JP2001288397A - 発泡ポリスチレン用プライマー組成物及びそれを用いた断熱防水構造 - Google Patents

発泡ポリスチレン用プライマー組成物及びそれを用いた断熱防水構造

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JP2001288397A
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Kenzo Iwamoto
憲三 岩本
Yoshitaka Higashida
義孝 東田
Kenji Tanabe
健二 田部
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HIRONO KAGAKU KOGYO
Mitsuboshi Belting Ltd
Hirono Kagaku Kogyo KK
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HIRONO KAGAKU KOGYO
Mitsuboshi Belting Ltd
Hirono Kagaku Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】下地モルタルに発泡ポリスチレンシートを介し
防水シートを敷設する際に、発泡ポリスチレンシートと
防水シートとの密着を良好にし、凝縮力を高めて夏場の
シートの膨れ、剥がれを阻止する。 【解決手段】酸含有スチレン・ブタジエンゴム,粘着付
与剤,金属酸化物,アスファルトと水と必要に応じ増粘
剤からなるプライマー組成物で、好ましい配合としては
酸含有スチレン・ブタジエンゴム100重量部、粘着付
与剤を50〜150重量部、金属酸化物を1〜5重量
部、アスファルトを50〜150重量部と必要に応じ増
粘剤を2〜5重量部及び水100〜500重量部であ
る。そして、このプライマー4を水系接着剤5を併用し
防水シート6を接着して断熱防水構造を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は発泡ポリスチレン用
プライマー組成物ならびに同プライマー組成物を用いた
防水シート積層断熱防水構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】屋外、特に屋上の断熱防水において、断
熱層として発泡シートを敷設することが行われている
が、発泡シートの中にはポリエチレンなどの軟質シート
と、ポリスチレンやポリウレタンなどの硬質シートがあ
る。
【0003】従来、このような防水シートとの積層によ
る断熱防水で発泡シートが硬質シートであると、熱(太
陽光)でソリが発生し、外観不良や、場合によってはシ
ートの剥がれ等につながってしまうため、殆ど軟質シー
トしか使用されていなかった。しかし、軟質シートは柔
らかであることから、防水シート上を歩行するような場
合には適さず、用いにくかったことや、上に積層する防
水シートを接着剤などで接合する場合に、十分に転圧で
きなかったこと、そして断熱性能も不充分であったこと
など種々の問題を有していた。
【0004】これらの問題は硬質シートを用いることに
よって解消することができるが、断熱性能にすぐれてい
るウレタンシートは使用しているうちに水分で劣化して
しまい、断熱性能の経時変化が大きいという問題があっ
た。
【0005】一方、ポリスチレンシートでは断熱性能の
低下は少ないものの、有機溶剤で侵されてしまうため、
通常は接着剤を用いることなくディスク板とアンカーを
用いて下地に物理的に固定する方法が採られていた。こ
の方法は結局、防水シートとも物理的に固定することと
なり、当然、防水シートに孔をあけることが必要とな
る。この固定のための孔は、当然、シートを増貼りした
り、シールなどを施して漏水しないような手当が行われ
るが、信頼性からすると、防水シートには一切、孔をあ
けない工法が好ましいこと、また増貼りやシールなどの
余分な作業を省くことができるのが好ましいことは勿論
