JP2001005634A - 電子メール受信装置 - Google Patents

電子メール受信装置

Info

Publication number
JP2001005634A
JP2001005634A JP11177794A JP17779499A JP2001005634A JP 2001005634 A JP2001005634 A JP 2001005634A JP 11177794 A JP11177794 A JP 11177794A JP 17779499 A JP17779499 A JP 17779499A JP 2001005634 A JP2001005634 A JP 2001005634A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mail
voice
earphone
reading
display
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11177794A
Other languages
English (en)
Inventor
Akio Shiga
昭夫 志賀
Nobutoshi Yoshida
信敏 吉田
Jun Ito
純 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP11177794A priority Critical patent/JP2001005634A/ja
Publication of JP2001005634A publication Critical patent/JP2001005634A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Computer And Data Communications (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】メールの内容を簡単に知ることができる装置を
提供することである。 【解決手段】電子メールの内容を音声信号に変換する音
声信号変換手段と、音声変換の操作手段と、音声変換の
操作手段の操作に応じ受信したメールの内容を音声信号
で出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子メールの受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、コンピュータの小型化が進み、携
帯性に重点をおいたコンピュータが普及している。携帯
性に重点をおいたコンピュータ(以下、「携帯端末」と称
する。)は、通常のコンピュータとほぼ同様の機能を有
し、本体重量の軽減など携帯に便利な特徴を備えてい
る。
【0003】従来の「携帯端末」としては、例えば特開
平9−152955 号があげられる。
【0004】このような携帯端末の多くは、携帯電話や
公衆回線を通してEmail などの電子メールを送受信する
ことができる。外出先でも情報の送受信が行えるため、
携帯端末の主な用途の一つとなっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】電子メール受信装置の
メールの内容を簡単に知ることができることが望まし
い。
【0006】本発明の1つの目的はメールの内容を簡単
に知ることができる装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題の解決の1つ
は、データを入力するための入力部と、データを表示す
るための液晶表示部とを有する電子メール受信装置であ
って、電子メールの内容を記憶する記憶手段と、前記記
憶手段に記憶された電子メールの内容を音声信号に変換
する音声信号変換手段と、音声変換の操作手段と、前記
音声変換の操作手段の操作に応じ受信したメールの内容
を音声信号で出力することで解決される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例について、
図面を用いて説明する。
【0009】図1は、本発明の一実施例である電子メー
ル受信装置、この実施形態では携帯端末、この携帯端末
の基本ブロック図である。101はキーボード、102
は液晶画面、103はモデムなどのハードウエアとメー
ルソフトなどのソフトウエアの両者を含む電子メール受
信手段、104はメモリやハードディスクなどの記憶手
段、105は103で受信したメールを読上げる音声読
上げ手段すなわちメール情報の音声信号への変換手段ま
たは回路、106はメールの音声信号出力を要求する操
作があったかを検知する手段。この種のスイッチの操作
を検知しても良いし、その他イヤホンプラグの抜き差し
