JP2001243180A - サイト案内システム - Google Patents

サイト案内システム

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JP2001243180A
JP2001243180A JP2000053586A JP2000053586A JP2001243180A JP 2001243180 A JP2001243180 A JP 2001243180A JP 2000053586 A JP2000053586 A JP 2000053586A JP 2000053586 A JP2000053586 A JP 2000053586A JP 2001243180 A JP2001243180 A JP 2001243180A
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JP2000053586A
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Kazumi Mizuguchi
和美 水口
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ADC Technology Inc
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06QINFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGY [ICT] SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES; SYSTEMS OR METHODS SPECIALLY ADAPTED FOR ADMINISTRATIVE, COMMERCIAL, FINANCIAL, MANAGERIAL OR SUPERVISORY PURPOSES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G06Q30/00Commerce
    • G06Q30/02Marketing; Price estimation or determination; Fundraising

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  • Strategic Management (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Accounting & Taxation (AREA)
  • Development Economics (AREA)
  • Finance (AREA)
  • Economics (AREA)
  • Game Theory and Decision Science (AREA)
  • Entrepreneurship & Innovation (AREA)
  • Marketing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Business, Economics & Management (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】膨大な数のサイトが接続されたネットワークに
おいて用いられるサイト案内システムにおいて、サイト
へのアクセスを受け易くする。 【解決手段】インターネット端末8から電子メールアド
レスを含む利用者情報をポイント処理サーバー4に登録
し、その利用者情報を加味してショッピングサイト6へ
のリンクを含む電子メールを送信する。インターネット
端末8でその電子メールを受信し、リンクをクリックす
ると、ポイント処理サーバー4でポイントが付与される
とともに、ショッピングサイト6へ接続され、コンテン
ツが表示される。またそのサイトで商品を購入するとポ
イントが付与される。これらのポイントを所定値まで蓄
積すると利用者には特典が付与されるので利用者は今後
もこのサイト案内システムを利用する。従って本システ
ムで案内されるサイトは、他のシステムで案内されるサ
イトに比べてアクセスを受け易い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークに接
続されたサイトを案内するサイト案内システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ネットワークに様々なサーバーやサイト
を接続し、相互に利用することが盛んに行なわれてい
る。特にインターネットではWWW(World Wide Web)
という広域情報システムを用いて、インターネットに接
続されたサイトならばURLを指定するだけで国境を越
えてアクセスしたり、ハイパーテキストを用いてサイト
の内外をワンタッチで移動したりすることが可能にされ
ている。このため、企業、大学、自治体、政府機関等の
組織が提供する様々なサイトがネット上で公開されてい
る。
【0003】こうしたサイトの中には、組織により提供
されたもの以外に、個人により開設されたものもある。
個人がサイトを開設する目的としては、同じ趣味を持っ
た仲間を集める、集まった仲間とコミュニケーションを
図る、自己表現の場として活用をする等が挙げられる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、インタ
ーネットのように大規模なネットワークでは、接続され
ているサイトの数も膨大になるため、自分の開設したサ
イトがなかなかアクセスされないことが多い。これでは
上記の目的が十分に達成できない。
【0005】また、組織のサイトもアクセスをあまり受
けられないことがある。企業にとって自社のサイトは業
務内容をPRしたり、商品を宣伝したりする場となり得
る。このため、新聞広告や自社の商品のパッケージ等に
URLを掲載し、アクセスを促しているが、有効に働い
ているとは言いがたい。これは、サイトの提供者が自治
体や政府機関である場合も同様である。
【0006】そこで、サイトの広告等を電子メールでイ
ンターネットの利用者に送ることで、これらサイトの案
内をすることが行われている。しかし、電子メールで、
このようなダイレクトメールが送られてくるのを好まな
い利用者も多い。例えば、大量のダイレクトメールが送
られてくれば、本来利用者間でやりとりされる電子メー
ルがこれらダイレクトメールに埋もれてしまうことがあ
る。また、これらダイレクトメールを受け取るために通
信費がかかる場合がある。そのため、このようなダイレ
クトメールはかえって逆効果となることもあった。
【0007】そこで本発明は、このような問題を解決
し、電子メールを利用してサイトへのアクセスを受けや
すくするサイト案内システムを提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上述した
問題点を解決するためになされた請求項1に記載のサイ
ト案内システムは、リンク関連情報を含む電子メールを
利用者の電子メールアドレスに送信する。そして、利用
者側端末でその電子メール内のリンク関連情報に基づい
て所定のアクションがなされた場合には、サイト情報記
憶手段に記憶されたそのサイトのポイントをその利用者
の利用者ポイントとして付与する。
【0009】ここでサイトのポイントは、利用者にとっ
て有益なポイントとなり得るものであり、数値そのもの
のような抽象的なものでもよいし、何かを具体的に指し
示す数値(例えば、金額、マイレージの距離)でもよ
い。また、リンク関連情報とは、サイトへ直接的あるい
は間接的にリンクするための情報である。つまり、サイ
トへ導くことが可能な情報であればよい。サイトへ直接
的にリンクするための情報としては、そのサイトを指し
示す情報があり、例えば、そのサイトのURLなどが挙
げられる。一方、サイトへ間接的にリンクするための情
報としては、例えば、他のサイトを経由してそのサイト
へ転送可能な情報などがあり、具体的には、例えば、転
送用サイトのURLとIDのセットなどが挙げられる。
この場合、例えば、転送用サイトにサイトのURLとI
Dとを対応付けて記憶しておき、転送用サイトにアクセ
スがあった際にこのIDを受け取り、そして、このID
に対応するサイトのURLをアクセスした側に送ること
で、サイトにリンクする。また、利用者端末とは、例え
ば、通信網と接続されたコンピュータを搭載した装置で
ある。
【0010】このように、送信する電子メール内にサイ
トへのリンク関連情報を含むため、この電子メールを受
信した利用者は、電子メール内のリンク関連情報に基づ
いてサイトにアクセスする可能性が発生する。そのた