である。
【0006】ところで、本発明者らはさきに防水シート
用接着剤として、防水シートとモルタル下地との接着に
際し、シートの膨れ、剥がれのない水性接着剤を提案し
た。(特願平11−44628号)この水性接着剤は下
地モルタルと防水シートとの接着に対しては頗る有用で
あるが、前述の如き発泡ポリスチレンを用いた断熱防水
構造を構成する上で肝腎な発泡ポリスチレンとの密着に
対しては必ずしも十分でなく問題を有していた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】本発明は上述の如き実状に鑑み、これに対
処して水性プライマーの組成、特に酸変性スチレン・ブ
タジエンゴム等と金属酸化物との架橋による凝集力の発
生を見出し、粘着付与剤とアスファルトによる発泡ポリ
スチレンとの密着力の発生とのバランスにより、夏場に
おけるシートの膨れ、剥がれのないプライマー組成物を
提供し、かつ上記プライマー組成物の使用により夏場に
おけるシートの膨れ、剥がれのない断熱防水構造を提供
することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】即ち、上記目的に適合
し、所期の効果を達成する本発明の特徴の1つは、酸含
有スチレン・ブタジエンゴム,スチレン・イソプレン・
ブロック共重合体,スチレン・ブタジエン・ブロック共
重合体からなる群より選ばれた少なくとも1種と、金属
酸化物,粘着付与剤,アスファルトおよび水とからな
る、発泡ポリスチレン下地上に防水シートを膨れ、剥が
れがなく敷設するためのプライマー組成物にある。な
お、上記組成物には必要に応じ増粘剤を添加することも
効果的である。
【0010】請求項3は、上記プライマー組成物の好ま
しい組成割合であり、酸含有スチレン・ブタジエンゴ
ム,スチレン・イソプレン・ブロック共重合体,スチレ
ン・ブタジエン・ブロック共重合体から選ばれた少なく
とも1種100重量部に対して粘着付与剤を50〜15
0重量部、金属酸化物1〜5重量部、アスファルトを5
0〜150重量部、増粘剤を2〜5重量部、更に固形分
が20〜80%になるように水を添加配合してなる組成
を特徴とする。
【0011】また本発明は上記プライマーを用いて構成
した断熱防水構造、即ち、下地上に発泡ポリスチレンシ
ートを敷設し固定すると共に、上記発泡ポリスチレンシ
ート上に前記のプライマーと水系接着剤を介し防水シー
トを接着せしめた断熱防水構造も特徴とする。
【0012】ここで、水系接着剤は酸含有クロロプレン
ゴム,粘着付与剤,金属酸化物,増粘剤と水とならなる
接着剤組成であり、好ましい割合としては酸含有クロロ
プレンゴム100重量部に対して粘着付与剤を25〜5
0重量部、金属酸化物を0.5〜5.0重量部、増粘剤
を2〜10重量部、水を100〜500重量部の添加配
合である。
【0013】
【作用】上記本発明のプライマー組成物は酸含有スチレ
ン・ブタジエンゴム等を主成分とし、これに金属酸化物
を加えることによってスチレン・ブタジエンゴムと金属
酸化物が架橋し、凝集力を発生すると共に、粘着付与剤
と、アスファルトによって発泡ポリスチレンとの密着力
の発生バランスにより水系で十分な接着性能を発揮し、
従来の欠点を解消する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、更に本発明の具体的な実施
の形態を説明する。
【0015】本発明は前述したように、まず屋外におい
て防水シートを発泡ポリスチレンと接着する際のプライ
マー組成物、即ち、屋上防水で発泡ポリスチレン下地上
に防水シートを敷設するためのプライマーであって、酸
含有スチレン・ブタジエンゴム,スチレン・イソプレン
・ブロック共重合体,スチレン・ブタジエン・ブロック
共重合体からなる群より選ばれた少なくとも1種と、金
属酸化物,粘着付与剤,アスファルトおよび水とからな
るプライマー組成物である。
【0016】ここで酸含有スチレン・ブタジエンゴム,
