JP3526210B2 - パチンコ遊技機 - Google Patents

パチンコ遊技機

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JP3526210B2
JP3526210B2 JP11222598A JP11222598A JP3526210B2 JP 3526210 B2 JP3526210 B2 JP 3526210B2 JP 11222598 A JP11222598 A JP 11222598A JP 11222598 A JP11222598 A JP 11222598A JP 3526210 B2 JP3526210 B2 JP 3526210B2
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寿治 菊池
鋭二 石丸
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株式会社サンセイアールアンドディ
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明はパチンコ遊技機に関
し、更に詳しくは、パチンコ遊技機の遊技盤面に設けら
れる図柄表示装置に「大当たり」図柄が表示される抽選
確率を図柄表示装置に表示される非判定図柄(当たりは
ずれの判定に直接関係しない装飾図柄やストーリー展開
等の表示図柄)によって可変制御するようにしたパチン
コ遊技機に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、この種のパチンコ遊技機において
は、遊技盤の中央に設けられる図柄表示装置(特別図柄
表示装置や普通図柄表示装置)の表示画面によって遊技
者に特別の利益を発生させるものが既に知られている。
例えば、特別図柄表示装置に表示される複数の図柄(数
字や絵模様等)が変動し、停止したときの図柄の組合せ
によって「大当たり」と称される条件装置が働き、遊技
盤面の下方に設けられる特別電動役物である大入賞口が
所定のインターバルで連続して開放され、その間に多数
の入賞が得られることにより遊技者に多量の賞品球(以
下「賞球」と称する)が払出されるというものである。 【0003】このようなパチンコ遊技機によれば、遊技
者は一度「大当たり」の状態を得ると多量の賞球を得る
ことができ、その「大当たり」状態が何回か続くと大勝
できる可能性があることから、「大当たり」が発生する
抽選確率には関心度が高く、遊興心を煽るものとなる。 【0004】そこで例えば、「大当たり」状態が終了し
た後、次回の「大当たり」発生の抽選確率を高確率に移
行するようにしたものがある。遊技者は再度「大当た
り」への期待が持てるということで射幸心が煽られる。
又、「大当たり」が発生した際の表示図柄によって大入
賞口の連続開放回数を設定制御することにより遊技者の
射幸心を煽り、更に多くの賞球を得る機会を高めるとい
うものもある。 【0005】更に特開平10−15177号公報に示さ
れたように「大当たり」状態の終了後に、次回「大当た
り」発生の抽選確率を高確率に移行させ、この高確率で
の「大当たり」が何回か続いた後は、その回数制限に基
づき普通図柄表示装置の図柄変動時間を短縮して、その
後の抽選機会を高めるというものもある。これらは、何
れも遊技内容に変化をもたせて遊技者の興趣を高めよう
というものである。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
のパチンコ遊技機は、何れも特別図柄表示装置の「大当
たり」状態の終了後に自動的に高確率の抽選確率へ移行
し、或いは図柄変動時間の短縮へ移行するとうもので
あるから、結局は「大当たり」状態にあるか否かで遊技
内容が決定してしまい、遊技者に格別の期待感が生じる
わけではない。 【0007】また、「大当たり」が発生したときの表示
図柄の結果如何によって以後の遊技状況が設定されてし
まうため、「大当たり」発生図柄が特定図柄でなければ
賞球は得られるものの期待感に欠けてしまうことから、
遊技者は遊技への興趣を失っていくということで、顧客
吸引の持続性に欠けるというものであった。 【0008】本発明の解決しようとする課題は、遊技盤
面に設けられる図柄表示装置に「大当たり」が発生する
ことにより遊技者に多量の賞球を与えるパチンコ遊技機
にあって、その「大当たり」が発生する抽選確率を「大
当たり」図柄によらずに設定することにより、遊技者を
飽きさせず、より娯楽性の高いパチンコ遊技機を提供す
ることにある。 【0009】 【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明に係る請求項1に記載のパチンコ遊技機は、遊
技盤面に設けられる図柄表示装置の表示画面に複数図柄
の組み合わせとして特定図柄または普通図柄のいずれか
大当たり図柄が表示されることにより遊技者に特別の
利益が付与されるパチンコ遊技機において、前記図柄表
