JP2000333631A - 春巻きの皮の製造方法 - Google Patents
春巻きの皮の製造方法Info
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Abstract
ることのできる春巻きの皮の製造方法の提供。 【解決手段】 穀粉原料として、マルトース価が170
mg/10g以下の小麦粉を用いることを特徴とする春
巻きの皮の製造方法。
Description
きを得るための春巻きの皮の製造方法に関する。
の皮は、具を巻いて、油で揚げて喫食するものである点
で、そば、うどん、ラーメン等の一般の麺と相違する。
このため、油ちょう後の春巻きの皮は、そばやうどん等
とは異なり、特有のパリパリとした食感を有している。
しかし、かかるパリパリとした食感は、時間の経過とと
もに急速に失われる。特に総菜売場等で販売されている
春巻きは、油ちょう後消費者が喫食するまでに数時間以
上経過する場合が多く、かかる場合にはパリパリとした
食感はほとんど失われてしまう。用いる油の種類、油ち
ょう温度、油ちょう時間等の製造条件を変更しても、パ
リパリした食感を長時間維持することはできず、春巻き
のパリパリとした食感を長時間維持するための手段は、
これまでほとんど知られていなかった。
した食感を長時間維持することのできる春巻きの皮の製
造方法を提供することを目的とする。
を達成すべく鋭意研究した結果、小麦粉中の損傷澱粉に
着目した。そして損傷澱粉の少ない小麦粉を用いれば、
全く意外にも、油ちょう後パリパリした食感を長時間維
持できる春巻きの皮を得ることができることを見出し、
本発明を完成した。
ルトース価が170mg/10g以下の小麦粉を用いる
ことを特徴とする春巻きの皮の製造方法を提供すること
により、上記目的を達成したものである。
傷を受ける(損傷澱粉)。本発明は、かかる損傷澱粉の
含有率の低い小麦粉を用いるものであり、これによって
油ちょう後のパリパリした食感を長時間維持することが
できる春巻きの皮が得られることは全く知られていなか
った。
ラーゼによって分解されることはほとんどないが、損傷
澱粉は分解される。本発明においてマルトース価とは、
小麦粉中のアミラーゼによって、小麦粉の澱粉がどれだ
け分解されるかを表す指標であり、マルトース価が高い
と小麦粉中の損傷澱粉の割合が高く、マルトース価が低
いと損傷澱粉の割合が低い。本発明においてマルトース
価は、AACC(American Association of Cereal Che
mists )の公定法(22−15)により測定した。
ス価が170mg/10g以下であることが必要であ
り、好ましくは120mg/10g以下であり、特に好
ましくは80mg/10g以下である。170mg/1
0g以下であれば、これを用いて油ちょう後のパリパリ
とした食感を長時間維持できる春巻きの皮を得ることが
できる。
小麦粉は、全穀粉原料中70重量%以上配合することが
好ましく、75重量%以上配合することがより好まし
く、80重量%以上配合することが特に好ましい。70
重量%以上であれば、これを用いて油ちょう後のパリパ
リとした食感をさらに長時間維持できる春巻きの皮を得
ることができる。
170mg/10g以下であれば、強力粉、準強力粉、
中力粉、薄力粉のいずれでもよい。一般に春巻きの皮の
製造には強力粉、準強力粉が用いられるが、本発明にお
いては、粗蛋白質含量が8重量%以下の小麦粉、例えば
中力粉、薄力粉等でも本発明の効果を奏することができ
る。
る、上記小麦粉以外の原料としては、米粉、ライ麦粉、
大麦粉、あわ粉、ひえ粉、はとむぎ粉、とうもろこし粉
等の穀粉;馬鈴薯、とうもろこし、ワキシーコーン、タ
ピオカ、小麦等由来の生澱粉、α化澱粉、化工澱粉等の
澱粉類;活性グルテン、加水分解グルテン、小麦グリア
ジン、小麦グルテニン等の小麦由来蛋白質;卵白、乳性
蛋白質等の小麦以外由来の蛋白質;食塩;山芋;卵殻、
乳性カルシウム等のカルシウム類;グァーガム等のガム
類;ショ糖脂肪酸エステル、グリセリン脂肪酸エステル
等の乳化剤;エタノール等のアルコール類;油脂類等が
挙げられる。本発明においては、これらを1種又は2種
以上用いることができる。このうち、米粉及び/又はα
化澱粉を用いることが特に好ましい。
の混合物のいずれでもよい。米粉の全穀粉原料中の配合
量は、1〜25重量%が好ましく、3〜20重量%がよ
り好ましく、5〜15重量%が特に好ましい。米粉を全
穀粉原料中に1〜25重量%配合すると、油ちょう後の
パリパリとした食感をさらに長時間維持できる春巻きの
皮を得ることができ、3〜20重量%配合すると、その
