JP2005145292A - 車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両 - Google Patents

車両用運転操作補助装置および車両用運転操作補助装置を備えた車両 Download PDF

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Abstract

【課題】
自車両周囲に存在する複数の障害物に関する情報を、それぞれ運転者にわかりやすく伝達する車両用運転操作補助装置を提供する。
【解決手段】
車両用運転操作補助装置1のコントローラ60は、レーンマーカに対する自車両のリスクポテンシャルと、後側方車両に対するリスクポテンシャルとを算出する。レーンマーカに対するリスクポテンシャルは、運転席の形状を変化させてサイド部を運転者に押しつけることにより運転者に伝達する。後側方車両に対するリスクポテンシャルは、表示、およびウィンカ反力またはウィンカ音によって運転者に伝達する。さらに、後側方車両に対するリスクポテンシャルが大きい場合は、レーンマーカに対するリスクポテンシャルに応じて運転席のシート制御量を、後側方車両に対するリスクポテンシャルに応じて補正し、後側方車両の接近度合を運転席を通した触覚刺激としても運転者に伝達する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、運転者の操作を補助する車両用運転操作補助装置に関する。
従来の車両用運転操作補助装置は、自車両周囲の潜在的なリスクポテンシャルを算出し、リスクポテンシャルに基づいて操舵反力制御を行っている(例えば特許文献1参照)。この装置は、自車両周囲の障害物に対する相対運動情報を検出し、その時点におけるリスクポテンシャルを算出している。
本願発明に関連する先行技術文献としては次のものがある。

特開平10−211886号公報
上述した従来の装置では、自車両周囲に複数の障害物が存在する場合でも、操舵反力のみを制御しているため、運転者にとってはどの障害物に対するリスクによって操舵反力が制御されているかを判断することが困難であるという問題があった。このような車両用運転操作補助装置にあっては、自車両周囲に存在する複数の障害物に関する情報を、それぞれ運転者にわかりやすく伝達することが望まれている。
本発明による車両用運転操作補助装置は、自車両周囲の障害物状況を検出する障害物検出手段と、障害物検出手段による検出結果に基づいて、自車両に対する複数のリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、運転者が操作する操作機器に操作反力を発生させる操作反力発生手段と、運転者に触覚を介した触覚刺激を与える触覚刺激付与手段と、リスクポテンシャル算出手段によって算出される複数のリスクポテンシャルを、操作反力および触覚刺激により運転者に伝達するよう操作反力発生手段と触覚刺激付与手段を制御する制御手段とを備え、制御手段は、複数のリスクポテンシャルのうち少なくともいずれかの上昇に伴って、操作反力または触覚刺激を非線形で変化させる。
自車両周囲の複数のリスクポテンシャルを操作反力および触覚刺激として運転者に伝達するので、複数のリスクポテンシャルを別々に運転者に伝達することができる。また、少なくともいずれかのリスクポテンシャルが上昇すると操作反力または触覚刺激を非線形で変化させるので、リスクポテンシャルが増加していることを運転者に確実に知らせることができる。
《第1の実施の形態》
本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置1の構成を示すシステム図であり、図2は、車両用運転操作補助装置1を搭載した車両の構成図である。
まず、車両用運転操作補助装置1の構成を説明する。
前方カメラ20は、フロントウィンドウ上部に取り付けられた小型のCCDカメラ、またはCMOSカメラ等であり、前方道路の状況を画像として検出し、コントローラ50へと出力する。前方カメラ20による検知領域は車両の前後方向中心線に対して水平方向に±30deg程度であり、この領域に含まれる前方道路風景が画像として取り込まれる。後側方カメラ21は、リヤウインドウの左右上部に取り付けられた小型のCCDカメラ、またはCMOSカメラ等であり、前方カメラ20と同等の性能で、自車両の後方および側方の道路状況を検出する。前方カメラ20および後側方カメラ21は、検出した自車両周囲の道路状況をコントローラ50へと出力する。
車速センサ30は、車輪の回転数や変速機の出力側の回転数を計測することにより自車両の車速を検出し、検出した自車速をコントローラ50に出力する。
コントローラ50は、CPUと、ROMおよびRAM等のCPU周辺部品とから構成され、車両用運転操作補助装置1全体の制御を行う。コントローラ50は、車速センサ30から入力される自車速と、前方カメラ20および後側方カメラ21から入力される車両周辺の画像情報とから、自車両周囲の走行環境すなわち障害物状況を検出する。なお、コントローラ50は、前方カメラ20および後側方カメラ21からの画像情報を画像処理し、自車両周囲の障害物状況を検出する。ここで、自車両周囲の障害物状況としては、車線識別線(レーンマーカ)からの自車両の変位量、および隣接車線を走行する他車両の有無と接近度合等である。
コントローラ50は、検出した障害物状況に基づいて各障害物に対する自車両のリスクポテンシャルを算出し、各リスクポテンシャルを運転者にそれぞれわかりやすく伝達する。
具体的には、コントローラ50は、自車線のレーンマーカに対する自車両のリスクポテンシャルRPlaneと、自車両の後側方の隣接車線上に存在する後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvをそれぞれ算出する。そして、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneを触覚刺激情報として運転席を通して運転者に伝達する。また、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvを、運転者がウィンカレバー61を操作する際に発生するウィンカレバー61の反力(ウィンカ操作反力)、またはウィンカレバー61を操作したときのウィンカ音を制御する。さらに、コントローラ50は後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvを視覚情報としても運転者に伝達する。
ウィンカ反応制御装置60は、コントローラ50からの指令に応じて、運転者がウィンカ操作を行う際のウィンカ操作反力を制御する。また、ウィンカ反応制御装置60は、ウィンカレバー61の操作に伴うウィンカ音の動作を制御する。ウィンカ反応制御装置60は、例えばウィンカキャンセル機構のピンと連動するバネのバネ力によりウィンカレバー61を操作する際の反力を変更することができる。また、ウィンカ反応制御装置60は、コントローラ50からの指令に応じて、ウィンカ音(点滅音)を発生するスピーカ62を制御する。以降、ウィンカ操作反力の制御およびウィンカ音の動作制御をまとめてウィンカ反応制御とする。
シートサイド形状変更機構70は、コントローラ50からの指令に応じて、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneを触覚刺激情報として運転者に伝達するために、運転席の形状を変更する。図3に、車両用運転操作補助装置1を備えた車両に搭載され、シートサイド形状変更機構70によってその形状が制御される運転席71の構成を示す。
