JPH05197384A - 音声読み上げ装置 - Google Patents

音声読み上げ装置

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Publication number
JPH05197384A
JPH05197384A JP4009667A JP966792A JPH05197384A JP H05197384 A JPH05197384 A JP H05197384A JP 4009667 A JP4009667 A JP 4009667A JP 966792 A JP966792 A JP 966792A JP H05197384 A JPH05197384 A JP H05197384A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
unit
voice
reading
recitation
Prior art date
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Pending
Application number
JP4009667A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Sakagami
晃一 阪上
Yoichi Sakai
陽一 坂井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
Priority to JP4009667A priority Critical patent/JPH05197384A/ja
Publication of JPH05197384A publication Critical patent/JPH05197384A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 復唱指示があった場合に効率良く復唱する。 【構成】 メッセージの読み上げが開始され、「新製品
コンセプト検討…」と発声され(42)、そのメッセー
ジの途中「…今後の」を聞いた時点で利用者が復唱の指
示をすると(43)、メッセージ中の数字を重要ポイン
トとして探し、数字を含む部分を重要部分として抽出
し、メッセージの先頭から最初の重要部分より復唱指示
までの重要部分「平成3年…会議室」を復唱範囲とし、
この復唱範囲中の重要部分のみを復唱用メッセージとし
てこの例では日時と場所とを復唱し(44)、その後、
復唱指示のあった時読み上げていた位置からメッセージ
の読み上げを行う(45)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、文字コードで表され
たメッセージを音声で読み上げることができる音声読み
上げ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の音声読み上げ装置にも、メッセー
ジを繰り返し読み上げる機能があり、復唱する範囲につ
いては、読み上げているメッセージの先頭から復唱す
る方法、読み上げている文の先頭から復唱する方法、
等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の音声読
み上げ装置において、復唱が指示された時、読み上げて
いるメッセージの先頭から復唱する装置においては、直
前の部分が聞き取れなかった場合にも、メッセージの先
頭から読み上げるので、あまり重要でない部分も聞いて
いなければならず、聞いている時間が無駄であると共に
煩わしさを感ずる。
【0004】一方、復唱が指示された時、直前の文を復
唱する装置においては、直前の文中に、もう一度聞きた
い重要な部分が含まれていない場合があり、重要な部分
を聞くためには、キー操作を繰り返す等の操作が必要で
ある、という欠点があった。また、いずれの場合も、復
唱するメッセージの表現は、1回目の読み上げの場合と
同じであるため、既に聞き取った部分やあまり重要でな
い部分も繰り返し発声され、聞いている時間が無駄であ
ると共に煩わしさを感ずる、という欠点があった。
【0005】この発明の目的は、利用者が読み上げの繰
り返しを指示した場合に、利用者に効率良く伝えるよう
に復唱することができる音声読み上げ装置を提供するこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明によれば、メッ
セージの重要ポイントとなる部分を抽出する重要部抽出
部と、その重要部抽出部が抽出した重要ポイントに基づ
き、復唱する範囲を決定する復唱範囲決定部とが付加さ
れ、請求項2の発明では復唱範囲決定部が決定した復唱
範囲に含まれる重要ポイントを中心に、復唱範囲の要点
を強調したメッセージを作成する復唱メッセージ作成部
が更に設けられる。
【0007】
【作用】読み上げ制御部により、音声合成部に読み上げ
が指示されると、音声合成部により、メッセージ格納部
に格納されているメッセージの文字コード列が音声に変