を検知してもよい。またテープレコーダーやMD等に使
用されているイヤホンの手元スイッチと一般に言われて
いる、イヤホンのリモートコントロールスイッチであっ
ても良い。一例としてこの実施の形態では106は音声
への変換操作をイヤホンが着脱されたことを感知するイ
ヤホン接続感知手段である。もちろん106はイヤホン
のリモートコントロールスイッチの操作を感知する回路
でも良い。
【0010】107は106でイヤホンの着脱が感知さ
れた場合にメール情報の音声信号への変換手段または回
路105の開始及び終了する制御を行う制御回路、以下
分かりやすくするためイヤホン抜き差し音声読上げ制御
手段と仮に呼ぶ。108は107制御回路の動作を行う
かどうかの対象を選択する条件を入力する手段、以下こ
の実施例では音声読上げ環境設定手段と呼ぶ。109は
105の読上げた音声を出力するイヤホン、110は各
手段を制御するCPU、111は上記各手段に電力を供
給する電源である。
【0011】図2は、本実施例の携帯端末の表示部を開
いた状態の外観を示す斜視図である。201は、データ
入力のためのキーボード、202はデータ表示のための
液晶画面で、液晶の上にタブレットを重ねて配置してあ
り、操作者が画面に接触すると、接触した座標をタブレ
ットから検知できるようにしてある。203はタブレッ
トに選択位置を示すつまり操作を指示すなわち選択する
ためのペン。204は電源スイッチである。205はイ
ヤホンである。206は携帯電話や公衆回線に接続し、
メールの送受信を行うためのケーブルである。207は
イヤホンが装着されるイヤホンプラグ差込口である。2
08は記録しているメールの音声変換を指示すなわち選
択する操作スイッチ、つまり音声読上げ処理に対して操
作指示すなわち選択を行うためなどに使用されるボタン
スイッチである。「押し下げる」などの周囲へずらすと動
作する構造であり、押されても動作しないように工夫し
ている。基本ブロック図の104,105,106,1
07,108,110は、キーボードの下部の本体内部
に格納されている。
【0012】操作者は、まずケーブル206をインター
ネットに接続するための回線、例えばインターネットに
接続するための携帯電話に接続する。液晶画面202に
表示されている電子メールを行うための操作エリア例え
ばアイコンを選択してメールソフトを起動する。この実
施の形態では自分宛に送られてきているメールを受信す
るつまり図2の携帯端末に上記メールを取り込む。以上
は図1の電子メール受信手段103の機能である。
【0013】上記受信したメールは記憶手段104に記
憶されている。従ってこの後メールソフトを終了して
も、記憶手段104に記憶したメールはそのまま保存さ
れる。以上の操作は一般的な電子メールの受信方式と同
じである。この操作は画面を見ながら行う場合が多く、
外出前もしくは外出中でも本体画面を開いて携帯端末を
操作しやすい場所で行うことができる。以上のように電
子メールを図2の携帯端末内の記憶手段に記憶しておけ
ば、105の音声読上げ手段により、込み合った場所、
例えば電車等であっても受信したメールの内容を確認す
ることができる。液晶表示部を開いた状態で使用するこ
ともできるし閉じたままで使用することもできる。例え
ば液晶表示部を開いた状態で使用する場合、音声読上げ
手段105の動作を開始するには、機能を実行するため
のキーが101のキーボードに割り付けられているの
で、該当するキーを操作つまり押下げて、音声読上げ手
段であるメール情報の音声信号への変換手段または回路
105を動作させる。
【0014】図3は、音声読上げ手段であるメール情報
の音声信号への変換手段または回路105を起動した画
面である。表示領域304には、読上げの対象であるメ
ールが所定の順で記憶手段104から読出されて表示さ
れる。ここで、第1操作エリアである「開始」ボタン3
01を指示すなわち選択すると、表示領域304の文字
列の音声読上げを開始する。表示領域304に表示して
いるメール1件の読上げが終了した場合は、第2操作エ
リアである「次メール」ボタン303を指示すなわち選
択することで、再度記憶手段に記憶したメールを1文書
読出し、表示領域304に表示する。この際、既に読上
げた文章は記憶手段から読出さない。このように、「次
メール」「開始」を交互に指示すなわち選択すること
で、順番にメールを読上げるつまり音声信号で出力する
ことができる。第3操作エリアである「終了」ボタン3
02を指示すなわち選択することで、音声読上げ手段10
5は動作を終了する。以上が音声読上げ手段を画面で見
ながら実施する時の主な操作方法である。なお、上記説
明は表示領域304に表示されたメールの読上げを終了