図3に示すように、運転席71は、クッション部72,背もたれ部73,および不図示のヘッドレストから構成される。クッション部72は、シートクッションフレーム72aと、左右のサイドフレーム72b、72cとを備え、これらのフレーム72a〜72cをウレタンパッドでカバーしている。同様に、背もたれ部73は、シートバックフレーム73aと、左右のサイドフレーム73b、73cとを備え、これらのフレーム73a〜73cをウレタンパッドでカバーしている。シートクッションフレーム72aおよびシートバックフレーム73aには、それぞれウレタンパッドを指示するスプリング72d、73dが取り付けられている。
シートサイド形状変更機構70は、クッション部72の左右サブフレーム72b、72cをそれぞれ回動するモータユニット72e、72fと、背もたれ部73の左右サブフレーム73b、73cをそれぞれ回動するモータユニット73e、73fを備えている。クッション部72に取り付けられたモータユニット72e、72fの回転トルクは、トルクケーブル72g、72hを介してそれぞれサブフレーム72b、72cに伝えられ、左右サブフレーム72b、72cをシートクッションフレーム72aの左右端を中心としてそれぞれ回転させる。同様に、背もたれ部73に取り付けられたモータユニット73e、73fの回転トルクは、トルクケーブル73g、73hを介してそれぞれサブフレーム73b、73cに伝えられ、左右サブフレーム73b、73cをシートバックフレーム73aの左右端を中心としてそれぞれ回転させる。
シートサイド形状変更機構70は、コントローラ50からの指令に応じてモータユニット72e、72f、73e、73fをそれぞれ制御し、クッション部72の左右サイド部72i、72jおよび背もたれ部73の左右サイド部73i、73jをそれぞれ回転させる。すなわち、クッション部72および背もたれ部73の左右サイド部72i、72j、73i、73jは運転者に押しつけられ、または運転者から離れるように回転し、運転者の太腿または脇腹を押すことにより、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneを運転者に伝達する。
表示装置80は、例えば液晶モニタを備え、コントローラ50で算出された後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvをモニタに表示して視覚情報として運転者に伝える。
次に、第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置1の動作を説明する。まず、動作の概要を説明する。図4に、表示制御、ウィンカ反応制御およびシート形状制御の概要を示す。図4に示すように、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvの大小、またウィンカ操作の有無に応じて、表示制御、ウィンカ反応制御およびシート形状制御の形態を変更する。
以下に、(a)ウィンカ操作なしで後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが小さい場合、(b)ウィンカ操作なしで後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが大きい場合、(c)ウィンカ操作ありで後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが小さい場合、および(d)ウィンカ操作ありで後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが大きい場合、の4つのケースにおける制御の内容を簡単に説明する。
(a)ウィンカ操作なしで後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが小さい場合
ウィンカレバー61が操作されておらず、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが予め設定した所定値以下の場合は、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneに応じた運転席71の形状の変更と、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに応じたウィンカ反力制御および表示を行う。
自車線のレーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneについては、リスクポテンシャルRPlaneに応じた制御量でクッション部72および背もたれ部73のサイド部72i、72j、73i、73jを運転者側に回転させる。そして、リスクポテンシャルRPlaneが発生している方向のサイド部72i、73iまたは72j、73jを運転者に押しつける。
後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvについては、自車両に対する後側方車両の接近度合、すなわちリスクポテンシャルRPvの大きさを表示装置80のモニタに表示する。さらに、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに応じて、ウィンカ操作反力を増大させる。図5に、自車両の後側方の隣接車線上に後側方車両を検出している場合の表示例を示す。
表示装置80の表示モニタMには、図5に示すように自車両A、後側方車両B、および後側方車両Bに対するリスクポテンシャルRPvが表示される。図5に示すように、例えば自車両Aおよび後側方車両Bは5角形で表され、両者を容易に区別できるように異なる色で表示する。自車両Aと後側方車両Bとの間のリスクポテンシャルRPvは、その大きさに応じて段階的にバー表示される。具体的には、後側方車両Bに対するリスクポテンシャルRPvが算出されると、自車両A側からリスクポテンシャルRPvを表すバーを表示する。リスクポテンシャルRPvが大きくなるほど表示されるバーの数が増加し、さらにバーの長さも長くなる。
(b)ウィンカ操作なしでリスクポテンシャルが大きい場合
ウィンカレバー61が操作されていない状態で、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが所定値よりも大きい場合は、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneに応じた運転席71の形状の変更と、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに応じたウィンカ反力制御および表示を行う。さらに、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに基づいて、運転席71の形状変化の制御量を補正する。
