JP2000294703A - 発熱部品の放熱板への固定構造 - Google Patents

発熱部品の放熱板への固定構造

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JP2000294703A
JP2000294703A JP11101837A JP10183799A JP2000294703A JP 2000294703 A JP2000294703 A JP 2000294703A JP 11101837 A JP11101837 A JP 11101837A JP 10183799 A JP10183799 A JP 10183799A JP 2000294703 A JP2000294703 A JP 2000294703A
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JP
Japan
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heat
generating component
shrinkable tube
heat generating
radiating plate
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Pending
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JP11101837A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Ishibashi
博之 石橋
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Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】発熱部品を放熱板に固定するときに、ビス止め
する必要がなくて発熱部品にクラックが生じることを防
ぐことができ、しかも構造が極めて簡単で固定作業を簡
単に行うことができて、コストダウンを図ることができ
る発熱部品の放熱板への固定構造を提供する。 【解決手段】 基板1上に近接して立設された発熱部品
2と放熱板3とに、これら発熱部品2と放熱板3とを囲
むように熱収縮チューブ4を一体に挿着し、この熱収縮
チューブ4を加熱して収縮することによって、発熱部品
2を放熱板3に固定するように構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に立設され
た発熱部品を、この発熱部材に近接して立設された放熱
板に固定するようにした発熱部品の放熱板への固定構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、基板上に立設された放熱板に発熱
部品を固定するには、放熱板に発熱部品をビス止めによ
って固定していた。ところが、このようにビス止めによ
って固定するときに、ビスの締め付けトルクが強いと発
熱部品にクラックが発生し、不良品となる場合があると
いう問題があった。
【0003】また、特開平8−8371号公報には、半
導体素子の放熱板取付構造が記載されている。これは、
図4に示すように、プリント基板101に搭載した半導
体素子102を放熱板103に圧着するため、略L字型
に形成され一端に支持リード105aを延伸する一方他
端に放熱板103の他側103bに係止する係止爪10
5bを突出した形状の圧着板105を形成し、放熱板1
03の取付リードをプリント基板101の取付孔に挿入
し、ハンダ付により固定し、圧着板105の支持リード
105aを基板に設けた取付孔101aに挿入固定し、
更に、係止爪105bを放熱板103の他側103bに
係止し、圧着板105と放熱板103の間に半導体素子
102と絶縁体104を挟持し、半導体素子102と放
熱板103の間に絶縁体104を介装したものである。
ところがこれにおいては、図4に示すように、圧着板1
05の形状が複雑であり、この圧着板105の取付作業
が面倒であって、しかもコスト高になるという問題があ
った。
【0004】また、実開平6−21202号公報には、
電気部品の放熱装置が記載されている。これは、図5
(a)(b)(c)に示すように、断面コ字状の保持板
203の平板部215に、放熱板202の平面部207
に対向して弾性変形可能に弾性片部217を切り起こし
形成し、保持板203の側板部に上下方向に沿って細長
く挿入凹部および切欠凹部を切り欠いて、係合片部およ
び挟持片部を突出形成し、係合片部の上部縁に、平板状
の放熱板202に形成した溝部211の係合孔212に
係合して、挟持片部に向かって突出する係合凸部を形成
し、係合凸部を係合孔212に係止させ、係合片部と挟
持片部とにて放熱板202を挟持して保持板203を放
熱板202に取り付けて、電気部品206を、放熱板2
02と保持板203の間の間隙に弾性片部217を押し
上げるように弾性変形させながら挿入して挟持固定する
ようにしたものである。ところがこれにおいては、保持
板203の形状が複雑であり、この保持板203の取付
作業が面倒であって、しかもコスト高になるという問題
があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記従来の
問題を解消し、発熱部品を放熱板に固定するときに、ビ
ス止めする必要がなくて発熱部品にクラックが生じるこ
とを防ぐことができ、しかも構造が極めて簡単で固定作
業を簡単に行うことができて、コストダウンを図ること
ができる発熱部品の放熱板への固定構造を提供すること
を目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来の問題を解決す
るために、請求項1に記載の発明は、基板上に近接して
立設された発熱部品と放熱板とに、これら発熱部品と放
熱板とを囲むように熱収縮チューブを一体に挿着し、こ
の熱収縮チューブを加熱して収縮することによって、前
記発熱部品を前記放熱板に固定するように構成したこと
を特徴としている。
【0007】請求項2に記載の発明は、前記放熱板に
は、前記発熱部品の両端近傍に位置する箇所に、チュー
ブ挿入溝が形成され、このチューブ挿入溝に前記熱収縮
チューブを挿入することによって、この熱収縮チューブ
を前記発熱部品と前記放熱板とに一体に挿着して、この
熱収縮チューブを加熱することによって、前記発熱部品
を前記放熱板に固定するように構成したことを特徴とし
ている。請求項3に記載の発明は、前記熱収縮チューブ
は、ポリオレフィン樹脂又は塩化ビニール樹脂で形成し
