JPH10189842A - 発熱部品の放熱構造 - Google Patents

発熱部品の放熱構造

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JPH10189842A
JPH10189842A JP8341070A JP34107096A JPH10189842A JP H10189842 A JPH10189842 A JP H10189842A JP 8341070 A JP8341070 A JP 8341070A JP 34107096 A JP34107096 A JP 34107096A JP H10189842 A JPH10189842 A JP H10189842A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、半田付の信頼性の低下を招くことな
く、しかも、放熱板の取付作業が容易にできるとともに
実装スペースを少なくしない発熱部品の放熱構造を提供
する。 【解決手段】金属製のケース内に取付けられた回路基板
に実装された発熱部品の放熱構造において、発熱部品2
5には放熱板40が取付けられるとともに前記回路基板
20の縁部22に当該放熱板の一部が挿入される凹部2
3を設け、この凹部23と対向した前記ケースの側板6
内面に凸部11を設け、前記発熱部品を取付けた放熱板
は前記回路基板の凹部と前記ケースの凸部とで挟持する
ものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、放熱を必要とする
半導体部品を有する、例えば、放電灯を点灯するインバ
ータ装置などの前記半導体部品の放熱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図14に示すように、放電灯点灯
用のインバータ装置はアルミ板材を断面略コ字状に折曲
げ形成した金属製のケース5と、このケース5の上部開
口を覆うアルミ板材からなるカバー15とからなり、該
当ケース5内には、電子部品(図示せず)などを実装し
た紙フェノール、ガラスエポキシなどからなる回路基板
20が前記ケース5の底板7から離間して取付けられて
いる。この回路基板20上には、放熱を有する発熱部品
として半導体部品25、例えばサイリスタなどが実装さ
れている。
【0003】上記放熱を有する半導体部品の放熱構造を
図15および図16に示す。放熱を有する発熱部品(半
導体部品)25は、アルミ板材をL字状に折曲げた放熱
板30にねじ35にて螺着固定されている。なお、発熱
部品(半導体部品)25は、当該発熱部品25の平坦状
の底面28と放熱板30と密着固定している。
【0004】上記発熱部品25は、当該発熱部品25の
側面から複数本のリード線26が外方に突出形成してい
る。前記発熱部品25は、当該発熱部品25のリード線
26を加工し、このリード線26の先端を回路基板20
に形成した挿入孔(図示せず)に挿入する。それから、
当該リード線26の先端と当該回路基板20の裏面側と
で半田27付けする。
【0005】半田付けされた発熱部品25を含む回路基
板20を該当ケースの側板6,6間に嵌め込んでねじ3
5にてケースの側板6に放熱板30を密着固定してい
る。
【0006】図16においては、ケースの側板6と放熱
板30とを板ばねなどからなるクリップ36で挟み込ん
で放熱板30を当該側板6に密着固定している。
【0007】図15および図16に示すように、金属製
のケースの側板6と金属製の放熱板30とは、放熱板の
立上り片31が側板6に密着して固定している。このた
め、発熱部品25から発生する熱は、当該発熱部品25
を取付けた金属製の放熱板30を伝わって、当該放熱板
30と密着しているケースの側板6を通って空気中に放
熱させ、発熱部品25の温度上昇を一定範囲内に押さえ
ている。。
【0008】また、他の例として、特開平8ー1673
18号があり、この構造は、弾性押圧片を側板に有する
金属製のケースと、このケース内に固定されて前記弾性
押圧片に密着した放熱を有する半導体部品を備えた発熱
部品の放熱構造を有している。このため、回路基板の幅
方向に対して同程度の幅の放熱板が必要になるため、部
品実装上に制約ができてしまう。