した後で「次メール」ボタン303を選択したが、読上
げ終了前につまり読上げ中に「次メール」ボタン303
を選択すると読上げをこの時点で中断し、次のメールの
読出しを行い、上記次のメールの読上げを行う。
【0015】ところで、外出先の電車の中など、画面を
見ながら音声読上げ機能の実施するには困難な場合があ
る。あるいはより簡単にメールの内容を知りたいことが
ある。これらを解決するために、例えば205のイヤホ
ンを207のイヤホン差し込み口に差し込むことで、あ
るいはリモートコントロール付きのイヤホンのリモート
コントロールを操作することで、つまり上述のように画
面を開いた操作出はなく、より簡単な操作で(以下1例
のイヤホンの挿入の形態で説明するが他のイヤホンのリ
モコン操作や更にその他の形態でもよい)読上げ動作を
行える実施の形態について以下に説明する。
【0016】まず、あらかじめ画面を見ながら指示、す
なわち操作内容を選択ができる場所でイヤホンの接続で
(上で述べた他の形態でもよいがイヤホンの接続で動作
するのが中でも最も簡単であり、イヤホンのリモートコ
ントロールが次に簡単である)、再生(音声信号での出
力)を開始することを設定しておく必要がある。
【0017】この設定方法について図9のフローチャー
トに沿って説明する。説明を簡単化するため一実施例と
してイヤホン接続で以下説明するが、イヤホン接続の代
わりにイヤホンのリモートコントロールを使用する場合
も同様である。
【0018】先に述べたように音声読上げ処理のプログ
ラムを起動するために、この機能を実行するキーである
操作スイッチ208を押下すると、ステップ901で記
憶装置中にある「イヤホンの接続で音声信号への変換を
開始」のフラグが一方の状態である「ON」であるかを
判定する。音声読上げ(音声信号の出力)では、605の
<イヤホンの接続で再生を開始>の情報つまり入力され
た動作条件を参照して、この情報が「ON」つまり(イ
ヤホンの接続などの特定された操作で音声信号の出力を
行う)の条件で、またはそれに加えイヤホン接続で音声
読上げ処理が起動された場合にはステップ907で指定
ファイルつまり指定のメールの音声読上げ処理が行われ
る。
【0019】上記音声読上げ処理では、指定しておいた
複数のメールもしくはテキストファイルを所定の順で連
続して読上げる。メールおよびテキストファイルの指定
方法については、後で音声読上げ環境の設定処理として
説明で述べる。
【0020】一方、ステップ901の条件を満たさなけ
れば、ステップ902で音声読上げ初期画面が表示され
る。この場合先に説明した液晶画面202の表示を見な
がら、つまり読上げ機能を画面を見ながら実施する、図
3の表示画面を用いた操作となる。図3の画面で、ステ
ップ903でユーザからの入力指示すなわち選択が行わ
れる。ここで第1操作エリアである「開始」ボタン30
1が選択されるとステップ905で指定されたメールの
ファイルが順に音声変換されて出力される。
【0021】ステップ903で図3が表示された時第4
の表示(この実施例ではオプション403)を選択する
と、図4に示す如く、オプション403の中のメニュー
が現れる。この実施例ではプルダウンメニューの形で現
れる。次に「条件設定」の一形態である「環境設定」4
04を選択すると、ステップ904の条件設定が行わ
れ、この実施例ではこの条件設定を環境設定と記すこと
にする。
【0022】条件の入力である環境設定処理について、
図10のフローチャート,音声読上げ環境設定処理フロ
ーチャートに沿って説明する。ステップ1001で図5
のような条件入力画面、この実施の形態では音声読上げ
環境設定初期画面、を表示する。図5の501の「メー
ルフォルダ読上げ」として示した第1の指示エリア50
1をチェックつまり操作すると、メールフォルダにある
メールつまり受信したメールを音声信号に変換すること
(読上げること)を指示すなわち選択したことになる。
【0023】504の欄で指定メールフォルダーを「追
加」「外す」ボタンを使用して登録する。上では説明を
簡単にするため受信メールの音声信号への変換(簡略表
現として、読上げ、と記している)に付いてのみ説明し
たが、その他いろいろファイルを「読上げ」の対象とす
ることができる。エリア504に表示された受信フォル
ダーのメールは今まで説明してきた受信メールのことで
ある。「受信フォルダー」を選択し、読上げ対象とする
表示「追加」を選択すると、「受信フォルダー」に記録
されているメールが読上げ対象となる。逆に、受信フォ
ルダーのメールが今まで読上げ対象となっていても、
「受信フォルダー」を選択し、次に対象から外す表示
「外す」を選択すると、読上げ対象から外れる。同様
に、「送信フォルダー」は送信予定のメールを記録して
