JP2001175999A - 車線逸脱抑制装置 - Google Patents

車線逸脱抑制装置

Info

Publication number
JP2001175999A
JP2001175999A JP35983699A JP35983699A JP2001175999A JP 2001175999 A JP2001175999 A JP 2001175999A JP 35983699 A JP35983699 A JP 35983699A JP 35983699 A JP35983699 A JP 35983699A JP 2001175999 A JP2001175999 A JP 2001175999A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lane
lane departure
vehicle
alarm
steering
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP35983699A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3610852B2 (ja
Inventor
Takashi Ota
貴志 太田
Yasuo Motoyama
廉夫 本山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP35983699A priority Critical patent/JP3610852B2/ja
Publication of JP2001175999A publication Critical patent/JP2001175999A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3610852B2 publication Critical patent/JP3610852B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Auxiliary Drives, Propulsion Controls, And Safety Devices (AREA)
  • Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
  • Emergency Alarm Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 警報音が鳴り続けることによって運転者に不
快感を与えるのを防止するとともに、警報音以外の車線
逸脱抑制処理によって運転者に未だ車線逸脱のおそれの
ある状態であることを知らせることができるようにす
る。 【解決手段】 走行位置検知手段4により走行車線に対
する車両の位置が検出又は推定される。次に、車線逸脱
判定手段5が、車両の走行車線からの逸脱の危険度に応
じて設定された複数の車線逸脱判定基準に基づいて車線
逸脱危険状態であるかを判定する。そして、制御手段6
が、車線逸脱危険状態になった場合に警報音及びそれ以
外の車線逸脱抑制処理を開始する一方、第1車線逸脱判
定基準に基づいて車線逸脱危険状態でなくなった場合に
警報音を終了するとともに、第1車線逸脱判定基準より
も危険度の低い第2車線逸脱判定基準に基づいて車線逸
脱危険状態でなくなった場合に警報音以外の車線逸脱抑
制処理を終了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車が走行車線
から逸脱しそうになるのを防止すべく車線逸脱抑制処理
を行なう、車線逸脱抑制装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、走行中の道路に対する車両の位置
や姿勢の把握を行ない、これに基づいて自動車の自動走
行制御を行なったり、ドライバの運転を支援したりする
技術(運転支援装置)が開発されている。自動走行制御
の場合、ドライバに何ら頼ることなく自動車を運転する
ことが必要であり、道路をはじめとした基本的施設(イ
ンフラ)を整備するなど、その実用化には様々な条件整
備が前提となる。
【0003】一方、運転支援装置の場合、自動車を運転
するのはあくまでもドライバであり、運転支援装置はド
ライバの運転操作のミスをドライバに知らせたりミスを
解消する方向へ運転を補助したりするものである。した
がって、運転支援装置は、現在の道路環境においても実
現可能な技術が多く、より実用性の高い運転支援装置の
開発が望まれている。
【0004】こうした運転支援装置の一つに車線逸脱抑
制装置がある。この車線逸脱抑制装置としては、自動車
が不注意で走行車線から逸脱しそうになると運転車に警
報音を発する技術がある。例えば、特開平5−1049
76号公報には、運転者の意識レベル及び車両の横変位
量の大小関係に基づいて走路を逸脱したことを報知する
警報音の内容を決定する技術が開示されている。この公
報に開示された技術では、車線逸脱抑制処理としてブザ
ーの鳴る間隔を変化させ、危険度が高い場合には連続音
を発生させ、運転者に危険を察知させている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、車両が
逸脱状態を脱する傾向があるにも関わらずブザーが鳴り
続けているのは、乗員にとって非常に煩わしい一方、こ
のようなブザーによる警報音が煩わしいからといって早
めに解除されるようにすると、未だ車線を逸脱する危険
がある状態であるにもかかわらず、運転者が車線逸脱危
険状態を脱したと判断してしまうことになり、安全性の
面で好ましくない。
【0006】本発明は、このような課題に鑑み創案され
たもので、警報音が鳴り続けることによって乗員に不快
感を与えるのを防止するとともに、警報音以外の車線逸
脱抑制処理によって運転者に未だ車線逸脱のおそれのあ
る状態であることを知らせることができるようにした、
車線逸脱抑制装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このため、本発明の車線
逸脱抑制装置では、走行位置検知手段により車両が走行
する走行車線に対する車両の位置が検出又は推定され
る。次に、車線逸脱判定手段によって車両位置から車両
が走行車線から逸脱する危険があるかが判定される。そ
して、制御手段によって車線逸脱危険状態であると判定
された場合に車線逸脱抑制処理を行なうように制御され
る。特に、車線逸脱判定手段は、車両の走行車線からの
逸脱の危険度に応じて設定された複数の車線逸脱判定基
準に基づいて車線逸脱危険状態であるかを判定する。そ
して、制御手段は、車線逸脱危険状態になったと判定さ
れた場合に警報音による第1の車線逸脱抑制処理及びこ
の第1の車線逸脱抑制処理以外の第2の車線逸脱抑制処
理を開始する一方、複数の車線逸脱判定基準のうちの第
1車線逸脱判定基準に基づいて車線逸脱危険状態でなく
なったと判定された場合に第1の車線逸脱抑制処理を終
了するとともに、第1車線逸脱判定基準よりも危険度の
低い第2車線逸脱判定基準に基づいて車線逸脱危険状態
でなくなったと判定された場合に第2の車線逸脱抑制処
理を終了する。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面により、本発明の実施
の形態について説明すると、図1〜図7は本発明の一実
施形態としての車線逸脱抑制装置を示すものである。本
車線逸脱抑制装置は、自動車において自車両が走行車線
から逸脱しそうになるとこれを防止するために車線逸脱
抑制処理を行なうものであり、走行車線に対する自車両
の位置を認識して、車線逸脱のおそれが生じると、図1
に示すように、車両に備えられた警報器26により警報
