JP2000138874A - デジタル放送受信装置 - Google Patents

デジタル放送受信装置

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JP2000138874A JP31315498A JP31315498A JP2000138874A JP 2000138874 A JP2000138874 A JP 2000138874A JP 31315498 A JP31315498 A JP 31315498A JP 31315498 A JP31315498 A JP 31315498A JP 2000138874 A JP2000138874 A JP 2000138874A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信側のシステム切替え等、極短時間で信号
再開する瞬時の信号不連続の際、受信側で不連続を意識
せずに視聴可能とし瞬間的サービス断の影響を最小限に
留ることを目的とする。 【解決手段】 デジタル放送波における瞬断を同期コー
ドの欠落や多重化された伝送制御信号で検知し検知信号
により、アンテナ・コンバータ1,チューナ・デジタル
復調部2,伝送路符号化復号部3,ストリーム多重分離
部4,映像・音声復号部5といった受信機の各部におけ
る取得データ,状態(番組配列情報、同調情報、基準時
刻情報など)を保持し、再同期に備え、各閉ループ特性
を最適に変更するための動作を受信機に施すように構成
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星デジタル放送
用受信機の送信局変更などによるRF信号波の瞬断また
は、局内の送信システムの切り替えによる信号不連続に
よる瞬断の際の最適な制御方式に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、放送衛星のデジタル放送方式に多
重される伝送制御信号を用いることに、RF信号の瞬断
を予め知らせることが可能であるが、こうした手段を用
いないで局内の送信システム交換のような際に発生する
ごく短時間の信号の不連続などに対応して円滑な復帰動
作を行うという考え方はこれまでになく、この考え方に
もとづく手段を備えるよう構成した受信機はない。すな
わち、信号波が極わずかな時間だけ不連続となる瞬断
後、正規の信号波に復帰するような場合、再同期引き込
み及び映像・音声の提示に最適な制御方法は提案されて
いない。極くわずかな信号波の不連続は、例えば、降雨
減衰など局所的環境の変化による信号C/Nの劣化を改
善するため、送信局を別の局に切り替えたり、また、局
内でも送信設備の切り替えなどにより生じる。
【0003】このように、従来では、信号の瞬断(信号
が極わずかな時間の後、正規に復帰する)か、信号断
(信号が何かの原因で長時間途絶える)かの判別手段を
具備し、復帰時の再同期引き込みをできるだけ速やかに
行い、映像・音声の提示を再現するのに最適な制御を行
う手段を備えた受信機は、提案されていない。受信機
は、一般に、信号が途切れると、以後、わずかな時間に
復帰するか否かに関わりなく、例えば、同期はずれを検
出した後、映像の提示を停止し、音声の出力をミュート
し、チューナの同調可能な周波数をサーチし、再同調・
再データ取得(番組配列情報など)を再開するように構
成されている。そのため、ほぼ電源投入時の動作に等し
い。ところが、わずかな時間の後、信号波が再開する瞬
断の状態にあることがわかっている場合、大概の取得デ
ータ及び信号断前後の受信機の状態は、継続性が保持さ
れることが望ましい。継続性を持たせるように受信機を
動作させることにより、信号再開時の映像・音声の提示
すなわち正常動作への移行を速やかに行うことができ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】信号断または信号不連
続を検知し、その際、極短時間で信号再開する場合は、
例外的な処理を受信機に施すように構成することによっ
て、視聴者に、信号の不連続をあまり意識させることな
く、継続的な視聴可能状態が維持されるようにする。具
体的な受信機の作用としては、受信機の状態や取得した
情報などを記憶しておき、信号の瞬断を判別した際、信
号波が復帰するまでその種々の状態を保持させるなど映
像・音声の再提示への移行に最適な動作を行う。すなわ
ち、信号断により途絶えた信号の復帰をなるべく迅速に
かつ継続性をもたせるように構成させるようにして、従
来技術が有する問題である、瞬断か否かに関わらず同様
