JP2000342781A - パチンコ遊技機 - Google Patents
パチンコ遊技機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大当たりが発生するパチンコ遊技機であっ
て、図柄変動表示器の図柄表示態様を斬新でより魅力的
なものとし、マンネリを打破しパチンコ遊技の娯楽性を
維持，増大させる。 【解決手段】 始動条件が成立することにより図柄変動
表示器２に図柄が動画状に流れる如くに変動表示された
後に特定図柄で停止した場合に大当たりとなって可変入
賞装置６が継続的に開成状態となるパチンコ遊技機にお
いて、該図柄変動表示器に変動表示される図柄は、第一
図柄群と、第二図柄群と、第一図柄群と第二図柄群とを
重ね合せ、または高速で交互表示したときに表れる第三
図柄群とより適宜選択される。
て、図柄変動表示器の図柄表示態様を斬新でより魅力的
なものとし、マンネリを打破しパチンコ遊技の娯楽性を
維持，増大させる。 【解決手段】 始動条件が成立することにより図柄変動
表示器２に図柄が動画状に流れる如くに変動表示された
後に特定図柄で停止した場合に大当たりとなって可変入
賞装置６が継続的に開成状態となるパチンコ遊技機にお
いて、該図柄変動表示器に変動表示される図柄は、第一
図柄群と、第二図柄群と、第一図柄群と第二図柄群とを
重ね合せ、または高速で交互表示したときに表れる第三
図柄群とより適宜選択される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、図柄変動表示器に
数字，記号等の複数の図柄が複数列にて流れる如くに変
動表示された後、該各表示列の図柄の変動が停止し、各
表示列とも同じ停止図柄となると大当たりが発生し特別
遊技状態となって大入賞口が継続的に開かれ打球が非常
に入賞し易くなるように構成されたパチンコ遊技機に関
するものである。
数字，記号等の複数の図柄が複数列にて流れる如くに変
動表示された後、該各表示列の図柄の変動が停止し、各
表示列とも同じ停止図柄となると大当たりが発生し特別
遊技状態となって大入賞口が継続的に開かれ打球が非常
に入賞し易くなるように構成されたパチンコ遊技機に関
するものである。
【０００２】
【従来の技術】「フィーバー機」と称される第１種パチ
ンコ遊技機は、周知のように、遊技盤にカラー液晶ディ
スプレイ，ＣＲＴ等の図柄変動表示器が設けられ、始動
口に打球が入ると、１〜８の数字および○，△，□，×
等の記号またはキャラクター等（以下、図柄という）が
該図柄変動表示器に夫々上から下に流れる如くに３列で
変動表示され、その表示の変動は数秒後に左列，右列，
中列の順に停止し、その停止図柄が所定の確率で偶然性
をもって例えば「７７７」，「☆☆☆」のように３列と
も同じ図柄となった場合に大当たり（特別遊技状態）と
なり、可変入賞装置（大入賞口）の開閉扉が電動開閉装
置の作動により開成状態となるようにしたもので、その
開成状態の可変入賞装置に打球が所定個数（通常は１０
個）入球するか、または開成状態で所定制限時間（通常
は３０秒）が経過すると、いわゆる第１ラウンドが終わ
って該可変入賞装置は一旦は閉じるが、その第１ラウン
ド中に可変入賞装置内に設けられている継続入賞口（Ｖ
ゾーンと称される）に打球が入球した場合には第２ラウ
ンドが始まりすぐにまた該可変入賞装置が開かれ、開成
状態となった可変入賞装置にまた打球が所定個数（通常
は１０個）入球するか、または開成状態で所定制限時間
（通常は３０秒）が経過すると、第２ラウンドが終わっ
て該可変入賞装置はまた閉じるが、その第２ラウンド中
に可変入賞装置内に設けられている継続入賞口（Ｖゾー
ンと称される）に打球が入球した場合には第３ラウンド
が始まりすぐにまた該可変入賞装置が開かれ、こうして
各ラウンド中に継続入賞口に打球が入賞したことを条件
として最終ラウンド（例えば第１６ラウンド）になるま
で該可変入賞装置が継続的に開かれるようにしている。
このように特別遊技状態の期間中に可変入賞装置の開閉
扉が所定ラウンド数を限度として継続的に開かれ打球が
極めて入り易い状況が続くので多数の景品球を獲得でき
