JP2001238202A - インターホン - Google Patents

インターホン

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JP2001238202A
JP2001238202A JP2000047672A JP2000047672A JP2001238202A JP 2001238202 A JP2001238202 A JP 2001238202A JP 2000047672 A JP2000047672 A JP 2000047672A JP 2000047672 A JP2000047672 A JP 2000047672A JP 2001238202 A JP2001238202 A JP 2001238202A
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circuit
call
intercom
master unit
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JP2000047672A
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English (en)
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Hidenori Maeda
英則 前田
Masahiro Asahida
正浩 旭田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1のドアホン子器との通話中に、別の第2
のドアホン子器から呼出があった時に、第1のドアホン
子器との通話を切らずに、訪問者がどのような人物か判
断することができるインターホンの構造を提供する。 【解決手段】 カメラ18aを備えると共に、カメラ1
8aで撮像した映像の信号を送信する機能を具備した複
数のドアホン子器18と、映像を表示するモニタ表示部
8を具備した親機1及び副親機1aとを備えたインター
ホンにおいて、親機1及び副親機1aに一斉モニター釦
9bと、複数の映像を同時に表示するためのマルチ画面
表示回路6とを備え、一斉モニター釦9bを押圧操作す
ることによって、複数のドアホン子器18からの映像
を、モニタ表示部8に同時に表示するようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、どのような訪問者
が来たのか確認できるテレビモニタを備え、一般住宅等
に設置されるインターホンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般住宅等に設置されるインターホン
は、どのような訪問者が来たのか確認できるようテレビ
モニタを備えており、近年、テレビインターホン親機や
テレビインターホン副親機などから構成される多機能型
テレビインターホンが使用され始めている。以下に、そ
の多機能型テレビインターホンの構成、各機器の配置、
画面表示の一例について、図4乃至図7に基づいて説明
する。図4は従来の多機能型テレビインターホンの構成
図である。
【0003】図4に示すテレビインターホンは、一階の
部屋等に取付けられる親機1bと、その親機と無極性2
線式の通信線21を介して接続され、夫々2階の部屋等
に取付けられるグループAとグループBの副親機1cと
を備え、親機1bには通信線21を介して接続され、玄
関先等に取付けられるカメラ付きのドアホン子器18を
備えると共に、同じく通信線21を介して接続され、ト
イレや脱衣場等に取付けられるコール押釦19とが備え
られている。一方、グループAの副親機1cには、親機
1bと同様に、通信線21を介してコール押釦19が接
続されると共に、寝室等の部屋に取付けられる通話副親
機20が、通信線21を介して接続されている。尚、図
4では、親機1b及びグループAの副親機1cに夫々、
1個のコール押釦19しか示していないと共に、グルー
プBの副親機1cには、コール押釦19が接続されてい
ないが、複数個接続できるようになっている。
【0004】略矩形箱状の親機1bは、その表面の上部
に、カラー液晶ディスプレイパネル等のモニタ表示部8
を具備すると共に、その下端部近傍に略円形平板状のモ
ニター釦9cを備え、そのモニター釦9cを押圧操作す
ることによって、モニタ表示部8にドアホン子器18か
らの映像を表示できるようになっており、モニター釦9
cを押圧操作する毎に、第1のドアホン子器18の映
像、第2のドアホン子器18の映像というように、順番
に切り替わるようになっている。また、モニタ表示部8
の下端部近傍には、副親機1c、ドアホン子器18から
