JP2000338926A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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JP2000338926A JP11151662A JP15166299A JP2000338926A JP 2000338926 A JP2000338926 A JP 2000338926A JP 11151662 A JP11151662 A JP 11151662A JP 15166299 A JP15166299 A JP 15166299A JP 2000338926 A JP2000338926 A JP 2000338926A
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実 香川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マトリックス構造を持つディスプレイパネル
に所望の信号を与えるため、Vレート変換や画素変換を
行う時、動作周波数が高くなりすぎ、安価に構成できな
いという課題がある。 【解決手段】 PLL回路を3つ用いたものであり、A
D変換手段15aとVレート変換手段15aの入力段へ
はPLL回路111aから、Vレート変換手段15aの
出力段と画素変換手段16aの入力段へはPLL回路2
12aから、画素変換手段16aの出力段以降へはPL
L回路313aからクロックおよび水平同期信号を供給
することにより、画素変換手段16aおよびパネル信号
処理手段17aへ供給されるクロックや水平同期信号の
周波数を落とすことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶やプラズマデ
ィスプレイパネルといったマトリックス構造を持つディ
スプレイパネルに、所望の信号を与えるPLL回路を用
いた画像表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の技術については、例えば特開平6
−291652号公報に示されている。図12と図13
は、上記従来例について簡単に説明するものである。
【0003】まず、PLL回路110について図13を
用いて説明する。PLL回路110は電圧制御発振器
(以下VCO)112によって発振したクロックを分周
器113によって分周したフィードバックパルスと、入
力基準パルスとを位相比較器111によって位相比較す
るというフィードバックを繰り返すことにより、安定し
たクロックを発生させるものである。つまり、分周器1
13の分周比率を任意に設定することで、入力される基
準パルスを分周比率によって分周したクロックが得られ
ることになる。映像信号処理の場合、入力基準パルスと
して水平同期信号が入力され、出力としてクロックと出
力パルスが得られるのが一般的である。
【0004】このPLL110と同じ構成のものが、第
1のPLL回路101と第2のPLL回路102であ
る。上記従来例によれば、AD変換回路104へ入力さ
れた映像信号を一旦フレームメモリ108に取り込み、
パネル信号処理回路107へ出力する構成となってお
り、フレームメモリ108の前後で二つのPLLを持た
せ、独立した周波数のクロックによって、フレームメモ
リ108への書き込み、読み出しを行うことによって、
マトリクス構造を持つ液晶ディスプレイにおいてもマル
チスキャン方式の表示装置が可能であるとしている。
【0005】この従来例のように二つのPLLを用いた
例について、図14〜図16に詳細に説明する。まず、
図14は図12を少し発展させた例である。上記従来例
の場合はフレームメモリでの具体的な処理に関しては、
全く触れていなかったが、ここでは、マトリクス構造を
持つディスプレイに所望の信号を入力するために行う処
理について、Vレート変換と画素変換とを仮定する。
【0006】図14中のAD変換手段104’、パネル
信号処理手段107’、第1のPLL回路101’、第
2のPLL回路102’は、図12と機能的には全く同
じである。クロックの流れは、PLL1101’からA
D変換手段104’、Vレート変換手段105、画素変
換手段106の入力段へそれぞれ入力され、第2のPL
L回路102’から画素変換手段106の出力段、およ
びパネル信号処理手段107’へそれぞれ入力される。
Vレート変換手段105とは、垂直同期信号の周波数を
変換するものであり、様々な垂直周波数で入力される信
号に対して、例えば60Hzといった均一の垂直周波数
に変換し、後段の信号処理やパネル駆動を容易にするた
めのものである。この変換を実現するためには、1垂直
期間内の全信号を記憶し、異なる周波数で読み書きが可
能なデュアルポートRAM等が必要となる。
【0007】また、画素変換手段106は、例えばXG
A(水平1024×垂直768)のパネルに、VGA
(水平640×垂直480)の信号を入力した場合、パ
ネルの画素にあうように信号を変換しなければならな
い。この場合は、図15に示すように垂直方向の5画素