効果はさらに顕著となる。
上のα化澱粉を用いてもよい。また、α化されていれ
ば、その糊化方法、乾燥方法、粉砕方法にも特に制限は
ない。α化澱粉の全穀粉原料に対する配合量は、1〜7
重量%、特に1〜5重量%が好ましい。α化澱粉を全穀
粉原料に対して1〜7重量%配合すると、油ちょう後の
パリパリとした食感をさらに長時間維持できる春巻きの
皮を得ることができ、1〜5重量%配合すると、その効
果はさらに顕著となる。さらに、米粉とα化澱粉とを併
用すれば、その効果はさらに一層顕著となる。
ース価の小麦粉、米粉、α化澱粉以外の原料を水に溶解
又は分散した後、該小麦粉、及び必要に応じて米粉、α
化澱粉を混合し、好ましくは初め低速、後中高速でミキ
シングして小麦粉バッターとする。次いで必要に応じて
該小麦粉バッターを冷蔵等して安定、均一化した後、ド
ラム等の表面に薄く塗布し、焼成することにより、春巻
きの皮を得ることができる。皮の厚さに特に制限はない
が、0.1〜1mm、特に0.2〜0.8mmが好まし
い。
皮を用い、常法にしたがって春巻きを製造することがで
きる。すなわち、野菜、肉、調味料等を用いて調製した
具を上記春巻きの皮で包み、好ましくは150〜190
℃に加熱した油中で、好ましくは5〜10分間揚げるこ
とにより、春巻きを得ることができる。
を用いて製造された春巻きは、室温、冷蔵のいずれの条
件であっても、長時間保存後もパリパリした食感を維持
することができる。また、上記春巻きの皮又は具を包ん
だ春巻きを冷凍保存し、次いで油ちょうした後、さらに
室温又は冷蔵で長時間保存してもパリパリした食感を維
持することができる。
明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものでは
ない。
巻きの皮の製造 0.5重量部の食塩及び1重量部の乳化剤(理研ビタミ
ン製「スーパーフレンジーM」、以下同じ)を115重
量部の水に溶解し、これにマルトース価168mg/1
0g、粗蛋白質含量10.3重量%の小麦粉100重量
部を添加した。これを、ビータータイプの撹拌羽根を有
する縦型ミキサー(カントーミキサー製:10クォート
タイプ、以下同じ)を用いて、低速で1分間ミキシング
した後、ミキサー内壁及び撹拌羽根に付着した小麦粉の
ダマを掻き落とし、さらに中高速で1分間ミキシング
し、小麦粉バッターを得た。かかるバッターをビニール
袋に入れて冷蔵庫で一晩安定均一化させた後、春巻きの
皮製造装置(大英技研(株)製、以下同じ)のホッパー
に投入し、約125℃に加熱したドラム表面に、専用ノ
ズルからバッターを薄く塗布して焼成し、春巻きの皮を
製造した(実施例1)。実施例2〜11及び比較例1〜
3は、実施例1において、マルトース価及び粗蛋白質含
量が表1に示す小麦粉を用いた以外は、実施例1と同様
にして春巻きの皮を製造した。各小麦粉のマルトース価
及び粗蛋白質含量を表1に示す。なお、粗蛋白質含量
は、ケルダール法によって得られた窒素量を、5.7倍
した値を用いた(以下同じ)。得られた各春巻きの皮の
厚さは0.4〜0.5mm、大きさは20cm×20c
m、重量は約14gであった。
味料で調製した春巻き用の具約35gを包み、185℃
に熱した大豆白絞め油中で5分間油揚げし、春巻きを製
造した。これを室温で2時間放置した(以下「室温保存
品」という)後、熟練した10名のパネラーにより、下
記の評価基準で春巻きの皮の官能評価を行った。これと
は別に、上記具を包んだ春巻きの皮を、庫内温度−45
℃のフリーザー中で急速冷凍し、次いで乾燥を防ぐため
にビニール袋に入れて、−20℃のフリーザー中で10
日間冷凍保存した。次いでこれを185℃に熱した大豆
白絞め油中で5分間油揚げし、室温で2時間放置した
(以下「冷凍保存品」という)後、上記と同様に官能評
価を行った。各パネラーの評点の平均値を表1に示す。
っており、油ちょう直後と比較してほとんど差がなく、
非常に良好な食感である。 4:油ちょう直後と比較するとやや劣るが、パリパリと
した食感が残っており、良好な食感である。 3:やや柔らかくはなっているが、普通の食感である。 2:油っぽく、かつ柔らかく、パリパリ感があまりな
い、劣った食感である。 1:非常に油っぽく、かつ非常に柔らかく、またパリパ
リ感が全くなく、引きが強い著しく劣った食感である。
小麦粉を用いた実施例1〜11の春巻きは、室温保存
品、冷凍保存品のいずれも、優れた食感を有しており、
パリパリした食感が長時間維持されることが確認され
た。このうち、マルトース価が120mg/10g以下
の小麦粉を用いた実施例5〜11の春巻きは、評点が