自車線のレーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneについては、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneに応じた制御量でクッション部72および背もたれ部73のサイド部72i,72j,73i,73jを運転者側に回転させる。このとき、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに基づいて、運転席71のサイド部72i,72j,73i,73jの制御量を補正する。すなわち、運転席71の形状を変化することにより、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneに加えて、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvを運転者に伝える。例えば、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneが一定である場合は、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが大きくなるほど制御量を大きくして、サイド部72i,72j,73i,73jを運転者に強く押しつける。
後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvについては、リスクポテンシャルRPvを表示装置80のモニタに表示するとともに、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに応じて、ウィンカ操作反力を増大させる。図6に、自車両の後側方の隣接車線上に後側方車両を検出している場合の表示例を示す。
表示装置80の表示モニタMには、図6に示すように自車両A、後側方車両B、および後側方車両Bに対するリスクポテンシャルRPvが表示される。自車両Aおよび後側方車両Bの表示形態は、図5と同様である。ただし、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが大きい場合には、表示モニタM上のリスクポテンシャルRPvの表示を点滅させる。
(c)ウィンカ操作ありでリスクポテンシャルが小さい場合
ウィンカレバー61が操作された状態で、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが所定値以下の場合は、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneに応じた運転席71の形状の変更と、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに応じたウィンカ音制御および表示を行う。
自車線のレーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneについては、リスクポテンシャルRPlaneに応じた制御量で運転席71のサイド部72i,72j,73i,73jを運転者側に回転させる。
後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvについては、図5に示したようにリスクポテンシャルRPvの大きさを表示装置80のモニタに表示する。さらに、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに応じて、ウィンカ音の発生間隔を変更する。具体的には、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが大きくなるほど、ウィンカ音の発生間隔を短くする。
(d)ウィンカ操作ありでリスクポテンシャルが大きい場合、
ウィンカレバー61が操作された状態で、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが所定値を超えている場合は、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneに応じた運転席71の形状の変更と、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに応じたウィンカ音制御および表示を行う。さらに、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに基づいて、運転席71の形状変化の制御量を補正する。
ここでは、(b)のケースと同様に、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneおよび後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに基づいて、運転席71の形状変化の制御量を設定する。さらに、運転席71に振動を発生させて後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが大きいことを運転者に知らせる。
後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvについては、図6に示したようにリスクポテンシャルRPvを表示装置80のモニタMに表示するとともに、リスクポテンシャルRPvの表示を点滅させる。また、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが大きくなるほど、ウィンカ音の発生間隔を短くする。
以下に、図7を用いて以上説明した制御の処理手順を詳細に説明する。図7は、第1の実施の形態による車両用運転操作補助制御処理の処理手順を示すフローチャートである。本処理内容は、一定間隔、例えば50msec毎に連続的に行われる。
ステップS110では、自車線のレーンマーカに対する自車両の相対位置を検出する。具体的には、前方カメラ20によって検出される自車両前方領域の画像信号に基づいて自車線のレーンマーカを認識し、車両左右方向における自車両のレーンマーカからの変位量Δwを算出する。ここでは、自車両の左右両側に存在するレーンマーカからの変位量Δwをそれぞれ算出する。
ステップS120では、ステップS110で算出したレーンマーカからの変位量Δwに基づいて、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneを算出する。自車両がレーンマーカに接近して走行するほど、リスクポテンシャルRPlaneが大きくなるように設定する。レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneは、以下の(式1)から算出できる。
RPlane=1/Δw ・・・(式1)
なお、自車両の左右両側に存在するレーンマーカからの変位量Δwを用いているので、左右両側のレーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneがそれぞれ算出される。ただし、例えば自車両が右側のレーンマーカよりに走行している場合は、右側のレーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneが大きくなり、左側のレーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneが相対的に小さくなる。従って、左右両側のレーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneに基づいて、後述するように運転席71の形状を制御しても、運転席71の左右両側から運転者を押しつけて運転者に違和感を与えるようなことはない。