に対して変換処理を行い、8画素分のデータを作成する
5→8変換を行えば良い。この働きを担うのが、画素変
換手段106である。これを実現するためには、数ライ
ン分のラインメモリを用意し、フィルタをかけ、変換し
ていく必要があり、変換比率と同じ比率の周波数を持つ
クロックで、書き込み、読み出しを行う。なお、垂直方
向の画素数の変換は上述のように何らかのメモリ手段が
必要となるが、水平方向の画素変換に関しては、上記画
素変換手段106で垂直方向と同様の変換を行っても良
いし、AD変換手段104’でのサンプリング周波数を
パネル画素にあうように設定しても良い。
【0008】次に、図14の具体例について、図16に
おいて説明する。図16中、図14と同じ番号のものは
全く同じ働きをするものである。二つのPLL中の位相
比較器(図中ではPDと記す)121および124、V
CO122および125、分周器123および126
は、図13で説明した通りのものである。ここで、分周
器123および分周期126の枠内の数字は分周比を表
すものである。PLL回路外の分周器127および分周
器128は、それぞれクロックをカウントし、水平同期
信号を作成するもの、水平同期信号をカウントし、垂直
同期信号を作り出すものであり、枠内の数字は分周比で
ある。パネル133をXGAパネルとし、このシステム
にVGAの75Hzの信号(水平37.5kHz、垂直
75Hz)が入力された場合を考える。
【0009】まず、PLL回路101’内の分周器12
3の分周比は水平1024画素のパネルに対応するた
め、また、有効表示画素と1水平期間内の全画素数との
比率を考慮して、1344とする。よって、AD変換手
段104’およびVレート変換手段105の入力段へ入
力されるクロックの周波数は50.4MHz、水平同期
信号はもともとの水平同期信号と同じ周波数である3
7.5kHzとなる。Vレート変換手段105の出力段
および画素変換手段106の入力段へ入力されるクロッ
クおよび水平同期周波数も、この場合は同じであるのが
妥当である。パネル133への垂直周期は60Hzでな
ければならないことを仮定すると、このVレート変換手
段105で75Hzから60Hzに変換する必要があ
る。
【0010】次に画素変換手段106では図15で示し
たように5→8変換を行う必要があるので、水平の全ラ
イン数8/5倍とならなければならない。よって、分周
器126と127の比率は8:5にしなければならな
い。パネルの画素数等を考慮して、満足する分周比の設
定を行うと、画素変換手段106の出力段およびパネル
信号処理手段107’へ入力されるクロックおよび水平
周波数は、それぞれ63MHz、60kHzとなる。こ
れらの分周器の設定方法に関しての詳細は、後述する。
なお、前提として、PLL回路によって発生したクロッ
クを用いたシステムの場合、そのシステムで用いる水平
同期信号は、上記のクロックを分周したものを用いるべ
きである。これは、ジッタ等の映像品位に関わる問題で
あり、以後の説明もこれを前提とする。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の技術では、図16中のPLL回路102’のクロック
および水平周波数が大きくなりすぎ、画素変換手段10
6やパネル信号処理手段107’に高速で動作するもの
が必要となってしまうという課題がある。
【0012】また、水平の画素数が大きい場合には、映
像信号を表示画面上の左右の信号に分割し、それぞれ並
列に処理する場合がある。この場合にも、上記従来の技
術のように二つのPLLを用いたシステムでは、画素変
換手段106やパネル信号処理手段107’に高速で動
作するものが必要となってしまうという課題がある。
【0013】また、16:9のワイドパネルを用い、さ
らに上記の左右分割を行うシステムにおいて、4:3の
画面表示をする場合、画面が切れたり、左右の無画部が
うまく設定できないという課題も存在する。
【0014】さらに、上記のように4:3表示をする場
合にも、画素変換手段やパネル信号処理部へ行くクロッ
クや水平周波数が大きくなり、高速動作が求められると
いう課題も存在する。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、PLLを3つ用いたものであり、AD変換
手段とVレート変換手段の入力段へは第1のPLL回路
1から、Vレート変換手段の出力段と画素変換手段の入
力段へは第2のPLL回路2から、画素変換手段の出力
段以降へは第3のPLL回路3からクロックおよび水平
同期信号を供給することにより、動作周波数を落とすこ
とができる。
【0016】また、本発明は、左右の映像を分割する左
右分割手段を導入したシステムにおいて、PLLを3つ
用いたものであり、AD変換手段と左右分割手段の入力
段へは第1のPLL回路1から、左右分割手段の出力段
とVレート変換手段の入力段へは第1のPLL回路1の
クロックを2分周する分周器から、Vレート変換手段の
出力段と画素変換手段の入力段へは第2のPLL回路2
から、画素変換手段の出力段以降へは第3のPLL回路
3からクロックおよび水平同期信号を供給することによ