に動作するために電源投入時と比較しても大差ない動作
となって、正常動作までの時間がかかるという点を解決
することを本発明の課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】信号断または信号不連続
を検知し、その断続状態が長く続くものか否かを判断す
るかまたは、デジタル放送波に多重される伝送制御信号
により、瞬断か否かを判別する。その結果により、チュ
ーナの中心周波数や周波数オフセットなど同調用情報を
保持し、PSK(Phase Shift Keying)復調部のキャリ
ア及びクロックの閉ループ伝送関数については引き込み
範囲を広くロックアップタイムを短くするように制御す
る。また、PCR(Program Clock Reference)による
デジタルPLL(Phase Locked Loop)のPCRと内部
計数器との位相誤差情報を保持し、映像復号による情報
更新を停止し、直前の映像信号を提示する。さらに、P
TS(Presentation Time Stamp)及びPCRの検出及
び更新を停止し、PCRに対するジッターレンジを受信
C/Nにより変化させ、瞬断からの復帰時の受信機の正
常動作への移行を速やかに行うよう制御する。このよう
に受信機を動作させることにより、復帰時視聴者に不連
続による映像信号や音声信号の乱れの提示を最小限に留
めることができる。
【0006】そして、各請求項の発明は、以下の技術手
段により構成される。請求項1の発明は、MPEG標準
規格に従い送信されるトランスポートストリームを受信
し、復号後の放送情報を提示するデジタル放送受信装置
において、トランスポートストリームの同期コードを検
出する同期検出手段と、該同期検出手段の検出結果から
得られる同期コードの欠落時間にもとづきトランスポー
トストリームの瞬断か否かを判別する瞬断判別手段と、
トランスポートストリームの瞬断時、正常動作への復帰
動作を行い、チューナの同調用情報を保持する手段、復
調部のキャリア及びクロックの閉ループ伝達関数を制御
する手段、PCRによるデジタルPLLの位相誤差情報
を保持する手段、映像復号の提示更新を停止し直前の映
像信号を提示する手段、PTSの検出及び更新を停止す
る手段及びPCRの検出及び更新を停止しPCRに対す
るジッターレンジを変化させる手段の中の少なくとも1
つの手段を制御することにより実行する復帰動作制御手
段を備え、前記瞬断判別手段の判別結果に従い前記復帰
動作制御手段を動作させることにより瞬断時の受信機の
正常動作への移行を行うことを特徴としたものである。
【0007】請求項2の発明は、デジタル放送波を受信
し、復調後の放送情報を提示するデジタル放送受信装置
において、デジタル放送波に多重される伝送制御信号を
検出する伝送制御信号検出手段と、デジタル放送波中の
フレーム同期信号を検出するフレーム同期検出手段と、
前記フレーム同期検出手段の検出結果から得られるフレ
ーム同期信号の欠落時間にもとづきデジタル放送波の瞬
断か否かを判別する瞬断判別手段と、前記伝送制御信号
検出手段で検出される前記伝送制御信号の内容によりデ
ジタル放送波の瞬断を予告する瞬断予告手段と、デジタ
ル放送波の瞬断時、正常動作への復帰動作を、チューナ
の同調用情報を保持する手段、PSK復調部のキャリア
及びクロックの閉ループ伝達関数を制御する手段、PC
RによるデジタルPLLの位相誤差情報を保持する手
段、映像復号の提示更新を停止し直前の映像信号を提示
する手段、PTSの検出及び更新を停止する手段及びP
CRの検出及び更新を停止しPCRに対するジッターレ
ンジを変化させる手段の中の少なくとも1つの手段を制
御することにより実行する復帰動作制御手段を備え、前
記瞬断判別手段又は前記瞬断予告手段の判別又は予告結
果に従い前記復帰動作制御手段を動作させることにより
瞬断時の受信機の正常動作への移行を行うことを特徴と
したものである。
【0008】請求項3の発明は、デジタル放送波を受信
し、復調後の放送情報を提示するデジタル放送受信装置
において、デジタル放送波に多重される伝送制御信号を
検出する伝送制御信号検出手段と、PSK復調部のキャ
リアまたはクロックの閉ループの引き込み状態を検出す
る閉ループの引き込み状態検出手段と、前記閉ループの
引き込み状態検出手段の検出結果から得られる引き込み
状態とその時間にもとづきデジタル放送波の瞬断か否か
を判別する瞬断判別手段と、前記伝送制御信号検出手段
で検出される前記伝送制御信号の内容によりデジタル放
送波の瞬断を予告する瞬断予告手段と、デジタル放送波