の呼び出しに応答するための略矩形平板状の通話釦9d
と、グループAの副親機1cと、その親機に接続された
通話副親機20を呼び出すための略矩形平板状の呼出釦
9eと、グループBの副親機1cを呼び出すための略矩
形平板状の呼出釦9fとを具備すると共に、副親機1
c、ドアホン子器18に、内蔵されたマイクにより集音
された音声を再生するためのスピーカ15が備えられて
いる。尚、呼出釦9e、9fの設定は任意であり、例え
ば、呼出釦9eに親機1bに接続される全ての副親機1
c、通話副親機20を呼出すように設定することもでき
るようになっている。
【0005】親機1bと同一形状を有するグループA及
びグループBの副親機1cは、同様にモニタ表示部8
と、モニター釦9cと、呼出釦9e、9fと、スピーカ
15とを具備しており、通話釦9dを押圧操作すること
によって、親機1b、ドアホン子器18からの呼び出し
に応答することができるようになっている。また、その
モニター釦9cを押圧操作することによって、そのモニ
タ表示部8に、親機1bを介して受信したドアホン子器
18からの映像を表示できるようになっている。一例と
して、グループAの副親機1cは、呼出釦9eを押圧操
作することで、親機1bが呼出され、呼出釦9fを押圧
操作することによって、通話副親機20が呼出されるよ
うになっている。一方、グループBの副親機1cも、呼
出釦9eを押圧操作することで、親機1bが呼出される
ようになっている。
【0006】また、グループAの副親機1cに接続され
ている略直方体状の通話副親機20は、その下端部の表
面に、副親機1c、ドアホン子器18からの呼び出しに
応答するための略矩形平板状の通話釦20aを備え、グ
ループAの副親機1cを呼出すための呼出釦20bを備
えると共に、他の副親機を接続した場合に、その副親機
を呼出すため等に用いる呼出釦20cを備えている。そ
して、呼出釦20bを押圧操作してグループAの副親機
1cを呼出して、副親機1cと会話をするためのスピー
カ15と、マイク16を内蔵している。
【0007】略矩形箱状のドアホン子器18は、その表
面の上端部にカメラ18aを備え、夜間でも訪問者を識
別できるように、訪問者に対して赤外線照射する赤外線
照明18bを具備し、カメラ18aの下端部近傍には、
一例として、親機1b、副親機1c、通話副親機20を
同時に呼出すための呼出釦18cを備えると共に、スピ
ーカ15を内蔵している。そして、呼出釦18cを押圧
操作することによって、親機1b、副親機1c、通話副
親機20に備えられたスピーカーより着信音が発せら
れ、何れかの親機1b、副親機1c、通話副親機20の
通話釦9d、20aを押圧操作すると、その押圧操作し
た親機1b、副親機1c、通話副親機20と、ドアホン
子器18とが会話できるようになっている。
【0008】次に、親機1b、副親機1c、ドアホン子
器18、通話副親機20夫々の回路構成及び動作につい
て説明する。図5は多機能型テレビインターホンの親機
1b及び副親機1cの構成図であり、(a)は親機1b
の構成図、(b)は副親機1cの構成図である。また、
図6は多機能型テレビインターホンのドアホン子器1
8、通話副親機20の構成図であり、(a)はドアホン
子器18の構成図、(b)は通話副親機20の構成図で
ある。
【0009】図5(a)に示す親機1bは制御部4を備
え、制御部4はOSD出力回路5、OSD表示回路6
a、スイッチ・ボタン類9、呼出信号送受信回路10、
制御信号回路11、子器電源回路12、通話回路13、
呼出音回路14、外部機器接続端子17と接続されてい
る。また、親機1bは副親機1c、ドアホン子器18、
通話副親機20と接続される多重化/分離化回路2を備
え、多重化/分離化回路2は夫々、映像信号復調回路
3、子器呼出検知回路10、制御信号回路11、子器電
源回路12、通話回路13と接続されている。OSD表
示回路6aは、映像信号復調回路3と接続されると共
に、OSD出力回路5及びモニタドライバ7と接続さ
れ、モニタドライバ7はモニタ表示部8と接続されてい
る。また、通話回路13と呼出音回路14は夫々スピー
カ15と接続されると共に、通話回路13はマイク16
と接続されている。
【0010】多重化/分離化回路2は、副親機1c等か
らの信号を受信し、その信号を分離化して映像信号復調
回路3、子器呼出検知回路10、制御信号回路11、子
器電源回路12、通話回路13の各回路へ分離化信号を
送信する一方、前記各回路より信号を受信して多重化
し、その多重化信号を副親機1c等へ送信するようにな
っている。映像信号復調回路3では、ドアホン子器18
に備えられたカメラ18aで撮像され、ドアホン子器1
8の映像信号変調回路23で変調された映像信号を復調
し、OSD表示回路6aに出力するようになっている。
