JP2000196213A - 電子機器 - Google Patents

電子機器

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JP2000196213A
JP2000196213A JP10370489A JP37048998A JP2000196213A JP 2000196213 A JP2000196213 A JP 2000196213A JP 10370489 A JP10370489 A JP 10370489A JP 37048998 A JP37048998 A JP 37048998A JP 2000196213 A JP2000196213 A JP 2000196213A
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circuit
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board
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Hiroshi Takizawa
浩 滝澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】複数の回路基板とこれらを収納する筐体とから
なる電子機器において、回路部品を含む実装部品を実装
した複数の回路基板を厚さ方向に沿って並べて配置して
ユニット化した基板ユニットを構成する。 【解決手段】回路部品を含む実装部品が実装される第1
の回路基板11と、この第1の回路基板に対してその厚
さ方向に沿って並べて配置される第2の回路基板21
と、実装部品と第1の回路基板と第2の回路基板とが収
納される筐体2とを有する電子機器において、上記実装
部品は、この実装部品と上記第1の回路基板との相対的
な位置関係を決める第1の位置決め部12aと、第1の
回路基板を支持する支持部12aと、第1の回路基板と
第2の回路基板との相対的な位置関係を決める第2の位
置決め部12bと、実装部品と第2の回路基板とを固定
する固定部12cとを有して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子機器、詳し
くは回路部品を含む実装部品を実装した複数の回路基板
と、これらを収納する筐体とを有する電子機器に関する
ものであって、特に複数の回路基板を厚さ方向に沿って
並べて配置するようにしてユニット化する手段に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、音声情報等を電気的に記録し
再生するテープレコーダ等の音声記録再生装置や画像情
報等を電気的に記録し再生するビデオテープレコーダ・
ビデオカメラレコーダ等の画像記録再生装置等、各種の
情報を電気的な信号として扱う電子機器については、様
々なものが実用化されている。
【0003】このような電子機器においては、各種の電
気部品等の回路部品を含む実装部品を実装した複数の回
路基板と、これらを収納する筐体等によって構成される
のが普通である。
【0004】また、これらの電子機器は、携帯して使用
する等の用途があることから、携帯し易いように機器の
小型化や軽量化が特に望まれているものがある。そこで
従来より電子機器の小型軽量化を図るための手段につい
ては、様々な工夫がなされている。
【0005】例えば特開平6−301448号公報等に
よって開示されている電子機器においては、電子機器の
筐体内部に配設される複数の回路基板の取付手段とし
て、ビス等の固定部材を用い、これにより筐体の内壁面
や電気部品等に対して回路基板を直接取り付けるように
している。
【0006】また、例えば特開平6−314139号公
報等によって開示されている手段では、筐体内部に回路
基板を取り付けるための基板取付枠を設け、この基板取
付枠に対して複数の回路基板を固定することで、これら
複数の回路基板をユニット化するようにしている。
【0007】これによれば、ユニット化された複数の回
路基板を容易に筐体に組み付けることができるので、機
器の製造工程(組立工程)における組立性を簡素化し、
よって工数を減少させることができるというものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記特開平
6−301448号公報等によって開示されている手段
によれば、機器を組み立てるための作業性は良好なもの
であるとは言えず、したがって組立工程における作業の
複雑化等に伴って製造コストが増大してしまうという問
題がある。
【0009】また、上述の特開平6−314139号公
報等に開示されている手段のように基板取付枠を用いて
複数の回路基板等をユニット化するようにした手段によ
れば、基板取付枠等を新たに用意する必要があり、部品