おり、これらを対象とするかどうかを選択できる。ま
た、「送信済」は送信してしまったメールを記録してい
るフォルダーを意味し、これらのメールを対象とするか
どうかを選択できる。
【0024】502の「指定フォルダー読上げ」をチェ
ックすなわち選択すると、指定フォルダーにあるテキス
トファイルを読上げることを指示すなわち選択したこと
になる。また、505の欄で502の対象とするファイ
ル名つまり指定フォルダーのパス(記録先)を登録す
る。503の「イヤホンの接続で再生を開始」は、イヤ
ホンの接続で連続再生を開始する場合には、ここのチェ
ックボックスをチェックすなわち選択する。
【0025】ステップ1002で501,502,50
3の欄がクリックすなわち選択されると、ステップ10
03で該当欄がチェックすなわち選択されているかを判
定して、該当欄がチェックすなわち選択されていなかっ
た場合にはステップ1004で該当欄がチェックすなわ
ち選択され、該当欄がチェックされていた場合にはステ
ップ1005で該当欄のチェックすなわち選択が外され
る。
【0026】図5の画面で確認または承認を入力終了を
意味する「OK」が指示すなわち選択された場合には、
ステップ1006で501〜505の各項目の情報は、
図6に示すような記憶装置上のテーブルに保存される。
図5の画面で「キャンセル」表示が指示すなわち選択さ
れた場合には図6の記憶装置上のテーブルには新たに何
も保存されず、すなわち条件が変更されないで、音声読
上げ環境設定処理は終了する。なお、501,502,
503のどの項目も選択されていない場合は読上げ対象
がないので読上げが行われない。
【0027】図5の画面例の場合にはエリア501と5
03が選択されているので、SV2の受信フォルダーに
あるメールを読上げの対象とすることを指示すなわち選
択しており、またイヤホンを接続した場合に連続再生を
開始することを音声読上げの環境として設定したことに
なる。
【0028】図5の条件が設定されると、図10のステ
ップ1007を実行する。これは図11の条件設定であ
り、この実施例では音声調整ダイアログと呼ぶ。このダ
イアログは図4に示す表示403を選択されたときにサ
ブメニューとして405の下に406として表示し、こ
の表示が選択されたときに表示され、条件設定できるよ
うにしても良い。このようにするとより分かり易く設定
画面である図11を開くことができる。図11に示すダ
イアログでは、読上げる音声を男性とするか女性とする
かを表示1102を選択することで選定できる。表示1
102を選定すると「男性」「女性」が順に表示110
4に表示されるので表示1104に表示されている内容
が、表示「OK」を選択したとき、選択されることとな
る。読上げ速さは表示1106で設定できる。同様に抑
揚は表示1108で、音色は表示1110で、音量は1
112で設定できる。設定方法は表示1106であるマ
ークをペン203で右に移動させると読上げ速度が早く
なり左に移動させると遅くなる。また表示1108であ
るマークをペン203で右に移動させると抑揚が強くな
り左に移動させると抑揚が弱くなる。表示1110であ
るマークをペン203で右に移動させると音色が高くなり
左に移動させると音色が低くなる。表示1112であるマー
クをペン203で右に移動させると音量が多くなり左に
移動させると音量が少なくなる。表示1114である
「試し」を選択すると表示1104,1106,110
8,1110,1112の条件設定に基づきイヤホンか
ら定められた音声が出力される。この音声を聞き更に調
整することができる。条件設定の入力が終わると確認ま
たは承認または入力終了を意味する表示「OK」を選択
すると上記設定条件は図1の記憶手段104にテーブル
として記録される。
【0029】音声読上げ機能には、図4の画面で示して
いるメニューの401「ファイル」,402「操作」、な
どがステップ906にあるが本発明と直接関係ないため
この機能についての説明は省略する。
【0030】表示405は、表示403のサブメニュー
であり、「辞書設定」の機能を意味する。この表示40
3を選択し、次に表示405を選択すると、図12の画
面が表示される。この画面は発音方法を入力する画面で
ある。辞書フォルダーの表示1202にはこの辞書が記
録されるべきファイルのフォルダーが表示される。この
フォルダーは1204を選択することで変更できる。上
記フォルダーにユーザが登録した単語表など1206の
内容や図13の入力内容が記録される。
【0031】表示1210「追加」を選択すると図13
に示す単語登録ダイアログが表示される。図13でエリ
ア1302に単語を入力し、エリア1304に読方を例
