JP2006165846A - 携帯電話装置 - Google Patents

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Akira Kondo
公 近藤
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Abstract

【課題】 容易に所望の録音データを検索することが可能な携帯電話装置を提供すること。
【解決手段】 通話録音時に、録音データ生成部107は、使用者の通話である上り通話音声と相手側の通話である下り通話音声を別々に録音して、設定されたビットレートで録音データを生成する。通話録音検索時に、マイク109から使用者の音声で通話中にあったと思われる単語やフレーズを音声として入力し、音声波形生成部102がその音声を波形に変換し、検索のための音声波形を生成する。波形検索部112は、絞り込まれた録音データの上り通話音声の中から音声波形と略一致する波形を持つ録音データを検索する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯電話装置に関する。
従来、携帯電話装置などの通信装置には、通話内容を録音するとともに、必要な通信相手との通話内容を簡単に検索して再生する通話録音検索機能を備えたものがある。
この種の通信装置として、例えば、特許文献1に開示された携帯電話機及びコンピュータ・ソフトウエアがある。この携帯電話機は、通話内容を録音する通話録音部、通信相手別に通話内容を記憶するデータベース、及びデータベース制御部等を備える。
通話録音部は通話時にあらかじめ設定した通信相手との通話を通信相手別に録音し、データベース制御部はあらかじめ登録してある電話帳の電話番号の指定による通信相手の特定により、通信相手別に登録することを制御する。したがって、必要な通信相手との通話内容を検索して再生するとき、ユーザが必要な通信相手の電話番号を指定して、データベースに登録されている電話番号を読出して、電話番号に該当する通信相手ファイルから登録内容を再生することができる。
また、所望の通話内容を容易に検索することができる通話録音装置として、特許文献2に開示された通話録音装置がある。この通話録音装置は、電話装置の通話内容を自動的に録音し、通話後にその通話内容の保存の必要性を選択できるようにする。そして通話内容の保存が不必要であればその通話内容を消去するようにし、保存が必要であればその通話内容を保存するとともに通話内容を説明する題目を録音するようにする。これにより、再生時に題目の内容を聞くことで記録された通話内容の検索を行うことができる。
しかしながら、上記従来の携帯電話装置にあっては、録音データが多くなると、通話相手や通話日時から求める通話内容を検索するのが困難になるという問題があった。また、例えば「特許」の件といった、通話内容より検索を行うことは困難であった。
特開2004−187072号公報 特開平8−149226号公報
本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされたものであって、容易に所望の録音データを通話音声により検索することが可能な携帯電話装置を提供することを目的とする。
本発明の携帯電話装置は、通話中の音声を録音して録音データを生成する録音データ生成手段と、前記録音データを記憶する録音データ記憶手段と、検索用の使用者の音声を入力する検索用音声検出手段と、前記録音データ記憶手段を参照して、前記入力された検索用音声の音声波形と略一致する録音データを検索する検索手段と、を備える。
この構成により、自分の音声で録音データを検索することで、容易に所望の録音データを検索することが可能となる。
また、本発明の携帯電話装置において、前記録音データ生成手段は、使用者の音声である上り通話と通話相手の音声である下り通話とを分けて録音データを生成する。
この構成により、上り通話と下り通話が混在することはなく、下り通話側のノイズが大きな場合でも、上り通話の音声波形が影響を受けることはない。さらに検索には使用者の声を用いるため、音声検索の際の認識率を高くすることが可能となる。
また、本発明の携帯電話装置において、前記録音データ生成手段は、前記上り通話と前記下り通話の録音データを異なるビットレートで生成する。