スチレン・イソプレン・ブロック共重合体,スチレン・
ブタジエン共重合体としては酸含有スチレン・ブタジエ
ンゴムが一般的であり、例えばカルボン酸を含むスチレ
ン・ブタジエンが最も一般に用いられるが、随時、他の
ものも使用可能である。また、粘着付与剤としてはフェ
ノール樹脂,石油樹脂,ロジンエステル樹脂等の樹脂エ
マルジョンがあり、これらは粘着性を上げるためと、凝
集力を上げるために添加するものであり、融点が100
℃以上のものも用いることができ、100℃未満である
と熱時の凝縮力が不足するので好ましくない。そして、
上記粘着付与剤は通常、アスファルトエマルジョンの併
用系で用いられる。樹脂エマルジョンよりなる上記粘着
付与剤は好ましい添加量として前記酸含有スチレン・ブ
タジエンゴムなど100重量部に対して50〜150重
量部、またアスファルトエマルジョンも50〜150重
量部添加される。
【0017】上記の粘着付与剤とアスファルトの添加は
前述の如く粘着力,凝縮力を向上させるためであり、特
にこれら粘着付与剤とアスファルトとを併用することは
効果を上げる面で必須であり、両者を配合することによ
って粘着力と凝縮力が向上し、プライマーの発泡ポリス
チレンとの間の密着性がよくなる。それぞれ配合量が5
0重量部未満であると発泡ポリスチレンとの間の密着力
が不足する。150重量部を超えても特に密着力を上げ
る効果はない。
【0018】また、本発明において使用する前記金属酸
化物は酸化亜鉛,酸化鉛であり、分散性の面では酸化亜
鉛が好ましい。この金属酸化物は酸含有スチレン・ブタ
ジエンゴム等と架橋して凝縮力を発生するものであり、
1重量部未満であると、十分な凝縮が起こらず接着が低
下し、膨れや剥がれが発生したり、耐水性が悪くなる。
一方、5重量部を超えると粘着性が悪くなり、初期接着
を阻害するので酸含有スチレン・ブタジエンゴム100
重量部に対して1〜5重量部の添加が好適である。
【0019】なお、水は上記各成分要素を分散させて塗
布できるようにするための媒体であり、固形分が20%
未満では分散性が悪くなり、80%を超えると固形分濃
度が低くなりすぎて塗布性が悪くなるので、固形分20
〜80%の範囲になるよう加えるのが好適である。
【0020】更に本発明において前記金属酸化物に必要
に応じ増粘剤を併用してもよい。この場合には酸含有増
粘剤が好ましく、例えばアクリル系,ウレタン系,メチ
ルセルロース系,ヒドロオキシエチルセルロース系など
が挙げられる。この増粘剤は接着剤の粘度を上げて塗布
性、作業性を改善するものであり、2重量部未満であっ
ても塗布することは可能であるが、1回の塗布でも塗布
量が少なくなってしまい、何度も塗らなければ必要な塗
布量が得られないことや、塗りむらができてしまう問題
が起こるので好ましくない。5重量部を超えれば粘度が
上がりすぎて逆に作業性を悪くする。従って2〜5重量
部の範囲が好適である。
【0021】本発明プライマー組成物は一応、上記の各
成分要素によって構成されるが、必要に応じて更にその
他に軟化剤や無機充填剤、アンモニア水などを随時、配
合してもよい。軟化剤はDOP,DBP,クレー,タル
クなどが使用可能であり、酸含有スチレン・ブタジエン
ゴム100重量部に対して増量のため適宜、0〜30重
量部配合される。しかし、必ずしも配合は必須でないこ
とは勿論である。また、前記アンモニア水はPH調整の
ため必要に応じて使用されるものである。
【0022】かくして、上記配合により形成した本発明
組成物からなるプライマーは、上記配合の中で金属酸化
物がスチレン・ブタジエンゴムを架橋し、接着力を強化
し、従来のように増粘剤による耐水性悪化を防止するこ
とができる。
【0023】以上は本発明の第1の特徴に係るプライマ
ー組成物についてであるが、本発明は更に上記プライマ
ー組成物を使用し形成した断熱防水構造も含まれる。
【0024】図1はかかる本発明断熱防水構造の1例を
示し、下地1上に発泡ポリスチレンシート2を敷設して
ディスク板とピンの組み合わせなどからなるアンカー部
