JP2000233381A - ロータリーハンマー - Google Patents

ロータリーハンマー

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JP2000233381A
JP2000233381A JP2000038045A JP2000038045A JP2000233381A JP 2000233381 A JP2000233381 A JP 2000233381A JP 2000038045 A JP2000038045 A JP 2000038045A JP 2000038045 A JP2000038045 A JP 2000038045A JP 2000233381 A JP2000233381 A JP 2000233381A
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cylinder
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Werner Hanke Andreas
ベルナー ハンケ アンドレアス
Martin Lauterward
ラウテルバルト マルチン
Meinholf Ruetonerusu Bruno
マインホルフ ルエトネルス ブルノ
Michael Stanke Thomas
ミハエル シュタンケ トマス
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    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
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    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D2250/00General details of portable percussive tools; Components used in portable percussive tools
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25DPERCUSSIVE TOOLS
    • B25D2250/00General details of portable percussive tools; Components used in portable percussive tools
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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  • Drilling Tools (AREA)
  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ハンマーの価格及び振動を低減し、ピストン
の材料の熱伝導率に係わる運転中のピストンの発熱に関
係する問題にも対応する。 【解決手段】 ロータリーハンマーが、ツールホルダー
2と、ピストン9と、シリンダー8’内のピストンの往
復動により、ツールホルダー内のツールを打撃するビー
トピース21とを具備するエアクッションハンマー機構
と、ツールを回転させるためのシリンダーを回転する手
段とを具備する。ピストン9がプラスチック材料から形
成されており、ピストンをシールするために、ピストン
の環状溝26内に設置される環状シール27が、溝の半
径方向に外を向く面の径より大きい内径を有しており、
該溝の軸方向の寸法が環状シールのそれより大きいの
で、シリンダーがピストンの周りを回転する場合に(ピ
ストンの往復動なしで)、シールがシリンダーと共に回
転する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロータリーハンマ
ーに係り、特には、エアクッションハンマー機構を組み
込むハンマーに関する。
【0002】
【従来技術】その様なハンマーは、作業対象物に作用す
るためにハンマービット又はチゼルビットを保持できる
ツールホルダーと、ピストン及びシリンダー内に滑動可
能に設置されるので、シリンダー内におけるピストンの
往復動によりビートピースでツールホルダー内にあるビ
ットを打撃するビートピースを具備するエアクッション
ハンマー機構を通常具備する。その様なハンマーは、一
つ以上のモードで運転しても良い。例えば、ハンマー
は、ツールを全く回転させないでビートピースでビット
を打撃するために、ピストンがシリンダー内で往復動す
るハンマーオンリー又は「チゼリング」と呼ばれるモー
ド、あるいはシリンダーがツールホルダーに連結される
スピンドルの一部分を形成し、ピストンの周りを回転