この構成により、検索に必要な上り通話音声を高いビットレートに設定し、下り通話音声は充分に聞き取れる程度のビットレートに抑えることができる。これによりすべて同じビットレートで録音データを生成する場合と比較して、録音に要する録音データ記憶手段の容量は低減させることができる。
また、本発明の携帯電話装置において、前記録音データ生成手段は、通話中の無音部を示す無音識別情報を前記録音データに付加し、前記検索手段は、前記無音識別情報で示された無音部を除いた部分の録音データを検索する。
この構成により、無音部分を飛ばして検索することで、検索時間を減らすことができるとともに、前記無音識別情報は検索の開始ポイントとして用いることができ、検索の効率を高めることができる。
本発明によれば、携帯電話による通話のようにノイズが多く、大容量なデータの中から、容易に所望の録音データを検索することが可能な携帯電話装置を提供することができる。
図1は、本発明の実施形態に係る携帯電話装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、携帯電話装置100は、送受信部101と、音声波形生成部102と、操作部103と、表示部104と、上り音声検出部105と、下り音声検出部106と、録音データ生成部107と、コーデック108と、マイク109と、スピーカ110と、相手情報生成部111と、波形検索部112と、データベース113と、中央処理部114と、無音部検出部115とを備える。
送受信部101は、アンテナ(図示せず)を介して送受信を行う。音声波形生成部102は、入力された音声を音声波形に変換する。操作部103は、携帯電話装置100の各種設定操作を行う。表示部104は、文字及び携帯電話装置100の各種動作状態を表示する。
上り音声検出部105は、上り音声、すなわちマイク109から入力された使用者の音声を検出する。下り音声検出部106は、下り音声、すなわち送受信部101より受信した通話相手側の音声を検出する。録音データ生成部107は上り音声検出部105・下り音声検出部106で検出された音声データと通話相手情報を結合する。マイク109は、使用者からの指示音声や通話音声を入力するものであり、スピーカ110は、通話相手側からの通話音声を出力する。コーデック108は、マイク109から入力された音声データやスピーカ110に出力する音声に対して、A/D変換、D/A変換及び符号化・復号化処理を行う。
相手情報生成部111は、通話開始時刻と通話相手電話番号を用いて通話相手情報を生成する。波形検索部112は、録音データの中から検索のために入力した音声波形と一致した音声波形を検索する。データベース113は、通話開始時刻、通話終了時刻、通話相手電話番号が含まれた録音データなどを保存する。中央処理部114は、携帯電話装置100の各部の制御と信号処理を行う。無音部検出部115は、通話中の無音部を検出する。
本実施形態の携帯電話装置100は、(1)通話音声の録音を行うかどうかの設定ができ、行う場合は通話を自動的に録音する機能を有する。また、(2)使用者の通話である上り通話と相手側の通話である下り通話の音声を別々に録音する機能、(3)それぞれ無音部には無音識別情報である目印となるフラグを設置する機能、(4)上り通話と下り通話の録音時のビットレートを設定・変更できる機能、(5)入力された音声を音声波形に変換する機能、(6)マイクより音声を入力し、その音声波形と略一致する上り音声波形を有する通話音声を検索する機能、(7)検索された通話を上り音声、下り音声合わせて再生する機能、(8)録音データに通話開始時刻や通話終了時刻、相手先情報などを与える機能等を有している。
上記の機能は、中央処理部114の制御に従って実現される。例えば、操作部103を介して、使用者により、通話録音を行うかどうかの設定と、上り通話と下り通話とを録音する時のビットレートの設定・変更などを行われる。
また、中央処理部114は、通話録音を行うと設定されている場合、着信又は発信があり、通話が開始すると、相手情報生成部111から通話開始時刻と通話相手電話番号とを引き出し、録音データ生成部107に通話音声と通話相手先情報を併せ持った録音データを生成させ、自動的に録音するよう各部を制御する。
また、中央処理部114は、通話音声を録音するとき、上り通話と下り通話の音声を別々に録音し、それぞれ無音部には無音識別情報である目印となるフラグを設置する。また、通話終了と同時に録音も終了する。通話終了時には、通話音声に対して使用者から操作部103の入力により重要度、消去禁止設定、シークレット設定などの通話属性データを自動的に付与し、録音データとしてデータベース113に保存する。図2は本発明の実施形態に係る携帯電話装置の録音データの構造を示す一例である。