また、制御部4はOSD出力回路5に文字情報等を出力
させる旨の信号を送信するようになっており、OSD出
力回路5はその信号を受信すると、OSD表示回路6a
に文字情報等を送信し、OSD表示回路6aでは、映像
信号復調回路3からの映像信号と、OSD出力回路5か
らの文字情報等とを合成して合成映像(合成映像信号)
を作成し、その合成映像を、モニタ表示部8を駆動させ
るためのモニタドライバ7を介して、モニタ表示部8に
表示させるようになっている。
【0011】スイッチ・ボタン類9は、機能設定スイッ
チ9a、モニター釦9c、通話釦9d、呼出釦9e、9
fの他、電源スイッチ、呼出音量調整スイッチ、モニタ
表示部8の明るさ調整スイッチ、終端抵抗スイッチ等か
ら構成され、機能設定スイッチ9aの押圧操作を行う
と、モニタ表示部8に設定操作画面が表示され、モニタ
ー釦9c、通話釦9d、呼出釦9e、9fといった釦を
操作することによって、各種機能の設定を行うことがで
きるようになっている。呼出信号送受信回路10は、副
親機1c、ドアホン子器18等からの呼出信号を検知し
て、呼出があった旨の信号を制御部4に送信し、制御部
4ではその信号を検知して、呼出音回路14を動作させ
てスピーカ15より、呼出音を出力させる。一方、呼出
釦9e、9fが押圧操作され、制御部4より呼出の対象
である副親機1c等の呼出操作を行う旨の信号を受信す
ると、多重化/分離化回路2を介して、呼出の対象であ
る副親機1c等へ呼出信号を送出するようになってい
る。
【0012】制御信号回路11は、ドアホン子器18を
動作させて映像信号を返信するよう、ドアホン子器18
にモニタ信号を送信するようになっており、子器電源回
路12は、通信線21を介してドアホン子器18に電力
を供給するようになっている。また、外部機器接続端子
17には、増設スピーカ、照明によって呼出を知らせる
光チャイム、コール押釦21等の外部機器が接続される
ようになっている。尚、図5(b)に示す副親機1c
は、図5(a)に示す親機1bの構成に対して、子器電
源回路12を除いた構成となっており、その他の回路構
成及び動作については、親機1bと同様であるので、説
明を省略することとする。
【0013】図6(a)に示すドアホン子器18は、制
御部4aを備え、制御部4aは呼出信号送受信回路1
0、制御信号回路11、通話回路13、内部電源回路2
2、カメラ駆動回路24と接続されると共に、親機1b
と接続される多重化/分離化回路2を備え、多重化/分
離化回路2は夫々、子器呼出検知回路10、制御信号回
路11、通話回路13、内部電源回路22、映像信号変
調回路23と接続されている。また、映像信号変調回路
23はカメラ駆動回路24を介してカメラ18aと接続
されており、通話回路13はスピーカ15及びマイク1
6と接続されている。内部電源回路22は、親機1bに
備えられた子器電源回路12から電力供給を受けて、ド
アホン子器18の各部を動作させるようになっており、
映像信号変調回路23は、カメラ駆動回路24を介し
て、カメラ18aより映像信号を受信して変調し、多重
化/分離化回路2を介して親機1b等にその変調化映像
信号を送信するようになっている。
【0014】図6(b)に示す通話副親機20は、制御
部4bを備え、制御部4bは呼出信号送受信回路10、
制御信号回路11、通話回路13、呼出音回路14、ス
イッチ・ボタン類20a、呼出釦22b、22cと接続
され、スイッチ・ボタン類には、機能設定スイッチが備
えられている。また、親機1b等と接続される多重化/
分離化回路2を備え、多重化/分離化回路2は夫々、子
器呼出検知回路10、制御信号回路11、通話回路13
と接続されており、通話回路13と呼出音回路14は夫
々スピーカ15と接続されると共に、通話回路13はマ
イク16と接続されている。
【0015】次に、モニタ表示部8の表示について説明
する。図7は親機1bのモニタ表示部8の表示の一例を
示す模式図である。(a)に示すように、第1のドアホ
ン子器18から呼出があると画面には訪問者が表示され
ると共に、どのドアホン子器18から呼出しがあったか
分かるように“ドアホン1”という文字C1が表示さ
れ、(b)に示すように、第1のドアホン子器18との
通話中に、別の第2のドアホン子器18から呼出がある
と、呼出を示す絵記号C3と、どのドアホン子器18か
ら呼出しがあったか分かるように“ドアホン2”という
文字C1が表示されるようになっている。また、コール
押釦19が押圧操作された場合には、(c)に示すよう
に、“来てください”、“コール1”という文字と呼出
を示す絵とからなる映像と、“コール1”という文字と
人の顔を示す絵とからなる映像を、交互に切り替えるよ
うになっている。副親機1c等から呼出操作があった場
合には、(d)に示すように、“内線A”の文字と共に
