JPH0583762A - ホームオートメーシヨンシステム - Google Patents

ホームオートメーシヨンシステム

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JPH0583762A
JPH0583762A JP26816891A JP26816891A JPH0583762A JP H0583762 A JPH0583762 A JP H0583762A JP 26816891 A JP26816891 A JP 26816891A JP 26816891 A JP26816891 A JP 26816891A JP H0583762 A JPH0583762 A JP H0583762A
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home
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JP26816891A
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Inventor
Masaaki Tanaka
昌章 田中
Toyohei Horiuchi
豊平 堀内
Shuji Okawa
修治 大川
Yoshimi Miyamoto
好美 宮本
Masayuki Tsukahara
真行 塚原
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Hitachi Ltd
Hitachi Information Technology Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Communication Systems Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ホームオートメーションシステムの構成装置
となる、簡素な構成でメインコントローラにおける所定
の機能を維持した、低価格のサブコントローラを提供す
ることにある。 【構成】 FM復調回路49は、情報CH3上に伝送さ
れるカメラ付きドアホンおよびモニタカメラ等の映像F
M変調信号の復調と、メインコントローラから送出の、
メインコントローラのディスプレイ装置に表示の操作キ
ー等を表示する操作画面のFM変調信号の映像コンポジ
ット信号へのFM復調を行う。コンポジット/RGB変
換回路52は、上記映像コンポジット信号のRGB信号
への変換を行う。HBSプロトコル制御回路50と、A
MI/NRZ変換回路51は、ホームコントローラおよ
び端末機器等との通信の際、所定のプロトコル制御を行
う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ホームオートメーショ
ンシステムにおけるメインコントローラとしてのホーム
コントローラに対する好適なサブコントローラに関す
る。
【0002】
【従来の技術】ホームコントローラはホームオートメー
ションシステムにおいて、その本体、あるいは電話回線
を通じて家庭内の端末機器の制御、確認が行えるもので
あり、通常最低1台が存在する。
【0003】サブコントローラは、一般にホームコント
ローラをメインコントローラと位置付け、メインコント
ローラに比して機能を限定するなどしてその構成を簡素
化、低価格化を図ることにより、ホームオートメーショ
ンシステムにおいて多くの設置を可能とし、どこに居て
もホームコントローラに準ずる機能を提供するといっ
た、使用者の利便性の向上を図る装置である。
【0004】従来のサブコントローラは、メインコント
ローラの有する防災、防犯等のセキュリティ機能、玄関
映像モニタ機能といったような、家庭内の端末機器の制
御、確認といった基本機能以外の機能を省いたり、加え
てメインコントローラがN台の機器を制御することが可
能とすれば、サブコントローラのそれはN−M(M<
N)台とするようなことによりその構成を簡素化してい
た。
【0005】また上記構成から、操作スイッチ等による
操作情報の入力に始まり、入力操作情報に基づく端末機
器を制御する制御信号の送出、あるいは端末機器からの
各種情報の入力、そして、これらに対応した各種表示に
至る各種内部処理機能は、基本的にメインコントローラ
と同等の機能を具備していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のサ
ブコントローラおいては、メインコントローラに比して
機能の見劣りが著しいと共に、メインコントローラの有
する各種内部処理機能を重複して備えるといった無駄が
あった。
【0007】従って本発明の目的は、ホームオートメー