音を発生させてドライバに警報する車線逸脱抑制処理を
行なったり、車両1に備えられた振動用アクチュエータ
27によりステアリングホイール(以下、ハンドルとも
いう)20を振動させたり、操舵アクチュエータ21に
よりドライバの加える操舵トルクとは別の操舵トルク
(この操舵トルクは、ドライバの加える操舵トルクと区
別するために操舵用制御トルクと呼ぶ)を与えたりし
て、ドライバにステアリングホイール20を通じて警報
する車線逸脱抑制処理を行なったりするものである。
【0009】なお、操舵用制御トルク自体も、車両の挙
動を修正する作用があるが、この操舵用制御トルクは、
あくまでも操舵系を通じてドライバに警報することが主
目的であり、車線を逸脱しそうな車両の位置を修正する
のは、この操舵用制御トルクが加えられたことで車線を
逸脱しそうなことを認識したドライバの操舵操作によっ
て行なうべきものとしている。
【0010】このため、本車線逸脱抑制装置は、図1に
示すように、走行車線に対する自車両の位置を認識する
ために、車両1の前方の道路状態を撮像する撮像手段と
してのカメラ2と、カメラ2からの画像情報から画像情
報を適宜処理して前方道路上の左右の白線位置を認識す
る画像情報処理手段3と、この画像情報処理手段3によ
る白線位置画像情報から車両の走行レーン(走行車線)
の基準位置に対する所定時間後における横ずれ量ΔYを
予測して算出する横ずれ量算出手段4Aとをそなえてい
る。
【0011】なお、この横ずれ量ΔYは、車両1が車線
を逸脱しそうな度合いに関する判定パラメータに相当す
る。また、横ずれ量算出手段4Aは、自車両に対する走
行車線(走行レーン)の相対位置を推定する走行レーン
推定手段4内の機能要素としてそなえられている。な
お、走行レーン推定手段4は、車両が走行する走行車線
に対する車両の位置を検出又は推定する走行位置検知手
段を構成する。
【0012】ここでは、まず走行車線に対する自車両の
位置認識、即ち、自車両の横ずれ量ΔYの算出について
説明する。画像情報処理手段3では、まず、図2に示す
ように、カメラ2からの原画像41を取り込み、この原
画像41から道路白線を抽出して、抽出した道路白線の
画像を、鉛直上方から見たような平面視画像42に変換
する。
【0013】次に、白線12L,12Rの認識について
図3を参照しながら説明する。なお、ここでは、走行レ
ーン左端の路側線としての白線12Lの認識について説
明するが、走行レーン右端の白線12Rを基準とする場
合についても同様であるため、左端の白線12Lについ
ては単に白線12と称することにする。次に、画像情報
認識手段3では、図3(a)に示すように、車両1にそ
なえられたカメラ2により平地において車両前方の範囲
(例えば5m〜30m)の白黒画像情報を取り込み、こ
の画像情報から画面上で縦方向の画像を一部省略する。
そして、この画面上で等間隔になるような複数の水平線
11を設定する。
【0014】この白黒画像情報の取り込みは、微小な制
御周期毎に更新されるようになっており、図3(b)に
示すように、それぞれの水平線11上において前回の画
面での白線位置の左右の所要の範囲(ここでは、左右5
0画素〔dot〕)を白線探査エリア(処理対象領域)
10として設定する。また、初回の画面は、直線路にお
ける白線位置を前回の画面データとして利用する。
【0015】そして、図3(c)に示すように、各水平
線の明度をそれぞれ左から横方向に微分する。また、図
中の符号14はガードレールである。ところで、通常の
路面は輝度が低く、輝度変化も小さい。これに対して、
白線12は通常の路面に比較して輝度が非常に高いの
で、このように道路の明度を微分すると、通常の路面か
ら白線12への境界点で輝度変化がプラス、白線12か
ら通常の路面への境界点で輝度変化がマイナスとなるよ
うな微分データが得られる。このような微分データの一
例を図3(d)に示す。
【0016】そして、各水平線11のデータそれぞれに
ついて、微分値のピークが左からプラス,マイナスの順
に並んで現れ、且つそれぞれのピークの間隔が白線12
として妥当と思われる程度(プラスのピークからマイナ
スのピークまでの間隔が例えば30dot以内)に納ま
っている組み合わせを白線候補として抽出し、通常は、
図3(e)に示すように、その中点Mを白線候補点15
として保存する。
【0017】そして、これらの白線候補点15のうち、
画面中心に最も近いもののみを最終候補点として残す。
これは、例えば車両1が左側通行の場合、探索エリア1
0の中の右側が通常輝度変化の少ない道路面であり、こ
の通常の道路面に最も近い白線候補点15が白線12と
判断できる。したがって白線12よりもさらに左側に、
ノイズの原因となる物体(例えばガードレール14等)
が存在する場合であっても、カメラ2により撮像された
画像情報から白線12を確実に認識することができる。
【0018】そして、図3(f)に示すように、最後に
各水平線データにおける白線候補点15の上下方向の連
続性を画面の下方から順次検証していく。まず、事前に
前画面での白線12の上下端間の傾きを計算しておく。
そして、最下点15Aを白線12とすると、一本だけ上
の水平線11上の候補点15Bが、前回の白線12の傾
き分±50dotの範囲内に入っているかを検証する。
【0019】候補点15Bがこの範囲内に入っていれば
これを白線とし、入っていないときは候補点15Bは却
下されて、上述の傾きから補間計算した座標が白線位置
としてみなされる。そして、この検出を各水平線につい
て同様の作業を行なうことにより、連続した白線12を
認識することができるのである。このような白線認識の
作業は、所要の周期で継続して行なわれ、その都度白線
12の認識が更新されるようになっている。
【0020】走行レーン右端の路側線としての白線12
Rの認識についも、これと同様に行なわれる。推定手段
4では、このように各認識周期で認識された原画像41
上の白線12R,12Lを平面視画像42に変換して、
走行レーン左端の白線12Lから推定しうる道路中心線
LCLと走行レーン右端の白線12Rから推定しうる道
路中心線LCRとに基づいて、道路中心線LCの推定を
行なうようになっている。そして、この道路中心線LC
に基づいて、横ずれ量算出手段4Aにより現時点におけ
る横ずれ量ΔY0と偏角βとを算出する。
【0021】なお、偏角βとは、図4に示すように、屈
曲した道路中心線LCの接線と車両中心線方向とがなす
角であり、カメラ画像で得られる画像情報のうち車両に
最も近い検出レベルである第1検出点(図中には近地点
と示す)における基準線位置情報と、この近地点よりも
さらに車両1から所定距離Lだけ離れた第2検出点(現
在の車速Vで所定時間t後に到達する地点、図中には遠
地点と示す)における基準線位置情報とから算出するこ
とができる。
【0022】つまり、偏角βは、これらの第1検出点と
第2検出点とを結んだ直線と、車両1の中心線とがなす
角として算出するようになっている。このようにして算
出される偏角は、第1検出点と第2検出点との中間地点
(図中×印)における偏角であり、少なくとも車両1か
ら一定以上前方の地点の偏角である。そして、この例で
は、車両に最も近い地点である第1検出点における自車
両中心線(点P1参照)と道路中心線LC(点LC1参
照)との横方向距離(道路幅方向,即ちカメラ画像の横
方向の距離)を現時点における横ずれ量(現時点横偏
差)ΔY0として算出する。また、第2検出点は、第1
検出点から所定時間t後に到達すると予測できる地点
(LC2,P2)、つまり、第1検出点から現時点での
車速Vに所定時間tを乗じて得られる距離Lだけ離れた
地点としており、これらの第1検出点(LC1)と第2
