JP2000317833A - ポリッシングベルトのドレッシング方法 - Google Patents
ポリッシングベルトのドレッシング方法Info
- Publication number
- JP2000317833A JP2000317833A JP11125472A JP12547299A JP2000317833A JP 2000317833 A JP2000317833 A JP 2000317833A JP 11125472 A JP11125472 A JP 11125472A JP 12547299 A JP12547299 A JP 12547299A JP 2000317833 A JP2000317833 A JP 2000317833A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polishing belt
- dressing
- roll
- belt
- reel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Cleaning In General (AREA)
- Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
Abstract
シングベルトのドレッシングを十分に行うことにより、
このベルトの再使用時における異物転写による金属帯板
の表面疵発生を防止する。 【解決手段】 ペイオフリール1から払い出されたポリ
ッシングベルトVをドレッシングロール3a〜3cに巻
き掛けた後、テンションリール12に巻き取ると、ポリ
ッシングベルトVは、レッシングロール3aによって表
面同士が擦られ、ドレッシングロール3bと3cによっ
て裏面同士が擦られる。この擦り合わせによりポリッシ
ングベルトVに付着した異物は剥離し、その後のブラッ
シング装置8において容易に除去され、乾燥装置10を
通ってテンションリール12に巻き取られる。
Description
造において圧延ロール周面に付着した異物を除去するた
めに使用したポリッシングベルトのドレッシング方法に
関するものである。
に異物が付着していると、この異物が金属帯板の表面に
転写して疵を生じさせる。そのため、表面品質の優れた
金属帯板を製造すめためには、圧延中においてロール周
面に付着した異物を常時除去する必要がある。
を常時除去する装置として、特開平4−266409号
公報に記載された装置が知られている。この装置は、ス
ポンジ状弾性体の表面に、25メッシュ程度のポリエス
テル系繊維に砥粒を付着させたポリッシングベルトを被
せることでポリッシャー本体を構成し、このポリッシャ
ー本体を圧延中のロール周面に押し付けることによりロ
ール周面の異物を剥ぎ取り、剥ぎ取った異物が再びロー
ル周面に付着しないようにポリッシングベルトをロール
軸方向へ送る装置である。
りに使用したベルトは、別ラインに設けられたドレッシ
ング装置によって異物を除去した後、再使用する。
ベルトを前後2段に設けたピンチロールに通すことによ
り、該ロールによって異物を押し付けて剥離させ、その
後、回転ブラシとスプレー装置を備えたブラッシング装
置に通すことにより剥離した異物を除去する。しかしな
がら、この方法では異物除去は不十分であり、金属帯板
の表面疵を十分に防止できない。
周面の異物除去に使用したポリッシングベルトのドレッ
シングを十分に行うことにより、このベルトの再使用時
における異物転写による金属帯板の表面疵発生を防止
し、表面品質の優れた金属帯板を製造可能とすることを
課題とする。
明のポリッシングベルトのドレッシング方法は、ポリッ
シングベルトをペイオフリールから払い出してテンショ
ンリールに巻き取る間に、該ベルトの表面同士と裏面同
士のうちの少なくとも一方を擦り合わせることを特徴と
する。また別の方法は、ポリッシングベルトをペイオフ
リールから払い出してテンションリールに巻き取る間
に、該ベルトの表面と裏面のうちの少なくとも一方をド
レッシング部材に押し付けることを特徴とする。
実施の形態を説明する装置例を模式的に示した側面図で
ある。ペイオフリール1に巻かれたポリッシングベルト
Vは、20〜30メッシュのポリエステル系繊維にアル
ミナ質等の砥粒を接着剤として合成樹脂を用いて付着さ
せたものである。このポリッシングベルトVは、ペイオ
フリール1から払い出されて入側デフレクタロール2か
ら、3個のドレッシングロール3a〜3cを備えたドレ
ッシング装置4、デフレクタロール5a〜5cと回転ブ
ラシロール6a、6b及びスプレー装置7a、7bを備
えたブラッシング装置8、上下で4個のドライヤー9a
〜9dを備えた乾燥装置10、出側デフレクタロール1
1を通過してテンションリール12に巻き取られる。
位置が固定されて回転自在であり、ドレッシングロール
3cはスクリュー軸15をハンドル16により回転させ
ることによりポリッシングベルトVに圧下力を付加する
ことができる。ドレッシング装置4では、ドレッシング
ロール3bとドレッシングロール3cの間隙を開いた状
態で、ポリッシングベルトVをドレッシングロール3a
及び3bの下方を通過させてドレッシングロール3bに
巻き付けた後、ドレッシングロール3aに下方から巻き
付け、さらにドレッシングロール3bと3cの間隙を通