示装置の表示画面には当たりはずれの判定に直接関係す
る判定図柄を表示する判定図柄表示領域と当たりはずれ
の判定に直接関係しない非判定図柄を表示する非判定図
柄表示領域を有すると共に、前記判定図柄表示領域に特
定図柄が表示された場合には大当たり終了後に次の大当
たりが発生する抽選確率を高確率に設定する一方、普通
図柄が表示された場合には大当たり終了後に次の大当た
りが発生する抽選確率を低確率に設定する抽選確率変動
手段と、大当たりが発生する以前に非判定図柄表示領域
所定の非判定図柄が表示されることを契機として判定
図柄表示領域に大当たり図柄が表示され大当たりが発生
する抽選確率を高確率または低確率に変動制御する抽選
確率変動制御手段と、前記非判定図柄表示領域に前記所
定の非判定図柄が表示され易くすることにより前記抽選
確率が変動する可能性の高い高モードと、前記非判定図
柄表示領域に前記所定の非判定図柄が表示され難くする
ことにより前記抽選確率が変動する可能性の低い低モー
ドの何れかに切り換えるモード切換制御手段を備えるこ
とを要旨とするものである。 【0010】上記構成を有するパチンコ遊技機によれ
ば、図柄表示装置の表示画面に大当たり図柄として特定
図柄が表示された場合には大当たりによる特別の利益が
得られると共に大当たり終了後に次の大当たりが発生す
る抽選確率が高確率に設定され、大当たり図柄として普
通図柄が表示された場合には大当たりによる特別の利益
が得られるが、大当たり終了後の次回大当たり発生の抽
選確率は低確率に設定される。そして次回大当たりが発
生するまでの間にその表示画面の非判定図柄表示領域に
表示される非判定図柄として特定の図柄が表示されるこ
とを契機として大当たり発生の抽選確率が高確率と低確
率との間で変動制御されると共に、その特定の非判定図
柄を表示され易くすることにより抽選確率の変動する可
能性の高い高モードと、その特定の非判定図柄を表示さ
れ難くすることにより抽選確率の変動する可能性の低い
低モードとの間で切換えられるものであるから、仮に判
定図柄表示領域に表示される判定図柄がはずれの判定で
あったとしても大当たり発生の抽選確率が変動する可能
性があり、これによって遊技者は常に期待感をもって遊
技を楽しむことができる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図面を参照して詳しく説明する。図1は本実施例のパ
チンコ遊技機における遊技盤の正面図((a)遊技盤面
上の各種入賞装置及び図柄表示装置等の配置、(b)図
柄表示装置、(c)第1種特別電動役物である大入賞口
部)を示したものである。 【0012】このパチンコ遊技機では、遊技盤10に構
成された遊技領域の中央部に特別図柄表示装置2が設け
られ、「大当たり」の発生に直接関係するその表示画面
の上半分領域には、各々個別に変動可能な左図柄2a、
右図柄2b、中図柄2cが設けられると共に、下半分領
域には「大当たり」の発生には直接関係しないが、各種
のキャラクタ図柄等が表示される図柄表示領域210が
設けられる。更に、前記特別図柄表示装置2の周囲を囲
む装飾枠体14の上部に形成された半円弧形状の装飾枠
部には、前記特別図柄表示装置2の図柄変動に関係する
7セグメントデジタル表示の普通図柄表示装置34が備
えられる。 【0013】また、この特別図柄表示装置2の真下位置
には、普通電動役物である可変翼タイプの第1種始動入
賞口4が設けられ、更にその下方位置には、通常は閉じ
ている第1種特別電動役物である大入賞口6と、この大
入賞口6が開放された時に入賞可能となる特定領域入賞
口7を備える。 【0014】また、前記大入賞口6の左右には、普通入
賞口である左落し入賞口8、右落し入賞口9が設けられ
ると共に、その上部には左袖入賞口11、右袖入賞口1
2が各々備えられる。これらの入賞口に遊技球が入賞す
ると、第1種始動入賞口4及び左右落し入賞口8,9、
左袖入賞口11においては6個、右袖入賞口12におい
ては8個、大入賞口6及び特定領域入賞口7は15個の
賞球が各々払い出される。 【0015】更に遊技盤10面には、前記特別図柄表示
装置2の左右側に、左右ゲート32,33が設けられ、
これらの左右ゲート32,33への遊技球の通過に伴っ
て普通図柄表示装置34が図柄変動を開始する。普通図
柄表示装置34の7セグメントデジタルで表示される数
字、アルファベット、記号等の図柄は、左右ゲート3
2,33への遊技球の通過球数分の変動を繰返す。 【0016】なお、前記左右ゲート32,33を通過し
た遊技球数はカウントされ、普通図柄表示装置34の側
部に備えられた図示しない普通図柄用記憶表示LEDに
おいて最大4個まで記憶され記憶個数はランプの点灯に
よって表示される。なお、この左右ゲート32,33は
遊技球の入賞口として設け遊技球が通過した際に賞品球
(例えば6個)が払い出されるようにしてもよい。 【0017】この遊技盤10面には、前記各装置及び入