り、動作周波数を落とすことができる。
【0017】また、本発明は、16:9パネルを用い
て、左右分割を行うシステムにおいて、PLLを3つ用
いたものであり、AD変換手段と左右分割手段の入力段
へは第1のPLL回路1から、左右分割手段の出力段と
Vレート変換手段と画素変換手段の入力段へは第2のP
LL回路2から、画素変換手段の出力段以降へは第3の
PLL回路3からクロックおよび水平同期信号を供給す
ることにより、4:3表示を可能にするものである。
【0018】また、本発明は、16:9パネルを用い
て、左右分割を行い、さらに4:3表示をするシステム
において、PLLを4つ用いたものであり、AD変換手
段と左右分割手段の入力段へは第1のPLL回路1か
ら、左右分割手段の出力段とVレート変換手段の入力段
へは第2のPLL2から、Vレート変換手段の出力段と
画素変換手段の入力段へは第3のPLL回路3から、画
素変換手段の出力段以降へは第4のPLL回路4からク
ロックおよび水平同期信号を供給することにより、動作
周波数を落とすことができる。
【0019】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、映像信
号を画像表示装置の所望の信号形態に変換するものであ
って、アナログの映像信号をデジタルに変換するAD変
換手段と、垂直同期信号の周波数を変換するVレート変
換手段と、マトリックス構造の画像表示装置の画素数に
対応した映像信号に変換する画素変換手段と、上記AD
変換手段と上記Vレート変換手段の入力側へクロックを
供給する第1のPLL回路と、上記Vレート変換手段の
出力側と上記画素変換手段の入力側へクロックを供給す
る第2のPLL回路と、上記画素変換手段の出力側とそ
の後段のパネル信号処理手段へクロックを供給する第3
のPLL回路とを備えたことを特徴とするPLL回路を
用いた画像表示装置に関してのものであり、画素変換手
段以降の信号処理の動作周波数を低減することができ
る。
【0020】請求項2に記載の発明は、映像信号を画像
表示装置の所望の信号形態に変換するものであって、ア
ナログの映像信号をデジタルに変換するAD変換手段
と、映像信号を表示画面上の左右毎の信号に分割する左
右分割装置と、垂直同期信号の周波数を変換するVレー
ト変換手段と、マトリックス構造の画像表示装置の画素
数に対応した映像信号に変換する画素変換手段と、上記
AD変換手段と上記左右分割手段の入力側へクロックを
供給する第1のPLL回路と、上記第1のPLL回路か
らのクロックを分周し、上記左右分割手段の出力側と上
記Vレート変換手段の入力側へクロックを供給する分周
手段と、上記Vレート変換手段の出力側と上記画素変換
手段の入力側へクロックを供給する第2のPLL回路
と、上記画素変換手段の出力側とその後段のパネル信号
処理手段へクロックを供給する第3のPLL回路とを備
えたことを特徴とするPLL回路を用いた画像表示装置
に関するものであり、左右分割を行うシステムにおいて
も、画素変換手段以降の信号処理の動作周波数を低減す
ることができる。
【0021】請求項3に記載の発明は、映像信号を画像
表示装置の所望の信号形態に変換するものであって、ア
ナログの映像信号をデジタルに変換するAD変換手段
と、映像信号を表示画面上の左右毎の信号に分割する左
右分割装置と、垂直同期信号の周波数を変換するVレー
ト変換手段と、マトリックス構造の画像表示装置の画素
数に対応した映像信号に変換する画素変換手段と、上記
AD変換手段と上記左右分割手段の入力側へクロックを
供給する第1のPLL回路と、上記左右分割手段の出力
側と上記Vレート変換手段と上記画素変換手段の入力側
へクロックを供給する第2のPLL回路と、上記画素変
換手段の出力側とその後段のパネル信号処理手段へクロ
ックを供給する第3のPLL回路とを備えたことを特徴
とするPLL回路を用いた画像表示装置に関するもので
あり、16:9パネルを用い、左右分割を行うシステム
においても、4:3表示を可能にする。
【0022】請求項4に記載の発明は、映像信号を画像
表示装置の所望の信号形態に変換するものであって、ア
ナログの映像信号をデジタルに変換するAD変換手段
と、映像信号を表示画面上の左右毎の信号に分割する左
右分割装置と、垂直同期信号の周波数を変換するVレー
ト変換手段と、マトリックス構造の画像表示装置の画素
数に対応した映像信号に変換する画素変換手段と、上記
AD変換手段と上記左右分割手段の入力側へクロックを
供給する第1のPLL回路と、上記左右分割手段の出力
側と上記Vレート変換手段の入力側へクロックを供給す
る第2のPLL回路と、上記Vレート変換手段の出力側
と上記画素変換手段の入力側へクロックを供給する第3
のPLL回路と、上記画素変換手段の出力側とその後段
のパネル信号処理手段へクロックを供給する第4のPL
L回路とを備えたことを特徴とするPLL回路を用いた
画像表示装置に関するものであり、16:9パネルを用
いて、左右分割を行い、さらに4:3表示をするシステ
ムにおいても、画素変換手段以降の信号処理の動作周波
数を低減することができる。
