JP2001261384A - 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス - Google Patents
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Abstract
明性、耐貫通性及びガラスの飛散防止性に優れた合わせ
ガラス用中間膜及び合わせガラスを得る。 【解決手段】 ブチラール化度62〜72モル%の可塑
化ポリビニルブチラール樹脂からなり、ポリビニルブチ
ラール樹脂100重量部に対して、下記の一般式
(1)、(2)、(3)で表される化合物がそれぞれ
0.05〜3重量部含有されている合わせガラス用中間
膜及びそれを用いた合わせガラス。 R−O−(CH2 CH2 O)n H ……(1) (Rは炭素数1〜25の炭化水素基、nは1〜20の整数) R−O−(CH2 CH2 CH2 O)n H ……(2) (Rは炭素数1〜25の炭化水素基、nは1〜20の整数) R−O−(CH2 CH2 CH2 CH2 O)n H ……(3) (Rは炭素数1〜25の炭化水素基、nは1〜20の整数)
Description
優れた合わせガラス用中間膜及び合わせガラスに関す
る。
間膜が挟着されてなる合わせガラスは、物体により衝撃
を受けた際に、貫通しにくく、またガラスの破片が飛び
散らず安全であるため、自動車、航空機、建築物などの
窓ガラスに広く使用されている。
間膜のうち、可塑化ポリビニルブチラール樹脂からなる
中間膜は、ガラスとの接着性に優れ、強靱な引張強度及
び高い透明性を兼ね備えており、特に車輌の窓ガラスと
して好適である。
樹脂からなる中間膜は、表面抵抗が1013Ω/cm2 程
度で一般に帯電しにくい方の樹脂であって、しかもガラ
ス板の間に挟み込んで使用するため、特に帯電防止性能
についてはあまり考慮されなかった。
電気による埃や異物等の付着が問題とされるようにな
り、優れた帯電防止性能を有する合わせガラス用中間膜
が要望されている。
いられているような帯電防止剤を中間膜に含有させるこ
とが考えられるが、このような帯電防止剤を含有させた
可塑化ポリビニルブチラール樹脂からなる中間膜にあっ
ては、ガラスとの接着性、透明性、耐久性等が損なわれ
るため、適当な組み合わせの帯電防止剤は見い出されて
いない。
は、ポリオキシエチレンアルキルエーテル等の非イオン
性帯電防止剤を含有させた可塑化ポリビニルブチラール
樹脂からなる中間膜が開示されているが、特に、ガラス
との接着性や耐湿性の点で充分に満足のいくものではな
く、改善の余地がある。
に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、帯
電防止性に優れ、しかも、湿度の高い雰囲気中に置かれ
た場合でも、合わせガラスの周縁部に剥離や白化を起こ
すことが少なく耐湿性に優れ、さらに、透明性、耐貫通
性及びガラスの飛散防止性に優れた合わせガラス用中間
膜及び合わせガラスを提供することにある。
ル化度62〜72モル%の可塑化ポリビニルブチラール
樹脂からなる合わせガラス用中間膜であって、ポリビニ
ルブチラール樹脂100重量部に対して、下記の一般式
(1)で表される化合物0.05〜3重量部、下記の一
般式(2)で表される化合物0.05〜3重量部及び下
記の一般式(3)で表される化合物0.05〜3重量部
が含有されていることを特徴とする合わせガラス用中間
膜及びそれを用いた合わせガラスによって達成すること
ができる。 R−O−(CH2 CH2 O)n H ……(1) (Rは炭素数1〜25の炭化水素基、nは1〜20の整数) R−O−(CH2 CH2 CH2 O)n H ……(2) (Rは炭素数1〜25の炭化水素基、nは1〜20の整数) R−O−(CH2 CH2 CH2 CH2 O)n H ……(3) (Rは炭素数1〜25の炭化水素基、nは1〜20の整数)
して、従来の合わせガラス用中間膜に用いられているポ
リビニルブチラール樹脂が用いられる。このポリビニル
ブチラール樹脂のブチラール化度は、低くなると吸湿し
やすくなって合わせガラスの周縁部に白化が起こりやす
くなり、逆に高くなると中間膜の機械的強度が低下する
ので、62〜72モル%、好ましくは63.5〜70.