材3を用いて下地に機械的に固定した状態で防水シート
6を前記本発明のプライマー4と別途水系接着剤5を介
して接着することによって構成されている。ここで使用
する水系接着剤5は、防水シート6との接着性が良好な
水系接着剤であり、例えば、さきに本出願人らが特願平
11−44628号で提案した接着剤が使用される。
【0025】この接着剤は酸含有クロロプレンゴム,粘
着付与剤,金属酸化物,増粘剤と水からなる組成であ
り、好ましい組成例としては酸含有クロロプレン100
重量部に対して粘着付与剤を25〜50重量部,金属酸
化物を0.5〜5.0重量部、増粘剤を2〜10重量部
と、水を100〜500重量部とからなる組成である。
【0026】また、上面に接着する防水シート6はEP
DMなどのゴムや、オレフィン系の熱可塑性エラストマ
ーなどの材質からなる不透水性の素材からなっており、
0.5〜2.5mm程度の厚みのものが用いられる。厚
みが0.5mm未満であると、シートの強度不足とな
り、2.5mmを超えるようなものになると、敷設作業
時、シートの取りまわしが困難になることや、重ね合わ
せて接合したときに、接合部における段差が大きくなっ
てしまうという問題があり好ましくない。また、簡単に
破断しないよう強度を持たせるためにゴム中にポリエス
テル繊維,綿,ポリアミド繊維などからなる基布を埋設
したものを用いてもよい。
【0027】一方、断熱層を形成する発泡ポリスチレン
シート2は、望ましくは厚みが20〜60mm程度のも
のを用いる。厚みが20mm未満であると断熱性能が十
分に得られず、60mmを超えても断熱性能の向上はそ
れ程、大きくならない。そして、施工に際しては本発明
プライマーは上記水系接着剤と防水シート側に予め工場
などでクロロプレン系の接着剤をつけたものを組み合わ
せて使用することによってより良好な接着力を発揮する
ことができる。
【0028】以下、更に実施例により本発明の効果確認
を行った結果を示す。
【0029】
【実施例】基本配合として酸含有スチレン・ブタジエン
ゴムラテックス(日本ゼオン社製、ニッポールLX47
3B)、ロジンエステル樹脂エマルジョン(荒川化学社
製、スーパーエステルE−720)、アスファルトエマ
ルジョン(昭和シェル社製、FLS)からなる水性プラ
イマーに金属酸化物(酸化亜鉛)を添加し、固形分20
〜50%の実施例1〜6のプライマーを得た。
【0030】そして、上記の配合各プライマーを発泡ポ
リスチレンに刷毛を用いて100g/cm塗布した。
その後、20℃の室温下で1時間乾燥後、上述水性クロ
ロプレン系接着剤を200g/cm塗布乾燥後、従来
のクロロプレン系接着剤を予め糊引きしたシートを貼り
合わせ、ハンドロールを用いて圧着した。得られた接合
物を室温24時間養生後の接着力と70℃雰囲気中での
熱時接着力を剥離速度200mm/minでピーリング
で測定した。その結果を表1に示す。表中、単位はf/
25mmである。
【0031】一方、比較のため酸化亜鉛、樹脂エマルジ
ョン、アスファルトエマルジョンそれぞれ無添加のプラ
イマーをそれぞれ表1に併記して示す比較例1〜3とし
て作成し、同様にテストを行い、その結果を表1に合わ
せて記載した。
【0032】
【表1】
【0033】上記表1の結果より本発明プライマー組成
物を用いたときは、耐温水においても十分な接着力を示
し、防水シート接着用のプライマーとして各比較例に比
し、極めて優れた効果を有することが分かる。
【0034】
【発明の効果】本発明は以上のように、発泡ポリスチレ
ン用プライマーとして、特に主成分を酸含有スチレン・
ブタジエンゴムとし、これに金属酸化物等を加えたもの
であり、水系であることによって水系接着剤と併用し有
機溶剤が現場の空気中に気化充満することがなく、人間
や動植物に対して悪影響を及ぼすことがなく、作業者の
安全や周囲の環境浄化をはかることができると共に、酸
含有スチレン・ブタジエンゴムに金属酸化物を加えるこ
とによってスチレン・ブタジエンゴムと金属酸化物が架
橋し、凝縮力を発生して夏場でも強い接着力を発揮する