賞口等の他に、遊技者によって弾発発射された遊技球の
落下方向を無作為に変更させたり、その流下速度を変化
させる風車36,36及びランプ風車37,37等が設
けられている。これにより、弾発発射された遊技球は遊
技盤10の遊技域内で転動しつつ下方へ落下して行き、
上記した各装置及び入賞口に入賞するか、何処にも入賞
しなければ遊技域最下部に開口された排出口39にて遊
技盤10の裏側へ排出される。 【0018】図2は、遊技盤10の裏面における入賞球
(セーフ球)の流出経路及び、各種スイッチ類やソレノ
イド類等の配置状態を示した図である。図示されるよう
に、前記第1種始動入賞口4における入賞球の流出経路
には、その入賞を検知する第1種始動口用スイッチ12
4が設けられる。また、前記大入賞口6における入賞球
の流出経路には、その入賞球数をカウントするカウント
用スイッチ126が設けられ、前記特定領域入賞口7に
おける入賞球の流出経路にはその入賞を検知する特定領
域用スイッチ128が設けられる。 【0019】更に、前記左右ゲート32,33における
遊技球の通過経路には、その入球を検知する左ゲート用
スイッチ130及び右ゲート用スイッチ132が設けら
れる。また、遊技盤10の裏面には、第1種始動入賞口
4を開閉動作させる普通電動役物開放用ソレノイド13
5や大入賞口6を開閉動作させる大入賞口開放用ソレノ
イド137が設けられ、更に特定領域入賞口7を開閉動
作する特定領域扉開放用ソレノイド139が設けられ
る。又装飾枠体14の内側下部に設けられた誘導部材3
0を上下動作するための誘導部材駆動用モータ140も
設けられる。 【0020】一方、前記右袖入賞口12における入賞球
の流出経路には入賞検出用スイッチ142が設けられる
が、前記左右落し入賞口8,9及び左袖入賞口11にお
ける入賞球の流出経路には入賞検出用スイッチは設けら
れていない。セーフ球排出機構部80に設けられるセー
フ球検出スイッチ143により入賞球の合計個数がカウ
ントされるので、その個数差分だけ6個ずつの賞球が払
い出されるようになっている。 【0021】図3は、このパチンコ遊技機に設けられる
各種制御基板の電気的接続関係を示す制御ブロック図で
ある。この制御ブロック図でもわかるように、特別図柄
表示装置2の特別図柄制御基板2eは主制御基板91に
接続され、普通図柄表示装置34の普通図柄制御基板3
4aは中継基板150を介して主制御基板91に接続さ
れている。 【0022】また、左右ゲート32,33への遊技球の
通過を検知する左ゲート用スイッチ130、右ゲート用
スイッチ132、第1種始動入賞口4への入賞を検知す
る第1種始動入賞口用検出スイッチ124、普通電動役
物開放用ソレノイド135、誘導部材駆動用モータ14
0等も中継基板150を介して主制御基板91に接続さ
れる。 【0023】更に、大入賞口6への遊技球の入賞を検知
するカウント用スイッチ126、特定領域入賞検出用ス
イッチ128、大入賞口開放用ソレノイド137、特定
領域扉開放用ソレノイド139等も大入賞口基板152
及び前記中継基板150を介して主制御基板91に接続
されている。一方、主制御基板91と接続されるCR賞
球払出制御基板88には、セーフ球排出機構部80に設
けられるセーフ球検出スイッチ143やセーフ球排出ソ
レノイド等が直接接続され、賞球払出分配基板154を
介して賞球払出機構部に設けられる賞球モータや賞球数
をカウントするフォトセンサ等が接続される他、数多く
の制御基板やスイッチ類がこの遊技機10には設けられ
ているが、図示するのみでその説明を割愛する。 【0024】図4は、本遊技機の動作を示したフローチ
ャートである。遊技開始に伴って発射された遊技球が遊
技盤10に設けられた左右ゲート32,33の何れかを
通過すると(S10、S12「YES」)、普通図柄表
示装置34が変動を開始する(S14)。この普通図柄
表示装置34に表示される図柄は「0」〜「9」までの
数字が設定され、そのうち「1,3,5,7,9」は
「当たり図柄」と称されて、これらの数字が出たときは
第1種始動入賞口4が短時間開放される。尚、これらの
「当たり図柄」が表示される確率は5/10である。 【0025】前記普通図柄表示装置34は、変動を開始
してから6秒が経過すると停止し、「1」〜「9」まで
の何れかの図柄(数字)を表示する。そして、普通図柄
表示装置34が「当たり」図柄(1,3,5,7,9の
何れか)を表示した(S22「YES」)場合は、第1
種始動入賞口4が0.3秒間の開放を1回行い(S2
4)、ここへ遊技球が入賞すると(S26「YE
S」)、第1種始動口用スイッチ54からの検知信号に
より6個の賞球が払出され、更に特別図柄表示装置2の
各図柄2a、2b、2cが変動を開始する(S28)。 【0026】そして、前記各図柄2a、2b、2cが変
動を開始してから5.8秒が経過すると停止し、図柄を
表示する。ここで表示された図柄の組合せが表1に示す
何れかの組合せであった場合(S30「YES」)は、
