JP2001215197A - 透明シートの検査方法および装置 - Google Patents

透明シートの検査方法および装置

Info

Publication number
JP2001215197A
JP2001215197A JP2000024111A JP2000024111A JP2001215197A JP 2001215197 A JP2001215197 A JP 2001215197A JP 2000024111 A JP2000024111 A JP 2000024111A JP 2000024111 A JP2000024111 A JP 2000024111A JP 2001215197 A JP2001215197 A JP 2001215197A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transparent sheet
light
image pickup
pickup means
line sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000024111A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasushi Shigenobu
安志 重信
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP2000024111A priority Critical patent/JP2001215197A/ja
Publication of JP2001215197A publication Critical patent/JP2001215197A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 盛上がりの厚みや角度に拘わらず欠陥などを
検出することができるようにする。 【解決手段】 撮像手段23による透明シート16上の
撮影領域24を透明シート16の反対側から透過して撮
像手段23の視野外域25へ出射する光を、同時に複数
の方向から照射させ、透明シート16上の欠陥20によ
って撮像手段23の視野内域27へ向け屈折された光を
撮像手段23で検出するようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、盛上がりの厚み
や角度に拘わらず欠陥などを検出することができる透明
シートの検査方法および装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、産業の各分野において、様々な透
明シートが使用されている。このような透明シートは、
所定の品質要求を満たしているかどうかを確認するた
め、製造時に異物検査などの品質検査が行われる。
【0003】従来の透明シートの品質検査装置として
は、図14に示すように、帯状の透明シート1を搬送す
るシート搬送ラインの上方に、ほぼ垂直下方へ向けて図
示しないCCDセンサが搭載されたラインセンサカメラ
2を透明シート1の幅方向へ複数台配設すると共に、透
明シート1のラインセンサカメラ2による撮影領域へ向
けて斜め下方から光を照射するように光源3を配したも
のがある。ラインセンサカメラ2にはA/D変換装置4
を介して画像処理装置5が接続されている。
【0004】このような構成によれば、透明シート1へ
向けて光源3により斜め下方から光を照射し、ラインセ
ンサカメラ2で真上から垂直に透明シート1の画像を撮
像させることにより、透明シート1に欠陥などがない場
合には、光源3からの光は透明シート1を透過してライ
ンセンサカメラ2の視野外域へ出射される。そして、透
明シート1に欠陥などがある場合には、光源3からの光
は欠陥で屈折されてラインセンサカメラ2の視野内域に
入ることとなる。よって、ラインセンサカメラ2からの
映像は、全体が暗視野で欠陥部分が明点の画像となる。
ラインセンサカメラ2からの映像はA/D変換装置4へ
送られてA/D変換され、A/D変換された信号が画像
処理装置5へ送られて画像処理され、欠陥の有無が判定
される。
【0005】なお、光源3は、透明シート1の上方に配
設しても良い。この場合には、ラインセンサカメラ2か
らの映像は、全体が明視野で欠陥部分が暗点の画像とな
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の透明シートの検査手段では、光源3からの光
を斜めの一方向から透明シート1上のラインセンサカメ
ラ2による撮影領域へ向けて照射しているので、欠陥や
欠陥周辺の気泡の盛上がりの厚みや角度によってライン
センサカメラ2で検出される光量が異なってしまい、光
量の少ないものについては欠陥と判定できないことがあ
った。
【0007】そこで、本発明の目的は、上記の問題点を
解消し、盛上がりの厚みや角度に拘わらず欠陥などを検