呼出を示す絵が表示されるようになっている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
な構成の多機能型インターホンにあっては、親機1bの
モニター釦9cを押圧操作する毎に、第1のドアホン子
器18からの映像、第2のドアホン子器18からの映像
というように、順番に切り替わるように構成され、一画
面で複数のドアホン子器18からの映像を見ることがで
きない構成なっているため、防犯等のために周囲の情報
を逸早く知りたい場合に、状況の把握に時間がかかると
いう問題点があった。
【0017】また、図7(b)に示すように、第1のド
アホン子器18との通話中に、別の第2のドアホン子器
18から呼出があると、第1のドアホン子器18のカメ
ラ18aで捉えた訪問者の映像と共に、呼出を示す絵記
号C3と、“ドアホン2“という文字C1とが表示され
るが、第1のドアホン子器18との通話を終了しなけれ
ば、第2のドアホン子器18のカメラ18aで捉えた訪
問者の映像を表示することができず、第2のドアホン子
器18の呼出釦18cを押圧操作した訪問者がどのよう
な人物か判断することができないという問題点があっ
た。
【0018】本発明は、上記の問題点に鑑みて成された
ものであり、その目的とするところは、複数のドアホン
子器からの映像を同時に表示することによって、周囲の
情報を逸早く知ることができると共に、第1のドアホン
子器との通話中に、別の第2のドアホン子器から呼出が
あった時に、呼出のあった当該第2のドアホン子器のカ
メラからの映像も同時に表示することによって、第1の
ドアホン子器との通話を切らずに、訪問者がどのような
人物か判断することができるインターホンの構造を提供
することにある。
【0019】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明にあ
っては、撮像装置を備えると共に、前記撮像装置で撮像
した映像の信号を送信する機能を具備した複数のドアホ
ン子器と、前記映像を表示する表示装置を具備した親機
とを備えたインターホンにおいて、前記親機に一斉モニ
ター釦と、複数の映像を同時に表示するためのマルチ画
面表示回路とを備え、前記一斉モニター釦を押圧操作す
ることによって、複数の前記ドアホン子器からの映像
を、前記表示装置に同時に表示することを特徴とするも
のである。
【0020】請求項2記載の発明にあっては、撮像装置
を備えると共に、前記撮像装置で撮像した映像の信号を
送信する機能を具備した複数のドアホン子器と、前記映
像を表示する表示装置を具備した親機とを備えたインタ
ーホンにおいて、前記親機に複数の映像を同時に表示す
るためのマルチ画面表示回路を備え、何れかの前記ドア
ホン子器との通話中に、他の前記ドアホン子器から呼出
があると、前記表示装置に前記他のドアホン子器からの
映像信号を同時に表示することを特徴とするものであ
る。
【0021】
【発明の実施の形態】本実施形態に係るインターホンの
構成について、図1乃至図3、図6(a)に基づき詳細
に説明する。図1は本実施形態に係るインターホンの親
機及び副親機の構成図であり、(a)は親機1の構成
図、(b)は副親機1aの構成図である。図2は本実施
形態のインターホンの構成図であり、図3は本実施形態
のモニタ表示部8に表示する映像の一例を示す模式図で
ある。尚、従来のインターホンと同様の構成部分とその
動作については説明を省略し、本実施形態のインターホ
ンの特徴となる部分とその動作について、詳細に説明す
ることとする。また、図2では、2台のドアホン子器1
8が接続されているが、本実施形態の親機1にあって
は、3台以上のドアホン子器18を接続できるようにな
っている。
【0022】本実施形態の親機1及び副親機1aは、図
5に示す従来の親機1b及び副親機1cに備えられたO
SD表示回路6aの替わりに、マルチ画面表示回路6を
備えた構成となっており、マルチ画面表示回路6は、従
来の親機1及び副親機1aに備えられたOSD表示回路
6aと同様に、映像信号復調回路3、制御部4、OSD
出力回路5、モニタドライバ7と接続されている。ま
た、本実施形態の親機1及び副親機1aは、図2に示す
ようにモニター釦9cの上部近傍に一斉モニター釦9b
を備えた構成となっている。
【0023】親機1又は副親機1aの一斉モニター釦9
bが、住戸人によって押圧操作されると、押圧された旨
の信号が制御部4へ送信され、制御部4では制御信号回
路11に、親機1に接続されている複数のドアホン子器
18から、映像を送信させる旨の制御信号を作成させ、
多重化/分離化回路2へ送信させる。多重化/分離化回
路2は、その制御信号を多重化して、親機1に接続され
ている各ドアホン子器18に送信する。図6(a)に示