「大当たり」と称される特別の遊技状況が発生し条件装
置が作動する(S32)。なお、この「大当たり」が発
生する図柄の組合せには普通図柄と特定図柄が有り、普
通図柄の組合せを表1(a)に示し、特定図柄の組合せ
を表1(b)に示す。 【0027】 【表1】【0028】この表1からもわかるように、表1(a)
の普通図柄の組合せは、左図柄2aと右図柄2bとが同
一図柄で一致し、中図柄2cが特定の記号「L」(LU
CKY)である場合の計12種類であり、表1(b)の
特定図柄の組合せは左図柄2a、右図柄2b、中図柄2
cが全て数字か、図柄で一致した場合にのみ12種類で
ある。 【0029】この「大当たり」が発生する確率は1/3
37が設定される。但し、「大当たり」が発生した図柄
が表1(b)に示した特定図柄の場合は、「大当たり」
終了後の特別図柄表示装置2に係る抽選確率は高確率
(5/337)へと移行する。また、4回連続して特定
図柄によって「大当たり」が発生した場合は、その後の
「大当たり」は普通図柄で発生するように設定される。 【0030】なお、遊技球が前記ゲート32,33を通
過せずに遊技盤10に設けられた各入賞口のうち何れか
の入賞口に入賞する(S12「NO」、S16)と、そ
の入賞口毎に設定された個数の賞球が払出され(S16
「YES」、S18)、入賞しなければ「はずれ」とな
り(S20)、排出口39から排出される。 【0031】そして又、前記第1種始動入賞口4に遊技
球が入賞せず(S26「NO」)に、他入賞口に遊技球
が入賞した場合はS16に示した動作を行い、更に前記
S22において普通図柄表示装置34が「当たり」を表
示しなかった場合(S22「NO」)、及び前記S28
において特別図柄表示装置2が表1に示した「大当た
り」を表示しなかった場合(S30「NO」)は、「は
ずれ」と称され(S34)遊技状況は変化しないことに
なる。 【0032】図5は、「大当たり」発生に伴う条件装置
の作動を示したフローチャートである。条件装置が作動
すると特別電動役物である大入賞口6が開放され(S4
0)、「大当たり」に伴う特別の遊技状況が開始する。
この大入賞口6は、開放してから20秒間経過するか、
又は、大入賞口6に遊技球が10個入賞するかの何れか
の遊技状況が発生する毎(S42「YES」)に、又は
特定領域入賞口7を遊技球が1個通過する(S44「Y
ES」)と、時間内であっても或いは大入賞口6に遊技
球が10個入賞しなくとも閉じられる(S46)。 【0033】なお、前記S44に示した特定領域入賞口
7に遊技球が通過しなければ(S44「NO」)、前記
S42及びS44に示した遊技状況が発生するまで前記
動作を繰り返す。そして、この「大当たり」の発生が前
記表1(a)に示した普通図柄で発生していれば大入賞
口6の開放回数は16回、表1(b)に示した特定図柄
で発生している場合は14回に至るまで前記動作を繰り
返し(S48「NO」)、16回(又は14回)に至れ
ば条件装置の作動を終了する(S50)。 【0034】但し、次回の特別図柄表示装置2の「大当
たり」発生の抽選確率が表1(a)に示した普通図柄で
の「大当たり」の場合には、表1(b)に示した低確率
(1/337)のままであり、特別図柄での「大当た
り」の場合には、高確率(5/337)に移行すること
になる。 【0035】次の表2は、低確率の状態と高確率の状態
でのゲーム内容の違いを表に示して現したものである。
この表2に示したように、普通図柄表示装置34の抽選
確率は5/10で変わらず、また、その図柄変動時間も
6秒間と変わらない。違うのは、第1種始動入賞口4の
開放時間及び開放回数が低確率時には、約0.3秒間×
開放1回であるのに対して、高確率時には、約1.7秒
間×3回である点である。これにより、普通図柄表示装
置34が「当たり」図柄を表示したときに、第1種始動
入賞口4へ遊技球が入賞する頻度(可能性)が高くな
り、結果として特別図柄表示装置2の図柄変動の回数が
増えることになる。 【0036】そして、特別図柄表示装置2では、低確率
時には「大当たり」発生の抽選確率が1/337であっ
たものが、高確率に移行した結果、5/337と低確率
時の5倍の抽選確率になり、然も、その図柄変動時間も
低確率時には約5.8秒間であったものが、高確率時に
は5.0秒間と短くなり、それだけ早く「大当たり」図
柄が発生することになる。 【0037】 【表2】 【0038】図6は、本遊技機における「大当たり」図
柄の判定図柄表示画面が表示される判定図柄表示領域2
00と非判定図柄表示画面が表示される非判定図柄表示
領域201の表示画面を具体的に詳細に示した図であ
る。特別図柄表示装置2の上半分領域に設けられる判定
図柄表示領域200には、前述したように、遊技球が第
1種始動入賞口4への入賞と共に変動を開始する左図柄
2a、右図柄2b、中図柄2cが枠202の内部に各々
構成される。 【0039】各図柄2a、2b、2cで表示される図柄