て遊技者に多くの利益がもたらされるものである。
ンコ遊技機は、周知のように、遊技盤にカラー液晶ディ
スプレイ，ＣＲＴ等の図柄変動表示器が設けられ、始動
口に打球が入ると、１〜８の数字および○，△，□，×
等の記号またはキャラクター等（以下、図柄という）が
該図柄変動表示器に夫々上から下に流れる如くに３列で
変動表示され、その表示の変動は数秒後に左列，右列，
中列の順に停止し、その停止図柄が所定の確率で偶然性
をもって例えば「７７７」，「☆☆☆」のように３列と
も同じ図柄となった場合に大当たり（特別遊技状態）と
なり、可変入賞装置（大入賞口）の開閉扉が電動開閉装
置の作動により開成状態となるようにしたもので、その
開成状態の可変入賞装置に打球が所定個数（通常は１０
個）入球するか、または開成状態で所定制限時間（通常
は３０秒）が経過すると、いわゆる第１ラウンドが終わ
って該可変入賞装置は一旦は閉じるが、その第１ラウン
ド中に可変入賞装置内に設けられている継続入賞口（Ｖ
ゾーンと称される）に打球が入球した場合には第２ラウ
ンドが始まりすぐにまた該可変入賞装置が開かれ、開成
状態となった可変入賞装置にまた打球が所定個数（通常
は１０個）入球するか、または開成状態で所定制限時間
（通常は３０秒）が経過すると、第２ラウンドが終わっ
て該可変入賞装置はまた閉じるが、その第２ラウンド中
に可変入賞装置内に設けられている継続入賞口（Ｖゾー
ンと称される）に打球が入球した場合には第３ラウンド
が始まりすぐにまた該可変入賞装置が開かれ、こうして
各ラウンド中に継続入賞口に打球が入賞したことを条件
として最終ラウンド（例えば第１６ラウンド）になるま
で該可変入賞装置が継続的に開かれるようにしている。
このように特別遊技状態の期間中に可変入賞装置の開閉
扉が所定ラウンド数を限度として継続的に開かれ打球が
極めて入り易い状況が続くので多数の景品球を獲得でき
て遊技者に多くの利益がもたらされるものである。
【０００３】また、大当たり終了後は、その大当たりを
もたらした図柄が特定図柄であった場合や抽選表示で当
たりが出ていた場合等に、次の大当たりの発生確率を高
確率にしたり、ボーナスモードとするなど、何らかの特
典が与えられるようにしたパチンコ遊技機も知られてい
る。しかしながらこれらの従来方式もマンネリ化の傾向
にあり、次第に遊技者に飽きられている。
もたらした図柄が特定図柄であった場合や抽選表示で当
たりが出ていた場合等に、次の大当たりの発生確率を高
確率にしたり、ボーナスモードとするなど、何らかの特
典が与えられるようにしたパチンコ遊技機も知られてい
る。しかしながらこれらの従来方式もマンネリ化の傾向
にあり、次第に遊技者に飽きられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、図柄
変動表示器の図柄表示態様を斬新でより魅力的なものと
し、マンネリを打破しパチンコ遊技の娯楽性を維持，増
大させようとするものである。
変動表示器の図柄表示態様を斬新でより魅力的なものと
し、マンネリを打破しパチンコ遊技の娯楽性を維持，増
大させようとするものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】そのために本発明のパチ
ンコ遊技機は、始動条件が成立することにより図柄変動
表示器に図柄が動画状に流れる如くに変動表示された後
に特定図柄で停止した場合に大当たりとなって可変入賞
装置が継続的に開成状態となるパチンコ遊技機におい
て、該図柄変動表示器に変動表示される図柄は、第一図
柄群と、第二図柄群と、第一図柄群と第二図柄群とを重
ね合せ、または高速で交互表示したときに表れる第三図
柄群とより適宜選択されるものであることを特徴とす
る。また本発明は上記パチンコ遊技機において、始動条
件が成立すると図柄変動表示器に第三図柄群が変動表示
された後、第一図柄群または第二図柄群の表示を消滅，
移動することにより、該図柄変動表示器に第一図柄群ま
たは第二図柄群のみが表示されるようにしたことを特徴
とする。また本発明は上記パチンコ遊技機において、始
動条件が成立すると図柄変動表示器に第一図柄群が変動