すドアホン子器18は、その多重化された制御信号を多
重化/分離化回路2で分離化して制御信号回路11へ出
力し、制御信号回路11ではその信号が映像送信要求の
信号であることを制御部4aに出力する。
【0024】そして、ドアホン子器18の制御部4aで
はカメラ駆動回路24を介してカメラ18aを動作さ
せ、カメラ18aで撮像された訪問者の映像信号を、カ
メラ駆動回路24を介して、映像信号変調回路23へ送
信させる。映像信号変調回路23では、映像信号を変調
して多重化/分離化回路2へ送信し、多重化/分離化回
路23は変調された映像信号を多重化して親機1又は副
親機1aへ送信する。親機1又は副親機1aの多重化/
分離化回路2では、各ドアホン子器18から送信され
た、多重化映像信号を夫々分離化して、映像信号復調回
路3へ送信し、映像信号復調回路3では、それらの分離
化した映像信号を復調して、マルチ画面表示回路6へ出
力する。一方、制御部4はOSD出力回路5に文字情報
等を出力させる旨の信号を送信し、OSD出力回路5で
は、その信号を受けてマルチ画面表示回路6に、“ドア
ホン1”、“ドアホン2”等の文字情報等の信号を送信
する。
【0025】マルチ画面表示回路6は、復調された各映
像を一画面で表示できるように合成すると共に、各映像
にOSD出力回路5から入力される文字情報等を合成し
て、どの映像がどのドアホン子器18からの映像である
か分かるようにし、モニタドライバ7を介して、モニタ
表示部8にその合成映像を表示させるようになってい
る。図3は親機1及び副親機1のモニタ表示部8の表示
の一例を示す模式図であり、図3(a)に示すように、
ドアホン子器18が2台設置されている場合には、モニ
タ表示部18を2分割して、夫々の子画面D1、D2に
夫々、第1及び第2のドアホン子器18の映像を表示す
ると共に、どのドアホン子器18からの映像であるか分
かるように、夫々“ドアホン1”という文字C1、“ド
アホン2”という文字C2を子画面D1、D2の右上部
に表示するようになっている。
【0026】また、本実施形態の親機1又は副親機1a
は、第1のドアホン子器18との通話中に、別の第2の
ドアホン子器18から呼出があると、制御部4では制御
信号回路11に、呼出のあった第2のドアホン子器18
から、映像を送信させる旨の制御信号を作成させると共
に、多重化/分離化回路2へ送信させ、多重化/分離化
回路2では、その制御信号を多重化して第2のドアホン
子器18に送信する。第2のドアホン子器18は、その
多重化された制御信号を多重化/分離化回路2で分離化
して制御信号回路11へ送信し、制御信号回路11では
その信号が映像送信要求の信号であることを制御部4a
に送信する。
【0027】そして、制御部4aではカメラ駆動回路2
4を介してカメラ18aを動作させ、カメラ18aで撮
像された訪問者の映像信号を、カメラ駆動回路24を介
して、映像信号変調回路23へ送信させる。映像信号変
調回路23では、映像信号を変調して多重化/分離化回
路2へ送信し、多重化/分離化回路23は変調された映
像信号を多重化して親機1又は副親機1aへ送信する。
親機1又は副親機1aの多重化/分離化回路2では、第
2のドアホン子器18から送信された、多重化映像信号
を夫々分離化して、映像信号復調回路3へ送信し、映像
信号復調回路3では、分離化した映像信号を復調してマ
ルチ画面表示回路6へ送信する。一方、制御部4はOS
D出力回路5に文字情報等を出力させる旨の信号を送信
し、OSD出力回路5では、その信号を受けてマルチ画
面表示回路6に、“ドアホン2”等の文字情報C2、呼
出を示す旨の絵記号C3の信号を送信する。
【0028】マルチ画面表示回路6は、映像信号復調回
路3で復調された映像と、現在表示している第1のドア
ホン子器18からの映像とを一画面で表示できるように
合成すると共に、OSD出力回路5から受信した文字情
報等をその復調された映像に合成して、第2のドアホン
子器18からの映像であることを分かるようにし、モニ
タドライバ7を介して、モニタ表示部8にその合成映像
を表示させるようになっている。一例として、図3
(b)に示すように、モニタ表示部18を2分割して、
夫々の子画面D1、D2に夫々、第1及び第2のドアホ
ン子器18の映像を表示すると共に、“ドアホン1”と
いう文字C1、“ドアホン2”という文字C2を子画面
D1、D2に夫々表示し、子画面D2には呼出を示す絵
記号C3を表示するようになっている。
【0029】そして、通話釦9dを押圧操作することに
よって、押圧された旨の信号が制御部4へ送信され、制
御部4ではマルチ画面表示回路6に、第2のドアホン子
器18からの映像のみを表示するように信号を出力する
と共に、通話回路13に第1のドアホン子器18との通