【0023】(実施の形態1)本発明の画像表示装置の
第1の実施の形態について図1〜図3を用いて説明す
る。
【0024】まず、図1に構成図を示す。14aはAD
変換手段、15aはVレート変換手段、16aは画素変
換手段、17aはパネル信号処理手段であり、従来例の
名前が同じブロックと同じ働きをするので、その動きに
関して詳細は割愛する。11a、12a、13aはPL
L回路であり、第1のPLL回路11aからAD変換手
段14aとVレート変換手段15aの入力段へ、第2の
PLL回路12aからVレート変換手段15aの出力段
と画素変換手段16aの入力段へ、第3のPLL回路1
3aから画素変換手段16aの出力段とパネル信号処理
17aへクロックおよび水平同期信号を供給する。ま
た、14a〜17aまでの矢印は映像信号の流れであ
り、PLL回路間の矢印は基準となるパルスの流れであ
る。
【0025】図1の詳細例を図2に示す。三つのPLL
回路内部の21a、24a、29aは位相比較器(以下
PD)、22a、25a、30aは電圧制御発信器(以
下VCO)、23a、26a、31aは分周器であり、
図13と同様のものである。また、27a、32aはク
ロック(図中CLK)から水平同期信号(図中H)を作
る分周器、28aは水平同期信号から垂直同期信号(図
中V)を作る分周器である。
【0026】パネルをXGA(1024×768)と仮
定し、75HzのVGA信号が入力されたときを考え
る。入力される信号のスペックは、 全エリア 水平840、垂直525 有効エリア 水平640、垂直480 周波数 水平37.5kHz、垂直75Hz である。ここで、各分周器の分周比を設定していくこと
を考える。
【0027】水平方向の拡大は、AD変換手段14aで
のサンプリングで行うとすると、分周器23aは、 (水平パネル有効画素)×(水平全エリア)/(水平有効エリア) ・・・(1 ) =1024×840/640=1344 となる。
【0028】次に、分周器28aには、垂直有効ライン
数(480)よりも大きな500を設定し、分周器29
aには、AD変換後の水平有効画素数(1024)より
も大きな1050を設定する。Vレート変換後の垂直周
波数を60Hzとすると、分周器26aは (Vレート後の垂直周波数)×(分周器28aの設定)×(分周器29aの設定 )/(PLL回路212aへ入力される基準パルスの周波数) ・・・( 2) =60×500×1050/37.5k=840 となる。
【0029】また、図15に示すように、画素変換手段
16aでは、垂直方向の5→8変換を行う。分周器32
aと31aの設定値の比は、5:8でなければならな
い。そこで、分周器32aの設定値として、5で割り切
れ、かつAD変換後の水平方向の有効画素数(102
4)よりも大きな1050を設定すると、分周器31a
は、 (分周器32aの設定値)×(垂直方向の変換比) ・・・(3) =1050×8/5=1680 となる。
【0030】以上の分周器の設定によって、図2に示さ
れるようなクロック、水平同期信号、垂直同期信号が各
ブロックへ供給される。この結果と従来例となる図16
とを比較すると、Vレート変換後のクロックおよび水平
同期信号の周波数を小さくできることがわかる。
【0031】入力信号が安定している場合は良いが、例
えばビデオの早送りや巻き戻しといった特殊再生のとき
は、垂直同期周波数が不安定となる。図2の場合、不安
定な垂直周波数の影響をVレート変換後も受けてしま
う。これを防ぐために、図3のような例が考えられる。
図3中のアポストロフィ(’)のついた番号は、図2と
同じであるので、詳細は省略する。ここで、注目すべき
点は、PLL回路11a’とPLL回路12a’の間を
完全な非同期とし、水晶発振子34とPLL回路12
a’への基準パルスを作る分周器35とを挿入した点で
ある。これにより、入力の垂直周波数がふらついたとし
ても、Vレート変換後の垂直周波数を60Hzとするこ
とができるため、安定した動作が可能となる。なお、図
3の例の場合、水晶発振子34を20MHzとし、分周
器35の設定値を667としている。このPLL回路1
1a’とPLL回路12a’の間を完全な非同期とした
場合も、3つのPLL回路から、図2と同様にクロック
および水平周波数を供給しているため、請求項1の範囲
を逸脱しない。
【0032】また、従来例の図12では、各PLL回路
へ入力される基準パルスは、同一のものを用いている。
本発明の(第1の実施の形態)の場合、各PLL回路か
ら出力されるパルスを次段のPLL回路の基準パルスと
している図を描いている。これは、ディレイ量等の設定
時にこの方が都合が良い場合が多いためだけであり、従
来例のように、同一のパルスを基準パルスとして用いて
も、全く問題はない。このとき、各分周比は再設定が必
要となるが、本発明の範囲を逸脱するものではない。
【0033】(実施の形態2)次に本発明の画像表示装
置の第2の実施の形態について図4〜図6を用いて述べ
る。
【0034】まず、図4に画像表示装置の構成図を示
す。14bはAD変換手段、18bは左右分割手段、1
5bはVレート変換手段、16bは画素変換手段、17