保存された録音データの中から目的の録音データを検索する場合、使用者は携帯電話装置100の操作部103を操作することにより音声入力を待機状態にし、通話中にあったと思われる単語やフレーズをマイク109に音声として入力し、音声波形生成部102がその音声を波形に変換し、音声波形を生成する。波形検索部112は、データベース113に記録されている録音データの中から入力した音声波形と略一致である録音データを検索し、略一致通話リストを生成し、該リストを表示部104に表示し、使用者がその略一致通話リストから目的通話であると思われる録音データを選択し、再生する。
図3は本発明の実施形態に係る携帯電話装置の録音データの検索方法を示す図である。 検索方法としては、録音された通話を通話開始時から検索し、波形が略一致する部分を検索する方法(図中(1))と、通話が長い場合や、検索に用いる使用者の音声が通話の後半にあるとわかっている様な場合は、使用者が検索場所を設定し、検索時間を短縮する方法がある(図中(2))。また、通話音声はデータとして処理されるため音声を逆から、すなわち録音された際の時系列を逆にさかのぼっての検索を行うこともできる(図中(3))。検索する音声が通話の終盤にある際は、逆から検索を行うことで、検索時間を短縮することができる。このため、通話が長い場合や、検索する音声が、通話のどこにあるかをあらかじめわかっている場合は、検索時間を短縮することが可能である。
また、本実施形態の携帯電話装置100は、録音後の検索を容易にするために、マイク109から入力される使用者の通話音声である上り通話と、スピーカ110からの相手側の通話音声である下り通話を別々に録音することが可能である。このことにより、録音データから目的の通話を高い精度で発見することが可能となる。例えば、上り通話と下り通話を1つの録音データとして録音し、その音声を検索に用いた場合、上り・下り音声が同時に発せられると、自分で発した音声の波形が変化し、その部分は検索に用いた場合、音声の認識率が低下する。上り・下り音声をそれぞれ別に録音することで、下り通話音声からのノイズを防ぎ、効率的に検索を行うことが可能となる。また、上り通話と下り通話の録音時のビットレートを変更できる機能を有することで、データベース113の容量などを考慮し、検索に必要な上り通話音声を高いビットレートに設定し、下り通話音声は充分に聞き取れる程度のビットレートに抑えることができる。これによりすべて同じビットレートで録音した場合と比較して、録音に要するデータベース113の容量を減少させることができる。また、ここでいうデータベースはメモリカードや磁気ディスク、光学ディスクなどを指しており、携帯電話装置に固定されていても、取り外し可能でも構わない。取り外しが可能なデータベースの場合、メモリカードを入れ替えることにより記録容量を容易に増加させることができる他、重要な通話を保存した際には誤って消去されないようにデータベースを取り外すことができるため、利便性、安全性が増す。
以上のように構成された携帯電話装置100について、図4に示すフローチャートを用いて録音時の動作について説明する。
まず、待機状態(ステップS201)において、発信や着信際のオンフックの有無を検出する(ステップS202)。
ステップS202において、オンフックがない場合、ステップS202に戻って、再び発信や着信際のオンフックの有無を検出する。
一方、ステップS202において、オンフックを検出した場合は、あらかじめ使用者が設定した自動的に通話を録音するかどうかの設定により、録音を開始するかどうかを決定する。ここで、使用者が自動的に通話を録音すると設定した場合、相手情報生成部111は通話開始時刻と通話相手電話番号を読み取り、通話相手情報として生成する(ステップS203)。そして、録音データ生成部107は通話相手情報を併せ持った録音データを作り、録音を開始する(ステップS204)。
通話音声の録音は、検索を容易にするために、マイク109から入力される使用者の通話である上り通話音声と、送受信部101から受信したからの相手側の通話である下り通話音声を別々に録音するので、上り音声検出部105が上り音声入力の検出を行い、上り音声入力を検出した場合、中央処理部114に上り音声入力を検出したことを通知し、中央処理部114は上り音声検出部105からの上り音声入力検出通知の有無により、上り音声入力があるかを判断する(ステップS205)。