検出点(LC2)とを結んだ直線と、車両1の中心線
(P1P2)とがなす角を偏角βとして算出する。
【0023】横ずれ量算出手段4Aは、上述のごとく算
出された偏角βに車速センサ32で検出された車両の車
速Vと所定時間tとを乗算して所定時間t後における横
ずれ変化量Δy(Δy=β×V×t)を算出し、これに
現時点における横ずれ量(横偏差)ΔY0を加算して予
測横ずれ量(以下、単に横ずれ量という)ΔY(=ΔY
0+β×V×t)を算出する。また、道路中心線の画像
情報に基づいて走行レーンの曲率(道路曲率)ρを推定
するようにもなっている。なお、所定時間tは運転手の
一般的なハンドル20の操作速度や、画像情報処理手段
3等による道路状況の認識速度を考慮して適宜の時間に
設定されている。また、車速Vに応じて可変にしてもよ
く、第1検出点から第2検出点までの距離Lが一定とな
るように所定時間tを設定してもよい。
【0024】本実施形態の車線逸脱判定手段5は、横ず
れ量算出手段4Aにより算出された横ずれ量(横偏差)
ΔYに基づいて車線を逸脱しそうな度合い(車線逸脱危
険度)の判定、即ち、車線逸脱判定を行なうものであ
る。つまり、車線逸脱判定手段5は、上述のようにして
算出される走行車線の基準位置(道路幅中央位置)に対
する車両の横ずれ量ΔYが判定値(逸脱判定基準)ΔY
sを超えたとき、車両が車線を逸脱すると判定し、後述
するコントローラ6へ車線逸脱信号(車線逸脱方向も示
す)を出力するようになっている。なお、車線逸脱判定
手段は、走行位置検知手段により検知された車両位置に
基づいて車両1の走行車線からの逸脱の危険があるかを
判定するものとして構成される。
【0025】ここでは、車線を逸脱しそうな度合いに応
じて車線逸脱判定を段階的に行なえるように複数の判定
値が設定されている。つまり、車両が車線を逸脱しそう
な度合いが低い状態(危険度小状態)であるかを判定す
るために危険度小状態判定値(車線逸脱判定基準,第2
車線逸脱判定基準)ΔYs21が設定されている。そし
て、車線逸脱判定手段5は、車両の横ずれ量ΔYがこの
危険度小状態判定値ΔYs21を超えている間は危険度小
状態であるとの車線逸脱判定を行なうようになってい
る。このように車線逸脱判定手段5により危険度小状態
であるとの車線逸脱判定が行なわれたら、後述する操舵
アクチュエータ21によって操舵用制御トルク(ハンド
ル戻しトルク)を生じさせる警報〔操舵用制御トルクに
よる警報(第2の警報),第1段階の警報〕により車線
逸脱抑制処理(第2の車線逸脱抑制処理)を行なうよう
になっている。
【0026】また、車両が車線を逸脱しそうな度合いが
危険度小状態よりも高い状態(危険度中状態)であるか
を判定するために危険度中状態判定値(車線逸脱判定基
準,第2車線逸脱判定基準)ΔYs22(ΔYs22>ΔY
21)が設定されている。そして、車線逸脱判定手段5
は、車両の横ずれ量ΔYがこの危険度中状態判定値ΔY
22を超えている間は危険度中状態であるとの車線逸脱
判定を行なうようになっている。このように車線逸脱判
定手段5により危険度中状態であるとの車線逸脱判定が
行なわれたら、後述する振動用アクチュエータ27によ
ってハンドル20を振動させる警報〔ハンドル振動によ
る警報(第2の警報),第2段階の警報〕により車線逸
脱抑制処理(第2の車線逸脱抑制処理)を行なうように
なっている。
【0027】さらに、車線を逸脱しそうな度合いが最も
高い状態(危険度大状態)であるかを判定するために危
険度大状態判定値(車線逸脱判定基準,第1車線逸脱判
定基準)ΔYs10(ΔYs10>ΔYs22)が設定されて
いる。そして、車線逸脱判定手段5は、車両の横ずれ量
ΔYがこの危険度大状態判定値ΔYs10を超えている間
は危険度大状態であるとの車線逸脱判定を行なうように
なっている。このように車線逸脱判定手段5により危険
度大状態であるとの車線逸脱判定が行なわれたら、後述
する警報器26によって警報音を発生させる警報〔警報
音による警報(第1の警報),第3段階の警報〕により
車線逸脱抑制処理(第1の車線逸脱抑制処理)を行なう
ようになっている。
【0028】なお、上述の危険度小状態判定値ΔY
21,危険度中状態判定値ΔYs22,危険度大状態判定
値ΔYs10は、いずれも車両の横ずれ量ΔYに相当する
値として設定されるが、これらのうち、危険度小状態判
定値ΔYs21が最も小さい値(道路中心線との距離が最
も近い)として設定され、次に小さい値として危険度中
状態判定値ΔYs22が設定され、危険度大状態判定値Δ
Ys10が最も大きい値(道路中心線との距離が最も遠
い)として設定される。
【0029】ここで、判定値が小さい値に設定されれ
ば、車両1が車線を逸脱するとの判定が早くなる。つま
り、本実施形態では、危険度小状態判定値により判定さ
れる危険度小状態であるとの判定が最も早くされ(警報
開始時期が早くなり)、次いで、危険度中状態判定値に
より判定される危険度中状態であるとの判定、危険度大
状態判定値により判定される危険度大状態であるとの判
定が順になされるようになっている(順に警報開始時期
が遅くなる)。
【0030】また、判定値が大きい値に設定されれば、
車両1が車線を逸脱するとの判定の解除が早くなる。つ
まり、本実施形態では、危険度大状態判定値により判定
される危険度大状態であるとの判定の解除が早くなり
(警報終了時期が早くなり)、次いで、危険度中状態判
定値により判定される危険度中状態であるとの判定、危
険度小状態判定値により判定される危険度小状態である
との判定が順になされるようになっている(順に警報終
了時期が遅くなる)。
【0031】これにより、危険度小状態であるとの判定
がなされる期間が長くなり、この期間よりも危険度中状
態であるとの判定がなされる期間が短くなり、さらに危
険度大状態であるとの判定がなされる期間が短くなるよ
うにしている。そして、後述するように、危険度大状態
であるとの判定がなされた場合に行なわれる警報音によ
る警報が長く行なわれないようにしている。また、危険
度中状態及び危険度小状態であるとの判定がなされた場
合に行なわれる警報が警報音による警報よりも長い期間
行なわれるようにしている。
【0032】なお、本実施形態では、危険度小状態,危
険度中状態及び危険度大状態であるとの車線逸脱判定
と、これらの解除判定とを同一の判定値を用いて行なっ
ているが、それぞれに異なる判定値を用いて判定を行な
っても良い。ところで、本車線逸脱抑制装置は、車線逸
脱判定手段5による車線逸脱判定(車両が走行車線から
逸脱する危険があるとの判定)に基づいて車線逸脱警報
を発するように、ドライバの加える操舵トルクとは別に
操舵用制御トルクを操舵系に付与しうる操舵アクチュエ
ータ21と、ハンドル20を振動させうる振動用アクチ
ュエータ27と、警報音を発する警報器26と、操舵ア
クチュエータ21,振動用アクチュエータ27及び警報
器26を制御するコントローラ(制御手段)6とを備え
ている。
【0033】まず、操舵アクチュエータ21は、ステア
リングシャフトにトルクを加えうるアクチュエータであ
ればよく、例えば、図5に示すように、ステアリングシ
ャフト40の図示しないトーションバーよりも下方(パ
ワーステアリング側)に設置した小型電動トルクモータ
41により構成してもよい。この場合、モータ41から
ステアリングシャフト40へのトルク伝達は、ウォーム
42aとウォームホイール42bとからなるウォームギ
ヤ42を介して行なうが、ウォームホイール42bとス
テアリングシャフト40との間にはトルクリミッタ43
を介装する。このトルクリミッタ43により、万が一モ
ータ41が固着した場合でもドライバーは容易にハンド
ル20の操作を行なうことができる。また、モータ41
は最大トルクを必要最小限に設定されており、たとえコ