0モル%とされる。なお、残存アセチル基量は中間膜の
透明性、耐熱性、耐候性の点から5モル以下とするのが
好ましい。
均重合度は、小さくなると得られる中間膜の耐貫通性能
が劣り、逆に大きくなると得られる中間膜の耐衝撃強度
が高くなりすぎるため、1000〜2500のものを用
いるのが好ましい。
知の合成方法で製造される。例えば、平均重合度100
0〜2500のポリビニルアルコールを熱水に溶解し、
得られる水溶液を0〜50℃に保持しておいて、これに
ブチルアルデヒドと酸触媒を加えてブチラール化反応を
進行させ、次いで反応系の温度を上げて熟成して反応を
完結させ、その後、中和、水洗及び乾燥を経て、ポリビ
ニルブチラール樹脂粉末を得る方法で製造することがで
きる。
ニルをケン化して得られるのもので、そのケン化度は、
得られる中間膜の透明性、耐熱性、耐候性を良好にする
ために、95モル%以上が好ましい。なお、平均重合度
は1000〜2500のものを用いるのが好ましい。
脂に可塑剤が含有され、可塑化ポリビニルブチラール樹
脂とされる。可塑剤としては、例えば、トリエチレング
リコールジ−2−エチルブチレート、トリエチレングリ
コールジ−2−エチルヘキサノソエート、トリエチレン
グリコールジカプリレート、テトラエチレングリコール
ジ−2−エチルヘキソエート、テトラエチレングリコー
ルジヘプタノエート、テトラエチレングリコールジカプ
リレート等が好適である。
2−エチルヘキサノエートを含有するポリビニルブチラ
ール樹脂からなる中間膜は、低温柔軟性がよく、優れた
予備圧着性が得られ、しかも作業環境や合わせ加工の際
のトリムカット性に優れている。これ等の可塑剤は、ポ
リビニルブチラール樹脂100重量部に対して、一般に
30〜50重量部の範囲で用いるのが好ましい。
ニルブチラール樹脂100重量部に対して、前記の一般
式(1)で表される化合物0.05〜3重量部、前記の
一般式(2)で表される化合物0.05〜3重量部及び
前記の一般式(3)で表される化合物0.05〜3重量
部が含有される。
静電気(電荷)を分散、伝導させて帯電性を防止する効
果を有する。ここで、炭化水素基Rの炭素数は、大きく
なると膜表面へのブリードが起こり、ガラスとの接着性
に悪影響を及ぼし、且つ帯電防止性能が低下するので、
1〜25に限定される。また、nの値は、大きくなると
膜の耐湿性が低下するので、1〜20に限定される。
例えば、ドデシロキシジエチレングリコール、ドデシロ
キシトリエチレングリコール、メトキシテトラエチレン
グリコール、ペンチロキシヘキサエチレングリコール、
3,3−ジプロピルブトキシテトラエチレングリコー
ル、2,2−ジエチルブトキシテトラエチレングリコー
ル、フェノキシヘキサエチレングリコール、1,5−ジ
エチルフェノキシオクタエチレングリコール等が挙げら
れる。これ等の化合物は単独で用いてもよく、いずれか
2種以上を併用してもよい。
は、少なくなると膜の帯電防止性能が低下し、逆に多く
なると膜の耐湿性が低下するので、ポリビニルブチラー
ル樹脂100重量部に対して、0.05〜3重量部とさ
れる。
は、上記一般式(1)で表される化合物と相互作用し
て、その帯電防止性能を向上させる役割を担う。ここ
で、炭化水素基Rの炭素数は、大きくなると膜表面への
ブリードが起こり、ガラスとの接着性に悪影響を及ぼ
し、且つ帯電防止性能が低下するので、1〜25に限定
される。また、nの値は、大きくなると膜の耐湿性が低
下するので、1〜20に限定される。
例えば、ドデシロキシトリプロピレングリコール、メト
キシテトラプロピレングリコール、ペンチロキシヘキサ
プロピレングリコール、3,3−ジプロピルブトキシテ
トラプロピレングリコール、2,2−ジエチルブトキシ
テトラプロピレングリコール、フェノキシヘキサプロピ
レングリコール、1,5−ジエチルフェノキシオクタプ
ロピレングリコール等が挙げられる。これ等の化合物は
単独で用いてもよく、いずれか2種以上を併用してもよ
い。
は、少なくなると膜の帯電防止性能が低下し、逆に多く
なると膜の耐湿性が低下するので、ポリビニルブチラー
ル樹脂100重量部に対して、0.05〜3重量部とさ
れる。
上記一般式(1)で表される化合物と相互作用して、そ
の帯電防止性能を向上させる役割を担う。ここで、炭化
水素基Rの炭素数は、大きくなると膜表面へのブリード
が起こり、ガラスとの接着性に悪影響を及ぼし、且つ帯
電防止性能が低下するので、1〜25に限定される。ま
た、nの値は、大きくなると膜の耐湿性が低下するの
で、1〜20に限定される。
例えば、ドデシロキシテトラブチレングリコール、メト
キシテトラブチレングリコール、ペンチロキシヘキサブ
