明細書 サイ 卜案内システム 技術分野
本発明は、 ネッ 卜ワークに接続されたサイ 卜を案内するサイ 卜案内シ ステ厶に関する。 背景技術
ネッ トワークに様々なサーバーやサイ トを接続し、 相互に利用するこ とが盛んに行なわれている。特にィンターネッ 卜では W W W ( World Wide Web) という広域情報システムを用いて、 インターネッ トに接続された サイ 卜ならば U R Lを指定するだけで国境を越えてアクセスしたり、 ハ ィパーテキス卜を用いてサイ 卜の内外をワンタッチで移動したりするこ とが可能にされている。 このため、 企業、 大学、 自治体、 政府機関等の 組織が提供する様々なサイ 卜がネッ 卜上で公開されている。
こうしたサイ 卜の中には、 組織により提供されたもの以外に、 個人に より開設されたものもある。 個人がサイ トを開設する目的としては、 同 じ趣味を持った仲間を集める、 集まった仲間とコミュニケーションを図 る、 自己表現の場として活用をする等が挙げられる。
しかしながら、 インターネッ卜のように大規模なネッ 卜ワークでは、 接続されているサイ 卜の数も膨大になるため、 自分の開設したサイ 卜が なかなかアクセスされないことが多い。 これでは上記の目的が十分に達 成できない。
また、 組織のサイ トもアクセスをあまり受けられないことがある。 企 業にとって自社のサイ 卜は業務内容を P Rしたり、 商品を宣伝したりす
る場となり得る。 このため、 新聞広告や自社の商品のパッケージ等に U R Lを掲載し、 アクセスを促しているが、 有効に働いているとは言いが たい。 これは、 サイ 卜の提供者が自治体や政府機関である場合も同様で ある。
そこで、 サイ 卜の広告等を電子メールでインターネッ 卜の利用者に送 ることで、 これらサイ トの案内をすることが行われている。 しかし、 電 子メールで、 このようなダイレク 卜メールが送られてくるのを好まない 利用者も多い。 例えば、 大量のダイレク 卜メールが送られてくれば、 本 来利用者間でやりとリされる電子メールがこれらダイレク 卜メールに埋 もれてしまうことがある。 また、 これらダイレク 卜メールを受け取るた めに通信費がかかる場合がある。 そのため、 このようなダイレク トメ一 ルはかえつて逆効果となることもあった。 発明の開示
本発明は、 このような問題を解決し、 電子メールを利用してサイ 卜へ のアクセスを受けやすくするサイ 卜案内システムを提供することを目的 とする。
上述した問題点を解決するためになされた本発明のサイ 卜案内システ 厶は、 リンク関連情報を含む電子メールを利用者の電子メールァドレス に送信する。 そして、 利用者側端末でその電子メール内のリンク関連情 報に基づいて所定のァクションがなされた場合には、 サイ ト情報記憶手 段に記憶されたそのサイ 卜のポイン卜をその利用者の利用者ボイン卜と して付与する。
ここでサイ 卜のポイントは、 利用者にとって有益なポイン卜となり得 るものであり、 数値そのもののような抽象的なものでもよいし、 何かを 具体的に指し示す数値 (例えば、 金額、 マイレージの距離) でもよい。
また、 リンク関連情報とは、 サイ トへ直接的あるいは間接的にリンクす るための情報である。 つまり、 サイ 卜へ導くことが可能な情報であれば よい。 サイ 卜へ直接的にリンクするための情報としては、 そのサイ 卜を 指し示す情報があり、 例えば、 そのサイ 卜の U R Lなどが挙げられる。 一方、 サイ 卜へ間接的にリンクするための情報としては、 例えば、 他の サイ 卜を経由してそのサイ 卜へ転送可能な情報などがあり、具体的には、 例えば、 転送用サイ 卜の U R Lと I Dのセッ 卜などが挙げられる。 この 場合、 例えば、 転送用サイ 卜にサイ トの U R Lと I Dとを対応付けて記 憶しておき、転送用サイ 卜にアクセスがあった際にこの I Dを受け取り、 そして、 この I Dに対応するサイ 卜の U R Lをアクセスした側に送るこ とで、 サイ 卜にリンクする。 また、 利用者端末とは、 例えば、 通信網と 接続されたコンピュータを搭載した装置である。
このように、 送信する電子メール内にサイ 卜へのリンク関連情報を含 むため、 この電子メールを受信した利用者は、 電子メール内のリンク関 連情報に基づいてサイ 卜にアクセスする可能性が発生する。 そのため、 サイ 卜の運営者等 (以下、 広告主等と称する) は、 サイ 卜へのアクセス を受けやすくなる。 一方、 このリンク関連情報に基づいて所定のァクシ ヨンがあった場合には、 利用者にポイントが付与されるため、 利用者が 従来のダイレク トメールに対して持つ不快感が軽減される。したがって、 広告主等と利用者の双方にとってメリツ 卜のあるシステムとなる。
また、 サイ 卜情報記憶手段には、 複数のサイ 卜のサイ 卜情報を記憶す ることができる。 すなわち、 各サイ トへのリンク関連情報を含む電子メ ールを送信し、 利用者端末でその電子メールを受信して、 電子メール内 のリンク関連情報に基づく所定のァクションがあった際に、 各サイ トの ポイントを利用者ポイントととして付与することができる。 そのため、 各広告主等がそれぞれのサイ 卜で、 メールの送信先を管理したり、 ボイ
ン卜を付与するためのシステムを備える必要が無くなる。 したがって、 広告主等の負担が軽減される。 また、 利用者も、 ポイントが一元管理さ れるため、 複数のサイ 卜にポイントが分散して記録されてしまい、 使い 勝手が悪くなるといったことも起こらない。 よって、 利用者はポイント を貯める楽しみをさらに得ることができ、 電子メール内のリンク関連情 報に基づいてサイ トを訪れる可能性も高くなる。 そのため、 さらにサイ 卜へのアクセスを受けやすくできる。
なお、 上記の所定のアクションは 1 種類でもよいが、 複数ある場合に は、 そのアクション内容に応じて利用者ポイン卜を付与するとよい。 例 えば、 サイ 卜情報記憶手段に、 各サイ 卜毎にボイント 1 とポイント 2と ポイント 3の 3種類のボイントを記憶しており、 アクション Aについて はポイン卜 1 、 アクション Bについてはポイン卜 2、 アクション Cにつ いてはポイント 3のように、 アクション内容別に利用者ポイン卜を付与 することができる。 また、 アクション Aとアクション Bについてはボイ ン卜 1 、 アクション Cとアクション Dとアクション Eについてはポイン 卜 2、 アクション Fについてはポイント 3のように、 複数のアクション を 1 種類のポイン卜に対応させる場合も含む。
この所定のァクシヨンとしては、 例えばリンク関連情報に基づいてサ ィ 卜にアクセスした場合や、 次の場合などが挙げられる。
例えば、 利用者が認識可能な状態でサイ トが報知された場合に利用者 ボイン卜が付与されるようにする。 利用者が認識可能な状態でサイ 卜が 報知されるとは、 例えば、 利用者端末の表示装置にサイ 卜が表示された 場合や利用者端末がサイ 卜を閲覧可能な状態で取り込んだ場合、 さらに は、 利用者端末がサイ トの内容を音声で出力した場合などを含む。 この ようにすれば、 例えば利用者はリンク関連情報に基づいてサイ トを閲覧 するとポイントがもらえることとなりサイ 卜を閲覧する可能性が高くな
る。 そのため、 サイ 卜へのアクセスを受けやすくなる。