し、それによりツールホルダーに挿入されたビットを回
転させるこれとは別のドリリングオンリーモードで使用
することが出来る。ハンマーはまた、ピストンがシリン
ダーの内で往復動して、ビートピースでビットを打撃
し、その時同時にシリンダーがピストンの軸の周りを回
転し、それによりビットを回転する複合ロータリーハン
マーモードで運転可能であってもよい。
【0003】例として、その様なハンマーの一つが、W
O98/47670に述べられている。このハンマー
は、ハンマースピンドルの軸に直角にそのアーマーシャ
フトが配置される駆動モータを有し、更に純粋回転、純
粋チゼリング及び回転とチゼリングの複合モード間でハ
ンマーの切り替えが可能な単一のスウィッチィング機構
を有する。電動モーターのアーマーシャフトは、駆動軸
が回転する時に、水平方向を向くシリンダー内でピスト
ンに往復動させるクランクアームの片端が設置される駆
動軸に連結される。ピストンは間隔を持って、やはりシ
リンダー内に設置されるラムに連動するので、ピストン
の往復動によりラムは往復動し、ラムの前に位置するビ
ートピースを打撃し、それによりビートピースはツール
ホルダー内に挿入されるビットの後端部を打撃する。ピ
ストンクランクが駆動軸から切り離され、その代わりに
シリンダーがピストン、ラム及びビートピースの周りを
回転し、それによりツールホルダー内でビットを回転す
るロータリーモードに、運転モードをスウィッチにより
切り替えてもよい。スウィッチを第3の位置に切り替え
ることにより、シリンダーを回転しながらピストンを往
復動することができ、それよりビットをロータリーハン
マリング又はチゼリングモードに設定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】もしその様なハンマー
が金属の代わりにプラスチック材料から形成されるなら
ば、それの価格及び往復動する部分が原因となる振動も
また、低減することが出来るであろう。しかし、金属に
比べプラスチック材料の熱伝導率はかなりより低いの
で、ピストンをその様な材料から形成することは、運転
中のピストンにおける発熱に関係する問題が発生すると
考えられる。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明には、ピストンが
プラスチック材料から形成されていて、ピストンの環状
の溝内に設置された環状シールによりシリンダー内でシ
ールされており、環状シールは溝の半径方向に外を向く
面の径より大きい内径を有しており、更にその溝の軸方
向の寸法が環状シールのそれより大きいので、シリンダ
ーがピストンの周りを回転する(ピストンの回転なし
で)場合に、シールはシリンダーと共に回転するという
特徴がある。
【0006】もし従来のシールされたピストンを、プラ
スチック材料から形成されたものに取り換えたならば、
ピストンがシリンダーの回転なしでシリンダー内で往復
動する純粋のチゼリングモードにおいては極めて満足に
運転できるであろう、しかしハンマーが回転モードで運
転される場合は、ピストン内のシールと、シリンダーの
表面及びピストンに設置されている溝の表面の間の摩擦
により、シール及び/又はピストンにおいて過度の温度
上昇及びそれの劣化を引き起こし、この温度上昇は、ピ
ストンのプラスチック材料が今まで使用されてきた金属
よりかなり低い熱伝導率を有するという事実により、少
なくとも部分的に引き起こされると言うことを我々は発
見した。本発明によるとしかし、シールは「浮いている
状態(floating)」のシールの形である。この
シールはピストンの溝の底部に接触しない、更にもしそ
れが純粋な回転モードにおいてピストンの側壁に接触す
る場合でさえも、ピストンの溝壁に対して力を伝えな
い。この様に純粋な回転モードにおいて、シールはシリ
ンダーと共に回転するが、ピストン内で顕著な摩擦熱は
発生しないであろう。ハンマーが、ピストンは往復動す
るが、シリンダーは回転しないチゼリングモードで運転
される場合、幾らかの摩擦による発熱がシールと金属製
シリンダー間に発生するが、シリンダーにより散逸する
であろう。
【0007】溝の軸方向の寸法は、シールのそれより
0.5mmの範囲でより大きいことがことが好ましく、
更にシールのそれより0.1から0.3mmまでの範囲
でより大きいことがことがより好ましい。シールの外径
は、ピストンのそれより大きくするべきであるが、シー
ルの変形を軽減するために1mmの以下の範囲であるこ
とがことが好ましい。
【0008】ハンマーは、上述の如く、シリンダーがピ
ストンの周りを回転し、その時同時にピストンがシリン
ダー内を往復動する複合ロータリーハンマーモードで運
転できるものでもよい。この場合、環状シールは、シリ
ンダーより遅い速度でピストンの周りを回転するように
配置されることが好ましい。これは、ピストンに関して