表示された後、該第一図柄群に第二図柄群が重ね合わさ
れ第三図柄群が表示されるようにしたことを特徴とす
る。また本発明は上記パチンコ遊技機において、停止時
の図柄群の如何により特典が付与されるようにしたこと
を特徴とする。
ンコ遊技機は、始動条件が成立することにより図柄変動
表示器に図柄が動画状に流れる如くに変動表示された後
に特定図柄で停止した場合に大当たりとなって可変入賞
装置が継続的に開成状態となるパチンコ遊技機におい
て、該図柄変動表示器に変動表示される図柄は、第一図
柄群と、第二図柄群と、第一図柄群と第二図柄群とを重
ね合せ、または高速で交互表示したときに表れる第三図
柄群とより適宜選択されるものであることを特徴とす
る。また本発明は上記パチンコ遊技機において、始動条
件が成立すると図柄変動表示器に第三図柄群が変動表示
された後、第一図柄群または第二図柄群の表示を消滅，
移動することにより、該図柄変動表示器に第一図柄群ま
たは第二図柄群のみが表示されるようにしたことを特徴
とする。また本発明は上記パチンコ遊技機において、始
動条件が成立すると図柄変動表示器に第一図柄群が変動
表示された後、該第一図柄群に第二図柄群が重ね合わさ
れ第三図柄群が表示されるようにしたことを特徴とす
る。また本発明は上記パチンコ遊技機において、停止時
の図柄群の如何により特典が付与されるようにしたこと
を特徴とする。
【０００６】
【発明の実施の形態】次に図面に従い本発明の実施の形
態を説明する。図１にこのパチンコ遊技機における遊技
盤１の正面を示し、図中、２は該遊技盤１上に設けられ
たカラー液晶ディスプレイからなる図柄変動表示器、３
は普通入賞口、４は通過ゲート、５は始動口、６は該始
動口５の下方に設けられた大きな長方形状の大入賞口か
らなる可変入賞装置、７は該可変入賞装置にソレノイド
の作動により開閉動するよう設けられた開閉扉、８は該
可変入賞装置内の中央部に形成された継続入賞口であ
る。
態を説明する。図１にこのパチンコ遊技機における遊技
盤１の正面を示し、図中、２は該遊技盤１上に設けられ
たカラー液晶ディスプレイからなる図柄変動表示器、３
は普通入賞口、４は通過ゲート、５は始動口、６は該始
動口５の下方に設けられた大きな長方形状の大入賞口か
らなる可変入賞装置、７は該可変入賞装置にソレノイド
の作動により開閉動するよう設けられた開閉扉、８は該
可変入賞装置内の中央部に形成された継続入賞口であ
る。
【０００７】一方、図２はこのパチンコ遊技機の本発明
に関連する遊技制御回路基板９と図柄制御回路基板１０
の要部を示したブロック図である。遊技制御回路基板９
はＣＰＵとＲＡＭと遊技制御ＲＯＭと入出力回路部とか
らなり、該入出力回路部に前記始動口５に入賞した打球
を検出する始動スイッチ１１と前記可変入賞装置６への
入賞球を計数するスイッチ１２と、前記継続入賞口８へ
の入賞球を検出するスイッチ１３と、可変入賞装置６の
開閉扉を開閉動させるソレノイド１４が接続されてい
る。また、図柄制御回路基板１０はＣＰＵとＲＡＭと図
柄制御ＲＯＭと図柄情報ＲＯＭと入出力回路部とからな
り、該入出力回路部に前記図柄変動表示器２が接続さ
れ、図柄情報ＲＯＭには、図３に例示したような、第一
図柄群と第二図柄群と第三図柄群が夫々記憶されてい
る。
に関連する遊技制御回路基板９と図柄制御回路基板１０
の要部を示したブロック図である。遊技制御回路基板９
はＣＰＵとＲＡＭと遊技制御ＲＯＭと入出力回路部とか
らなり、該入出力回路部に前記始動口５に入賞した打球
を検出する始動スイッチ１１と前記可変入賞装置６への
入賞球を計数するスイッチ１２と、前記継続入賞口８へ
の入賞球を検出するスイッチ１３と、可変入賞装置６の
開閉扉を開閉動させるソレノイド１４が接続されてい
る。また、図柄制御回路基板１０はＣＰＵとＲＡＭと図
柄制御ＲＯＭと図柄情報ＲＯＭと入出力回路部とからな
り、該入出力回路部に前記図柄変動表示器２が接続さ
れ、図柄情報ＲＯＭには、図３に例示したような、第一
図柄群と第二図柄群と第三図柄群が夫々記憶されてい
る。
【０００８】なお、図３に例示した第一図柄群は、白抜
きの状の三角形と四角形と五角形と六角形と星形と円形