ステップS130では、後側方カメラ21によって検出される後側方車両に関する情報を読み込む。具体的には、隣接車線上に存在する後側方車両を認識し、自車両と後側方車両との車両前後方向の車間距離Dおよび後側方車両の車速V1を検出する。また、車速センサ30によって検出される自車速V0を検出する。
ステップS140では、ステップS130で検出した後側方車両に関する情報に基づいて、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvを算出する。後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvを算出するために、まず、自車両と後側方車両との余裕時間TTCおよび車間時間THWを算出する。
余裕時間TTCは、自車両と他車両との接近度合を示す物理量である。余裕時間TTCは、現在の走行状況が継続した場合、つまり自車速V0および他車両の車速V1が一定の場合に、何秒後に車間距離Dがゼロとなるかを示す値である。ここでは、自車両と後側方車両との余裕時間TTCを、以下の(式2)により算出する。
TTC=D/(V1−V0) ・・・(式2)
余裕時間TTCが小さいほど、自車両と後側方車両との接近度合が大きいことを意味している。
車間時間THWは、自車両が他車両の現在位置に到達するまでに要する時間を示す。ここでは、自車両から後側方車両までの車間時間THWを、自車速V0と車間距離Dとを用いて以下の(式3)で算出する。
THW=D/V0 ・・・(式3)
つぎに、上述したように算出した余裕時間TTCおよび車間時間THWを用いて、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvを算出する。リスクポテンシャルRPvは以下の(式4)により算出できる。
RPv=a/THW+b/TTC ・・・(式4)
ここで、定数a、bは、車間時間THWおよび余裕時間TTCにそれぞれ適切な重み付けをするパラメータである。定数a、bは、予め適切に設定しておく。
ステップS150では、ウィンカ操作状態を検出する。すなわち、ウィンカレバー61が操作されているか否かを検出する。
ステップS160では、ウィンカ反応制御、シート形状制御、および表示制御の作動モードを判定し、各制御における制御量を決定する。ここでは、ステップS150で検出されるウィンカ操作状態に基づいて各制御の作動モードを分割し、ウィンカレバー61が操作されていない場合と操作されている場合で、それぞれウィンカ反応制御、シート形状制御および表示制御の制御量を決定する。以下に、各制御の制御量をどのように設定するかを説明する。
まず、ウィンカ非操作時の制御量設定について説明する。
ウィンカレバー61が操作されていないと検出されると、図8(a)に示すマップに従って運転席71の制御量Sを設定する。図8(a)の横軸はレーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneを表し、縦軸は後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvを表している。また、シート制御量Sの等高線を実線で示している。図8(a)のマップは、右側のレーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneに対しては、右サイド部72i、73iの制御量Sを表し、左側のレーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneに対しては、左右サイド部72j、73jの制御量Sを表している。
図8(a)に示すように、後側方リスクポテンシャルRPvが予め設定した所定値RPva以下の場合は、レーンリスクポテンシャルRPlaneが大きくなるほどシート制御量Sが大きくなる。シート制御量Sは、シート形状制御を行っていない場合のサイド部72i,72j,73i,73jの姿勢を基準として、基準姿勢からサイド部72i,72j,73i,73jを運転席71の内側、すなわち運転者側へ回転させるときのサイド部72i,72j,73i,73jの姿勢(形状)の変化量である。例えば自車両が右側のレーンマーカに近寄って走行している場合は、右側のレーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneが大きくなる。これにより、シート制御量Sが増加し、クッション部72および背もたれ部73の右側サブフレーム72b、73bが制御量Sだけ回転し、右サイド部72i、73iが回転して運転者に押しつけられる。
後側方リスクポテンシャルRPvが所定値RPvaを超える場合は、レーンリスクポテンシャルRPlaneに応じたシート制御量Sを、後側方リスクポテンシャルRPvに応じて補正する。レーンリスクポテンシャルRPlaneが一定の場合は、後側方リスクポテンシャルRPvが大きくなるほどシート制御量Sを増加させる。例えば、図8(a)に示すように後側方リスクポテンシャルRPvが所定値RPva以下の場合、レーンリスクポテンシャルRPlane=RPlane1のときに、シート制御量S=S1であるとする。後側方リスクポテンシャルRPvが所定値RPvaを超えて、例えばRPv1となると、レーンリスクポテンシャルRPlane=RPlane1のときに、シート制御量S=S2となる(S2>S1)。
シート制御量SはレーンリスクポテンシャルRPlaneの変化に応じて連続的に変化するように設定されており、後側方リスクポテンシャルRPvが所定値RPvaを超える領域でも、レーンリスクポテンシャルRPlaneに対するシート制御量Sの値がオーバーラップしないように適切に設定されている。
ウィンカ操作反力Fwは、後側方リスクポテンシャルRPvに応じて設定され、後側方リスクポテンシャルRPvが大きくなるほどウィンカ操作反力Fwが大きくなる。すなわち、隣接車線上に後側方車両が存在する場合は、ウィンカ操作反力Fwを増加させて運転者がウィンカレバー61を操作しにくいようにする。
後側方リスクポテンシャルRPvが所定値RPva以下の場合は、図5に示すように後側方リスクポテンシャルRPvを表示装置80の表示モニタMに表示する。このとき、後側方リスクポテンシャルRPvの大きさに応じて点灯するバーの数を決定する。さらに、後側方リスクポテンシャルRPvが所定値RPvaを超えると、図6に示すように表示モニタM上の後側方リスクポテンシャルRPvを点滅させる。
つぎに、ウィンカ操作時の制御量設定について説明する。
ウィンカレバー61が操作されていると検出されると、図8(b)に示すマップに従って運転席71の制御量Sを設定する。図8(b)に示すように、後側方リスクポテンシャルRPvが予め設定した所定値RPvb以下の場合は、レーンリスクポテンシャルRPlaneが大きくなるほどシート制御量Sが大きくなる。ここで、所定値RPvbは、ウィンカ非操作時に設定した所定値RPvaよりも小さい値である。
後側方リスクポテンシャルRPvが所定値RPvbを超える場合は、レーンリスクポテンシャルRPlaneに応じたシート制御量Sを、後側方リスクポテンシャルRPvに応じて補正する。ウィンカ非操作時と同様に、レーンリスクポテンシャルRPlaneが一定の場合は、後側方リスクポテンシャルRPvが大きくなるほどシート制御量Sを増加させる。
さらに、後側方リスクポテンシャルRPvが所定値RPvbよりも大きな値RPvcを超えると、運転席71に振動を発生させる。運転席71に振動を発生させるときは、例えばシートサイド形状変更機構70によって運転席71のサイド部72i,72j,73i,73jを小刻みに移動することによって実現できる。または、運転席71を振動させるための振動体を運転席71に内蔵することもできる。