適切な寸法のシールにより単純に実施されてもよい。こ
の場合、ピストンは、シールとピストン溝の側壁間の摩
擦によりある程度発熱するが、これは、ピストンの溝壁
に関するシールの速度が低減されること、及びピストン
の往復動の方向が交互に替わるので、シールが溝の反対
側に交互に係合することにより制限されるであろう。本
発明によるロータリーハンマーの1つの形態を、以下に
添付する図面を参照することにより、例として説明す
る。
【0009】
【発明の実施の形態】添付図面を参照すると、WO98
/47670においてより詳細に説明されており、米国
特許第09/060,395,号にあり、その開示がこ
こでは参照資料として組み込まれているロータリーハン
マーは、幾つかの要素による通常の方法で形成されてお
り、その後部に把手部3を形成するハンマーハウジング
1を有しており、従って電動モーター6を発停する一般
的なスウィッチ操作機5は、把手部3により後部側に形
成されている把手開口4内に突き出ている。ハンマーハ
ウジング1の後下部に、ロータリーハンマーに電源を接
続する主電線が出ている。
【0010】図1のロータリーハンマーの上部に、ハー
フシェル(半殻)形状のアルミニウム鋳物又は類似品か
ら製造される内部ハウジング1’が設置されており、そ
れはロータリーハンマーハウジング1から前に伸長して
おり、その中にハンマースピンドル8が回転可能に収納
されている。後者の後端は、空気抜き用開口を有する既
知の形態で形成される空圧式又はエアクッションハンマ
ー機構のための案内管又はシリンダー8’を形成してお
り、その前端部に一般的なツールホルダー2が保持され
る。ハンマー機構は、シリンダー内での滑動を補助する
ために少量のポリテトラフルオロエチレンを含有出来る
ナイロン4,6又はナイロン6,6等のエンジニアリン
グプラスチック材料から形成されるピストン9を含む。
ピストン9は、それの中に収容されるトラニオン11と
クランクアーム12を経由して、駆動軸13の上部の板
形状の端部14に偏心して設置されるクランクピン15
に連結される。ピストンの動きに対応する様にシリンダ
ー8’内にあるラム10を駆動するために、ピストン9
の往復動によりそれの前で負圧と圧力上昇が交互に発生
するので、これによりビートピース21に衝撃を伝達
し、ツールホルダー2内に挿入されており、図に表示さ
れていないハンマービット又はチゼルビットの後端まで
それらを駆動する。空圧式又はエアクッションハンマー
機構のこの運転モード及び構造は、既に述べたようなも
のであり、それ自体は既知である。
【0011】電動モーター6は、そのアーマーシャフト
7がハンマースピンドル8とツールホルダー2の長手方
向の軸に垂直に伸長する様な状態で、ハンマーハウジン
グ1に配置されており、アーマーシャフト7の長手方向
の軸は、ハンマースピンドル8とツールホルダー2の長
手方向の軸と同一の平面に在ることが好ましい。図1の
アーマーシャフト7の上端部に、ピニオン7’が形成さ
れており、ハンマー機構のための駆動軸13に回転可能
に設置されている歯車18に噛み合っている。ピニオン
7’はまた、駆動軸13の反対側に向き合うようにアー
マーシャフト7の横に配置されており、ハウジング1’
内に回転可能に収容される軸22に回転しないように固
定される歯車23と噛み合っている。軸22の上端部に
形成されるベベルギアは、概略的に表示している摩擦軸
受けを経由して回転可能であるが、ハンマースピンドル
8上又はハンマー機構のために案内管8’を形成するそ
の後部上では軸方向に移動しない状態で設置される駆動
スリーブ16のベベル歯16’と噛み合う。接続スリー
ブ17は、軸方向に移動可能だが、ハンマースピンドル
8の外面のスプライン付部分と係合するので回転できな
い状態であり、駆動スリーブ16の前のハンマースピン
ドル8に配置される。この接続スリーブ17は、その後
端に形成される歯又は突起部を経由して、駆動スリーブ
16の前端の対応する歯又は突起部とそれが確実に係合
する位置と、それと駆動スリーブ16間の係合が起こら
ない前方向に移動した位置の間で移動できる。はすば
(ヘリカル)ばね30’は、接続スリーブ17に対し駆
動スリーブ16の方向に荷重をかける。このばねによる
荷重の結果として、駆動スリーブ16と確実な係合する
方向への接続スリーブ17の動きと、駆動スリーブ16
の突起部又は歯の端面に対する接続スリーブ17の突起
部又は歯の端面の接合による確実な係合の付随的な妨害
に関して、接続スリーブ17と駆動スリーブ16の相対
的なねじれがある場合に、言わば軸22が駆動スリーブ
16を回転することにより、確実な係合がその後自動的
に確立する。
【0012】図示するように、歯車23と軸22のベベ
ル歯を経由するアーマーシャフト7の回転により、駆動
スリーブ16が回転し、これと接続スリーブ17間に確