【0009】また、図15および図16に示すような半
田付された発熱部品25を含む回路基板20を該当ケー
スの側板6,6間に嵌め込んで取付ける方法では、回路
基板20をケースの側板6,6間に取付ける際に生ずる
当該回路基板20の片寄りから生ずる隙間dがある、お
よび、放熱板30が回路基板20に固定されていないた
め前記発熱部品25を含む回路基板20をケースの側板
6,6間に嵌め込む際、当該発熱部品25が動くことが
ある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】上記のように図15お
よび図16に示す従来の発熱部品の放熱構造は、回路基
板20に半田付けした発熱部品25を取付けた放熱板3
0をケースの側板6にねじで固定し、放熱板30とケー
スの側板6とで挟持させ、発熱部品25から発生した熱
を放熱板30を介としてケースから放熱していた。
【0011】上記放熱構造は、放熱を有する発熱部品2
5をねじ35で固定した放熱板30は、当該発熱部品2
5のリード線26を回路基板20に半田付けしているの
みで、回路基板20と放熱板30とは固定していない。
【0012】さらに、回路基板20とケースの側板6と
の間には、回路基板20をケースの側板6,6間に取付
ける際に生ずる当該回路基板20の片寄りから生ずる隙
間dがあること、および、リード線26の加工寸法にバ
ラ付きが生ずる。、このため、放熱板30を取付けた回
路基板20をケースの側板6,6間に嵌め込む際、発熱
部品25が動き、回路基板20に半田付した発熱部品2
5のリード線26の半田部27に外力が加わるため、当
該半田部27にストレスが加わり、半田付の信頼性が低
下することがあるという問題があった。
【0013】また、放熱板30をケースの側板6に固定
する際、ねじ35やクリップ36などの固定部品が必要
になるだけでなく、組立ての際にも、余分な工数を必要
としコストアップの要因となるという問題があった。
【0014】他の従来技術(特開平8ー167318
号)では、回路基板の幅方向に対して同程度の幅の放熱
板が必要になるため、部品実装上に制約ができてしまう
とともに、放熱板の大きさが大きくなり、実装スペース
を少なくしたりなどの問題があった。
【0015】本発明は上記の点に鑑みてなされたもの
で、半田付の信頼性の低下を招くことなく、しかも、放
熱板の取付作業が容易にできるとともに実装スペースを
少なくしない発熱部品の放熱構造を提供することを課題
とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】前記課題を達成するため
に、請求項1記載に係る本発明の発熱部品の放熱構造
は、金属製のケース内に取付けられた回路基板に実装さ
れた発熱部品の放熱構造において、前記発熱部品には放
熱板が取付けられるとともに前記回路基板の縁部に前記
放熱板の一部が挿入配置される凹部を設け、この凹部と
対向した前記ケースの側板内面に凸部を設け、前記発熱
部品を取付けた放熱板を前記回路基板の凹部と前記ケー
スの凸部とで挟持することを特徴とするものである。
【0017】さらに、請求項2記載に係る本発明の発熱
部品の放熱構造は、前記放熱板には前記回路基板を貫通
して下方に突出し前記ケースの底板で支持する支持部を
設けたことを特徴とするものである。
【0018】上記請求項1記載の構成において、放熱板
を取付けた発熱部品を実装した回路基板の縁部に当該放
熱板の一部を挿入する凹部を設け、この凹部と対向した
ケースの側板内面に凸部を設け、放熱板に取付けた発熱
部品のリード線を回路基板に半田付けし、当該回路基板
に取付けた放熱板を当該回路基板の凹部とケースの側板
内面に突出形成した凸部とで挟持する構造にしたもので
ある。
【0019】上記のような構造にすることで、放熱板に
かかる圧力は、回路基板の凹部にかかることとなり、発
熱部品のリード線の半田部には、ストレスが加わらなく
なる。また、ねじなどの固定部品で固定しなくても、放
熱板はケースに挟持され放熱効果が得られる。
【0020】上記請求項2記載の構成において、放熱板
に回路基板を貫通して下方に突出し、ケースの底板で支
持する支持部を設けた構造にしたので、回路基板に半田
付けされた発熱部品のリード線と金属製のケースの底板