と共に、粘着付与剤とアスファルトによって発泡ポリス
チレンとの密着力とのバランスにより水系で十分な接着
性能を発揮し、夏場におけるシートの膨れ、剥がれのな
い顕著な効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における断熱防水構造の1例を示す断面
概要図である。
【符号の説明】
1 下地 2 発泡ポリスチレンシート 3 アンカー部材 4 プライマー 5 水系接着剤 6 防水シート
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09D 195/00 C09D 195/00 C09J 111/00 C09J 111/00 E04D 5/00 E04D 5/00 B 5/10 5/10 C (72)発明者 東田 義孝 神戸市長田区浜添通4丁目1番21号 三ツ 星ベルト株式会社内 (72)発明者 田部 健二 神戸市西区平野町中津字北川589 広野化 学工業株式会社中津工場内 Fターム(参考) 4F100 AA17B AA17G AK12A AK12B AK12J AK28B AK28G AK28J AK73B AL02B AL07B AL07G AM00B AN02B AR00C BA03 BA07 BA10A BA10C CA16B CA16G CB00 DJ01A GB07 JD05 JD05C JJ02 4J038 BA232 BA242 CA041 CA111 CQ011 CR012 DA032 HA156 HA216 KA02 KA07 MA08 MA10 NA04 NA12 NA15 PB05 PC08 4J040 CA141 HA126 HA136 JA03 KA25 KA26 LA06 LA07 LA08 MA10 MB03 NA12 PA09

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】屋上防水で発泡ポリスチレン下地上に防水
    シートを敷設するためのプライマーであって、酸含有ス
    チレン・ブタジエンゴム,スチレン・イソプレン・ブロ
    ック共重合体,スチレン・ブタジエン・ブロック共重合
    体からなる群より選ばれた少なくとも1種と、金属酸化
    物,粘着付与剤,アスファルトおよび水とからなること
    を特徴とする発泡ポリスチレン用プライマー組成物。
  2. 【請求項2】請求項1記載の組成に更に増粘剤を添加し
    た発泡ポリスチレン用プライマー組成物。
  3. 【請求項3】酸含有スチレン・ブタジエンゴム,スチレ
    ン・イソプレン・ブロック共重合体,スチレン・ブタジ
    エン・ブロック共重合体から選ばれた少なくとも1種1
    00重量部に対して粘着付与剤を50〜150重量部、
    金属酸化物を1〜5重量部、アスファルトを50〜15
    0重量部、増粘剤を2〜5重量部と、固形分が20〜8
    0%になるように水とを添加配合してなる請求項2記載
    の発泡ポリスチレン用プライマー組成物。
  4. 【請求項4】下地上に発泡ポリスチレンシートを敷設
    し、固定してなると共に、上記発泡ポリスチレンシート
    上に前記請求項1,2又は3よりなるプライマーと水系
    接着剤を介し防水シートを接着せしめたことを特徴とす
    る断熱防水構造。
  5. 【請求項5】水系接着剤が酸含有クロロプレンゴム,粘
    着付与剤,金属酸化物,増粘剤と水からなる接着剤であ
    る請求項4記載の断熱防水構造。
  6. 【請求項6】水系接着剤が酸含有クロロプレンゴム10
    0重量部に対して粘着付与剤を25〜50重量部、金属
    酸化物を0.5〜5.0重量部、増粘剤を2〜10重量
    部、水を100〜500重量部を添加配合してなる接着
    剤である請求項4または5記載の断熱防水構造。
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