実な係合がある場合に、ハンマースピンドル8とツール
ホルダー2も回転する。従って、駆動スリーブ16と接
続スリーブ17間に確実な係合がない場合は、ハンマー
スピンドル8は、駆動スリーブ16が回転しても回転し
ない。もしむしろ、前端区域に設置されており、半径方
向に外へ突き出るその突出部を有する接続スリーブ17
が、ハウジングに固定された区域24内の対応する収納
部と確実な係合をするならば、その結果として接続スリ
ーブ17の位置が決められ、更にツールホルダー2を含
みハンマースピンドル8も同様になり、それにより回転
を止める。接続スリーブ17のこの運転モードは既知で
ある。
【0013】ハンマー機構を運転するために、アーマー
シャフト7のピニオン7’により駆動される歯車18
は、WO98/47670で詳しく説明される方法で軸
13に連結されるので、クランクピン15は、クランク
アーム12を経由して、ハンマー機構の案内管8’内で
ピストン9を往復動させる円運動を行なう。このタイプ
の駆動も、駆動モーター6のアーマーシャフト7がハン
マースピンドル8とツールホルダー2の長手軸に垂直に
設置されるロータリーハンマーにおいて知られている。
【0014】ロータリーハンマーの個別の運転モードを
切り換えるために、ハンマーはWO98/47670に
記述されるように作動する単一のスウィッチ要素(図示
されていない)を有する。ピストン9については、図2
においてより詳しく図示しており、デュポン(DuPo
nt)が販売する商品名「バイトン(Viton)」の
ような比較的耐熱性のエラストマー(弾性高分子物質)
から製造されるOリング形状の環状シール27が中に設
置されている周囲の溝26を具備する。シール27は、
歪みのない状態で、溝のベースの径より約0.5mm大
きい内径、及びピストンの径よりやはり約0.5mm大
きい外径を有する。溝26は、シール27のそれより約
0.1から0.3mmの範囲で大きい軸方向の寸法を有
する。シール27と溝26の寸法の相違は、図2では大
げさな表現になっている。ハンマーがドリリングオンリ
ーモードで運転される場合、これらの寸法により溝壁に
対するシールの摩擦による発熱なしで、シールはピスト
ン9の周りを回る。シリンダーの回転なしで、ピストン
9がシリンダー内で往復運動を行うチゼリングモードで
ハンマーが運転される場合、シールはピストン9とラム
10間の間隔における空気の圧力上昇及び圧力低下に対
して十分なシールを提供するであろう、しかしシール2
7とピストン9の間で全く回転運動が生じないと考えら
れるので、それはピストン9内に摩擦による発熱は起こ
さないであろう。各サイクルにおいてピストンの動く方
向が変わる時にシールするために、シール27は、約
0.5mm過大な寸法であり、即ちピストンより外径が
約0.5mm大きい。ピストン9がシリンダー8’内で
往復動し、シリンダーがピストンの周りを回転する複合
ロータリーハンマーモードでハンマーが運転される場
合、シール27はシリンダーより低速でピストンの周り
を回転すると考えられる、従ってピストン内における発
熱はより少ない。
【0015】図2においてより詳しく図示する様に、摩
擦を低減してラム10とシリンダー8’の内面間のシー
ルを提供するために、ラム10は、その後端の収納部3
1内に設置されるシール30を具備する。シール30は
一般的に環状の形状であり、ピストン9とラム10間の
領域における圧力上昇に対して両者をシールするため
に、その環は実質的に「L」字形状の断面、即ち収納部
の周囲表面に対して位置決めできる一般的に筒状の環状
部分36と、前の角部(ハンマーの使用方向において)
でそれに曲がって接続されるので、ラム表面に対して鋭
角でラム10とシリンダー8’間に伸長する第2の一般
的に切頭円錘形の環状部分38とを有する(以下「L」
リングシールとして説明する)。シールは比較的弾性の
ある変形しにくい材料(この場合はポリテトラフルオロ
エチレン)から形成されるので、それはラムの溝に設置
できないが、ラムの後端を越して収納部内へ滑り込ませ
なければならない。シール30がラム10から滑り出る
ことを防止するために、収納部はその後端部に小さな突
き出た尾根部40を具備してもよい。収納部31と
「L」字形状断面のシール30の存在の観点において、
ラムの後面は平面ではない。この観点において、ピスト
ン9の前方を向く面は、その周囲領域の周りに伸長する
前方を向く尾根部32を具備するので、ピストンの前面
33はラム10の後方を向く端面34の形状を一般的に
補充する。ピストンの面33とラムの面34の補充する
形状は、ラムに対しピストンが最も近づいた地点におい
て、ピストン9とラム10間の隙間の体積を最小にし、
空気圧力を最大にできる。このことは、ピストンとラム
がお互いに接触しないで、エアクッションによりピスト
ン9からラム10への最大の推進力の伝達を可能にす