は「1」〜「9」まで数字と、3種類のキャラクタ図柄
を含めた合計12種類が設定される。そして、変動を停
止した左右図柄2a、2bが同一の数字、又はキャラク
タ図柄を表示して停止すると、いわゆる「リーチ」が発
生する。更にその後、中図柄2cが停止し、表示した図
柄の組合せが、前記表1(a)又は表1(b)に示した
図柄の組合せの何れかであれば、「大当たり」が発生す
ることになる。 【0040】また、前記特別図柄表示装置2における判
定図柄表示領域200の下部位置に設けられる非判定図
柄表示領域201には、各種キャラクタ(例えばこまわ
りくん、栃の嵐)図柄212..が表示され、更にその
背後には、背景(例えば廊下、教室)図柄214..が
表示される。 【0041】この非判定図柄表示領域201に表示され
る、「こまわりくん」「栃の嵐」等のキャラクタ図柄2
12..は82種類が設定され、その背後に表示される
背景図柄214に表示される「廊下」「教室」等の背景
図柄は、24種類が設定される。これらのキャラクタ図
柄212..及び背景図柄214..は、重ね合わせて
(合成されて)表示されることになる。 【0042】つまり、キャラクタ図柄212..と背景
図柄214は、図7に示すように、「栃の嵐」等のキャ
ラクタ図柄212..が表示されるキャラクタ図柄画面
と、「廊下」「教室」等の背景図柄214..が表示さ
れる背景図柄画面とを重ね合わせて非判定図柄表示領域
201に表示する図柄が構成されることになる。 【0043】又、前記背景図柄214..は、「栃の
嵐」が持つプラカードに記載される「左とまれ!」の文
字や、プレートに記載される「5の1」等の文字(いわ
ゆる「吹き出し」)が表示される背景図柄画面1、「教
室」等の図柄が表示された背景図柄画面2、更に、前記
「教室」図柄の窓ガラス部分に表示される「ひび割れ」
等の図柄が表示される背景図柄画面3、のように、細分
化されて構成される。これにより、キャラクタ図柄画面
のみを変更して表示することが可能となる。 【0044】なお、前記キャラクタ図柄画面及び背景図
柄画面1,2,3等の各々は、図7に示すように縦方向
にX軸(垂直方向)、横方向にY軸(水平方向)をとっ
たテーブルによって制御され、このテーブルを重ね合わ
せることによって1つの表示画面を合成し遊技状況に応
じた図柄を表示するように設定される。 【0045】図8は、前記キャラクタ図柄画面及び背景
図柄画面1,2,3等の表示における特別図柄表示制御
装置2と主制御基板91の制御ブロック図を示したもの
である。前記キャラクタ図柄画面及び背景図柄画面1,
2,3等の表示に関するデータは、主制御基板91の内
部に備えられたCPU250及びROM251から呼び
出され、フリップフロップ回路252に向けて出力され
る。前記CPU250、ROM251から出力される前
記キャラクタ図柄画面及び背景図柄画面1,2,3等に
関する一部のデータは、途中デコード回路254を経由
してフリップフロップ回路252へと入力される。 【0046】そして、フリップフロップ回路252へ入
力されたデータは、8ビットの構成を持って「Q」〜
「Q0」にデータが出力され、これらの出力されたデー
タは、フリップフロップ回路252と特別図柄表示装置
2との間において、データの受渡しを行う。データを受
けた特別図柄表示装置2は、これらのデータを基にTF
T−LCDモジュール256を制御することによって図
柄表示を行うことになる。 【0047】なお、このTFT−LCDモジュール25
6は、図示しない8ビットのLCDデータとASIC書
き込み信号、垂直帰線信号、ASIC書き込み許可信
号、ASICチップセレクト信号、ASICリセット信
号等のパラレル転送方式をもって制御される。 【0048】そして、非判定図柄表示領域201に表示
されるキャラクタ図柄画面及び背景図柄画面1,2,3
等の設定は、図示しない背景画面設定テーブルにて行わ
れる。背景画面設定テーブルは、その設定別に各々の持
つデータを蓄えるレジスタを有し、そのレジスタに対応
したビットフラグが立つ毎に信号の入出力が行われ、設
定に応じて呼出される。この動作は特別図柄表示装置2
の内部にて行われ、制御されたキャラクタ図柄画面及び
背景図柄画面1,2,3等は組合わされて水平同期信
号、垂直同期信号、色彩信号(RGB)を調整制御し、
画面走査を行った後に特別図柄表示装置2の非判定図柄
表示領域201上に表示される。 【0049】図9は、本遊技機における特図柄表示装
置2に係るモード状態の切換を示した第1の実施例にお
けるタイムチャートである。特別図柄表示装置2は、
「大当たり」図柄が表示される抽選確率が変動する可能
性が高い高モード状態と、抽選確率が変動する可能性の
低い低モード状態の2つのモードが設定される。高モー
ド状態とは、後述する「大当たり」が発生する抽選確率
の変動契機となる所定のキャラクタ図柄が集中して表示
される状態を示し、低モード状態とは、やはり後述する
前記抽選確率の変動契機となる所定のキャラクタ図柄が