点数及びそれに付随するビス等の固定部材が増加すると
共に、ユニット化するため作業工数、例えば個々の部品
を基板取付枠に対して取り付けるための工数等が増加す
ることになる。したがって、機器の全体的な製造コスト
を増加させてしまう原因になるという問題点がある。ま
た、同手段によれば、部品点数が増加することから、そ
の機器全体の重量が増大してしまうといった問題点もあ
る。
【0010】本発明の目的は、上記従来の問題点を解消
し、部品点数を増加させることなく複数の回路基板をユ
ニット化することのできる電子機器を提供することであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明による電子機器は、回路部品を含む実装
部品が実装される第1の回路基板と、この第1の回路基
板に対してその厚さ方向に沿って並べて配置される第2
の回路基板と、上記実装部品と第1の回路基板と第2の
回路基板とが収納される筐体とを有する電子機器におい
て、上記実装部品は、この実装部品と上記第1の回路基
板との相対的な位置関係を決める第1の位置決め部と、
上記第1の回路基板を支持する支持部と、上記第1の回
路基板と上記第2の回路基板との相対的な位置関係を決
める第2の位置決め部と、上記実装部品と上記第2の回
路基板とを固定する固定部とを有することを特徴とす
る。
【0012】また、第2の発明は、第1の発明による電
子機器において、上記実装部品の上記第2の位置決め部
は、上記第2の回路基板に対して半田付けによって固定
されていることを特徴とする。
【0013】さらに、第3の発明は、第1の発明による
電子機器において、上記半田付けされる箇所は、上記第
2の回路基板に形成されたグランドパターン上であるこ
とを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図に基づいて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態の電子
機器の外観を示す斜視図である。本実施形態では、本発
明を適用する電子機器として、音声情報等を電気的な音
声信号に変換し、記録媒体に記録し得ると共に、この記
録媒体に記録した音声信号を音声として再生し得るIC
レコーダ等の音声記録再生装置を例示している。
【0015】この音声記録再生装置1の基本的な構成
は、一般的な音声記録再生装置と略同様であり、図1に
示すように本装置1を構成する各種の構成部材を内部に
配置する外装部材としての筐体2と、この筐体2の所定
の位置に配置され記録動作や再生動作等の操作を行なう
ための複数の操作部材3と、音声を電気的な音声信号に
変換するマイクロフォン5と、音声記録再生装置1の動
作状態等の各種の情報を文字や絵文字等によって表示す
る情報表示手段であり液晶ディスプレイ(LCD)等の
液晶表示装置13等を有して構成されている。
【0016】このように構成された本実施形態の音声記
録再生装置1の内部には、回路部品を含む実装部品が実
装される複数の回路基板が配設されている。これらの複
数の回路基板の一部は、その厚さ方向に沿って並べて配
置され、所定の回路基板に実装された実装部品を利用し
てユニット化した形態で配設されている。
【0017】このような形態の基板ユニットについて、
即ち複数の回路基板をユニット化するための手段につい
ての詳細を、以下に説明する。図2は、図1に示す電子
機器である音声記録再生装置1の内部に配設される基板
ユニットのみを取り出して示す分解斜視図である。また
図3は、この基板ユニットを図2の矢印A方向から見た
際の正面図である。
【0018】なお、図2に示すように本実施形態におい
ては、液晶表示装置13が実装された第1の回路基板1
1と、この第1の回路基板11に対してその厚さ方向に
沿って並べて配置される第2の回路基板21とからなる
基板ユニット6を例にとって示している。
【0019】即ち、この基板ユニット6を構成する一方
の回路基板である第1の回路基板11の実装面上には、
導電ゴム14に載置された液晶表示装置13が実装され
ており、これらは枠部材12によって支持されるように
なっている。この枠部材12は、平板状の部材を折り曲
げ等の加工を施して形成されたものであって、液晶表示
装置13の周側縁部を保持しながら、第1の回路基板1
1に対して同液晶表示装置13を固定支持し得るように
なっている。そして、枠部材12の上面側には、開口が
設けられていて、同枠部材12によって液晶表示装置1
3が保持された状態で、枠部材12の開口から液晶表示
装置13の表示部が外部(上面側)に露呈するようにな
っている。
【0020】枠部材12の周側縁部には、第1の回路基
板11を支持するための爪部12aが形成されており、
この爪部12aが内側に向けて折り曲げられている。こ
れによって、同爪部12aは、第1の回路基板11の下