ウィンカ音の発生間隔Pwは、後側方リスクポテンシャルRPvに応じて設定され、後側方リスクポテンシャルRPvが大きくなるほどウィンカ音発生間隔Pwが短くなる。すなわち、隣接車線上に存在する後側方車両との接近度合が高い場合は、ウィンカ操作が行われた後のウィンカ音の発生間隔Pwを短くして運転者の注意を喚起する。
後側方リスクポテンシャルRPvが所定値RPvb以下の場合は、図5に示すように後側方リスクポテンシャルRPvを表示装置80の表示モニタMに表示する。このとき、後側方リスクポテンシャルRPvの大きさに応じて点灯するバーの数を決定する。さらに、後側方リスクポテンシャルRPvが所定値RPvbを超えると、図6に示すように表示モニタM上の後側方リスクポテンシャルRPvを点滅させる。
このようにステップS160でウィンカ操作状態に応じてウィンカ反応制御、シート形状制御、および表示制御の制御量を決定した後、ステップS170へ進む。ステップS170では、ステップS160で決定した表示内容で表示を行うよう表示装置80に指令を出力する。これにより、表示装置80の表示モニタMには、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが段階的にバー表示される。また、後側方リスクポテンシャルRPvが所定値RPvaまたはRPvbを超えると、表示モニタM上のリスクポテンシャルRPが点滅する。
ステップS180では、ステップS160で決定したシート制御量Sで運転席71のサイド部72i,72j,73i,73jを回転するようシートサイド形状変更機構70に指令を出力する。これにより、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneに応じて運転席71の形状が変化し、レーンリスクポテンシャルRPlaneが触覚刺激として運転者に伝達される。後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが所定値RPvaまたはRPvbを超えると、後側方リスクポテンシャルRPvに応じてシート制御量Sがさらに増加し、運転席71のサイド部72i,72j,73i,73jが運転者に強く押しつけられる。これにより、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvも触覚刺激として運転者に伝達する。
ステップS190では、ウィンカレバー61が操作されていない場合は、ステップS160で決定したウィンカ反力Fwを発生するようにウィンカ反応制御装置60に指令を出力する。後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに応じてウィンカ反力Fwを発生させることにより、運転者がウィンカレバー61を操作するときに後側方リスクポテンシャルRPvをウィンカレバー61の操作反力として運転者に伝えることができる。
さらに、ステップS200では、ウィンカレバー61が操作されている場合は、ステップS160で決定したウィンカ音間隔Pwでウィンカ音を発生するようウィンカ反応制御装置60に指令を出力する。これにより、運転者がウィンカレバー61を既に操作して車線変更や追い越し動作を行おうとしているときに、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが大きい場合にはウィンカ音が短い間隔で発生するので、運転者の注意を喚起することができる。これにより、今回の処理を終了する。
このように、以上説明した第1の実施の形態においては、以下のような作用効果を奏することができる。
(1)コントローラ50は、自車両周囲の障害物状況に基づいて、自車両に対する複数のリスクポテンシャルを算出する。そして、算出した複数のリスクポテンシャルを、操作機器の操作反力および触覚刺激により運転者に伝達する。さらに、算出した複数のリスクポテンシャルの内、少なくともいずれかの上昇に伴って、操作反力または触覚刺激を非線形で変化させる。これにより、自車両周囲の複数の障害物に対するリスクポテンシャルを、それぞれ操作反力または触覚刺激、または操作反力および触覚刺激として別々に運転者に伝達することができる。さらに、障害物に対するリスクポテンシャルが上昇すると、操作反力または触覚刺激を非線形で変化させるので、リスクポテンシャルの増加を運転者に確実に知らせることができる。ここで、操作反力または触覚刺激を非線形で変化させるとは、リスクポテンシャルの変化に対して操作反力または触覚刺激がリニアに変化するのではなく、リスクポテンシャルの変化に対して不連続に変化させることを表している。
(2)コントローラ50は、自車両の後側方に存在する後側方車両との接近度合に基づいて、後側方リスクポテンシャル(第1リスクポテンシャル)RPvを算出し、自車両と自車線の車線識別線との相対位置に基づいてレーンリスクポテンシャル(第2リスクポテンシャル)RPlaneを算出する。後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvおよびレーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneを操作反力または触覚刺激として運転者に知らせることにより、自車両周囲の複数の障害物状況を、運転者に確実に伝達することができる。
(3)コントローラ50は、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに基づいて操作反力、具体的にはウィンカレバー61に発生する反力を制御する。また、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneに基づいて触覚刺激を運転者に付与する。触覚刺激は、例えば運転席71の左右端部72i,72j,73i,73jを運転者側に回転させることにより、発生させることができる。これにより、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが大きい場合は、運転者が車線変更等を行おうとしてウィンカ操作を行う場合のウィンカレバー61の操作反力が大きくなり、運転者に後側方車両の接近度合を直感的に知らせることができる。また、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneが大きくなるほど運転席71の形状を大きく変更することによって強い触覚刺激を運転者に与えるので、自車両がレーンマーカに寄って走行していることを運転者に確実に知らせることができる。
(4)図8(a)(b)に示すように、後側方リスクポテンシャルRPvが所定値RPva、RPvbを超えると、レーンリスクポテンシャルRPlaneに基づくシート制御量Sを、さらに後側方リスクポテンシャルRPvに応じて増加させる。これにより、後側方車両との接近度合を運転席71からの触覚刺激としても運転者に伝達することができる。
(5)図8(b)に示すように、後側方リスクポテンシャルRPvが所定値RPvcを超えると、レーンリスクポテンシャルRPlaneに基づくシート制御量Sに加えて運転席71に振動を付加する。これにより、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが非常に高くなっていることを運転者に確実に知らせることができる。とくに、ウィンカ操作が行われた後に運転席71を振動させるので、運転者が車線変更等を行おうとしているときに運転者の注意を喚起する。また、ウィンカ操作が行われていないときは運転席71に振動を発生しないので、運転者に煩わしさを与えることがない。
