音楽情報の再
生を続行する。
【0107】すなわち、図4に示すように、音楽情報と
して「曲1,曲2,曲3」を連続して再生するスケジュ
ールであったのに対して、「曲1」の再生中に電子メー
ルが到着した場合、「曲1」の再生を停止し、電子メー
ルに関する音声情報を出力する。そして、電子メールに
関する音声情報の出力終了後に、「曲1」の残りの部分
を再生し、つづいて「曲2,曲3」を再生する。
【0108】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置によれば、音楽演奏中に電子メール着信があった
場合に、演奏中の曲を中断して電子メール着信を知らせ
る音声情報を出力し、その後音楽演奏を中断位置から再
開することができる。これにより、電子メールの着信を
知らせる音声情報を音楽演奏に邪魔されることなく聞い
た後に、音楽演奏の残りを聞くことができる。
【0109】〔実施の形態3〕本発明のさらに他の実施
の形態について図1,図2,図5に基づいて説明すれ
ば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記の
実施の形態1において示した部材と同一の機能を有する
部材には、同一の符号を付し、その説明を省略する。ま
た、前記の実施の形態1において定義した用語について
は、特に断らない限り本実施の形態においてもその定義
に則って用いるものとする。
【0110】図1,図2,図5を参照しながら、本実施
の形態に係る情報処理装置10(図1)の音声情報出力
統合部27において行われる、音声情報制御部26から
渡される音声データと、電子メール制御部24から渡さ
れる電子メールに関する出力情報との統合処理(図2の
S5)による出力制御の例について説明する。なお、電
子メール到着時に出力する音声データについては前述の
とおりである。
【0111】本実施の形態に係る情報処理装置10は、
電子メール到着時に、再生中の音楽情報を停止して電子
メールに関する音声情報を出力し、その後演奏停止した
曲の冒頭から音楽情報の再生を続行する。
【0112】すなわち、図5に示すように、音楽情報と
して「曲1,曲2,曲3」を連続して再生するスケジュ
ールであったのに対して、「曲1」の再生中に電子メー
ルが到着した場合、「曲1」の再生を停止し、電子メー
ルに関する音声情報を出力する。そして、電子メールに
関する音声情報の出力終了後に、巻き戻して再び「曲
1」の冒頭から再生し、つづいて「曲2,曲3」を再生
する。
【0113】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置によれば、音楽演奏中に電子メール着信があった
場合に、演奏中の曲を中断して電子メール着信を知らせ
る音声情報を出力し、その後音楽演奏を中断した曲の冒
頭から再開することができる。これにより、電子メール
着信を知らせる音声情報を音楽演奏に邪魔されることな
く聞いた後に、中断された曲を最初から聞き直すことが
できる。
【0114】〔実施の形態4〕本発明のさらに他の実施
の形態について図1,図2,図6に基づいて説明すれ
ば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記の
実施の形態1において示した部材と同一の機能を有する
部材には、同一の符号を付し、その説明を省略する。ま
た、前記の実施の形態1において定義した用語について
は、特に断らない限り本実施の形態においてもその定義
に則って用いるものとする。
【0115】図1,図2,図6を参照しながら、本実施
の形態に係る情報処理装置10(図1)の音声情報出力
統合部27において行われる、音声情報制御部26から
渡される音声データと、電子メール制御部24から渡さ
れる電子メールに関する出力情報との統合処理(図2の
S5)による出力制御の例について説明する。なお、電
子メール到着時に出力する音声データについては前述の
とおりである。
【0116】本実施の形態に係る情報処理装置10は、
電子メール到着時に、再生中の音楽情報を区切りまで再
生し、その後電子メールに関する音声情報を出力する。
【0117】すなわち、図6に示すように、音楽情報と
して「曲1,曲2,曲3」を連続して再生するスケジュ
ールであったのに対して、「曲1」の再生中に電子メー
ルが到着した場合、「曲1」の再生を中断せずに最後ま
で行い、「曲1」の再生終了後に電子メールに関する音
声情報を出力する。なお、再生のスケジュールおよび停
止位置を記憶することにより、電子メールに関する音声
情報の出力終了後、ユーザの指示により、「曲2,曲
3」の連続再生を再開することができる。
【0118】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置によれば、音楽演奏中に電子メール着信があった
場合に、演奏中の曲の再生が終了した段階で電子メール
着信を知らせる音声情報を出力することができる。これ
により、中断されることなく演奏中の曲を聞き、その後
電子メール着信を知らせる音声情報を音楽演奏に邪魔さ
れることなく聞くことができる。
【0119】〔実施の形態5〕本発明のさらに他の実施
の形態について図1,図2,図7に基づいて説明すれ
ば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記の
実施の形態1において示した部材と同一の機能を有する
部材には、同一の符号を付し、その説明を省略する。ま
た、前記の実施の形態1において定義した用語について
は、特に断らない限り本実施の形態においてもその定義
に則って用いるものとする。
【0120】図1,図2,図7を参照しながら、本実施
の形態に係る情報処理装置10(図1)の音声情報出力
統合部27において行われる、音声情報制御部26から
渡される音声データと、電子メール制御部24から渡さ
れる電子メールに関する出力情報との統合処理(図2の
S5)による出力制御の例について説明する。なお、電
子メール到着時に出力する音声データについては前述の
とおりである。
【0121】本実施の形態に係る情報処理装置10は、
電子メール到着時に、再生中の音楽情報を区切りまで再
生し、その後電子メールに関する音声情報を出力し、さ
らにその後音楽情報の再生を続行する。
【0122】すなわち、図7に示すように、音楽情報と
して「曲1,曲2,曲3」を連続して再生するスケジュ
ールであったのに対して、「曲1」の再生中に電子メー
ルが到着した場合、「曲1」の再生を中断せずに最後ま
で行い、「曲1」の再生終了後に電子メールに関する音
声情報を出力する。さらに、電子メールに関する音声情
報を出力した後に、残った「曲2,曲3」の再生を行
う。
【0123】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置によれば、音楽演奏中に電子メール着信があった
場合、演奏中の曲の再生が終了した後に電子メール着信
を知らせる音声情報を出力し、その後音楽演奏を次の曲
から再開することができる。これにより、中断されるこ
となく演奏中の曲を聞き、その後電子メール着信を知ら
せる音声情報を音楽演奏に邪魔されることなく聞いた後
に、音楽演奏の残りを聞くことができる。
【0124】〔実施の形態6〕本発明のさらに他の実施
の形態について図1,図2,図8,図9に基づいて説明
すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前
記の実施の形態1において示した部材と同一の機能を有
する部材には、同一の符号を付し、その説明を省略す
る。また、前記の実施の形態1において定義した用語に
ついては、特に断らない限り本実施の形態においてもそ
の定義に則って用いるものとする。
【0125】図1,図2,図8および図9を参照しなが
ら、本実施の形態に係る情報処理装置10(図1)の音
声情報出力統合部27において行われる、音声情報制御
部26から渡される音声データと、電子メール制御部2
4から渡される電子メールに関する出力情報との統合処
理(図2のS5)による出力制御の例について説明す
る。図8は電子メール到着時に再生中の音楽情報を直ち
に停止する場合であり、図9は電子メール到着時に再生
中の音楽情報を直後の区切りまで再生して停止する場合
である。なお、電子メール到着時に出力する音声データ
については前述のとおりである。
【0126】本実施の形態に係る情報処理装置10は、
電子メール到着時に、再生中の音楽情報を停止して電子
メールに関する音声情報を出力し、その後音楽情報の再
生を早回しにて続行する。
【0127】すなわち、図8に示すように、音楽情報と
して「曲1,曲2,曲3」を連続して再生するスケジュ
ールであったのに対して、「曲1」の再生中に電子メー
ルが到着した場合、「曲1」の再生を停止し、電子メー
ルに関する音声情報を出力する。そして、電子メールに
関する音声情報を出力した後、「曲1」の残りの部分を
早回しにて再生し、つづいて、「曲2、曲3」を早回し
にて再生する。なお、早回しの速度については、2倍
速、3倍速、1.5倍速など任意に設定することができ
る。
【0128】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置によれば、音楽演奏中に電子メール着信があった
場合、演奏中の曲を中断して電子メール着信を知らせる
音声情報を出力し、その後音楽演奏を中断位置から早回