bはパネル信号処理手段であり、従来例の名前が同じブ
ロックと同じ働きをするので、その動きに関して詳細は
割愛する。11b、12b、13bはPLL回路であ
り、PLL回路11bからAD変換手段14bと左右分
割手段18bの入力段へ、PLL回路11bを分周器1
9によって分周したクロックが左右分割手段18bの出
力段とVレート変換手段15bの入力段へ、PLL回路
12bからVレート変換手段15bの出力段と画素変換
手段16bの入力段へ、PLL回路13bから画素変換
手段16bの出力段とパネル信号処理17bへクロック
および水平同期信号を供給する。また、14b〜17b
までの矢印は映像信号の流れであり、PLL回路間の矢
印は基準となるパルスの流れである。
【0035】表示パネルの画素数が大きくなると、信号
処理のスピード等がついていかず、何らかの形で並列処
理を行う必要が出てくる。その中で表示画面上を左右に
2分割する左右分割処理を行うことも有効な手段であ
る。左右分割手段18bに関して図5に説明する。水平
期間内の画素数が20であった場合、その全画素を一度
ラインメモリ等の記憶手段へ取り込み、1〜10までを
左画面用に、11〜20までを右画面用に取り出せば左
右分割は成立する。このとき最も簡単に書き込み、読み
出しを実現するためには、書き込みクロックの半分のク
ロックで読み出せば良いことになる。よって、分周器1
9の設定値は2であれば良い。
【0036】次に図6に図4の詳細例を示す。三つのP
LL回路内部の21b、24b、29bは位相比較器
(以下PD)、22b、25b、30bは電圧制御発信
器(以下VCO)、23b、26b、31bは分周器で
あり、図13と同様のものである。また、27b、32
bはクロック(図中CLK)から水平同期信号(図中
H)を作る分周器、28bは水平同期信号から垂直同期
信号(図中V)を作る分周器である。ここで具体例とし
て、パネル33bに図2よりも水平画素数の大きなワイ
ドXGA(1366×768)を仮定し、入力信号とし
て75HzのVGA信号を全面に表示する場合を考え
る。左右別々に信号処理するので、左右分割後の水平有
効画素は1366/2=683となるが、後段の信号処
理の都合上768として、第1の実施の形態と同様に各
分周比の設定をしていく。まず、分周器23bの設定は
(1)式より、 1366×840/640=1792.875 となるが、一番近い偶数として、1792を選択する。
分周器27b、28bの設定をそれぞれ820および5
00とすると、分周器26bの設定は、(2)式より、 60×500×820/37.5k=656 となる。次に、分周器32bの設定を820とすると、
分周器31bの設定は(3)式より、 820×8/5=1312 となる。
【0037】以上の分周器の設定によって、図6に示さ
れるようなクロック、水平同期信号、垂直同期信号が各
ブロックへ供給される。このように左右分割を行うシス
テムにおいても、クロックや水平同期信号が従来例のよ
うに大きくなることはなく、低く抑えられる。なお、図
3に示すようにPLL回路111bとPLL回路212
bの間が非同期であっても、従来例に示すように各PL
L回路への基準パルスに同一のものを用いても良いこと
は言うまでもない。
【0038】(実施の形態3)本発明の画像表示装置の
第3の実施の形態について図7〜図9を用いて説明す
る。
【0039】まず、(実施の形態2)の構成では、左右
分割手段18bの入力(書き込み)と出力(読み出し)
のクロック周波数の比は2:1であった。この場合、ワ
イド(16:9)パネルにそのまま16:9の信号を出
力する場合は問題ないが、16:9の画面上、左端と右
端が無画部となる信号となるような4:3信号を映す場
合、不都合が生じる。その理由を図8を用いて説明す
る。
【0040】図8のように1水平期間内に18個のデー
タが左右分割手段へ入力されたと仮定する。4:3信号
の場合は左側映像の左端に、また右側映像の右端にブラ
ンキング期間を作らなければならない。よって、書き込
みの半分の周波数で読み出し、映像期間のデータを間引
くことなく出力しようとすると、(a)の網掛け部分の
ように、表示できない期間が発生してしまう。これを避
けるためには、(b)に示すように、書き込みの半分の
周波数で読み出すのではなく、それ以上の周波数で読み
出さなければ、ブランキング期間を設け、かつ映像信号
を間引くことなく出力するのは不可能である。つまり、
左右分割の入出力は、別々のPLL回路で発生させたク
ロックを用いる必要がある。
【0041】上記の課題を解決するための本発明の画像
表示装置の3番目の実施例に関して図7にその構成図を
示す。14cはAD変換手段、18cは左右分割手段、
15cはVレート変換手段、16cは画素変換手段、1
7cはパネル信号処理手段であり、従来例の名前が同じ
ブロックと同じ働きをするので、その動きに関して詳細
は割愛する。11c、12c、13cはPLL回路であ
り、PLL回路11cからAD変換手段14cと左右分
割手段18cの入力段へ、PLL回路12bから左右分
割手段18cの出力段とVレート変換手段15cと画素