分散して表示される状態を示す。 【0050】前記高モード状態及び低モード状態は、時
間周期によるカウンタによって制御され、図示するよう
に、電源投入(遊技開始)時は高モード状態が設定され
る。そして、本実施例において5分間が経過すると、今
までの高モード状態から一転して低モード状態へと切換
制御され、5分間が経過するまで低モード状態が維持さ
れることになる。 【0051】このように、5分周期をもって高モード状
態と低モード状態とが切換制御されることになる。この
高モード状態及び低モード状態は、普通図柄表示装置3
4に「当たり」や特別図柄表示装置2の「大当たり」が
発生した場合も継続して動作するように設定される。ま
た、前記高モード状態及び低モード状態における5分間
の時間計測は、遊技中の時間であり、遊技者が遊技を中
断している間は計測せず、打球発射装置からの信号によ
り判断される。 【0052】そして、前記高モード状態から低モード状
態に切換制御された場合に、5分間遊技を中断した後、
再び遊技を再開したとしても高モード状態には移行され
ない。高モード状態において5分間遊技を継続し、低モ
ード状態において5分間遊技を継続し..、というよう
に、遊技中の時間を計測して高低モード状態を切換制御
するように設定される。 【0053】図10は、高モード状態又は低モード状態
における特別図柄表示装置2の「大当たり」発生に係る
抽選確率変動する場合の制御フローチャートを示して
いる。特別図柄表示装置2に係る抽選確率は、特別図柄
表示装置2に設けられる非判定図柄表示領域201に所
定のキャラクタ図柄が表示されることによって、前記抽
選確率が変動するように設定される。ここで変動される
抽選確率は、ランダムカウンタによって「大当たり」が
発生する確率が高い高確率(5/337)と、「大当た
り」が発生する確率が低い低確率(1/337)の何れ
かがランダムに選択されて、前記選択された何れかの確
率が設定されることになる。 【0054】図示するように、遊技が開始されると、特
別図柄表示装置2の非判定図柄表示領域201に前記キ
ャラクタ図柄212..等が表示されると共にストーリ
ーが展開され、そのストーリーに従って表示図柄の変動
が開始する(S60)。そして、この非判定図柄表示領
域201に所定の図柄(例えば「栃の嵐」)が表示され
る(S62「YES」)と、それを契機に特別図柄表示
装置2に係る抽選確率が変動するように設定される。 【0055】そして、前記非判定図柄表示領域201に
所定の図柄(例えば「栃の嵐」)が表示されると、図示
しないランダムカウンタから値が選出され、このカウン
タ値に応じて低確率又は、高確率の設定内容の何れかが
設定される。つまり、前記所定の図柄(例えば「栃の
嵐」)が非判定図柄表示領域201に表示されると、そ
の時点でのランダムカウンタ値を選出する。 【0056】この選出したカウンタ値が、例えば奇数で
あった場合は、普通図柄表示装置34及び特別図柄表示
装置2は高確率の設定内容が設定されるようにし、前記
選出したカウンタ値が、例えば偶数であった場合は、普
通図柄表示装置34及び特別図柄表示装置2は共に低確
率の設定内容が設定されるようにする。 【0057】前記ランダムカウンタからの値の選出は、
前記図9に示したように、高モード状態と低モード状態
とでは、前記抽選確率が変動する契機となる所定のキャ
ラクタ図柄(例えば「栃の嵐」)が表示される度合いが
異なって設定される。また、前記ランダムカウンタは時
間周期をもって作動することから、ランダムカウンタか
ら選出されるカウンタ値もランダムに選出される。よっ
て、選出されたランダムカウンタのカウンタ値が続けて
偶数であったり、逆に、続けて奇数であったりする可能
性があり、特別図柄表示装置2に係る抽選確率も、高確
率及び低確率がランダムに設定されることになる。 【0058】そして、前記したようにランダムカウンタ
を用いて特別図柄表示装置2に係る抽選確率は、高確率
又は低確率の何れかが選択され(S64)、前記S64
にて選択した抽選確率に変動される(S66)ことにな
る。但し、S62にて示した所定のキャラクタ図柄(例
えば「栃の嵐」)が表示されるまでの間(S62「N
O」)は、前記抽選確率は変動せず、現在設定されてい
る抽選確率を維持することになる。 【0059】図11は、前記高モード状態と低モード状
態において所定のキャラクタ図柄を表示するレジスタを
示している。図示するように、高モード状態におけるレ
ジスタは、信号入力が頻繁に行われ、その信号入力に伴
って、所定のキャラクタ図柄が表示されるように構成さ
れる。一方、低モード状態におけるレジスタは、前記高
モード状態におけるレジスタと比較すると信号入力が少
ない。このため、信号入力に伴って表示される所定のキ
ャラクタ図柄も余り表示されないことになる。 【0060】このように、高モード状態と低モード状態
とでは、所定のキャラクタ図柄の表示を制御する信号入
力が異なって設定されることによって、この信号入力に