チレングリコール、3,3−ジプロピルブトキシテトラ
ブチレングリコール、2,2−ジエチルブトキシテトラ
ブチレングリコール、フェノキシヘキサブチレングリコ
ール、1,5−ジエチルフェノキシオクタブチレングリ
コール等が挙げられる。これ等の化合物は、単独で用い
てもよく、いずれか2種以上を併用してもよい。
は、少なくなると膜の帯電防止性能が低下し、逆に多く
なると膜の耐湿性が低下するので、ポリビニルブチラー
ル樹脂100重量部に対して、0.05〜3重量部とさ
れる。
が得られる。なお、中間膜には、必要に応じて接着力調
整剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、光安定剤などの種々
の公知の添加剤を適量含有させてもよい。
ために、接着力調整剤を含有させる場合が多い。このよ
うな接着力調整剤としては、一般に酢酸カリウム、酢酸
マグネシウム、2−エチル酪酸マグネシウム等のモノカ
ルボン酸又はジカルボン酸のアルカリ金属塩又はアルカ
リ土類金属塩が用いられる。このような接着力調整剤
は、一般に0.01〜1重量部の範囲で含有される。
同様な方法で製造される。例えば、ポリビニルブチラー
ル樹脂に所定量の可塑剤、一般式(1)、(2)、
(3)で表される化合物、必要に応じて接着力調整剤、
その他の公知の添加剤を混合し、この混合物をミキシン
グロールに供給し、混練して得られた混練物を押出機、
カレンダーロール、プレス成形機等でシート状に成形す
ることにより製造される。中間膜の厚さは、従来の中間
膜と同程度で、例えば0.2〜3mmとされる。
造するには、通常の合わせガラスの製法が採用される。
例えば、少なくとも二枚の透明なガラス板の間に中間膜
を挟み、この積層体をゴムバックに入れ、ゴムバッグを
排気系に接続して吸引減圧しするか或いはロールにより
圧着して予備接着し、次いでオートクレーブを用いるか
或いはプレスを用いて本接着を行うことにより製造され
る。
板のみならず、ポリカーボネート板、ポリメチルメタク
リレート板などの有機ガラス板も使用することができ
る。また、合わせガラスの積層構成は、ガラス板/中間
膜/ガラス板の三層構成のみならず、例えば、ガラス板
/中間膜/ガラス板/中間膜/ガラス板のような多層構
成とすることができる。
を示す。 (実施例1〜3及び比較例1〜7) <ポリビニルブチラール樹脂の合成>攪拌装置付きの反
応器に、イオン交換水2900重量部、平均重合度17
00、ケン化度99.2モル%のポリビニルアルコール
198重量部を供給し、攪拌しながら95℃に加熱して
溶解した。この水溶液を30℃に冷却し、これに35%
塩酸208重量部とn−ブチルアルデヒド152重量部
を加え、次いで液温を2℃に下げてこの温度を保持して
反応を進行させ、ポリビニルブチラール樹脂が析出した
後、液温を30℃に昇温して5時間保持して熟成した。
その後、重炭酸ナトリウム156重量部を加えて中和
し、水洗及び乾燥を行って、実施例1に用いる粉末状の
ポリビニルブチラール樹脂(ブチラール化度69モル
%、残存アセチル基0.8モル%、平均重合度170
0)を得た。同様な方法により表1、2に示すような、
実施例2、3及び比較例1〜7に用いる粉末状のポリビ
ニルブチラール樹脂を得た。
リビニルブチラール樹脂100重量部に、可塑剤(トリ
エチレングリコールジ−2−エチルヘキサノエート又は
テトラエチレングリコールジヘプタノエート)39重量
部、前記一般式(1)、(2)、(3)で表される化合
物及び接着力調整剤(2−エチル酪酸マグネシウム、酢
酸マグネシウム、酢酸カリウム)を表1に示す割合で配
合し、これをミキシングロールに供給し、混練して得ら
れた混練物をプレス成形機で150℃、9.8Mpa
(100kgf/cm2 )の条件で30分間プレス成形
し、10種類(実施例1〜3及び比較例1〜7)の合わ
せガラス用中間膜(厚さ0.8mm)を作製した。
ス用中間膜を縦300mm×横300mmに裁断し、こ
れを縦300mm×横300mm×厚さ2.5mmの二
枚のフロートガラスの間に挟み、この挟着体を真空バッ
グに入れ真空度20Torr(20mmHg)で20分
間保持し、真空にしたままオーブン内で90℃で30分
間保持した。真空バッグから取り出してこれをオートク
レーブ内で150℃、1.27Mpa(13kgf/c
m2 )の条件で熱プレスして、10種類(実施例1〜3
及び比較例1〜7)の透明な合わせガラスを得た。
でパンメル試験、耐湿性試験及び表面抵抗値の測定を行
った。これ等の結果をまとめて表3、4に示す。
整し、この合わせガラスの中央部(縦150mm×横1