えばカタカナあるいはひらかなで入力する。エリア13
06にアクセント位置を読方の左から何文字目かで入力
する。入力しなければ表示1308に無しが表示され
る。逆に入力すれば表示「無し」は自動的に消える。表
示1310を選択すると試し読み、すなわち音声信号で
イヤホンあるいはスピーカから音声が出力される。これ
により最適な入力に変更できる。入力および変更は、ペ
ン203でエリアを選択し次にペン203またはキーボ
ードから入力する。確認または承認または入力終了を意
味する表示「OK」を選択すると、上記条件は記録手段
に記録される。その後はエリア1302に入力された単
語はエリア1304に入力された読方で、エリア130
6のアクセントで発音される。
【0032】図12に戻って、単語リスト1208の単
語を選択し、表示1212「削除」を選択すると選択し
た単語の図13による入力内容が削除される。つまり記
録手段から消される。単語リスト1208の単語を選択
し、表示1214「変更」を選択すると、選択された単
語の入力内容が図13の各エリアに入力された状態で図
13が表示される。ここで変更したい内容を対応するエ
リアに入力し、表示「OK」を選択すると変更された内
容が記録手段に記録され、変更が終了する。表示121
6「試し読み」を選択すると、選択された単語が音声で
出力される。このようにして単語の読方の登録あるいは
削除あるいは変更が可能となる。また送信者すなわち相
手方の読方を簡単に入力する方法として表示1218
「アドレス帳読込み」を選択するとアドレスの記録リス
トが図13の画面で入力した如く入力され、姓名のふり
かながエリア1304の読方として入力されたのと同じ
に取り扱われる。アドレスの記録リストを一括で読込む
ことができ、大変便利である。また例えば表示1216
「試し読み」で読込んだリストについて発音を試した上
で変更でき、たいへん使い勝手が向上する。入力が終わ
ると確認または承認または入力や変更などの操作の終了
を意味する「OK」を選択し、図12の操作を終了す
る。表示「キャンセル」を選択すると変更することなく
操作を終了する。
【0033】次に実際にイヤホンを接続した場合の機能
(イヤホンのリモコンを使用しても同じ)の実施例につ
いて、図7及び図8のフローチャートに沿って説明す
る。図7は、イヤホンが取り付けられた時の処理を示す
フローチャートである。まず、ステップ701におい
て、記憶装置中にある「イヤホンの接続で再生開始」が
ON「するを意味する」になっているか、つまり条件設
定、を参照する。この情報は先に述べた音声読上げ環境
設定処理で設定する情報であり、記憶装置上には図6の
605のように他の上方と関連付けて存在する。ステッ
プ701で「イヤホンの接続で再生開始」がOFF「し
ないを意味する」の場合には、イヤホンが取り付けられ
た時の処理は終了する。ステップ701で「イヤホンの
接続で再生開始」がONの場合には、ステップ702で
携帯端末の主電源がONかどうかをチェックして、主電
源がOFFの場合にはステップ703で主電源をONに
する処理が行われる。主電源がON状態になったなら
ば、ステップ704で音声読上げ処理が開始される。既
に述べたように音声読上げ処理は図9のようなフローで
実行されて、ステップ901で判定されてステップ90
7の指定ファイルの連続再生が実行されることになる。
【0034】図8は、イヤホンが取り外された時の処理
を示すフローチャートである。まず、ステップ801に
おいて、音声読上げ処理が起動中であるかをチェックす
る。もし音声読上げ処理が起動中でなければイヤホン取
り外し時の処理は終了する。ステップ801において音
声読上げ処理が起動中であれば、ステップ802で音声
読上げの処理を終了させ、ステップ803で主電源をO
FFにしてイヤホンが取り外された時の処理は終了す
る。
【0035】なお、詳細な説明は省略するが携帯端末本
体を閉じたまま(キーボードより指示すなわち選択しな
くても)で、音声読上げ処理中に208のボタンスイッ
チを用いて、例えばボタンを1度操作すると音声読上げ
処理の停止を行わせ、ボタンを2度操作すると次メール
へ進めるなどの操作は可能である。すなわちボタンスイ
ッチ208の操作回数で読上げ開始や終了を制御し、ま
た読上げ中の動作を終了させ次のメールの読み上動作に
移ることを制御しても良い。この方法はまた使い易い点
がある。またリモートコントロール付きイヤホンのリモ
ートコントロールなどの操作で読上げ開始や終了,読上
げ中の動作を終了させ次のメールの読上げ動作に移るこ
とを制御を行っても良い。これはまたたいへん便利であ
る。
【0036】図14は上記読上げの内容を設定する画面
で、図4の表示403のメニューのサブメニューとして
