JP2001219747A - ドアウェザーストリップのシール構造 - Google Patents

ドアウェザーストリップのシール構造

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JP2001219747A
JP2001219747A JP2000030491A JP2000030491A JP2001219747A JP 2001219747 A JP2001219747 A JP 2001219747A JP 2000030491 A JP2000030491 A JP 2000030491A JP 2000030491 A JP2000030491 A JP 2000030491A JP 2001219747 A JP2001219747 A JP 2001219747A
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JP
Japan
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door
outer lip
lip portion
body panel
outside
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Application number
JP2000030491A
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English (en)
Inventor
Kazuhiko Miyamoto
和彦 宮本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nishikawa Rubber Co Ltd
Original Assignee
Nishikawa Rubber Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ドア建付け時にバラツキが生じても二重シー
ルによる安定したシール機能を発揮することのできるド
アウェザーストリップのシール構造を提供する。 【解決手段】 ドア1周縁に取付けられる取付基部4
と、取付基部4に一体成形されドア閉時にボディパネル
20に弾接する中空シール部5と、取付基部4に一体成
形された断面舌状のアウターリップ部16とを備えるド
アウェザーストリップ3の、ベルトラインBL下部のシ
ール構造であって、アウターリップ部16の付け根部車
室外側に凹部16aを形成するとともに、ボディパネル
20に水平面20aを形成し、ドア1閉時にはその水平
面20aをアウターリップ部16の先端車室内側に弾接
させてアウターリップ部16を車室外側に弾性変形さ
せ、しかもアウターリップ部16が弾接する水平面20
aの位置を、車室外側から所定の水平距離L分、車室内
側に寄った位置にするようにボディパネル20を設定し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のドア周縁
に取付けられ、ドアとボディパネルとの隙間をシールす
るドアウェザーストリップのシール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図3及び図4に示すように、自動車のド
ア1の周縁にはドア閉時にドア1とボディパネル2との
隙間をシールするドアウェザーストリップ3が取付けら
れている。図4は図3のA−A線拡大断面を示す。
【0003】ドアウェザーストリップ3は、ドア1の周
縁に沿って取付けられる取付基部4と、取付基部4に一
体成形された断面が中空状の中空シール部5と、中空シ
ール部5より車室外側に位置し取付基部4に一体成形さ
れた断面が舌状のアウターリップ部6とから構成されて
いて、押出成形された一本のドアウェザーストリップ3
がリア側上部のコーナー部で型成形により一体的に接続
されたものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このようなドアウェザ
ーストリップ3においては、ベルトラインBLよりも上
部では、ドア1の閉時に中空シール部5がボディパネル
2のドア開口端縁に弾接するとともに、中空シール部5
に並列してドア1周縁に位置するアウターリップ部6も
ボディパネル2に弾接するようになっている。
【0005】しかしながら、ベルトラインBLよりも下
部では、図4に示すように、ドア1閉時に中空シール部
5だけがボディパネル2に弾接するようなシール構造に
なっている。これによれば、中空シール部5とアウター
リップ部6とによる二重シールが達成できないため十分
な遮音効果が得られないという問題がある。
【0006】これに対して、ドア1閉時にアウターリッ
プ部6をボディパネル2に弾接させるようにしたものが
あるが、図5に示すように、ドア1の建付けにバラツキ
が生じるとアウターリップ部6の先端がボディパネル2
から離間するシール切れが発生し、安定してシール機能
を発揮させることはできなかった。
【0007】そこで本発明の目的は、ドア建付け時にバ
ラツキが生じても二重シールによる安定したシール機能
を発揮することのできるドアウェザーストリップのシー
ル構造を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明のドアウェザーストリップのシール構造
は、ドア(1)周縁に取付けられる取付基部(4)と、
取付基部(4)に一体成形されドア(1)閉時にボディ
パネル(20)に弾接する中空シール部(5)と、及び
中空シール部(5)より車室外側の位置で取付基部
(4)に一体成形された断面舌状のアウターリップ部
(16)とを備えるドアウェザーストリップ(3)の、
少なくともベルトライン(BL)下部のシール構造であ
って、アウターリップ部(16)の付け根部車室外側に
凹部(16a)を形成するとともに、ボディパネル(2
0)に水平面(20a)を形成し、ドア(1)閉時には
その水平面(20a)をアウターリップ部(16)の先
端車室内側に弾接させてアウターリップ部(16)を車
室外側に弾性変形させ、しかもアウターリップ部(1
6)が弾接する水平面(20a)の位置を、車室外側か
ら所定の水平距離(L)分、車室内側に寄った位置にす
るようにボディパネル(20)を設定したことを特徴と
する。
【0009】上記発明では、アウターリップ部(16)
の付け根部車室外側に凹部(16a)を形成して、アウ
ターリップ部(16)を車室外側に弾性変形させるよう
にしたが、これにかえて、アウターリップ部(16)の
付け根部の肉厚を薄くすることにより、アウターリップ
部(16)を車室外側に弾性変形しやすいようにしても
よい。
【0010】ここでいう、所定の水平距離とは建付けバ
ラツキによってアウターリップ部の弾接位置が水平面に
沿って多少ずれてもシール切れを生じさせない程度の距
離をいう。
【0011】なお、上記の括弧内の記号は図面及び後述
する発明の実施の形態に記載された記号に対応するもの
である。
【0012】本発明は、ベルトライン下部のシール構造
であって、アウターリップ部は、付け根部車室外側に形
成された凹部や付け根部の肉厚を薄くすることにより、
ドア閉時にボディパネルに弾接すると車室外側に変形す
るようにされている。これにより、ドア閉じ性が特に悪
化することはない。また、ボディパネルに形成された水
平面に対するアウターリップ部の弾接位置を、車室外側
から所定の水平距離分、車室内側に寄った位置にしてあ
るので、ドアの建付けバラツキによって水平面に対する
アウターリップ部の弾接位置が水平面の延びる車室外側
に多少ずれてもシール切れが発生することはない。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態例に係るドア
ウェザーストリップのシール構造について図1及び図2
を参照して説明する。図1は、本発明の実施形態例に係
るドアウェザーストリップのシール構造を示すもので、
ドア1が開放された状態の断面を示し、図2は、ドア1
が閉鎖された状態を示す、図3のA−A線拡大断面を示
す。なお、従来例と同一部分には同一符号を付した。
【0014】本発明の実施形態に係るシール構造は、ベ
ルトラインBL下部のシール構造であり、そのシール構
造を構成するドアウェザーストリップ3は、従来例(図
4又は図5で示したもの)と同様に、ドア1周縁に沿っ
て取付けられる取付基部4と、その取付基部4に一体成
形され、ドア1閉時にボディパネル20に弾接する断面
が中空状の中空シール部5と、及びその中空シール部5
より車室外側の位置で中空シール部5と同様に取付基部
4に一体成形された断面舌状のアウターリップ部16と
を備えている。
【0015】特に従来例と相違するところは、アウター
リップ部16の構成と、ボディパネル20の構成であ
る。すなわち、アウターリップ部16の付け根部の車室
外側にはノッチによる凹部16aが形成されていて、ア
ウターリップ部16の先端部の車室内側にボディパネル
20が弾接されるとアウターリップ部16は容易に車室
外側に弾性変形されるようになっている。
【0016】また、ボディパネル20には水平面20a
が形成されていて、ドア1閉時にはその水平面20aを
アウターリップ部16の先端車室内側に弾接させるよう
にアウターリップ部16に対するボディパネル20の位
置が設定されている。それに加えて、ドア1閉時にアウ
ターリップ部16の先端部の車室内側が弾接する水平面
20aの位置が、車室外側から所定の水平距離L分、車
室内側に寄った位置になるようにボディパネル20は設
定されている。
【0017】すなわち、ドア1の閉時にアウターリップ
部16の先端車室内側を平面に弾接させてアウターリッ
プ部16を車室外側に弾性変形させるために車室内側か
ら車室外側に延びる水平面20aをボディパネル20に
形成したものであって、これによりドア1の建付けバラ
ツキによって水平面20aに対するアウターリップ部1
6の弾接位置が多少ずれてもシール切れが発生すること
のないように、水平面20aは弾接位置よりも車室外側