また、 所定のアクションが、 サイ 卜で商品が購入された場合であって もよく、 この場合に、 利用者ポイントを付与するとよい。 したがって、 利用者は購入時にボイン卜が得られるので、 サイ 卜を閲覧等する頻度が 高まり、 サイ トの案内を効果的に行うことができる。 また、 サイ 卜側で は、 購入者の増加が期待できる。
更に、 所定のアクションが、 サイ 卜にて質問への回答がされた場合で あってもよく、 この場合に、 利用者ポイントを付与するとよい。 このよ うにすれば、利用者は質問への回答に応じてボイン卜が得られる。一方、 広告主等は、 利用者に質問することで、 利用者の意見や情報を得ること ができるうえ、 サイ 卜へのアクセスを受けやすくなる。
また、 このように所定のァクシヨンに応じてポイン卜を付与するだけ でなく、 電子メールを送信した際に、 送信先の利用者の利用者ポイント に所定のポイントを付与してもよい。 このようにすれば、 利用者は電子 メールを受け取るだけでポイントをもらうことができる。 そのため、 本 システムの利用者数を増やすことが容易にできる。 本システムの利用者 数を増やすことで、 さらにサイ 卜へのアクセスを受けやすくすることが できる。 この所定のポイントは、 各サイ 卜毎に固定のポイントでもよい し、 サイ 卜情報記憶手段に記憶されたサイ 卜のボイン卜でもよい。
上述したように、 ポイントをどのような場合に付与するかは自由であ る。 例えば、 購入しない限りポイントを貰えないようにしてもよいし、 閲覧するだけでポイン卜が貰え、 そこで購入をすると更にポイン卜を貰 えるようにしてもよい。 このように双方でポイン卜を付与する場合は、 前述したように、 サイ 卜情報記憶手段には、 例えば、 閲覧時ポイン卜と 購入時ポイントのように分けて記憶しておいて、 それぞれの場合に付与 してもよい。 また、 同様に、 例えば、 質問に答えた場合に付与する回答
時ポイント、 送信時に付与する送信時ボイン卜のように分けてもよい。 このようにすることで、 例えば、 閲覧した場合よりも、 質問に答えた場 合の方がボイン卜が大きく、 さらに購入した場合には最もボイン卜を大 きくすることといったこともできる。 よって、 段階的に顧客にポイント を付与することができ、 さらにサイ 卜へのアクセスが受けやすくなる。 特に、 商品を販売するサイ 卜では、 商品の売り上げに結び付ける可能性 をいつそう高くすることができる。
また、 利用者ポイントは各サイ 卜毎に記憶してもよいが、 合算して記 憶してもよい。 サイ 卜毎に記憶していれば、 そのサイ トで利用できるポ イン卜とすることができる。 一方、 合算していれば、 参加したサイ 卜で 共通で利用できるポイントとすることもできる。 またポイントは、 現金 や商品券のような共通価値を持つものと交換できるようにしてもよい。
また、 このように利用者にポイントを付与する場合には、 サイ ト毎に 付与したポイントを記憶しておくとよい。 このようにすれば、 利用者に 対して各サイ ト毎に付与したポイントを知ることができる。 そのため例 えば、 付与したポイン卜に応じて各サイ 卜から契約料を徴収することが できる。 なお、 以下の説明では、 このポイントをサイ トポイントと称す る。
ところで、 付与された利用者ポイン卜は利用者が随時利用可能として もよいが、 ポイントが所定の量に至った際に特典を付与するようにして もよい。 特典としては、 例えば、 商品購入権、 現金、 商品券、 航空券、 有料番組の無料視聴権、 インターネッ ト有料サイ 卜の無料利用権、 電話 の無料利用権、 割引券などがあげられる。
なお、 ポイントとして現金が付与される場合には、 1 円、 3円などと 与えられる現金をそのまま使えるようにしてもよいし、 これらが 5 0 0 円、 1 0 0 0円等のまとまった値になって初めて特典として使用可能に
してもよい。 そしてこの現金は、 利用者の口座に振り込んでもよいし、 ネッ 卜ワーク等において使用可能な電子マネーとして付与してもよい。
また、 利用者ポイントとサイ 卜ポイントは、 ネッ トワークを介して確 認できるようするとよい。 このように利用者ボイン卜が確認できれば、 利用者は、 自分の利用者ポイン卜がどれだけ貯まつたかを容易に知るこ とができる。 特に、 ポイン卜が所定の量に至った際に特典を付与するシ ステムに適用した場合には、 あと何ポイン卜貯めれば特典が付与される のかが分かる。 よって、例えば閲覧や購買の動機付けとすることができ、 さらにサイ 卜へのアクセスが受けやすくなる。
同様に、 サイ トポィン卜が確認できれば、 例えば、 サイ 卜の提供者は、 自サイ 卜のサイ 卜ボイン卜がどれだけ利用者に付与されたのかを容易に 知ることができる。 そのため、 過剰なポイントの付与を未然に防ぐこと ができる。
そして、 サイ 卜のポイントは、 ネッ トワークを介して設定できるとよ い。 このようにすれば、 サイ トの提供者が利用者に付与するポイントを 状況に応じて自由に変更できる。
また、 所定のアクションに応じてリンク関連情報に基づき、 利用者に ポイン卜を付与した場合には、 同一利用者の同一リンク関連情報に基づ いた同一のァクションに応じては再度利用者ボイン卜を与えないように するとよい。 このようにすれば、 例えば電子メール内のリンク関連情報 に基づいて一度閲覧したサイ 卜を再度リンク関連情報に基づいて閲覧し てもポイントは付与されないこととなる。 従って、 過剰なアクセスによ るサイ 卜の負担を受けないようにすることができる。 なお、 このように 閲覧等をしてもポイン卜を得られない場合には、 そのサイ 卜を表示する 際に 「貴方は既にこのサイ 卜を閲覧しましたのでアクセスしてもポイン 卜を得られません」 などの、 ポイントを得られない旨を利用者に報知す
る警告表示をするとよい。 また、 このポイン卜を得られない状態は、 所 定期間 (例えば、 1 週間、 1 ヶ月など) 経過すると解除され、 再びボイ ン卜を 1 回のみ貰えるようにしてもよい。 なお、 サイ 卜による P R効果 の持続性に自信がある場合や、 提供者が経済的に余裕がある場合には、 最初の 1 回のみではなく、 例えば、 3回までポイン卜が貰えるようにし てもよい。 この回数は、 提供者の営業方針や捻出できる広告費に応じて 提供者が設定できるようにするのが望ましい。
なお、 前述のような悪用をされなくとも、 提供者の負担が過剰になる 場合も有り得る。 例えば、 サイ 卜による P R効果を狙うあまり、 膨大な 数の利用者がサイ 卜を閲覧する場合である。 これに対応して、 提供者が 運営者に支払う契約料に上限 (例えば、 一月に 2 0 0万円相当まで) を 設けてもよい。 この場合にも、 そのサイ 卜のサイ 卜情報を表示する際に 「このサイ 卜はアクセス件数が非常に多いため、 現在このサイ 卜を閲覧 してもポイントを得られません」 などの、 ポイン卜を得られない旨を利 用者に報知する警告表示をするとよい。
なお、 例えば、 閲覧するだけでポイントが貰えるのは 1 回目のみであ るが、 購入すると必ずポイントを貰えるようにしたり、 ポイントは購入 するごとに一定の値が付与されるようにしてもよい。 また、 購入額ゃ購 入商品毎に異なる値が付与されるようにしてもよい。
