JP2001112407A - ロールケーキ及びその製造方法 - Google Patents
ロールケーキ及びその製造方法Info
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Abstract
も、プリンが折れたり、割れたりしないロールケーキ及
びその製造方法を提供する。 【解決手段】 プリンとケーキ生地とからなるロールケ
ーキ。
Description
地とからなるロールケーキ及びその製造方法に関する。
とプリン以外の洋菓子生地を組み合わせた洋菓子は、多
くのものがある。例えば、焼成し、切断したシューパフ
の入れ物にプリンを入れたもの、板状のプリンとケーキ
生地を組み合わせたもの等がある。
であるためハンドリング性が悪く、プリンを板状にして
も、折れたり、割れたりするものであったため、プリン
とケーキ生地からなるロールケーキをつくることができ
なかった。
にプリンを載せ、巻き上げても、プリンが折れたり、割
れたりしないロールケーキ及びその製造方法を提供する
ものである。
ケーキ生地とからなるロールケーキが、上記目的を達成
し得ることを知見した。
で、プリンとケーキ生地とからなるロールケーキを提供
するものである。
造方法として、本発明は、ケーキ生地にプリンを載せ、
端から巻き上げることを特徴とするロールケーキの製造
方法を提供するものである。
いて詳細に説明する。
生地とからなるものである。
類、ゲル化剤を含有するものである。
等が挙げられる。
の配合量は、プリン液の全配合量中、好ましくは50〜
70重量%、さらに好ましくは55〜65重量%であ
る。プリン液の全配合量中、牛乳が50重量%よりも少
ないとプリンが硬く、折れたり、割れたり、食感の悪い
ものになり易く、70重量%よりも多いとプリンにコシ
が無くなくなり、 脆く崩れやすい。
その配合量は、プリン液の全配合量中、好ましくは3〜
25重量%、さらに好ましくは4〜21重量%である。
プリン液の全配合量中、濃縮乳が3重量%よりも少ない
とプリンが硬く、 折れたり、割れたり、 食感の悪いもの
になり易く、25重量%よりも多いとプリンにコシが無
くなくなり、 脆く崩れやすい。
の配合量は、プリン液の全配合量中、好ましくは22〜
31重量%、 さらに好ましくは24〜29重量%であ
る。プリン液の全配合量中、練乳が22重量%よりも少
ないとプリンが硬く、 折れたり、 割れたり、 食感の悪い
ものになり易く、31重量%よりも多いとプリンにコシ
が無くなくなり、 脆く崩れやすい。
卵等が挙げられる。卵の配合量は、プリン液の全配合量
中、好ましくは20〜40重量%、さらに好ましくは2
5〜35重量%である。卵が20重量%よりも少ないと
卵の風味が欠け易く、コシの無いプリンとなり易い。4
0重量%よりも多いとコシが強くなり易く、 ソフトな口
当たりが得られ難い。
ブドウ糖、果糖、麦芽糖、異性化糖、乳糖、オリゴ糖、
還元澱粉糖化物、水飴、蜂蜜の中から選ばれた1種又は
2種以上を用いる。この中では砂糖及び/又はグラニュ
ー糖を使用するのが好ましい。糖類の配合量は、プリン
液の全配合量中、好ましくは10〜20重量%、さらに
好ましくは12〜15重量%である。糖類が10重量%
よりも少ないと甘味が不足し、 食感が硬いものになり易
く、20重量%よりも多いと、 甘味が強すぎ、また腰の
弱いプリンになり易い。
寒天、グルコマンナン、 カラギーナン、ゼラチン、 ロー
カストビーンガム、 グアーガム、 タマリンドガムの中か
ら選ばれた1種又は2種以上を用いることができる。ゲ
ル化剤の配合量はプリン液の全配合量中、好ましくは
0. 09〜5重量%、さらに好ましくは0. 15〜0.
7重量%である。ゲル化剤の配合量が0.09重量%よ
りも少ないとプリンが脆いため、ロールケーキに用いた
ときプリンが割れたり、崩れたりし易く、5重量%より
も多いとプリンが硬いため、ロールケーキに用いたとき
プリンが割れたり、折れたりし易い。
須とすることが好ましい。寒天をグルコマンナン、 カラ
ギーナン、ゼラチン、 ローカストビーンガム、 グアーガ
ム、タマリンドガムの中から選ばれた1種又は2種以上
と併用することは構わない。併用する場合には、寒天と
カラギーナンを用いるのが好ましい。
が好ましくは200〜2000g/cm2 、さらに好ま
しくは350〜450g/cm2 のものを用いる。ゼリ
ー強度の測定方法は1.5重量%濃度の寒天溶液を20
℃、15時間放置し、ゼリーテスターで測定したときの
値である。寒天の分子量としては好ましくは1. 5×1
05 〜8×105 、さらに好ましくは5×105 〜7.