ステップS205において、上り音声入力があったと判定した場合、無音識別情報であるフラグを挿入し(ステップS206)、上り音声を録音する(ステップS207)。ここで、上り通話音声を録音するとき、マイク109から入力された通話音声はコーデック108により、設定された上り通話録音時のビットレートで録音され、音声波形生成部102で通話音声が音声波形に変換され、データベース113は録音データを記録する。
無音部検出部115は無音部の検出を行い、無音部を検出した場合、中央処理部114に無音部を検出したことを通知し、中央処理部114は無音部検出部115からの無音部検出通知の有無により、無音部を検出したかを判断する(ステップS208)。
ステップS208において、無音部を検出しなかったと判定した場合、ステップS207に戻って、再び上り音声を録音する。
一方、ステップS208において、無音部を検出したと判定した場合、無音識別情報を挿入し(ステップS209)、通話が終了したかを判断する(ステップS210)。
ステップS210において、通話が終了していないと判定した場合、ステップS205に戻って、再び上り音声入力があるかを判断する。
一方、ステップS210において、通話が終了したと判定した場合、相手情報生成部111は通話相手情報に対して通話終了時刻を加え、データベース113が生成された録音データと、使用者が操作部103により入力した重要度、消去禁止、シークレットなどを属性情報として記録し、録音を停止する(ステップS216)。
ステップS205において、中央処理部114が上り音声入力がないと判定した場合、下り音声があるかを判断する(ステップS211)。ここで、下り音声検出部106が下り音声入力の検出を行い、下り音声入力を検出した場合、中央処理部114に下り音声入力を検出したことを通知し、中央処理部114は下り音声検出部105からの下り音声入力検出通知の有無により、下り音声入力があるかを判断する。
ステップS211において、下り音声がないと判定した場合、ステップS210に進み、通話が終了したかを判断する。
一方、ステップS211において、下り音声があったと判定した場合、無音識別情報を挿入し(ステップS212)、下り音声を録音する(ステップS213)。ここで、下り通話音声を録音するとき、上り通話音声の録音と同様に、音声波形生成部102は通話音声を音声波形に変換し、コーデック108が設定された下り通話録音時のビットレートで録音を行い、録音データ生成部107が通話音声を、データベース113に録音データとして記録する。
無音部検出部115は無音部の検出を行い、無音部を検出した場合、中央処理部114に無音部を検出したことを通知し、中央処理部114は無音部検出部115からの無音部検出通知の有無により、無音部を検出したかを判断する(ステップS214)。
ステップS214において、無音部を検出しなかったと判定した場合、ステップS213に戻って、再び下り音声を録音する。
一方、ステップS214において、無音部を検出したと判定した場合、無音識別情報を挿入し(ステップS215)、ステップS210に進み、通話が終了したかを判断する。
データベース113の容量に余裕がなくなった場合、録音データの属性情報により、優先順位が決定され、順位が低いものから自動的に消去され、最新の通話を録音してもよい。
以上のように、本実施形態の携帯電話装置は録音時に、使用者の通話である上り通話と相手側の通話である下り通話の音声を別々に録音し、かつ上り音声音声と、下り音声音声とはそれぞれ無音部を検出する機能を有し、無音部の始まりと終わりに無音識別情報を設置する機能を有する。これにより、通話の細分化が可能となり、検索する際も無音部を省略できるとともに、また、前記無音識別情報は検索の開始ポイントとして用いることから検索時間が短縮される効果がある。また、上り通話と下り通話の録音時に異なるビットレートを設定ことにより、すべての通話を同じビットレートで録音した場合と比較して、録音記憶に要するデータベース113の容量は小さくて済む。
次に、図4に示した手順で記録した録音データから特定な通話データを検索する時の動作を図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