表示406に表示し、これを選択することでこの画面を
表示しても良い。メールのヘッダーを読上げる場合はエ
リア1402を選択し、更にヘッダーの各項目,件名,
差出人,宛先,CCの宛先,BCCの宛先,送信日付,
メールのサイズ(容量),種類(緊急かどうかも含
む),返信かどうか,添付書類の有無をそれぞれ読上げ
るかどうか設定する。上記各表示エリアをペン203で選
択すると、上記各エリアに例えばチェックマークなどを
入力され、または消え、読上げるかどうかの条件を入力
(設定)できる。本文中のURLやメールアドレスを読
上げるかどうかも、表示1404や1406を選択する
かどうかで、設定できる。
【0037】表示1408は補助音を出すかどうかで、
エリア1408をペン203で選択することで、マーク
を入力するかどうかを選択でき、音を出すかどうかを設
定できる。補助音を発生する場合、操作との関係をエリ
ア1408,1410,1412,1414を選択するかど
うかで設定する。エリア1408は音声信号への変換処
理の開始であるいは各メールの開始で音を出す。エリア
1410は音声信号への変換処理の終了であるいは各メ
ールの読上げ終了で音を出す。エリア1412は前のメ
ールに戻って読上げる場合にその動作の開始で音を出
す。エリア1414は現在の読上げを中断して次のメールに
進むときに音を出す。それぞれの音の内容はエリア14
16から1422の設定で選択できる。入力が終わると
表示1426「OK」で入力内容を記録装置104に登録で
きる。また表示1428「キャンセル」を選択すると設
定が変更されないでこの操作が終了する。この図14で
説明した操作により上記の如く表示画面を開くことなく
メールの確認が可能となり、その操作の状況を音で確認
しながら操作を行うことができる。上記操作は例えばイ
ヤホンに付けられているリモートコントロールの操作で
も有効である。イヤホンに付けられているリモートコン
トロールの場合小さな表示手段を持つことが多いが、電
車などで移動中など表示を見にくい状況がいろいろあ
る。このような状況であっても操作が正確にできる効果
がある。
【0038】以上のようにして、携帯端末の画面をみて
キーボードなどから操作を行わなくても、イヤホンが取
り付けられると、音声読上げ機能が起動され、イヤホン
を取りはずすと音声読上げ機能が終了するようになるの
で大変便利である。
【0039】なお、上述の実施の形態では、電子メール
などのテキストファイルを格納する記憶手段と、記憶手
段に記憶されたテキストファイルの文字列を音声読上げ
する音声読上げ手段と、イヤホンのプラグがイヤホンプ
ラグ差込口に抜き差しされることを感知するイヤホン接
続感知手段と、イヤホン接続感知手段がイヤホンが接続
されたことを感知すると、装置の主電源をオン状態にし
て音声読上げを開始する、また、音声読上げ処理が行わ
れている最中にイヤホン接続感知手段がイヤホンが抜か
れたことを感知すると、音声読上げ処理を終了して装置
の主電源をオフ状態にするイヤホン抜き差し音声読上げ
制御手段と、イヤホンの抜き差しによる音声読上げの開
始,終了制御を行うかどうかの可否を設定する音声読上
げ環境設定手段を備えることにより、多くの効果を奏し
ている。
【0040】上記実施例では、音声読上げ機能を開始及
び終了する際には、携帯端末を鞄の中から取り出して、
キーボードやマウスなどから操作を指示すなわち選択し
なくても、携帯端末にイヤホンを着脱することで、音声
読上げ機能の開始及び終了することができるようにな
り、ユーザの操作負担を軽減できる。イヤホンのリモコ
ン操作で操作することもでき、同様の効果がある。
【0041】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の音声読
上げ装置ではイヤホンを着脱であるいはイヤホンのリモ
コンの操作でメールの内容を音声で確認できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声読上げ装置の基本ブロック図であ
る。
【図2】本発明の音声読上げ装置の概観図である。
【図3】音声読上げ処理の画面例を示す図である。
【図4】音声読上げ処理の画面例を示す図である。
【図5】音声読上げ環境設定処理の画面例を示す図であ
る。
【図6】記憶装置上の音声読上げ環境情報の例を示す図
である。
【図7】イヤホン取付け時の処理フローを示す図であ
る。
【図8】イヤホン取り外し時の処理フローを示す図であ
る。
【図9】音声読上げ処理のフローを示す図である。
【図10】音声読上げ環境設定処理のフローを示す図で
ある。
【図11】音声信号への変換条件である音声調整条件を
入力する画面である。
【図12】音声信号への変換条件である発音方法を入力