過させている。
いては、ドレッシングロール3cをポリッシングベルト
Vに押し付けた状態でテンションリール12を回転駆動
させてポリッシングベルトVを張力付加に下で巻き取る
と、ポリッシングベルトVはドレッシングロール3aの
下面位置で表面同士が擦られると共に、ドレッシングロ
ール3bと3cの間で裏面同士が擦られる。このように
してポリッシングベルトVは表面同士及び裏面同士が擦
られると、ベルトの網目同士が食い込む結果、ベルトに
付着した異物は削られて剥離する。
て回転ブラシロール6a、6bとスプレー装置7a、7
bによって容易に除去される。その後ポリッシングベル
トVは、乾燥装置10においてドライヤー9a〜9dか
ら吹き付けられる温風によって水分が除去された後、テ
ンションリール12に巻き取られる。
でよいが、回転止め又は回転駆動によりベルトとの間で
速度差をもたせると、異物をより効率よく剥離させるこ
とができる。ドレッシングロール3cの圧下機構は、本
例のような手動方式の他に、スクリュー軸をモータによ
って駆動させる方式やエアーシリンダーによって直接昇
降させる方式でもよい。
態を説明する装置例を模式的に示した側面図であり、図
1に示した装置と異なる点はドレツシング装置13のみ
であるため、その他の部材には図1と同じ符号を付して
その説明を省略する。図において円柱体のドレツシング
部材14a〜14cは、その周面にポリッシングベルト
Vの砥粒と同様の砥粒を付着させたものであるか、又は
鋼製ロールの周面を細目ヤスリ程度の粗面に仕上げたも
のである。
め機構とするか、又はベルト送り方向と反対方向へ微速
で回転駆動させながらテンションリール12を回転駆動
させてポリッシングベルトVを張力付加の下で巻き取る
と、ポリッシングベルトVの上面はドレツシング部材1
4aと14cの周面に擦られながら通過し、ポリッシン
グベルトVの下面はドレツシング部材14bの周面に擦
られながら通過することにより、ベルトに付着した異物
は削られて剥離する。剥離した異物は、図1と同様にブ
ラッシング装置8において容易に除去され、乾燥装置1
0において乾燥後、テンシヨンリール12に巻き取られ
る。
面と裏面の双方に対して処理を行う例を説明したが、ポ
リッシングベルトVが比較的に新しい場合は、表面と裏
面のうちの一方のみに対して処理を行っても異物を十分
に剥離することができる。
除去に使用したポリッシングベルトのドレッシングを十
分に行うことができるので、このベルトの再使用時にお
ける異物転写による金属帯板の表面疵発生を防止し、表
面品質の優れた金属帯板を製造することができる。
側面図
側面図
Claims (2)
- 【請求項1】 ポリッシングベルトをペイオフリールか
ら払い出してテンションリールに巻き取る間に、該ベル
トの表面同士と裏面同士のうちの少なくとも一方を擦り
合わせることを特徴とするポリッシングベルトのドレッ
シング方法。 - 【請求項2】 ポリッシングベルトをペイオフリールか
ら払い出してテンションリールに巻き取る間に、該ベル
トの表面と裏面のうちの少なくとも一方をドレッシング
部材に押し付けることを特徴とするポリッシングベルト
のドレッシング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11125472A JP2000317833A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | ポリッシングベルトのドレッシング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11125472A JP2000317833A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | ポリッシングベルトのドレッシング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000317833A true JP2000317833A (ja) | 2000-11-21 |
Family
ID=14910944
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11125472A Pending JP2000317833A (ja) | 1999-05-06 | 1999-05-06 | ポリッシングベルトのドレッシング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000317833A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101085584B1 (ko) | 2008-05-16 | 2011-11-25 | 주식회사 디어포스 | 표면마무리용 표준 드레싱 연마벨트, 그 제조장치 |
CN106766696A (zh) * | 2017-03-21 | 2017-05-31 | 安徽众源新材料股份有限公司 | 带材在线清洗设备 |
CN108857872A (zh) * | 2018-05-11 | 2018-11-23 | 宜兴紫鑫电子新材料有限公司 | 一种软磁合金带材表面清洗方法及其装置 |