ションシステムの構成装置となる、簡素な構成でメイン
コントローラにおける所定の機能を維持した、低価格の
サブコントローラを提供することにある。
【0008】本発明の他の目的は、上記サブコントロー
ラとホームコントローラをその構成装置とし、ホームコ
ントローラとサブコントローラとの間における競合に関
する適切な配慮のなされたホームオートメーションシス
テムを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明によるサブコント
ローラは、メインコントローラとなるホームコントロー
ラからの映像を表示するディスプレイ装置と、表示され
た画面上の操作キーに対する操作を入力する透明タッチ
パネルスイッチと、当該透明タッチパネルスイッチの状
態を識別、処理を行うキー入力制御部と、ホームオート
メーションシステムおいて、ホームコントローラを含む
その他の構成装置との通信およびホームコントローラか
らの画像情報、音声情報の送受信を行う通信制御部と、
サブコントローラ全体の制御を行う主制御部と、主制御
部における制御を行うための制御プログラムを格納する
メモリ等のメモリ部を具備する。
【0010】また他に、ホームコントローラにおいて玄
関ドアホン等との通話等の機能があれば、通話等を行う
際、音声を入力するマイクと、ホームコントローラから
の音声、あるいはサブコントローラ本体における操作音
等を出力するスピーカと、マイクからの、あるいはスピ
ーカへの音声等の制御を行う音声制御部等の機能ブロッ
クも併せて具備する。
【0011】本発明によるホームオートメーションシス
テムは、上記サブコントローラと、上記サブコントロー
ラに対応できるメインコントローラとしてのホームコン
トローラを具備し、ホームコントローラにおいて、動作
の起動要件となる操作情報の発生元が、ホームコントロ
ーラの透明タッチパネルスイッチからなのか、サブコン
トローラからの送信情報なのかを特定する機能と、当該
操作情報の発生元がホームコントローラの透明タッチパ
ネルスイッチならば、その旨を表す表示を表示画面の一
部に加えると共に、その旨を意味する情報を他のサブコ
ントローラに送信する機能と、当該操作情報の発生元が
サブコントローラからの送信情報ならば、その旨を表す
表示を表示画面の一部に加えると共に、ホームコントロ
ーラの透明タッチパネルスイッチ上の操作情報を無効と
する機能と、上記のいずれの場合も、操作情報に基づく
動作を終了した時点で、表示画面に加えた上記表示をな
くすると共に、その旨を意味する情報を他のサブコント
ローラに送信する機能を具備する。また一方のサブコン
トローラにおいて、上記ホームコントローラからの、ホ
ームコントローラの動作がホームコントローラの透明タ
ッチパネルスイッチによる旨を示す送信情報を受信した
場合、サブコントローラの透明タッチパネルスイッチ上
の操作情報を無効とする機能を具備する。
【0012】
【作用】本発明によるサブコントローラによれば、メイ
ンコントローラとしてのホームコントローラにおいて動
作のあった際の、ホームコントローラのディスプレイ装
置に表示される操作画面、各種情報を示す画面、カメラ
モニタ映像等の画像情報を受信、それをサブコントロー
ラのディスプレイ装置にそのまま表示し、当該ディスプ
レイ装置の表示画面上に、ホームコントローラにおける
透明タッチパネルスイッチと同じスイッチ配列の透明タ
ッチパネルスイッチを配し、サブコントローラにおける
操作による透明タッチパネルスイッチ上の操作情報をホ
ームコントローラに送信、当該送信情報に基づいた動作
をホームコントローラに行わせることができる。
【0013】本発明によるホームオートメーションシス
テムによれば、ホームコントローラ、あるいはサブコン
トローラにおいて操作があった時、操作に対応したホー
ムコントローラの動作中、ホームコントローラ、あるい
はサブコントローラのどちらの操作に対応した動作中な
のかをを示す表示を行うと同時に、操作のあったホーム
コントローラ、あるいはサブコントローラを除く全ての
ホームコントローラ、あるいはサブコントローラにおい
て、この間操作があってもこれを無効とすることで、ホ
ームコントローラとサブコントローラとの間における競
合に対処することができる。
【0014】
【実施例】以下図面を参照して、本発明によるサブコン
トローラを用いたホームオートメーションシステムの一
実施例を説明する。
【0015】図1は、本発明によるサブコントローラ
と、これに対応できるメインコントローラとしてのホー
ムコントローラを構成装置としたホームオートメーショ
ンシステムの構成図である。
【0016】図に示したホームオートメーションシステ