出することのできる透明シートの検査方法および装置を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載された発明では、撮像手段による透
明シート上の撮影領域を透明シートの反対側から透過し
て前記撮像手段の視野外域へ出射する光を、同時に複数
の方向から照射させ、前記透明シート上の欠陥によって
前記撮像手段の視野内域へ向け屈折された前記光を前記
撮像手段で検出することを特徴としている。
【0009】このように構成された請求項1にかかる発
明によれば、盛上がりの厚みや角度に拘わらず欠陥を検
出することが可能となる。なお、撮像手段としては、例
えば、CCDセンサが好適に用いられる。
【0010】請求項2に記載された発明では、前記撮像
手段による透明シート上の撮影領域の手前側に、前記透
明シートの両面から同時に圧縮空気を均等に吹き付けて
除塵を行わせることを特徴としている。
【0011】このように構成された請求項2にかかる発
明によれば、検査直前に除塵を行わせてより正確な検査
結果を得ることができ、且つ、透明シートの両面から均
等に圧縮空気を吹き付けることにより、透明シートの歪
みの発生を防止でき、また、検査位置がズレることを防
止することができる。
【0012】請求項3に記載された発明では、透明シー
トへ向けて配設された撮像手段と、該撮像手段による前
記透明シート上の撮影領域を透明シートの反対側から透
過して前記撮像手段の視野外域へ出射する光を、同時に
複数の方向から照射可能な光源とを備えたことを特徴と
している。
【0013】このように構成された請求項3にかかる発
明によれば、請求項1と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0014】請求項4に記載された発明では、前記光源
が、前記透明シートを挟んで前記撮像手段と反対側に配
設されると共に、前記光源が、発光体と、該発光体から
前記撮像手段の視野内域へ直接向かう光を遮蔽する遮蔽
板と、前記発光体からの光の方向を複数の方向へ分散さ
せる曲面状の反射鏡とを備えたことを特徴としている。
【0015】このように構成された請求項4にかかる発
明によれば、少ない発光体で効率良く方向の異なる複数
の光を同時に照射することが可能となる。
【0016】請求項5に記載された発明では、前記撮像
手段による透明シート上の撮影領域の手前側に、前記透
明シートの両面から同時に圧縮空気を均等に吹き付ける
除塵装置を配設したことを特徴としている。
【0017】このように構成された請求項5にかかる発
明によれば、請求項2と同様の作用効果を得ることがで
きる。
【0018】
【発明の実施の形態1】以下、本発明の具体的な実施の
形態1について、図示例と共に説明する。
【0019】図1〜図9は、この発明の実施の形態1を
示すものである。
【0020】まず、構成を説明すると、透明シートの製
造ラインは、図1に示すように、上流側に透明シート1
1を巻戻す巻戻機12と、別の透明シート13を巻戻す
巻戻機14とがそれぞれ設けられている。そして、巻戻
機12,14の下流側には2層の透明シート11,13
を積層する上下の積層用ローラを備えた積層装置15が
設けられている。更に、積層装置15の下流側には積層
された透明シート16を引取る引取用ローラ17が設け
られ、引取用ローラ17の下流側には透明シート16を
巻取る巻取機18が設けられている。
【0021】なお、図1中、符号19は透明シート13
の糊面に付着したゴミなどの異物、符号20は透明シー
ト11,13間に異物19を挟み込んだことによりでき
た欠陥である。
【0022】上記透明シート16は、例えば、精密機器
製造時に使用されるフォトマスクの保護フィルムなどと
して用いられる。この保護フィルムに要求される異物1
9の最小測定物の大きさは18ミクロン程度であり、1
8ミクロン程度の異物19を糊面内に挟み込むと50ミ
クロン以上の欠陥20が形成されることが確認されてい
る。
【0023】そして、この実施の形態1のものでは、上
記製造ラインの積層装置15と引取用ローラ17との間
に検査装置22が設けられる。
【0024】この検査装置22では、帯状の透明シート
13の上方に、ほぼ垂直下方へ向けてラインセンサカメ
ラ(撮像手段)23を配設する。このラインセンサカメ
ラ23は、例えば、2048ビットの画素を有する図示
しないCCDセンサが搭載された、分解能が0.055
mmで視野が約12mmのものであり、幅寸法が120
mmで、50m/minのライン速度で搬送される透明
シート13の場合には、幅方向へ12台直列に配設され
る。
【0025】そして、図3に示すように、透明シート1
6におけるラインセンサカメラ23の撮影領域24を反
対側から透過して、ラインセンサカメラ23の視野外域
25(視野の外側領域)へ出射する光を、同時に複数の
方向から照射可能な光源26を配設する。
【0026】この光源26は、透明シート16を挟んで
ラインセンサカメラ23と反対側(図1では下側)に配
設される。