しで再開することができる。これにより、電子メール着
信を知らせる音声情報を音楽演奏に邪魔されることなく
聞いた後に、その音声情報を聞いたために遅れた音楽情
報を、早回しで聞くことができる。
【0129】また、本実施の形態に係る情報処理装置1
0は、電子メール到着時に、再生中の音楽情報を区切り
まで再生し、その後電子メールに関する音声情報を出力
し、さらにその後音楽情報の再生を早回しにて続行する
こともできる。
【0130】すなわち、図9に示すように、音楽情報と
して「曲1,曲2,曲3」を連続して再生するスケジュ
ールであったのに対して、「曲1」の再生中に電子メー
ルが到着した場合、「曲1」の再生を中断せずに最後ま
で行った後、電子メールに関する音声情報を出力する。
そして、電子メールに関する音声情報を出力した後、
「曲2,曲3」を早回しにて再生する。
【0131】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置によれば、音楽演奏中に電子メール着信があった
場合、演奏中の曲を中断せずに区切りまで再生し、その
後電子メール着信を知らせる音声情報を出力し、さらに
その後音楽情報の再生を早回しで再開することができ
る。これにより、電子メール着信を知らせる音声情報を
音楽演奏に邪魔されることなく聞いた後に、その音声情
報を聞いたために遅れた音楽情報を、早回しで聞くこと
ができる。
【0132】〔実施の形態7〕本発明のさらに他の実施
の形態について図1,図2,図10,図11に基づいて
説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜
上、前記の実施の形態1において示した部材と同一の機
能を有する部材には、同一の符号を付し、その説明を省
略する。また、前記の実施の形態1において定義した用
語については、特に断らない限り本実施の形態において
もその定義に則って用いるものとする。
【0133】本実施の形態は、前記の実施の形態6と同
様に、電子メール到着時に、再生中の音楽情報を停止ま
たは区切りまで再生して停止し、電子メール情報を出力
後、早回しで再生することに加えて、当初の演奏予定に
追いついた時点で標準再生に戻して再生する。
【0134】図1,図2,図10および図11を参照し
ながら、本実施の形態に係る情報処理装置10(図1)
の音声情報出力統合部27において行われる、音声情報
制御部26から渡される音声データと、電子メール制御
部24から渡される電子メールに関する出力情報との統
合処理(図2のS5)による出力制御の例について説明
する。図10は電子メール到着時に再生中の音楽情報を
直ちに停止する場合であり、図11は電子メール到着時
に再生中の音楽情報を直後の区切りまで再生して停止す
る場合である。なお、電子メール到着時に出力する音声
データについては前述のとおりである。
【0135】本実施の形態に係る情報処理装置10は、
電子メール到着時に、再生中の音楽情報を停止して電子
メールに関する音声情報を出力し、その後音楽情報の再
生を早回しにて行い、当初の再生スケジュールに追いつ
いた時点で標準速度の再生に戻る。
【0136】すなわち、図10に示すように、音楽情報
として「曲1,曲2,曲3」を連続して再生するスケジ
ュールであったのに対して、「曲1」の再生中に電子メ
ールが到着した場合、「曲1」の再生を停止し、電子メ
ールに関する音声情報を出力する。そして、電子メール
に関する音声情報を出力した後、「曲1」の残りの部分
を早回しにて再生し、つづいて、「曲2、曲3」を早回
しにて再生する。このとき、「曲3」の早回し再生中
に、当初予定していた「曲1,曲2,曲3」の連続再生
のスケジュールに追いついてしまう。そこで、当初の連
続再生のスケジュールに追いついた時点から、早回しか
ら標準速度に変えて再生を行う。よって、「曲3」は、
前半は早回しで、後半は標準速度にて再生が行われる。
なお、早回しの速度については、2倍速、3倍速、1.
5倍速など任意に設定することができる。
【0137】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置によれば、音楽演奏中に電子メール着信があった
場合、演奏中の曲を中断して電子メール着信を知らせる
音声情報を出力し、その後音楽演奏を中断位置から早回
しで再開することができる。加えて、早回しでの再生
を、中断が行われなかった場合の演奏時間に追いついた
時点で、標準速度での再生に戻すことができる。これに
より、電子メール着信を知らせる音声情報を音楽演奏に
邪魔されることなく聞くことができるとともに、早回し
の期間を音声情報を聞いたために遅れた分を取り戻す期
間に限定することができる。特に、音楽演奏が記録媒体
からの読み出しではなく、例えば放送などによって供給
される場合には、中断が行われなかった場合の演奏時間
を追い越しての早回しができないため、有効である。
【0138】また、本実施の形態に係る情報処理装置1
0は、電子メール到着時に、再生中の音楽情報を区切り
まで再生し、その後電子メールに関する音声情報を出力
し、さらにその後音楽情報の再生を早回しにて行い、当
初の再生スケジュールに追いついた時点で標準速度の再
生に戻る。
【0139】すなわち、図11に示すように、音楽情報
として「曲1,曲2,曲3」を連続して再生するスケジ
ュールであったのに対して、「曲1」の再生中に電子メ
ールが到着した場合、「曲1」の再生を中断せずに最後
まで行った後、電子メールに関する音声情報を出力す
る。そして、電子メールに関する音声情報を出力した
後、「曲2,曲3」を早回しにて再生する。このとき、
「曲3」の早回し再生中に、当初予定していた「曲1,
曲2,曲3」の連続再生のスケジュールに追いついてし
まう。そこで、当初の連続再生のスケジュールに追いつ
いた時点から、早回しから標準速度に変えて再生を行
う。よって、「曲3」は、前半は早回しで、後半は標準
速度にて再生が行われる。
【0140】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置によれば、音楽演奏中に電子メール着信があった
場合、演奏中の曲を中断せずに区切りまで再生し、その
後電子メール着信を知らせる音声情報を出力し、さらに
その後音楽情報の再生を早回しで再開することができ
る。加えて、早回しでの再生を、中断が行われなかった
場合の演奏時間に追いついた時点で、標準速度での再生
に戻すことができる。これにより、電子メール着信を知
らせる音声情報を音楽演奏に邪魔されることなく聞くこ
とができるとともに、早回しの期間を音声情報を聞いた
ために遅れた分を取り戻す期間に限定することができ
る。特に、音楽演奏が記録媒体からの読み出しではな
く、例えば放送などによって供給される場合には、中断
が行われなかった場合の演奏時間を追い越しての早回し
ができないため、有効である。
【0141】〔実施の形態8〕本発明のさらに他の実施
の形態について図1,図2,図12に基づいて説明すれ
ば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記の
実施の形態1において示した部材と同一の機能を有する
部材には、同一の符号を付し、その説明を省略する。ま
た、前記の実施の形態1において定義した用語について
は、特に断らない限り本実施の形態においてもその定義
に則って用いるものとする。
【0142】図1,図2,図12を参照しながら、本実
施の形態に係る情報処理装置10(図1)の音声情報出
力統合部27において行われる、音声情報制御部26か
ら渡される音声データと、電子メール制御部24から渡
される電子メールに関する出力情報との統合処理(図2
のS5)による出力制御の例について説明する。なお、
電子メール到着時に出力する音声データについては前述
のとおりである。
【0143】本実施の形態に係る情報処理装置10は、
電子メール到着時に、再生中の音楽情報のボリュームを
落として、再生中の音楽情報と電子メール情報とを同時
に出力する。
【0144】すなわち、図12に示すように、音楽情報
として「曲1,曲2,曲3」を連続して再生するスケジ
ュールであったのに対して、「曲1」の再生中に電子メ
ールが到着した場合、その時点で再生中の音楽情報のボ
リュームを落として、電子メールに関する音声情報を、
「曲1」の残りの部分と「曲2」の前半部分と同時に再
生する。このとき、再生中の音楽情報のボリュームは、
電子メールに関する音声情報と同時に出力されている状
態では、落とされたままである。そして、電子メールに
関する音声情報の出力が終了した時点で、音楽情報を再
生するボリュームは元に戻される。
【0145】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置によれば、音楽演奏中に電子メール着信があった
場合、演奏中の曲の音量を落として電子メール着信を知
らせる音声情報を出力することができる。これにより、
音楽演奏を中断することなく電子メール着信を知らせる
音声情報を、明瞭に聞くことができる。
【0146】〔実施の形態9〕本発明のさらに他の実施
の形態について図1,図2,図13に基づいて説明すれ
ば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記の
実施の形態1において示した部材と同一の機能を有する
部材には、同一の符号を付し、その説明を省略する。ま