ムは、国内規格HBS(ホームバスシステム)に準拠し
たシステムとなっている。
【0017】主装置1は、ホームバス2のシステム管
理、電話回線3等の監視、制御を行う。
【0018】カメラ付きドアホン4は、モニタカメラ内
蔵型のインターホンである。
【0019】IFU5はインターフェースユニットで、
ホームバス2と端末機器との通信を介する。
【0020】ホームバスホン6は、IFU5を内蔵した
電話機である。
【0021】ホームコントローラ7は、システムのメイ
ンコントローラであり、ディスプレイ装置を有し、当該
ディスプレイ装置表示画面上に透明タッチパネルスイッ
チを配し、ディスプレイ装置に表示した画面上の操作キ
ーを、透明タッチパネルスイッチを介して押下すること
により照明9、エアコン10等の端末機器の制御等を行
う。制御等を行ったことによるこれら端末機器の状態変
化等、当該操作の結果を反映した各種情報、或いは当該
操作に対応した次画面、また操作によらない、セキュリ
ティセンサ11等の各種センサ情報に基づいた各種情
報、そしてカメラ付きドアホン4、モニタカメラ12等
による映像を表示することにより、端末機器の集中制
御、集中監視を行う。
【0022】サブコントローラ8は、ホームコントロー
ラ7と同様にディスプレイ装置を有し、当該ディスプレ
イ装置上に透明タッチパネルスイッチを配し、ホームコ
ントローラ7より、ホームコントローラ7のディスプレ
イ装置表示画面情報の供給を受けこれを表示、表示画面
上の任意の操作キーを押下するという、ホームコントロ
ーラ7における操作と同様の操作を行うと、当該透明タ
ッチパネルスイッチ上の操作情報をホームコントローラ
7に送信、当該操作に対応した操作キー押下以降の動作
をホームコントローラ7に委譲する。
【0023】ホームバス2は、4対のツイストペアケー
ブル13と、2本の同軸ケーブル14から構成される。
【0024】4対のツイストペアケーブル13は三つの
情報チャネル、情報CH1、情報CH2、情報CH3と
一つの制御チャネルとして使用される。
【0025】本実施例では、情報CH1および情報CH
2を通話路に、情報CH3をカメラ付きドアホン4およ
びモニタカメラ11等からの映像信号の伝送路とする。
【0026】また、情報CH3上に伝送される映像信号
は、映像コンポジット信号をFM変調した信号で、かつ
そのFM変調信号には音声信号を重畳する場合がある。
【0027】図2は、ホームコントローラ7およびサブ
コントローラ8の外観上の構成図である。
【0028】ホームコントローラ7およびサブコントロ
ーラ8の外観上の構成は同等で、操作キーおよび各種情
報の表示を行うディスプレイ装置15と、ディスプレイ
装置15上に配された透明タッチパネルスイッチ16
と、カメラ付きドアホン4およびホームバスホン6等と
の通話等の際に音声等を出力するスピーカ17と、同様
にカメラ付きドアホン4およびホームバスホン6等との
通話等の際に音声を入力するマイク18と、これらを収
容する本体ケース19から構成される。
【0029】図3は、ホームコントローラ7の機能上の
構成図である。ホームコントローラは上記ディスプレイ
装置15と、上記透明タッチパネルスイッチ16と、上
記スピーカ17と、上記マイク18と、透明タッチパネ
ルスイッチ16上の操作状態を認識するキー入力制御部
20と、使用者の音声の格納および音声ガイダンスとい
った合成音声の生成等を行う音声制御部21と、ホーム
バス2を介しIFU5およびサブコントローラ8等との
間において各種情報の授受等の通信を行う通信制御部2
2と、ディスプレイ装置15への操作キー等を表示する
操作画面表示、カメラ付きドアホン4およびモニタカメ
ラ12等からの映像表示、上記カメラ映像画面への操作
キー等のスーパインポーズを行うための制御を行う画像
制御部23と、上記全体の制御を行う主制御部24と、
主制御部24において制御、処理を行うための制御プロ
グラムが格納されるメモリ等のメモリ部25から構成さ
れる。
【0030】図4は、サブコントローラ8の機能上の構
成図である。
【0031】サブコントローラ8は、ホームコントロー
ラ7のディスプレイ装置15の表示画面情報の供給を受
けこれを表示するディスプレイ装置26と、透明タッチ
パネルスイッチ27と、透明タッチパネルスイッチ27
上の操作状態を認識するキー入力制御部28と、透明タ
ッチパネルスイッチ27上の操作情報のホームコントロ
ーラ7への送信等を行う通信制御部29と、ホームコン
トローラ7からの、ホームコントローラ7におけるスピ
ーカ17において出力される音声等の情報等を出力する
スピーカ30と、上記全体の制御を行う主制御部31
と、主制御部31において制御、処理を行うための制御
プログラムが格納されるメモリ等のメモリ部32から構