【0027】光源26は、ラインセンサカメラ23の視
野内域27(視野の内側領域)へ直接向かう光を遮蔽す
る黒色の遮蔽板28を備えている。この遮蔽板28は透
明シート16下面(ラインセンサカメラ23とは反対側
の面)のラインセンサカメラ23による撮影領域24の
直下位置(直近位置)に配設され、透明シート16の幅
方向へ延びる帯状をしている。
【0028】また、光源26は、遮蔽板28の下方(透
明シート16に対して遮蔽板28よりも離れた位置)で
且つ遮蔽板28に対しライン方向前後に位置をずらせて
並列に配設された複数(2本)の発光体29を備えてい
る。この発光体29には、透明シート16の幅方向へ延
びる棒状の高周波蛍光灯などを用いる。
【0029】更に、光源26は、発光体29の下方(透
明シート16に対して発光体29よりも離れた位置)に
発光体29からの光の方向を複数の方向へ分散させる曲
面状の反射鏡30を備えている。この反射鏡30は内面
を鏡面加工され、図4に示すように、発光体29からの
光をどの部分で反射しても透明シート16上のラインセ
ンサカメラ23による撮影領域24に集光されるよう反
射角度を計算された特殊な形状をしている。
【0030】そして、ラインセンサカメラ23には、A
/D変換装置31および画像処理装置32を備えた制御
装置33が接続されている。
【0031】また、上記の欠陥20は、図5に示すよう
な平面形状と、図6に示すような断面形状をしており、
異物19による核部と核部の周囲に形成される気泡部3
4とで構成されている。また、図7中、符号35は発光
体29による照射光の照射角度、符号36は欠陥20の
盛上がりの角度である。
【0032】次に、この実施の形態1の作用について説
明する。
【0033】発光体29を発光させると、発光体29か
ら照射された光は、遮蔽板28によってラインセンサカ
メラ23の視野内域27へ直接向かう光が遮断される。
そして、その他の光は、直接、或いは、反射鏡30で反
射されて透明シート16におけるラインセンサカメラ2
3の撮影領域24へ集中される。この際、反射鏡30で
反射させることにより、方向の異なる複数の光を同時に
照射することが可能となる。
【0034】そして、透明シート16の良品部では、照
明光は、ラインセンサカメラ23の撮影領域24を入射
方向と同じ角度でラインセンサカメラ23の視野外域2
5へと透過される。
【0035】一方、透明シート16に欠陥20がある
と、欠陥20の異物19と気泡部34との境界部分で光
が散乱および屈折されるため、照明光は、ラインセンサ
カメラ23による視野内域27へ向けて進行され、ライ
ンセンサカメラ23で強く受光される。
【0036】即ち、図7に示すように照射光の照射角度
35と欠陥20の盛上がりの角度36を定義すると、透
明シート16に対して垂直に向けられたラインセンサカ
メラ23の視野内域27へ屈折光が進行する照射角度3
5と盛上がりの角度36との関係が、計算上、図8に示
すように一義的に定められるので、方向の異なる複数の
光を同時に照射することにより、盛上がりの厚みや角度
に拘わらず様々な欠陥20を検出することが可能とな
る。例えば、照射角度35が20度から30度の光は、
盛上がりの角度36が4度から5度の欠陥20で反射さ
れてラインセンサカメラ23の視野内域27へ進行さ
れ、照射角度35が30度から40度の光は、盛上がり
の角度36が5度から6度の欠陥20で反射されてライ
ンセンサカメラ23の視野内域27へ進行されることと
なる。
【0037】この場合、ラインセンサカメラ23からの
映像は、全体が暗視野で欠陥20部分が明点の画像とな
る。ラインセンサカメラ23からの映像はA/D変換装
置31へ送られてA/D変換され(図9(a)の画像を
参照)、A/D変換された信号が画像処理装置32へ送
られて画像処理(図9(b)の画像を参照)され、欠陥
20の有無が判定される。
【0038】より具体的には、画像処理装置32は、各
ラインセンサカメラ23の全ての画素の信号の平均値を
計算で求める。次に、画像処理装置32は、各画素の信
号の値から前記平均値を引いた値と予め設定されたしき
い値とを比較し、しきい値を超えた値を1、しきい値を
超えない値を0に2値化する。そして、1の値を持つ画
素部分を欠陥20と判定する。この判定結果は、例え
ば、平米当たりの欠陥数としてオペレーターに表示さ
れ、その欠陥数が過大な場合には警報を発生させるなど
する。
【0039】このように、ラインセンサカメラ23によ
る透明シート16上の撮影領域24を透明シート16の
反対側から透過して前記ラインセンサカメラ23の視野
外域25へ出射する光を、同時に複数の方向から照射さ
せ、透明シート16上の欠陥20によってラインセンサ
カメラ23の視野内域27へ向け屈折された光をライン
センサカメラ23で検出することにより、盛上がりの厚
みや角度に拘わらず欠陥20を検出することが可能とな
り、検査の精度を上げることができる。
【0040】また、光源26を、発光体29と、発光体