め、サイトの運営者等(以下、広告主等と称する)は、
サイトへのアクセスを受けやすくなる。一方、このリン
ク関連情報に基づいて所定のアクションがあった場合に
は、利用者にポイントが付与されるため、利用者が従来
のダイレクトメールに対して持つ不快感が軽減される。
したがって、広告主等と利用者の双方にとってメリット
のあるシステムとなる。
【0011】また、サイト情報記憶手段には、複数のサ
イトのサイト情報を記憶することができる。すなわち、
各サイトへのリンク関連情報を含む電子メールを送信
し、利用者端末でその電子メールを受信して、電子メー
ル内のリンク関連情報に基づく所定のアクションがあっ
た際に、各サイトのポイントを利用者ポイントととして
付与することができる。そのため、各広告主等がそれぞ
れのサイトで、メールの送信先を管理したり、ポイント
を付与するためのシステムを備える必要が無くなる。し
たがって、広告主等の負担が軽減される。また、利用者
も、ポイントが一元管理されるため、複数のサイトにポ
イントが分散して記録されてしまい、使い勝手が悪くな
るといったことも起こらない。よって、利用者はポイン
トを貯める楽しみをさらに得ることができ、電子メール
内のリンク関連情報に基づいてサイトを訪れる可能性も
高くなる。そのため、さらにサイトへのアクセスを受け
やすくできる。
【0012】なお、請求項1の所定のアクションは1種
類でもよいが、複数ある場合には、請求項2に示すよう
に、そのアクション内容に応じて利用者ポイントを付与
するとよい。例えば、サイト情報記憶手段に、各サイト
毎にポイント1とポイント2とポイント3の3種類のポ
イントを記憶しており、アクションAについてはポイン
ト1、アクションBについてはポイント2、アクション
Cについてはポイント3のように、アクション内容別に
利用者ポイントを付与することができる。また、アクシ
ョンAとアクションBについてはポイント1、アクショ
ンCとアクションDとアクションEについてはポイント
2、アクションFについてはポイント3のように、複数
のアクションを1種類のポイントに対応させる場合も含
む。
【0013】この所定のアクションとしては、例えばリ
ンク関連情報に基づいてサイトにアクセスした場合や、
請求項3〜6に示す場合などが挙げられる。請求項3の
ようにすれば、利用者が認識可能な状態でサイトが報知
された場合に利用者ポイントが付与される。利用者が認
識可能な状態でサイトが報知されるとは、例えば、利用
者端末の表示装置にサイトが表示された場合や利用者端
末がサイトを閲覧可能な状態で取り込んだ場合、さらに
は、利用者端末がサイトの内容を音声で出力した場合な
どを含む。このようにすれば、例えば利用者はリンク関
連情報に基づいてサイトを閲覧するとポイントがもらえ
ることとなりサイトを閲覧する可能性が高くなる。その
ため、サイトへのアクセスを受けやすくなる。
【0014】請求項4は、所定のアクションとして、サ
イトで商品が購入された場合であり、この場合に、利用
者ポイントを付与する。したがって、利用者は購入時に
ポイントが得られるので、サイトを閲覧等する頻度が高
まり、サイトの案内を効果的に行うことができる。ま
た、サイト側では、購入者の増加が期待できる。
【0015】請求項5は、所定のアクションとして、サ
イトにて質問への回答がされた場合であり、この場合
に、利用者ポイントを付与する。このようにすれば、利
用者は質問への回答に応じてポイントが得られる。一
方、広告主等は、利用者に質問することで、利用者の意
見や情報を得ることができるうえ、サイトへのアクセス
を受けやすくなる。
【0016】また、このように所定のアクションに応じ
てポイントを付与するだけでなく、請求項6に示すよう
に、電子メールを送信した際に、送信先の利用者の利用
者ポイントに所定のポイントを付与してもよい。このよ
うにすれば、利用者は電子メールを受け取るだけでポイ
ントをもらうことができる。そのため、本システムの利
用者数を増やすことが容易にできる。本システムの利用
者数を増やすことで、さらにサイトへのアクセスを受け
やすくすることができる。この所定のポイントは、各サ
イト毎に固定のポイントでもよいし、サイト情報記憶手
段に記憶されたサイトのポイントでもよい。
【0017】請求項1〜6に記載のように、ポイントを
どのような場合に付与するかは自由である。例えば、購
入しない限りポイントを貰えないようにしてもよいし、
閲覧するだけでポイントが貰え、そこで購入をすると更
にポイントを貰えるようにしてもよい。このように双方
でポイントを付与する場合は、前述の請求項2に示した
ように、サイト情報記憶手段には、例えば、閲覧時ポイ
ントと購入時ポイントのように分けて記憶しておいて、
それぞれの場合に付与してもよい。また、同様に、例え
ば、質問に答えた場合に付与する回答時ポイント、送信
時に付与する送信時ポイントのように分けてもよい。こ
のようにすることで、例えば、閲覧した場合よりも、質
問に答えた場合の方がポイントが大きく、さらに購入し
た場合には最もポイントを大きくすることといったこと
もできる。よって、段階的に顧客にポイントを付与する
ことができ、さらにサイトへのアクセスが受けやすくな
る。特に、商品を販売するサイトでは、商品の売り上げ
に結び付ける可能性をいっそう高くすることができる。
【0018】また、利用者ポイントは各サイト毎に記憶
してもよいが、合算して記憶してもよい。サイト毎に記
憶していれば、そのサイトで利用できるポイントとする
ことができる。一方、合算していれば、参加したサイト
で共通で利用できるポイントとすることもできる。また
ポイントは、現金や商品券のような共通価値を持つもの
と交換できるようにしてもよい。
【0019】また、このように利用者にポイントを付与
する場合には、請求項7に示すように、サイト毎に付与
したポイントを記憶しておくとよい。このようにすれ
ば、利用者に対して各サイト毎に付与したポイントを知
ることができる。そのため例えば、付与したポイントに
応じて各サイトから契約料を徴収することができる。な
お、以下の説明では、このポイントをサイトポイントと
称する。
【0020】ところで、付与された利用者ポイントは利
用者が随時利用可能としてもよいが、請求項8に示すよ
うに、ポイントが所定の量に至った際に特典を付与する
ようにしてもよい。特典としては、例えば、商品購入
権、現金、商品券、航空券、有料番組の無料視聴権、イ
ンターネット有料サイトの無料利用権、電話の無料利用
権、割引券などがあげられる。
【0021】なお、ポイントとして現金が付与される場
合には、1円、3円などと与えられる現金をそのまま使
えるようにしてもよいし、これらが500円、1000
円等のまとまった値になって初めて特典として使用可能
にしてもよい。そしてこの現金は、利用者の口座に振り
込んでもよいし、ネットワーク等において使用可能な電
子マネーとして付与してもよい。
【0022】また、利用者ポイントとサイトポイント
は、請求項9に示すように、ネットワークを介して確認
できるようするとよい。このように利用者ポイントが確
認できれば、利用者は、自分の利用者ポイントがどれだ
け貯まったかを容易に知ることができる。特に、請求項
8のシステムに適用した場合には、あと何ポイント貯め
れば特典が付与されるのかが分かる。よって、例えば閲
覧や購買の動機付けとすることができ、さらにサイトへ
のアクセスが受けやすくなる。
【0023】同様に、サイトポイントが確認できれば、
例えば、サイトの提供者は、自サイトのサイトポイント
がどれだけ利用者に付与されたのかを容易に知ることが
できる。そのため、過剰なポイントの付与を未然に防ぐ
ことができる。そして、サイトのポイントは、請求項1
0に示すようにネットワークを介して設定できるとよ
い。このようにすれば、サイトの提供者が利用者に付与
するポイントを状況に応じて自由に変更できる。
【0024】また、請求項11に示すように、所定のア
クションに応じてリンク関連情報に基づき、利用者にポ
イントを付与した場合には、同一利用者の同一リンク関
連情報に基づいた同一のアクションに応じては再度利用
者ポイントを与えないようにするとよい。このようにす
れば、例えば電子メール内のリンク関連情報に基づいて
一度閲覧したサイトを再度リンク関連情報に基づいて閲
覧してもポイントは付与されないこととなる。従って、
過剰なアクセスによるサイトの負担を受けないようにす
ることができる。なお、このように閲覧等をしてもポイ
ントを得られない場合には、そのサイトを表示する際に
「貴方は既にこのサイトを閲覧しましたのでアクセスし
てもポイントを得られません」などの、ポイントを得ら
れない旨を利用者に報知する警告表示をするとよい。ま
た、このポイントを得られない状態は、所定期間(例え
ば、1週間、1ヶ月など)経過すると解除され、再びポ