とからなり、第二図柄群は、塗り潰し状の三角形と四角
形と五角形と六角形と星形と円形とからなり、第三図柄
群はこの第一図柄群と第二図柄群とを重合した図形から
なる。
きの状の三角形と四角形と五角形と六角形と星形と円形
とからなり、第二図柄群は、塗り潰し状の三角形と四角
形と五角形と六角形と星形と円形とからなり、第三図柄
群はこの第一図柄群と第二図柄群とを重合した図形から
なる。
【０００９】次にこのパチンコ遊技機の作動を図４のフ
ローチャートに従い説明する。図４のフローチャートは
請求項２に記載の発明に係るものである。始動スイッチ
１１によって始動口５に入賞した打球が検知されること
で始動条件が成立する。（ステップａ）。そしてステッ
プｂにて後述する記憶回数Ｓ−１が実行され、ステップ
ｃにてＳ＞０の条件が判別され、その条件に合致する場
合は、ステップｄに移行し高確率（例えば確率１／２
０）にて大当たりとなる乱数およびその形態を決するた
めの数種類の乱数が取得され、その条件に合致しない場
合は、ステップｅに移行し低確率（例えば確率１／２５
０）にて大当たりとなる乱数およびその形態を決するた
めの数種類の乱数が取得される。
ローチャートに従い説明する。図４のフローチャートは
請求項２に記載の発明に係るものである。始動スイッチ
１１によって始動口５に入賞した打球が検知されること
で始動条件が成立する。（ステップａ）。そしてステッ
プｂにて後述する記憶回数Ｓ−１が実行され、ステップ
ｃにてＳ＞０の条件が判別され、その条件に合致する場
合は、ステップｄに移行し高確率（例えば確率１／２
０）にて大当たりとなる乱数およびその形態を決するた
めの数種類の乱数が取得され、その条件に合致しない場
合は、ステップｅに移行し低確率（例えば確率１／２５
０）にて大当たりとなる乱数およびその形態を決するた
めの数種類の乱数が取得される。
【００１０】そして、ステップｆ，ｇに移行し図５
（イ）に例示したように図柄変動表示器２に第三図柄群
が左列と中列と右列の３列にて上から下に流れる如くに
変動表示され、数秒後にその変動が順に停止する。そし
てステップｈにて各列が上記取得乱数に従い偶然性をも
って全て同一図柄にて停止したかどうかが判定され、同
一図柄でない場合はステップａに戻り、図５（ロ）に示
したように例えば共に三角形で停止した場合には同一図
柄であると判定されステップｉに移る。
（イ）に例示したように図柄変動表示器２に第三図柄群
が左列と中列と右列の３列にて上から下に流れる如くに
変動表示され、数秒後にその変動が順に停止する。そし
てステップｈにて各列が上記取得乱数に従い偶然性をも
って全て同一図柄にて停止したかどうかが判定され、同
一図柄でない場合はステップａに戻り、図５（ロ）に示
したように例えば共に三角形で停止した場合には同一図
柄であると判定されステップｉに移る。
【００１１】ステップｉではさらに取得乱数に従い各表
示列の第一図柄群（即ち、白抜き状の図柄）を消滅させ
るかどうかが判別され、ステップｋではさらに取得乱数
に従い各表示列の第二図柄群（即ち、塗り潰し状の図
柄）を消滅させるかどうかが判別され、夫々ステップ
ｊ，ｌによって実行される。このため各表示列の第一図
柄群が全て消滅されると図５（ハ）に示したような第二
図柄群のみの表示となり、各表示列の第二図柄群が全て
消滅されると図５（ニ）に示したような第一図柄群のみ
の表示となり、また左列と右列の第二図柄群が消滅さ
れ、中列の第一図柄群が消滅されると図５（ホ）に示し
たような表示となる。
示列の第一図柄群（即ち、白抜き状の図柄）を消滅させ
るかどうかが判別され、ステップｋではさらに取得乱数
に従い各表示列の第二図柄群（即ち、塗り潰し状の図
柄）を消滅させるかどうかが判別され、夫々ステップ
ｊ，ｌによって実行される。このため各表示列の第一図
柄群が全て消滅されると図５（ハ）に示したような第二
図柄群のみの表示となり、各表示列の第二図柄群が全て
消滅されると図５（ニ）に示したような第一図柄群のみ
の表示となり、また左列と右列の第二図柄群が消滅さ
れ、中列の第一図柄群が消滅されると図５（ホ）に示し
たような表示となる。