変換手段16cの入力段へ、PLL回路13cから画素
変換手段16cの出力段とパネル信号処理17cへクロ
ックおよび水平同期信号を供給する。また、14c〜1
7cまでの矢印は映像信号の流れであり、PLL回路間
の矢印は基準となるパルスの流れである。このように、
左右分割手段18cの入出力で別々のPLL回路からの
クロックおよび水平同期信号を用いている。
【0042】この図7の詳細例を図9に示す。三つのP
LL回路内部の21c、24c、29cは位相比較器
(以下PD)、22c、25c、30cは電圧制御発信
器(以下VCO)、23c、26c、31cは分周器で
あり、図13と同様のものである。また、27c、32
cはクロック(図中CLK)から水平同期信号(図中
H)を作る分周器、28cは水平同期信号から垂直同期
信号(図中V)を作る分周器である。ここで具体例とし
て、ワイドXGA(1366×768)パネル33c
に、入力信号として75HzのVGA信号を左橋と右端
とに無画部を設けた4:3表示で表示する場合を仮定す
る。実施の形態2の場合と同様に、左右別々に信号処理
するので、左右分割後の水平有効画素は683となる
が、後段の信号処理の都合上768として、各分周比の
設定をしていく。有効水平画素数は、4:3表示である
ので、1366をフルに使用するのではなく、真円率を
保った1024となる。よって、(1)式より、分周器
23cの設定は、 1024×840/640=1344 となる。左右分割手段では、1水平ラインずつ図8に示
すような処理を行うので、クロックは異なる周波数であ
っても問題はないが、水平同期信号の周波数は入出力で
同じにしなければならない。つまり、PLL回路11c
から出力される水平同期信号とPLL回路12cのクロ
ックを分周して出力される水平同期信号は、全く同じ周
波数であることが要求される。よって、Vレート変換後
の垂直周波数を60Hzとすると、分周器28cの設定
は、 (システムへ入力される水平周波数)/(Vレート後の垂直周波数)・・(4 )=37.5k/60=625 となる。
【0043】分周器27cの設定は水平画素数よりも大
きな820とすると、分周器26cの設定は、(2)式
より、 60×625×820/37.5k=820 となる。ここで、分周器26cおよび27cの設定が同
じであるので、この場合は分周器27cを削除し、PL
L回路12c中のPDへ入力されるフィードバックパル
スをそのまま水平同期信号として使用しても良い。
【0044】次に、分周器32cの設定を820とする
と、分周器31cの設定は(3)式より、 820×8/5=1312 となる。
【0045】以上の分周器の設定によって、図9に示さ
れるようなクロック、水平同期信号、垂直同期信号が各
ブロックへ供給される。このように左右分割を行うシス
テムにおいても、3PLL回路のシステムのまま、4:
3表示を行うことを可能にしている。なお、従来例に示
すように各PLL回路への基準パルスに同一のものを用
いても良いことは言うまでもない。
【0046】(実施の形態4)次に本発明の画像表示装
置の第4の実施の形態について図10と図11を用いて
説明する。
【0047】まず、(実施の形態3)において、図9の
構成の場合、AD変換手段14cから画素変換手段16
cの入力まで水平同期信号の周波数が同じであるため、
従来例の図16と同様のクロックおよび水平同期周波数
が高くなりすぎるという課題が発生してしまう。これを
解決するためには、Vレート変換手段の前後でクロック
および水平周波数を落とす必要がある。よって、16:
9パネルへ4:3表示を行う時、上記の課題解決を実現
するためには、4つのPLL回路を用いれば良い。
【0048】図10に本発明の画像表示装置の(第4の
実施の形態)の構成図を示す。14dはAD変換手段、
18dは左右分割手段、15dはVレート変換手段、1
6dは画素変換手段、17dはパネル信号処理手段であ
り、従来例の名前が同じブロックと同じ働きをするの
で、その動きに関して詳細は割愛する。11d、12
d、13d、20dはPLL回路であり、PLL回路1
1dからAD変換手段14dと左右分割手段18dの入
力段へ、PLL回路12dから左右分割手段18dの出
力段とVレート変換手段15dの入力段へ、PLL回路
13bからVレート変換手段15dの出力段と画素変換
手段16dの入力段へ、PLL回路20dから画素変換
手段16dの出力段とパネル信号処理17dへクロック
および水平同期信号を供給する。また、14d〜17d
までの矢印は映像信号の流れであり、PLL回路間の矢
印は基準となるパルスの流れである。
【0049】次に図11に図10の詳細例を示す。四つ
のPLL回路内部の21d、24d、29d、36dは
位相比較器(以下PD)、22d、25d、30d、3
7dは電圧制御発信器(以下VCO)、23d、26
d、31d、38dは分周器であり、図13と同様のも
のである。また、27d、32dはクロック(図中CL
K)から水平同期信号(図中H)を作る分周器、28d
は水平同期信号から垂直同期信号(図中V)を作る分周
器である。ここで具体例として、ワイドXGA(136