検索が開始されると、中央処理部114は、条件付検索であるかを判断する(ステップS301)。ここで、検索は音声波形により行われるが、膨大な量のすべての通話を検索することは非効率であるため、通話相手や通話日時、大まかな通話時間などの条件によりあらかじめ通話を絞り込むことが可能である。使用者は録音データを検索する際に、通話録音検索の絞り込む条件を入力し、携帯電話装置100は通話録音に記録されている通話時刻や通話時間、相手先情報を読み込み検索することで、通話を絞り込むことが可能である。
ステップS301において、条件付検索であると判定された場合、使用者により検索条件が設定される(ステップS302)。設定できる検索条件として、例えば、通話相手や通話日時、大まかな通話時間などである。
ステップS301において、条件付検索でないと判定した場合、またはステップS302において設定された検索条件による絞込みが行われた後に、音声波形による検索が行われる。使用者は携帯電話装置100の操作部103を操作することにより音声入力を待機状態にし、通話中にあったと思われる単語やフレーズをマイク109に音声として入力し、入力されると音声波形生成部102がその音声を波形として録音し、検索のための音声波形を生成する(ステップS303)。
波形検索部112は、絞り込まれた録音データの上り通話音声の中からステップS303で生成された音声波形と略一致する波形を持つ録音データを検索する(ステップS304)。ここで、波形検索部112は、生成された音声波形と略一致する波形を持つ録音データを見つけた場合、検索用の音声波形と略一致波形を見つけたことを中央処理部114に通知する。
中央処理部114は、波形検索部112からの略一致波形を見つけた通知の有無により、検索のための音声波形と略一致する波形があるかを判断する(ステップS305)。
ステップS305において、中央処理部114は、波形検索部112からの略一致波形を見つけた通知を受け取って、略一致する波形があったと判定した場合、略一致した録音データの情報をデータベース113から読み出して、録音データを略一致した通話のリストに追加し、略一致通話リストを作成し(ステップS306)、全ての通話に対して検索したかを判断する(ステップS307)。
ステップS307において、全ての録音データに対して検索したことではないと判定した場合、ステップS304に戻って、再び絞り込まれた録音データの上り音声の中からステップS303で生成された音声波形と略一致する波形を持つ通話を検索する。
一方、ステップS307において、全ての録音データに対して検索したと判定した場合、ステップS303で生成された音声波形と略一致した録音データの数が0より大きいかを判断する(ステップS308)。
ステップS308において、略一致した通話の数が0より大きいではないと判定した場合、ステップS303で生成された音声入力波形と略一致する波形が見つからないと見なして、再度検索するかを判断し(ステップS309)、再度検索すると判定した場合、ステップS301に戻って、再び検索を開始する。
一方、ステップS309において、再度検索しないと判定した場合、ステップS314に進み、処理が終了する。
また、ステップS308において、ステップS303で生成された音声波形と略一致した録音データの数が0より大きいと判定した場合、表示部104が略一致通話リストを表示し、使用者はその中から目的の録音データと思われる項目を選択する(ステップS310)。略一致通話リストを表示部104に表示することで、使用者に録音データが発見されたことと、その録音データが有する通話時刻や通話相手電話番号を伝える。また、検索により発見された録音データに記録されている電話番号が、携帯電話機の電話帳に登録されている場合は、電話帳より通話相手の名前やその他、電話帳に登録されている内容を表示部104に表示される。
選択された録音データを確認するため、中央処理部114は、選択された録音データを再生するよう制御する(ステップS311)。ここの通話録音再生は、検索のための音声波形と略一致箇所の前後n個目の無音識別情報間の上り通話音声、下り通話音声を合わせて再生する。この時のnは使用者の設定により決定される。前後n個目の無音識別情報間のみを再生することで、確認を容易にし、結果として検索時間を短縮することが可能である。