29からラインセンサカメラ23の視野内域27へ直接
向かう光を遮蔽する遮蔽板28と、発光体29からの光
の方向を複数の方向へ分散させる曲面状の反射鏡30と
で構成することにより、少ない発光体29で効率良く方
向の異なる複数の光を同時に照射することが可能とな
る。
【0041】特に、遮蔽板28を、透明シート16下面
(ラインセンサカメラ23とは反対側の面)のラインセ
ンサカメラ23による撮影領域24の直下位置(直近位
置)に配設し、発光体29を、遮蔽板28の下方(透明
シート16に対して遮蔽板28よりも離れた位置)で且
つ遮蔽板28に対しライン方向前後に位置をずらせて複
数(2本)並列に配設することにより、一層光源26の
構成を簡略化することができる。
【0042】なお、この検査装置22では、光源26か
ら常時光を照射してオンラインで欠陥20を検出するこ
とが可能である。
【0043】
【発明の実施の形態2】図10〜図13は、この発明の
実施の形態2を示すものである。なお、実施の形態1と
同一ないし均等な部分については、同一の符号を付して
説明する。
【0044】まず、構成を説明すると、この実施の形態
2のものでは、ラインセンサカメラ23による撮影領域
24の手前側(上流側)に、透明シート16の両面から
ほぼ30度の角度で同時に同領域に対して圧縮空気を均
等に(同圧力で)吹き付け可能な、上下のエアノズル4
0と、エアポンプ41と、圧縮空気をクラス1000程
度に清浄化可能なエアフィルタ42とからなる除塵装置
43を配設している。
【0045】次に、この実施の形態2の作用について説
明する。
【0046】ラインセンサカメラ23による撮影領域2
4の手前側(上流側)に、エアノズル40を設けること
により、検査直前に除塵を行わせてより正確な検査結果
を得ることができ、且つ、除塵装置43により透明シー
ト16の両面から同時に圧縮空気を均等に吹き付けるこ
とにより、透明シート16が圧縮空気により歪んだり検
査位置がズレたりすることを防止ことができる。
【0047】即ち、図13に示すように、エアノズル4
0を上下の一方にのみ設けた場合には、透明シート16
が歪んで品質が劣化したりバタ付いたりして検査位置が
ズレてしまうこととなるが、この実施の形態2によれ
ば、このようなことがない。
【0048】上記以外の部分については、実施の形態1
と同様の構成を備えており、同様の作用・効果を得るこ
とができる。
【0049】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明によれば、撮像手段による透明シート上の撮影領域
を、透明シートの反対側から透過して、撮像手段の視野
外域へ出射する光を、複数の方向から同時に照射するこ
とにより、透明シート上の欠陥で屈折され撮像手段の視
野内域へ偏向された光を撮像手段で検出することによ
り、盛上がりの厚みや角度に拘わらず欠陥を検出するこ
とが可能となる。
【0050】請求項2の発明によれば、撮像手段による
撮影領域の手前側に、透明シートの両面から同時に圧縮
空気を均等に吹き付けて除塵を行わせることにより、検
査直前に除塵を行わせてより正確な検査結果を得ること
ができ、且つ、透明シートの両面から均等に圧縮空気を
吹き付けることにより、透明シートの歪みを防止し、且
つ、検査位置がズレることを防止することができる。
【0051】請求項3の発明によれば、透明シートへ向
けて配設された撮像手段と、透明シートにおける撮像手
段の撮影領域を透明シートの反対側から透過して、撮像
手段の視野外域へ出射する光を、複数の方向から同時に
照射する光源とを備えたことにより、請求項1と同様の
作用効果を得ることができる。
【0052】請求項4の発明によれば、光源が、透明シ
ートを挟んで撮像手段と反対側に配設されると共に、光
源が、撮像手段の視野外域の光を遮蔽する遮蔽板と、該
遮蔽板と位置をずらせて配設された発光体と、該発光体
からの光の方向を複数の方向へ分散させる曲面状の反射
鏡とを備えたことにより、少ない発光体で効率良く方向
の異なる複数の光を同時に照射することが可能となる。
【0053】請求項5の発明によれば、撮像手段による
撮影領域の手前側に、透明シートの両面から均等に圧縮
空気を吹き付ける除塵装置を配設したことにより、請求
項2と同様の作用効果を得ることができる、という実用
上有益な効果を発揮し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1のライン全体図である。
【図2】図1の検査装置の拡大斜視図である。
【図3】図2の拡大側面図である。
【図4】反射鏡の部分拡大図である。
【図5】欠陥の平面図である。
【図6】欠陥の側方断面図である。
【図7】照射角度と欠陥の盛上がりの角度の説明図であ
る。
【図8】垂直に配置された撮像手段へ向かう屈折透過光
が発生するための入射角(照射角)と欠陥の盛上がりの
角度との関係を示すグラフである。
【図9】(a)はA/D変換された検査画像であり、
(b)は2値化画像である。