6×768)パネル33dに、入力信号として75Hz
のVGA信号を左橋と右端とに無画部を設けた4:3表
示で表示する場合を仮定する。左右別々に信号処理する
ので、左右分割後の水平有効画素は683となるが、後
段の信号処理の都合上768として、第1の実施の形態
と同様に各分周比の設定をしていく。有効水平画素数
は、4:3表示であるので、1366をフルに使用する
のではなく、真円率を保った1024となる。よって、
(1)式より、分周器23dの設定は、 1024×840/640=1344 となる。次に、分周器26dの設定を水平の有効画素数
よりも大きな820とする。また、Vレート返還後の垂
直周波数が60Hzであるとすると、分周器27dおよ
び28dは、それぞれ水平有効画素、垂直有効画素より
もおおきな820および500とすることができる。よ
って、分周器31dの設定は、(2)式より、 60×500×820/37.5k=656 となる。
【0050】次に、分周器32bの設定を同様に820
とすると、分周器38dの設定は(3)式より、 820×8/5=1312 となる。
【0051】以上の分周器の設定によって、図11に示
されるようなクロック、水平同期信号、垂直同期信号が
各ブロックへ供給される。このように左右分割を行い、
かつ16:9パネルへ4:3表示を行うシステムにおい
ても、クロックや水平同期信号が従来例のように大きく
なることはなく、低く抑えられる。なお、図3に示すよ
うにPLL回路111dとPLL回路212dの間が非
同期であっても、従来例に示すように各PLL回路への
基準パルスに同一のものを用いても良いことは言うまで
もない。
【0052】
【発明の効果】以上のように本発明の第1の実施の形態
によれば、PLL回路三つを有効に用いることによっ
て、後段の回路のクロックおよび水平同期信号を落とす
ことができ、比較的安価に回路を構成することが可能に
なるため、その実用的効果は大きい。
【0053】また、本発明の第2の実施例によれば、左
右の映像を分割する左右分割手段を導入したシステムに
おいても、PLL回路三つを有効に用いることによっ
て、後段の回路のクロックおよび水平同期信号を落とす
ことができ、比較的安価に回路を構成することが可能に
なるため、その実用的効果は大きい。
【0054】また、本発明の第3の実施例によれば、1
6:9パネルを用いて、左右分割を行うシステムにおい
て、PLL回路三つを有効に用いることによって、左端
と右端に無画部のある真円率を保った4:3表示を可能
にするものであり、その実用的効果は大きい。
【0055】また、本発明の第4の実施の形態によれ
ば、16:9パネルを用いて、左右分割を行い、さらに
4:3表示をするシステムにおいて、PLL回路四つを
有効に用いることによって、後段の回路のクロックおよ
び水平同期信号を落とすことができ、比較的安価に回路
を構成することが可能になるため、その実用的効果は大
きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置の第1の実施の形態を示
す構成図
【図2】本発明の画像表示装置の第1の実施の形態の具
体例を示す構成図
【図3】本発明の画像表示装置の第1の実施の形態の別
の具体例を示す構成図
【図4】本発明の画像表示装置の第2の実施の形態を示
す構成図
【図5】本発明の画像表示装置において左右分割手段の
働きを説明するための図
【図6】本発明の画像表示装置の第2の実施の形態の具
体例を示す構成図
【図7】本発明の画像表示装置の第3の実施の形態を示
す構成図
【図8】画像表示装置の働きを説明するための4:3表
示時の課題説明図
【図9】本発明の画像表示装置の第3の実施の形態の具
体例を示す構成図
【図10】本発明の画像表示装置の第4の実施の形態を
示す構成図
【図11】本発明の画像表示装置の第4の実施の形態の
具体例を示す構成図
【図12】従来の画像表示装置の第1の例を示す構成図
【図13】PLL回路の具体的構成図
【図14】従来の画像表示装置の第2の例を示す構成図
【図15】画素変換手段の働きを示す図
【図16】従来の画像表示装置の第2の例の具体例を示
す構成図
【符号の説明】
11a 第1のPLL回路 12a 第2のPLL回路 13a 第3のPLL回路 14a AD変換手段 15a Vレート変換手段 16a 画素変換手段 17a パネル信号処理手段
フロントページの続き (72)発明者 大喜 智明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小林 正明 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2H093 NC13 NC16 NC21 NC24 NC49 ND34 ND54 5C006 AA11 AC24 AF42 AF47 AF81 BB11 BC16 BF23 FA08 FA51 5C058 AA06 AA11 BA03 BA04 BA22 BB04 BB08 BB10 BB13 BB17 BB19 5C080 AA05 AA10 BB06 DD27 EE26 EE29 EE32 FF09 GG12 JJ02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 映像信号を画像表示装置の所望の信号形