話を遮断するよう信号を出力する。次に、再び通話釦9
dを押圧操作することによって、制御部4は制御信号回
路11に、第2のドアホン子器18に通話を行う旨の制
御信号を作成させ、多重化/分離化回路2を介して、第
2のドアホン子器18へ多重化した制御信号を送信す
る。第2のドアホン子器18の多重化/分離化回路2で
は、その制御信号を分離化して制御信号回路11を介し
て制御部2に送信し、制御部4aでは通話回路13を作
動させて、第2のドアホン子器18と通話ができるよう
になっている。
【0030】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明にあ
っては、一斉モニター釦を設けたことによって、一画面
で複数のドアホン子器からの映像を見ることができるの
で、周囲の情報を逸早く知ることができ、防犯に役に立
つという効果を奏する。
【0031】請求項2記載の発明にあっては、何れか
(第1)のドアホン子器との通話中に、他(第2)のド
アホン子器から呼出があった場合に、自動的に他(第
2)のドアホン子器の撮像装置(カメラ)で捉えた訪問
者の映像を表示するようになっているので、従来のイン
ターホンのように、第1のドアホン子器との通話を終了
しなくても、第2のドアホン子器の呼出釦を操作した訪
問者がどのような人物であるか判断することができるた
め、例えば悪質な訪問販売員等、応対したくない訪問者
の場合には、応対することなく留守のように見せること
ができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るインターホンの親機及び副親
機の構成図であり、(a)は親機1の構成図、(b)は
副親機1aの構成図である。
【図2】本実施形態のインターホンの構成図である。
【図3】本実施形態のモニタ表示部8に表示する映像の
一例を示す模式図である。
【図4】従来の多機能型テレビインターホンの構成図で
ある。
【図5】多機能型テレビインターホンの親機1b及び副
親機1cの構成図であり、(a)は親機1bの構成図、
(b)は副親機1cの構成図である。
【図6】多機能型テレビインターホンのドアホン子器1
8、通話副親機20の構成図であり、(a)はドアホン
子器18の構成図、(b)は通話副親機20の構成図で
ある。
【図7】親機1bのモニタ表示部8の表示の一例を示す
模式図である。
【符号の説明】
1 親機 1a 副親機(親機) 6 マルチ画面表示回路 8 モニタ表示部(表示装置) 9b 一斉モニター釦 18 ドアホン子器 18a カメラ(撮像装置)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5C054 CC02 FE11 HA22 5C082 AA27 AA31 BA02 BA12 BA27 BB03 BD02 CA55 CA62 CA76 CB05 MM10 5K038 AA05 CC03 DD08 DD15 DD23 FF01 FF04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像装置を備えると共に、前記撮像装置
    で撮像した映像の信号を送信する機能を具備した複数の
    ドアホン子器と、前記映像を表示する表示装置を具備し
    た親機とを備えたインターホンにおいて、前記親機に一
    斉モニター釦と、複数の映像を同時に表示するためのマ
    ルチ画面表示回路とを備え、前記一斉モニター釦を押圧
    操作することによって、複数の前記ドアホン子器からの
    映像を、前記表示装置に同時に表示することを特徴とす
    るインターホン。
  2. 【請求項2】 撮像装置を備えると共に、前記撮像装置
    で撮像した映像の信号を送信する機能を具備した複数の
    ドアホン子器と、前記映像を表示する表示装置を具備し
    た親機とを備えたインターホンにおいて、前記親機に複
    数の映像を同時に表示するためのマルチ画面表示回路を
    備え、何れかの前記ドアホン子器との通話中に、他の前
    記ドアホン子器から呼出があると、前記表示装置に前記
    他のドアホン子器からの映像信号を同時に表示すること
    を特徴とするインターホン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008028492A (ja) * 2006-07-19 2008-02-07 Sharp Corp 液晶テレビ
JP2012129740A (ja) * 2010-12-14 2012-07-05 Panasonic Corp インターホン装置

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