成される。
【0032】その他、ホームコントローラ7と同様の通
話機能を具備する場合、ホームコントローラ7と同様に
マイク33と、音声制御部34を併せて具備する。
【0033】図5は、図3に示したホームコントローラ
7の通信制御部22を更に詳しく表した図である。
【0034】チャネル切り替え回路35は、上記情報C
H1、情報CH2、情報CH3を収容し、ホームコント
ローラ7の動作目的により、上記情報チャネルの内部回
路への切り替えおよび接続を行う。
【0035】送/受話制御回路36は、情報チャネルを
通じての通話の際、通話先とホームコントローラ7のマ
イク18とスピーカ17との間において半二重通話制御
を行う。
【0036】PB検出回路37は、ホームバスホン6を
通じての内線、あるいは電話回線3を通じての外線によ
る端末機器の制御を行う際、PB信号を検出する。
【0037】トーン検出回路38は、外線発着信衝突防
止のためにダイヤルトーンの、また通話時の相手終話確
認のためにビジートーンの検出を行う。
【0038】HBSプロトコル制御回路39は、IFU
5等との通信の際、国内規格HBSに準拠したプロトコ
ル制御を行う。
【0039】AMI/NRZ変換回路40は、送信時、
HBSプロトコル制御回路39出力の送信NRZ(No
ne Return Zero)信号を、ホームバス2
における信号形態であるAMI(Alternate
Mark Inversi−on)信号への変換を、ま
た受信時にはその逆の変換を行い、HBSプロトコル制
御回路39に受信NRZ信号を入力する。
【0040】FM復調回路41は、情報CH3上に伝送
されるカメラ付きドアホンおよびモニタカメラ等の映像
FM変調信号を復調し、ディスプレイ装置15へ出力、
映像の表示を行う。
【0041】一方、画像制御部23は、操作キー等を表
示する操作画面表示および上記カメラ映像画面への操作
キー等のスーパインポーズを行う際、ディスプレイ装置
15から水平同期信号および垂直同期信号といった映像
同期信号42の供給を受け、外部同期回路により同期を
確立した上で、操作キー等の画面情報をRGB信号43
にてディスプレイ装置15へ出力、表示を行うものであ
るが、この時当該画面情報は、RGB信号43と併せて
映像コンポジット信号44としても出力を行う。
【0042】FM変調回路45は、上記映像コンポジッ
ト信号44に対しFM変調を行う。この時、ホームバス
2における情報CH1または情報CH2にスピーカ17
から出力すべき音声等があれば、当該音声信号等46を
重畳回路47において上記FM変調信号に重畳した上
で、チャネル切り替え回路35を介し、上記音声等のあ
った情報CHに再送出する。
【0043】なお、上記映像コンポジット信号のFM変
調信号は、ホームバス2における同軸ケーブル14に送
出しても良い。
【0044】図6は、図4に示したサブコントローラ8
の通信制御部29を更に詳しく表した図である。
【0045】チャネル切り替え回路48は、上記情報C
H1、情報CH2、情報CH3を収容し、サブコントロ
ーラ8の動作目的により、上記情報チャネルの内部回路
への切り替えおよび接続を行う。
【0046】FM復調回路49は、上記ホームコントロ
ーラ7のFM復調回路41と同様に、情報チャネル3上
に伝送されるカメラ付きドアホン4およびモニタカメラ
12等の映像FM変調信号のFM復調と、上記ホームコ
ントローラ7のFM変調回路45から重畳回路47、チ
ャネル切り替え回路35を経て送出の、ホームコントロ
ーラ7のディスプレイ装置15に表示の操作キー等を表
示する操作画面およびカメラ映像画面への操作キー等の
スーパインポーズ画像のFM変調信号の映像コンポジッ
ト信号へのFM復調を行う。
【0047】HBSプロトコル制御回路50と、AMI
/NRZ変換回路51は、上記ホームコントローラ7の
HBSプロトコル制御回路39と、AMI/NRZ変換
回路40と同様のことを行う。
【0048】コンポジット/RGB変換回路52は、上
記映像コンポジット信号のRGB信号への変換を行う。
【0049】ローパスフィルタ53は、情報CH3上に
伝送されるカメラ付きドアホン4およびモニタカメラ1
2等の映像FM変調信号に重畳された音声信号等および
上記ホームコントローラ7から送出のFM変調信号に重
畳されたホームコントローラ7のスピーカ17において
出力される音声信号等の抽出、スピーカ30への出力を
行う。
【0050】なおホームコントローラ7において、上記
映像コンポジット信号のFM変調信号を、ホームバス2
における同軸ケーブル14に送出した場合には、サブコ
ントローラ8において、FM復調回路49に入力を行え
ば問題ない。
【0051】以上説明したような構成によれば、サブコ