50mmの部分)を頭部が0.45kgのハンマーで打
って、ガラスの粒径が6mm以下になるまで粉砕し、ガ
ラスが部分剥離した後の膜の露出度を、表5によってパ
ンメル値(積水法)で示した。なお、初期値と50℃で
4週間放置後の値を示した。
スが、耐貫通性及びガラスの飛散防止性が優れるので最
も好ましい。パンメル値が3以下では接着力が低くな
り、衝撃等によるガラスの飛散防止性が低下する。逆
に、パンメル値が6以上になると接着力が高くなり、衝
撃等による合わせガラスの耐貫通性が低下する。
週間保管し、その後合わせガラスを取り出して直ぐに、
端縁からの白化距離(mm)を測定した。
させ、その後合わせガラスを取り出して直ぐに、表面抵
抗測定装置(東亜電波工業社製のDSM−8103)を
用いて、表面固有抵抗値を測定した。
モル%の可塑化ポリビニルブチラール樹脂からなる合わ
せガラス用中間膜であって、ポリビニルブチラール樹脂
100重量部に対して、前述の一般式(1)で表される
化合物0.05〜3重量部、前述の一般式(2)で表さ
れる化合物0.05〜3重量部及び前述の一般式(3)
で表される化合物0.05〜3重量部が含有されている
ことにより、帯電防止性に優れた合わせガラス用中間膜
及び合わせガラスが得られる。
合でも、合わせガラスの周縁部に剥離や白化を起こすこ
とが少なく耐湿性に優れる。さらに、透明性、耐貫通性
及びガラスの飛散防止性に優れる。したがって、本発明
で得られる合わせガラスは、水分や湿気の多い環境下で
も問題なく使用することができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 ブチラール化度62〜72モル%の可塑
化ポリビニルブチラール樹脂からなる合わせガラス用中
間膜であって、ポリビニルブチラール樹脂100重量部
に対して、下記の一般式(1)で表される化合物0.0
5〜3重量部、下記の一般式(2)で表される化合物
0.05〜3重量部及び下記の一般式(3)で表される
化合物0.05〜3重量部が含有されていることを特徴
とする合わせガラス用中間膜。 R−O−(CH2 CH2 O)n H ……(1) (Rは炭素数1〜25の炭化水素基、nは1〜20の整数) R−O−(CH2 CH2 CH2 O)n H ……(2) (Rは炭素数1〜25の炭化水素基、nは1〜20の整数) R−O−(CH2 CH2 CH2 CH2 O)n H ……(3) (Rは炭素数1〜25の炭化水素基、nは1〜20の整数) - 【請求項2】 少なくとも二枚のガラス板の間に、請求
項1に記載の合わせガラス用中間膜が挟着されているこ
とを特徴とする合わせガラス。
Priority Applications (1)
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JP2000084494A JP4052780B2 (ja) | 2000-03-24 | 2000-03-24 | 合わせガラス用中間膜及び合わせガラス |
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Cited By (3)
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---|---|---|---|---|
CN100341364C (zh) * | 2004-08-24 | 2007-10-03 | 乐金电子(中国)研究开发中心有限公司 | 具有削弱静电放电强度功能的手机及其方法 |
JP2015067477A (ja) * | 2013-09-27 | 2015-04-13 | 積水化学工業株式会社 | 中間膜用ポリビニルアセタール樹脂 |
JP2021080360A (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 旭化学合成株式会社 | ホットメルト組成物およびホットメルト接着剤 |
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- 2000-03-24 JP JP2000084494A patent/JP4052780B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2021080360A (ja) * | 2019-11-19 | 2021-05-27 | 旭化学合成株式会社 | ホットメルト組成物およびホットメルト接着剤 |
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