さて、 電子メール内のリンク関連情報に基づいた利用者端末からのこ のような所定のアクションを検出する方法は、 種々の方法があるが、 例 えば、リンク関連情報としてサイ 卜へ直接的にリンク可能な情報を用い、 ポイン卜付与手段は、 そのリンク関連情報によるサイ 卜への所定のァク シヨンがあった旨を、 そのサイ 卜から受け取ることで、 所定のァクショ ンを検出するようにしてもよい。 このようにすれば、 サイ 卜側で所定の ァクションがあるか否かを判定するため、 ポイン卜付与手段ではァクセ
スを監視する必要がなくなる。
一方、 リンク関連情報はポイン卜付与手段へのリンク可能な情報を含 み、 ポイント付与手段は、 そのリンク関連情報に基づいたアクセスを監 視することで、 所定のアクションを検出するようにしてもよい。 このよ うにすれば、 サイ 卜側で所定のアクションがあるか否かを判定する必要 がなくなるため、 サイ ト側の処理を簡略化できる。
ところで、 このように所定のァクションに応じてポイン卜が付与され ることは、 予め利用者に知らされていてもよいし、 所定のアクションが あった際に利用者端末に出力してもよい。 しかし、 送信する電子メール 内に記載することで知らせてもよい。ボイン卜が付与される旨の情報は、 ポイン卜が付与されることを知らせる内容でもよいし、 ポイン卜の値等 を含んでいてもよい。 このようにポイン卜を付与する旨の情報を電子メ ール内に入れることで利用者の関心を引き、 サイ 卜へのアクセスを受け やすくできる。 また、 ダイレク トメールに関する利用者の不快感を軽減 できる。
このようなサイ ト案内システムは、 利用者ポイントを記録しない案内 システムにおいても有効な効果を発揮する。 この場合、 ポイント等は他 のシステムにて付与すればよい。 この場合において、 ポイントが付与さ れる旨の情報を電子メール中に入れるようにするとよい。
また、 上述したいずれのシステムにおいても、 送信する電子メールの タイ トルにそのサイ トのポイン卜を入れるとよい。 このようにすれば、 タイ トルに利用者にとって有益なポイン卜が記載されているため、 通常 のダイレク 卜メールより、 目に付きやすく、利用者の興味を引きやすい。 そのため、 サイ 卜へのアクセスを受けやすくなる。 また例えば、 利用者 が多くのダイレク 卜メールを受け取った場合でも、 タイ トルを見てボイ ン卜の多いものから順に、 受信した電子メールを閲覧等することもでき
る。 つまり、 タイ トルを見るだけでポイントの値や量が分かるのですベ てのメールを開封してみる必要がなく、 例えば、 ポイントが多く与えら れるメールのみ開いて見ることも可能となる。 そのため、 電子メールの 閲覧等の時間を短縮することができる。 また、 ポイン卜の多いサイ 卜は、 サイ 卜案内の効果も大きくなる。 なお、 ポイントが付与される旨の情報 は、 電子メールのタイ トルに入れたポイン卜とすることができる。 こう することで電子メールの内容部分 (本文) にはポイントが付与される旨 の情報を入れなくてもよい。 もちろん、 電子メールのタイ トルにポイン 卜を入れ、 さらに電子メールの内容部分にもボイン卜が付与される旨の 情報を入れてもよい。
またこのとき、 利用者端末において、 電子メールのタイ トルがポイン 卜順に出力可能な状態でポイントを入れるとよい。 例えば、 利用者端末 にて利用される一般的な電子メールソフ 卜では、 電子メールのタイ トル の文字列を文字コード順にソートして出力可能である。 そこで、 ポイン 卜をタイ トルの文字列に挿入する際に、 文字コード順になるように挿入 するとよい。 このようにすれば、 利用者はポイン卜の多いものがすぐに 分かるため、ポイン卜の多いものから順に見ていくことが容易にできる。 なお、 ポイント順とは、 例えば、 ポイントの大きい順でもよいし、 小さ い順でもよい。
さらに、 利用者の電子メールアドレスを含む利用者情報は、 ネッ 卜ヮ ークを介して利用者側端末から設定可能であるとよい。 このようにすれ ば、 希望する者のみにサイ 卜案内の電子メールを送ることができる。 逆 に言えば、 サイ 卜案内のメールを希望しない者に電子メールを送付する などして利用者に不快感を与えることもなくなる。
そして、 電子メールを送信する場合には、 利用者全員に送信すること もできるが、 利用者情報を加味して送信するサイ 卜情報と送信する電子
メールアドレスとの対応を決定して送信するとよい。 利用者情報として は、 例えば、 利用者の住所、 氏名、 年齢、 職業、 電話番号、 性別、 年収、 電子メールアドレス、 趣味、 興味のあるジャンルなどの属性が挙げられ る。 このような利用者情報を加味して、 送信するサイ 卜情報と電子メー ルアドレスとの対応を決定して送信するため、 利用者の属性に近いサイ 卜を案内することが可能となる。 例えば、 利用者情報の 「趣味」 の項目 を加味して、利用者の趣味に関係するサイ 卜を案内したり、 「職業 Jから 仕事に関係するサイ 卜を案内することもできる。 また、 年収や年齢に応 じた商品 · サービスのサイ 卜を案内したり、 また、 住所から近所の店舗 のサイ ト案内を送信することもできる。 また、 このように直接的な項目 からだけでなく、 電子メールアドレスや電話番号のような所定の規則に 基づいて決められている情報から間接的に情報を得て送信する電子メー ルアドレスを決定してもよい。 すなわち、 電話番号であれば、 例えば局 香に基づいて利用者の住む地域等が特定可能であリ、 また電子メールァ ドレスであれば、 そのアドレスから、 利用者の住む地域や、 所属 (学校 関係か、 会社関係か、 政府関係か、 プロバイダからのアクセスか等) 等 の情報を得ることができる場合がある。
このように利用者情報を加味して送信するサイ 卜情報と送信する電子 メールアドレスとの対応を決定すれば、 各サイ 卜は、 自サイ 卜のターゲ ッ トに対して効率よくサイ トの案内をすることができる。 また、 利用者 も自分の興味ある分野等のサイ 卜を知ることができるため、 さらにサイ 卜へのアクセスを受けやすくできる。
これまでに述べたシステムは、 インターネッ 卜に接続されたシステム をして実現されるとよい。 このようにすれば、 W W Wにより U R Lを指 定するだけでアクセスしたり、 ハイパーテキス卜を用いてサイ 卜の内外 をワンタッチで移動したりすることができる。 従って、 アクセスを一層
受け易くなる。 この場合、 電子メール送信手段を、 インターネッ トに接 続されたコンピュータ内に構成するとよい。 そして利用者は、 インター ネッ トに接続された端末装置 (パーソナルコ ンピュータ、 P D A ( Personal Digital Assistant) , 携帯電話など) で電子メールを受信すると よい。
なお、 サイ 卜案内システムにおける電子メール送信手段、 ポイント付 与手段、 特典付与手段、 付与ポイント出力手段、 ポイント設定手段、 利 用者情報設定手段をコンピュータシステムにて実現する機能は、例えば、 コンピュータシステム側で起動するプログラムとして備えることができ る。 このようなプログラムの場合、 例えば、 フロッピーディスク、 光磁 気ディスク、 C D— R O M、 ハードディスク等のコンピュータ読み取り 可能な記録媒体に記録し、 必要に応じてコンピュータシステムにロード して起動することにより用いることができる。 図面の簡単な説明