た、前記の実施の形態1において定義した用語について
は、特に断らない限り本実施の形態においてもその定義
に則って用いるものとする。
【0147】図1,図2,図13を参照しながら、本実
施の形態に係る情報処理装置10(図1)の音声情報出
力統合部27において行われる、音声情報制御部26か
ら渡される音声データと、電子メール制御部24から渡
される電子メールに関する出力情報との統合処理(図2
のS5)による出力制御の例について説明する。なお、
電子メール到着時に出力する音声データについては前述
のとおりである。
【0148】本実施の形態に係る情報処理装置10は、
電子メール到着時に、再生中の音楽情報のボリュームを
落とし、電子メールに関する音声情報を同時に出力する
が、音楽情報の再生は区切りまでで一旦停止し、電子メ
ールに関する音声情報の出力終了後に音楽情報の再生を
続行する。
【0149】すなわち、図13に示すように、音楽情報
として「曲1,曲2,曲3」を連続して再生するスケジ
ュールであったのに対して、「曲1」の再生中に電子メ
ールが到着した場合、その時点で再生中の音楽情報のボ
リュームを落として、電子メールに関する音声情報を、
「曲1」の残りの部分と同時に再生する。そして、電子
メールに関する音声情報の再生中に「曲1」の再生が終
了すると、その時点で音楽情報の再生は一旦停止する。
その後、電子メールに関する音声情報の出力が終了した
時点で、「曲2,曲3」の再生を元のボリュームで開始
する。
【0150】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置によれば、音楽演奏中に電子メール着信があった
場合、演奏中の曲の音量を落として電子メール着信を知
らせる音声情報を出力するとともに、演奏中の曲の演奏
が終了した時点で音楽演奏を中断することができる。こ
れにより、曲の演奏を中断することなく電子メール着信
を知らせる音声情報を明瞭に聞くことができる。また、
演奏終了後には、電子メール着信を知らせる音声情報を
さらに明瞭に聞くことができる。
【0151】〔実施の形態10〕本発明のさらに他の実
施の形態について図1,図2,図14に基づいて説明す
れば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記
の実施の形態1において示した部材と同一の機能を有す
る部材には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
また、前記の実施の形態1において定義した用語につい
ては、特に断らない限り本実施の形態においてもその定
義に則って用いるものとする。
【0152】図1,図2,図14を参照しながら、本実
施の形態に係る情報処理装置10(図1)の音声情報出
力統合部27において行われる、音声情報制御部26か
ら渡される音声データと、電子メール制御部24から渡
される電子メールに関する出力情報との統合処理(図2
のS5)による出力制御の例について説明する。なお、
電子メール到着時に出力する音声データについては前述
のとおりである。
【0153】本実施の形態に係る情報処理装置10は、
電子メール到着時に、再生中の音楽情報のボリュームを
落とし、電子メールに関する音声情報を同時に出力する
が、音楽情報の再生は区切りまでで一旦停止し、電子メ
ールに関する音声情報の出力終了後、巻き戻して演奏停
止した曲の冒頭から音楽情報の再生を続行する。
【0154】すなわち、図14に示すように、音楽情報
として「曲1,曲2,曲3」を連続して再生するスケジ
ュールであったのに対して、「曲1」の再生中に電子メ
ールが到着した場合、その時点で再生中の音楽情報のボ
リュームを落として、電子メールに関する音声情報を、
「曲1」の残りの部分と同時に再生する。そして、電子
メールに関する音声情報の再生中に「曲1」の再生が終
了すると、その時点で音楽情報の再生は一旦停止する。
その後、電子メールに関する音声情報の出力が終了した
時点で、ボリュームを元に戻して再度「曲1」の再生を
開始し、つづけて「曲2,曲3」の再生を行う。
【0155】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置によれば、音楽演奏中に電子メール着信があった
場合、演奏中の曲の演奏が終了するまでの間は音楽演奏
と電子メール着信を知らせる音声情報との両方を出力
し、演奏中の曲の演奏が終了した後は、電子メール着信
を知らせる音声情報のみを出力することができる。これ
により、曲の演奏を中断することなく電子メール着信を
知らせる音声情報を聞くことができ、曲の演奏終了後に
は、電子メール着信を知らせる音声情報を明瞭に聞くこ
とができ、電子メール着信を知らせる音声情報の終了後
には、曲を再度明瞭に聞き直すことができる。
【0156】加えて、本実施の形態に係る情報処理装置
によれば、演奏中の曲の演奏が終了するまでの間の音楽
演奏を、音量を落として行うことができる。これによ
り、曲の演奏を中断することなく、電子メール着信を知
らせる音声情報を明瞭に聞くことができる。
【0157】〔実施の形態11〕本発明のさらに他の実
施の形態について図1,図2,図15に基づいて説明す
れば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記
の実施の形態1において示した部材と同一の機能を有す
る部材には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
また、前記の実施の形態1において定義した用語につい
ては、特に断らない限り本実施の形態においてもその定
義に則って用いるものとする。
【0158】図1,図2,図15を参照しながら、本実
施の形態に係る情報処理装置10(図1)の音声情報出
力統合部27において行われる、音声情報制御部26か
ら渡される音声データと、電子メール制御部24から渡
される電子メールに関する出力情報との統合処理(図2
のS5)による出力制御の例について説明する。なお、
電子メール到着時に出力する音声データについては前述
のとおりである。
【0159】本実施の形態に係る情報処理装置10は、
音楽情報をL音声およびR音声(出力チャンネル)によ
りステレオ再生している状態において、電子メール到着
時に、ステレオの一方の音声ではそのまま音楽情報を再
生し、他方の音声を用いて電子メールに関する音声情報
を出力する。
【0160】すなわち、図15に示すように、音楽情報
として「曲1,曲2,曲3」を連続して再生するスケジ
ュールであったのに対して、「曲1」の再生中に電子メ
ールが到着した場合、その時点で再生中の音楽情報のう
ち、例えばR音声での再生を中断し、R音声において電
子メールに関する音声情報を出力する。その間、L音声
では音楽情報の再生を続行する。そして、電子メールに
関する音声情報の出力が終了した時点からは、R音声で
も音楽情報を出力する。
【0161】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置によれば、音楽演奏中に電子メール着信があった
場合、ステレオ演奏中の曲をモノラルにし、電子メール
着信を知らせる音声情報もモノラルとし、合わせてステ
レオ出力とすることができる。これにより、音楽演奏と
電子メール着信を知らせる音声情報とを、左右の音声で
別々に出力するため、明瞭に聞き分けることができる。
特に、ヘッドホン等を使用した場合には、左右の耳で別
々に聞き分けることができる。
【0162】〔実施の形態12〕本発明のさらに他の実
施の形態について図1,図2,図16に基づいて説明す
れば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記
の実施の形態1において示した部材と同一の機能を有す
る部材には、同一の符号を付し、その説明を省略する。
また、前記の実施の形態1において定義した用語につい
ては、特に断らない限り本実施の形態においてもその定
義に則って用いるものとする。
【0163】図1,図2,図16を参照しながら、本実
施の形態に係る情報処理装置10(図1)の音声情報出
力統合部27において行われる、音声情報制御部26か
ら渡される音声データと、電子メール制御部24から渡
される電子メールに関する出力情報との統合処理(図2
のS5)による出力制御の例について説明する。なお、
電子メール到着時に出力する音声データについては、後
述する。
【0164】本実施の形態に係る情報処理装置10は、
L音声およびR音声によって音楽情報をステレオ再生し
ている状態において、電子メール到着時に、ステレオの
一方の音声では音楽情報のL・R音声を合成したモノラ
ル音声を再生し、他方の音声を用いて電子メールに関す
る音声情報を出力する。
【0165】すなわち、図16に示すように、音楽情報
として「曲1,曲2,曲3」を連続して再生するスケジ
ュールであったのに対して、「曲1」の再生中に電子メ
ールが到着した場合、その時点で再生中の音楽情報のう
ち、例えばR音声での再生を中断し、R音声において電
子メールに関する音声情報を出力する。その間、L音声
では、再生される音楽情報のL音声とR音声とを合成し
て得られたモノラル音声を出力する。そして、電子メー
ルに関する音声情報の出力が終了した時点からは、L音
声およびR音声によって音楽情報をステレオ出力する。
【0166】以上のように、本実施の形態に係る情報処