伴って表示される所定のキャラクタ図柄が表示される回
数も異なって設定される。 【0061】図12は、前記抽選確率をランダムカウン
タを用いて設定し変更する場合の詳細な制御フローチャ
ートを示している。前記非判定図柄表示領域201に所
定の図柄(例えば「栃の嵐」)が表示され、それと同時
に前記ランダムカウンタからカウンタ値が選出される
(S70)。このランダムカウンタは、初期値「0」か
ら戻り値(例えば「337」)迄の間を一定の時間周期
をもって「1」ずつ加算しながらカウントしていく。そ
して、カウント値が前記戻り値(例えば337)まで進
むと、カウントは更新され再度「0」から戻り値(例え
ば「337」)までの間を繰り返してカウントする。 【0062】そして、前記図10にて示したように、所
定の図柄(例えば「栃の嵐」)が表示されると、前記所
定の図柄が表示された時点のカウント値をランダムカウ
ンタから取出し、そのカウント値が、例えば偶数であっ
た場合(S72)は、前記表2に示したように、特別図
柄表示装置2及び普通図柄表示装置34は、低確率の設
定内容が設定され(S74「YES」)、例えば奇数で
あれば(S72「NO」)、表2に示したように特別図
柄表示装置2及び普通図柄表示装置34は共に高確率の
設定内容が設定される(S76)。 【0063】図13は、本遊技機における特別図柄表示
装置2に係る抽選確率が「大当たり」発生に伴う「デモ
画面」表示時に設定する第2の実施例を示した制御フロ
ーチャートを示している。前記表1に示した「大当た
り」図柄のうち、何れかの組合せが表示されて「大当た
り」が発生(S90)し、この「大当たり」が表1
(a)に示す普通図柄によるものであった場合(S92
「YES」)は、「大当たり」による条件装置の役物連
続作動回数は16回に設定されると共に「大当たり」終
了後の特別図柄表示装置2の抽選確率は、通常は表2に
示すように低確率の設定内容とされる(S94)。 【0064】しかし、前記表1(a)に示した普通図柄
による「大当たり」が発生した遊技状況において、非判
定図柄表示領域201に所定のキャラクタ図柄(例えば
「栃の嵐」)が表示された場合(S96「YES」)
は、先に設定された低確率の遊技内容は切換られ、次回
の「大当たり」発生の抽選確率は、高確率の遊技内容へ
と移行される(S98) 【0065】尚、前記S92に示した「大当たり」の発
生が、表1(b)に示した特定図柄による組合せによる
場合(S92「NO」)は、「大当たり」に伴う条件装
置の役物連続作動回数は14回に設定されると共に、
「大当たり」終了後の特別図柄表示装置2は、高確率の
遊技内容とされる(S100)ので、その「大当たり」
が発生したときに非判図柄表示領域201に所定のキ
ャラクタ図柄(例えば「栃の嵐」)が表示されていなく
とも(S96「NO」)、抽選確率は高確率へと移行す
る。 【0066】上記第2の実施例においては、非判定図柄
表示領域201に所定の図柄(例えば「栃の嵐」)が表
示されたか否かの判定時を、「大当たり」が発生した時
点に設定したが、この判定時を例えば、第1種始動入賞
口4に遊技球が入賞した時点に設定されるようにしても
よい。 【0067】以上、実施例にて説明したように、このパ
チンコ遊技機によれば、特別図柄表示装置2が「大当た
り」を発生する抽選確率は、「大当たり」を判定する図
柄以外若しくは「大当たり」を判定する図柄を含め、時
期的にも、「大当たり」が発生する以前(「大当たり」
が判定された後とする構成としてもよい)の遊技中に表
示されるキャラクタ図柄の有無によって変動され、更に
抽選確率が変動しやすい高モード状態と、変動しにくい
低モード状態とが一定周期毎に切り換わるように設定さ
れる。そして、前記抽選確率の選択には、ランダムカウ
ンタを用いることから高低確率のどちらに変動するかは
不特定であり高確率が連続する可能性もあることから、
遊技者は「大当たり」への期待を持って遊技を楽しむこ
とができる。 【0068】また、この「大当たり」発生における抽選
確率の変動を時間周期において集中的に行わせたり、或
いは、分散して行わせるようにするのもゲーム内容に変
化があって面白く、遊技者にその確率変動に期待感を持
たせるものである。 【0069】更に「大当たり」が発生し、その「大当た
り」が普通図柄による発生であっても、「大当たり」発
生時に表示されていた図柄によっては抽選確率が高確率
に移行する可能性があることから、従来のように「大当
たり」が発生した時点で遊技状況の設定が認識されるこ
とがなく、また「大当たり」の組合せ図柄によらないこ
とから、遊技者の興趣を高めることが可能となる。 【0070】本発明は、上記した実施の形態に何ら限定
されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で
種々の改変が可能である。例えば、上記実施例における
高低モード状態の切換時間及びその方法、抽選確率の変