イントを1回のみ貰えるようにしてもよい。なお、サイ
トによるPR効果の持続性に自信がある場合や、提供者
が経済的に余裕がある場合には、最初の1回のみではな
く、例えば、3回までポイントが貰えるようにしてもよ
い。この回数は、提供者の営業方針や捻出できる広告費
に応じて提供者が設定できるようにするのが望ましい。
【0025】なお、前述のような悪用をされなくとも、
提供者の負担が過剰になる場合も有り得る。例えば、サ
イトによるPR効果を狙うあまり、膨大な数の利用者が
サイトを閲覧する場合である。これに対応して、提供者
が運営者に支払う契約料に上限(例えば、一月に200
万円相当まで)を設けてもよい。この場合にも、そのサ
イトのサイト情報を表示する際に「このサイトはアクセ
ス件数が非常に多いため、現在このサイトを閲覧しても
ポイントを得られません」などの、ポイントを得られな
い旨を利用者に報知する警告表示をするとよい。
【0026】なお、例えば、閲覧するだけでポイントが
貰えるのは1回目のみであるが、購入すると必ずポイン
トを貰えるようにしたり、ポイントは購入するごとに一
定の値が付与されるようにしてもよい。また、購入額や
購入商品毎に異なる値が付与されるようにしてもよい。
【0027】さて、電子メール内のリンク関連情報に基
づいた利用者端末からのこのような所定のアクションを
検出する方法は、種々の方法があるが、例えば、請求項
12に示すように、リンク関連情報としてサイトへ直接
的にリンク可能な情報を用い、ポイント付与手段は、そ
のリンク関連情報によるサイトへの所定のアクションが
あった旨を、そのサイトから受け取ることで、所定のア
クションを検出するようにしてもよい。このようにすれ
ば、サイト側で所定のアクションがあるか否かを判定す
るため、ポイント付与手段ではアクセスを監視する必要
がなくなる。
【0028】一方、請求項13に示すように、リンク関
連情報はポイント付与手段へのリンク可能な情報を含
み、ポイント付与手段は、そのリンク関連情報に基づい
たアクセスを監視することで、所定のアクションを検出
するようにしてもよい。このようにすれば、サイト側で
所定のアクションがあるか否かを判定する必要がなくな
るため、サイト側の処理を簡略化できる。
【0029】ところで、このように所定のアクションに
応じてポイントが付与されることは、予め利用者に知ら
されていてもよいし、所定のアクションがあった際に利
用者端末に出力してもよい。しかし、請求項14に示す
ように、送信する電子メール内に記載することで知らせ
てもよい。ポイントが付与される旨の情報は、ポイント
が付与されることを知らせる内容でもよいし、ポイント
の値等を含んでいてもよい。このようにポイントを付与
する旨の情報を電子メール内に入れることで利用者の関
心を引き、サイトへのアクセスを受けやすくできる。ま
た、ダイレクトメールに関する利用者の不快感を軽減で
きる。
【0030】このようなサイト案内システムは、請求項
15に示すように、利用者ポイントを記録しない案内シ
ステムにおいても有効な効果を発揮する。この場合、ポ
イント等は他のシステムにて付与すればよい。また、請
求項1〜15のいずれのシステムにおいても、請求項1
6に示すように、送信する電子メールのタイトルにその
サイトのポイントを入れるとよい。このようにすれば、
タイトルに利用者にとって有益なポイントが記載されて
いるため、通常のダイレクトメールより、目に付きやす
く、利用者の興味を引きやすい。そのため、サイトへの
アクセスを受けやすくなる。また例えば、利用者が多く
のダイレクトメールを受け取った場合でも、タイトルを
見てポイントの多いものから順に、受信した電子メール
を閲覧等することもできる。つまり、タイトルを見るだ
けでポイントの値や量が分かるのですべてのメールを開
封してみる必要がなく、例えば、ポイントが多く与えら
れるメールのみ開いて見ることも可能となる。そのた
め、電子メールの閲覧等の時間を短縮することができ
る。また、ポイントの多いサイトは、サイト案内の効果
も大きくなる。なお、請求項15の「ポイントが付与さ
れる旨の情報」は、請求項16の電子メールのタイトル
に入れたポイントとすることができる。こうすることで
電子メールの内容部分(本文)にはポイントが付与され
る旨の情報を入れなくてもよい。もちろん、電子メール
のタイトルにポイントを入れ、さらに電子メールの内容
部分にもポイントが付与される旨の情報を入れてもよ
い。
【0031】またこのとき請求項17に示すように、利
用者端末において、電子メールのタイトルがポイント順
に出力可能な状態でポイントを入れるとよい。例えば、
利用者端末にて利用される一般的な電子メールソフトで
は、電子メールのタイトルの文字列を文字コード順にソ
ートして出力可能である。そこで、ポイントをタイトル
の文字列に挿入する際に、文字コード順になるように挿
入するとよい。このようにすれば、利用者はポイントの
多いものがすぐに分かるため、ポイントの多いものから
順に見ていくことが容易にできる。なお、ポイント順と
は、例えば、ポイントの大きい順でもよいし、小さい順
でもよい。
【0032】さらに、利用者の電子メールアドレスを含
む利用者情報は、請求項8に示すように、ネットワーク
を介して利用者側端末から設定可能であるとよい。この
ようにすれば、希望する者のみにサイト案内の電子メー
ルを送ることができる。逆に言えば、サイト案内のメー
ルを希望しない者に電子メールを送付するなどして利用
者に不快感を与えることもなくなる。
【0033】そして、電子メールを送信する場合には、
利用者全員に送信することもできるが、請求項19に示
すように、利用者情報を加味して送信するサイト情報と
送信する電子メールアドレスとの対応を決定して送信す
るとよい。利用者情報としては、例えば、利用者の住
所、氏名、年齢、職業、電話番号、性別、年収、電子メ
ールアドレス、趣味、興味のあるジャンルなどの属性が
挙げられる。このような利用者情報を加味して、送信す
るサイト情報と電子メールアドレスとの対応を決定して
送信するため、利用者の属性に近いサイトを案内するこ
とが可能となる。例えば、利用者情報の「趣味」の項目
を加味して、利用者の趣味に関係するサイトを案内した
り、「職業」から仕事に関係するサイトを案内すること
もできる。また、年収や年齢に応じた商品・サービスの
サイトを案内したり、また、住所から近所の店舗のサイ
ト案内を送信することもできる。また、このように直接
的な項目からだけでなく、電子メールアドレスや電話番
号のような所定の規則に基づいて決められている情報か
ら間接的に情報を得て送信する電子メールアドレスを決
定してもよい。すなわち、電話番号であれば、例えば局
番に基づいて利用者の住む地域等が特定可能であり、ま
た電子メールアドレスであれば、そのアドレスから、利
用者の住む地域や、所属(学校関係か、会社関係か、政
府関係か、プロバイダからのアクセスか等)等の情報を
得ることができる場合がある。
【0034】このように利用者情報を加味して送信する
サイト情報と送信する電子メールアドレスとの対応を決
定すれば、各サイトは、自サイトのターゲットに対して
効率よくサイトの案内をすることができる。また、利用
者も自分の興味ある分野等のサイトを知ることができる
ため、さらにサイトへのアクセスを受けやすくできる。
【0035】これまでに述べたシステムは、インターネ
ットに接続されたシステムをして実現されるとよい。こ
のようにすれば、WWWによりURLを指定するだけで
アクセスしたり、ハイパーテキストを用いてサイトの内
外をワンタッチで移動したりすることができる。従っ
て、アクセスを一層受け易くなる。この場合、電子メー
ル送信手段を、インターネットに接続されたコンピュー
タ内に構成するとよい。そして利用者は、インターネッ
トに接続された端末装置(パーソナルコンピュータ(以
下、パソコンと言う)、PDA(Personal Degital Ass
istant)、携帯電話など)で電子メールを受信するとよ
い。
【0036】なお、請求項20に示すように、請求項1
〜19のいずれかに記載のサイト案内システムにおける
電子メール送信手段、ポイント付与手段、特典付与手
段、付与ポイント出力手段、ポイント設定手段、利用者
情報設定手段をコンピュータシステムにて実現する機能
は、例えば、コンピュータシステム側で起動するプログ
ラムとして備えることができる。このようなプログラム
の場合、例えば、フロッピーディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM、ハードディスク等のコンピュータ読
み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュ
ータシステムにロードして起動することにより用いるこ
とができる。
【0037】