理装置によれば、音楽演奏中に電子メール着信があった
場合、ステレオ演奏中の曲をモノラルにし、電子メール
着信を知らせる音声情報もモノラルとし、合わせてステ
レオ出力とすることができる。これにより、音楽演奏と
電子メール着信を知らせる音声情報とを、左右の音声で
別々に出力するため、明瞭に聞き分けることができる。
特に、ヘッドホン等を使用した場合には、左右の耳で別
々に聞き分けることができる。
【0167】加えて、本実施の形態に係る情報処理装置
によれば、ステレオ演奏中の曲をモノラルにする過程
で、R音声とL音声とを合成した音声をモノラル音声と
することができる。これにより、例えばL音声とR音声
の片方では意味をなさない音楽演奏であっても、モノラ
ルに合成した音声を一方の音声に出力するため、意味の
ある音楽情報を電子メール着信を知らせる音声情報と同
時に再生することができる。
【0168】上述のように、本発明に係る情報処理装置
は、2つの音声情報を同一の出力装置を用いて出力しな
ければならない場合に、統合して出力することができ
る。よって、2つの音声情報を統合せずに出力すると、
2つの音声情報とが同時に聞こえて、利用者が一方ある
いは両方の情報を聞きのがしてしまう状況においても、
2つの音声情報とも利用者に理解できるように出力する
ことが可能である。
【0169】これにより、本発明に係る情報処理装置
は、音声情報を再生中に電子メールが着信した場合に、
電子メールに関する音声情報を音楽情報と統合して出力
することによって、表示装置を用いることなく、電子メ
ール着信を音声情報を用いて利用者に報知できる。
【0170】なお、上記の各実施の形態は本発明の範囲
を限定するものではなく、本発明の範囲内で種々の変更
が可能である。
【0171】上記の各実施の形態では、音楽情報の再生
中に電子メールに関する情報を出力する場合について説
明した。しかし、本発明は、単に電子メール受信機能と
音楽演奏機能とを備えた音声出力をもつ情報処理装置に
限定されず、2つの音声情報の出力制御を行う情報処理
装置に広く適用可能である。
【0172】音声情報入力部13より入力される音声情
報(第一音声情報)は、定常的に再生されるものであれ
ばよく、例えば、音楽情報の代わりにラジオ放送を利用
することもできる。本発明に係る情報処理装置10によ
れば、ラジオを聞きながら自動車を運転している状況で
電子メールを受信した場合でも、電子メールに関する着
信メッセージ等の情報とラジオ放送とを統合して出力す
ることができる。
【0173】また、電子メール制御部24で生成される
音声情報(第二音声情報)は、不定期に割り込んで出力
するものであればよく、例えば、電子メールに関する音
声情報の代わりに渋滞情報などのラジオ放送も利用でき
る。よって、ラジオ放送の音楽番組に、別チャンネルの
渋滞情報を割り込ませて出力することもできる。さら
に、割り込ませて出力する音声情報は、電子メールやラ
ジオ放送等の外部から入力される情報だけでなく、情報
処理装置10の内部の情報に基づいても生成できる。
【0174】また、音楽情報と電子メールに関する音声
情報とを統合する方法(モード)は、音声情報出力統合
部27の制御により適宜切り換えることができる。例え
ば、音楽情報を直後の区切りまで再生した後に電子メー
ル情報を出力するモード(図7)に設定された状態にお
いて、電子メールの着信時に再生中の曲の残余時間が長
いと判定された場合、電子メールの着信後直ちに音楽情
報の音量を落として電子メール情報を出力するモード
(図12)に変更して、出力を行うことも可能である。
【0175】なお、本発明に係る情報処理装置は、MD
ポータブルプレーヤー/MP3プレーヤー等にblue
toothを組み込み、電子メールを受信する際の着信
通知方法として応用可能である。
【0176】本発明に係る情報処理装置は、プログラム
に基づき動作する情報処理装置であり、第一音声情報
(音楽情報)を入力する第一音声情報入力手段(音声情
報入力部13)と、第一音声情報入力手段による入力を
処理し再生する第一音声情報再生手段(音声情報制御部
26)と、第一音声情報再生手段により再生している間
に、情報処理装置(情報処理装置10)の外部からの第
二情報(電子メール)の入力を受けつける第二情報入力
手段(通信入力部12)と、第二情報入力手段による入
力に基づき第二音声情報(電子メールに関する音声情
報)を生成する第二音声情報生成手段(電子メール制御
部24)と、を備えるとともに、第一音声情報再生手段
による再生情報と第二音声情報生成手段による生成情報
とを統合して出力音声情報を生成する出力音声生成手段
(音声情報出力統合部27)と、出力音声生成手段によ
って生成された出力音声情報を出力する出力手段(音声
情報出力部14)と、を備えて構成されていてもよい。
【0177】これにより、2つの音声情報、すなわち定
常的に再生される音声情報と、不定期に割り込みされる
音声情報とを、統合して同一の出力装置に出力すること
ができる。
【0178】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
第一音声情報再生手段として音楽演奏手段を備え、か
つ、上記第二情報入力手段として電子メールを受信する
電子メール受信手段を備えて構成されていてもよい。
【0179】これにより、音楽演奏中に電子メール着信
があった場合に、電子メール着信を知らせる音声情報を
と演奏中の音楽とを統合して出力することができる。
【0180】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
出力音声生成手段が、上記第二音声情報生成手段による
生成情報が存在する場合、上記第一音声情報再生手段に
よる再生情報の出力を中断し、上記第二音声情報生成手
段による生成情報のみを出力する構成であってもよい。
【0181】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
出力音声生成手段が、上記第二音声情報生成手段による
生成情報の出力終了後に、上記第一音声情報再生手段に
よる再生情報の出力を中断した箇所から開始する構成で
あってもよい。
【0182】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
第一音声情報入力手段が区切り位置(曲情報)の付加さ
れた上記第一音声情報を入力し、上記出力音声生成手段
が、、上記第二音声情報生成手段による生成情報の出力
終了後に、上記第一音声情報再生手段による再生情報の
出力を中断した箇所の直前の区切り位置(曲の冒頭)か
ら開始する構成であってもよい。
【0183】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
第一音声情報入力手段が区切り位置(曲情報)の付加さ
れた上記第一音声情報を入力し、上記出力音声生成手段
が、上記第二音声情報生成手段による生成情報が存在す
る場合には、上記第一音声情報再生手段による再生情報
の出力を直後の区切り位置(曲の終端)まで行って中断
し、その後、上記第二音声情報生成手段による生成情報
のみを出力する構成であってもよい。
【0184】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
出力音声生成手段が、上記第二音声情報生成手段による
生成情報の出力終了後に、上記第一音声情報再生手段に
よる再生情報の出力を中断した区切り位置(次の曲の冒
頭)から開始する構成であってもよい。
【0185】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
出力音声生成手段が、上記第二音声情報生成手段による
生成情報が存在する場合には、上記第一音声情報再生手
段による再生情報の出力を中断して上記第二音声情報生
成手段による生成情報のみの出力を行い、その後、第一
音声情報再生手段による再生情報の再生を上記第二情報
が入力される以前の再生速度よりも早い速度で行う(早
回し再生)構成であってもよい。
【0186】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
出力音声生成手段が、上記第二音声情報生成手段による
生成情報のみの出力終了後に、上記第一音声情報再生手
段による再生情報の再生を上記第二情報が入力される以
前の再生速度よりも早い速度で行う際に、第二情報が入
力される以前の再生速度による第一音声情報再生手段に
よる再生に要する時間を計算し、上記第二音声情報生成
手段による生成情報を出力しなかった場合の第一音声情
報再生手段による再生と同一箇所に追いつくまで、第一
音声情報再生手段による再生情報の再生を早い速度で行
い、追いついた時点から、第二情報が入力される以前の
再生速度により第一音声情報の再生を行う構成であって
もよい。
【0187】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
出力音声生成手段が、上記第二音声情報生成手段による
生成情報が存在する場合には、上記第一音声情報再生手
段による再生情報の音量を落とし、第二音声情報生成手
段による生成情報と音量を落とした第一音声情報再生手
段による再生情報とを合わせた情報を出力し、第二音声
情報生成手段による生成情報が終了した時点で、第一音
声情報再生手段による再生情報の音量を元に戻して出力
する構成であってもよい。