ントローラ6に故障が生じてもドライバに過剰な操舵負
担を与えることはない。
【0034】振動用アクチュエータ27は、ハンドル2
0に振動を加えうるアクチュエータであればよく、図1
に示すように、例えばステアリングシャフト40に取り
付けられる。なお、この振動用アクチュエータ27とし
ては、上述の操舵アクチュエータ21と同様に構成され
るアクチュエータを用いても良い。警報器26は、例え
ばブザー等の警報音を発生するものにより構成される。
【0035】コントローラ6は、車線逸脱判定手段5の
車線逸脱判定に基づいて、以下のような制御を行なうよ
うになっている。つまり、コントローラ6は、車線逸脱
判定手段5の危険度小状態になったとの車線逸脱判定に
基づいて、操舵用制御トルクが横ずれ量ΔYを減らす方
向に発生するように操舵アクチュエータ21を制御する
機能を有するものとして構成される。
【0036】ここでは、コントローラ6は、車線逸脱判
定手段5により危険度小状態であるとの車線逸脱判定が
なされている間、操舵用制御トルクが横ずれ量ΔYを減
らす方向に発生するように、車線逸脱判定手段5により
危険度小状態になったとの車線逸脱判定がなされたら、
車線逸脱抑制処理として、操舵用制御トルクが横ずれ量
ΔYを減らす方向に発生するように操舵アクチュエータ
21の制御を開始し、その後、車線逸脱判定手段5によ
り危険度小状態でなくなったとの判定がなされたら(危
険度小状態との車線逸脱判定が解除されたら)、操舵用
制御トルクを横ずれ量ΔYを減らす方向に発生させる操
舵アクチュエータ21の制御を終了するようになってい
る。
【0037】具体的には、コントローラ6は、上述のよ
うにして算出される走行車線の基準位置(道路幅中央位
置)に対する車両1の横ずれ量ΔYに基づいて操舵用制
御トルクを設定するようになっている。つまり、この操
舵用制御トルクは、自動操舵に用いる操舵トルクとは異
なり、ドライバに警報することが主目的であって、車両
の位置を修正するのはドライバの操舵操作によるため、
操舵用制御トルクは、ドライバの操舵操作を妨げない程
度の大きさに、つまり、ドライバが容易に打ち勝てる程
度の大きさに制限されている。
【0038】このため、車線を逸脱しそうなときにこの
逸脱を回避する方向に操舵用制御トルクを加えた場合に
も、ドライバが車線を逸脱する方向に操舵操作を行なお
うとすれば、十分にこれを行なえるようになっている。
これにより、車両を走行車線外に退避させるための緊急
操舵も容易に行なえ、また、レーンチェンジの際に操舵
用制御トルクが働いたとしても、レーンチェンジの妨げ
にはならないようになっている。
【0039】これにより、ドライバは車線逸脱(道路中
心線からの外れ)とその修正方向をハンドル20の保舵
感等から感じ取り、車両位置の修正が、ドライバの操舵
操作によって速やかに行なわれるようになる。この操舵
用制御トルク自体もドライバへの警報の意味だけでなく
車両位置の修正のためにも有効となる。また、操舵用制
御トルクによる警報は、例えば脇見運転のドライバに対
しても有効であり、この場合、車線からの逸脱を未然に
防ぎながら、ドライバへ脇見運転の防止を促すことにも
なる。
【0040】また、コントローラ6は、車線逸脱判定手
段5の危険度中状態になったとの車線逸脱判定に基づい
て、ハンドル20を振動させるべくステアリングシャフ
ト40の周方向へのトルクが繰り返し発生する(断続的
に発生する)ように振動用アクチュエータ27を制御す
る機能も有するものとして構成される。ここでは、コン
トローラ6は、車線逸脱判定手段5により危険度中状態
になったとの車線逸脱判定がなされている間、ハンドル
20を振動させるべく、車線逸脱判定手段5により危険
度中状態になったと判定されたら、車線逸脱抑制処理と
して、ハンドル20を振動させるための振動用アクチュ
エータ27の制御を開始し、その後、車線逸脱判定手段
5により危険度中状態でなくなったと判定されたら(危
険度中状態になったとの車線逸脱判定が解除された
ら)、ハンドル20を振動させるための振動用アクチュ
エータ27の制御を終了するようになっている。
【0041】さらに、コントローラ6は、車線逸脱判定
手段5の危険度大状態であるとの車線逸脱判定に基づい
て警報音を発生させるべく警報器26を制御する機能も
有するものとして構成される。ここでは、コントローラ
6は、車線逸脱判定手段5により危険度大状態であると
の車線逸脱判定がなされている間、警報器26によって
警報音を発生させるべく、車線逸脱判定手段5により危
険度大状態になったとの車線逸脱判定がなされたら、車
線逸脱抑制処理として、警報器26によって警報音を発
生させる制御を開始し、その後、車線逸脱判定手段5に
より危険度大状態でなくなったとの判定がなされたら
(危険度大状態になったとの車線逸脱判定が解除された
ら)、警報器26の制御を終了するようになっている。
【0042】ところで、コントローラ6は、このように
して警報手段(車線逸脱抑制手段)としての操舵アクチ
ュエータ21,振動用アクチュエータ27及び警報器2
6を制御するようになっているが、次に、これらの各制
御(車線逸脱抑制処理)が行われるタイミング(制御開
始時期と制御終了時期)について、図6を参照しながら
説明する。なお、図6中、は警報音による警報の開始
・終了時期、はハンドル振動による警報の開始・終了
時期、は操舵用制御トルクによる警報の開始・終了時
期をそれぞれ示している。また、図6中、○は警報開始
時期、×は警報終了時期をそれぞれ示している。
【0043】本実施形態では、図6に示すように、道路
中心線上を走行する車両1〔図6中、(a)で示す位
置〕が、道路中心線から外れていき、車線逸脱判定手段
5によって車両1の横ずれ量ΔYが危険度小状態判定値
ΔYs21を超えて危険度小状態になったと判定されたら
〔図6中、(b)で示す位置〕、操舵用制御トルクが横
ずれ量ΔYを減らす方向に発生するように操舵アクチュ
エータ21の制御を開始する。これにより、車線を逸脱
しないように適切な操舵を行なうようドライバに警報が
なされる。
【0044】このような警報が行なわれたにもかかわら
ず、ドライバにより何らの対応もなされず、車線逸脱判
定手段5によって車両の横ずれ量ΔYが危険度中状態判
定値ΔYs22を超えて危険度中状態になったと判定され
たら〔図6中、(c)で示す位置〕、上述のような操舵
用制御トルクを発生させる制御に加え、ハンドルを振動
させるべく振動用アクチュエータ27の制御を開始す
る。これにより、車線を逸脱する度合いが高まってお
り、車線を逸脱しないような適切な操舵を行なうようさ
らなる警報がなされることになる。
【0045】さらに、これらの警報がなされたにもかか
わらず、ドライバにより何らの対応もなされず、車線逸
脱判定手段5によって車両の横ずれ量ΔYが危険度大状
態判定値ΔYs10を超えて危険度大状態になったと判定
されたら〔図6中、(d)で示す位置〕、上述のような
操舵アクチュエータ21及び振動用アクチュエータ27
の制御に加え、警報器26から警報音を発生させるべく
警報器26の制御を開始する。これにより、車線を逸脱
する度合いが最も高くなっており、車線を逸脱しないよ
うな適切な操舵を行なうよう最終的な警報がなされるこ
とになる。
【0046】その後、ドライバにより適切な操舵が行な
われ〔図6中、(e)で示す位置〕、車線逸脱判定手段
5によって車両の横ずれ量ΔYが危険度大状態判定値Δ
Ys 10よりも小さくなって危険度大状態を離脱すると判
定されたら〔図6中、(f)で示す位置〕、上述のよう
な操舵アクチュエータ21及び振動用アクチュエータ2
7の制御のみとし、警報器26から警報音が発生しない
ようにすべく、警報器26の制御を終了する。これによ