図 1 は、 本発明のサイ 卜案内システムを適用した一実施例の概略説明 図であり、
図 2は、 利用者が利用するインターネッ 卜端末の外観図であり、 図 3は、 ポイン卜処理サーバーの内部の概略構成を示すブロック図で あり、
図 4 A, Bは、 利用者、 ポイント処理サーバーおよびショッピングサ ィ 卜の間で行なわれるデータのやり取りを示す説明図であリ、
図 5は、 ポイン卜処理サーバーで実行する電子メール送信処理を示す フローチヤ一卜であり、 そして
図 6 A, Bは、 インターネッ ト端末 8でのメ一ラー画面を示す説明図 である。
発明を実施するための最良の形態
以下には、 本発明の実施例を図面を参照して説明する。
図 1 は本発明のサイ 卜案内システムを適用した一実施例の概略説明図 である。 本実施例では、 インターネッ ト Nと、 インターネッ ト Nに接続 されたポイント処理サーバー 4、 ショッピングサイ 卜 6、 インターネッ 卜端末 8と、 ポイント処理サーバー 4に接続されたユーザーデータべ一 ス 1 0、 サイ トデータベース 1 1 を主要部として備える。
図 2にインターネッ 卜端末 8の一例を示す。インターネッ 卜端末 8は、 画像表示装置としての C R Tディスプレイ 1 2と、 C P U、 C D— R O Mドライブ、 ハードディスクなどを搭載した本体部 1 4と、 キーボード 1 6と、 マウス 1 8とを備えたパーソナルコンピュータとして構成され ている。 なお、 本体部 1 4のハードディスクには、 アプリケーションソ フトとして少なくとも W W Wブラウザ及びメールソフ卜がィンストール されている。
図 3にポイン卜処理サーバー 4の概略構成を示す。 ポイン卜処理サー バー 4は、 様々なコンピュータプログラムを実行する C P U 2 2と、 ヮ ークメモリと、 制御プログラムおよび比較判定用のデータ等を格納した R A M 2 4と、 ポイン卜処理サーバー 4を起動させるためのプログラム 等を格納した R 0 M 2 6と、 インターネッ ト Nとのデータのやり取りを 制御する通信制御部 2 8と、 サイ 卜データベース 1 1 とユーザーデータ ベース 1 0とを記憶する外部記憶装置 3 0と、 これら各部を結ぶバス 3 2とを主要部として備える。 ユーザーデータベース 1 0には、 ユーザー (利用者のこと) に関する情報 (利用者情報) が記憶されており、 サイ 卜データベース 1 1 には、 ショッピングサイ 卜 6に関する情報が記憶さ れている。 そして、 ユーザーデータベース 1 0及びサイ 卜データベース
1 1 の内容は C P U 2 2から参照可能である。
ユーザーデータベース 1 0の記憶内容の一例の一部を [表 1 ] に示す, 【表 1 】
[表 1 ] に示すように、 ユーザーデータベース 1 0は、 利用者名、 I D 番号、 パスワード、 その利用者に今までに付与したポイン卜、 電子メー ルアドレス、 利用者の住所、 年齢、 趣味の情報を格納している。 このサ イ ト案内システムは、 利用者がサイ 卜を閲覧したり、 ショッピングサイ 卜 6で商品を購入したりすると、 その利用者にポイントが付与する。 こ のポイン卜を蓄積すると、 ショッピングサイ 卜 6で代金として使用でき る購入権が付与される。 購入権はポイン卜を 1 0 0 0点貯めると 5 0 0 円分、 1 8 0 0点貯めると 1 0 0 0円分、 3 0 0 0点貯めると 2 0 0 0 円分となっている。
次にサイ 卜データベース 1 1 の一例の一部を [表 2 ] に示す。
【表 2】 1
[表 2 ] に示すように、 サイ 卜データベース 1 1 には、 サイ 卜名、 その サイ 卜へのリンク情報、 ポイント 1 、 ポイント 2、 サイ 卜ポイント、 メ ール内容 U R L、 メール送信条件が格納されている。 ポイント 1 はその サイ 卜を閲覧した利用者に付与するボイン卜であり、 ポイント 2はその サイ 卜で商品購入の注文をした利用者に付与するボイントである。また、 サイ 卜ポイン卜はそのサイ 卜に関して今までに利用者に付与したポイン 卜の合計である。 メール内容 U R Lは、 送信するメールの内容が保存さ れている U R Lである。 そして、 メール送信条件は、 メールを送信する 条件を示す情報であり、 ユーザーデータベース 1 0の情報 (例えば、 表 1 に示す) の中から、 この欄に記載した条件に一致する利用者の電子メ ールアドレスに送信する。 本実施例ではこの欄に、 ユーザーデータべ一 ス 1 0の 「趣味」 の列の値を記載する。
なお、 サイ トデータベース 1 1 には、 ショッビングサイ 卜 6の情報だ けではなく、 ニュースのサイ 卜や企業広告に関するサイ 卜に関する情報 も略同様に記憶されている。 こうした商品購入の注文をできないサイ 卜 はポイン卜 2がゼロになっている。 また、 表中 「いろは商店」 のポイン 卜 2が 「*」 となっているのは、 購入した商品に応じてポイント 2の値 が異なることを示している。
これらボイント 1 、 ポイント 2の値は、 提供者 (広告主) の端末から 変更できるようにされている。 この変更は、 マーケッ トの推移、 利用者 のアクセス状況、 あるいは提供者のマーケティング戦略に応じて行なわ れる。 なおサイ 卜データベース 1 1 には [表 2 ] に示されている情報以 外にも、 各サイ トのセールスポイント等もサイ 卜毎に格納されている。 次に図 4 Α, Βおよび図 5を用いて、 本システムにおいてインタ一ネ ッ 卜端末 8、 ポイント処理サーバー 4、 およびショッピングサイ 卜 6の 間で行なわれる指令およびデータのやり取りの主な流れについて説明す
る。 なお、 図 4 A , Bに示した ( 1 )、 ( 2 )、 ( 3 ) 、…の番号は図 1 に示 した ( 1 )、 ( 2 )、 ( 3 ) 、…の番号と対応している。 まず利用者が、 ボイ ン卜処理サーバー 4に利用者情報を登録していない場合には、 利用者情 報を登録する ( 0 )。 利用者情報を登録するためには、 利用者がインター ネッ ト端末 8の W W Wブラウザを起動し、 インターネッ ト Nを介して、 ポイント処理サーバー 4にアクセスする。 すると、 C R Tディスプレイ 1 2の画面 1 2 aに、表 1 に示した項目を入力する画像が出力される(図 示しない)。 利用者が、 表 1 に示した利用者情報を入力して、 入力完了の ボタンをクリックすると、 ポイント処理サーバー 4は、 その入力された 利用者情報をインターネッ ト端末 8から受信して、 ユーザーデータべ一 ス 1 0に記憶する。
一方、 ポイント処理サーバー 4は、 所定の時間間隔で、 図 5に示す電 子メール送信処理を行い、 電子メールを送信する ( 1 )。 所定の時間間隔 は、 例えば数時間おきや 1 日または 1 週間おきなどにするとよい。 また 表 2の送信条件にこのような時間間隔をサイ 卜毎に含むようにしておき, この送信条件に基づいて送信してもよい。 次に、 この電子メール送信処 理を図 5のフローチヤ一卜に従って説明しつつ、 表 1 及び表 2を参照し ながら具体例の動作を説明する。