5×105 のものを用いる。
料、着香料、保存料、粉末状食品等を用いることができ
る。
粉、卵、砂糖、油脂、ベーキングパウダーを主配合と
し、必要に応じ、これらに乳製品、乳化剤、香料、洋
酒、 水等を加え、ミキシングし、含気させた生地を焼成
したものであり、ジェノワーズ生地、メレンゲ生地、バ
ターケーキ生地等である。
ついて説明する。まず、プリンの材料であるゲル化剤と
糖類を混合する。ゲル化剤と糖類を混合しないとゲル化
剤がプリン液中でうまく分散しにくい。そして、これに
乳製品を添加し、80〜95℃に加温する。これを40
〜60℃に冷却し、卵を添加、混合し、裏ごしをし、プ
リン液を得る。耐熱、耐水性を有するシートをバットに
敷き、その上にバットの内寸に近いセルクルをバット内
に押し込み、セルクル内にプリン液を厚さが5〜10m
mとなるように流し込み、バットを湯煎しながらオーブ
ンにて、160〜170℃で、30〜40分焼成する。
尚、 ここで言う耐熱、耐水性を有するシートとは、 一般
的に使用されているベーキングシート等のことであり、
耐熱、耐水性を有するシートであれば何れも使用可能で
ある。
し、紙を敷いた天板に厚さが5〜10mmとなるように
流し込み、170〜200℃で、25〜35分焼成す
る。
プリンを載せ、必要により、ケーキ生地とプリンの間、
さらにプリンの上にクリームを載せ、端から巻いてい
き、本発明のロールケーキとする。このときのケーキ生
地とプリンの配合割合は、特に制限はないが、好ましく
はケーキ生地100重量部に対して、 プリン10〜10
0重量部である。
べやすい大きさにカットしたり、さらにカットしたロー
ルケーキをデコレーションして食してもよい。
明する。
ナンは予め上白糖と混合しておいた。これを牛乳に添
加、混合し、 80℃に加温した。これを60℃まで冷却
し、予め十分ほぐした全卵を混ぜ合わせ、裏ごしをし、
プリン液を得た。次に耐熱、耐水性を有するシートをバ
ットに敷き、その上にバットの内寸に近いセルクルをバ
ット内に押し込み、セルクル内にプリン液を厚さが5〜
10mmとなるように流しこみ、バットを湯煎しながら
オーブンにて、160〜170℃で、30〜40分焼成
した後、 板状のプリンを得た。
キシングし、紙を敷いた天板に厚さが5〜10mmとな
るように流し込み、170〜200℃で、25〜35分
焼成しケーキ生地を得た。
た生クリームを160g載せ、さらに上記で得られたプ
リン250gを載せ、その上にホイップした生クリーム
を160g載せた。そして端から巻いていき、ロールケ
ーキを得た。
キ生地にプリンを重ね合わせ、 端から巻き上げても、プ
リンが割れたり、折れたりせず、きれいな渦巻き状とな
った。
度が(1.5重量%濃度の寒天溶液を20℃、15時間
放置し、ゼリーテスターで測定したときの値)400g
/cm2 の寒天は予め上白糖と混合しておいた。これを
牛乳に添加、混合し、 95℃に加温した。これを60℃
まで冷却し、予め十分ほぐした全卵を混ぜ合わせ、裏ご
しをし、プリン液を得た。そして実施例1と同様の方法
で板状のプリンを得た。
キシングし、紙を敷いた天板に厚さが5〜10mmとな
るように流し込み、170〜200℃で、25〜35分
焼成しケーキ生地を得た。
た生クリームを160g載せ、さらに上記で得られたプ
リン250gを載せ、その上にホイップした生クリーム
を160g載せた。そして端から巻いていき、ロールケ
ーキを得た。
キ生地にプリンを重ね合わせ、 端から巻き上げても、プ
リンが割れたり、折れたりせず、きれいな渦巻き状とな
った。
プリンとを組み合わせたものであり、ケーキ生地にプリ
ンを重ね合わせ、 端から巻き上げても、プリンが割れた
り、折れたりせず、きれいな渦巻き状となるものであ
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 プリンとケーキ生地とからなるロールケ
ーキ。 - 【請求項2】 上記プリンが、乳製品、卵、糖類、ゲル
化剤を含有する請求項1記載のロールケーキ。 - 【請求項3】 上記ゲル化剤が寒天である請求項2記載
のロールケーキ。 - 【請求項4】 上記プリンの配合割合が、ケーキ生地1
00重量部に対して、10〜100重量部である請求項
1、2又は3記載のロールケーキ。 - 【請求項5】 ケーキ生地にプリンを載せ、端から巻き
上げることを特徴とするロールケーキの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29540299A JP4097369B2 (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | ロールケーキ及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29540299A JP4097369B2 (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | ロールケーキ及びその製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001112407A true JP2001112407A (ja) | 2001-04-24 |
JP4097369B2 JP4097369B2 (ja) | 2008-06-11 |
Family
ID=17820156
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29540299A Expired - Lifetime JP4097369B2 (ja) | 1999-10-18 | 1999-10-18 | ロールケーキ及びその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4097369B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008136430A (ja) * | 2006-12-04 | 2008-06-19 | Fuji Oil Co Ltd | 折り曲げ耐性のあるスポンジケーキの製造法 |
JP4981191B1 (ja) * | 2011-11-22 | 2012-07-18 | 寛章 石森 | ロールケーキ及びその製造方法 |
KR20210107944A (ko) * | 2020-02-24 | 2021-09-02 | 안동과학대학교 산학협력단 | 단호박과 생강을 이용한 디저트 제조방법 |
-
1999
- 1999-10-18 JP JP29540299A patent/JP4097369B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008136430A (ja) * | 2006-12-04 | 2008-06-19 | Fuji Oil Co Ltd | 折り曲げ耐性のあるスポンジケーキの製造法 |
JP4981191B1 (ja) * | 2011-11-22 | 2012-07-18 | 寛章 石森 | ロールケーキ及びその製造方法 |
KR20210107944A (ko) * | 2020-02-24 | 2021-09-02 | 안동과학대학교 산학협력단 | 단호박과 생강을 이용한 디저트 제조방법 |
KR102425208B1 (ko) * | 2020-02-24 | 2022-07-26 | 안동과학대학교 산학협력단 | 단호박과 생강을 이용한 디저트 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4097369B2 (ja) | 2008-06-11 |
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