り、警報器26からの警報音の発生が長い間続くことに
よる煩わしさが解消されるが、操舵アクチュエータ21
及び振動用アクチュエータ27による制御は続行され、
依然として車線を逸脱するおそれがあることをドライバ
に知らせる。
【0047】これらの操舵アクチュエータ21及び振動
用アクチュエータ27による制御に応じて、さらにドラ
イバにより適切な操舵が行なわれ、車線逸脱判定手段5
によって車両の横ずれ量ΔYが危険度中状態判定値ΔY
22よりも小さくなって危険度中状態を離脱すると判定
されたら〔図6中、(g)で示す位置〕、上述のような
操舵用制御トルクを生じさせるための操舵アクチュエー
タ21の制御のみとし、ハンドル20が振動しないよう
にすべく、ハンドル20を振動させるための振動用アク
チュエータ27の制御を終了する。これにより、さらに
車線を逸脱するおそれが減ったことがドライバに知らさ
れる。この場合でも、操舵用制御トルクを生じさせるた
めの操舵アクチュエータ21の制御は続行されるため、
依然として車線を逸脱するおそれがあることがドライバ
に知らされる。
【0048】さらに、ドライバにより適切な操舵が行な
われ、車線逸脱判定手段5によって車両の横ずれ量ΔY
が危険度小状態判定値ΔYs21よりも小さくなって危険
度小状態を離脱すると判定されたら〔図6中、(h)で
示す位置〕、操舵用制御トルクが生じないようにすべ
く、操舵アクチュエータ21の制御を終了する。これに
より、車線を逸脱するおそれがなくなったことがドライ
バに知らされる。その後、適切な操舵により車両1は道
路中心線上を走行するようになる〔図6中、(i)で示
す位置〕。
【0049】また、本実施形態では、車線逸脱抑制装置
の作動を選択するスイッチ(SW)23がそなえられて
いる。したがって、本装置を作動させたければスイッチ
23をオンに、本装置を作動させたくなければスイッチ
23をオフに、ドライバの好みに応じて選択できるよう
になっている。さらに、例えばインパネ(インストルメ
ントパネル)内には、スイッチ23がオンの場合、又
は、車線逸脱警報として制御トルクが加えられていた
り、ハンドル20を振動させている場合に、これを表示
する作動表示部24が設けられている。また、方向指示
器等が操作されて車線変更等が意思表示されている場合
には、本車線逸脱抑制装置の作動を禁止するように構成
してもよい。
【0050】なお、画像情報処理手段3,走行レーン推
定手段4(横ずれ量算出手段4A),車線逸脱判定手段
5,コントローラ6は、CPU,入出力インタフェー
ス,ROM,RAM等をそなえてなる電子制御ユニット
として構成される。本発明の一実施形態としての車線逸
脱抑制装置は、上述のように構成されているので、車線
逸脱抑制処理は、例えば図7に示すように行なわれる。
【0051】つまり、制御スイッチ23がオンか否かが
判定され(ステップS10)、制御スイッチ23がオン
でなければ車線逸脱抑制処理は行なわないが、制御スイ
ッチ23がオンであれば、ステップS20以降の処理を
行なう。ステップS20では、車線逸脱判定手段5によ
り危険度小状態になったか、即ち、車両の横ずれ量ΔY
が危険度小状態判定値ΔYs21を超えて危険度小状態に
なったかを判定する。この判定の結果、危険度小状態に
なったと判定された場合は、ステップS30へ進み、車
線逸脱抑制処理として、操舵用制御トルクが横ずれ量Δ
Yを減らす方向に発生するように操舵アクチュエータ2
1の制御を開始する。
【0052】一方、危険度小状態になったと判定されな
かった場合は、危険度小状態から離脱したと考えられる
ため、ステップS80へ進み、操舵用制御トルクを発生
させるための操舵アクチュエータ21の制御を終了し
て、リターンする。次に、ステップS40で、車線逸脱
判定手段5により危険度中状態になったか、即ち、車両
の横ずれ量ΔYが危険度中状態判定値ΔYs22を超えて
危険度中状態になったかを判定する。この判定の結果、
危険度中状態になったと判定された場合は、ステップS
50へ進み、車線逸脱抑制処理として、上述のような操
舵用制御トルクを発生させる制御に加え、ハンドル20
を振動させるための振動用アクチュエータ27の制御を
開始する。
【0053】一方、危険度中状態になったと判定されな
かった場合は、危険度中状態から離脱したと考えられる
ため、ステップS90へ進み、ハンドル20を振動させ
るための振動用アクチュエータ27の制御を終了して、
リターンする。次いで、ステップS60で、車線逸脱判
定手段5により危険度大状態になったか、即ち、車両の
横ずれ量ΔYが危険度大状態判定値ΔYs10を超えて危
険度大状態になったかを判定する。この判定の結果、危
険度大状態になったと判定された場合は、車線逸脱抑制
処理として、上のような操舵アクチュエータ21及び振
動用アクチュエータ27の制御に加え、警報器26から
警報音を発生させるべく警報器26の制御を開始する。
【0054】一方、危険度大状態になったと判定されな
かった場合は、危険度大状態から離脱したと考えられる
ため、ステップS100へ進み、警報音を発生させるた
めの警報器26の制御を終了して、リターンする。した
がって、本実施形態にかかる車線逸脱抑制装置によれ
ば、比較的短い期間として設定された危険度大状態であ
る場合に警報器26から警報音を発生させる警報により
車線逸脱抑制処理を行なうとともに、比較的長い期間と
して設定された危険度大状態よりも危険度の低い危険度
中状態及び危険度小状態である場合には、警報音以外の
警報、即ち振動用アクチュエータ27によりハンドル2
0に振動を生じさせたり、操舵アクチュエータ21によ
り操舵用制御トルクを生じさせたりする警報により車線
逸脱抑制処理を行なうようになっているため、警報音が
鳴り続けることによって運転者に不快感を与えることの
を防止できる一方、このような警報音による車線逸脱抑
制処理が終了しても警報音以外の車線逸脱抑制処理を行
なうことで、運転者に未だ車線逸脱のおそれのある状態
であることを知らせることができるという利点がある。
【0055】なお、上述の実施形態では、車線逸脱抑制
処理としての警報音による警報,ハンドル振動による警
報及び操舵用制御トルクによる警報の開始・終了時期を
それぞれ異なる時期に設定しているが、これに限られる
ものではなく、警報音が長く続くと煩わしいため、警報
音による車線逸脱抑制処理を行なう期間がなるべく短く
なるようにするとともに、警報音による車線逸脱抑制処
理の後にこれ以外の車線逸脱抑制処理が行なわれるよう
にすればよく、図8(a)〜図8(h)に示すように設
定することもできる。
【0056】なお、図8(a)〜図8(h)中、は警
報音による警報の開始・終了時期、はハンドル振動に
よる警報の開始・終了時期、は操舵用制御トルクによ
る警報の開始・終了時期をそれぞれ示している。また、
図8(a)〜図8(h)中、○は警報開始時期、×は警
報終了時期をそれぞれ示している。つまり、図8(a)
に示すように、3つの警報,,の開始時期○を、
上述の実施形態と同様に、操舵用制御トルクによる警報
,ハンドル振動による警報,警報音による警報の
順に設定し、警報音による警報とハンドル振動による
警報の終了時期×を同時にし、その後に操舵用制御ト
ルクによる警報の終了時期×を設定しても良い。
【0057】図8(b)に示すように、3つの警報,
,の開始時期○を同時にするとともに、警報音によ
る警報とハンドル振動による警報の終了時期×を同
時とし、その後に操舵用制御トルクによる警報の終了
時期×を設定しても良い。図8(c)に示すように、ハ
ンドル振動による警報と操舵用制御トルクによる警報
の開始時期○を同時にし、その前に警報音による警報
の開始時期○を設定するとともに、警報音による警報