【００１２】そして、ステップｍにて大当たり動作が指
令され、可変入賞装置６が繰り返し開成状態となり該可
変入賞装置への打球の入賞を容易ならしめ一時に多数の
景品球が払い出されるようになる。そして、ステップｎ
にて停止図柄が各列共全て第一図柄群である（図５
（ニ））かどうかが判定され、そうである場合はステッ
プｏにて回数Ｓ＝１６がセットされ、そうでない場合は
ステップｑにて停止図柄が各列共全て第二図柄群である
（図５（ハ））かどうかが判定され、そうである場合は
ステップｐにて回数Ｓ＝８がセットされ、そうでない場
合はステップｒにて回数Ｓ＝５がセットされる。
令され、可変入賞装置６が繰り返し開成状態となり該可
変入賞装置への打球の入賞を容易ならしめ一時に多数の
景品球が払い出されるようになる。そして、ステップｎ
にて停止図柄が各列共全て第一図柄群である（図５
（ニ））かどうかが判定され、そうである場合はステッ
プｏにて回数Ｓ＝１６がセットされ、そうでない場合は
ステップｑにて停止図柄が各列共全て第二図柄群である
（図５（ハ））かどうかが判定され、そうである場合は
ステップｐにて回数Ｓ＝８がセットされ、そうでない場
合はステップｒにて回数Ｓ＝５がセットされる。
【００１３】回数Ｓは上記ステップｂにて始動条件が成
立する度に１つずつ減算され、その減算後の回数Ｓに従
いステップｄまたはステップｅにて高確率設定または低
確率設定がなされる。このため大当たり終了後はこの回
数Ｓの設定数が大きいとより長期にわたり大当たりを出
す確率が高くなって有利に遊技を進行させることができ
る。このため停止時の図柄群の如何でより多くの特典が
付与されることとなる。
立する度に１つずつ減算され、その減算後の回数Ｓに従
いステップｄまたはステップｅにて高確率設定または低
確率設定がなされる。このため大当たり終了後はこの回
数Ｓの設定数が大きいとより長期にわたり大当たりを出
す確率が高くなって有利に遊技を進行させることができ
る。このため停止時の図柄群の如何でより多くの特典が
付与されることとなる。
【００１４】また、図６のフローチャートは請求項３に
記載の発明に係るものである。この実施形態は図４のフ
ローチャートとステップａ〜ｅが同様で、ステップｆ，
ｇにて図７（イ）に例示したように図柄変動表示器２に
第一図柄群が左列と中列と右列の３列にて上から下に流
れる如くに変動表示され、数秒後にその変動が順に停止
する。そしてステップｈにて各列が上記取得乱数に従い
偶然性をもって全て同一図柄にて停止したかどうかが判
定され、同一図柄でない場合はステップａに戻り、図７
（ロ）に示したように例えば共に三角形で停止した場合
には同一図柄であると判定されステップｉに移る。
記載の発明に係るものである。この実施形態は図４のフ
ローチャートとステップａ〜ｅが同様で、ステップｆ，
ｇにて図７（イ）に例示したように図柄変動表示器２に
第一図柄群が左列と中列と右列の３列にて上から下に流
れる如くに変動表示され、数秒後にその変動が順に停止
する。そしてステップｈにて各列が上記取得乱数に従い
偶然性をもって全て同一図柄にて停止したかどうかが判
定され、同一図柄でない場合はステップａに戻り、図７
（ロ）に示したように例えば共に三角形で停止した場合
には同一図柄であると判定されステップｉに移る。
【００１５】ステップｉ，ｊでは上記取得乱数に従い図
７（ハ）（ニ）に例示したように第二図柄群が追加表示
され、さらにステップｋ，ｌでは上記取得乱数に従い図
７（（ホ）に例示したように第二図柄群が落下するよう
な形態をもって消滅する。このため、図７（ロ）または
（ニ）のような表示となる。
７（ハ）（ニ）に例示したように第二図柄群が追加表示
され、さらにステップｋ，ｌでは上記取得乱数に従い図
７（（ホ）に例示したように第二図柄群が落下するよう
な形態をもって消滅する。このため、図７（ロ）または
（ニ）のような表示となる。
【００１６】そして、ステップｍにて大当たり動作が指
令され、可変入賞装置６が繰り返し開成状態となり該可
変入賞装置への打球の入賞を容易ならしめ一時に多数の
景品球が払い出されるようになる。そして、ステップｎ