【発明の実施の形態】以下、本発明が適用された実施例
について図面を用いて説明する。なお、本発明の実施の
形態は、下記の実施例に何ら限定されることなく、本発
明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうること
は言うまでもない。
【0038】図1は本発明のサイト案内システムを適用
した一実施例の概略説明図である。本実施例では、イン
ターネットNと、インターネットNに接続されたポイン
ト処理サーバー4、ショッピングサイト6、インターネ
ット端末8と、ポイント処理サーバー4に接続されたユ
ーザーデータベース10、サイトデータベース11を主
要部として備える。
【0039】図2にインターネット端末8の一例を示
す。インターネット端末8は、画像表示装置としてのC
RTディスプレイ12と、CPU、CD−ROMドライ
ブ、ハードディスクなどを搭載した本体部14と、キー
ボード16と、マウス18とを備えたパソコンとして構
成されている。なお、本体部14のハードディスクに
は、アプリケーションソフトとして少なくともWWWブ
ラウザ及びメールソフトがインストールされている。
【0040】図3にポイント処理サーバー4の概略構成
を示す。ポイント処理サーバー4は、様々なコンピュー
タプログラムを実行するCPU22と、ワークメモリ
と、制御プログラムおよび比較判定用のデータ等を格納
したRAM24と、ポイント処理サーバー4を起動させ
るためのプログラム等を格納したROM26と、インタ
ーネットNとのデータのやり取りを制御する通信制御部
28と、サイトデータベース11とユーザーデータベー
ス10とを記憶する外部記憶装置30と、これら各部を
結ぶバス32とを主要部として備える。ユーザーデータ
ベース10には、ユーザー(利用者のこと)に関する情
報(利用者情報)が記憶されており、サイトデータベー
ス11には、ショッピングサイト6に関する情報が記憶
されている。そして、ユーザーデータベース10及びサ
イトデータベース11の内容はCPU22から参照可能
である。
【0041】ユーザーデータベース10の記憶内容の一
例の一部を[表1]に示す。
【0042】
【表1】
【0043】[表1]に示すように、ユーザーデータベ
ース10は、利用者名、ID番号、パスワード、その利
用者に今までに付与したポイント、電子メールアドレ
ス、利用者の住所、年齢、趣味の情報を格納している。
このサイト案内システムは、利用者がサイトを閲覧した
り、ショッピングサイト6で商品を購入したりすると、
その利用者にポイントが付与する。このポイントを蓄積
すると、ショッピングサイト6で代金として使用できる
購入権が付与される。購入権はポイントを1000点貯
めると500円分、1800点貯めると1000円分、
3000点貯めると2000円分となっている。
【0044】次にサイトデータベース11の一例の一部
を[表2]に示す。
【0045】
【表2】
【0046】[表2]に示すように、サイトデータベー
ス11には、サイト名、そのサイトへのリンク情報、ポ
イント1、ポイント2、サイトポイント、メール内容U
RL、メール送信条件が格納されている。ポイント1は
そのサイトを閲覧した利用者に付与するポイントであ
り、ポイント2はそのサイトで商品購入の注文をした利
用者に付与するポイントである。また、サイトポイント
はそのサイトに関して今までに利用者に付与したポイン
トの合計である。メール内容URLは、送信するメール
の内容が保存されているURLである。そして、メール
送信条件は、メールを送信する条件を示す情報であり、
ユーザーデータベース10の情報(例えば、表1に示
す)の中から、この欄に記載した条件に一致する利用者
の電子メールアドレスに送信する。本実施例ではこの欄
に、ユーザーデータベース10の「趣味」の列の値を記
載する。
【0047】なお、サイトデータベース11には、ショ
ッピングサイト6の情報だけではなく、ニュースのサイ
トや企業広告に関するサイトに関する情報も略同様に記
憶されている。こうした商品購入の注文をできないサイ
トはポイント2がゼロになっている。また、表中「いろ
は商店」のポイント2が「*」となっているのは、購入
した商品に応じてポイント2の値が異なることを示して
いる。
【0048】これらポイント1、ポイント2の値は、提
供者(広告主)の端末から変更できるようにされてい
る。この変更は、マーケットの推移、利用者のアクセス
状況、あるいは提供者のマーケティング戦略に応じて行
なわれる。なおサイトデータベース11には[表2]に
示されている情報以外にも、各サイトのセールスポイン
ト等もサイト毎に格納されている。
【0049】次に図4および図5を用いて、本システム
においてインターネット端末8、ポイント処理サーバー
4、およびショッピングサイト6の間で行なわれる指令
およびデータのやり取りの主な流れについて説明する。
なお、図4に示した(1)、(2)、(3)、…の番号
は図1に示した(1)、(2)、(3)、…の番号と対
応している。まず利用者が、ポイント処理サーバー4に
利用者情報を登録していない場合には、利用者情報を登
録する(0)。利用者情報を登録するためには、利用者
がインターネット端末8のWWWブラウザを起動し、イ
ンターネットNを介して、ポイント処理サーバー4にア
クセスする。すると、CRTディスプレイ12の画面1
2aに、表1に示した項目を入力する画像が出力される
(図示しない)。利用者が、表1に示した利用者情報を
入力して、入力完了のボタンをクリックすると、ポイン
ト処理サーバー4は、その入力された利用者情報をイン
ターネット端末8から受信して、ユーザーデータベース
10に記憶する。
【0050】一方、ポイント処理サーバー4は、所定の
時間間隔で、図5に示す電子メール送信処理を行い、電
子メールを送信する(1)。所定の時間間隔は、例えば
数時間おきや1日または1週間おきなどにするとよい。
また表2の送信条件にこのような時間間隔をサイト毎に
含むようにしておき、この送信条件に基づいて送信して
もよい。次に、この電子メール送信処理を図5のフロー
チャートに従って説明しつつ、表1及び表2を参照しな
がら具体例の動作を説明する。
【0051】S100では、サイトデータベース11か
ら、1行を取り出し、その行からメール送信条件を抽出
する。以下、この行をサイトDB選択行と称する。例え
ば、表2の最初の行である「ABC楽器」の行がサイト
DB選択行となり、メール送信条件は「音楽」となる。
【0052】続くS110では、S100で抽出した送
信条件に合致する利用者のテーブルをユーザーデータベ
ース10から抽出する。以下、この抽出したテーブルを
ユーザーDB抽出テーブルと称する。すなわち、今、メ
ール送信条件が「音楽」であるので、表1から「趣味」
の列が「音楽」の行を抽出する。よって、「山田太郎」
と「渡辺三郎」の行が含まれるテーブルがユーザーDB
抽出テーブルとなる。
【0053】そして、S120では、ユーザーDB抽出
テーブルから1行を取り出し、取り出した行の電子メー
ルアドレスを送信先メールアドレスにセットする。この
取り出した行をユーザーDB選択行と呼ぶ。すなわち、
「山田太郎」の行がユーザーDB選択行となり、送信先
メールアドレスは「[email protected]」となる。
【0054】続くS130では、サイトDB選択行のメ
ール内容URLで指定されたファイルを取得してメール
内容としてセットする。この時、サイトDB選択行から
リンク情報を取り出し、このリンク情報に、利用者特定
情報としてユーザーDB選択行からメールアドレスを取
り出して付加した情報を得て、さらにこの情報の先頭
に、ポイント処理サーバー4の閲覧ポイント処理用UR
Lを付加したリンクを、メール内容に挿入する。
【0055】すなわち、「ABC楽器」の行から、メー
ル内容URLである「http://point.abcgakki.com/mai
l.txt」を取り出しこのURLのmail.txtをメール内容
としてセットする。例えば、mail.txtに記載された「A
BC楽器では、春の楽器フェア開催中 下のリンクを
クリックしてご覧になれば、002ポイント進呈。いま
すぐクリック!」がメール内容としてセットされる。そ
して、「ABC楽器」の行から、リンク情報である「ww
w.abcgakki.com」を取り出して、このリンク情報に、利
用者特定情報として「山田太郎」の行のメールアドレス
を付加して「[email protected]&l=www.abcgakki.co
m」を得る。さらに先頭にポイント処理サーバー4の閲
覧ポイント処理用URLである「http://www.pointserv
er.ne.jp/point.pl」を付加して「http://www.pointser