する画面である。
【図13】読み方を入力する画面である。
【図14】補助音の発生条件を設定する画面である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 純 茨城県日立市東多賀町一丁目1番1号 株 式会社日立製作所電化機器事業部多賀本部 内 Fターム(参考) 5B089 GA25 JA31 KA01 KC26 KH15 LB13 LB14 5E501 AA04 AB16 BA05 CA04 CA08 CB02 CB05 EA10 FA03 FA05 FA32

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データを入力するための入力部と、データ
    を表示するための液晶表示部とを有する電子メール受信
    装置であって、 電子メールの内容を記憶する記憶手段と、前記記憶手段
    に記憶された電子メールの内容を音声信号に変換する音
    声信号変換手段と、音声変換の操作手段と、前記音声変
    換の操作手段の操作に応じ受信したメールの内容を音声
    信号で出力する電子メール受信装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電子メール受信装置にお
    いて、前記音声変換の操作手段としてイヤホンのプラグ
    がイヤホンプラグ差込口に抜き差しされることを感知す
    る手段を使用し、前記イヤホンの挿入に応じて受信した
    メールの内容を音声信号で出力する電子メール受信装
    置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の電子メール受信装置にお
    いて、前記イヤホンの挿入動作に応じ、電子メール受信
    装置の主電源をオン状態にし、受信したメールの内容を
    音声信号で出力する電子メール受信装置。
  4. 【請求項4】請求項3に記載の電子メール受信装置にお
    いて、 音声読上げ処理が行われている状態で、前記イヤホンが
    抜かれると、音声信号の出力処理を終了して前記主電源
    をオフ状態にすることを特徴とする電子メール受信装
    置。
  5. 【請求項5】データを入力するための入力部と、データ
    を表示するための液晶表示部とを有する電子メール受信
    装置であって、 電子メールの内容を記憶する記憶手段と、前記記憶手段
    に記憶された電子メールの内容を音声信号に変換する音
    声信号変換手段と、音声変換の操作手段と、前記音声変
    換の操作手段の操作に応じ受信したメールの内容を音声
    信号で出力するように構成し、 前記音声変換の操作手段に応じ前記音声信号で出力する
    動作を行うかどうかの設定画面を表示し、前記画面の設
    定に基づいて前記音声信号で出力する動作を行うことを
    特徴とする電子メール受信装置。
JP11177794A 1999-06-24 1999-06-24 電子メール受信装置 Pending JP2001005634A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11177794A JP2001005634A (ja) 1999-06-24 1999-06-24 電子メール受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11177794A JP2001005634A (ja) 1999-06-24 1999-06-24 電子メール受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001005634A true JP2001005634A (ja) 2001-01-12

Family

ID=16037219

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11177794A Pending JP2001005634A (ja) 1999-06-24 1999-06-24 電子メール受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001005634A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323827A (ja) * 2005-04-18 2006-11-30 Ricoh Co Ltd 音楽フォント出力装置、フォントデータベース及び言語入力フロントエンドプロセッサ
CN103838355A (zh) * 2012-11-20 2014-06-04 联想(北京)有限公司 一种信息处理方法以及一种电子设备