面側の側縁部を係止し、これを支持する支持部としての
役目をしていると共に、枠部材12に対する第1の回路
基板11の相対的な位置決めをする第1の位置決め部と
しての役目をしている。
【0021】第2の回路基板21は、上述のように構成
された第1の回路基板11の下面側に、同第1の回路基
板11に対してその厚さ方向に沿って所定の間隔を置い
て並べて配置されている。この第2の回路基板21の実
装面上には、実装部品であるコネクター22等が実装さ
れており、このコネクター22は、第1の回路基板11
の下面側の所定の位置に設けられた被接続部(図示せ
ず)が接続されている。これによって、両基板11・2
1が電気的に接続されている。
【0022】そして、枠部材12の周側縁部には、第2
の回路基板21を固定支持すると共に、第1の回路基板
11と第2の回路基板21との相対的な位置関係を決
め、両者を所定の間隔となるように位置決めする第2の
位置決め部12bが、上述の爪部12aよりも下側、即
ち第2の回路基板21寄りの所定の位置に複数形成され
ている。
【0023】この第2の位置決め部12bは、第2の回
路基板21に形成された突出部21a(図2参照。また
図3において斜線で示す部分)の上面側に当接すること
で、同第2の回路基板21が第1の回路基板11に対し
て所定の位置に配置されるよう位置決めをする役目をし
ている。
【0024】そして、この第2の位置決め部12bの最
先端部となる支持部12cは、第2の回路基板21の下
面側から半田付け等の手段を用いて、同基板21のグラ
ンドパターン上に固着されている。なお、図3では、半
田付けを行なった箇所(ランド)については、符号14
で示している。
【0025】このようにして半田付けを用いて支持部1
2cが第2の回路基板21に対して固着されることによ
って、支持部12cは、枠部材12を第2の回路基板2
1に固定支持する固定部の役目をしていると共に、支持
部12cがグランドパターン上に半田付けされることに
より枠部材12を接地させる役目もしている。
【0026】以上述べたように本実施形態の音声記録再
生装置1における基板ユニット6は構成されている。そ
して、この基板ユニット6は、固定部材であるビス15
等によって筐体2の内壁面等の固定部2aに固定される
ようになっている。
【0027】以上説明したように上記一実施形態によれ
ば、第1の回路基板11に実装される液晶表示装置13
を支持する枠部材12を利用して、第1の回路基板11
と第2の回路基板21とをそれぞれ支持させることによ
って、両基板11・21を厚さ方向に沿って並べて配置
して基板ユニット6を構成するようにしている。この場
合において、実装部品である枠部材12と第1の回路基
板11との相対的な位置決めと、第1の回路基板11と
第2の回路基板21との相対的な位置決めとを、同時に
枠部材12の爪部12a・第2の位置決め部12b・支
持部12c等によって行なうようにしている。したがっ
て、これによって第1の回路基板11及び第2の回路基
板21に実装されるコネクター22等の他の実装部品等
への負荷を軽減することができる。
【0028】また、第1の回路基板11に実装される実
装部品である枠部材12に第2の位置決め部12b等を
設け、これに対応する突出部21aを第2の回路基板2
1側に設けるのみで、複数の回路基板を支持することが
できるようにしている。これにより、新たなな部材を必
要とせず、よって部品点数を増加させることなく複数の
回路基板をユニット化することが容易にできる。
【0029】一般的には、小型軽量化に伴って電子機器
の筐体内部に配設される各種の部品の配置密度が高まる
傾向にあることから、各部品の位置決め精度を高い精度
で保持することは、電子機器等において特に重要な要件
となっている。
【0030】この点を考慮して、本実施形態において
は、ユニット化された基板ユニット6を構成する各部品
間の相対的な位置決めを、単一の部品、即ち枠部材12
のみを基準に設定されるようになるので、より高精度な
位置決め精度を確保することができるので、電子機器を
小型軽量化するためには有利な条件を備えることにな
る。
【0031】また、従来の電子機器等においては、内部
に配設される複数の回路基板を、その厚さ方向に沿って
並べて配置するような構成とすることで、電子機器内部
に配置する電気部品や回路基板等をユニット化し、これ
により電子機器自体の小型軽量化を図るようにする手段
が考えられている。この場合において、例えば複数の回
路基板同士の間の電気的な接続を確保するためにコネク
ター等の電気部品が回路基板の実装面上に配置される
が、このコネクター等を利用して複数の回路基板のユニ
ット化を実現するようにした手段等が提案されている。
しかし、このような構成とした場合には、コネクター等
による接続部分のみに負荷が集中してしまうことが考え
られることから、設計上好ましいものとは言えない。