の瞬断時、正常動作への復帰動作を、チューナの同調用
情報を保持する手段、PSK復調部のキャリア及びクロ
ックの閉ループ伝達関数を制御する手段、PCRによる
デジタルPLLの位相誤差情報を保持する手段、映像復
号の提示更新を停止し直前の映像信号を提示する手段、
PTSの検出及び更新を停止する手段及びPCRの検出
及び更新を停止しPCRに対するジッターレンジを変化
させる手段の中の少なくとも1つの手段を制御すること
により実行する復帰動作制御手段を備え、前記瞬断判別
手段又は前記瞬断予告手段の判別又は予告結果に従い前
記復帰動作制御手段を動作させることにより瞬断時の受
信機の正常動作への移行を速やかに行うことを特徴とし
たものである。
【0009】請求項4の発明は、デジタル放送波を受信
し、復調後の放送情報を提示するデジタル放送受信装置
において、デジタル放送波に多重される伝送制御信号を
検出する伝送制御信号検出手段と、前記伝送制御信号検
出手段で検出される伝送制御信号の論理によりデジタル
放送波の瞬断か否かを判別する瞬断判別手段と、デジタ
ル放送波の瞬断時、正常動作への復帰動作を、瞬断判別
から一定時間後にチューナの同調用情報を保持する手
段、PSK復調部のキャリア及びクロックの閉ループ伝
達関数を制御する手段、PCRによるデジタルPLLの
位相誤差情報を保持する手段、映像復号の提示更新を停
止し直前の映像信号を提示する手段、PTSの検出及び
更新を停止する手段及びPCRの検出及び更新を停止し
PCRに対するジッターレンジを変化させる手段の中の
少なくとも1つの手段を制御することにより実行する復
帰動作制御手段を備え、前記瞬断判別手段の判別結果に
従い前記復帰動作制御手段を動作させることにより瞬断
時の受信機の正常動作への移行を行うことを特徴とした
ものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明によるデジタル放送受信機
の実施形態について図面を用いて以下に説明する。図1
は、本発明を用いるデジタル衛星放送受信機の構成の概
要を示す。映像信号や音声信号を圧縮し複数の番組を多
重化したデジタル信号を、位相変調した後、その周波数
をアップコンバートし、衛星を介して送信する。その送
信RF信号をアンテナ・コンバータ1にて受信し、1s
t.IFにダウンコンバートし、屋内のチューナ・デジタ
ル復号部2に入力する。その際、コンバータは、通信衛
星用では直交偏波、放送衛星用では円偏波であり、さら
に中間周波数もそれぞれ異なるため、偏波面の切り替え
が必要であり、チューナは、1st.IFが各々異なるの
でそれぞれの周波数配置に応じ、同調する必要がある。
【0011】チューナ・デジタル復号部2では、受信し
た信号波に応じ、その受信周波数に同調し、位相変調さ
れたデジタル信号を復調する。例えば、通信衛星放送の
場合はQPSK、放送衛星の場合は、8PSKなど変調
方式に則って復調する。シンセサイザーチューナの同調
中心周波数は、予めわかっている受信周波数によるもの
で、外部より設定される。デジタル復調部は、通常、そ
の周波数のずれやキャリアにロックするための閉ループ
やデジタル変換クロックを最適位相にロックするための
閉ループを備え、復調が最適になるような機能を有して
いる。
【0012】次に復調された信号は、伝送路符号化復号
部3に入力される。伝送路符号化復号部3は、種々の伝
送路(衛星、地上、ケーブルなど)の伝搬特性に応じて
規格化された適当な符号化方式で符号化されたストリー
ムを復号する部分である。伝送路符号化復号部には、通
信衛星の場合、ビタビ復号、畳み込みデインタリーブ、
伝送デスクランブル、リードソロモン復号、MPEG同
期コード(フレーム)検出などが含まれる。ここでの主
な作用は、同期コードを検出し、各伝送路上で特有に発
生する誤りに対する耐性を強化した伝送路符号化による
符号を解くことである。一方、放送衛星の伝送路符号化
復号部には、ビタビ復号またはトレリス復号、伝送制御
信号分離・デコード、ブロックデインタリーブ、伝送デ
スクランブル、リードソロモン復号、伝送フレーム同期
信号検出が含まれる。
【0013】同期捕捉を完了し、伝送路上で発生した誤
りを訂正し、伝送路符号化を復号しストリームの構成が
明らかになった復号後のストリームは、ストリーム多重
分離部4に入力される。入力されたストリームには、番
組の配列情報やタイムスタンプ及び映像・音声の圧縮さ
れた信号が複数多重されている。ストリーム多重分離部
4では、番組の配列情報から、多重されている番組の種
々の情報(例えば、ID番号など)を読み取ったり、タ
イムスタンプから、復号のシステムクロックを発生させ