【0188】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
第一音声情報入力手段が区切り位置(曲情報)の付加さ
れた上記第一音声情報を入力し、上記出力音声生成手段
が、上記第二音声情報生成手段による生成情報が存在す
る場合には、上記第一音声情報再生手段による再生情報
の音量を落とし、第二音声情報生成手段による生成情報
と音量を落とした第一音声情報再生手段による再生情報
とを合わせた情報を、第一音声情報の直後の区切り位置
(曲の終端)まで出力し、その後、第一音声情報再生手
段による再生情報の出力を中断して第二音声情報生成手
段による生成情報のみを出力する構成であってもよい。
【0189】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
第一音声情報入力手段が区切り位置(曲情報)の付加さ
れた上記第一音声情報を入力し、上記出力音声生成手段
が、上記第二音声情報生成手段による生成情報が存在す
る場合には、第二音声情報生成手段による生成情報と上
記第一音声情報再生手段による再生情報とを合わせた情
報を、第一音声情報の直後の区切り位置(曲の終端)ま
で出力し、その後、第一音声情報再生手段による再生情
報の出力を中断して第二音声情報生成手段による生成情
報のみを出力し、第二音声情報生成手段による生成情報
の出力終了後に、第一音声情報再生手段による再生情報
の出力を中断した区切り位置の前の区切り位置(統合出
力された曲の冒頭)から開始する構成であってもよい。
【0190】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
出力音声生成手段が、上記第二音声情報生成手段による
生成情報と第一音声情報再生手段による再生情報とを合
わせた情報を、上記第一音声情報の直後の区切り位置
(曲の終端)まで行う際に、第一音声情報再生手段によ
る再生情報の音量を落とす構成であってもよい。
【0191】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
第一音声情報再生手段が再生情報をL音声とR音声とか
らなるステレオで再生し、上記出力音声生成手段が、上
記第二音声情報生成手段による生成情報が存在しない場
合には、第一音声情報再生手段における再生情報をその
ままステレオで出力し、第二音声情報生成手段による生
成情報が存在する場合には、第一音声情報再生手段によ
る再生情報をL音声(またはR音声)より出力し、第二
音声情報生成手段による生成情報をR音声(またはL音
声)より出力して、合わせてステレオで出力する構成で
あってもよい。
【0192】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
出力音声生成手段が、上記第一音声情報再生手段による
再生情報をL音声(またはR音声)より出力する際に、
第一音声情報再生手段における再生情報をそのままステ
レオで出力した場合のL音声とR音声とを合成してモノ
ラル情報とし、もってL音声(またはR音声)より出力
する構成であってもよい。
【0193】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
第二音声情報生成手段が、電子メール着信を知らせる効
果音、メロディ、メッセージの何れかを上記第二音声情
報とする構成であってもよい。
【0194】これにより、音楽演奏中に電子メール着信
があった場合に、電子メール着信を知らせる効果音、メ
ロディ、メッセージの何れかを出力することができる。
【0195】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
第二音声情報生成手段が、着信した電子メールより取り
出した音声を上記第二音声情報とする構成であってもよ
い。
【0196】これにより、音楽演奏中に電子メール着信
があった場合に、電子メール着信を知らせるために、電
子メールに含まれる音声メッセージを直接出力すること
ができる。
【0197】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
第二音声情報生成手段が、着信した電子メールより取り
出したテキスト情報を読みあげて音声化し、もって上記
第二音声情報とする構成であってもよい。
【0198】これにより、音楽演奏中に電子メール着信
があった場合に、電子メール着信を知らせるために、電
子メールに含まれるテキスト情報を音声化して出力する
ことができる。
【0199】また、本発明に係る情報処理装置は、上記
第二音声情報で使用されている言語を判別し、該言語が
情報処理装置の利用者が使用している言語と異なる場合
には、情報処理装置の利用者が使用する言語に翻訳する
構成を備えていてもよい。
【0200】これにより、電子メール着信があった場合
に、メッセージを情報処理装置の利用者が使用する言語
に翻訳して、再生することができる。
【0201】また、本発明に係る情報処理プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、上記
の各手段を実現して情報処理装置を動作させるためのプ
ログラムが記録されている構成であってもよい。
【0202】これにより、上記情報処理装置を実現する
ためのプログラムを記録することができる。
【0203】最後に、本発明は、複数の機器(例えば、
ホストコンピュータ、端末コンピュータ、インタフェー
ス機器、ネットワーク機器、リーダ、プリンタなど)か
ら構成されるシステムに適用しても、一つの機器からな
る装置(例えば、携帯型コンピュータ、ワープロ装置な
ど)に適用してもよい。
【0204】また、本発明の目的は、上述した機能を実
現するソフトウエアである情報処理プログラムのプログ
ラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラ
ム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能
に記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給
し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(または
CPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラ
ムコードを読み出し実行することによっても、達成可能
である。この場合、記録媒体から読み出されたプログラ
ムコード自体が上述した機能を実現することになり、そ
のプログラムコードを記録した記録媒体は本発明を構成
することになる。
【0205】上記プログラムコードを供給するための記
録媒体は、システムあるいは装置と分離可能に構成する
ことができる。また、上記記録媒体は、プログラムコー
ドを供給可能であるように固定的に担持する媒体であっ
てもよい。そして、上記記録媒体は、記録したプログラ
ムコードをコンピュータが直接読み取ることができるよ
うにシステムあるいは装置に装着されるものであって
も、外部記憶装置としてシステムあるいは装置に接続さ
れたプログラム読み取り装置を介して読み取ることがで
きるように装着されるものであってもよい。
【0206】例えば、上記記録媒体としては、磁気テー
プやカセットテープ等のテープ系、フロッピーディスク
/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/M
O/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディ
スク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード
等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/E
EPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系など
を用いることができる。
【0207】また、上記プログラムコードは、コンピュ
ータが記録媒体から読み出して直接実行できるように記
録されていてもよいし、記録媒体から主記憶のプログラ
ム記憶領域へ転送された後コンピュータが主記憶から読
み出して実行できるように記録されていてもよい。
【0208】さらに、上記記録媒体は、通信ネットワー
ク等を介してプログラムコードを供給可能であるように
流動的に担持する媒体であってもよい。この場合、シス
テムあるいは装置を通信ネットワーク(インターネット
等を含む)と接続可能に構成し、上記プログラムコード
を通信ネットワークからダウンロードすることにより供
給することができる。
【0209】なお、プログラムコードを記録媒体から読
み出して主記憶に格納するためのプログラム、および、
通信ネットワークからプログラムコードをダウンロード
するためのプログラムは、コンピュータによって実行可
能にあらかじめシステムあるいは装置に格納されている
ものとする。
【0210】上述した機能は、コンピュータが読み出し
た上記プログラムコードを実行することによって実現さ
れるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づ
き、コンピュータ上で稼働しているOSなどが実際の処
理の一部または全部を行うことによっても実現される。