【図10】本発明の実施の形態2の装置構成を示す斜視
図である。
【図11】図10の概略側面図である。
【図12】エアノズル部分の拡大図である。
【図13】エアノズルが1個の場合の場合の図12と同
様の図である。
【図14】従来例の装置構成図である。
【符号の説明】
16 透明シート 20 欠陥 23 撮像手段(ラインセンサカメラ) 24 撮影領域 25 視野外域 26 光源 27 視野内域 28 遮蔽板 29 発光体 30 反射鏡 43 除塵装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】撮像手段による透明シート上の撮影領域を
    透明シートの反対側から透過して前記撮像手段の視野外
    域へ出射する光を、同時に複数の方向から照射させ、 前記透明シート上の欠陥によって前記撮像手段の視野内
    域へ向け屈折された前記光を前記撮像手段で検出するこ
    とを特徴とする透明シートの検査方法。
  2. 【請求項2】前記撮像手段による透明シート上の撮影領
    域の手前側に、前記透明シートの両面から同時に圧縮空
    気を均等に吹き付けて除塵を行わせることを特徴とする
    請求項1記載の透明シートの検査方法。
  3. 【請求項3】透明シートへ向けて配設された撮像手段
    と、該撮像手段による前記透明シート上の撮影領域を透
    明シートの反対側から透過して前記撮像手段の視野外域
    へ出射する光を、同時に複数の方向から照射可能な光源
    とを備えたことを特徴とする透明シートの検査装置。
  4. 【請求項4】前記光源が、前記透明シートを挟んで前記
    撮像手段と反対側に配設されると共に、前記光源が、発
    光体と、該発光体から前記撮像手段の視野内域へ直接向
    かう光を遮蔽する遮蔽板と、前記発光体からの光の方向
    を複数の方向へ分散させる曲面状の反射鏡とを備えたこ
    とを特徴とする請求項3記載の透明シートの検査装置。
  5. 【請求項5】前記撮像手段による透明シート上の撮影領
    域の手前側に、前記透明シートの両面から同時に圧縮空
    気を均等に吹き付ける除塵装置を配設したことを特徴と
    する請求項3ないし4のいずれかに記載の透明シートの
    検査装置。
JP2000024111A 2000-02-01 2000-02-01 透明シートの検査方法および装置 Pending JP2001215197A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000024111A JP2001215197A (ja) 2000-02-01 2000-02-01 透明シートの検査方法および装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000024111A JP2001215197A (ja) 2000-02-01 2000-02-01 透明シートの検査方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001215197A true JP2001215197A (ja) 2001-08-10

Family

ID=18550169

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000024111A Pending JP2001215197A (ja) 2000-02-01 2000-02-01 透明シートの検査方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001215197A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003294644A (ja) * 2002-04-02 2003-10-15 Dainippon Printing Co Ltd 光散乱透過シートの欠点検査装置
JP2004108790A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Dainippon Printing Co Ltd 光散乱透過物の検査方法及び装置
JP2010519515A (ja) * 2007-02-16 2010-06-03 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 自動検査用に材料を照明するための方法及び装置
JP4777359B2 (ja) * 2005-11-16 2011-09-21 日本たばこ産業株式会社 混合物の識別システム
JP2015081821A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 東都フォルダー工業株式会社 布類の検査装置における検査部浄化装置