とハンドル振動による警報との終了時期×を同時に
し、その後に操舵用制御トルクによる警報の終了時期
×を設定しても良い。
【0058】図8(d)に示すように、警報音による警
報とハンドル振動による警報の開始時期○を同時に
し、その後に操舵用制御トルクによる警報の開始時期
○を設定するとともに、警報音による警報とハンドル
振動による警報との終了時期×を同時にし、その後に
操舵用制御トルクによる警報の終了時期×を設定して
も良い。
【0059】また、上述の実施形態では、危険度中状態
の場合にハンドル振動による警報を行ない、危険度小状
態の場合に操舵用制御トルクによる警報を行なうように
しているが、これに限られるものではなく、危険度中状
態の場合に操舵用制御トルクによる警報を行ない、危険
度小状態の場合にハンドル振動による警報を行なうよう
にしても良い。
【0060】この場合、図8(e)に示すように、3つ
の警報,,の開始時期○を、上述の実施形態と同
様に、操舵用制御トルクによる警報,ハンドル振動に
よる警報,警報音による警報の順に設定し、警報音
による警報と操舵用制御トルクによる警報の終了時
期×を同時にし、その後にハンドル振動による警報の
終了時期×を設定しても良い。
【0061】図8(f)に示すように、3つの警報,
,の開始時期○を同時にするとともに、警報音によ
る警報と操舵用制御トルクによる警報の終了時期×
を同時とし、その後にハンドル振動による警報の終了
時期×を設定しても良い。図8(g)に示すように、ハ
ンドル振動による警報と操舵用制御トルクによる警報
の開始時期○を同時にし、その後に警報音による警報
の開始時期○を設定するとともに、警報音による警報
と操舵用制御トルクによる警報との終了時期×を同
時にし、その後にハンドル振動による警報の終了時期
×を設定しても良い。
【0062】図8(h)に示すように、警報音による警
報とハンドル振動による警報の開始時期○を同時に
し、その前に操舵用制御トルクによる警報の開始時期
○を設定するとともに、警報音による警報と操舵用制
御トルクによる警報との終了時期×を同時にし、その
後にハンドル振動による警報の終了時期×を設定して
も良い。
【0063】また,上述の実施形態では、第2車線逸脱
判定基準として危険度小状態判定値及び危険度中状態判
定値の2つの判定値を設けて、警報音以外の警報による
車線逸脱抑制処理として操舵用制御トルクによる警報と
ハンドル振動による警報とを行なうようにしているが、
いずれか一方のみでも良い。つまり、第2車線逸脱判定
基準を危険度小状態判定値のみとし、警報音以外の警報
による車線逸脱抑制処理として操舵用制御トルクによる
警報のみを行なうようにしても良いし、第2車線逸脱判
定基準を危険度中状態判定値のみとし、警報音以外の警
報による車線逸脱抑制処理としてハンドル振動による警
報のみを行なうようにしても良い。また、第2車線逸脱
判定基準を危険度小状態判定値のみとした場合に警報音
以外の警報による車線逸脱抑制処理をハンドル振動によ
る警報とし、第2車線逸脱判定基準を危険度中状態判定
値のみとした場合に警報音以外の警報による車線逸脱抑
制処理を操舵用制御トルクによる警報とすることもでき
る。また、第2車線逸脱判定基準を3以上の判定値と
し、警報音以外の警報による車線逸脱抑制処理を3以上
行なうようにしても良い。さらに、警報音以外の警報に
よる車線逸脱抑制処理は、操舵用制御トルクによる警報
及びハンドル振動による警報に限られるものではなく、
制動力制御アクチュエータを用いて車両の制動力を制御
することで車線逸脱抑制処理を行なう構成としても良
い。
【0064】また、上述の実施形態では、走行位置検知
手段がカメラ2により撮像される画像から車両の走行位
置を検知するようにしているが、これに限られるもので
はなく、例えば磁気ネイル及び磁気センサ等により車両
の走行位置を検知したり、D−GPSナビゲーションを
用いて車両の車線に対する相対位置を検出して車線逸脱
判定を行なうものとして構成しても良い。
【0065】また、上述の実施形態では、車両の危険度
状態を判定する判定値を複数(ΔYs21,ΔYs22,Δ
Ys10)設けて、複数(第1,第2)の車線逸脱判定基
準としているが、この危険度状態を判定する判定値は1
つの値としながら、この判定値により判定される横ずれ
量ΔYの方を、複数、段階的に設けるようにしても同様
の作用、効果を得られる。つまり、横ずれ量ΔYは車両
が現在の車速Vで時間tだけ後に到達した地点(遠地
点)LC2(図4参照)における予測横偏差であるが、
この予測横偏差をt1秒後、t2秒後、t3秒後(t1<t
2<t3)というように複数設定して、複数の遠地点にお
ける予測横偏差(横ずれ量)ΔY1,ΔY2,ΔY3を算
出し、横ずれ量ΔY1を1つの判定値ΔYsと比較する
ことで危険度小を、横ずれ量ΔY2を1つの判定値ΔY
sと比較することで危険度中を、横ずれ量ΔY3を1つ
の判定値ΔYsと比較することで危険度大を、それぞれ
判定するようにしても良い。
【0066】また、上述の実施形態では、走行位置車両
の車線中央からの横ずれ量ΔYに基づいて車線逸脱判定
を行なうようになっているが、車線逸脱判定はこれに限
られるものではない。例えば、左右それぞれの車線と車
両走行位置との離間距離に基づいて車線逸脱判定を行な
うようにしても良い。
【0067】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の車線逸脱
抑制装置によれば、警報音が鳴り続けることによって乗
員に不快感を与えるのを防止できる一方、警報音以外の
車線逸脱抑制処理によって運転者に未だ車線逸脱のおそ
れのある状態であることを知らせることができるという
利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての車線逸脱抑制装置
の構成を模式的に示すブロック図である。
【図2】本発明の一実施形態にかかる走行レーン認識の
ための画像処理を説明する図である。
【図3】本発明の一実施形態にかかる走行レーン認識を
(a)〜(f)の順で説明する模式図である。
【図4】走行レーン認識を説明する模式的な平面図であ
る。
【図5】本発明の一実施形態としての車線逸脱抑制装置
にそなえられる操舵アクチュエータの構成の一例を示す
模式図である。
【図6】本発明の一実施形態としての車線逸脱抑制装置
による各警報の開始・終了タイミングを説明するための
模式図である。
【図7】本発明の一実施形態としての車線逸脱抑制装置
による車線逸脱抑制処理を説明するためのフローチャー
トである。
【図8】本発明の一実施形態としての車線逸脱抑制装置
による各警報の開始・終了タイミングの変形例を説明す
るための模式図であり、(a)〜(h)はそれぞれ変形
パターンを示している。
【符号の説明】
1 車両 2 カメラ 3 画像情報処理手段 4 走行レーン推定手段 4A 横ずれ量算出手段(走行位置検知手段) 5 車線逸脱判定手段 6 制御手段(コントローラ) 20 ステアリングホイール(ハンドル) 21 操舵アクチュエータ 22 操舵輪 23 スイッチ 24 作動表示部 26 警報器 27 振動用アクチュエータ 32 車速センサ 40 ステアリングシャフト 41 小型電動トルクモータ 42 ウォームギヤ 43 トルクリミッタ LC 道路中心線
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B60R 21/00 624C Fターム(参考) 3D037 FA01 FA13 FA23 FA26 FB00 FB01 FB10 FB11 5C086 AA51 AA55 BA22 DA40 EA41 5H180 AA01 CC04 CC24 LL01 LL07 LL08