S 1 0 0では、 サイ 卜データベース 1 1 から、 1 行を取り出し、 その 行からメール送信条件を抽出する。 以下、 この行をサイ 卜 D B選択行と 称する。 例えば、 表 2の最初の行である 「A B C楽器」 の行がサイ 卜 D B選択行となり、 メール送信条件は 「音楽」 となる。
続く S 1 1 0では、 S 1 0 0で抽出した送信条件に合致する利用者の テーブルをユーザーデータベース 1 0から抽出する。 以下、 この抽出し たテーブルをユーザー D B抽出テーブルと称する。 すなわち、 今、 メー ル送信条件が 「音楽」 であるので、 表 1 から 「趣味」 の列が 「音楽」 の
行を抽出する。 よって、 「山田太郎」 と 「渡辺三郎」 の行が含まれるテー ブルがユーザー D B抽出テーブルとなる。
そして、 S 1 2 0では、 ユーザー D B抽出テーブルから 1 行を取り出 し、 取り出した行の電子メールァドレスを送信先メールァドレスにセッ 卜する。 この取り出した行をユーザー D B選択行と呼ぶ。 すなわち、 「山 田太郎」 の行がユーザー D B選択行となり、 送信先メールア ドレスは r yamadacg xx.xx.co.jpj となる 0
続く S 1 3 0では、 サイ 卜 D B選択行のメール内容 U R Lで指定され たファイルを取得してメール内容としてセッ トする。 この時、 サイ 卜 D B選択行からリンク情報を取り出し、 このリンク情報に、 利用者特定情 報としてユーザー D B選択行からメールァドレスを取り出して付加した 情報を得て、 さらにこの情報の先頭に、 ポイント処理サーバー 4の閲覧 ポイン卜処理用 U R Lを付加したリンクを、 メール内容に挿入する。 すなわち、 「 A B C楽器」 の行から、 メール内容 U R Lである 「http:〃 point.abcgakki.com/mail.txt」 を取り出しこの U R しの mail.txtを メール内容としてセッ 卜する。 例えば、 mail.txtに記載された Γ A B C楽 器では、 春の楽器フェア開催中 下のリンクをクリックしてご覧にな れば、 0 0 2ポイン卜進呈。 いますぐクリック ! 」 がメール内容として セッ 卜される。 そして、 「A B C楽器」 の行から、 リンク情報である r
www.
ab
Cg
akki.com」 を取り出して、 このリンク情報に、 利用者特定情 報 と し て 「 山 田 太郎」 の 行の メ ー ル ア ド レ ス を付加 し て 「m=yamada@xx. XX . co.jp&l=www. abcgakki.com」を ί守る。 ら (こ先跟1こポ イ ン 卜処理サーバー 4 の閲覧ポイ ン ト処理用 U R L であ る Γ http:〃 www.pointserver.ne.ip/point. pi J ¾: 付 力!] し て ' http://www.pointserver.ne.jp/
[email protected]&l=www.ab cgakki.com」 をリンクとしてメール内容に挿入する。 なお、 リンク中の
「m=J はメールアドレスであることを示し、 「1=」 はリンクであること を示す。
そして、 続く S 1 3 5で、 メールのタイ トルに、 サイ 卜 D Β選択行の ポイント 1 の値をいれる。 タイ 卜ルは 「閲覧するだけで X X Xポイント 進呈。」 の形式とし、 「X X X」 にポイントの数値を入れる。 ポイントの 値が 3桁に満たない場合は 「0」 を入れる。 このようにすることで、 通 常のメールソフトにて、 タイ トルでソートした際に、 ポイントの小さい 順、 又は大きい順に並べることができる。 これは、 一般的なメールソフ 卜が文字列の文字コードの値を最初の文字から順に比較してソー卜する ためである。 なお、 この例の場合、 ポイントの最大値は 9 9 9である。 今、 A B C楽器のポイン卜 1 は 「 2」 であるので、 「閲覧するだけで 0 0 2ポイント進呈。」 のようにタイ トルに入れる。
そして、 S 1 4 0では、 S 1 2 0でセッ トした送信先メールァドレス に対して、 S 1 3 0でリンクを挿入して作成したメール内容に S 1 3 5 のメールのタイ トルを付加して送信する。
S 1 5 0では、 所定の待ち時間経過後に、 エラーメールをチェックし、 エラーとならなかった場合には、 送信したメールアドレスの利用者のポ イン卜に、 サイ ト D B選択行のポイン卜 1 の値を加算する。 つまり、 「山 田太郎」 のポイントである 「 1 2 3 4」 に 「 2」 を加算する。
そして、 S 1 6 0では、 サイ 卜 D B選択行のサイ 卜ポイントにその値 を加算する。 つまり、 「 3 4 3 2 4 3」 に 「 2」 を加算する。
続く S 1 7 0では、 ユーザー D B抽出テーブルの最後の行まで処理を したか否かを判定する。 最後の行まで処理していない場合には、 処理の 行を次の行にセッ トして、 S 1 2 0に戻る。 一方、 最後の行まで処理し た場合には終了する。 つまり、 この例の場合、 次の〇Xスポーツの行に 処理の行をセッ 卜して S 1 2 0に戻る。
なお、 この処理は、 サイ トデータベース 1 1 の最初の行から最後の行 まで繰り返して行う。
このようにすることで、 送信条件に一致する利用者に、 送信内容 U R Lで指定されたファイルの内容を含むメールを送信することができる。 また、 このメールの内容には、 閲覧ポイント処理用 U R Lとサイ 卜への リンク情報と利用者特定情報であるメールァドレスとを加えたリンクが 挿入されていることになる。
利用者がインターネッ 卜端末 8で、 このメールをメールサーバーから 受信し ( 2 )、 タイ 卜ルを画面 1 2 aに表示した場合、 受信したメールの タイ トルにポイン卜が表示される。
このときの一般的なメールソフト (以下メーラーと称する) の表示の 例を図 6 A, Bに示す。 図 6 A, Bは前述の 「山田太郎 J さんのインタ —ネッ ト端末 8の画面 1 2 aに表示されたメーラー画面 5 0である。 図 6 Aは受信直後のメーラー画面 5 0であり、 図 6 Bは、 件名ソートボタ ン 6 2をクリックした後のメ一ラー画面 5 0である。
メーラー画面 5 0は、 フォルダ選択領域 5 2、 タイ トル表示領域 5 4、 メール内容表示領域 5 6を備える。 フォルダ選択領域 5 2は、 受信した メール (受信メール)、 送信するメール (送信メール)、 送信済メール、 削除済メール、 下書きのメールなどに分けて保存するためのフォルダを 選択する領域であり、 図 6 A, Bでは受信メールを選択している。 (選択 されている部分は反転表示される。) よって、 タイ トル表示領域には、 受 信したメールのタイ 卜ル一覧が表示されている。
タイ トル表示領域 5 4には、 タイ トルとして、 差出人、 件名、 受信日 時が表示され、 図 6 Aの例では、 7通のメールのタイ トルががタイ トル 表示領域 5 4に、 受信日時の順に並んで表示されている。 利用者がこの タイ トル一覧から、 内容を見たいタイ トルを選び、 そのタイ トルをクリ