換されることは従来と同様である。こうしてメッセージ
の読み上げが行われている時に、信号受信部により、復
唱を指示する信号が受信されると、まず、重要部抽出部
により、メッセージの重要ポイントが抽出される。次
に、抽出された重要ポイントに基づき、復唱範囲決定部
により、復唱する範囲が決定され、その決定された復唱
範囲の文章の読み上げが音声合成部に指示される。
【0008】または、復唱メッセージ作成部により、前
記決定された復唱範囲に含まれる重要ポイントを中心
に、復唱範囲の要点を強調したメッセージが作成され、
その強調された復唱用メッセージの読み上げが、読み上
げ制御部により音声合成部に指示される。いずれの場
合、復唱が終了した場合には、読み上げ制御部により、
メッセージ中のまだ読み上げていない部分の読み上げの
再開が、音声合成部に指示される。以上により、利用者
がメッセージを聞き取れず、復唱を指示した場合には、
聞きたい重要ポイントを中心にメッセージが復唱される
ので、効率良くメッセージを伝えることが可能となる。
【0009】
【実施例】図1Aにこの発明に基づく音声読み上げ装置
を利用して、電子メールの読み上げを行うシステムの構
成を示す。電子メールシステム11よりのメッセージは
この発明に基づく音声読み上げ装置12へ供給され、音
声合成されて音声出力装置13から出力される。音声読
み上げ装置12には信号入力装置14も接続されてい
る。音声出力装置13は電話機の受話機、信号入力装置
14は電話機のプッシュボタンと考えてもよい。
【0010】図1Bにこの発明に基づく音声読み上げ装
置12の構成を示す。従来の装置と同様に読み上げるメ
ッセージを格納するメッセージ格納部21と、文字コー
ド列を音声に変換する音声合成部22と、読み上げの復
唱を指示する信号を受信する信号受信部23と、メッセ
ージを読み上げている途中で、信号受信部23が、復唱
を指示する信号を受信した場合には、復唱を行い、復唱
が終了すると、まだ読み上げていない部分の読み上げを
指示する読み上げ制御部24とを備えている。
【0011】この発明においては更にメッセージの重要
ポイントを抽出する重要部抽出部25と、その重要部抽
出部25が抽出した重要ポイントに基づき、復唱する範
囲を決定する復唱範囲決定部26と、その決定された復
唱範囲に含まれる重要ポイントを中心に、復唱範囲の要
点を強調した復唱用メッセージを作成する復唱メッセー
ジ作成部27とが設けられる。
【0012】図2Aに読み上げるメッセージの例を示
し、図3に図2Aのメッセージを読み上げている時に、
利用者がもう一度聞きたい旨を指示した場合の、この発
明による音声読み上げ装置12と利用者とのやりとりの
例を示す。以下、上記例に基づき、この発明による音声
読み上げ装置12の動作例について説明する。
【0013】音声読み上げ装置12にメッセージとして
の例では電子メールが入力されると、そのメッセージは
メッセージ格納部21に格納され、その後、読み上げ制
御部24は「メッセージを読み上げます」を音声合成部
22より出力させる(41)。次にメッセージ格納部2
1に格納したメッセージの文字コード列を音声に変換す
るように音声合成部22に指示する。そのメッセージの
読み上げを途中(「…今後の予定」)まで聞いた(4
2)後、利用者が、信号入力装置14で、もう一度聞き
たい旨の指示を行ったとする(43)。すると、信号受
信部23がその信号を受信し、重要部抽出部25が、そ
れまでに読み上げたメッセージ中の重要ポイントとなる
部分を探す。図2Aのメッセージ例において、数字が重
要であるとする考え方に基づき、数字を含む部分(句読
点、スペース等で区切られている範囲)を重要部分5
0,51,52として抽出した場合の結果例を図2Bに
示す。
【0014】この重要部分の抽出方法としては、この他
にも、送信側の利用者が、メッセージを作成する時
に、重要な部分に特殊文字コードを付加し、重要部抽出
部25がこの特殊文字コードを検索することにより重要
部分を抽出する方法、メッセージの形態素解析を行
い、品詞分類、名詞の属性等から重要性を推測し(例え
ば、数字、地名等は重要と判断する)、重要部分を切り
出す方法、等がある。
【0015】次に、復唱範囲決定部26が、抽出された
重要部分に基づき、復唱範囲を決定する。この実施例
は、メッセージの先頭から探して最初に現れる重要ポイ
ントの位置を、復唱範囲の開始点とし、復唱を指示する
信号を受信した時に読み上げていた位置を復唱範囲の終
了点とする場合の例である。復唱範囲決定の方法として
は、この他に、復唱を指示する信号を受信した時に読み
上げていた位置の、直前の重要部分を開始点とする方
法、等がある。復唱範囲決定部26により、復唱範囲が
決定されると、読み上げ制御部24は、決定された範囲
の文章の読み上げを音声合成部22に指示する。
【0016】または、復唱メッセージ作成27により、
復唱範囲決定部26で決定された復唱範囲に含まれるメ
ッセージの重要部分を中心に、要点を強調する復唱用メ
ッセージを作成する。この実施例は、単純に重要部分5