【0211】さらに、上述した機能は、上記記録媒体か
ら読み出された上記プログラムコードが、コンピュータ
に装着された機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理
の一部または全部を行うことによっても実現される。
【0212】
【発明の効果】本発明の情報処理装置は、以上のよう
に、第一音声情報を再生する第一音声情報再生手段と、
上記第一音声情報が再生されている間に第二情報を取得
する第二情報入力手段と、上記第二情報に基づいて第二
音声情報を生成する第二音声情報生成手段と、上記の第
一音声情報および第二音声情報を統合して出力する出力
音声生成手段と、を備えている構成である。
【0213】それゆえ、2つの音声情報、すなわち定常
的に再生される第一音声情報と、不定期に割り込みされ
る第二音声情報とを統合して、共に聴き取り可能に同一
の音声出力装置に出力することが可能となるという効果
を奏する。したがって、第一音声情報の再生中であって
も、第二情報の取得の報知や第二情報の内容などの第二
情報に関する情報を音声情報の形式で出力できるという
効果を奏する。
【0214】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記出力音声生成手段が、上記第二情報入力手
段が上記第二情報を取得すると同時に、上記第一音声情
報再生手段による上記第一音声情報の再生を中断して、
上記第二音声情報のみを出力する構成である。
【0215】それゆえ、さらに、第二情報の取得時に、
第一音声情報の再生を停止して、第二音声情報のみを出
力することができる。よって、第二情報に関する第二音
声情報を、再生中の第一音声情報に邪魔されることなく
聞き取ることができるという効果を奏する。
【0216】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記第一音声情報には区切り位置が付加されて
おり、上記出力音声生成手段が、上記第二情報入力手段
が上記第二情報を取得すると、上記第一音声情報再生手
段による上記第一音声情報の再生を直後の区切り位置ま
で行って中断し、その後、上記第二音声情報のみを出力
する構成である。
【0217】それゆえ、さらに、第二情報の取得時に、
第一音声情報を区切りまで再生し、その後第二音声情報
のみを出力することができる。よって、第一音声情報を
中断されずに聞くことができるとともに、第二情報に関
する第二音声情報を、再生中の第一音声情報に邪魔され
ることなく聞き取ることができるという効果を奏する。
【0218】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記出力音声生成手段が、上記第二音声情報の
出力終了後に、上記第一音声情報再生手段による上記第
一音声情報の再生を上記中断位置から再開する構成であ
る。
【0219】それゆえ、さらに、第二情報の取得時に直
ちにあるいは直後の区切りで、第一音声情報の再生を停
止して、第二音声情報のみを出力し、その後第一音声情
報の再生を続行することができる。よって、第二情報に
関する第二音声情報を、第二情報の取得時に直ちにある
いは第一音声情報を直後の区切りまで聞いた後、再生中
の第一音声情報に邪魔されることなく聞き取ることがで
きるとともに、その後、第一音声情報の続きを聞くこと
ができるという効果を奏する。
【0220】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記第一音声情報には区切り位置が付加されて
おり、上記出力音声生成手段が、上記第二音声情報の出
力終了後に、上記第一音声情報再生手段による上記第一
音声情報の再生を上記中断位置の直前の区切り位置から
再開する構成である。
【0221】それゆえ、さらに、第二情報の取得時に、
第一音声情報の再生を停止して、第二音声情報のみを出
力し、その後再生を中断した位置の直前の区切り位置か
ら第一音声情報を再生することができる。よって、第二
情報に関する第二音声情報を、第二情報の取得時に直ち
に、再生中の第一音声情報に邪魔されることなく聞き取
ることができるとともに、その後、第一音声情報を中断
位置の直前の区切り位置から聞き直すことができるとい
う効果を奏する。
【0222】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記出力音声生成手段が、上記第二音声情報の
出力終了後に、上記第一音声情報再生手段による上記第
一音声情報の再生を上記中断前の再生速度よりも高速度
で行う構成である。
【0223】それゆえ、さらに、第二情報の取得時に直
ちにあるいは直後の区切りで、第一音声情報の再生を停
止して、第二音声情報のみを出力し、その後第一音声情
報の再生を中断前の再生速度よりも高速度で続行するこ
とができる。よって、第二情報に関する第二音声情報
を、第二情報の取得時に直ちにあるいは第一音声情報を
直後の区切りまで聞いた後、再生中の第一音声情報に邪
魔されることなく聞き取ることができるとともに、その
後、第一音声情報の続きを早回しで聞くことができると
いう効果を奏する。
【0224】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記出力音声生成手段が、上記第二音声情報を
出力しなかった場合の上記第一音声情報の出力に追いつ
くまで、上記第一音声情報再生手段による上記第一音声
情報の再生を上記高速度で行い、追いついた時点から、
上記中断前の再生速度で行う構成である。
【0225】それゆえ、さらに、第二情報の取得時に直
ちにあるいは直後の区切りで、第一音声情報の再生を停
止して、第二音声情報のみを出力し、その後第一音声情
報の再生を中断前の再生速度よりも高速度で再開し、当
初の再生スケジュールに追いついた時点で中断前の再生
速度に戻すことができる。よって、上記第二音声情報を
出力しなかった場合の上記第一音声情報の出力に追いつ
いた時点で、中断前の再生速度に戻すため、早回しの期
間を第二音声情報を聞いたために遅れた分を取り戻す期
間に限定することができるという効果を奏する。
【0226】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記出力音声生成手段が、上記第二情報入力手
段が上記第二情報を取得すると同時に、上記第一音声情
報の出力の音量を落として、上記第二音声情報と合わせ
た音声情報を出力し、該第二音声情報の出力が終了した
時点で、上記第一音声情報の出力の音量を元に戻す構成
である。
【0227】それゆえ、さらに、第二情報の取得時に再
生中の第一音声情報の音量を落とし、第一音声情報と第
二音声情報とを同時に出力し、第二音声情報の出力終了
時に第一音声情報の出力の音量を元に戻することが可能
となる。よって、第二音声情報の出力中のみ第一音声情
報の音量を落とすため、第二音声情報を明瞭に聞き取る
ことができるとともに、第一音声情報を中断なく再生す
ることができるという効果を奏する。
【0228】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記第一音声情報には区切り位置が付加されて
おり、上記出力音声生成手段が、上記第一音声情報再生
手段による上記第一音声情報の再生を、上記第二情報入
力手段による上記第二情報の取得直後の区切り位置まで
行って中断し、上記第二音声情報の出力が終了した時点
で再開する構成である。
【0229】それゆえ、さらに、第二情報の取得時に再
生中の第一音声情報の音量を落とし、第一音声情報と第
二音声情報とを同時に出力し、第一音声情報の再生は直
後の区切りで一旦停止し、第二音声情報の出力終了時に
第一音声情報の再生を音量を元に戻して再開することが
可能となる。よって、第二音声情報の出力中のみ第一音
声情報の音量を落とすため、第二音声情報を明瞭に聞き
取ることができるという効果を奏する。加えて、第一音
声情報の直後の区切り以降は第二音声情報のみが出力さ
れるため、より明瞭に聞き取ることができるという効果
を奏する。
【0230】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記第一音声情報には区切り位置が付加されて
おり、上記出力音声生成手段が、上記第二情報入力手段
が上記第二情報を取得すると同時に、上記第二音声情報
の出力を開始するとともに、上記第一音声情報再生手段
による上記第一音声情報の再生を、上記第二情報入力手
段による上記第二情報の取得直後の区切り位置まで行っ
て中断し、かつ、上記第二音声情報の出力が終了した時
点で、上記第二情報の取得直前の区切り位置から再開す
る構成である。
【0231】それゆえ、さらに、第二情報の取得時に、
第一音声情報と第二音声情報とを同時に出力し、第一音
声情報の再生は直後の区切りで一旦停止し、第二音声情
報の出力終了時に第一音声情報の再生を直前の区切り位
置から再開することが可能となる。よって、第二情報の
取得後直ちに第二音声情報を聞くことができるという効
果を奏する。また、第一音声情報の直後の区切り以降は
第二音声情報のみが出力されるため、第二音声情報を明
瞭に聞き取ることができるという効果を奏する。加え
て、中断された第一音声情報を直前の区切り位置から聞
き直すことができるという効果を奏する。