CN108857764A (zh) * | 2018-05-11 | 2018-11-23 | 宜兴紫鑫电子新材料有限公司 | 一种软磁合金带材表面氧化层去除方法及其去除装置 |
KR102211428B1 (ko) * | 2020-05-20 | 2021-02-02 | 최윤석 | 벨트 컨베이어의 벨트 크리닝 장치 |
-
1999
- 1999-05-06 JP JP11125472A patent/JP2000317833A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101085584B1 (ko) | 2008-05-16 | 2011-11-25 | 주식회사 디어포스 | 표면마무리용 표준 드레싱 연마벨트, 그 제조장치 |
CN106766696A (zh) * | 2017-03-21 | 2017-05-31 | 安徽众源新材料股份有限公司 | 带材在线清洗设备 |
CN108857872A (zh) * | 2018-05-11 | 2018-11-23 | 宜兴紫鑫电子新材料有限公司 | 一种软磁合金带材表面清洗方法及其装置 |
CN108857764A (zh) * | 2018-05-11 | 2018-11-23 | 宜兴紫鑫电子新材料有限公司 | 一种软磁合金带材表面氧化层去除方法及其去除装置 |
KR102211428B1 (ko) * | 2020-05-20 | 2021-02-02 | 최윤석 | 벨트 컨베이어의 벨트 크리닝 장치 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN110539236B (zh) | 一种不锈钢整卷磨砂自动化产线 | |
US2907151A (en) | Conditioning metal sheets, strip, rod and the like | |
JP4920952B2 (ja) | アルミニウム管の製造方法 | |
WO2008004601A1 (fr) | Système et procédé permettant de polir une surface d'un matériau de base métallique de type bande | |
JP2000317833A (ja) | ポリッシングベルトのドレッシング方法 | |
JP6957840B2 (ja) | ヘアラインフィルムの毛羽除去装置および方法 | |
JP3267528B2 (ja) | ステンレス鋼帯用研摩設備 | |
JP4300505B2 (ja) | 長尺伸線材加工ライン、長尺伸線材熱処理ライン、長尺伸線材のメッキ・表面被覆処理ライン、長尺伸線材の異種金属複合線材製造ライン及び長尺伸線材加工方法 | |
EP1747850B1 (en) | Apparatus for and method of producing buff tapes | |
JP3107160B1 (ja) | ステンレス鋼帯の研磨目平滑化設備及び平滑化方法 | |
JP4857762B2 (ja) | 金属帯の表面欠陥防止方法および表面欠陥防止設備 | |
JPH05245Y2 (ja) | ||
JPH0710504B2 (ja) | 研磨テープの製造方法 | |
JP2001198782A (ja) | 形鋼のカエリ状突起物のオンライン除去装置 | |
JPH0431249Y2 (ja) | ||
JP2003175450A (ja) | 長尺物の表面加工方法およびその装置 | |
JP2003191160A (ja) | 長尺物の表面加工用研削材 | |
JP2002282902A (ja) | ステンレス鋼板の調質圧延方法 | |
JP5446208B2 (ja) | スクラブ部材浄化方法、スクラブ部材浄化装置、スクラブ洗浄装置、ディスク材、並びに磁気ディスク | |
JP2010052835A (ja) | 用紙の紙粉除去装置 | |
JPH11332816A (ja) | ごみの除去装置およびこれを用いたごみの除去方法 | |
JPH02290607A (ja) | 調質圧延機 | |
JPH09234404A (ja) | ロールコータ方式塗装装置 | |
JPH07112368A (ja) | 金属帯研削用長尺研削ベルトのドレッシング方法 | |
JP2004268240A (ja) | 長尺物の表面加工方法およびその装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20050216 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20050318 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051020 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080404 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080415 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080812 |