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両が走行する走行車線に対する前記車
    両の位置を検出又は推定する走行位置検知手段と、 前記走行位置検知手段により検知された前記車両位置か
    ら前記車両が前記走行車線から逸脱する危険があるかを
    判定する車線逸脱判定手段と、 前記車線逸脱判定手段により車線逸脱危険状態であると
    判定された場合に車線逸脱抑制処理を行なうように制御
    する制御手段とを備える車線逸脱抑制装置において、 前記車線逸脱判定手段が、前記車両の前記走行車線から
    の逸脱の危険度に応じて設定された複数の車線逸脱判定
    基準に基づいて前記車線逸脱危険状態であるかを判定す
    るように構成され、 前記制御手段が、 前記車線逸脱判定手段により前記複数の車線逸脱判定基
    準のいずれかの車線逸脱判定基準に基づいて前記車線逸
    脱危険状態になったと判定された場合に警報音による第
    1の車線逸脱抑制処理及び前記第1の車線逸脱抑制処理
    以外の第2の車線逸脱抑制処理を開始する一方、 前記車線逸脱判定手段により前記複数の車線逸脱判定基
    準のうちの第1車線逸脱判定基準に基づいて前記車線逸
    脱危険状態でなくなったと判定された場合に前記第1の
    車線逸脱抑制処理を終了するとともに、 前記車線逸脱判定手段により前記第1車線逸脱判定基準
    よりも危険度の低い第2車線逸脱判定基準に基づいて前
    記車線逸脱危険状態でなくなったと判定された場合に前
    記第2の車線逸脱抑制処理を終了するように構成される
    ことを特徴とする、車線逸脱抑制装置。
JP35983699A 1999-12-17 1999-12-17 車線逸脱抑制装置 Expired - Lifetime JP3610852B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35983699A JP3610852B2 (ja) 1999-12-17 1999-12-17 車線逸脱抑制装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35983699A JP3610852B2 (ja) 1999-12-17 1999-12-17 車線逸脱抑制装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001175999A true JP2001175999A (ja) 2001-06-29
JP3610852B2 JP3610852B2 (ja) 2005-01-19