(6)ウィンカ操作が行われた後は、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに基づいてウィンカ操作音を制御する。これにより、運転者が車線変更等を行おうとしている状況で、後側方車両との接近度合を音として提供し、運転者の注意を喚起することができる。
(7)後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvを表示装置80に表示するので、後側方車両との接近度合を視覚情報としても運転者に提供することができる。
《第2の実施の形態》
以下に、本発明の第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。第2の実施の形態による車両用運転操作補助装置の構成は、図1および図2に示した第1の実施の形態と同様である。ここでは、第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
第2の実施の形態は、運転席71のシート制御量Sの設定方法が、上述した第1の実施の形態と異なっている。具体的には、運転席71のシート制御量Sを、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneと後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvの両方を用いて決定する。
図9(a)(b)に、ウィンカ非操作時およびウィンカ操作時の制御量設定マップをそれぞれ示す。まず、ウィンカ非操作時の制御量設定について説明する。
ウィンカレバー61が操作されていない場合は、図9(a)に示すように、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneが大きくなるほどシート制御量Sが大きくなる。さらに、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが大きい場合は、後側方リスクポテンシャルRPvが大きくなるほどシート制御量Sを増加させる。
ここで、図9(a)に破線で示すように、シート制御量Sを、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneのみで決定するか、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneと後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvとに基づいて決定するかを切り換える切換ラインL1を設定する。そして、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが切換ラインL1を超える場合は、レーンリスクポテンシャルRPlaneおよび後側方リスクポテンシャルRPvに基づいてシート制御量Sを設定する。すなわち、後側方リスクポテンシャルRPvが切換ラインL1を超える場合は、レーンリスクポテンシャルRPlaneが一定であるとすると、後側方リスクポテンシャルRPvが大きくなるほどシート制御量Sが大きくなる。
なお、切換ラインL1は、レーンリスクポテンシャルRPlaneが大きくなるほど、制御量Sの設定方法を切り換えるための後側方リスクポテンシャルRPvのしきい値が小さくなるように、予め適切に設定しておく。
後側方リスクポテンシャルRPvに対するウィンカ反力Fwの設定方法は、上述した第1の実施の形態と同様である。
つぎに、ウィンカ操作時の制御量設定について説明する。
ウィンカレバー71が操作されている場合も、ウィンカ非操作時の図9(a)のマップと同様に、シート制御量Sを、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneのみで決定するか、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneと後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvとに基づいて決定するかを切り換える切換ラインL2を設定する。ただし、ウィンカ操作時の切換ラインL2は、ウィンカ非操作時の切換ラインL1よりも低いレベルに設定する。すなわち、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneが同じ場合には、ウィンカレバー61が操作されているときは、ウィンカレバー61が操作されていないときに比べて小さい値をしきい値として、シート制御量Sの設定方法を切り換える。
さらに、切換ラインL2よりも高いレベルに、運転席71に振動を発生させるための振動開始ラインL3を設定する。振動開始ラインL3は、切換ラインL2と同様に、レーンリスクポテンシャルRPlaneが大きくなるほど、振動開始を判断するための後側方リスクポテンシャルRPvの値が小さくなるように設定されている。振動開始ラインL3を超えるようなレーンリスクポテンシャルRPlaneおよび後側方リスクポテンシャルRPvが発生すると、運転席71に振動を発生させて運転者の注意を喚起する。
後側方リスクポテンシャルRPvに対するウィンカ音発生間隔Pwの設定方法は、上述した第1の実施の形態と同様である。
このように、以上説明した第2の実施の形態においては、上述した第1の実施の形態による効果に加えて以下のような作用効果を奏することができる。
(1)図9(a)(b)に示すように、レーンリスクポテンシャルRPlaneおよび後側方リスクポテンシャルRPvが所定レベルL1、L2を超えると、レーンリスクポテンシャルRPlaneに加えて後側方リスクポテンシャルRPvに基づいてシート制御量Sを設定する。これにより、後側方車両との接近度合を運転席71からの触覚刺激としても運転者に伝達することができる。
(2)図9(b)に示すように、レーンリスクポテンシャルRPlaneおよび後側方リスクポテンシャルRPvが所定レベルL3、レーンリスクポテンシャルRPlaneおよび後側方リスクポテンシャルRPlaneに基づくシート制御量Sに加えて運転席71に振動を付加する。これにより、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneおよび後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが非常に高くなっていることを運転者に確実に知らせることができる。とくに、ウィンカ操作が行われた後に運転席71を振動させるので、運転者が車線変更等を行おうとしているときに運転者の注意を喚起する。また、ウィンカ操作が行われていないときは運転席71に振動を発生しないので、運転者に煩わしさを与えることがない。
《第3の実施の形態》
以下に、本発明の第3の実施の形態による車両用運転操作補助装置について説明する。第3の実施の形態による車両用運転操作補助装置の構成は、図1および図2に示した第1の実施の形態と同様である。ここでは、上述した第1の実施の形態との相違点を主に説明する。