たり、提示時刻を管理したり、視聴したい番組を分離し
たりする機能を有する。その選択され、分離された番組
の映像及び音声の圧縮されたストリームは、映像・音声
復号部5に供給される。この圧縮符号化はMPEGに準
拠した方式などによっている。この映像・音声復号部5
で圧縮された情報を伸長し、提示装置6に出力し、視聴
可能となる。以上が、デジタル衛星放送受信機の構成と
その動作の概略である。
【0014】次に、本発明による受信機の実施形態にお
ける各動作の詳細を図面を用いて以下に説明する。図2
は、受信信号の瞬断の検出部のブロックを示す図であ
る。図2に示す部分は、図1の実施形態において伝送路
符号化復号部に含まれる。図2の回路には、受信した信
号波に応じ、受信周波数に同調し、復調されたデジタル
信号が入力される。その信号の中から、同期コード検出
部30において、特別の同期コード(47hex)を分離
し、その周期性(188バイト毎挿入されている)から
同期であることと同期の位置(ストリームの開始位置)
を検出する。その同期信号は、同期捕捉判別部31に供
給される。同期捕捉判別部31では前方保護・後方保護
長を設定し、その条件にあった場合、同期が捕捉された
かまたは同期が捕捉されなくなったかを判別する。後方
保護は、例えば、同期信号が連続的にn個検出された
ら、その位置を同期位置と判別し、前方保護は、同期信
号が連続的にm個欠落した場合、同期捕捉が不能になっ
たと判別する。単位時間測定部32では、この同期捕捉
の不能時間をある閾値以内の場合瞬断であるとみなし、
閾値以上は、信号断と判別するように動作させる。すな
わち、同期が捕捉不能になってから閾値以内は、瞬断と
し、例外的な処理を施す。閾値を超えた場合は、通常動
作に戻すように受信機全体を構成する。
【0015】このようにして瞬断が判断された時に施す
例外的な処理の詳細を次に説明する。図3は、図1にお
けるチューナデジタル復号部の一部をより詳細に示すも
ので、受信周波数に同調する際に機能する回路構成を示
すブロック図である。図3において、コンバータにて1
st.IFにダウンコンバートされたRF信号が同調部2
0に入力され、例えば、QPSKの準同期方式で復調す
る場合、外部より同調の中心周波数を設定し、さらに固
定発振器出力を移相した及び移相しない信号を入力信号
に乗算し、直交軸IQの検波信号とする。
【0016】次に、同調部20からの信号をA/D変換
器にてシンボルレートの例えば2倍の周波数でサンプリ
ングし、デジタル復調部21にて復調する。デジタル復
調部21では、その同調周波数と希望受信周波数との差
(ずれの周波数と極性)を検出する。その周波数の誤差
を以前設定した中心周波数と加算器12で加算し、再設
定することにより、同調周波数が最適に補正されてい
く。通常時の動作は、同期が捕捉不能となると、以前取
得した番組配列情報の中から、衛星の周波数テーブルを
参照し、受信可能な周波数をサーチし、受信不能となっ
た原因などを検査する。その際、周波数の誤差データは
破棄し、初期動作から始めるなどが一般的である。本実
施形態は、瞬断を検知した際の例外処理で、瞬断とみな
している期間は、同期周波数と希望受信周波数とのずれ
に相当する周波数誤差の値を保持しておき、再受信の
際、その保持データを生かし、同調することにより、同
調時間が短縮される。
【0017】図4は、図1におけるチューナデジタル復
号部の一部をより詳細に示すもので、キャリア捕捉及び
クロック補正機能を行う回路を示すブロック図である。
図4において、まず、同調部20から、同調された直交
軸IQの検波信号が出力される。この信号をA/D変換
器により、デジタル信号に変換してデジタル復調部21
に入力される。デジタル復調部21では、デジタル変換
のサンプリングクロックの周波数と位相を管理するクロ
ックループ21Kとキャリアを捕捉するキャリアループ
21Cの閉ループが存在する。
【0018】まず、キャリアループ21Cは、例えば複
素乗算器、ロールオフフィルタ、周波数・位相誤差検
出、ループフィルタ、数値制御発振器及びcos/sin変換
器からなる。ここでは、搬送波は、複素乗算器に入力さ
れ、その実部及び虚部とその変調方式に整合した誤差変
換テーブルにより、搬送波周波数・位相誤差データを求
める。次に、2次閉ループのループフィルタを介し、数
値制御の発振器を制御する。さらにこの発振出力をcos/
sin変換器により変換し、複素乗算器に加え搬送波の前
記位相誤差データを再度検出する。以上のような閉ルー
プを構成しているので、瞬断の際、この閉ループの伝達