【0032】そこで、複数の回路基板とこれらを収納す
る筐体とからなる電子機器において、回路部品を含む実
装部品を実装した複数の回路基板を厚さ方向に沿って並
べて配置してユニット化する場合において、上述した本
実施形態に示す手段を用いれば、実装されたコネクター
等の実装部品等にかかる負荷を軽減することができる。
【0033】ところで、上述の一実施形態では、第1の
回路基板11と第2の回路基板21とをユニット化する
ために、液晶表示装置13を支持する枠部材12を利用
した例を示しているが、これに代えて、例えば電子機器
の電源電池用の電池接片を利用して、同様に複数の回路
基板等をユニット化した基板ユニットを構成することも
容易に可能である。
【0034】即ち、図4・図5・図6は、上述の一実施
形態の変形例を示し、電子機器の筐体内部において電源
電池が配設される電池室近傍の要部拡大断面図を示すも
のである。この場合において、図4は、電池室近傍に配
設される複数の回路基板をユニット化するための一例を
示し、図5は、図4に示すB−B線に沿う断面図であ
る。
【0035】また図6は、同電池室近傍に配設される複
数の回路基板をユニット化するための別の一例を示す要
部拡大断面図である。なお、この図6におけるB−B線
に沿う断面は、特に図示していないが、図5と略同様の
ものである。
【0036】図4〜図6に示すように、電子機器の内部
においては、通常の場合、電源電池32を収納し得る電
池収納室16が設けられている。この電池収納室16
は、筐体2の一部を形成する固定部2bに囲われるよう
にして電源電池32を収納するための空間が形成されて
いる。
【0037】この電池収納室16には、対向する内壁面
の双方に、同収納室16に収納される電源電池32の二
つの電極部に接触する板ばね33(図4に示す例)又は
コイルばね34(図6に示す例)等からなる電池接片が
それぞれ配設されている。
【0038】これらの電池接片としての板ばね33又は
コイルばね34の構成は、次のようなものとなってい
る。なお、以下の説明においては、電池接片としての板
ばね33について、図4・図5を用いて詳述するが、電
池接片としてコイルばね34を用いた場合にも略同様の
構成となる(図6参照)。
【0039】電池接片である板ばね33の一方の端部
は、電源電池32の電極部に接触する接触部を形成し、
電池収納室16の内部壁面の所定の位置に配置されてい
る。一方、板ばね33の他端部は、電池収納室16の底
面側に配設される第1の回路基板11Aの所定の位置に
対して一部が電気的に接続され、他の一部が同基板11
Aを貫通して、この第1の回路基板11Aの厚さ方向に
沿って並べて配置される第2の回路基板21Aの所定の
位置に固定されている。
【0040】即ち、板ばね33の他端部には、図5に示
すように第1の回路基板11Aの表面に当接する第1当
接部33aと、第1の回路基板11Aを貫通し第2の回
路基板21Aの表面に当接する第2当接部33bと、第
2の回路基板21Aを貫通しこれを支持する支持部33
cとが形成されている。
【0041】この場合において、第1当接部33aは、
第1の回路基板11Aの表面に当接することで、この第
1の回路基板11Aに対して板ばね33を所定の位置に
位置決めする役目をしている。
【0042】また、第2当接部33bは、第2の回路基
板21Aの表面に当接することで、第1の回路基板11
Aと第2の回路基板21Aとの間隔が所定の間隔となる
ように、両基板11A・21Aの相対的な位置決めをす
る位置決め手段の役目をしている。
【0043】そして、板ばね33の支持部33cは、第
2の回路基板21Aを貫通した後、同基板21Aの下面
側からグランドパターン上の所定の位置に半田付け等の
手段を用いて固着されている。なお、図4〜図6では、
半田付けを行なった箇所(ランド)については、符号1
4で示している。
【0044】また、図6に示すように電池接片として板
ばね33に代えてコイルばね34を用いた場合には、第
1の回路基板11Aと第2の回路基板21Aとを相対的
に位置決めする位置決め手段としての当接部34bを折
り曲げに加工よって形成するようにしている。その他の
構成は板ばね33の場合と同様である(図4・図5参
照)。
【0045】これらの変形例に示されるように、本発明
によれば、回路基板に実装される様々な電気部品を利用
して複数の回路基板を容易にユニット化することができ
るというものである。したがって、本発明は、上述した
液晶表示装置13の枠部材12や電源電池32の電池接
片等に限らず、各種の電気部品に対しても容易に適用す
ることができ、その場合には、同様の効果を得ることが
できる。
【0046】[付記]上記発明の実施形態により、以下
のような構成の発明を得ることができる。
【0047】(1) 回路部品を含む実装部品が実装さ
れる第1の回路基板と、この第1の回路基板に対してそ