との絶縁を確保することができる。
【0021】
【発明の実施の形態】放電灯点灯用のインバータ装置の
構成は、発熱部品の放熱構造以外は従来技術と同様であ
る。以下、図1から図13を参照して本発明の実施の形
態を説明する。なお、従来技術と同一構成部品は同一番
号を付して説明する。
【0022】図7は発熱部品を取付けた回路基板を取付
けるケースの外観を示す斜視図で、ケース5は、従来技
術と同様に、アルミ材など金属製の板材を断面略コ字状
に折曲げ上方開口し、長手方向両側に形成した側板6,
6とこれら側板6,6の下方端とを接続した底板7とか
ら構成している。
【0023】このケース5の底板7両端両側にそれぞれ
対向して支持片部8が上方に折曲げ形成され、これら支
持片部8の上部には、対向して回路基板20の両端を載
置する載置凹部9が形成している。さらに、ケース5の
側板6,6には、矩形状の挿入孔10が対向してそれぞ
れ穿設している。
【0024】図1などに示す前記載置凹部9に位置決め
載置される回路基板20は、長方形で紙フェノール、ガ
ラスエポキシなどから作られ、当該回路基板20の上面
部には、抵抗、スイッチング素子、コンデンサーなどの
電子部品(図示せず)などが実装されている。これら電
子部品の中には、発熱部品25である発熱する半導体部
品、例えば、ハイポーラトランジスタ、MOSーFE
T、ダイオード、サイリスタなどが存在する。
【0025】上記発熱部品25には、当該発熱部品25
から発熱する熱を放熱する放熱板40が取付けられ、当
該放熱板40を取付けた発熱部品25が回路基板20に
実装されている。
【0026】上記放熱板40はアルミ材などの放熱板材
をプレス加工で製作し、当該放熱板40は、図3に示す
ように平板状の発熱部品取付部41と、この発熱部品取
付部41の先端から下方に直角に折曲げ形成した矩形状
の挟持片部42と、当該発熱部品取付部41の根元部両
側から外方に突出形成され先端が下方に直角に折曲げら
れた支持部43,43とから構成している。また、前記
発熱部品取付部41には発熱部品25を固定するねじ孔
44が穿設されている。
【0027】上記発熱部品25は、放熱板40の発熱部
品取付部41の下方に密着して取付けられ、ねじ35を
当該放熱板40のねじ孔44に螺着することにより、放
熱板40に発熱部品25を密着固定している。なお、こ
の発熱部品25の放熱板40への固定は、当該発熱部品
25を回路基板20に取付ける前におこなっておく。さ
らに、前記発熱部品25の端面から突出形成したリード
線26は、回路基板20に設けた挿入孔21に挿入可能
なように加工しておく。
【0028】前記回路基板20の縁部22には、図2に
示すように放熱板40の挟持片部42を挿入位置決めす
る切欠き状の凹部23が形成されている。なお、凹部2
3の深さDは、放熱板40の材厚さtより浅く形成され
ている。
【0029】前記回路基板20に設けた凹部23と対向
したケースの側板6には、内方に突出形成され先端に平
坦面12を有する凸部11が形成されている。
【0030】放熱板を取付けた発熱部品のリード線を回
路基板に半田付けする手順を説明する。最初に、発熱部
品25を固定した放熱板40の挟持片部42を回路基板
20の凹部23に引掛けるとともに、当該発熱部品25
のリード線26の先端を回路基板20に設けた挿入孔2
1に挿入し、当該リード線26の先端を回路基板20の
裏面側に半田付けする。この状態では、図1および図2
に示すように、放熱板の支持部43先端は、回路基板2
0の上面に支持されるとともに、当該発熱部品25は、
回路基板20上面に当たらないように離間した状態で当
該回路基板20上に配置されている。このように、回路
基板20から離間して発熱部品25を配置することによ
り、発熱部品25から発生した熱は、有効に、アルミ板
材からなる放熱板40を伝わって金属製のケース5から
放熱する。
【0031】回路基板20上に支持された放熱板40
は、図1に示すように、放熱板40の挟持片部42が当
該回路基板20の凹部23とケースの側板6内面に突出
形成した凸部11の平坦面部12に挟持されつつ、当該
回路基板20はケースの両側板6,6間に嵌め込まれる
形で取付けられる。
【0032】このとき、回路基板20の保持は、図3に