関数を引き込み時間を短く最適になるように変更し、キ
ャリア捕捉後は保持特性に優れる伝達関数に変更するよ
うに制御することにより、速く安定なキャリア捕捉が可
能となる。具体的には、2次ループすなわち伝達関数の
比例部分及び積分部分の係数の比率21Kと減衰定数を
この制御系で最適に選択することである。
【0019】さらに、クロックループに関しても、同様
に瞬断の際、この閉ループの伝達関数を引き込み時間を
短く最適になるように変更し、位相ロック後は保持特性
に優れる伝達関数に変更するように制御することによ
り、速く安定な位相ロックが可能となる。クロックルー
プ21Kは、デジタル復調部21において搬送波のゼロ
クロスのサンプリング点のデータから、位相誤差を検出
し、このゼロクロスサンプリング点を正規化し、ゼロに
なるように閉ループを構成する。
【0020】図5は、映像・音声復号部5の映像復号部
において、提示信号をフリーズするための回路ブロック
図である。図5により動作を説明すると、瞬断の発生が
検出された場合に、瞬断時蓄積用のRAMに新しく復号
した映像データを供給せずに、RAMに蓄積されていた
以前の映像データを繰り返しRAMに供給することによ
り、復号更新はせずに以前の映像を提示し続けることが
できる。瞬断時、この例のように、以前の映像を保持す
る方法があるが、その他に、映像ミュートする方法など
がある。音声は、ミュートすることが最適である。
【0021】図6は、PCRにおける基準システムクロ
ック・時刻を形成する回路のブロック図を示したもので
ある。図6に示す部分は、図1の実施形態において、伝
送路符号化復号部に含まれる。図6において、MPEG
のトランスポートストリームがPCR検出部の端子より
入力され、そのヘッダ情報とフラグにより、個々のデー
タを展開しシステム同期の基本となるPCRのデータを
出力として取り出す。最初に取り出したPCRのデータ
は、内部計数器34(SCR)にセットされ、その値か
ら計数を始める。その内部計数器34とPCR検出部3
3で現在取り出したPCRとの誤差をデジタルループフ
ィルタを介し、D/A変換器によりアナログ変換する。
その電圧を発振器の制御電圧とし、VCXO(電圧制御
水晶発振器)でクロックを発生させ、内部計数器34の
計数の基準クロックとすることにより閉ループを形成す
る。また、瞬断時を判別する信号がPCR検出部33と
内部計数器34への共通端子より入力され、この信号に
より、PCR検出部33でのPCRの再検出と内部計数
器34の計数を停止する。例えば、信号の断により、P
CRが誤検出されたり、内部計数器34が入力に関係な
く計数してしまうのを防いで、瞬断直前の誤差値を保持
し、固定的に発振させる。さらに、信号が復帰したとき
には、新たに上記初期動作を再開することにより、閉ル
ープは安定に動作が介され、引き込みが速く実現する。
【0022】図7は、PTSにより、提示を制御する機
能を実行する部分の回路ブロックを示したものである。
図7に示す部分は、図1の実施形態において、映像・音
声復号部に含まれる。提示する情報、例えば、映像情報
に多重される相対的な提示時間を示すPTSをPTS検
出・遅れ/進み検出部35で分離し取り出す。さらに、
内部計数器(SCR)による内部基準時刻(オフセット
可能な)との差分をとることにより遅れ/進みを検出
し、提示時刻をディレー36で調節する。瞬断の際、こ
の映像情報が新しく復号されないこと及び新しいストリ
ームが入力されても正しいストリームではないこと、さ
らに内部計数器(SCR)は動作を停止することなどか
ら、PTSの新しい検出は継続するものの、データの更
新を停止することにより、固定遅延となり映像の提示
(直前の映像)を安定に繰り返すことができる。受信機
が以上の構成をとることにより、復帰時の正常動作への
移行と安定動作が、保証される。
【0023】次に、本発明によるもう1つの実施形態に
おける瞬断時の検出の手法を説明する(瞬断時の具体的
な制御は前記実施形態を参照)。図8は、本実施形態に
おける瞬断時の検出回路のブロックを示す。図8に示す
部分は、図1の実施形態において、伝送路符号化復号部
に含まれる。図8において、デジタル復調器にて復調さ
れたデジタルデータがフレーム同期検出部37に入力さ
れる。例えば、放送衛星用の伝送方式に多重されている
フレーム同期信号は、予めわかっている固定の符号が周
期的に挿入されている。そのコードの特殊性と周期性を
利用し、フレーム同期を検出する。フレーム同期検出部
37では前方保護・後方保護長を設定し、その条件にあ
った場合、一方で同期が捕捉されたことを、また一方で