ver.ne.jp/[email protected]&l=www.abcg
akki.com」をリンクとしてメール内容に挿入する。な
お、リンク中の「m=」はメールアドレスであることを示
し、「l=」はリンクであることを示す。
【0056】そして、続くS135で、メールのタイト
ルに、サイトDB選択行のポイント1の値をいれる。タ
イトルは「閲覧するだけでXXXポイント進呈。」の形
式とし、「XXX」にポイントの数値を入れる。ポイン
トの値が3桁に満たない場合は「0」を入れる。このよ
うにすることで、通常のメールソフトにて、タイトルで
ソートした際に、ポイントの小さい順、又は大きい順に
並べることができる。これは、一般的なメールソフトが
文字列の文字コードの値を最初の文字から順に比較して
ソートするためである。なお、この例の場合、ポイント
の最大値は999である。今、ABC楽器のポイント1
は「2」であるので、「閲覧するだけで002ポイント
進呈。」のようにタイトルに入れる。
【0057】そして、S140では、S120でセット
した送信先メールアドレスに対して、S130でリンク
を挿入して作成したメール内容にS135のメールのタ
イトルを付加して送信する。S150では、所定の待ち
時間経過後に、エラーメールをチェックし、エラーとな
らなかった場合には、送信したメールアドレスの利用者
のポイントに、サイトDB選択行のポイント1の値を加
算する。つまり、「山田太郎」のポイントである「12
34」に「2」を加算する。
【0058】そして、S160では、サイトDB選択行
のサイトポイントにその値を加算する。つまり、「34
3243」に「2」を加算する。続くS170では、ユ
ーザーDB抽出テーブルの最後の行まで処理をしたか否
かを判定する。最後の行まで処理していない場合には、
処理の行を次の行にセットして、S120に戻る。一
方、最後の行まで処理した場合には終了する。つまり、
この例の場合、次の○×スポーツの行に処理の行をセッ
トしてS120に戻る。
【0059】なお、この処理は、サイトデータベース1
1の最初の行から最後の行まで繰り返して行う。このよ
うにすることで、送信条件に一致する利用者に、送信内
容URLで指定されたファイルの内容を含むメールを送
信することができる。また、このメールの内容には、閲
覧ポイント処理用URLとサイトへのリンク情報と利用
者特定情報であるメールアドレスとを加えたリンクが挿
入されていることになる。
【0060】利用者がインターネット端末8で、このメ
ールをメールサーバーから受信し(2)、タイトルを画
面12aに表示した場合、受信したメールのタイトルに
ポイントが表示される。このときの一般的なメールソフ
ト(以下メーラーと称する)の表示の例を図6に示す。
図6は前述の「山田太郎」さんのインターネット端末8
の画面12aに表示されたメーラー画面50である。図
6(a)は受信直後のメーラー画面50であり、図6
(b)は、件名ソートボタン62をクリックした後のメ
ーラー画面50である。
【0061】メーラー画面50は、フォルダ選択領域5
2、タイトル表示領域54、メール内容表示領域56を
備える。フォルダ選択領域52は、受信したメール(受
信メール)、送信するメール(送信メール)、送信済メ
ール、削除済メール、下書きのメールなどに分けて保存
するためのフォルダを選択する領域であり、図6では受
信メールを選択している。(選択されている部分は反転
表示される。)よって、タイトル表示領域には、受信し
たメールのタイトル一覧が表示されている。
【0062】タイトル表示領域54には、タイトルとし
て、差出人、件名、受信日時が表示され、図6(a)の
例では、7通のメールのタイトルががタイトル表示領域
54に、受信日時の順に並んで表示されている。利用者
がこのタイトル一覧から、内容を見たいタイトルを選
び、そのタイトルをクリックすると、メール内容表示領
域56にそのタイトルのメール内容が表示される。図6
では、利用者によって選択されたタイトル60のメール
内容が表示されている。この選択されたメールは前述の
図5の説明の際に具体例の動作として説明し、S140
にて送信したメールである。このようにメールのタイト
ルに「閲覧するだけで002ポイント進呈。」と表示さ
れるため、利用者の興味を引きやすい。またタイトルに
ポイントが表示されているため、タイトルを見ただけで
何ポイントもらえるのかが分かる。よって、いちいちメ
ールのタイトルをすべてクリックしてメール内容を表示
させ、それを見てポイントを確認するといった手間がか
からない。
【0063】また、例えば、忙しいときなどは、ポイン
トの高いタイトルのみクリックして、メール内容を表示
することもできる。このような時には、件名ソートボタ
ン62をクリックすれば、図6(b)のようにポイント
順に表示される。よって、付与されるポイントの多い順
にタイトルをクリックして、メール内容を表示させるこ
とが容易にできる。
【0064】そして、このように受信したメールを開い
て、そのメール内のリンクをクリックすると、そのリン
クのリンク情報と利用者特定情報がポイント処理サーバ
ー4に送信される(3)。例えば、図6のリンク58を
クリックすることによって、ブラウザが起動し、http:/
/www.pointserver.ne.jp/point.plにアクセスする。
【0065】リンク情報を受け取ったポイント処理サー
バー4は、そのリンク中に含まれるリンク情報のショッ
ピングサイト6に接続する(4)。例えば、リンク58
中に含まれるwww.abcgakki.comに接続する。するとその
サイトのコンテンツ(内容)がインターネット端末8に
送信され(5)、画面12aに表示される。例えば、ht
tp://www.abcgakki.comのコンテンツがブラウザに表示
される。
【0066】このとき、ポイント処理サーバー4は、利
用者特定情報を用いて、サイトデータベース11を参照
し、そのショッピングサイト6に対応して設定されてい
るポイント1を、そのショッピングサイト6を閲覧した
利用者に付与する。この付与はユーザーデータベース1
0内のその利用者のポイントを加算することにより行な
われる。そして、該当するショッピングサイト6のサイ
トデータベース11のサイトポイントにそのポイントを
加算する。このようにすることで、利用者と提供者の双
方のポイントがカウントされる。例えば、ポイント処理
サーバー4に相当するwww.pointserver.ne.jpのコンピ
ュータ上で実行されるpoint.plのプログラムによって、
この処理が行われる。このプログラムは、リンク58に
含まれる利用者特定情報であるメールアドレスのyamada
@xx.xx.co.jpを受け取り、このメールアドレスの利用者
である「山田太郎」さんの「利用者ポイント」に、リン
ク58に含まれるwww.abcgakki.comのポイント1である
「2」を加算する。また、www.abcgakki.comのサイトポ
イントにも「2」を加算する。このようにして、メール
内容に含まれるリンク58をクリックした「山田太郎」
さんにポイントが付与され、提供者であるwww.abcgakk
i.comのサイトポイントも加算されることになる。
【0067】なお、利用者特定情報は、電子メールアド
レスとしたが、例えば、通し番号を用いても良い。この
場合、S130で通し番号とID番号の対応を外部記憶
装置30に記憶しておき、利用者がリンクをクリックし
てポイント処理サーバー4にアクセスがあった際に、通
し番号を得て、外部記憶装置30に記憶された通し番号
とID番号の対応関係を用いてアクセスした利用者を特
定してポイントを付与してもよい。また、ID番号の入
力を要求するなど、アクセスしてきた利用者がその他の
手段で特定できれば、図5のS130で、リンクには、
利用者特定情報を含まずにリンク情報のみ、メール内容
に挿入してもよい。
【0068】また、リンク情報と利用者特定情報を直接
ショッピングサイト6のURLに付加してリンクとして
もよい。このリンクがクリックされた際には、ショッピ
ングサイト6からポイント処理サーバー4に、利用者が
そのショッピングサイト6を閲覧した旨を報知する情報
(接続情報)を送信するようにする(6)。
【0069】更にショッピングサイト6は、ポイント処
理サーバー4に対して契約料を支払うようにしてもよい
(7)。契約料はポイント、1点毎に幾ら、というよう
に契約されているものとする。接続情報を受け取ったポ
イント処理サーバー4は、サイトデータベース11を参
照し、そのショッピングサイト6に対応して設定されて
いるポイント1を、そのショッピングサイト6を閲覧し
た利用者に付与する。この付与はユーザーデータベース
10内のその利用者のポイントを加算することにより行
なわれる。
【0070】また、このポイントが1000点、180
