JPH068197Y2 - 二重床パネルの高さ調節装置 - Google Patents

二重床パネルの高さ調節装置

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Publication number
JPH068197Y2
JPH068197Y2 JP8236891U JP8236891U JPH068197Y2 JP H068197 Y2 JPH068197 Y2 JP H068197Y2 JP 8236891 U JP8236891 U JP 8236891U JP 8236891 U JP8236891 U JP 8236891U JP H068197 Y2 JPH068197 Y2 JP H068197Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
panel
double floor
adjusting screw
receiving plate
floor panel
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Application number
JP8236891U
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JPH0495927U (ja
Inventor
満 福島
徳三 小林
Original Assignee
オーエム機器株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は建物にパネルを用いて二
重床を形成する際の高さ調節装置に関するもので、床素
地面が平坦でないか、勾配のあるような場合に二重床面
の水平を出すのに好適なものの提供を目的とするもので
ある。
【0002】
【従来の技術】二重床を形成するパネルの支持脚とし
て、例えば実開昭58-19038号にみられるように、支持脚
のベース部に垂直に設けた高さ調節ボルトにより、単に
受板の高さを調整するものや、他に床板の四隅にそれぞ
れ独立した調整手段として四本のねじ脚を設けた構造の
ものが従来あった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の高さ
調整機構は、前者の場合、移動量の大きい全体の高さ調
整が一度にできるが、素地面に傾斜や凹凸があると受板
が傾斜するため各パネル間に段差ができてしまうが段差
を無くするための各パネル毎の微調整ができず、後者の
場合は前者とは逆に段差の微調整は可能であるが、所定
の高さまで調整するために各コーナーのねじ脚をそれぞ
れ調整するために手間を要し、その後に再度それぞれの
ねじ脚を微調整しなければならない欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで、上記のような難
点を解決するために、本考案では、二重床パネルの高さ
調節装置において、ベース5に垂直に設けられた主ねじ
部3へが螺入され、該受板2の外周附近に微調整ねじ機
構6のための調整ねじ穴8を設け、該調整ねじ穴8へ螺
入する調整ねじ7は鍔部14を有し、この鍔部14がパネル
1の底面に当接し、かつ、鍔部から延長して設けたピン
状の受板2の回り止めを兼ねた落下防止ピン部12がパネ
ルコーナー部に設けた挿通穴13へ挿通されてなることを
特徴とする二重床パネルの高さ調節装置を開発したので
ある。
【0005】
【作用】このような構造であると、装置のベースが傾斜
床素地面に密接し、支持脚が傾斜状態にあっても、受板
に当接する鍔部14の上面がパネルの底面に当接して、4
枚のパネルの突合せ部の各コーナー部を単独に微調整可
能にして、水平を維持する作用をする。また、調整ねじ
7の鍔部から延長して設けたピン状の落下防止ピン部12
が、パネルコーナー部に設けた挿通穴へ挿通されている
ので、地震等による過大振動時等にもパネルが支持脚か
ら外れるのを防ぐと共に、主ねじ部と受板の緩み止めを
特に必要としない。ねじ機構6がベース5側にあってパ
ネル1側にはないので、パネルのみの取外しを可能と
し、レイアウト変更や点検時に取外したパネルを再度敷
設する際に、パネルの戻し位置の特定や再度の高さ微調
整が不要となる。更に、移動量の大きい基本的な高さ調
整は主ねじ部で行なうため4本の調整ねじ7の調整量は
微調整で済み手間が要らない。
【0006】
【実施例】
以下図面によって本考案の実施例を詳細に説明する。図
1は本考案の装置を示す断面図であり、図2は分解斜視
図である。この例で明らかなように、本装置はベース5
に垂直に設けられた主ねじ部3へ受板2が螺入されて取
付けられており、これは互いにコーナー部で突き合わさ
れた4枚のパネルの各コーナー部を同時に支えて上下に
高さ調節する。前記受板2に対して、4枚のパネルの突
合せ部の各コーナー部を単独に微調整するねじ機構6が
設けられている。すなわち、受板2には主ねじ部3が螺
入される主ねじ穴11と、その外周付近に4枚のパネルの
突合せ部の各コーナー部を単独に微調整するねじ機構6
のための調整ねじ穴8が設けられている。この調整ねじ
穴8へ螺入されている調整ねじ7は鍔部14がパネル1の
底面に当接しパネルを直接支持し、かつ、鍔部から延長
して設けられたピン状の落下防止ピン部12が、パネルコ
ーナー部に設けられた挿通穴13へ裏面から挿通され、そ
の上端は工具当接部9となっている。この工具当接部9
は+や−、更には、六角形等の調整工具にみあう形状で
ある。この調整ねじ7の頂部に長く設けられたピン状の
落下防止ピン部12によって、地震等が起きてもパネルが
外れて落下することがない。調整ねじ7はバネを外挿し
て締付ける構造にすると、回り止め効果を得ることがで
きる。
【0007】
【考案の効果】本考案の二重床パネルの高さ調節装置の
完成によって、床素地面が平坦でないか勾配のあるよう
な場合に、容易かつ安定に二重床面の水平度を出すこと
ができることとなった。また、強い衝撃や地震に対して
安定にパネルを支持することができる。ねじ機構がベー
ス側にあってパネル側にないので、レイアウト変更や点
検時等にパネルのみの取外しが可能であり、パネルの戻
し位置の特定も調整ねじの再調節も不要で、作業能率の
向上が計れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の装置を示す実施例の断面図である。
【図2】同装置の分解斜視図である。
【符号の説明】
1 パネル 2 受板 3 主ねじ部 5 ベース 6 微調整ねじ機構 7 調整ねじ 8 調整ねじ穴 9 工具当接部 10 調整用工具穴 11 主ねじ穴 12 落下防止ピン部 13 挿通穴 14 鍔部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二重床パネルの高さ調節装置において、
    ベース5に垂直に設けられた1本の主調整用の主ねじ部
    3へ受板2が螺入され、該受板2の外周附近に微調整ね
    じ機構6のための調整ねじ穴8を設け、該調整ねじ穴8
    へ螺入する調整ねじ7は上端に鍔部14を有し該鍔部14が
    パネル1の底面に当接し、かつ、該鍔部から延長して設
    けたピン状の受板2の回り止めを兼ねた落下防止ピン部
    12をパネルコーナー部に設けた挿通穴13へ挿通してなる
    ことを特徴とする二重床パネルの高さ調節装置。
JP8236891U 1991-09-13 1991-09-13 二重床パネルの高さ調節装置 Expired - Lifetime JPH068197Y2 (ja)

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JPH0495927U JPH0495927U (ja) 1992-08-19
JPH068197Y2 true JPH068197Y2 (ja) 1994-03-02

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