ていることを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る発熱部品の放
熱板への固定構造の実施の形態について、図を参照しつ
つ説明する。図1は本発明の第1実施形態の発熱部品の
放熱板への固定構造を示す斜視図、図2は第2実施形態
の発熱部品の放熱板への固定構造を示す斜視図、図3は
本発明の各実施形態に用いられる熱収縮チューブの一例
を示す斜視図である。
【0009】図1に示す第1実施形態の発熱部品の放熱
板への固定構造は、基板1上に近接して立設された発熱
部品2と放熱板3とに、これら発熱部品2と放熱板3と
を囲むようにリング状の熱収縮チューブ4(図3参照)
を一体に挿着し、この熱収縮チューブ4を加熱して収縮
することによって、発熱部品2を放熱板3に固定するよ
うに構成している。尚、熱収縮チューブ4としては、ポ
リオレフィン樹脂又は塩化ビニール樹脂で形成すること
が好ましい。
【0010】この第1実施形態の発熱部品の放熱板への
固定構造によれば、熱収縮チューブ4で、発熱部品2を
放熱板3に固定するようにしたので、発熱部品2を放熱
板3に固定するときに、ビス止めする必要がなくて発熱
部品2にクラックが生じることを防ぐことができ、しか
も構造が極めて簡単で固定作業を簡単に行うことができ
て、コストダウンを図ることができる。
【0011】図2に示す第2実施形態の発熱部品の放熱
構造は、放熱板3に、発熱部品2の両端近傍に位置する
箇所に、チューブ挿入溝31、32を形成し、このチュ
ーブ挿入溝31、32に熱収縮チューブ4を挿入するこ
とによって、この熱収縮チューブ4を発熱部品2と放熱
板3とに一体に挿着して、この熱収縮チューブ4を加熱
することによって、発熱部品2を放熱板3に固定するよ
うに構成している。尚、熱収縮チューブ4としては、ポ
リオレフィン樹脂又は塩化ビニール樹脂で形成すること
が好ましい。
【0012】この第2実施形態の発熱部品の放熱板への
固定構造によれば、熱収縮チューブ4で、発熱部品2を
放熱板3に固定するようにしたので、発熱部品2を放熱
板3に固定するときに、ビス止めする必要がなくて発熱
部品2にクラックが生じることを防ぐことができ、しか
も構造が極めて簡単で固定作業を簡単に行うことができ
て、コストダウンを図ることができる。しかも、放熱板
3に、発熱部品2の両端近傍に位置する箇所に、チュー
ブ挿入溝31、32を形成し、このチューブ挿入溝3
1、32に熱収縮チューブ4を挿入するようにしたの
で、熱収縮チューブ4と放熱板3との間の間隙を小さく
できて、放熱板3に発熱部品2を密着した状態にするこ
とができ、この熱収縮チューブ4を加熱して収縮するこ
とによって、確実に発熱部品2を放熱板3に固定するこ
とができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、基板上に近接した立設された発熱部品と
放熱板とを囲むように熱収縮チューブを挿着して、この
熱収縮チューブを加熱して収縮することによって、発熱
部品を放熱板に固定するようにしたので、発熱部品を放
熱板に固定するときに、ビス止めする必要がなくて発熱
部品にクラックが生じることを防ぐことができ、しかも
構造が極めて簡単で固定作業を簡単に行うことができ
て、コストダウンを図ることができる。
【0014】請求項2に記載の発明によれば、放熱板
に、発熱部品の両端近傍箇所に位置する箇所に設けたチ
ューブ挿入溝に熱収縮チューブを挿入して、この熱収縮
チューブを加熱して収縮することによって発熱部品を放
熱板に固定するようにしたので、熱収縮チューブと放熱
板との間の間隙を小さくできて、放熱板に発熱部品を密
着した状態にすることができて、この熱収縮チューブを
加熱して収縮することによって、確実に発熱部品を放熱
板に固定することができる。請求項3に記載の発明によ
れば、熱収縮チューブは、ポリオレフィン樹脂又は塩化
ビニールで形成しているので、これらの樹脂は熱収縮性
が良くて、熱収縮チューブを加熱したときに、確実に収
縮することができて、この熱収縮チューブを用いて発熱
部品を放熱板に強固に固定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の発熱部品の放熱板への
固定構造を示す斜視図である。
【図2】第2実施形態の発熱部品の放熱板への固定構造
を示す斜視図である。
【図3】本発明の各実施形態に用いられる熱収縮チュー
ブの一例を示す斜視図である。
【図4】従来の半導体素子の放熱板取付構造を示す断面
図である。
【図5】従来の電気部品の放熱装置を示し、(a)はそ
の正面図、(b)はその側面図、(c)はその一部を切
り欠いた下面の平面図である。
【符号の説明】
1 基板 2 発熱部品 3 放熱板 31、32 チューブ挿入溝 4 熱収縮チューブ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に近接して立設された発熱部品と
    放熱板とに、これら発熱部品と放熱板とを囲むように熱
    収縮チューブを一体に挿着し、この熱収縮チューブを加
    熱して収縮することによって、前記発熱部品を前記放熱
    板に固定するように構成したことを特徴とする発熱部品
    の放熱板への固定構造。
  2. 【請求項2】 前記放熱板には、前記発熱部品の両端近
    傍に位置する箇所に、チューブ挿入溝が形成され、この
    チューブ挿入溝に前記熱収縮チューブを挿入することに
    よって、この熱収縮チューブを前記発熱部品と前記放熱
    板とに一体に挿着して、この熱収縮チューブを加熱する
    ことによって、前記発熱部品を前記放熱板に固定するよ
    うに構成したことを特徴とする請求項1に記載の発熱部
    品の放熱板への固定構造。
  3. 【請求項3】 前記熱収縮チューブは、ポリオレフィン
    樹脂又は塩化ビニール樹脂で形成していることを特徴と
    する請求項1又は2に記載の発熱部品の放熱板への固定
    構造。
JP11101837A 1999-04-08 1999-04-08 発熱部品の放熱板への固定構造 Pending JP2000294703A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011154956A (ja) * 2010-01-28 2011-08-11 Panasonic Corp 光源装置、バックライトユニット、および液晶表示装置
KR101794991B1 (ko) * 2015-12-09 2017-11-07 현대오트론 주식회사 Pcb 하우징 장치 및 그것을 구비한 전자 제어 장치

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