第3の実施の形態においては、ウィンカ操作反力およびウィンカ音の代わりにインジケータランプを用いて、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvを運転者に知らせる。インジケータランプは、例えば車室内の運転者の左右両側に配置する。
図10に、第3の実施の形態における表示制御、インジケータランプ制御およびシート形状制御の概要を示す。図10に示すように、(a)ウィンカ操作なしで後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが小さい場合、および(b)ウィンカ操作なしで後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが大きい場合は、インジケータランプは消灯しておく。そして、(c)ウィンカ操作ありで後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが小さい場合、および(d)ウィンカ操作ありで後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvが大きい場合は、インジケータランプを点滅する。また、インジケータランプの点滅周期は、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに応じて設定する。これにより、後側方リスクポテンシャルRPvを運転者に知らせる。
インジケータランプ制御以外の、シート形状制御および表示制御の内容は、上述した第1の実施の形態と同様である。なお、第3の実施の形態と上述した第2の実施の形態とを組み合わせ、図9(a)(b)のマップを用いてシート制御量Sを設定することも可能である。
このように、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに基づいてインジケータランプを点滅させることによっても、後側方車両との接近度合を運転者に伝達することができる。レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneを運転席71の形状を変更することにより触覚刺激として伝達し、さらに後側方リスクポテンシャルRPvの大きさをインジケータランプの点滅周期によって伝達するので、自車両周囲の複数のリスクポテンシャルを独立して伝達し、運転者にとってわかりやすい制御を行うことができる。
上述した第1および第2の実施の形態においては、ウィンカレバー61が操作されたときに後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに応じて、ウィンカ音の発生間隔Pwを変更した。この場合、後側方車両の存在方向とウィンカレバー61の操作方向との関係を考慮してウィンカ音の制御を行うこともできる。例えば、後側方車両が存在する方向にウィンカレバー61が操作された場合は、当該後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに応じてウィンカ音発生間隔Pwを変更する。一方、後側方車両が存在する方向とは反対方向にウィンカレバー61が操作された場合には、ウィンカ音発生間隔Pwを変更せずに、通常通りの間隔とすることもできる。また、ウィンカレバー61が操作されたときに、ウィンカ音の動作制御を行わないようにすることも可能である。この場合、ウィンカ反応制御装置60によってウィンカ音スピーカ62を制御する必要はない。
上述した第1から第3の実施の形態においては、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvの表示例を、図5および図6を用いて説明したが、後側方リスクRPvの表示例は、これらには限定されない。自車両Aと後側方車両Bの形状を変えたり、リスクポテンシャルRPvの表示形式を変更することもできる。また、後側方リスクポテンシャルRPvが所定値を超えたときに、リスクポテンシャルRPvの代わりに後側方車両Bを点滅させることもできる。なお、自車両の左後方に他車両が検出された場合には、表示モニタMにおいて、自車両Aの左側に他車両を表示し、自車両Aと他車両との間に他車両に対するリスクポテンシャルを表示することもできる。なお、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvに応じた表示制御は、省略することも可能である。この場合、表示装置80を設ける必要はない。
上述した第1から第3の実施の形態においては、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneを、クッション部72のサイド部72i、72j、および背もたれ部73のサイド部73i、73jを回転することによって運転者に伝達した。ただし、これには限定されず、クッション部72のサイド部72i、72j、および背もたれ部73のサイド部73i、73jのいずれかを回転させることもできる。また、レーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneが小さい場合には、クッション部72のサイド部72i、72j、または背もたれ部73のサイド部73i、73jを制御し、リスクポテンシャルRPlaneが大きくなると、クッション部72のサイド部72i、72j、および背もたれ部73のサイド部73i、73jの両方を制御することもできる。
また、シートサイド形状変更機構70は、図3に示す構成には限定されない。例えば、モータユニット72f,72g,73f,73gの代わりに、運転席71に空気袋等を内蔵して運転席71の形状を変更するように構成することもできる。
上述した第1から第3の実施の形態においては、後側方車両に対するリスクポテンシャルRPvまたはレーンマーカに対するリスクポテンシャルRPlaneが上昇したときに、運転席71に振動を発生させた。しかし、これには限定されず、運転席71の代わりにウィンカレバー61に振動を発生させることもできる。または、運転者が操作する操作機器であるステアリングホイール等に振動を発生させることも可能である。
上述した第1から第3の実施の形態においては、自車両と後側方車両との余裕時間TTCおよび車間時間THWを用いて、(式4)から後側方リスクポテンシャルRPvを算出した。ただし、これには限定されず、例えば自車両と後側方車両との余裕時間TTCの逆数を、後側方リスクポテンシャルRPvとして用いることもできる。
以上説明した第1から第3の実施の形態においては、障害物検出手段として、前方カメラ20、後側方カメラ21および車速センサ30を用い、リスクポテンシャル算出手段および制御手段としてコントローラ50を用いた。また、操作反力発生手段およびウィンカ音制御手段としてウィンカ反応制御装置60を用い、触覚刺激付与手段としてシートサイド形状変更機構70を用い、表示手段として表示装置80を用いた。ただし、これらには限定されず、障害物検出手段として、後側方カメラ21の代わりに例えばレーザレーダ等のレーダ装置を用いることもできる。
本発明の第1の実施の形態による車両用運転操作補助装置のシステム図。 図1に示す車両用運転操作補助装置を搭載した車両の構成図。 シートサイド形状変更機構の構成を示す図。 第1の実施の形態による制御の概要を説明する図。 後側方車両に対するリスクポテンシャルの表示例を示す図。 後側方車両に対するリスクポテンシャルの表示例を示す図。 第1の実施の形態の車両用運転操作補助装置における運転操作補助制御プログラムの処理手順を示すフローチャート。 (a)ウィンカ非操作時の制御量設定マップを示す図、(b)ウィンカ操作時の制御量設定マップを示す図。 (a)ウィンカ非操作時の制御量設定マップを示す図、(b)ウィンカ操作時の制御量設定マップを示す図。 第3の実施の形態による制御の概要を説明する図。