にて停止図柄が各列共全て第三図柄群である（図７
（ニ））かどうかが判定され、そうである場合はステッ
プｏにて回数Ｓ＝１６がセットされ、そうでない場合は
ステップｐにて回数Ｓ＝５がセットされる。このように
この実施形態では、始動条件が成立すると図柄変動表示
器に第一図柄群が変動表示された後、該第一図柄群に第
二図柄群が重ね合わされて第三図柄群が表示され、その
停止時の図柄群の如何でより多くの特典が付与されるこ
ととなる。
令され、可変入賞装置６が繰り返し開成状態となり該可
変入賞装置への打球の入賞を容易ならしめ一時に多数の
景品球が払い出されるようになる。そして、ステップｎ
にて停止図柄が各列共全て第三図柄群である（図７
（ニ））かどうかが判定され、そうである場合はステッ
プｏにて回数Ｓ＝１６がセットされ、そうでない場合は
ステップｐにて回数Ｓ＝５がセットされる。このように
この実施形態では、始動条件が成立すると図柄変動表示
器に第一図柄群が変動表示された後、該第一図柄群に第
二図柄群が重ね合わされて第三図柄群が表示され、その
停止時の図柄群の如何でより多くの特典が付与されるこ
ととなる。
【００１７】なお、第三図柄群は第一図柄群と第二図柄
群とを重ね合せ、または高速で交互表示することによっ
て表わすことができる。また図８，図９は第一図柄群と
第二図柄群，第三図柄群の図柄として花札を用いた例を
示したもので、この場合も第一図柄群と第二図柄群とを
重ね合せ、または高速で交互表示することによって第三
図柄群が表示される。従って、周知の花札の図柄を用い
て特典の大小が決められるようにすることができる。ま
た、花札に限らず、金魚と金魚鉢、鳥と鳥かご、スイカ
と砂浜等の重合も考え得る。さらには、水着の女性＋浴
衣＝浴衣の女性、水着の女性＋和服＝和服の女性、水着
の女性＋バニー服＝バニーガール、水着の女性＋制服＝
女子高生、等も考え得る。また、図１０に示した実施形
態は、第一図柄群と第二図柄群と第三図柄群を重ね合せ
ることによって第四図柄群が表示されるようにした例を
示すものである。このように複数種の図柄群の重合によ
り多様な表示が可能となり、その如何によって特典付与
の大小が決められるようにできる。
群とを重ね合せ、または高速で交互表示することによっ
て表わすことができる。また図８，図９は第一図柄群と
第二図柄群，第三図柄群の図柄として花札を用いた例を
示したもので、この場合も第一図柄群と第二図柄群とを
重ね合せ、または高速で交互表示することによって第三
図柄群が表示される。従って、周知の花札の図柄を用い
て特典の大小が決められるようにすることができる。ま
た、花札に限らず、金魚と金魚鉢、鳥と鳥かご、スイカ
と砂浜等の重合も考え得る。さらには、水着の女性＋浴
衣＝浴衣の女性、水着の女性＋和服＝和服の女性、水着
の女性＋バニー服＝バニーガール、水着の女性＋制服＝
女子高生、等も考え得る。また、図１０に示した実施形
態は、第一図柄群と第二図柄群と第三図柄群を重ね合せ
ることによって第四図柄群が表示されるようにした例を
示すものである。このように複数種の図柄群の重合によ
り多様な表示が可能となり、その如何によって特典付与
の大小が決められるようにできる。
【００１８】
【発明の効果】このように本発明のパチンコ遊技機は、
図柄変動表示器に変動表示される図柄は、第一図柄群
と、第二図柄群と、第一図柄群と第二図柄群とを重ね合
せ、または高速で交互表示したときに表れる第三図柄群
とより適宜選択されるものであるので、大当たり終了後
における特典付与の表示形態が斬新でより魅力的なもの
となりパチンコ遊技の娯楽性を維持，増大させる効果が
ある。
図柄変動表示器に変動表示される図柄は、第一図柄群
と、第二図柄群と、第一図柄群と第二図柄群とを重ね合
せ、または高速で交互表示したときに表れる第三図柄群
とより適宜選択されるものであるので、大当たり終了後
における特典付与の表示形態が斬新でより魅力的なもの
となりパチンコ遊技の娯楽性を維持，増大させる効果が
ある。
【図１】本発明に係るパチンコ遊技機の遊技盤の実施形
態を示す正面図。
態を示す正面図。
【図２】本発明に係るパチンコ遊技機の実施形態を示す