は同期が捕捉されなくなったことを判別する。後方保護
は例えば、同期信号が連続的にn個検出されたら、その
位置を同期位置と判別し、前方保護は、同期信号が連続
的にm個欠落した場合、同期捕捉が不能になったと判別
する。
【0024】フレーム同期検出部37からの同期信号
は、同期捕捉・瞬断判定部(単位時間測定)38に入力
され、このブロックでは、同期捕捉の不能時間がある閾
値以内の場合、瞬断であるとみなし、閾値以上は、信号
断と判別するように動作させる。すなわち、同期が捕捉
不能になってから閾値以内は、瞬断とし、例外的な処理
を施す。閾値を超えた場合は、通常動作に戻すように構
成する。さらに、伝送制御信号抜き出しゲート発生部3
9Gでは、この基準フレーム同期信号から衛星信号波に
多重されている伝送制御信号を抽出するためのゲート信
号を生成し、このゲート信号を用いて伝送制御信号分離
部39にて、伝送信号を分離する。抜き出された伝送制
御信号は、伝送制御信号デコード部にてその伝送方式に
則り、誤り訂正などを施し、復号したのち瞬断の予告信
号を取り出す。この信号は、例えばサイトダイバーシチ
などの予告信号として運用される信号である。この信号
により、あらかじめ数マイクロ秒程度の瞬断を予知でき
る。この信号を同期捕捉・瞬断判定部(単位時間測定)
38に入力し、単位時間の測定部から出力される信号か
または、この予告信号かを使用し、瞬断を判別する。そ
の際、瞬断を検出したら、フレーム同期検出部37の後
方保護長を通常より短く設定し、同期信号の捕捉検出を
速めることも可能である。
【0025】次に、本発明によるもう1つの実施形態に
おける瞬断時の検出の手法を説明する。上記実施形態の
説明による予告信号か、或いは、図4で示したデジタル
復調部21の誤差信号に閾値を設けることにより、その
閾値を超えた時間にもとづいて瞬断を判別した判別信号
かを使用し、瞬断を判別する。上記した中の後者は、キ
ャリアループにおける誤差信号及びクロックループにお
ける誤差信号がある閾値を超える場合と、それ以外の場
合とを検出し、その結果を2値化し、その論理信号を単
位時間計測し、その結果で瞬断を判別する。
【0026】その他、全体の受信機の瞬断時の例外処理
として、PCRとSCRのジッタレンジを変化させるこ
とも最適に制御するための1手段である。通常、このジ
ッタレンジを超えることにより、例えば、Bフレームを
リピートしたリスキップしたりしながら、このレンジ内
に収めるように制御される。また、この範囲内ならば、
内部ディレーにて2つのデータを合わせるように制御す
る。瞬断前後では、例えば、PCRの連続性が保たれて
いる(SCR/PCRが瞬断前後で合致している)にも
かかわらず、たまたまPCRが欠落してしまって瞬断が
検出された時などは、このジッタレンジを通常より狭く
設定し、スキップ単位またはリピート単位で変化させる
ことにより、ジッタがなかった状態に速くあわせること
ができる。なお、受信機が以前取得した番組配列情報及
び視聴者の視聴履歴を保存することは、上記したような
動作を行う受信機を構成させる上で必須の条件である。
【0027】次に、本発明によるもう1つの実施形態に
おける瞬断時の検出の手法を説明する。瞬断は、デジタ
ル衛星放送波に多重されている伝送制御信号に含まれる
アップリンク局の変更(サイトダイバーシチなどの予告
信号)等を示す送信局側の情報を参照し判別する。予め
伝送される伝送制御信号に含まれる情報を検知すること
により瞬断を判別し、判別時から一定時間後に瞬断のた
めの保持動作に入る。具体的には、図8の伝送制御信号
分離部39にて、伝送制御信号を分離し、伝送制御信号
デゴード部39Dにより、上記瞬断情報を解釈し瞬断と
された場合は、一定時間後、前記の受信機動作の最適制
御を行う。
【0028】
【発明の効果】以上のように、受信機が、信号不連続を
検知し、その不連続が、わずかな時間の経過後、再度不
連続以前のストリームと極めて連続性を保持したストリ
ームが再開させる場合、大概の取得データ及び信号断前
後の受信機の状態は、継続性が保持されることが望まし
い。本発明に示すとおり、継続性を持たせるように受信
機を動作させることにより、信号再開時の映像・音声の
提示、すなわち正常動作への移行を速やかに行うことが
できる。送信側で必ず生じるシステム切り替えによる瞬
時の信号不連続の際、視聴者は、その不連続を殆ど意識
することなく継続的に視聴可能であり、送信者もそのシ
ステム切り替えによる瞬間的サービス断の影響を最小限
に留めることができる。
【0029】MPEG標準規格に従うトランスポートス
トリームに対しては、瞬断の判別をストリーム中の同期