3.5以上であり、より優れていた。またマルトース価
が80mg/10g以下の小麦粉を用いた実施例10、
11の春巻きは、評点が4.0以上であり、特に優れて
いた。さらに、実施例1〜11の春巻きを比較すると、
粗蛋白質含量に無関係に、マルトース価が低い小麦粉を
用いたものほど評点が高い。本発明の製造方法は、粗蛋
白質含量が低い小麦粉を用いても、優れた食感の春巻き
の皮が得られる点で、強力粉、準強力粉を用いるのが一
般的である従来の方法とは全く異なる優れた方法であ
る。
いた春巻きの皮の製造0.5重量部の食塩及び1重量部
の乳化剤を115重量部の水に溶解し、これにマルトー
ス価77mg/10g、粗蛋白質含量10.8重量%の
小麦粉99重量部及び米粉(オカベ粉体製「ライスフラ
ワーP」)1重量部を添加した。これを縦型ミキサーを
用いて、低速で1分間ミキシングした後、ミキサー内壁
及び撹拌羽根に付着した小麦粉のダマを掻き落とし、さ
らに中高速で1分間ミキシングし、小麦粉バッターを得
た。かかるバッターをビニール袋に入れて冷蔵庫で一晩
安定均一化させた後、春巻きの皮製造装置のホッパーに
投入し、約125℃に熱したドラム表面に、専用ノズル
からバッターを薄く塗布して焼成し、春巻きの皮を製造
した(実施例12)。実施例13〜19及び比較例4
は、実施例12において、小麦粉のマルトース価、粗蛋
白質含量、配合量、及び米粉の配合量を表2に示すもの
とした以外は、実施例12と同様にして春巻きの皮を製
造した。各小麦粉のマルトース価、粗蛋白質含量、配合
量、及び米粉の配合量を表2に示す。なお、実施例10
及び8を再掲した。得られた各春巻きの皮の厚さは0.
4〜0.5mm、大きさは20cm×20cm、重量は
約14gであった。
味料で調製した春巻き用の具約35gを包み、185℃
に熱した大豆白絞め油中で5分間油揚げし、春巻きを製
造した。これを室温で2時間放置した後、熟練した10
名のパネラーにより、試験例1と同様の評価基準で春巻
きの皮の官能評価を行った。これとは別に、上記具を包
んだ春巻きの皮を、庫内温度−45℃のフリーザー中で
急速冷凍し、次いで乾燥を防ぐためにビニール袋に入れ
て、−20℃のフリーザー中で10日間冷凍保存した。
次いでこれを185℃に熱した大豆白絞め油中で5分間
油揚げし、室温で2時間放置した後、上記と同様に官能
評価を行った。各パネラーの評点の平均値を表2に示
す。
品、冷凍保存品とも実施例10の春巻きより評点が高
く、米粉添加の効果が認められた。このうち、米粉配合
量が3〜20重量部である実施例13〜17の春巻きが
より評点が高く、米粉配合量が5〜15重量部である実
施例14〜16の春巻きが特に評点が高かった。実施例
18の春巻きは、比較例1〜4の春巻きより評点が高い
が、実施例10の春巻きより評点が低かった。これは米
粉の量が多すぎて春巻きの皮らしい食感からやや離れた
ためであり、米粉は穀粉原料に対して25重量%以下が
好ましいことが確認された。また実施例19の春巻き
も、室温保存品、冷凍保存品とも実施例8の春巻きより
評点が高く、マルトース価が170mg/10g以下の
小麦粉と米粉とを併用すれば、食感改善効果が顕著にな
ることが確認された。また比較例4より、マルトース価
が170mg/10gを超える小麦粉と米粉とを併用し
ても食感改善効果がないことが確認された。
澱粉を用いた春巻きの皮の製造 0.5重量部の食塩及び1重量部の乳化剤を115重量
部の水に溶解し、これにマルトース価77mg/10
g、粗蛋白質含量10.8重量%の小麦粉99重量部及
びα化コーンスターチ(ホーネンコーポレーション製
「α化コンス」)1重量部を添加した。これを縦型ミキ
サーを用いて、低速で1分間ミキシングした後、ミキサ
ー内壁及び撹拌羽根に付着した小麦粉のダマを掻き落と
し、さらに中高速で1分間ミキシングし、小麦粉バッタ
ーを得た。かかるバッターをビニール袋に入れて冷蔵庫
で一晩安定均一化させた後、春巻きの皮製造装置のホッ
パーに投入し、約125℃に熱したドラム表面に、専用
ノズルからバッターを薄く塗布して焼成し、春巻きの皮
を製造した(実施例20)。実施例21〜31及び比較
例5、6は、実施例20において、小麦粉のマルトース
価、粗蛋白質含量、配合量、澱粉の種類、配合量、及び
米粉の配合量を表3に示すものとした以外は、実施例2
0と同様にして春巻きの皮を製造した。小麦粉のマルト
ース価、粗蛋白質含量、配合量、澱粉の種類、配合量、
及び米粉の配合量を表3に示す。なお、実施例10及び
8を再掲した。得られた各春巻きの皮の厚さは0.4〜
0.5mm、大きさは20cm×20cm、重量は約1