の厚さ方向に沿って並べて配置される第2の回路基板
と、上記実装部品と第1の回路基板と第2の回路基板と
が収納される筐体とを有する電子機器において、上記実
装部品は、この実装部品と上記第1の回路基板との相対
的な位置関係を決める第1の位置決め部と、上記第1の
回路基板を支持する支持部と、上記第1の回路基板と上
記第2の回路基板との相対的な位置関係を決める第2の
位置決め部と、上記実装部品と上記第2の回路基板とを
固定する固定部と、を有する電子機器。
【0048】(2) 付記1に記載の電子機器におい
て、上記実装部品は、液晶表示器を保持する保持体であ
る。
【0049】(3) 付記1に記載の電子機器におい
て、上記実装部品は、電源用の金属接片である。
【0050】
【発明の効果】以上述べたように請求項1に記載の発明
によれば、実装部品によってこの実装部品を含む第1・
第2の回路基板とをユニット化することができ、さらに
各部品間の相対的な位置の位置決め精度を向上させるこ
とができる。
【0051】請求項2に記載の発明によれば、実装部品
を第2の回路基板に対して半田付けによって固定するよ
うにしたので、曲げ加工により固定したものに比べて第
2の回路基板側の固定部分の占有空間を少なくすること
ができ、よって機器の小型軽量化に寄与することができ
る。
【0052】請求項3に記載の発明によれば、第2の回
路基板を固定するための工数と、電気部品を接地させる
ための工数とをまとめることにより、これらの製造工程
を一工数によって処理することができるので、全体的な
製造工程の簡略化に寄与し、よって製造コストの低減化
に寄与することができる。
【0053】以上述べたように本発明によれば、部品点
数を増加させることなく複数の回路基板をユニット化し
た基板ユニットを備えた電子機器を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の電子機器の外観を示す斜
視図。
【図2】図1に示す電子機器の内部に配設される基板ユ
ニットのみを取り出して示す分解斜視図。
【図3】図2に示す基板ユニットを図2の矢印A方向か
ら見た際の正面図。
【図4】本発明の一実施形態の変形例を示し、電子機器
の筐体内部において電源電池が配設される電池室近傍の
要部拡大断面図であって、この電池室近傍に配設される
複数の回路基板をユニット化するための一例を示す図。
【図5】図4に示すB−B線に沿う断面図。
【図6】本発明の一実施形態の別の変形例を示し、電子
機器における電池室近傍の要部拡大断面図。
【符号の説明】
1……音声記録再生装置(電子機器) 2……筐体 6……基板ユニット 11・11A……第1の回路基板 12……枠部材(液晶表示装置の支持部材) 12a……爪部(第1の位置決め部) 12b……第2の位置決め部 13……液晶表示装置 14……ランド(半田付け箇所) 16……電池収納室 21・21A……第2の回路基板 22……コネクター 32……電源電池 33……板ばね(電池接片) 33a……第1当接部(第1の位置決め部) 33b……第2当接部(第2の位置決め部) 33c……支持部 34……コイルばね(電池接片) 34b……当接部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回路部品を含む実装部品が実装される
    第1の回路基板と、この第1の回路基板に対してその厚
    さ方向に沿って並べて配置される第2の回路基板と、上
    記実装部品と第1の回路基板と第2の回路基板とが収納
    される筐体とを有する電子機器において、 上記実装部品は、この実装部品と上記第1の回路基板と
    の相対的な位置関係を決める第1の位置決め部と、 上記第1の回路基板を支持する支持部と、 上記第1の回路基板と上記第2の回路基板との相対的な
    位置関係を決める第2の位置決め部と、 上記実装部品と上記第2の回路基板とを固定する固定部
    と、 を有することを特徴とする電子機器。
  2. 【請求項2】 上記実装部品の上記第2の位置決め部
    は、上記第2の回路基板に対して半田付けによって固定
    されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機
    器。
  3. 【請求項3】 上記半田付けされる箇所は、上記第2
    の回路基板に形成されたグランドパターン上であること
    を特徴とする請求項2に記載の電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109121293A (zh) * 2018-09-30 2019-01-01 西安易朴通讯技术有限公司 印刷电路板组件及电子设备

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