コードの欠落時間にもとづき行うことにより実効性の高
い装置が提供できる(請求項1)。また、デジタル放送
波(伝送制御信号が多重された)に対しては、瞬断の判
別をフレーム同期信号の欠落時間にもとづき行うか、又
は瞬断の予告を伝送制御信号の内容にもとづき行うこと
により実効性の高い装置が提供できる(請求項2)。さ
らに、デジタル放送波(伝送制御信号が多重された)に
対しては、瞬断の判別をPSK復調部のキャリア又はク
ロックの閉ループの引き込み状態とその時間により行う
か、又は瞬断の予告を伝送制御信号の内容により行うこ
とにより実効性の高い装置が提供できる(請求項3)。
また、デジタル放送波(伝送制御信号が多重された)に
対しては、瞬断の判別を伝送制御信号の論理により行う
ことにより実効性の高い装置が提供できる(請求項
4)。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を用いるデジタル衛星放送受信機の概略
構成を示すブロック図である。
【図2】本発明による実施形態の信号の瞬断検出のブロ
ック図を示す。
【図3】チューナ・デジタル復号部の一部で、受信周波
数に同調時に機能する回路ブロック図を示す。
【図4】チューナ・デジタル復号部の一部で、キャリア
捕捉及びクロック補正機能を行う回路のブロック図を示
す。
【図5】映像復号部におけるフリーズ動作を行う回路の
ブロック図を示す。
【図6】PCRにおける基準システムクロック・時刻を
形成する回路のブロック図を示す。
【図7】PTSにより、提示を制御する機能を実行する
回路ブロック図である。
【図8】本発明による実施形態における瞬断時の検出回
路のブロック図を示す。
【符号の説明】
1…アンテナ・コンバータ、2…チューナ・デジタル復
号部、3…伝送路符号化復号部、4…ストリーム多重分
離部、5…映像・音声復号部、6…提示装置、12…加
算器、20…同調部、21…デジタル復調部、21C…
キャリアループ、21K…クロックループ、30…同期
コード検出部、31…同期捕捉判別部、32…単位時間
測定部、33…PCR検出部、34…内部計数器、35
…PTS検出・遅れ/進み検出部、36…ディレー、3
7…フレーム同期検出部、38…同期捕捉・瞬断判別
部、39…伝送制御信号分離部、39D…伝送制御信号
デコード部、39G…伝送制御信号抜き出しゲート発生
部。
フロントページの続き (72)発明者 橋本 明記 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 加藤 久和 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 松村 肇 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 (72)発明者 斉藤 知弘 東京都世田谷区砧1丁目10番11号 日本放 送協会放送技術研究所内 Fターム(参考) 5C025 AA14 AA25 AA30 BA14 BA30 DA01 5C059 RA04 RC02 SS02 UA05 5K004 AA05 FB01 FG00 FH08 5K047 AA02 AA10 AA11 CC08 GG11 HH01 HH12 HH43 JJ01 KK03 KK13 KK15 MM48

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MPEG標準規格に従い送信されるトラ
    ンスポートストリームを受信し、復号後の放送情報を提
    示するデジタル放送受信装置において、トランスポート
    ストリームの同期コードを検出する同期検出手段と、該
    同期検出手段の検出結果から得られる同期コードの欠落
    時間にもとづきトランスポートストリームの瞬断か否か
    を判別する瞬断判別手段と、トランスポートストリーム
    の瞬断時、正常動作への復帰動作を行い、チューナの同
    調用情報を保持する手段、復調部のキャリア及びクロッ
    クの閉ループ伝達関数を制御する手段、PCRによるデ
    ジタルPLLの位相誤差情報を保持する手段、映像復号
    の提示更新を停止し直前の映像信号を提示する手段、P
    TSの検出及び更新を停止する手段及びPCRの検出及
    び更新を停止しPCRに対するジッターレンジを変化さ
    せる手段の中の少なくとも1つの手段を制御することに
    より実行する復帰動作制御手段を備え、前記瞬断判別手
    段の判別結果に従い前記復帰動作制御手段を動作させる