【0232】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記出力音声生成手段が、上記第二情報入力手
段が上記第二情報を取得した時点から上記第二音声情報
の出力が終了する時点まで、上記第一音声情報の出力の
音量を落とす構成である。
【0233】それゆえ、さらに、第二情報の取得時に、
第二情報の取得時点から第二音声情報の再生終了時点ま
で、第一音声情報を音量を落として出力できる。よっ
て、第一音声情報を直後の区切りまで中断なく出力する
ことができるという効果を奏する。また、第二音声情報
の出力中のみ第一音声情報の音量を落とすため、第二音
声情報を明瞭に聞き取ることができるという効果を奏す
る。加えて、第一音声情報の直後の区切り以降は第二音
声情報のみが出力されるため、より明瞭に聞き取ること
ができるという効果を奏する。
【0234】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記出力音声生成手段が、複数の出力チャンネ
ルを有し、上記第二音声情報を出力する際、上記出力チ
ャンネルの少なくとも1つによって、上記第二音声情報
のみを出力する構成である。
【0235】それゆえ、さらに、第一音声情報を複数の
出力チャンネルを用いて再生している状態において、第
二情報の取得時に、出力チャンネルの少なくとも1つを
第二音声情報のみを出力する専用チャンネルに割り当て
ることができる。よって、第一音声情報および第二音声
情報を別々のチャンネルから出力することができるた
め、それぞれを明瞭に聞き取り可能であるように出力で
きるという効果を奏する。
【0236】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記出力音声生成手段が、上記第二音声情報を
出力する際、上記第二音声情報のみを出力する上記出力
チャンネルに割り当てられていた上記第一音声情報を他
の出力チャンネルの第一音声情報と合成する構成であ
る。
【0237】それゆえ、さらに、第一音声情報を複数の
出力チャンネルを用いて再生している状態において、第
二情報の取得時に、出力チャンネルの少なくとも1つを
第二音声情報のみを出力する専用チャンネルに割り当て
ることができる。そして、第二音声情報の専用チャンネ
ルに割り当てられた出力チャンネルで出力するはずであ
った第一音声情報を他の出力チャンネルの第一音声情報
と合成して出力できる。よって、第一音声情報および第
二音声情報を別々のチャンネルから出力することができ
るため、それぞれを明瞭に聞き取り可能であるように出
力できるという効果を奏する。加えて、第二音声情報の
出力中も、すべての出力チャンネルの第一音声情報を出
力することができるという効果を奏する。
【0238】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記第二情報入力手段が取得した上記第二情報
から音声情報を取り出して、上記第二音声情報を生成す
る音声情報抽出手段を備えてい構成である。
【0239】それゆえ、さらに、第二情報の取得時に、
音声情報抽出手段が抽出した第二情報に含まれる音声情
報を第二音声情報として出力できる。よって、第二情報
の内容の確認が容易となるという効果を奏する。
【0240】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記第二情報入力手段が取得した上記第二情報
からテキスト情報を取り出して読み上げることにより、
上記第二音声情報を生成する音声化処理手段を備えてい
る構成である。
【0241】それゆえ、さらに、第二情報の取得時に、
音声化処理手段が抽出して音声化した第二情報に含まれ
るテキスト情報を第二音声情報として出力できる。よっ
て、テキスト情報で記載された第二情報の内容の確認が
容易となるという効果を奏する。
【0242】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記第二情報から取り出されたテキスト情報を
翻訳する翻訳処理手段を備えている構成である。
【0243】それゆえ、さらに、第二情報の取得時に、
音声化処理手段が抽出した第二情報に含まれるテキスト
情報を、翻訳処理手段で翻訳することができる。よっ
て、第二情報に含まれるテキスト情報を適当な言語に変
換して音声情報で出力できるため、第二情報の内容の確
認がより容易となるという効果を奏する。
【0244】本発明の情報処理装置は、以上のように、
さらに、上記第二情報入力手段が上記第二情報として電
子メールを受信するものであり、上記第二音声情報生成
手段が電子メールの着信を報知する第二音声情報を生成
するものである構成を有する。
【0245】それゆえ、さらに、第一音声情報の再生中
に、第二情報である電子メールが着信した場合、その電
子メールの着信を知らせる効果音、メロディ、メッセー
ジ等を第二音声情報として生成し、第一音声情報と統合
して出力することができる。よって、定常的に再生され
る第一音声情報と、不定期に割り込みされる電子メール
着信を報知する第二音声情報とを統合して、共に聴き取
り可能に同一の音声出力装置に出力することが可能とな
る。したがって、第一音声情報の再生中であっても、電
子メール着信の報知を音声情報の形式で出力できるとい
う効果を奏する。
【0246】また、本発明の情報処理プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、以上のよ
うに、上記の情報処理装置を動作させる情報処理プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体で
あって、上記の各手段をコンピュータに実現させるため
の情報処理プログラムを記録した構成である。
【0247】それゆえ、上記情報処理装置の各手段を実
現するためのプログラムを記録することができる。した
がって、上記情報処理プログラムを記録したコンピュー
タ読み取り可能な記録媒体は、それが利用される情報処
理装置とは独立して取引され、市場を流通させることが
可能となるという効果を奏する。
【0248】また、本発明の情報処理方法は、以上のよ
うに、第一音声情報を再生する第一音声情報再生処理
と、上記第一音声情報が再生されている間に第二情報を
取得する第二情報入力処理と、上記第二情報に基づいて
第二音声情報を生成する第二音声情報生成処理と、上記
の第一音声情報および第二音声情報を統合して出力する
出力音声生成処理と、を含んでいる方法である。
【0249】それゆえ、第二情報入力処理にて第二情報
を取得すると、第二音声情報生成処理にて第二情報に基
づいて第二音声情報を生成し、出力音声生成処理にて第
一音声情報と第二音声情報とを統合して出力する。
【0250】よって、2つの音声情報、すなわち定常的
に再生される第一音声情報と、不定期に割り込みされる
第二音声情報とを統合して、共に聴き取り可能に同一の
音声出力装置に出力することが可能となるという効果を
奏する。したがって、第一音声情報の再生中であって
も、第二情報の取得の報知や第二情報の内容などの第二
情報に関する情報を音声情報の形式で出力できるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の各実施の形態に係る情報処理装置の構
成の概略を示す機能ブロック図である。
【図2】図1に示した情報処理装置の音楽情報と電子メ
ールに関する出力情報との出力統合処理の概略を示すフ
ローチャートである。
【図3】本発明の一実施の形態に係る情報処理装置の音
楽情報と電子メールに関する出力情報との出力統合処理
を示す説明図である。
【図4】本発明の他の実施の形態に係る情報処理装置の
音楽情報と電子メールに関する出力情報との出力統合処
理を示す説明図である。
【図5】本発明のさらに他の実施の形態に係る情報処理
装置の音楽情報と電子メールに関する出力情報との出力
統合処理を示す説明図である。
【図6】本発明のさらに他の実施の形態に係る情報処理
装置の音楽情報と電子メールに関する出力情報との出力
統合処理を示す説明図である。
【図7】本発明のさらに他の実施の形態に係る情報処理
装置の音楽情報と電子メールに関する出力情報との出力
統合処理を示す説明図である。
【図8】本発明のさらに他の実施の形態に係る情報処理
装置の音楽情報と電子メールに関する出力情報との出力
統合処理を示す説明図である。
【図9】本発明のさらに他の実施の形態に係る情報処理
装置の音楽情報と電子メールに関する出力情報との出力
統合処理を示す説明図である。
【図10】本発明のさらに他の実施の形態に係る情報処
理装置の音楽情報と電子メールに関する出力情報との出
力統合処理を示す説明図である。
【図11】本発明のさらに他の実施の形態に係る情報処
理装置の音楽情報と電子メールに関する出力情報との出
力統合処理を示す説明図である。
【図12】本発明のさらに他の実施の形態に係る情報処
理装置の音楽情報と電子メールに関する出力情報との出
力統合処理を示す説明図である。
【図13】本発明のさらに他の実施の形態に係る情報処
理装置の音楽情報と電子メールに関する出力情報との出
力統合処理を示す説明図である。
【図14】本発明のさらに他の実施の形態に係る情報処
理装置の音楽情報と電子メールに関する出力情報との出
力統合処理を示す説明図である。
【図15】本発明のさらに他の実施の形態に係る情報処
理装置の音楽情報と電子メールに関する出力情報との出
力統合処理を示す説明図である。
