JP2001078846A - 家具等の調高具 - Google Patents

家具等の調高具

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JP2001078846A
JP2001078846A JP26167899A JP26167899A JP2001078846A JP 2001078846 A JP2001078846 A JP 2001078846A JP 26167899 A JP26167899 A JP 26167899A JP 26167899 A JP26167899 A JP 26167899A JP 2001078846 A JP2001078846 A JP 2001078846A
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adjuster
height
furniture
leg frame
fixed
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JP26167899A
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Seiya Jufuku
晴也 寿福
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 生産性がよく安価に製造でき、取り付けに際
してレベル出しが容易で、しかも調高を容易且つ正確に
することができる家具等の調高具を提供する。 【解決手段】 調高具を高さ調整の基準となる基板1
と、床面に当接するアジャスタ2と、床面に固定する固
定金具3とから構成する。固定金具3をアジャスタ2の
一部に連結する。基準面12は両側面11より一段高い
棚状とし、脚枠10を底方向から入れ、内側に嵌め込ん
で固定する。挿通孔31aにネジ部分21を挿通させた
状態で、ネジ部分21をナット13に螺入する。脚枠1
0の位置決めをした後に、下部面32を木ネジ4で床面
に固定する。脚部分22を回し、アジャスタ2の概ねの
高さを決めて床面に接地させ、スクリュードライバー
(図示せず)を十字溝21aに嵌合させて、水平器を見
ながらそれぞれのアジャスタ2の高さを調整する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する分野】本発明は、家具などの室内装着物
を設置するにあたり、水平または所望の傾斜になるよう
に、家具等の脚枠の高さを調整する家具等の調高具に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、備付け家具等を設置するにあ
たっては、その脚枠にアジャスタを取り付けて水平調整
をするのが一般的であった。その典型的なものとしては
図6に示すように、方形の基部5を木材で切り出し、ア
ジャスタ6のネジ部分61を挿通できる大きさの穴(図
示せず)を穿設し、この穴部分にナット53を固定し、
例えば鎹状の釘7でこれを脚枠10に打ち付けて、アジ
ャスタ6のネジ部分61をナット53に螺合させること
により脚枠10の高さを調整する調高具があった。
【0003】しかしながら、このような従来の調高具で
は、木材を切断し、穴を穿設し、ナットを固定するとい
った工程が不可欠で、生産性が悪いのに対して、その分
を単純に家具の値段に反映させることができなく、その
生産コストを償却するのが困難であった。
【0004】また、一つ一つの基部5を脚枠10に取り
付けるにあたっては、四方の角に均等に取り付けなくて
はならなく、これらのレベルを決める(以下「レベル出
し」と称す)のに正確な作業を必要とし、労力と時間を
要した。
【0005】さらに、この調高具を取り付けた後に、調
高をするにあったっては、アジャスタ6の脚部分62を
回転させるため、いちいち脚枠10を持ち上げたりしな
くてはならなく、操作性が悪い上、正確な調高が難しか
った。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
みなされたもので、生産性がよく安価に製造でき、取り
付けに際してレベル出しが容易で、しかも調高を容易且
つ正確にすることができる家具等の調高具を提供するこ
とを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、家具等の脚枠
に固定され、該脚枠の調高の基準となる基板と、該基板
と螺合すると共に、床面に当接するアジャスタとからな
る調高具において、前記基板が前記脚枠の底面に固定す
る側面と、該側面の間に位置する基準面とからなり、該
基準面が前記側面より高い面になるように金属で一体形
成され、前記基準面の略中央に前記アジャスタとの螺合
部分が形成されるようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の調高具は、家具等の脚枠
の底面に固定する基板と、該基板と螺合して床面との間
で調高するアジャスタと、該アジャスタに連結すると共
に床面に固定する固定金具とから構成されている。この
構成により、従来の調高具の問題点であった生産性、レ
ベル調整、操作性を飛躍的に向上させて、家具自体のコ
ストダウンを実現し、さらに床面への固定手段を付加さ
せることにより傾倒防止にもなり、安全性も加えた家具
の取付けを実現できる。
【0009】すなわち、基板はプレス加工などにより容
易に製造でき、しかも脚枠への取り付けが容易で、従来
苦労して行っていたレベル出しが、単に基板を脚枠に取
り付けることにより自動的になされる。また、アジャス
タによる調高においては、従来は感を頼りに行っていた
ものを、調高の具合を見ながら確実に行うことが可能で
あり、非常に操作性を向上させている。さらに、固定金
具をあわせて使用することにより家具の底面が容易に固
定され、傾倒防止のための工具などを新たに取り付ける
必要がなくなる。さらに、具体的には実施例により以下
に示す。
【0010】
【実施例】図1は調高具を家具の脚枠と床面とに固定し
た状態を示す斜視図、図2は調高具を家具の脚枠と床面
とに固定した状態を示す平面図、図3は調高具の構成を
示す分解斜視図、図4および図5はアジャスタの他の実
施例を示す斜視図、図6は従来技術の調高具を示す斜視
図ある。
【0011】まず、本実施例の調高具の構成について説
明する。図1および図3に示すように、家具等の脚枠1