KR20180020455A (ko) * 2016-08-18 2018-02-28 주식회사 엘지화학 결점 검사장치 및 이를 이용한 광학필름의 결점 검사방법
JP6389977B1 (ja) * 2018-06-05 2018-09-12 株式会社ヒューテック 欠陥検査装置
JP2020159879A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 検査方法、及び検査システム

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003294644A (ja) * 2002-04-02 2003-10-15 Dainippon Printing Co Ltd 光散乱透過シートの欠点検査装置
JP2004108790A (ja) * 2002-09-13 2004-04-08 Dainippon Printing Co Ltd 光散乱透過物の検査方法及び装置
JP4777359B2 (ja) * 2005-11-16 2011-09-21 日本たばこ産業株式会社 混合物の識別システム
JP2010519515A (ja) * 2007-02-16 2010-06-03 スリーエム イノベイティブ プロパティズ カンパニー 自動検査用に材料を照明するための方法及び装置
EP2126552A4 (en) * 2007-02-16 2016-04-20 3M Innovative Properties Co METHOD AND APPARATUS FOR LIGHTING MATERIAL FOR AUTOMATED INSPECTION
JP2015081821A (ja) * 2013-10-22 2015-04-27 東都フォルダー工業株式会社 布類の検査装置における検査部浄化装置
KR20180020455A (ko) * 2016-08-18 2018-02-28 주식회사 엘지화학 결점 검사장치 및 이를 이용한 광학필름의 결점 검사방법
KR102101152B1 (ko) * 2016-08-18 2020-04-16 주식회사 엘지화학 결점 검사장치 및 이를 이용한 광학필름의 결점 검사방법
JP6389977B1 (ja) * 2018-06-05 2018-09-12 株式会社ヒューテック 欠陥検査装置
JP2019211325A (ja) * 2018-06-05 2019-12-12 株式会社ヒューテック 欠陥検査装置
JP2020159879A (ja) * 2019-03-27 2020-10-01 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 検査方法、及び検査システム
JP7063839B2 (ja) 2019-03-27 2022-05-09 日立グローバルライフソリューションズ株式会社 検査方法、及び検査システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101177299B1 (ko) 평판 유리 표면 이물질 검사 장치
US7889907B2 (en) Apparatus and methods for inspecting tape lamination
KR100996335B1 (ko) 복합 구조의 불일치를 검사하기 위한 장치 및 방법
JP3036733B2 (ja) 透明体の欠陥検出装置
JPWO2003005007A1 (ja) シート状透明体の欠点を検査する方法および装置
JPH07110302A (ja) 透明板の欠陥検出装置
JP2011053213A (ja) 物体の欠陥を検出するための方法および装置
JP3205511B2 (ja) シール検査装置
JP2007064801A (ja) 照明装置及びこれを備えた外観検査装置
JP4362335B2 (ja) 検査装置
JP2001215197A (ja) 透明シートの検査方法および装置
JP2003166810A (ja) 不良品の検出方法
JPH10148619A (ja) 検査基体の面欠陥検査方法及び装置
JP2004309287A (ja) 欠陥検出装置、および欠陥検出方法
KR20180136421A (ko) 결함 검출 시스템 및 방법
JP2008145428A (ja) ロッドレンズアレイ検査装置及び方法
JPH11316195A (ja) 透明板の表面欠陥検出装置
JP7077635B2 (ja) シート状物の欠陥検査装置及び製造方法
JP2013246059A (ja) 欠陥検査装置および欠陥検査方法
JP2020085587A (ja) ガラス板の製造方法、及びガラス板の製造装置
JP6679942B2 (ja) シートのキズ欠点検査装置
JP2009192307A (ja) フィルム検査装置
JPH09318559A (ja) 透明ガラス容器の外観検査方法及び装置
JP2895773B2 (ja) 透明物品の検査装置
JP2008116335A (ja) ベルト材料等の検査装置及び検査方法