ントローラ8は、ホームコントローラ7のFM変調回路
45から重畳回路47、チャネル切り替え回路35を経
て、ディスプレイ装置15の表示画面情報の供給を受
け、これを表示、表示画面上の任意の操作キーを押下す
るという、ホームコントローラ7における操作と同様の
操作を行うと、透明タッチパネルスイッチ27上の操作
情報をホームコントローラ7に送信、当該操作に対応し
た操作キー押下以降の動作をホームコントローラ7に委
譲できる。
【0052】従って、ホームコントローラ7に比してそ
の構成も、また制御プログラムも軽量なサブコントロー
ラ8において、ホームコントローラ7と同様にディスプ
レイ装置26に表示した画面上の操作キーを、透明タッ
チパネルスイッチ27を介して押下することにより照明
9、エアコン10等の端末機器の制御等を行い、制御を
行ったことによる端末機器の状態変化等、当該操作の結
果を反映した各種情報、あるいは当該操作に対応した次
画面、また操作によらない、セキュリティセンサ11等
の各種センサ情報に基づいた各種情報、そしてカメラ付
きドアホン4、モニタカメラ12等による映像の表示が
でき、端末機器の集中制御、集中監視を行うことができ
る。
【0053】図7は、ホームコントローラ7が、サブコ
ントローラ8における操作に基づいて動作している際の
表示画面の一例である。
【0054】示した表示画面は、端末機器の制御を行う
際の画面である。
【0055】上記画面であることを示す絵文字54と、
文字(機器制御)55と、サブコントローラ8における
操作に基づいて当該画面が選択、起動されたことを示す
文字(サブコン)56と、制御の対象となる部屋名(居
間)57とによりタイトル部を構成している。
【0056】絵文字58および絵文字59は端末機器を
示す絵文字であり、示したホームコントローラ7におけ
る表示画面と同じ画面が表示されているサブコントロー
ラ8において、当該絵文字を透明タッチパネルスイッチ
27を介して押下することにより、ホームコントローラ
7を介して、絵文字58に対応した照明、あるいは絵文
字59に対応したエアコンの起動、あるいは停止が行え
る。
【0057】またこの際、起動、停止といった動作に対
応して、当該絵文字の色および図柄が変化し、動作の状
態確認が行える。
【0058】なお、表示画面における下部に並んでいる
操作キー群60は、操作上常時必要とされる操作キーと
して、透明タッチパネルスイッチに印刷されている。
【0059】上記例のように、表示画面におけるタイト
ル部に、ホームコントローラ7が、サブコントローラ8
における操作に基づいて当該画面が選択、起動されたこ
とを示す文字(サブコン)56の表示がある場合は、ホ
ームコントローラ7において、当該画面における絵文字
58および絵文字59に対する操作は無効とされる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように本発明によるサブコ
ントローラによれば、メインコントローラとしてのホー
ムコントローラにおいて動作のあった際の、ホームコン
トローラのディスプレイ装置に表示される操作画面、各
種情報を示す画面、カメラモニタ映像等の画像情報の供
給を受け、それをサブコントローラのディスプレイ装置
にそのまま表示し、当該ディスプレイ装置の表示画面上
に、ホームコントローラにおける透明タッチパネルスイ
ッチと同じスイッチ配列の透明タッチパネルスイッチを
配し、サブコントローラにおける操作による透明タッチ
パネルスイッチ上の操作情報をホームコントローラに送
信、当該送信情報に基づいた動作をホームコントローラ
に行わせることができるので、簡素な構成でホームコン
トローラにおける所定の機能を維持した、低価格のサブ
コントローラを提供できる。
【0061】以上説明したように本発明によるホームオ
ートメーションシステムによれば、ホームコントロー
ラ、あるいはサブコントローラにおいて操作があった
時、操作に対応したホームコントローラの動作中、ホー
ムコントローラ、あるいはサブコントローラのどちらの
操作に対応したホームコントローラの動作中なのかを示
す表示を行うと同時に、操作のあったホームコントロー
ラ、あるいはサブコントローラを除く全てのホームコン
トローラ、あるいはサブコントローラにおいて、この間
操作があってもこれを無効とすることで、ホームコント
ローラとサブコントローラとの間における競合に対処す
ることができるので、ホームコントローラとサブコント
ローラとの間における競合に関する適切な配慮のなされ
たホームオートメーションシステムを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係るホームオートメーション