使用者は再生された録音データが目的のものであるかどうかを確認する(ステップS312)。使用者は再生された録音データを聴くことにより、その録音データは目的のものであるかを判断し、その録音データは目的のものである場合、操作部103を操作し、再生された通話録音が目的のものであることを中央処理部114に通知し、中央処理部114は操作部103からの通知により再生された録音データが目的のものであるかを確認する。
ステップS312において、選択した通話が目的のものではないと判定した場合、ステップS310に戻って、再度録音データの選択を行う。
ステップS312において、選択した録音データが目的のものであった場合は、録音データの再生を行う(ステップS313)。再生の際も、該当通話の始終を再生することも可能だが、無音識別情報を用いることにより、一致箇所以前や以後、前後の範囲を指定することで、長い通話の場合でも簡単に目的の通話を検索し再生することが可能となる。
ステップS310〜312の処理で、略一致通話リスト中の全ての通話録音を再生しても、目的の通話が発見されなかった場合は、ステップS303に戻って、再び音声を入力し検索を行うか、検索を終了するかを使用者による決定することができる。
以上のように、検索条件による絞込みが行われた後に、使用者の検索のための音声波形と略一致する上り通話録音を検索する。これにより、自分の音声で容易に所望の通話内容の録音データを検索することができる。
このような本発明の実施形態の携帯電話装置によれば、録音時に使用者の通話音声である上り通話音声と相手側の通話である下り通話の音声を別々に録音し、かつ上り通話音声と、下り通話音声とはそれぞれ無音部を検出する機能を有し、無音部の始まりと終わりに無音識別情報を設置する。検索時に検索条件による絞込みが行われた後に、使用者の音声波形と略一致する上り録音音声を検索し、目的の通話音声が見つかった場合は、その通話音声の再生を行う。これにより、自分の音声で容易に所望の通話内容の録音データを検索することができる。
なお、上述した説明において、無音識別情報の設置は音声データ中に設ける例を説明したが、場合によっては上り通話音声、下り通話音声それぞれの無音識別情報設置時刻や通話開始からの時間をリストとして記録することで、設置することも可能である。
本発明は、音声により内容から容易に所望の録音データを検索することが可能な効果を有し、携帯電話装置等に有用である。
本発明の実施形態に係る携帯電話装置の構成を示すブロック図 本発明の実施形態に係る携帯電話装置の録音データの構造を示す図 本発明の実施形態に係る携帯電話装置の録音データの検索方法を示す図 本発明の実施形態に係る携帯電話装置の録音時の動作を示すフローチャート 本発明の実施形態に係る携帯電話装置の検索時の動作を示すフローチャート
符号の説明
100 携帯電話装置
101 送受信部
102 音声波形生成部
103 操作部
104 表示部
105 上り音声検出部
106 下り音声検出部
107 録音データ生成部
108 コーデック
109 マイク
110 スピーカ
111 相手情報生成部
112 波形検索部
113 データベース
114 中央処理器
115 無音部検出部

Claims (4)

  1. 通話中の音声を録音して録音データを生成する録音データ生成手段と、
    前記録音データを記憶する録音データ記憶手段と、
    検索用の使用者の音声を入力する検索用音声検出手段と、
    前記録音データ記憶手段を参照して、前記入力された検索用音声の音声波形と略一致する録音データを検索する検索手段と、
    を備える携帯電話装置。
  2. 請求項1記載の携帯電話装置であって、
    前記録音データ生成手段は、使用者の音声である上り通話と通話相手の音声である下り通話とを分けて録音データを生成する携帯電話装置。
  3. 請求項2記載の携帯電話装置であって、
    前記録音データ生成手段は、前記上り通話と前記下り通話の録音データを異なるビットレートで生成する携帯電話装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項記載の携帯電話装置であって、
    前記録音データ生成手段は、通話中の無音部を示す無音識別情報を前記録音データに付加し、前記検索手段は、前記無音識別情報で示された無音部を除いた部分の録音データを検索する携帯電話装置。
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