0の底面に固定され、高さ調整の基準となる基板1と、
この基板1と螺合して、床面に当接するアジャスタ2
と、床面に固定すると共にアジャスタ2の一部に連結し
た固定金具3とから構成されている。
【0012】図3に示すように、基板1は脚枠10の角
に辺と辺との間を斜に渡るようにして固定するもので、
その両側面11は脚枠10の底面10aに木ネジ(図示
せず)により固定するためのネジ穴11aが穿設されて
いる。また、基準面12は一段高い棚状となっており、
脚枠10の内側に嵌め込まれる。基準面12の略中心に
はアジャスタ2を螺合させるナット13が一体形成され
ている。
【0013】アジャスタ2は、雄ネジが切られたネジ部
分21と、ネジ部分21の下部に連結した脚部分22と
からなり、この脚部分22は床面と接することから樹脂
などの柔らかい素材で形成されている。ネジ部分21の
頂部には後述する調整の際にドライバー先端を嵌合させ
る十字溝21aが形成されている
【0014】固定金具3は、二つの異なる高さの面から
なり、上部面31には挿通孔31aが穿設され、これに
アジャスタ2のネジ部分21を挿通させることができる
ように設けられている。したがって、挿通孔31aにネ
ジ部分21を挿通させることにより、上部面31が脚部
分22の上面に位置して、アジャスタ2と固定金具3と
が相対的に可動な状態で連結される。下部面32には木
ネジ4等で床面に固定するためのネジ穴32aが穿設さ
れており、さらに床面に突き刺さって固定金具3が回転
するのを防止する複数の突起32bが設けられている。
【0015】次に、本実施例の調高具の取り付けについ
て説明する。図1および図2に示すように、基板1を脚
枠10底方向から入れ、脚枠10の内側に基準面12を
嵌め込んで、木ネジ又は釘等で固定する。これは脚枠1
0の他の角についても同様に行う。挿通孔31aにネジ
部分21を挿通させた状態で、ネジ部分21をナット1
3に螺入する。脚枠10の位置決めをした後に、下部面
32を木ネジ4で床面に固定する。木ネジ4を締めるこ
とにより突起32bが床面に突き刺さって固定金具3は
水平方向にも動かなくなる。
【0016】脚枠10の四方の角について同様の床面固
定を行った後に、水平器(図示せず)を使用して脚枠1
0の水平を確認しながら調高を行う。脚部分22を回
し、アジャスタ2の概ねの高さを決めて床面に接地さ
せ、スクリュードライバー(図示せず)を十字溝21a
に嵌合させて、水平器を見ながらそれぞれのアジャスタ
2の高さを調整する。脚枠10が水平でガタがなくなっ
た状態で調高を終了し、脚枠10の上に家具(図示せ
ず)を取り付け固定する。
【0017】尚、アジャスタ2の底面は、床面の種類に
よって選択することも可能であり、例えば図4に示すよ
うに同心円状の溝を形成することにより回転しやすくす
るものや、これとは反対に図5に示すように放射状の溝
を形成して回転しにくくすることも可能である。すなわ
ち、非常にすべりが悪い床面にあっては調整しやすいよ
うに同心円溝のものを用い、滑りやすい床面にあって
は、荷重により勝手にアジャスタが回転しないようにす
るものである。
【0018】さらに、図5に示すようにアジャスタの底
面にスクリュードライバー先端を差し込む十字溝を予め
設けておくと、アジャスタの取付け作業が電動ドライバ
ーを使用することにより飛躍的に効率があがる。
【0019】また、固定金具3には水平方向の回転を防
止するために突起32bが設けられていたが、これに限
られるものではなく、複数のネジ穴を穿設する等の手段
でも同様の効果を得られる。
【0020】さらに、上記した設置例では脚枠10を水
平になるように調高していたが、これに限られるもので
はなく、例えば壁側を低くして傾倒防止効果を高めるこ
とにも本発明の調高具は有用である。
【0021】
【発明の効果】上記のように構成したので本発明におい
ては、次に示す効果が得られる。 (1)生産性が良いことから、安価に製造でき、家具の価
格に影響を与えることがない。 (2)レベル出しが容易にでき、取付けが簡単なため、労
力と時間の削減が可能である。 (3)調高の作業性がよく、容易に正確な調高をなしう
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】調高具を家具の脚枠と床面とに固定した状態を
示す斜視図である。
【図2】調高具を家具の脚枠と床面とに固定した状態を
示す平面図である。
【図3】調高具の構成を示す分解斜視図である。
【図4】アジャスタの他の実施例を示す斜視図である。
【図5】アジャスタの他の実施例を示す斜視図である。
【図6】従来技術の調高具を示す斜視図である。
【符号の説明】
1・・・…基板 11・…側面 11a・・ネジ穴 12・…基準面 13・…ナット 2・・・…アジャスタ 21・・・ネジ部分 21a・・十字溝 22・…脚部分 3・・・…固定金具 31・…上部面 31a・・挿通孔 32・…下部面 32a・・ネジ穴 32b・・突起 4・・・…木ネジ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 家具等の脚枠に固定され、該脚枠の調高
    の基準となる基板と、該基板と螺合すると共に、床面に
    当接するアジャスタとからなる調高具において、前記基
    板が前記脚枠の底面に固定する側面と、該側面の間に位
    置する基準面とからなり、該基準面が前記側面より高い
    面になるように金属で一体形成され、前記基準面の略中
    央に前記アジャスタとの螺合部分が形成されたことを特
    徴とする家具等の調高具。
  2. 【請求項2】 さらに、床面に固定すると共にアジャス
    タに連結した固定金具を有し、該固定金具に水平回転防
    止手段を設けたことを特徴とする請求項1記載の家具等
    の調高具。
  3. 【請求項3】 基板と螺合するアジャスタのネジ部分の
    頂部に、スクリュードライバーの先端を嵌合させる溝を
    形成したことを特徴とする請求項1記載の家具等の調高
    具。
JP26167899A 1999-09-16 1999-09-16 家具等の調高具 Pending JP2001078846A (ja)

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Cited By (5)

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