0,51,52のみを羅列することにより、要点を強調
したメッセージを作成した場合の例である。この他に、
重要ポイントを読む速度を遅くする、音量を大きくする
等、読み上げ制御情報を1回目の読み上げと変化させる
等することにより、重要ポイントを強調したメッセージ
を作成する方法がある。復唱用メッセージ作成27によ
り、復唱用メッセージが作成されると、読み上げ制御部
24は、その復唱用メッセージを音声合成部22に送
り、読み上げを指示する。
【0017】いずれの場合も、音声合成部22により音
声に変換されたメッセージは音声出力装置13により発
生される。この結果この例では日時と、場所を示す復唱
用メッセージが発声される(44)。次に、読み上げ制
御部24は、復唱を指示する信号を受信した時に読み上
げていた位置から読み上げを開始する(45)。このメ
ッセージの読み上げを途中(「…をお願い…」)まで聞
いた時は利用者が信号入力装置14より、もう一度聞き
たい旨の指示を行ったとする(40)。すると、前記と
同様にして、復唱用メッセージを音声出力する。この結
果この例では事務局の電話番号が復唱用メッセージとし
て発声される(47)。復唱が終了したら、読んでいな
い部分はないので、「メッセージは以上です」を発声さ
せ(48)、メッセージ読み上げを終了する。
【0018】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば利用
者がメッセージを聞き取れず、復唱を指示した場合に
は、聞きたい重要ポイントを中心にメッセージが復唱さ
れるので、効率良くメッセージを伝えることが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】Aはこの発明に基づく音声読み上げ装置を利用
して、電子メールの読み上げを行うシステムの構成を示
すブロック図、Bはこの発明に基づく音声読み上げ装置
の構成を示すブロック図である。
【図2】Aは読み上げるメッセージの例を示す図、Bは
抽出する重要部分の例を示す図である。
【図3】図2Aのメッセージを読み上げている時に、利
用者がもう一度聞きたい旨を指示した場合の、この発明
による音声読み上げ装置と利用者とのやりとりを示す
図。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字コード列を音声に変換する音声合成
    部を備え、文字コード列で表されたメッセージを音声で
    読み上げる音声読み上げ装置において、 読み上げるメッセージを格納するメッセージ格納部と、 読み上げの繰り返し(復唱)を指示する信号を受信する
    信号受信部と、 メッセージの重要ポイントとなる部分を抽出する重要部
    抽出部と、 その重要部抽出部が抽出した重要ポイントに基づき、復
    唱する範囲を決定する復唱範囲決定部と、 メッセージを読み上げている途中で、上記信号受信部
    が、復唱を指示する信号を受信すると、上記復唱範囲決
    定部が決定した範囲の文章の読み上げを上記音声合成部
    に指示し、その復唱が終了した場合には、まだ読み上げ
    ていない部分の読み上げを音声合成部に指示する読み上
    げ制御部と、 を備えていることを特徴とする音声読み上げ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の音声読み上げ装置にお
    いて、 上記復唱範囲決定機構が決定した復唱範囲に含まれる重
    要ポイントを中心に、復唱範囲の要点を強調して伝える
    ためのメッセージを作成する復唱メッセージ作成部が付
    加され、上記読み上げ制御部は、復唱の際に上記復唱メ
    ッセージ作成部が作成したメッセージの読み上げを音声
    合成部に指示することを特徴とする。
JP4009667A 1992-01-23 1992-01-23 音声読み上げ装置 Pending JPH05197384A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10274999A (ja) * 1997-03-31 1998-10-13 Sanyo Electric Co Ltd 文書読み上げ装置
JP2000267687A (ja) * 1999-03-19 2000-09-29 Mitsubishi Electric Corp 音声応答装置
JP2004326032A (ja) * 2003-04-28 2004-11-18 Nissan Motor Co Ltd 車載情報提供装置
JP2007086185A (ja) * 2005-09-20 2007-04-05 Mitsubishi Electric Corp 音声合成装置
JP2012073519A (ja) * 2010-09-29 2012-04-12 Toshiba Corp 読み上げ支援装置、方法、およびプログラム

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