0点、3000点のいずれかに達すると、ポイント処理
サーバー4は、その旨を利用者に報知する(8)。この
報知は電子メールで行なわれる。これは例えば、「ポイ
ントが1000点に到達しました」とメッセージを送る
ことで行われる。こうしてポイントが前記した値に到達
すると、それに応じて発生する前記購入権を、利用者か
らの指示に応じてショッピングサイト6において購入に
用いることができる。この購入権を行使した場合、その
分のポイントは蓄積されたポイントから減算される。こ
の購入権の付与およびその行使に伴う減算などの管理は
ポイント処理サーバー4が行なっており、これが本発明
の特典付与手段に相当する。なお、ここまでは、ショッ
ピングサイト6以外のサイトを閲覧した場合も同様の処
理が行なわれる。
【0071】ショッピングサイト6を閲覧し、更に購入
を行なった場合には図4(b)のようなデータのやり取
りを行なう。(9)〜(14)まではそれぞれ(1)〜
(6)と略同様に行なわれる。但し(14)では、サイ
トが閲覧されたことに対する契約料も支払われる。(1
3)で表示されたコンテンツ(具体的には、そのショッ
ピングサイト6で販売されている商品・サービスの紹介
など)の中から、利用者が所望の商品(またはサービ
ス)を選択し、クレジットカードの番号を入力すること
により発注を行なう(15)。この発注を受けたショッ
ピングサイト6は、受注した旨をインターネット端末8
に送信する(16)。なお、この中には、商品の配送方
法の選択や代金の決済方法の選択(例えば、何回の分割
払いにするか)を行なうための画像が含まれている場合
もある。
【0072】商取引の手続が完了すると、受注情報がポ
イント処理サーバー4に通知される(17)。そしてシ
ョッピングサイト6からポイント処理サーバー4へ、購
入に対して利用者に付与されるポイント2に対応する契
約料を支払う(18)。(17)の受注情報を受け取っ
たポイント処理サーバー4は、サイトデータベース11
を参照し、そのショッピングサイト6に対応して設定さ
れているポイント2を、そのショッピングサイト6を閲
覧した利用者に付与する(19)。この付与はポイント
1の場合と同様、ユーザーデータベース10内のその利
用者のポイントを加算することにより行なわれる。例え
ば、利用者がABC楽器を閲覧し更に購入を行なうと、
ポイント1である「2」とポイント2である「5」の合
計値である7点がこの利用者に付与される。このポイン
トが予め設定された値に達すると、その旨が利用者に報
知されるのも同様である。ショッピングサイト6は、受
注した商品を利用者へ納品する(サービスの場合はその
サービスを実施する)(20)。利用者はその商品(ま
たはサービス)に応じた代金を納入する(21)。
【0073】以上のようなサイト案内システムによれ
ば、電子メール内のリンクをクリックしてサイトを閲覧
したり、商品購入をすることにより、利用者はポイント
を得ることができる。そのため、他のシステム(例え
ば、検索エンジンと呼ばれるサイト)を利用するより
も、本システムを利用する方が有益である。従って、ア
クセスを受けたいサイトの提供者は、ポイント処理サー
バー4と契約を結び、サイトデータベース11に自分の
サイトの情報を記憶させておけば、この契約をしていな
いサイトに比べ、アクセスを受ける可能性が高くなる。
なお、このサイトデータベース11には、自サイトの情
報をポイント処理サーバー4のホームページを介して登
録できる。
【0074】また、電子メール内のリンクをクリックし
て各サイトを閲覧した際に貰えるポイント1やポイント
2(そのサイトがショッピングサイト6の場合)が電子
メールのタイトルに表示されているので、利用者はサイ
トを選択する際の判断材料にすることができる。そし
て、ポイントの値が高いほど、電子メールを開いて見る
可能性が高く、アクセスの可能性も高いと考えられるた
め、サイト間でポイントの競争が発生し、ポイントの値
は高めに設定される。従って、利用者にとって利点の多
いシステムとなっている。
【0075】サイトの提供者にとっても、次のような利
点がある。すなわち、サイトデータベース11に記憶さ
れたり、電子メールが送信されただけでは契約料を支払
う必要はなく、購入が行なわれたり(ショッピングサイ
ト6の場合)利用者により閲覧されたりした場合のみポ
イント処理サーバー4に支払えばよい。つまり、自らの
サイトによるPR効果や営業利益が得られた場合のみ、
契約料を支払えばよいので、固定料金制で広告料を徴収
される場合に比べて合理的である。
【0076】しかも前述のように、サイトデータベース
11にサイト情報が記憶されたサイトは閲覧される可能
性が高いという利点がある。これに加え、サイト全体を
広告の表示面積として使えるため、表現力豊かなサイト
を開設すれば効果的なPRを行なうことができる。ま
た、メールの内容は、サイトデータベース11に登録し
たURLから取り込まれるため、サイト側では自由にメ
ールの内容を変えることができる。
【0077】以上、本発明を適用した実施例について説
明してきたが、本発明はこの実施例に何等限定されるも
のではなく様々な態様で実施しうる。例えば、前記実施
例では、送信したメールはテキスト形式であったが、ht
ml等の言語による形式でもよい。このようにすれば、画
像等のマルチメディアデータによる広告等を送ることが
できる。また、例えば、htmlファイルの中に自動的にポ
イント処理サーバー4へアクセスするためのリンクを埋
め込んでおけば、利用者がタイトルをクリックしてメー
ル内容を表示した段階でポイントを付与することも可能
となる。
【0078】さらに、メールによって動画や音声による
広告等を送信し、この広告等を視聴した場合にポイント
を付与するようにしてもよい。この動画や音声は、例え
ばファイル形式でも、ストリーム形式でもよい。そし
て、この動画や音声を最後まで視聴した場合にポイント
を付与してもよいし、所定の位置まで視聴した場合にポ
イントを付与してもよい。このようにすれば、文字だけ
では、商品等の特性を十分に伝えられないようなものに
ついても伝えることが可能となり、さらに利用者の関心
を引き、サイトへのアクセス率を高めることができる。
【0079】また、前記実施例では、利用者に付与され
る特典は購入権であったが、それ以外のものに変えた
り、複数の特典の中から選択可能にしたりしてもよい。
また、特典を受けるのに必要なポイントの合計値も、前
記値(1000点、1800点、3000点)と異なる
ものに変えてもよい。
【0080】サイトデータベース11の順序と同じ順序
でメールを送信したが、これ以外の順序で送信してもよ
い。具体的には、サイト名の50音順で送信したり、貰
えるポイント1の高い順で送信したりすることが考えら
れる。また、サイトデータベース11に送信の優先順位
を記憶し、その優先順位に基づいて送信してもよい。さ
らに、送信の際に、所定のサイトポイントに達したかを
判定し、所定のサイトポイントに達した場合には、送信
を行わないようにしてもよい。このようにすれば、提供
者が定めたポイントまでしか利用者に付与されないこと
となるため、ポイントに応じて支払い等をする場合に予
想を超えた多額の支払いを要求されるおそれがない。
【0081】また、ポイントをメールのタイトルに入れ
る場合には、ポイントの大きさ順に文字コードが並ぶよ
うにすることとしたが、利用者がメールを受信してタイ
トル一覧を表示した際に、ポイント順になるようにポイ
ントをタイトルに入れればよいので、例えば、ユーザー
データベース10に利用者の使用している電子メールソ
フトの種類(ソフト名)等を登録しておき、そのソフト
のタイトルの表示形態に応じて、ポイント順になるよう
にタイトルにポイントを挿入してもよい。このようにす
れば、電子メールを受信した場合に、ポイントの大きい
順にタイトルが表示されるため、利用者はポイントの大
きいものからメールを開いて見ることが容易にできる。
こうすることで、サイト間のポイントの競争が激化する
ので、更にポイントが高めに設定され、利用者にとって
有利となる。
【0082】なお、ショッピングサイト6を案内する場
合には、ポイント2の高い順で表示しても同様の効果が
得られる(この場合、ポイント2が「*」となっている
サイトは、筆頭に表示してもよいし、そのサイトでもら
える最も高いポイント2をそのサイトのポイント2と見
なした順序で表示してもよい)。また、メールのタイト
ルにはポイント1とポイント2の双方を入れてもよい。
【0083】また、ポイント1を貰えるのは、1人の利
用者がそのサイトを初めて閲覧するときのみとしてもよ
い。これを実現するには、ユーザーデータベース10
に、各利用者が閲覧したサイトのサイト名(またはUR
Lなど)を記憶しておき、そのサイトが再び閲覧された
場合には、ポイント1を付与しないようにするとよい。