符号の説明
20:前方カメラ
21:後側方カメラ
30:車速センサ
50:コントローラ
60:ウィンカ反応制御装置
70:シートサイド形状変更機構
80:表示装置

Claims (15)

  1. 自車両周囲の障害物状況を検出する障害物検出手段と、
    前記障害物検出手段による検出結果に基づいて、前記自車両に対する複数のリスクポテンシャルを算出するリスクポテンシャル算出手段と、
    運転者が操作する操作機器に操作反力を発生させる操作反力発生手段と、
    運転者に触覚を介した触覚刺激を与える触覚刺激付与手段と、
    前記リスクポテンシャル算出手段によって算出される前記複数のリスクポテンシャルを、前記操作反力および前記触覚刺激により運転者に伝達するよう前記操作反力発生手段と前記触覚刺激付与手段を制御する制御手段とを備え、
    前記制御手段は、前記複数のリスクポテンシャルのうち少なくともいずれかの上昇に伴って、前記操作反力または前記触覚刺激を非線形で変化させることを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  2. 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記障害物検出手段は、前記自車両の後側方に存在する後側方車両、および自車線の車線識別線を検出し、
    前記リスクポテンシャル算出手段は、前記複数のリスクポテンシャルとして、前記自車両と前記後側方車両との接近度合に基づいて第1リスクポテンシャルを算出し、前記自車両と前記車線識別線との相対位置に基づいて第2リスクポテンシャルを算出することを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  3. 請求項1に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記リスクポテンシャル算出手段は、前記複数のリスクポテンシャルとして、第1リスクポテンシャルおよび第2リスクポテンシャルを算出し、
    前記制御手段は、前記第1リスクポテンシャルに基づいて前記操作反力を発生するよう前記操作反力発生手段を制御し、前記第2リスクポテンシャルに基づいて前記触覚刺激を付与するよう前記触覚刺激付与手段を制御することを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  4. 請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記制御手段は、前記第1リスクポテンシャルに基づいて前記操作反力を発生するよう前記操作反力発生手段を制御し、前記第2リスクポテンシャルに基づいて前記触覚刺激を付与するよう前記触覚刺激付与手段を制御することを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記制御手段は、前記第1リスクポテンシャルが所定値を超えると、前記第2リスクポテンシャルに基づく前記触覚刺激の出力を、前記第1リスクポテンシャルに応じて増加させることを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  6. 請求項3または請求項4に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記制御手段は、前記第1リスクポテンシャルおよび前記第2リスクポテンシャルが所定レベルを超えると、前記第2リスクポテンシャルに加えて前記第1リスクポテンシャルに基づいて前記触覚刺激の出力を設定することを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  7. 請求項3または請求項4に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記制御手段は、前記第1リスクポテンシャルが所定値を超えると、前記第2リスクポテンシャルに基づく前記触覚刺激に振動を付加することを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  8. 請求項5に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記制御手段は、前記第1リスクポテンシャルが前記所定値以上の第2の所定値を超えると、前記第2リスクポテンシャルに基づく前記触覚刺激に振動を付加することを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  9. 請求項3または請求項4に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記制御手段は、前記第1リスクポテンシャルおよび前記第2リスクポテンシャルが所定レベルを超えると、前記第2リスクポテンシャルに基づく触覚刺激に振動を付加することを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  10. 請求項6に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記制御手段は、前記第1リスクポテンシャルおよび前記第2リスクポテンシャルが前記所定レベルよりも高い第2の所定レベルを超えると、前記第1リスクポテンシャルおよび前記第2リスクポテンシャルに基づく触覚刺激に振動を付加することを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれかに記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記操作反力発生手段は、ウィンカレバーに前記操作反力を発生させることを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  12. 請求項1から請求項11のいずれかに記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記触覚刺激付与手段は、運転席左右端部の形状を変更することにより、運転者に前記触覚刺激を与えることを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  13. 請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記第1リスクポテンシャルに基づいてウィンカ操作音を制御するウィンカ音制御手段をさらに備えることを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  14. 請求項2に記載の車両用運転操作補助装置において、
    前記第1リスクポテンシャルを表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする車両用運転操作補助装置。
  15. 請求項1から請求項14のいずれかに記載の車両用運転操作補助装置を備えることを特徴とする車両。
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