ブロック図。
ブロック図。
【図３】本発明に係るパチンコ遊技機の実施形態を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図４】図柄変動表示器に表示される全図柄の表示形態
図。
図。
【図５】図柄変動表示器に表示される図柄変動の説明
図。
図。
【図６】本発明に係るパチンコ遊技機の実施形態を示す
フローチャート。
フローチャート。
【図７】図柄変動表示器に表示される図柄変動の説明
図。
図。
【図８】図柄変動表示器に表示される図柄の表示形態
図。
図。
【図９】図柄変動表示器に表示される図柄の表示形態
図。
図。
【図１０】図柄変動表示器に表示される図柄の表示形態
図。
図。
１ 遊技盤 ２ 図柄変動表示器 ５ 始動口 ６ 可変入賞装置 ９ 遊技制御回路基板 １０ 図柄制御回路基板
Claims (4)
- 【請求項１】 始動条件が成立することにより図柄変動
表示器に図柄が動画状に流れる如くに変動表示された後
に特定図柄で停止した場合に大当たりとなって可変入賞
装置が継続的に開成状態となるパチンコ遊技機におい
て、該図柄変動表示器に変動表示される図柄は、第一図
柄群と、第二図柄群と、第一図柄群と第二図柄群とを重
ね合せ、または高速で交互表示したときに表れる第三図
柄群とより適宜選択されるものであることを特徴とした
パチンコ遊技機。 - 【請求項２】 始動条件が成立すると図柄変動表示器に
第三図柄群が変動表示された後、第一図柄群または第二
図柄群の表示を消滅，移動することにより、該図柄変動
表示器に第一図柄群または第二図柄群のみが表示される
ようにしたことを特徴とする請求項１に記載のパチンコ
遊技機。 - 【請求項３】 始動条件が成立すると図柄変動表示器に
第一図柄群が変動表示された後、該第一図柄群に第二図
柄群が重ね合わされ第三図柄群が表示されるようにした
ことを特徴とする請求項１に記載のパチンコ遊技機。 - 【請求項４】 停止時の図柄群の如何により特典が付与
されるようにしたことを特徴とする請求項１〜３のいず
れかに記載のパチンコ遊技機。
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|---|---|---|---|
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|---|---|---|---|
| JP15779999A JP3883741B2 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | パチンコ遊技機 |
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|---|---|
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ID=15657549
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15779999A Expired - Fee Related JP3883741B2 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | パチンコ遊技機 |
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| Country | Link |
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Cited By (7)
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|---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-06-04 JP JP15779999A patent/JP3883741B2/ja not_active Expired - Fee Related
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