こうすると、サイトが表示(閲覧)されても全く見ない
にも拘わらず次々とサイトを表示させて、ポイントを不
当に獲得したり、提供者に経済的なダメージを与えたり
する利用者が現われるのを防ぐことができる。若しくは
(又はこれに加えて)、各サイトを一定時間(例えば、
15秒)表示させていないとポイント1を貰えなかった
り、複数の画像(ページと呼ばれる)から成るサイト
は、あるページ数以上見ないとポイント1を貰えなかっ
たりするようにしてもよい。この時間やページ数は、各
サイト毎にサイトデータベース11に記憶しておくとよ
い。
【0084】非常に人気のあるサイトの場合、前記のよ
うな対策をしても、ポイント処理サーバー4に支払う契
約料が膨大な金額になる可能性がある。これに対応し、
契約料がある金額を超えたら、そのサイトを閲覧しても
ポイントを得られないようにしてもよい。この場合は、
ポイント1を得られない旨を利用者に報知する警告表示
を図5(b)の画像などに出力するのが望ましい。ま
た、一時的にそのサイトを案内対象から外すことにより
本システムを介してそのサイトを閲覧することをできな
くしてもよい。利用者が本システムを介さずにサイトを
閲覧した場合には、そのサイトの提供者は契約料をポイ
ント処理サーバー4に支払う必要がないので、提供者の
負担が過剰になるのを防止することができる。
【0085】また、図4に関する説明において、(7)
(18)では「契約料を支払う」としたが、この代わり
に、手形に相当する信用情報のみを送信し、後日契約料
を払うようにしてももちろん良い。これらの支払いや、
利用者の代金支払を電子マネーで行なってもよい。更
に、利用者に付与されるポイントを電子マネーに変えて
もよい。
【0086】また、前記システムでは、サイトが閲覧さ
れたり、サイトで購入されたりしたときのみ、サイト側
はポイント処理サーバー4に契約料を支払う、とした
が、サイトデータベース11にサイト情報を記憶させる
際や、電子メールを送信した場合にも料金をポイント処
理サーバー4に支払うようにしてもよい。こうすると、
全く閲覧を受けないサイトからも料金を徴収することに
なるので、サイトデータベース11にサイト情報を記憶
しておくための費用などとして、この料金をポイント処
理サーバー4の運営者が活用することができる。
【0087】そして、電子メールを送信した場合に、送
信した利用者に対して、ポイントを付与するようにして
もよい。例えば、メールを送信する毎に1ポイントづつ
付与する。このようにすれば、利用者は電子メールを受
け取るだけでポイントをもらえるため、利用者にとって
魅力的なシステムとなり、利用者数を増やすことが容易
にできる。
【0088】前記システムはインターネットを用いて各
サイトの利用を行なうものであったが、これ以外のネッ
トワーク、例えば、エヌ・ティ・ティ移動通信網株式会
社が提供するiモードのネットワーク、パソコン通信、
イントラネットに適用してもよい。
【0089】前記実施例では、利用者に関する情報を、
ユーザーデータベース10に[表1]に示したような態
様で格納したが、どのような態様で格納するかは自由に
決めることができる。例えば、ポイントの種類をさらに
細分化してもよい。そして、閲覧時と購入時のポイント
以外に、各サイトに用意した質問に答えた場合にポイン
トを付与するなどしてもよい。前述の図4の「コンテン
ツ表示(13)」の際に質問事項を送信し、「発注(1
5)」の代わりに「回答(15)」とし、「受注(1
6)」の代わりに「回答データ表示(16)」とすれ
ば、略同様に実現できる。なお、この場合(20)(2
1)は行わない。
【0090】また、ポイントを付与する方法を変えれ
ば、利用者情報記憶手段を、ポイントが格納されていな
い態様にすることもできる。この場合には、次のような
態様が例示できる。まず各利用者の住所をユーザーデー
タベース10に格納しておく。そしてサイトから接続情
報を受け取ったポイント処理サーバー4は、付与すべき
ポイント分のチケットを利用者の住所に郵送する。この
チケットを受け取った利用者は、所定の用紙にチケット
を貼り付ける。貼り付けたチケットの合計点が1000
点、1800点、3000点のいずれかに達した利用者
は、その用紙をポイント処理サーバー4に郵送する。ポ
イント処理サーバー4は、その用紙に貼り付けられたチ
ケットの合計値に応じ、利用者に購入権を付与する。こ
のようにしても前記と同様の効果を奏するシステムとな
る。
【0091】前記実施例では、送信条件として、ユーザ
ーデータベース10の「趣味」の項目としたが、他の項
目を条件としてもよい。また、条件は複数の項目にまた
がって決められてもよい。例えば、サイトデータベース
の送信条件の欄に、ユーザーデータベース10の各項目
の組み合わせの条件式を入れ、その条件式に従ってS1
10でユーザーDB抽出テーブルを抽出してもよい。
【0092】また、所定期間内に同一の利用者に対して
送信するメールの数を制限するようにしてもよい。例え
ば、1ユーザーにつき一日あたり10通まで等制限を加
える。このようにすれば、多数のメールが来て利用者が
不快になることもない。以上述べた各種数値やデータ等
の情報は、インターネットを介して設定できるようにす
るとよい。これらは、各データの変更等をすべき者が変
更できるように、認証を行ってから設定するようにする
とよい。例えば、認証後に、変更可能な情報をページに
表示し、このページ内に設けたフォームから、設定・変
更等できるようにする。例えば、表2に例示するサイト
データベース11のポイント1、ポイント2、メール内
容URL、メール送信条件等は各サイトが自サイトの情
報をインターネットを介してホームページから変更でき
るようにする。この場合、サイトデータベースにID番
号とパスワードの列を設け、この認証情報に従ってアク
セスを許可する。このようにすれば、サイトはポイント
等を状況に合わせて自由に設定することができる。また
このホームページには、表2の自サイトに関する情報を
表示するようにするとよい。このようにすれば、サイト
側では、付与したポイントを随時確認することができ
る。また利用者側も同様にして、表1に例示するユーザ
ーデータベース10のうち、利用者名・ID番号・ポイ
ントは表示し、その他の項目は変更可能なフォーム等で
表示する。このようにすれば、利用者は随時自己の情報
を変更することができ、付与されたポイントを確認する
こともできる。
【0093】なお、本実施例において、ユーザーデータ
ベース10が、利用者情報記憶手段に相当し、サイトデ
ータベース11が、サイト情報記憶手段に相当する。ま
た、インターネット端末8が利用者端末に相当し、ポイ
ント処理サーバー4が電子メール送信手段、ポイント付
与手段、特典付与手段、付与ポイント出力手段、ポイン
ト設定手段に相当する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のサイト案内システムを適用した一実
施例の概略説明図である。
【図2】 利用者が利用するインターネット端末8の外
観図である。
【図3】 ポイント処理サーバー4の内部の概略構成を
示すブロック図である。
【図4】 利用者、ポイント処理サーバー4、およびシ
ョッピングサイトの間で行なわれるデータのやり取りを
示す説明図である。
【図5】 ポイント処理サーバーで実行する電子メール
送信処理を示すフローチャートである。
【図6】 インターネット端末8でのメーラー画面を示
す説明図である。
【符号の説明】
N…インターネット 4…ポイント処理サー
バー 6…ショッピングサイト 8…インターネット端
末 10…ユーザーデータベース 11…サイトデータベ
ース、 12…CRTディスプレイ 12a…画面 14…本体部 16…キーボード 18…マウス 28…通信制御部 30…外部記憶装置 32…バス 50…メーラー画面 52…フォルダ選択領
域 54…タイトル表示領域 56…メール内容表示
領域 58…リンク 60…選択されたタイ
トル 62…件名ソートボタン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04L 12/54 H04L 11/20 101B 9A001 12/58 Fターム(参考) 5B049 BB11 BB46 BB49 CC02 CC05 CC36 DD01 DD05 EE02 EE05 FF03 FF04 FF09 GG04 GG06 GG07 5B075 KK03 KK07 KK13 KK33 KK37 KK43 KK54 KK63 MM11 ND03 ND20 ND36 NK54 PP02 PP03 PP30 PQ02 PQ05 PQ20 PQ32 UU24 UU40 5B085 BG07 5B089 GA11 HA10 JA08 KB07 KC28 KC53 LA09 LA19 5K030 GA18 HA06 HC01 JT02 KA06 KA07 9A001 JJ14 JJ25