ックすると、 メール内容表示領域 5 6にそのタイ トルのメール内容が表 示される。 図 6 A, Bでは、 利用者によって選択されたタイ トル 6 0の メール内容が表示されている。 この選択されたメールは前述の図 5の説 明の際に具体例の動作として説明し、 S 1 4 0にて送信したメールであ る。 このようにメールのタイ トルに 「閲覧するだけで 0 0 2ポイント進 呈。 J と表示されるため、 利用者の興味を引きやすい。 またタイ 卜ルにポ イン卜が表示されているため、 タイ 卜ルを見ただけで何ポイン卜もらえ るのかが分かる。 よって、 いちいちメールのタイ トルをすベてクリック してメール内容を表示させ、 それを見てポイン卜を確認するといつた手 間がかからない。
また、 例えば、 忙しいときなどは、 ポイントの高いタイ トルのみクリ ックして、 メール内容を表示することもできる。 このような時には、 件 名ソートボタン 6 2をクリックすれば、 図 6 Bのようにポイント順に表 示される。 よって、 付与されるポイントの多い順にタイ トルをクリック して、 メール内容を表示させることが容易にできる。
そして、 このように受信したメールを開いて、 そのメール内のリンク をクリックすると、 そのリンクのリンク情報と利用者特定情報がポイン 卜処理サーバー 4に送信される ( 3 )。 例えば、 図 6 A, Bのリンク 5 8 を ク リ ッ ク す る こ と に よ っ て 、 ブ ラ ウ ザ が 起 動 し 、 http://www.pointserver.ne.jp/point.pl ι«_ /クセス 。
リンク情報を受け取ったボイン卜処理サーバー 4は、 そのリンク中に 含まれるリンク情報のショッビングサイ 卜 6に接続する (4 )。例えば、 リンク 5 8中に含まれる www.abcgakki.comに接続する。
するとそのサイ 卜のコンテンツ (内容) がインターネッ ト端末 8に送 信され( 5 )、画面 1 2 aに表示される。例えば、 http:〃 www. abcgakki.com のコンテンツがブラウザに表示される。
このとき、 ポイント処理サーバー 4は、 利用者特定情報を用いて、 サ ィ 卜データベース 1 1 を参照し、 そのショッピングサイ 卜 6に対応して 設定されているポイント 1 を、 そのショッピングサイ ト 6を閲覧した利 用者に付与する。 この付与はユーザーデータベース 1 0内のその利用者 のポイン卜を加算することにより行なわれる。 そして、 該当するショッ ビングサイ 卜 6のサイ トデータベース 1 1 のサイ 卜ポイントにそのボイ ントを加算する。 このようにすることで、 利用者と提供者の双方のボイ ン卜がカウン卜される。 例えば、 ポイント処理サーバー 4に相当する www.pointserver.ne.jpのコンピュータ上で実 fT Sれる point.plのプロクラ 厶によって、 この処理が行われる。 このプログラムは、 リンク 5 8に含 まれる利用者特定情報であるメールァドレスの
[email protected]を受 け取り、 このメールアドレスの利用者である 「山田太郎」 さんの 「利用 者ポイント」 に、 リンク 5 8に含まれる www.abcgakki.comのポイント 1 である 「 2」 を加算する。 また、 www.abcgakki.comのサイ トポイントに も 「 2」 を加算する。 このようにして、 メール内容に含まれるリンク 5 8をクリックした 「山田太郎」 さんにポイントが付与され、 提供者であ る www.abcgakki.comのサイ 卜ポイントも加算されることになる。
なお、 利用者特定情報は、 電子メールアドレスとしたが、 例えば、 通 し番号を用いても良い。 この場合、 S 1 3 0で通し番号と I D番号の対 応を外部記憶装置 3 0に記憶しておき、 利用者がリンクをクリックして ポイント処理サーバー 4にアクセスがあった際に、 通し番号を得て、 外 部記憶装置 3 0に記憶された通し番号と I D番号の対応関係を用いてァ クセスした利用者を特定してポイントを付与してもよい。 また、 I D番 号の入力を要求するなど、 アクセスしてきた利用者がその他の手段で特 定できれば、 図 5の S 1 3 0で、 リンクには、 利用者特定情報を含まず にリンク情報のみ、 メール内容に挿入してもよい。
また、 リンク情報と利用者特定情報を直接ショッビングサイ 卜 6の U R Lに付加してリンクとしてもよい。 このリンクがクリックされた際に は、 ショッピングサイ 卜 6からポイント処理サーバー 4に、 利用者がそ のショッピングサイ ト 6を閲覧した旨を報知する情報 (接続情報) を送 信するようにする ( 6 )。
更にショッピングサイ ト 6は、 ポイン卜処理サーバー 4に対して契約 料を支払うようにしてもよい ( 7 )。 契約料はポイント、 1 点毎に幾ら、 というように契約されているものとする。 接続情報を受け取ったボイン 卜処理サーバー 4は、 サイ トデータベース 1 1 を参照し、 そのショツビ ングサイ 卜 6に対応して設定されているポイント 1 を、 そのショッピン グサイ 卜 6を閲覧した利用者に付与する。 この付与はユーザーデータべ ース 1 0内のその利用者のポイントを加算することにより行なわれる。 また、 このポイントが 1 0 0 0点、 1 8 0 0点、 3 0 0 0点のいずれ かに達すると、 ポイント処理サーバー 4は、 その旨を利用者に報知する ( 8 )。 この報知は電子メールで行なわれる。 これは例えば、 「ポイント が 1 0 0 0点に到達しました」 とメッセージを送ることで行われる。 こ うしてポイン卜が前記した値に到達すると、 それに応じて発生する前記 購入権を、 利用者からの指示に応じてショッビングサイ 卜 6において購 入に用いることができる。 この購入権を行使した場合、 その分のポイン 卜は蓄積されたポイントから減算される。 この購入権の付与およびその 行使に伴う減算などの管理はボイン卜処理サーバー 4が行なっておリ、 これが本発明の特典付与手段に相当する。 なお、 ここまでは、 ショツビ ングサイ 卜 6以外のサイ 卜を閲覧した場合も同様の処理が行なわれる。 ショッビングサイ 卜 6を閲覧し、 更に購入を行なった場合には図 4 B のようなデータのやり取りを行なう。 ( 9 )〜( 1 4 )まではそれぞれ( 1 ) 〜 ( 6 ) と略同様に行なわれる。 但し ( 1 4 ) では、 サイ 卜が閲覧され
たことに対する契約料も支払われる。 ( 1 3 ) で表示されたコンテンツ (具体的には、 そのショッビングサイ 卜 6で販売されている商品 · サー ビスの紹介など) の中から、 利用者が所望の商品 (またはサービス) を 選択し、クレジッ トカードの番号を入力することにより発注を行なう( 1 5 )。 この発注を受けたショッビングサイ 卜 6は、 受注した旨をインター ネッ 卜端末 8に送信する ( 1 6 )。 なお、 この中には、 商品の配送方法の 選択や代金の決済方法の選択 (例えば、 何回の分割払いにするか) を行 なうための画像が含まれている場合もある。