WO2017187678A1 (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006323827A (ja) * 2005-04-18 2006-11-30 Ricoh Co Ltd 音楽フォント出力装置、フォントデータベース及び言語入力フロントエンドプロセッサ
CN103838355A (zh) * 2012-11-20 2014-06-04 联想(北京)有限公司 一种信息处理方法以及一种电子设备
WO2017187678A1 (ja) * 2016-04-27 2017-11-02 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
JPWO2017187678A1 (ja) * 2016-04-27 2019-02-28 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム
US11074034B2 (en) 2016-04-27 2021-07-27 Sony Corporation Information processing apparatus, information processing method, and program

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI497406B (zh) 用於為一語音辨識互動模組提供輸入功能之方法及電腦可讀取媒體
EP1785824A2 (en) Method for displaying menus in a portable terminal
KR100685975B1 (ko) 이동통신단말기에서의 통화 중 메모 작성 방법 및 이를구현할 수 있는 이동통신단말기
US20140007019A1 (en) Method and apparatus for related user inputs
KR100365860B1 (ko) 이동 단말에서의 메시지 전송방법
JP6198943B2 (ja) 携帯端末の音声エモーティコン制御方法
JP2006523988A (ja) マルチメディアおよびテキストエディタを用いた音声起動メッセージ入力方法および装置
KR20100083036A (ko) 메시지 서비스 제공 방법 및 이를 지원하는 휴대 단말기
KR100774187B1 (ko) 이동통신단말기 및 이를 위한 문자메시지 디스플레이 방법
JP2001005634A (ja) 電子メール受信装置
KR20040081512A (ko) 무선통신단말기에서 숨김 기능을 이용한 메뉴 또는최근통화목록 제어 방법
KR20080068495A (ko) 터치 스크린을 구비한 전자 기기 및 이를 이용한 정보 입력방법
JP2007058103A (ja) 歌詞ダウンロード機能付き携帯端末装置
JP2001243199A (ja) 情報処理装置
JP2002073507A (ja) 電子メールシステム及び電子メール装置
JP2002149560A (ja) 電子メール装置及び電子メールシステム
JP2002055925A (ja) 音声読み上げ装置および情報処理装置
JP2003208189A (ja) 文字列音声変換装置及び文字列音声変換方法
US20050119888A1 (en) Information processing apparatus and method, and program
JP4751439B2 (ja) 通信端末装置
JP2001005633A (ja) メール受信装置
JP5248051B2 (ja) 電子機器
JP4119880B2 (ja) 端末装置及びプログラム
JP4256435B2 (ja) メールシステム、メール送信方法およびプログラム
JP4968250B2 (ja) 通信端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071102

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081102

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091102

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101102

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111102

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees