JP3667868B2 - ドアウエザーストリップ - Google Patents
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】
本発明は、ドアウエザーストリップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
ドア強閉時に、図５及び図６に示す如く自動車ドアのコーナー部等の車体開口縁部パネルＫに、ドアサッシュＤ1が接触するいわゆるパネルタッチを生じたり、ウエザーストリップＷのアウターリップが反転するが、これの対策としてオーバーストローク防止を図るためドアサッシュＤ1にストッパー８を取付けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の如くドアサッシュＤ1にストッパー８を取付けることは、外観を損なうと共に、ドアサッシュＤ1の孔明け及び別部品のストッパー８の調達が必要となってコスト高となるという問題がある。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、外観を損なわずかつ安価なドアウエザーストリップを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明の構成は、図１〜図４に示すように、ドア閉時に、車体開口縁部パネルＫに接触する恐れのあるドアサッシュＤ 1 のコーナー部に取付けられたドアウエザーストリップＷであって、該ドアウエザーストリップＷの型成形部１の取付基部１ａの室内側からストッパー取付部２を延出し上記ドアサッシュＤ1のコーナー部に沿う如く形成させると共に、該ストッパー取付部２に、上記型成形部１の取付基部１ａより下側または室内側に、ソリッド材のストッパーゴム３を後付け又は同時一体成形により取付けたものである。
【０００５】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。図１及び図２は本発明の第１実施例を示し、ウエザーストリップＷがドアサッシュＤ1に取付けられた場合であり、１はドアウエザーストリップＷの型成形部で、図２に示す自動車ドアのコーナー部のドアＤに取付けられる。２はストッパー取付部で、型成形部１の取付基部１ａから延出され、ドア閉時に、車体開口縁部パネルＫに接触する恐れのあるドアサッシュＤ1の所定部位Ｓに沿う如く形成されている。
そして、該ストッパー取付部２に明けられた孔２ａに、ソリッド材のストッパーゴム３が嵌め込まれて後付けにより取付けられている。或いは、このストッパーゴム３は、型成形部１との同時一体成形により取付けられる。
【０００６】
上記構成により、ドア強閉時、ドアサッシュＤ1の所定部位Ｓが車体開口縁部パネルＫに接触しようとしても、上記ストッパーゴム３が介在するため接触する即ちメタルタッチすることがなく、また上記ストッパー取付部２が型成形部１から延出形成されているため、従来の如くストッパーがドアサッシュＤ1に直接取付けられた場合のように外観を損なうことがない。なお、上記ストッパーゴム３の取付け位置はドアサッシュＤ1の形状上の制約から上記型成形部１の取付基部１ａより下側または室内側が好ましい。
【０００７】
図３は本発明の第２実施例を示し、ウエザーストリップＷがドアサッシュＤ1に取付けられた場合であり、ストッパーゴム４が型成形部５の中空シール部５ａとシールリップ５ｂとに覆われた状態で所定部位Ｓ1に取付けられている。
図４は第３実施例で、ウエザーストリップＷがドアサッシュＤ1に取付けられた場合を示し、ストッパーゴム６が図１、２の場合と略同様にストッパー取付部７に取付けられている。また、両ストッパーゴム４、６は後付け又は同時一体成形により取付けられ、作用効果も図１、２の場合と同様にメタルタッチを防ぐと共に外観を損なうことがない。
【０００８】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のドアウエザーストリップは、ドア閉時に、車体開口縁部パネルに接触する恐れのあるドアサッシュまたはドアインナーパネルの所定部位に、型成形部からストッパー取付部を延出してストッパーゴムを設けているので、従来の如くドアサッシュまたはドアインナーパネルに直接ストッパーを設けた場合に比べ外観を損なうことなくかつ安価となるという特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のドアウエザーストリップの第１実施例を示す斜視図である。
【図２】同上のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】本発明の第２実施例を示す断面図である。
【図４】本発明の第３実施例を示す断面図である。
【図５】従来のドアウエザーストリップの斜視図である。
【図６】同上のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【符号の説明】
１ 型成形部
２ ストッパー取付部
３ ストッパーゴム
４ ストッパーゴム
５ 型成形部
６ ストッパーゴム
７ ストッパー取付部
Ｋ 車体開口縁部パネル
Ｉ ドアインナーパネル
Ｓ、Ｓ1 所定部位
Ｗ ウエザーストリップ
【産業上の利用分野】
本発明は、ドアウエザーストリップに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
ドア強閉時に、図５及び図６に示す如く自動車ドアのコーナー部等の車体開口縁部パネルＫに、ドアサッシュＤ1が接触するいわゆるパネルタッチを生じたり、ウエザーストリップＷのアウターリップが反転するが、これの対策としてオーバーストローク防止を図るためドアサッシュＤ1にストッパー８を取付けている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の如くドアサッシュＤ1にストッパー８を取付けることは、外観を損なうと共に、ドアサッシュＤ1の孔明け及び別部品のストッパー８の調達が必要となってコスト高となるという問題がある。
そこで、本発明はかかる従来の課題に鑑みて、外観を損なわずかつ安価なドアウエザーストリップを提供することを目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するために本発明の構成は、図１〜図４に示すように、ドア閉時に、車体開口縁部パネルＫに接触する恐れのあるドアサッシュＤ 1 のコーナー部に取付けられたドアウエザーストリップＷであって、該ドアウエザーストリップＷの型成形部１の取付基部１ａの室内側からストッパー取付部２を延出し上記ドアサッシュＤ1のコーナー部に沿う如く形成させると共に、該ストッパー取付部２に、上記型成形部１の取付基部１ａより下側または室内側に、ソリッド材のストッパーゴム３を後付け又は同時一体成形により取付けたものである。
【０００５】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図に基づいて詳細に説明する。図１及び図２は本発明の第１実施例を示し、ウエザーストリップＷがドアサッシュＤ1に取付けられた場合であり、１はドアウエザーストリップＷの型成形部で、図２に示す自動車ドアのコーナー部のドアＤに取付けられる。２はストッパー取付部で、型成形部１の取付基部１ａから延出され、ドア閉時に、車体開口縁部パネルＫに接触する恐れのあるドアサッシュＤ1の所定部位Ｓに沿う如く形成されている。
そして、該ストッパー取付部２に明けられた孔２ａに、ソリッド材のストッパーゴム３が嵌め込まれて後付けにより取付けられている。或いは、このストッパーゴム３は、型成形部１との同時一体成形により取付けられる。
【０００６】
上記構成により、ドア強閉時、ドアサッシュＤ1の所定部位Ｓが車体開口縁部パネルＫに接触しようとしても、上記ストッパーゴム３が介在するため接触する即ちメタルタッチすることがなく、また上記ストッパー取付部２が型成形部１から延出形成されているため、従来の如くストッパーがドアサッシュＤ1に直接取付けられた場合のように外観を損なうことがない。なお、上記ストッパーゴム３の取付け位置はドアサッシュＤ1の形状上の制約から上記型成形部１の取付基部１ａより下側または室内側が好ましい。
【０００７】
図３は本発明の第２実施例を示し、ウエザーストリップＷがドアサッシュＤ1に取付けられた場合であり、ストッパーゴム４が型成形部５の中空シール部５ａとシールリップ５ｂとに覆われた状態で所定部位Ｓ1に取付けられている。
図４は第３実施例で、ウエザーストリップＷがドアサッシュＤ1に取付けられた場合を示し、ストッパーゴム６が図１、２の場合と略同様にストッパー取付部７に取付けられている。また、両ストッパーゴム４、６は後付け又は同時一体成形により取付けられ、作用効果も図１、２の場合と同様にメタルタッチを防ぐと共に外観を損なうことがない。
【０００８】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のドアウエザーストリップは、ドア閉時に、車体開口縁部パネルに接触する恐れのあるドアサッシュまたはドアインナーパネルの所定部位に、型成形部からストッパー取付部を延出してストッパーゴムを設けているので、従来の如くドアサッシュまたはドアインナーパネルに直接ストッパーを設けた場合に比べ外観を損なうことなくかつ安価となるという特長がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のドアウエザーストリップの第１実施例を示す斜視図である。
【図２】同上のＡ−Ａ線に沿う断面図である。
【図３】本発明の第２実施例を示す断面図である。
【図４】本発明の第３実施例を示す断面図である。
【図５】従来のドアウエザーストリップの斜視図である。
【図６】同上のＢ−Ｂ線に沿う断面図である。
【符号の説明】
１ 型成形部
２ ストッパー取付部
３ ストッパーゴム
４ ストッパーゴム
５ 型成形部
６ ストッパーゴム
７ ストッパー取付部
Ｋ 車体開口縁部パネル
Ｉ ドアインナーパネル
Ｓ、Ｓ1 所定部位
Ｗ ウエザーストリップ
Claims (1)
- ドア閉時に、車体開口縁部パネルに接触する恐れのあるドアサッシュのコーナー部に取付けられたドアウエザーストリップであって、
該ドアウエザーストリップの型成形部の取付基部の室内側からストッパー取付部を延出し上記ドアサッシュのコーナー部に沿う如く形成させると共に、
該ストッパー取付部に、上記型成形部の取付基部より下側または室内側に、ソリッド材のストッパーゴムを後付け又は同時一体成形により取付けたことを特徴とするドアウエザーストリップ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09002296A JP3667868B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | ドアウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP09002296A JP3667868B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | ドアウエザーストリップ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09249030A JPH09249030A (ja) | 1997-09-22 |
| JP3667868B2 true JP3667868B2 (ja) | 2005-07-06 |
Family
ID=13987077
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP09002296A Expired - Fee Related JP3667868B2 (ja) | 1996-03-18 | 1996-03-18 | ドアウエザーストリップ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3667868B2 (ja) |
-
1996
- 1996-03-18 JP JP09002296A patent/JP3667868B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH09249030A (ja) | 1997-09-22 |
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Legal Events
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041116 |
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| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041130 |
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| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050125 |
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