商取引の手続が完了すると、 受注情報がボイン卜処理サーバー 4に通 知される ( 1 7 )。 そしてショッピングサイ 卜 6からポイント処理サーバ 一 4へ、 購入に対して利用者に付与されるボイント 2に対応する契約料 を支払う ( 1 8 )。 ( 1 7 ) の受注情報を受け取ったポイン卜処理サーバ 一 4は、 サイ トデータベース 1 1 を参照し、 そのショッピングサイ ト 6 に対応して設定されているボイン卜 2を、 そのショッピングサイ 卜 6を 閲覧した利用者に付与する ( 1 9 )。 この付与はボイン卜 1 の場合と同様, ユーザーデータベース 1 0内のその利用者のポイントを加算することに より行なわれる。 例えば、 利用者が A B C楽器を閲覧し更に購入を行な うと、 ポイント 1 である 「 2」 とポイント 2である 「 5」 の合計値であ る 7点がこの利用者に付与される。 このポイン卜が予め設定された値に 達すると、 その旨が利用者に報知されるのも同様である。 ショッピング サイ 卜 6は、 受注した商品を利用者へ納品する (サービスの場合はその サービスを実施する) ( 2 0 )。 利用者はその商品 (またはサービス) に 応じた代金を納入する ( 2 1 )。
以上のようなサイ 卜案内システムによれば、 電子メール内のリンクを クリックしてサイ 卜を閲覧したり、 商品購入をすることにより、 利用者 はポイントを得ることができる。 そのため、 他のシステム (例えば、 検
索エンジンと呼ばれるサイ 卜) を利用するよりも、 本システムを利用す る方が有益である。 従って、 アクセスを受けたいサイ トの提供者は、 ポ イン卜処理サーバー 4と契約を結び、 サイ 卜データベース 1 1 に自分の サイ 卜の情報を記憶させておけば、この契約をしていないサイ 卜に比べ、 アクセスを受ける可能性が高くなる。 なお、 このサイ トデータベース 1 1 には、 自サイ 卜の情報をボイン卜処理サーバー 4のホームページを介 して登録できる。
また、 電子メール内のリンクをクリックして各サイ 卜を閲覧した際に 貰えるポイント 1 やポイント 2 (そのサイ トがショッピングサイ ト 6の 場合) が電子メールのタイ トルに表示されているので、 利用者はサイ ト を選択する際の判断材料にすることができる。 そして、 ポイントの値が 高いほど、 電子メールを開いて見る可能性が高く、 アクセスの可能性も 高いと考えられるため、 サイ 卜間でポイン卜の競争が発生し、 ポイン卜 の値は高めに設定される。 従って、 利用者にとって利点の多いシステム となっている。
サイ 卜の提供者にとっても、 次のような利点がある。 すなわち、 サイ 卜データベース 1 1 に記憶されたり、 電子メールが送信されただけでは 契約料を支払う必要はなく、 購入が行なわれたり (ショッピングサイ 卜 6の場合) 利用者により閲覧されたりした場合のみポイン卜処理サーバ 一 4に支払えばよい。 つまり、 自らのサイ 卜による P R効果や営業利益 が得られた場合のみ、 契約料を支払えばよいので、 固定料金制で広告料 を徴収される場合に比べて合理的である。
しかも前述のように、 サイ 卜データベース 1 1 にサイ ト情報が記憶さ れたサイ 卜は閲覧される可能性が高いという利点がある。 これに加え、 サイ 卜全体を広告の表示面積として使えるため、 表現力豊かなサイ 卜を 開設すれば効果的な P Rを行なうことができる。 また、 メールの内容は、
サイ 卜データベース 1 1 に登録した U R Lから取り込まれるため、 サイ 卜側では自由にメールの内容を変えることができる。
以上、 本発明を適用した実施例について説明してきたが、 本発明はこ の実施例に何等限定されるものではなく様々な態様で実施しうる。
例えば、 前記実施例では、 送信したメールはテキス卜形式であつたが、 html等の言語による形式でもよい。 このようにすれば、 画像等のマルチ メディアデータによる広告等を送ることができる。 また、 例えば、 html ファイルの中に自動的にボイン卜処理サーバー 4へアクセスするための リンクを埋め込んでおけば、 利用者がタイ 卜ルをクリックしてメール内 容を表示した段階でボイン卜を付与することも可能となる。
さらに、 メールによって動画や音声による広告等を送信し、 この広告 等を視聴した場合にボイン卜を付与するようにしてもよい。 この動画や 音声は、 例えばファイル形式でも、 ストリーム形式でもよい。 そして、 この動画や音声を最後まで視聴した場合にボイン卜を付与してもよいし、 所定の位置まで視聴した場合にポイントを付与してもよい。 このように すれば、 文字だけでは、 商品等の特性を十分に伝えられないようなもの についても伝えることが可能となり、 さらに利用者の関心を引き、 サイ 卜へのアクセス率を高めることができる。
また、 前記実施例では、利用者に付与される特典は購入権であつたが、 それ以外のものに変えたり、 複数の特典の中から選択可能にしたりして もよい。 また、特典を受けるのに必要なボイン卜の合計値も、 前記値( 1 0 0 0点、 1 8 0 0点、 3 0 0 0点) と異なるものに変えてもよい。 サイ 卜データベース 1 1 の順序と同じ順序でメールを送信したが、 こ れ以外の順序で送信してもよい。 具体的には、 サイ 卜名の 5 0音順で送 信したり、 貰えるポイント 1 の高い順で送信したりすることが考えられ る。 また、 サイ トデータベース 1 1 に送信の優先順位を記憶し、 その優
先順位に基づいて送信してもよい。 さらに、 送信の際に、 所定のサイ ト ポイン卜に達したかを判定し、所定のサイ トポイン卜に達した場合には、 送信を行わないようにしてもよい。 このようにすれば、 提供者が定めた ポイン卜までしか利用者に付与されないこととなるため、 ポイン卜に応 じて支払い等をする場合に予想を超えた多額の支払いを要求されるおそ れがない。
また、 ポイントをメールのタイ トルに入れる場合には、 ポイントの大 きさ順に文字コードが並ぶようにすることとしたが、 利用者がメールを 受信してタイ 卜ル一覧を表示した際に、 ポイン卜順になるようにポイン 卜をタイ トルに入れればよいので、 例えば、 ユーザーデータベース 1 0 に利用者の使用している電子メールソフ トの種類 (ソフト名) 等を登録 しておき、 そのソフトのタイ トルの表示形態に応じて、 ポイント順にな るようにタイ トルにポイントを挿入してもよい。 このようにすれば、 電 子メールを受信した場合に、 ポイン卜の大きい順にタイ トルが表示され るため、 利用者はポイントの大きいものからメールを開いて見ることが 容易にできる。 こうすることで、 サイ 卜間のポイントの競争が激化する ので、 更にポイントが高めに設定され、 利用者にとって有利となる。 なお、 ショッピングサイ 卜 6を案内する場合には、 ポイント 2の高い 順で表示しても同様の効果が得られる (この場合、 ポイント 2が 「*」 となっているサイ 卜は、 筆頭に表示してもよいし、 そのサイ 卜でもらえ る最も高いポイント 2をそのサイ 卜のポイン卜 2と見なした順序で表示 してもよい)。 また、 メールのタイ トルにはポイント 1 とポイント 2の双 方を入れてもよい。
また、 ポイント 1 を貰えるのは、 1 人の利用者がそのサイ 卜を初めて 閲覧するときのみとしてもよい。 これを実現するには、 ユーザーデータ ベース 1 0に、 各利用者が閲覧したサイ 卜のサイ 卜名 (または U R Lな
ど) を記憶しておき、 そのサイ 卜が再び閲覧された場合には、 ポイント