4gであった。なお、各澱粉については、α化タピオカ
澱粉はホーネンコーポレーション製「ジェルコールGT
α」、α化小麦澱粉はホーネンコーポレーション製「ジ
ェルコールWα」、α化ワキシーコーンスターチはホー
ネンコーポレーション製「ジェルコールGα」、及びコ
ーンスターチはホーネンコーポレーション製「R−コン
ス」を用いた。
味料で調製した春巻き用の具約35gを包み、185℃
に熱した大豆白絞め油中で5分間油揚げし、春巻きを製
造した。これを室温で2時間放置した後、熟練した10
名のパネラーにより、試験例1と同様の評価基準で春巻
きの皮の官能評価を行った。これとは別に、上記具を包
んだ春巻きの皮を、庫内温度−45℃のフリーザー中で
急速冷凍し、次いで乾燥を防ぐためにビニール袋に入れ
て、−20℃のフリーザー中で10日間冷凍保存した。
次いでこれを185℃に熱した大豆白絞め油中で5分間
油揚げし、室温で2時間放置した後、上記と同様に官能
評価を行った。各パネラーの評点の平均値を表3に示
す。
は、室温保存品、冷凍保存品とも実施例10の春巻きよ
り評点が高く、α化澱粉の種類に無関係に非常に高い効
果が認められた。実施例23の春巻きは、比較例1〜6
の春巻きより評点が高いが、実施例10の春巻きとは大
きな差がなかった。これは、α化澱粉の量が多すぎて春
巻きの皮としては異和感のある食感となったためであ
り、α化澱粉は穀粉原料に対して7重量%以下が好まし
いことが確認された。また実施例28の春巻きも、室温
保存品、冷凍保存品とも実施例8の春巻きより評点が高
く、マルトース価が170mg/10g以下の小麦粉と
α化澱粉とを併用すれば、食感改善効果が顕著になるこ
とが確認された。実施例27の春巻きは、実施例10の
春巻きと大きな差がなく、また実施例29の春巻きは、
実施例8の春巻きと大きな差がなかった。実施例30及
び31の春巻きは、室温保存品、冷凍保存品ともα化澱
粉と米粉を併用したものであるが、食感改善効果が最も
優れていた。また比較例5及び6より、マルトース価が
170mg/10gを超える小麦粉と、α化澱粉、ある
いはα化澱粉と米粉とを添加しても食感改善効果がほと
んどないことが確認された。
価が170mg/10g以下の小麦粉を用いることによ
り、油ちょう後パリパリした食感を長時間維持できる春
巻きの皮を製造することができる。さらに、米粉及び/
又はα化澱粉を併用することにより、その効果はより顕
著となる。
Claims (6)
- 【請求項1】 穀粉原料として、マルトース価が170
mg/10g以下の小麦粉を用いることを特徴とする春
巻きの皮の製造方法。 - 【請求項2】 小麦粉のマルトース価が80mg/10
g以下である請求項1記載の春巻きの皮の製造方法。 - 【請求項3】 全穀粉原料中の、前記小麦粉の配合量
が、70重量%以上であることを特徴とする請求項1又
は2記載の春巻きの皮の製造方法。 - 【請求項4】 前記小麦粉中の粗蛋白質含量が、8重量
%以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか
1項記載の春巻きの皮の製造方法。 - 【請求項5】 米粉を、全穀粉原料中1〜25重量%配
合することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記
載の春巻きの皮の製造方法。 - 【請求項6】 α化澱粉を、全穀粉原料に対して1〜7
重量%配合することを特徴とする請求項1〜5のいずれ
か1項記載の春巻きの皮の製造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP14779599A JP3905251B2 (ja) | 1999-05-27 | 1999-05-27 | 春巻きの皮の製造方法 |
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JP3905251B2 JP3905251B2 (ja) | 2007-04-18 |
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---|---|---|---|---|
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-
1999
- 1999-05-27 JP JP14779599A patent/JP3905251B2/ja not_active Expired - Fee Related
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