動契機となるキャラクタ図柄の表示方法、ランダムカウ
ンタ値の選出方法等は適宜可能であり、それによって更
に遊興性が増し、遊技者の興趣が一層高められる。 【0071】 【発明の効果】本発明の請求項1に記載のパチンコ遊技
機によれば、図柄表示装置の非判定図柄表示画面に所定
非判定図柄が表示されることを契機として大当たり発
生の抽選確率が変動制御されると共に、大当たりが発生
する以前に非判定図柄表示領域に所定の非判定図柄が表
示され易くすることにより前記抽選確率が変動する可能
性の高い高モードと、非判定図柄表示領域に所定の非判
定図柄が表示され難くすることにより抽選確率が変動す
る可能性の低い低モードの何れかに切り換えるモード切
換制御手段が設けられているので、大当たりが出ない遊
技状況下においても抽選確率が切換われば、という期待
感を持って遊技を楽しむことができると共にモード切換
によってゲーム内容に変化を与えることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態におけるパチンコ遊技機
の遊技盤正面図である。 【図2】図1に示す遊技盤裏面における入賞球(セーフ
球)の流出経路及び、各種スイッチ類やソレノイド類等
の配置状態を示した図である。 【図3】本遊技機における各種制御基板の電気的接続関
係を示す制御ブロック図である。 【図4】本遊技機の動作を示したフローチャートであ
る。 【図5】本遊技機の「大当たり」発生に伴う条件装置の
作動を示したフローチャートである。 【図6】本遊技機における特別図柄表示装置の判定図柄
表示領域と非判定図柄表示領域の詳細図である。 【図7】図6に示した非判定図柄表示領域に表示される
図柄の表示態様を説明した図である。 【図8】本遊技機における主制御基板と特別図柄表示装
置の接続関係を示した制御ブロック図である。 【図9】本遊技機における高モード状態と低モード状態
を周期的に切換制御する第1の実施例におけるタイムチ
ャートである。 【図10】図9に示した高モード状態と低モード状態に
よる抽選確率をランダムに設定変更する場合の制御フロ
ーチャートを示している。 【図11】図9に示した高モード状態と低モード状態に
よるレジスタの信号入力を示した図である。 【図12】図9に示した制御フローチャートを詳細に示
したフローチャートである。 【図13】本遊技機における特別図柄表示装置の抽選確
率を「デモ画面」表示時に設定する第2の実施例を示し
た制御フローチャートである。 【符号の説明】 2 特別図柄表示装置 2a 左図柄 2b 右図柄 2c 中図柄 6 大入賞口 10 遊技盤 34 普通図柄表示装置 200 判定図柄表示領域 201 非判定図柄表示領域 212 キャラクタ図柄
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−31232(JP,A) 特開 平9−155022(JP,A) 特開 平9−215830(JP,A) 特開 平9−220326(JP,A) 特開 平6−246041(JP,A) 特開 平9−248375(JP,A) パチンコ必勝ガイド 爆裂年鑑‘98, 白夜書房,1998年2月9日 P.40〜43

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 遊技盤面に設けられる図柄表示装置の表
    示画面に複数図柄の組み合わせとして特定図柄または普
    通図柄のいずれかの大当たり図柄が表示されることによ
    り遊技者に特別の利益が付与されるパチンコ遊技機にお
    いて、 前記図柄表示装置の表示画面には当たりはずれの判定に
    直接関係する判定図柄を表示する判定図柄表示領域と当
    たりはずれの判定に直接関係しない非判定図柄を表示す
    る非判定図柄表示領域を有すると共に、前記判定図柄表示領域に特定図柄が表示された場合には
    大当たり終了後に次の大当たりが発生する抽選確率を高
    確率に設定する一方、普通図柄が表示された場合には大
    当たり終了後に次の大当たりが発生する抽選確率を低確
    率に設定する抽選確率変動手段と、 大当たりが発生する以前に 非判定図柄表示領域に所定の
    非判定図柄が表示されることを契機として判定図柄表示
    領域に大当たり図柄が表示され大当たりが発生する抽選
    確率を高確率または低確率に変動制御する抽選確率変動
    制御手段と、前記非判定図柄表示領域に前記所定の非判定図柄が表示
    され易くすることにより前記抽選確率が変動する可能性
    の高い高モードと、前記非判定図柄表示領域に前記所定
    の非判定図柄が表示され難くすることにより前記抽選確
    率が変動する可能性の低い低モードの何れかに切り換え
    るモード切換制御手段 を備えることを特徴とするパチン
    コ遊技機。
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