示すように、凸部11を設けた逆側の側板6の裏側に折
曲げられて一対の突部13,13を設け、当該回路基板
20を凸部11と一対の突部13,13との間に嵌め込
まれる形で取付けられる。
【0033】他の方法として、図5に示すように、凸部
11を設けた逆側の側板6に先端に平坦面を有する凸部
14を設け、当該回路基板20を凸部11と凸部14の
平坦面との間に嵌め込まれる形で取付けられる。
【0034】また、図6に示すように、回路基板20と
ケースの側板6,6間の許容差が小さくできれば、特
に、突部や凸部など設けなくても、凸部11とケースの
側板6とで保持することも可能である。
【0035】つぎに、発熱部品の放熱構造を有するイン
バータ装置の組立て方法を図7から図9を参照して説明
する。
【0036】放熱板40に取付けられた発熱部品25の
リード線を回路基板20に半田付けして取付け、この回
路基板20の両端をケース5の両端に設けた載置凹部9
に載置する。回路基板20を載置凹部9に載置した状態
は図1に示すような状態になっている。
【0037】つぎに、図8に示すように、カバー15を
ケース5に取付ける。それから、カバー15の側面に前
記ケース5の側板6に設けた挿入孔10と対向した位置
に設けた固定片16をそれぞれ内方に折り曲げると、前
記ケース5の挿入孔10を通って図9に示すように、回
路基板20の縁部を固定すると同時にカバー15はケー
ス5に固定される。
【0038】図10からび図12は、請求項2に係る発
熱部品の放熱構造を示すもので、図1と図10と相違す
る点は、放熱板40aに設けた支持部43が支持部A4
3aと支持部B43bに分かれていることで、支持部A
43aは、回路基板20上に放熱板40aを保持するた
めに設けられたもので、支持部B43bは支持部A43
aの断面より小さくすることで、支持部A43aの先端
が当接する回路基板20に貫通孔24を設け、当該貫通
孔24を貫通して下方に突出しケースの底板7に当たる
形状に形成している。
【0039】こうすることで、ケースの底板7と回路基
板20との必要な高さを確保することができるので、放
熱部でも、高さを決めることが可能になる。これは、回
路基板20に半田付された発熱部品25のリード線26
が、ケース5に触れない高さを保つ必要がある場合に有
効である。
【0040】一般的には、シート状の絶縁材50が、図
10に示すようにケースの底板7に敷設されているが、
振動などで回路基板20に実装した部品のリード線の先
が、絶縁材50を傷ずつけたりしないようにある程度の
距離が必要になる。図13に示すように、ケース5の高
さに余裕がある場合には、ケースの底板と回路基板との
間の高さを大きくすることで、放熱板の放熱部の高さを
確保できれば、図13に示す構成でも可能になる。ま
た、本実施の形態は、放熱板40に1ケの発熱部品しか
取付けてないが1ケに限ったことではない。
【0041】次に上記実施の形態の作用を説明する。
【0042】上記請求項1記載の構成において、発熱部
品を放熱板に取付け、発熱部品が実装された回路基板に
凹部を設け、この凹部に対向したケースの側板に凸部を
設け、発熱部品を取付けた放熱板を回路基板の凹部とケ
ース側板の凸部との間に挟持する構造になっている。
【0043】このような構造にすることで、放熱板にか
かる圧力は、回路基板の凹部にかかることとなり、発熱
部品のリードの半田部には、ストレスが加わらなくなる
ので、半田付の信頼性の低下を招くことはない。
【0044】発熱部品を有する放熱板を取付けた回路基
板のケースへの取付けは、前記放熱板を回路基板の凹部
とケースの凸部との間に挟持する構造であるので、放熱
板の作業が容易にできる。
【0045】また、ねじなどの固定部品で固定しなくて
も、放熱板はケースに固定できるので、発熱部品から発
生した熱は、有効に、アルミ板材からなる放熱板を伝わ
って金属製のケースから放熱し、放熱効果が得られる。
【0046】放熱板を回路基板の凹部とケースの凸部と
の間に挟持する構造で、ねじなどの固定部品を使用しな
いのでコストを削減することができる。
【0047】さらに、発熱部品の熱を放熱する放熱板
は、放熱に必要な大きさであればよいので、実装スペー
スを少なくすることはない。