Family

ID=18466555

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35983699A Expired - Lifetime JP3610852B2 (ja) 1999-12-17 1999-12-17 車線逸脱抑制装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3610852B2 (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003323700A (ja) * 2002-03-08 2003-11-14 Robert Bosch Gmbh 運転者警告のための方法および装置
JP2005145292A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Nissan Motor Co Ltd 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両
JP2006069322A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Mazda Motor Corp 車両の車線逸脱警報装置
JP2006113815A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Nissan Motor Co Ltd 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両
JP2006264624A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Daimler Chrysler Ag 車線維持支援装置
JP2006264634A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Nissan Motor Co Ltd 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両
WO2008114382A1 (ja) * 2007-03-19 2008-09-25 Pioneer Corporation 車線逸脱報知装置
WO2010047226A1 (ja) * 2008-10-22 2010-04-29 日本電気株式会社 車線区画線検出装置、車線区画線検出方法、及び車線区画線検出プログラム
JP2011017719A (ja) * 2010-09-16 2011-01-27 Nec Corp 車線区画線検出装置、車線区画線検出方法、及び車線区画線検出プログラム
WO2011114814A1 (ja) * 2010-03-17 2011-09-22 クラリオン株式会社 車両姿勢角算出装置及びそれを用いた車線逸脱警報システム
US8264336B2 (en) 2009-01-09 2012-09-11 Denso Corporation Vehicle-mounted alarm generating apparatus
JP2013244767A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Isuzu Motors Ltd 車線逸脱警報装置、それを搭載した車両、及びその制御方法。
JP2015069287A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 日産自動車株式会社 自車位置認識装置
DE102015207211A1 (de) 2014-04-25 2015-10-29 Honda Motor Co., Ltd. Fahrbahn-Abweichungs-Vermeidungsunterstützungsvorrichtung und Fahrbahn-Abweichungs-Vermeidungsunterstützungsverfahren

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4510389B2 (ja) * 2002-03-08 2010-07-21 ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング 運転者警告のための方法および装置
JP2003323700A (ja) * 2002-03-08 2003-11-14 Robert Bosch Gmbh 運転者警告のための方法および装置
US7551093B2 (en) 2002-03-08 2009-06-23 Robert Bosch Gmbh Method and device for warning a driver
JP2005145292A (ja) * 2003-11-17 2005-06-09 Nissan Motor Co Ltd 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両
JP2006069322A (ja) * 2004-09-01 2006-03-16 Mazda Motor Corp 車両の車線逸脱警報装置
JP2006113815A (ja) * 2004-10-14 2006-04-27 Nissan Motor Co Ltd 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両
JP4556608B2 (ja) * 2004-10-14 2010-10-06 日産自動車株式会社 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両
JP2006264624A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Daimler Chrysler Ag 車線維持支援装置
JP2006264634A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Nissan Motor Co Ltd 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両
JP4604790B2 (ja) * 2005-03-25 2011-01-05 日産自動車株式会社 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両
WO2008114382A1 (ja) * 2007-03-19 2008-09-25 Pioneer Corporation 車線逸脱報知装置
JP4570055B2 (ja) * 2007-03-19 2010-10-27 パイオニア株式会社 車線逸脱報知装置
JPWO2008114382A1 (ja) * 2007-03-19 2010-07-01 パイオニア株式会社 車線逸脱報知装置
JP2010102427A (ja) * 2008-10-22 2010-05-06 Nec Corp 車線区画線検出装置、車線区画線検出方法、及び車線区画線検出プログラム
WO2010047226A1 (ja) * 2008-10-22 2010-04-29 日本電気株式会社 車線区画線検出装置、車線区画線検出方法、及び車線区画線検出プログラム
US8594380B2 (en) 2008-10-22 2013-11-26 Nec Corporation Lane marking detection apparatus, lane marking detection method, and lane marking detection program
JP4656456B2 (ja) * 2008-10-22 2011-03-23 日本電気株式会社 車線区画線検出装置、車線区画線検出方法、及び車線区画線検出プログラム
US8264336B2 (en) 2009-01-09 2012-09-11 Denso Corporation Vehicle-mounted alarm generating apparatus
WO2011114814A1 (ja) * 2010-03-17 2011-09-22 クラリオン株式会社 車両姿勢角算出装置及びそれを用いた車線逸脱警報システム
US9123110B2 (en) 2010-03-17 2015-09-01 Clarion Co., Ltd. Vehicle attitude angle calculating device, and lane departure warning system using same
US9393966B2 (en) 2010-03-17 2016-07-19 Clarion Co., Ltd. Vehicle attitude angle calculating device, and lane departure warning system using same
JP2011017719A (ja) * 2010-09-16 2011-01-27 Nec Corp 車線区画線検出装置、車線区画線検出方法、及び車線区画線検出プログラム
JP2013244767A (ja) * 2012-05-23 2013-12-09 Isuzu Motors Ltd 車線逸脱警報装置、それを搭載した車両、及びその制御方法。
JP2015069287A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 日産自動車株式会社 自車位置認識装置
DE102015207211A1 (de) 2014-04-25 2015-10-29 Honda Motor Co., Ltd. Fahrbahn-Abweichungs-Vermeidungsunterstützungsvorrichtung und Fahrbahn-Abweichungs-Vermeidungsunterstützungsverfahren
US9511768B2 (en) 2014-04-25 2016-12-06 Honda Motor Co., Ltd. Lane outward deviation avoidance assist apparatus and lane outward deviation avoidance assist method

Also Published As

Publication number Publication date
JP3610852B2 (ja) 2005-01-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4349210B2 (ja) 運転支援装置
JP3246424B2 (ja) 車線逸脱防止装置
JP4161938B2 (ja) 走行制御装置
JP3246428B2 (ja) 車線逸脱防止装置
JP3186662B2 (ja) 車線逸脱防止装置
JP3610852B2 (ja) 車線逸脱抑制装置
JP3246421B2 (ja) 車線逸脱防止装置
JP2001023094A (ja) 半自動運転システム
JP2005088717A (ja) 自動車用警告装置
JP3760879B2 (ja) 車線逸脱警報装置
JP3201323B2 (ja) 車線逸脱防止装置
JP2002316601A (ja) 運転支援装置
JP3209154B2 (ja) 車線逸脱防止装置
JP2018100077A (ja) 運転支援装置
JP2006076568A (ja) 走行支援装置
JP3235527B2 (ja) 車線逸脱防止装置
JP4816680B2 (ja) 運転支援装置
JP2002334400A (ja) 運転支援装置
JP4352442B2 (ja) 車両用制御装置
JP4200943B2 (ja) 運転支援装置
JPH07105499A (ja) 自動車の走行制御装置
JP4530052B2 (ja) 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備える車両
JP4310224B2 (ja) 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備える車両
JP2002362395A (ja) 車両用制御装置
JP4282678B2 (ja) 車線逸脱警報装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040113

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040928

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041011

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 3610852

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071029

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081029

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091029

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101029

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111029

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111029

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121029

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121029

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131029

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term