に所定の水平距離L分、延設されている。ここでいう、
所定の水平距離Lは建付けバラツキによってアウターリ
ップ部16の弾接位置が水平面20aに沿って多少ずれ
てもシール切れを生じさせない程度の距離をいう。
【0018】なお、ベルトラインBLの上部のシール構
造は、通常と同様にドア1閉時に中空シール部5とアウ
ターリップ部16とがボディパネル20に弾接するよう
になっている。
【0019】本発明の実施形態では、アウターリップ部
16の付け根部車室外側に凹部16aを形成して、アウ
ターリップ部16を車室外側に弾性変形させるようにし
たが、これにかえて、アウターリップ部16の付け根部
の肉厚を薄くすることにより、アウターリップ部16を
車室外側に弾性変形しやすいようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】以上のとおり本発明によれば、アウター
リップ部はドア閉時にボディパネルに弾接すると車室外
側に変形するようにされ、しかもボディパネルに形成さ
れた水平面に対するアウターリップ部の弾接位置を、車
室外側から所定の水平距離分、車室内側に寄った位置に
してあるので、ドアの建付けバラツキによって水平面に
対するアウターリップ部の弾接位置が水平面の延びる車
室外側に多少ずれてもシール切れが発生することはな
い。したがって、ドア閉時にベルトライン下部において
も中空シール部とアウターリップ部とによる二重シール
が確実に行われるので十分な遮音効果が得られる。しか
も、上述したようにアウターリップ部はドア閉時にボデ
ィパネルに弾接すると強制的に車室外側に変形するよう
にされているので、ドア閉じ性が特に悪化することもな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態例に係るドアウェザースト
リップのシール構造を示す断面図である。
【図2】本発明の実施の形態例に係るドアウェザースト
リップのシール構造を示す図3のA−A線拡大断面図で
ある。
【図3】自動車の外観斜視図である。
【図4】従来例に係るドアウェザーストリップのシール
構造を示す図3のA−A線拡大断面図である。
【図5】別の従来例に係るドアウェザーストリップのシ
ール構造を示す図3のA−A線拡大断面図である。
【符号の説明】
1 ドア 2 ボディパネル 3 ドアウェザーストリップ 4 取付基部 5 中空シール部 6 アウターリップ部 16 アウターリップ部 16a 凹部 20 ボディパネル 20a 水平面 L 水平距離 BL ベルトライン DM ドアミラー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドア周縁に取付けられる取付基部と、該
    取付基部に一体成形されドア閉時にボディパネルに弾接
    する中空シール部と、及び前記中空シール部より車室外
    側の位置で前記取付基部に一体成形された断面舌状のア
    ウターリップ部とを備えるドアウェザーストリップの、
    少なくともベルトライン下部のシール構造であって、 前記アウターリップ部の付け根部車室外側に凹部を形成
    するとともに、前記ボディパネルに水平面を形成し、前
    記ドア閉時にはその水平面をアウターリップ部の先端車
    室内側に弾接させてアウターリップ部を車室外側に弾性
    変形させ、しかもアウターリップ部が弾接する水平面の
    位置を、車室外側から所定の水平距離分、車室内側に寄
    った位置にするようにボディパネルを設定したことを特
    徴とするドアウェザーストリップのシール構造。
  2. 【請求項2】 ドア周縁に取付けられる取付基部と、該
    取付基部に一体成形されドア閉時にボディパネルに弾接
    する中空シール部と、及び前記中空シール部より車室外
    側の位置で前記取付基部に一体成形された断面舌状のア
    ウターリップ部とを備えるドアウェザーストリップの、
    少なくともベルトライン下部のシール構造であって、 前記アウターリップ部の付け根部の肉厚を薄くするとと
    もに、前記ボディパネルに水平面を形成し、前記ドア閉
    時にはその水平面をアウターリップ部の先端車室内側に
    弾接させてアウターリップ部を車室外側に弾性変形さ
    せ、しかもアウターリップ部が弾接する水平面の位置
    を、車室外側から所定の水平距離分、車室内側に寄った
    位置にするようにボディパネルを設定したことを特徴と
    するドアウェザーストリップのシール構造。
JP2000030491A 2000-02-08 2000-02-08 ドアウェザーストリップのシール構造 Pending JP2001219747A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103481754A (zh) * 2013-10-11 2014-01-01 贵州大学 一种密封条骨架结构

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