    ことにより瞬断時の受信機の正常動作への移行を行うこ
    とを特徴とするデジタル放送受信装置。
  2. 【請求項2】 デジタル放送波を受信し、復調後の放送
    情報を提示するデジタル放送受信装置において、デジタ
    ル放送波に多重される伝送制御信号を検出する伝送制御
    信号検出手段と、デジタル放送波中のフレーム同期信号
    を検出するフレーム同期検出手段と、前記フレーム同期
    検出手段の検出結果から得られるフレーム同期信号の欠
    落時間にもとづきデジタル放送波の瞬断か否かを判別す
    る瞬断判別手段と、前記伝送制御信号検出手段で検出さ
    れる前記伝送制御信号の内容によりデジタル放送波の瞬
    断を予告する瞬断予告手段と、デジタル放送波の瞬断
    時、正常動作への復帰動作を、チューナの同調用情報を
    保持する手段、PSK復調部のキャリア及びクロックの
    閉ループ伝達関数を制御する手段、PCRによるデジタ
    ルPLLの位相誤差情報を保持する手段、映像復号の提
    示更新を停止し直前の映像信号を提示する手段、PTS
    の検出及び更新を停止する手段及びPCRの検出及び更
    新を停止しPCRに対するジッターレンジを変化させる
    手段の中の少なくとも1つの手段を制御することにより
    実行する復帰動作制御手段を備え、前記瞬断判別手段又
    は前記瞬断予告手段の判別又は予告結果に従い前記復帰
    動作制御手段を動作させることにより瞬断時の受信機の
    正常動作への移行を行うことを特徴とするデジタル放送
    受信装置。
  3. 【請求項3】 デジタル放送波を受信し、復調後の放送
    情報を提示するデジタル放送受信装置において、デジタ
    ル放送波に多重される伝送制御信号を検出する伝送制御
    信号検出手段と、PSK復調部のキャリアまたはクロッ
    クの閉ループの引き込み状態を検出する閉ループの引き
    込み状態検出手段と、前記閉ループの引き込み状態検出
    手段の検出結果から得られる引き込み状態とその時間に
    もとづきデジタル放送波の瞬断か否かを判別する瞬断判
    別手段と、前記伝送制御信号検出手段で検出される前記
    伝送制御信号の内容によりデジタル放送波の瞬断を予告
    する瞬断予告手段と、デジタル放送波の瞬断時、正常動
    作への復帰動作を、チューナの同調用情報を保持する手
    段、PSK復調部のキャリア及びクロックの閉ループ伝
    達関数を制御する手段、PCRによるデジタルPLLの
    位相誤差情報を保持する手段、映像復号の提示更新を停
    止し直前の映像信号を提示する手段、PTSの検出及び
    更新を停止する手段及びPCRの検出及び更新を停止し
    PCRに対するジッターレンジを変化させる手段の中の
    少なくとも1つの手段を制御することにより実行する復
    帰動作制御手段を備え、前記瞬断判別手段又は前記瞬断
    予告手段の判別又は予告結果に従い前記復帰動作制御手
    段を動作させることにより瞬断時の受信機の正常動作へ
    の移行を速やかに行うことを特徴とするデジタル放送受
    信装置。
  4. 【請求項4】 デジタル放送波を受信し、復調後の放送
    情報を提示するデジタル放送受信装置において、デジタ
    ル放送波に多重される伝送制御信号を検出する伝送制御
    信号検出手段と、前記伝送制御信号検出手段で検出され
    る伝送制御信号の論理によりデジタル放送波の瞬断か否
    かを判別する瞬断判別手段と、デジタル放送波の瞬断
    時、正常動作への復帰動作を、瞬断判別から一定時間後
    にチューナの同調用情報を保持する手段、PSK復調部
    のキャリア及びクロックの閉ループ伝達関数を制御する
    手段、PCRによるデジタルPLLの位相誤差情報を保
    持する手段、映像復号の提示更新を停止し直前の映像信
    号を提示する手段、PTSの検出及び更新を停止する手
    段及びPCRの検出及び更新を停止しPCRに対するジ
    ッターレンジを変化させる手段の中の少なくとも1つの
    手段を制御することにより実行する復帰動作制御手段を
    備え、前記瞬断判別手段の判別結果に従い前記復帰動作
    制御手段を動作させることにより瞬断時の受信機の正常
    動作への移行を行うことを特徴とするデジタル放送受信
    装置。
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