システムの構成図である。
【図2】サブコントローラとホームコントローラの外観
図である。
【図3】ホームコントローラの構成図である。
【図4】サブコントローラの構成図である。
【図5】ホームコントローラ通信制御部の構成図であ
る。
【図6】サブコントローラ通信制御部の構成図である。
【図7】サブコントローラ使用中の画面を表わした図で
ある。
【符号の説明】
1 主装置 7 ホームコントローラ 8 サブコントローラ 15 ディスプレイ装置 16,27 透明タッチパネルスイッチ 22,29 通信制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大川 修治 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所横浜工場内 (72)発明者 宮本 好美 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株 式会社日立製作所横浜工場内 (72)発明者 塚原 真行 栃木県下都賀郡大平町大字富田800番地 株式会社日立製作所栃木工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイ装置を有し、当該ディスプ
    レイ装置の表示画面上に、透明タッチパネルスイッチを
    配し、ディスプレイ装置に表示した画面上の操作キー
    を、透明タッチパネルスイッチを介して押下することに
    より、当該操作キーに対応した機能の動作を行い、当該
    動作を行ったことによる制御対象端末機器の状態変化
    等、当該操作の結果を反映した各種情報、あるいは当該
    操作に対応した次画面、また操作によらない、各種セン
    サ等の情報に基づいた各種情報、そして外部モニタカメ
    ラ等による映像をディスプレイ装置に表示できるホーム
    コントローラをメインコントローラとするホームオート
    メーションシステムにおいて、前記メインコントローラ
    より、メインコントローラのディスプレイ装置表示画面
    情報の供給を受けこれを表示、表示画面上の任意の操作
    キーを押下するという、メインコントローラにおける操
    作と同様の操作を行い、当該透明タッチパネルスイッチ
    上の操作情報をメインコントローラに送信、当該操作に
    対応した操作キー押下以降の動作をメインコントローラ
    に委譲することにより、メインコントローラと同等の機
    能を実現するサブコントローラを備えたことを特徴とす
    るホームオートメーションシステム。
  2. 【請求項2】 請求項1記載において、前記ホームコン
    トローラ、あるいサブコントローラにおいて操作があっ
    た時、操作に対応したホームコントローラの動作中、ホ
    ームコントローラ、あるいはサブコントローラのどちら
    の操作に対応したホームコントローラの動作中なのかを
    示す表示を行うと同時に、操作のあったホームコントロ
    ーラ、あるいはサブコントローラを除く全てのホームコ
    ントローラ、あるいはサブコントローラにおいて、この
    間操作があってもこれを無効とすることを特徴とするホ
    ームオートメーションシステム。
  3. 【請求項3】 請求項2記載において、ツイストペアケ
    ーブルをホームコントローラからの表示画面情報等の伝
    送路とすることを特徴とするホームオートメーションシ
    ステム。
  4. 【請求項4】 請求項2記載において、同軸ケーブルを
    ホームコントローラからの表示画面情報等の伝送路とす
    ることを特徴とするホームオートメーションシステム。
JP26816891A 1991-09-21 1991-09-21 ホームオートメーシヨンシステム Pending JPH0583762A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016019285A (ja) * 2014-07-09 2016-02-01 アクシス アーベー デバイスを制御するための方法及びシステム
KR20210135825A (ko) * 2020-05-06 2021-11-16 비앤에스 주식회사 강의실 전력 관리 시스템

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JP2016019285A (ja) * 2014-07-09 2016-02-01 アクシス アーベー デバイスを制御するための方法及びシステム
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