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】サイトへ直接的あるいは間接的にリンクす
    るためのリンク関連情報と利用者にとって有益なポイン
    トとなり得る当該サイトのポイントとを含むサイト情報
    を記憶するサイト情報記憶手段と、 利用者の電子メールアドレスと利用者のポイントである
    利用者ポイントとを含む利用者情報を記憶する利用者情
    報記憶手段と、 前記利用者情報記憶手段に記憶された前記電子メールア
    ドレスに、前記サイト情報記憶手段に記憶された前記リ
    ンク関連情報を含む電子メールを送信する電子メール送
    信手段と、 前記電子メール送信手段によって送信された電子メール
    内のリンク関連情報を用いて利用者端末によって開始さ
    れた所定のアクションを検出した場合には、当該リンク
    関連情報が示すサイトのポイントを送信先の前記利用者
    ポイントに付与するポイント付与手段とを備えることを
    特徴とするサイト案内システム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のサイト案内システムにお
    いて、 前記ポイント付与手段は、前記所定のアクションが複数
    ある場合には、各アクション内容に応じた前記サイトの
    ポイントを利用者ポイントに付与することを特徴とする
    サイト案内システム。
  3. 【請求項3】請求項1または2に記載のサイト案内シス
    テムにおいて、 前記所定のアクションは、前記利用者端末において、利
    用者が認識可能な状態で前記リンク関連情報が示すサイ
    トが報知されたことであることを特徴とするサイト案内
    システム。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれかに記載のサイト案
    内システムにおいて、 前記所定のアクションは、前記リンク関連情報が示すサ
    イトにて前記利用者端末から商品が購入されたことであ
    ることを特徴とするサイト案内システム。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれかに記載のサイト案
    内システムにおいて、 前記所定のアクションは、前記リンク関連情報が示すサ
    イトにて前記利用者端末から質問への回答がされたこと
    であることを特徴とするサイト案内システム。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれかに記載のサイト案
    内システムにおいて、 前記ポイント付与手段は、前記電子メール送信手段が、
    前記電子メールを送信した際に、所定のポイントを、送
    信先の利用者の前記利用者ポイントに付与することを特
    徴とするサイト案内システム。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれかに記載のサイト案
    内システムにおいて、 前記サイト情報として、利用者に付与したポイントを示
    すサイトポイントを含み、 前記ポイント付与手段は、前記サイトのポイントを前記
    利用者ポイントに付与する際に、当該サイトのポイント
    を前記サイトポイントとして付与することを特徴とする
    サイト案内システム。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれかに記載のサイト案
    内システムにおいて、 前記利用者ポイントが所定の量に至った際に、特典を付
    与する特典付与手段を備えることを特徴とするサイト案
    内システム。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれかに記載のサイト案
    内システムにおいて、 前記利用者ポイントまたは前記サイトポイントの少なく
    ともいずれか一方をネットワークを介して出力する付与
    ポイント出力手段を備えることを特徴とするサイト案内
    システム。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれかに記載のサイト
    案内システムにおいて、 前記サイト情報に含まれる前記サイトのポイントをネッ
    トワークを介して設定するポイント設定手段を備えるこ
    とを特徴とするサイト案内システム。
  11. 【請求項11】請求項1〜10のいずれかに記載のサイ
    ト案内システムにおいて、 前記ポイント付与手段は、前記サイトへのリンク関連情
    報に基づき、前記所定のアクションに応じて前記利用者
    ポイントを付与した場合には、同一利用者の同一リンク
    関連情報に基づいた同一のアクションに応じては再度前
    記利用者ポイントを付与しないことを特徴とするサイト
    案内システム。
  12. 【請求項12】請求項1〜11のいずれかに記載のサイ
    ト案内システムにおいて、 前記リンク関連情報は、サイトへ直接的にリンク可能な
    情報であり、 前記ポイント付与手段は、当該リンク関連情報の示すサ
    イトに前記利用者端末から所定のアクションがあった旨
    の情報を当該サイトから受け取ることで、前記所定のア
    クションを検出することを特徴とするサイト案内システ
    ム。
  13. 【請求項13】請求項1〜12のいずれかに記載のサイ
    ト案内システムにおいて、 前記リンク関連情報として、ポイント付与手段へリンク
    可能な情報を含み、 前記ポイント付与手段は、当該リンク関連情報に基づい
    たアクセスを監視することで、前記所定のアクションを
    検出することを特徴とするサイト案内システム。
  14. 【請求項14】請求項1〜13のいずれかに記載のサイ
    ト案内システムにおいて、 前記電子メール送信手段は、ポイントが付与される旨の
    情報を電子メール内に入れることを特徴とするサイト案
    内システム。
  15. 【請求項15】サイトへ直接的あるいは間接的にリンク
    するためのリンク関連情報と利用者にとって有益な当該
    サイトのポイントとを含むサイト情報を記憶するサイト
    情報記憶手段と、 利用者の電子メールアドレスを含む利用者情報を記憶す
    る利用者情報記憶手段と、 前記利用者情報記憶手段に記憶された前記電子メールア
    ドレスに、前記サイト情報記憶手段に記憶されたリンク
    関連情報を含む電子メールを送信する電子メール送信手
    段とを備え、 前記電子メール送信手段は、ポイントが付与される旨の
    情報を電子メール中に入れることを特徴とするサイト案
    内システム。
  16. 【請求項16】請求項1〜15のいずれかに記載のサイ
    ト案内システムにおいて、 前記電子メール送信手段は、送信する電子メールのタイ
    トルに、前記サイトのポイントを入れることを特徴とす
    るサイト案内システム。
  17. 【請求項17】請求項16に記載のサイト案内システム
    において、 前記電子メール送信手段は、利用者端末において前記電
    子メールのタイトルがポイント順に出力可能な状態で、
    前記ポイントを前記タイトルに入れることを特徴とする
    サイト案内システム。
  18. 【請求項18】請求項1〜17のいずれかに記載のサイ
    ト案内システムにおいて、 さらに、利用者情報設定手段を備え、 前記利用者情報設定手段は、ネットワークを介して利用
    者側端末から入力された利用者情報を前記利用者情報記
    憶手段に記憶することを特徴とするサイト案内システ
    ム。
  19. 【請求項19】請求項1〜18のいずれかに記載のサイ
    ト案内システムにおいて、 前記電子メール送信手段は、前記利用者情報を加味し
    て、送信する前記サイト情報と送信する前記電子メール
    アドレスとの対応を決定することを特徴とするサイト案
    内システム。
  20. 【請求項20】請求項1〜19のいずれかに記載のサイ
    ト案内システムにおける電子メール送信手段、ポイント
    付与手段、特典付与手段、付与ポイント出力手段、ポイ
    ント設定手段、利用者情報設定手段としてコンピュータ
    システムを機能させるためのプログラムを記録したコン
    ピュータ読み取り可能な記録媒体。
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