【図16】本発明のさらに他の実施の形態に係る情報処
理装置の音楽情報と電子メールに関する出力情報との出
力統合処理を示す説明図である。
【図17】従来の技術に係る情報処理装置の音楽情報と
電子メールに関する出力情報との出力統合処理を示す説
明図である。
【符号の説明】
10 情報処理装置 12 通信入力部(第二情報入力手段) 24 電子メール制御部(第二音声情報生成手段) 26 音声情報制御部(第一音声情報再生手段) 27 音声情報出力統合部(出力音声生成手段) 32 音声化処理部(音声化処理手段) 33 翻訳処理部(翻訳処理手段) 34 音声情報抽出部(音声情報抽出手段) S2 第一音声情報再生処理 S3 第二情報入力処理 S4 第二音声情報生成処理 S5 出力音声生成処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G10L 19/00 G10L 3/00 G 9/18 J Fターム(参考) 5B089 GA23 GB03 JA31 JB05 KA01 KC22 KC28 KC59 KH15 KH17 LA11 LB13 5D045 AA01 AA02 AB01 AB26 DB02 5D378 MM24 MM64 MM96 QQ05 9A001 BB04 BB06 CC02 DD15 HH15 HZ18 JJ14 JJ19 KZ43

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第一音声情報を再生する第一音声情報再生
    手段と、 上記第一音声情報が再生されている間に第二情報を取得
    する第二情報入力手段と、 上記第二情報に基づいて第二音声情報を生成する第二音
    声情報生成手段と、 上記の第一音声情報および第二音声情報を統合して出力
    する出力音声生成手段と、を備えていることを特徴とす
    る情報処理装置。
  2. 【請求項2】上記出力音声生成手段は、上記第二情報入
    力手段が上記第二情報を取得すると同時に、上記第一音
    声情報再生手段による上記第一音声情報の再生を中断し
    て、上記第二音声情報のみを出力するものであることを
    特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】上記第一音声情報には区切り位置が付加さ
    れており、 上記出力音声生成手段は、上記第二情報入力手段が上記
    第二情報を取得すると、上記第一音声情報再生手段によ
    る上記第一音声情報の再生を直後の区切り位置まで行っ
    て中断し、その後、上記第二音声情報のみを出力するも
    のであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  4. 【請求項4】上記出力音声生成手段は、上記第二音声情
    報の出力終了後に、上記第一音声情報再生手段による上
    記第一音声情報の再生を上記中断位置から再開するもの
    であることを特徴とする請求項2または3に記載の情報
    処理装置。
  5. 【請求項5】上記第一音声情報には区切り位置が付加さ
    れており、 上記出力音声生成手段は、上記第二音声情報の出力終了
    後に、上記第一音声情報再生手段による上記第一音声情
    報の再生を上記中断位置の直前の区切り位置から再開す
    るものであることを特徴とする請求項2に記載の情報処
    理装置。
  6. 【請求項6】上記出力音声生成手段は、上記第二音声情
    報の出力終了後に、上記第一音声情報再生手段による上
    記第一音声情報の再生を上記中断前の再生速度よりも高
    速度で行うものであることを特徴とする請求項4または
    5に記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】上記出力音声生成手段は、上記第二音声情
    報を出力しなかった場合の上記第一音声情報の出力に追
    いつくまで、上記第一音声情報再生手段による上記第一
    音声情報の再生を上記高速度で行い、追いついた時点か
    ら、上記中断前の再生速度で行うものであることを特徴
    とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】上記出力音声生成手段は、上記第二情報入
    力手段が上記第二情報を取得すると同時に、上記第一音
    声情報の出力の音量を落として、上記第二音声情報と合
    わせた音声情報を出力し、該第二音声情報の出力が終了
    した時点で、上記第一音声情報の出力の音量を元に戻す
    ものであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理
    装置。
  9. 【請求項9】上記第一音声情報には区切り位置が付加さ
    れており、 上記出力音声生成手段は、上記第一音声情報再生手段に
    よる上記第一音声情報の再生を、上記第二情報入力手段
    による上記第二情報の取得直後の区切り位置まで行って
    中断し、上記第二音声情報の出力が終了した時点で再開
    するものであることを特徴とする請求項8に記載の情報
    処理装置。
  10. 【請求項10】上記第一音声情報には区切り位置が付加
    されており、 上記出力音声生成手段は、上記第二情報入力手段が上記
    第二情報を取得すると同時に、上記第二音声情報の出力
    を開始するとともに、上記第一音声情報再生手段による
    上記第一音声情報の再生を、上記第二情報入力手段によ
    る上記第二情報の取得直後の区切り位置まで行って中断
    し、かつ、上記第二音声情報の出力が終了した時点で、
    上記第二情報の取得直前の区切り位置から再開するもの
    であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装
    置。
  11. 【請求項11】上記出力音声生成手段は、上記第二情報
    入力手段が上記第二情報を取得した時点から上記第二音
    声情報の出力が終了する時点まで、上記第一音声情報の
    出力の音量を落とすものであることを特徴とする請求項
    10に記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】上記出力音声生成手段は、複数の出力チ
    ャンネルを有し、上記第二音声情報を出力する際、上記
    出力チャンネルの少なくとも1つによって、上記第二音
    声情報のみを出力するものであることを特徴とする請求
    項1に記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】上記出力音声生成手段は、上記第二音声
    情報を出力する際、上記第二音声情報のみを出力する上
    記出力チャンネルに割り当てられていた上記第一音声情
    報を他の出力チャンネルの第一音声情報と合成するもの
    であることを特徴とする請求項12に記載の情報処理装
    置。
  14. 【請求項14】上記第二情報入力手段が取得した上記第
    二情報から音声情報を取り出して、上記第二音声情報を
    生成する音声情報抽出手段を備えていることを特徴とす
    る請求項1から13の何れかに記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】上記第二情報入力手段が取得した上記第
    二情報からテキスト情報を取り出して読み上げることに
    より、上記第二音声情報を生成する音声化処理手段を備
    えていることを特徴とする請求項1から14の何れかに
    記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】上記第二情報から取り出されたテキスト
    情報を翻訳する翻訳処理手段を備えていることを特徴と
    する請求項15に記載の情報処理装置。
  17. 【請求項17】上記第二情報入力手段が上記第二情報と
    して電子メールを受信するものであり、上記第二音声情
    報生成手段が電子メールの着信を報知する第二音声情報
    を生成するものであることを特徴とする請求項1から1
    6の何れかに記載の情報処理装置。
  18. 【請求項18】請求項1から17の何れかに記載の情報
    処理装置を動作させる情報処理プログラムを記録したコ
    ンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、 上記の各手段をコンピュータに実現させるための情報処
    理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
    録媒体。
  19. 【請求項19】第一音声情報を再生する第一音声情報再
    生処理と、 上記第一音声情報が再生されている間に第二情報を取得
    する第二情報入力処理と、 上記第二情報に基づいて第二音声情報を生成する第二音
    声情報生成処理と、 上記の第一音声情報および第二音声情報を統合して出力
    する出力音声生成処理と、を含んでいることを特徴とす
    る情報処理方法。
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