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、ロータリーハンマーの部分的に切断さ
れた断面図を示す。
【図2】図2は、図1のハンマーの一部分の詳細図を示
す。
【符号の説明】
1…ハンマーハウジング 2…ツールホルダー 6…電動モーター 8…ハンマースピンドル 8’…シリンダー 9…ピストン 10…ラム 13…駆動軸 21…ビートピース 26…溝 27…シール 30…シール 31…収納部 32…尾根部(リッジ)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルチン ラウテルバルト ドイツ連邦共和国,デー65510 フエンス タエッテン−ゴエルスロス,イム ラング ツァール 22 (72)発明者 ブルノ マインホルフ ルエトネルス ドイツ連邦共和国,デー65520 バト カ ンベルク,ビーセンシュトラーセ 7 (72)発明者 トマス ミハエル シュタンケ ドイツ連邦共和国,デー65510 イドスタ イン,ブヒェンベク 6

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ツールホルダー(2)と、 ピストン(9)と、シリンダー(8’)内に滑動可能に
    設置されるので、シリンダー内のピストンの往復動によ
    り、ビートピースでツールホルダー内に設置されるツー
    ルを打撃するビートピース(21)とを具備するエアク
    ッションハンマー機構と、 ツールホルダー内に設置されたツールを回転させるため
    に、ピストンの往復動に加えて又は代わりにシリンダー
    を回転する手段とを具備するロータリーハンマーにおい
    て、 ピストン(9)が、プラスチック材料から形成されてお
    り、ピストン内の環状溝(26)内に設置される環状シ
    ール(27)によりシリンダー内でシールされており、
    環状シールが溝の半径方向に外を向く面の径より大きい
    内径を有しており、更に溝の軸方向の寸法が環状シール
    のそれより大きいので、シリンダーがピストンの周りを
    回転する場合に(ピストンの往復動なしで)、シール
    (26)がシリンダー(8’)と共に回転するロータリ
    ーハンマー。
  2. 【請求項2】 溝(26)の軸方向の寸法が、シール
    (27)のそれより0.5mmまでの範囲でより大きい
    請求項1に記載のハンマー。
  3. 【請求項3】 溝(26)の軸方向の寸法が、シール
    (27)のそれより0.1mmから0.3mmまでの範
    囲でより大きい請求項2に記載のハンマー。
  4. 【請求項4】 環状シール(27)の外径が、ピストン
    (9)のそれより大きい請求項1から3までのいづれか
    一項に記載のハンマー。
  5. 【請求項5】 環状シール(27)の外径が、1mm以
    下の範囲でピストン(9)の径より大きい請求項4に記
    載のハンマー。
  6. 【請求項6】 シリンダー(8’)がピストン(9)の
    周りで回転し、ピストンがシリンダー内で往復動する場
    合に、環状シール(27)がピストンの周りを回転する
    が、シリンダーより遅い速度である請求項1から5まで
    のいづれか一項に記載のハンマー。
  7. 【請求項7】 ハンマーが、ピストン(9)とビートピ
    ース(21)間でシリンダー(8’)内に設置されるラ
    ム(10)を含み、該ラムがピストンに最も近いその端
    部に環状の収納部(31)を有し、該収納部が環状シー
    ル(30)を収納し、更にピストンが、ラムを向く面
    (33)であって、ピストンの方向を向くラムの端部の
    外形を補充する形状を有する面(33)を具備する請求
    項1から6までのいづれか一項に記載のハンマー。
  8. 【請求項8】 ラム上の環状シール(30)が、ラムと
    シリンダー間に伸長する1つの部分を有する実質的に
    「L」字形状の断面を有する請求項7に記載のハンマ
    ー。
JP2000038045A 1999-02-09 2000-02-09 ロータリーハンマー Withdrawn JP2000233381A (ja)

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US (1) US6227309B1 (ja)
EP (1) EP1027964B1 (ja)
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CN (1) CN1162256C (ja)
AT (1) ATE372189T1 (ja)
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