    態に変換するものであって、アナログの映像信号をデジ
    タルに変換するAD変換手段と、垂直同期信号の周波数
    を変換するVレート変換手段と、マトリックス構造の画
    像表示装置の画素数に対応した映像信号に変換する画素
    変換手段と、上記AD変換手段と上記Vレート変換手段
    の入力側へクロックを供給する第1のPLL回路と、上
    記Vレート変換手段の出力側と上記画素変換手段の入力
    側へクロックを供給する第2のPLL回路と、上記画素
    変換手段の出力側とその後段のパネル信号処理手段へク
    ロックを供給する第3のPLL回路とを備えたことを特
    徴とする画像表示装置。
  2. 【請求項2】 映像信号を画像表示装置の所望の信号形
    態に変換するものであって、アナログの映像信号をデジ
    タルに変換するAD変換手段と、映像信号を表示画面上
    の左右毎の信号に分割する左右分割装置と、垂直同期信
    号の周波数を変換するVレート変換手段と、マトリック
    ス構造の画像表示装置の画素数に対応した映像信号に変
    換する画素変換手段と、上記AD変換手段と上記左右分
    割手段の入力側へクロックを供給する第1のPLL回路
    と、上記第1のPLL回路からのクロックを分周し、上
    記左右分割手段の出力側と上記Vレート変換手段の入力
    側へクロックを供給する分周手段と、上記Vレート変換
    手段の出力側と上記画素変換手段の入力側へクロックを
    供給する第2のPLL回路と、上記画素変換手段の出力
    側とその後段のパネル信号処理手段へクロックを供給す
    る第3のPLL回路とを備えたことを特徴とする画像表
    示装置。
  3. 【請求項3】 映像信号を画像表示装置の所望の信号形
    態に変換するものであって、アナログの映像信号をデジ
    タルに変換するAD変換手段と、映像信号を表示画面上
    の左右毎の信号に分割する左右分割装置と、垂直同期信
    号の周波数を変換するVレート変換手段と、マトリック
    ス構造の画像表示装置の画素数に対応した映像信号に変
    換する画素変換手段と、上記AD変換手段と上記左右分
    割手段の入力側へクロックを供給する第1のPLL回路
    と、上記左右分割手段の出力側と上記Vレート変換手段
    と上記画素変換手段の入力側へクロックを供給する第2
    のPLL回路と、上記画素変換手段の出力側とその後段
    のパネル信号処理手段へクロックを供給する第3のPL
    L回路とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  4. 【請求項4】 映像信号を画像表示装置の所望の信号形
    態に変換するものであって、アナログの映像信号をデジ
    タルに変換するAD変換手段と、映像信号を表示画面上
    の左右毎の信号に分割する左右分割装置と、垂直同期信
    号の周波数を変換するVレート変換手段と、マトリック
    ス構造の画像表示装置の画素数に対応した映像信号に変
    換する画素変換手段と、上記AD変換手段と上記左右分
    割手段の入力側へクロックを供給する第1のPLL回路
    と、上記左右分割手段の出力側と上記Vレート変換手段
    の入力側へクロックを供給する第2のPLL回路と、上
    記Vレート変換手段の出力側と上記画素変換手段の入力
    側へクロックを供給する第3のPLL回路と、上記画素
    変換手段の出力側とその後段のパネル信号処理手段へク
    ロックを供給する第4のPLL回路とを備えたことを特
    徴とする画像表示装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2003015622A (ja) * 2001-06-27 2003-01-17 Pioneer Electronic Corp マルチディスプレイ装置
US7408589B2 (en) 2004-04-23 2008-08-05 Sanyo Electric Co., Ltd. Video signal processing circuit, video display, and display driving device
JP2009042349A (ja) * 2007-08-07 2009-02-26 Panasonic Corp プラズマディスプレイ装置およびプラズマディスプレイパネルの駆動方法
JP2009098610A (ja) * 2007-10-18 2009-05-07 Samsung Electronics Co Ltd タイミングコントローラ、これを含む液晶表示装置及び液晶表示装置の駆動方法

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