1 を付与しないようにするとよい。 こうすると、 サイ 卜が表示 (閲覧) されても全く見ないにも拘わらず次々とサイ 卜を表示させて、 ポイント を不当に獲得したり、 提供者に経済的なダメージを与えたりする利用者 が現われるのを防ぐことができる。 若しくは (又はこれに加えて)、 各サ ィ 卜を一定時間 (例えば、 1 5秒) 表示させていないとポイント 1 を貰 えなかったり、 複数の画像 (ページと呼ばれる) から成るサイ 卜は、 あ るページ数以上見ないとポイン卜 1 を貰えなかったりするようにしても よい。 この時間やページ数は、 各サイ ト毎にサイ トデータベース 1 1 に 記憶しておくとよい。
非常に人気のあるサイ 卜の場合、 前記のような対策をしても、 ポイン 卜処理サーバー 4に支払う契約料が膨大な金額になる可能性がある。 こ れに対応し、 契約料がある金額を超えたら、 そのサイ 卜を閲覧してもポ イン卜を得られないようにしてもよい。 この場合は、 ポイント 1 を得ら れない旨を利用者に報知する警告表示を図 6 Bの画像などに出力するの が望ましい。 また、 一時的にそのサイ 卜を案内対象から外すことにより 本システムを介してそのサイ 卜を閲覧することをできなくしてもよい。 利用者が本システムを介さずにサイ 卜を閲覧した場合には、 そのサイ 卜 の提供者は契約料をボイン卜処理サーバー 4に支払う必要がないので、 提供者の負担が過剰になるのを防止することができる。
また、 図 4 A, Bに関する説明において、 ( 7 ) ( 1 8 ) では 「契約料 を支払う」 としたが、 この代わりに、 手形に相当する信用情報のみを送 信し、 後日契約料を払うようにしてももちろん良い。 これらの支払いや、 利用者の代金支払を電子マネーで行なってもよい。 更に、 利用者に付与 されるポイントを電子マネーに変えてもよい。
また、 前記システムでは、 サイ 卜が閲覧されたり、 サイ 卜で購入され
たりしたときのみ、 サイ 卜側はポイン卜処理サーバー 4に契約料を支払 う、 としたが、 サイ 卜データベース 1 1 にサイ 卜情報を記憶させる際や、 電子メールを送信した場合にも料金をボイン卜処理サーバー 4に支払う ようにしてもよい。 こうすると、 全く閲覧を受けないサイ 卜からも料金 を徴収することになるので、 サイ トデータベース 1 1 にサイ 卜情報を記 憶しておくための費用などとして、 この料金をボイン卜処理サーバー 4 の運営者が活用することができる。
そして、 電子メールを送信した場合に、 送信した利用者に対して、 ポ イン卜を付与するようにしてもよい。 例えば、 メールを送信する毎に 1 ポイントづっ付与する。 このようにすれば、 利用者は電子メールを受け 取るだけでポイン卜をもらえるため、 利用者にとって魅力的なシステム となり、 利用者数を増やすことが容易にできる。
前記システムはィンターネッ 卜を用いて各サイ 卜の利用を行なうもの であったが、 これ以外のネッ 卜ワーク、 例えば、 ェヌ ·ティ ·ティ移動 通信網株式会社が提供する i モードのネッ トワーク、 パソコン通信、 ィ ントラネッ 卜に適用してもよい。
前記実施例では、 利用者に関する情報を、 ユーザ一データベース 1 0 に [表 1 ] に示したような態様で格納したが、 どのような態様で格納す るかは自由に決めることができる。 例えば、 ポイン卜の種類をさらに細 分化してもよい。
そして、 閲覧時と購入時のポイント以外に、 各サイ 卜に用意した質問 に答えた場合にポイン卜を付与するなどしてもよい。前述の図 4 Bの Γコ ンテンッ表示 ( 1 3 ) J の際に質問事項を送信し、 「発注 ( 1 5 )」 の代わ りに 「回答 ( 1 5 )」 とし、 「受注 ( 1 6 ) J の代わりに 「回答データ表示 ( 1 6 )」 とすれば、 略同様に実現できる。 なお、 この場合 ( 2 0 ) ( 2 1 ) は行わない。
また、 ポイントを付与する方法を変えれば、 利用者情報記憶手段を、 ポイン卜が格納されていない態様にすることもできる。 この場合には、 次のような態様が例示できる。 まず各利用者の住所をユーザーデータべ ース 1 0に格納しておく。 そしてサイ トから接続情報を受け取ったボイ ン卜処理サーバー 4は、 付与すべきポイント分のチケッ トを利用者の住 所に郵送する。 このチケッ トを受け取った利用者は、 所定の用紙にチケ ッ 卜を貼り付ける。 貼り付けたチケッ 卜の合計点が 1 0 0 0点、 1 8 0 0点、 3 0 0 0点のいずれかに達した利用者は、 その用紙をポイント処 理サーバー 4に郵送する。 ポイント処理サーバ一 4は、 その用紙に貼り 付けられたチケッ トの合計値に応じ、 利用者に購入権を付与する。 この ようにしても前記と同様の効果を奏するシステムとなる。
前記実施例では、 送信条件として、 ユーザーデータベース 1 0の 「趣 味 J の項目としたが、 他の項目を条件としてもよい。 また、 条件は複数 の項目にまたがって決められてもよい。 例えば、 サイ 卜データベースの 送信条件の欄に、 ユーザーデータベース 1 0の各項目の組み合わせの条 件式を入れ、 その条件式に従って S 1 1 0でユーザー D B抽出テーブル を抽出してもよい。
また、 所定期間内に同一の利用者に対して送信するメールの数を制限 するようにしてもよい。 例えば、 1 ユーザーにっき一日あたり 1 0通ま で等制限を加える。 このようにすれば、 多数のメールが来て利用者が不 快になることもない。
以上述べた各種数値やデータ等の情報は、 インターネッ 卜を介して設 定できるようにするとよい。 これらは、 各データの変更等をすべき者が 変更できるように、 認証を行ってから設定するようにするとよい。 例え ば、 認証後に、 変更可能な情報をページに表示し、 このページ内に設け たフォームから、 設定 '変更等できるようにする。 例えば、 表 2に例示
するサイ 卜データベース 1 1 のポイント 1 、 ポイント 2、 メール内容 U R し、 メール送信条件等は各サイ 卜が自サイ 卜の情報をインターネッ 卜 を介してホームページから変更できるようにする。 この場合、 サイ 卜デ 一夕ベースに I D番号とパスヮードの列を設け、 この認証情報に従って アクセスを許可する。 このようにすれば、 サイ 卜はポイント等を状況に 合わせて自由に設定することができる。 またこのホームページには、 表 2の自サイ 卜に関する情報を表示するようにするとよい。 このようにす れば、 サイ ト側では、 付与したポイントを随時確認することができる。 また利用者側も同様にして、 表 1 に例示するユーザーデータベース 1 0 のうち、 利用者名 · I D番号 ·ポイン卜は表示し、 その他の項目は変更 可能なフォーム等で表示する。 このようにすれば、 利用者は随時自己の 情報を変更することができ、 付与されたポイン卜を確認することもでき る。
なお、 本実施例において、 ユーザーデータベース 1 0が、 利用者情報 記憶手段に相当し、 サイ 卜データベース 1 1 が、 サイ 卜情報記憶手段に 相当する。 また、 インターネッ ト端末 8が利用者端末に相当し、 ポイン 卜処理サーバ一 4が電子メール送信手段、 ポイント付与手段、 特典付与 手段、 付与ポイント出力手段、 ポイント設定手段に相当する。 産業上の利用可能性
以上のように本発明によれば、 電子メールを利用してサイ トへのァク セスを受けやすくするサイ 卜案内システムを提供することができ、 情報 通信の大幅な増大を図ることができる。