【0048】上記請求項2記載の構成において、放熱板
に回路基板に形成した挿入孔から下方に突出し、ケース
の底板で支持する支持部を設けた構造にしたので、回路
基板に半田付けされた発熱部品のリード線と金属製のケ
ースの底板との絶縁を確保することができる。
【0049】
【発明の効果】以上詳記した請求項1記載の発熱部品の
放熱構造によれば、放熱する発熱部品を放熱板に取付
け、その放熱板を回路基板に設けた凹部とケースの側板
に設けた凸部で挟むことにより、発熱部品のリード線の
半田部にストレスをかけることなく、発熱部品の熱をケ
ースから放熱することが可能になるので、半田付の信頼
性の低下を招くことはない。また、放熱板の取付作業も
容易にできる。さらに、ねじなどの固定部品を使用する
ことなく、放熱板をケースに固定できるので、コストア
ップになることもなくなる。
【0050】発熱部品の熱を放熱する放熱板は、放熱に
必要な大きさであればよいので、実装スペースを少なく
することはない。
【0051】請求項2記載の発熱部品の放熱構造によれ
ば、回路基板に半田付けされた発熱部品のリード線と金
属製のケースの底板との絶縁を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係る発熱部品の放熱
構造を示す断面側面図。
【図2】同実施の形態における発熱部品を固定した放熱
板を回路基板に取付けた状態を示すもので、(A)は正
面図。 (B)はその回路基板に凹部を形成した斜視
図。
【図3】同実施の形態における発熱部品を固定する放熱
板を示す斜視図。
【図4】同実施の形態におけるケースに放熱板を取付け
た回路基板を嵌め込んだ第1の実施の形態を示す上面
図。
【図5】同実施の形態におけるケースに放熱板を取付け
た回路基板を嵌め込んだ第2の実施の形態を示す上面
図。
【図6】同実施の形態におけるケースに放熱板を取付け
た回路基板を嵌め込んだ第3の実施の形態を示す上面
図。
【図7】同実施の形態に使用するケースを示す斜視図。
【図8】同実施の形態における全体構成を示す斜視図。
【図9】同実施の形態における全体構成を示す断面側面
図。
【図10】本発明の第2実施の形態に係る発熱部品の放
熱構造を示す断面側面図。
【図11】同第2実施の形態における発熱部品を固定し
た放熱板を回路基板に取付けた状態を示す正面図。
【図12】同第2実施の形態における発熱部品を固定す
る放熱板を示す斜視図。
【図13】本発明の第3実施の形態に係る発熱部品の放
熱構造を示す断面側面図。
【図14】一般的な全体構成を示す上面図。
【図15】第1の従来技術に係る発熱部品の放熱構造を
示す断面側面図。
【図16】第2の従来技術に係る発熱部品の放熱構造を
示す断面側面図。
【符号の説明】
5…ケース, 6…ケースの側板, 7…ケースの底板, 11…凸部, 20…回路基板, 22…回路基板の縁部, 23…凹部, 25…発熱部品, 40…放熱板, 40a…放熱板, 43b…底板に支持する支持部。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】金属製のケース内に取付けられた回路基板
    に実装された発熱部品の放熱構造において、 前記発熱部品には放熱板が取付けられるとともに前記回
    路基板の縁部に前記放熱板の一部が挿入配置される凹部
    を設け、 この凹部と対向した前記ケースの側板内面に凸部を設
    け、 前記発熱部品を取付けた放熱板を前記回路基板の凹部と
    前記ケースの凸部とで挟持することを特徴とする発熱部
    品の放熱構造。
  2. 【請求項2】前記放熱板には前記回路基板を貫通して下
    方に突出し前記ケースの底板で支持する支持部を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載の発熱部品の放熱構造。
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JP2020035904A (ja) * 2018-08-30 2020-03-05 日本電気株式会社 放熱部品及び電気装置

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