JPH09214479A - フレーム同期方法並びにこれを用いた送信装置及び受信装置 - Google Patents

フレーム同期方法並びにこれを用いた送信装置及び受信装置

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JPH09214479A
JPH09214479A JP2279196A JP2279196A JPH09214479A JP H09214479 A JPH09214479 A JP H09214479A JP 2279196 A JP2279196 A JP 2279196A JP 2279196 A JP2279196 A JP 2279196A JP H09214479 A JPH09214479 A JP H09214479A
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JP
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synchronization
frame
code
circuit
sync
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JP2279196A
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Inventor
Keisuke Harada
啓介 原田
Shigeru Okita
茂 沖田
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Reduction Or Emphasis Of Bandwidth Of Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】同期性能を向上させると共に、同期バイトを有
していないフレームを含む複数種類のフレームの伝送を
可能にする。 【解決手段】トランスポートストリームはスクランブル
回路2、リードソロモン符号化器5及びインターリーブ
回路6によって、スクランブル処理、リードソロモン符
号化処理及びインターリーブ処理されて符号挿入回路31
に与えられる。符号挿入回路31は、スクランブルフレー
ムの先頭フレームに反転FAWを挿入し、他のフレーム
の先頭にFAWを挿入する。符号挿入回路31の出力は変
調されて出力される。フレーム同期符号として、FAW
及びSYNC又は反転FAW及び反転SYNCが用いられる。フ
レーム同期符号は、SYNC又は反転SYNCよりも自己相関性
が高いので、受信側において同期性能が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MPEG2のトラ
ンスポートストリームを伝送するものに好適なフレーム
同期方法並びにこれを用いた送信装置及び受信装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、画像の高能率符号化技術の確立に
伴って、画像のディジタル処理が普及してきている。高
能率符号化技術は、ディジタル伝送及び記録等の効率を
向上させるために、少ないビットレートで画像データを
符号化するものである。高能率符号化規格のMPEG
(Moving Picture Experts Group)1(ISO/IEC
11172)は既にビデオCD,CD−I等において使
用されている。また、現行放送並の画質に対応させた規
格であるMPEG2は規格化が略々終了している。これ
らの規格に基づく高能率符号化を利用したディジタル放
送も研究されている。
【0003】例えば、欧州においては、高能率符号化を
採用したDVB(Digital Video Broadcasting)が研究
されている。DVBは現行放送方式だけでなく、高精細
テレビジョン放送衛星、地上波及びケーブルシステムを
用いた各種放送方式に対応しており、1995年年末ご
ろから実験放送が行われる予定である。
【0004】DVBにおける伝送フレームは、MPEG
2のトランスポートストリーム(Transport Stream)を
利用している。トランスポートストリームは、複数のプ
ログラムを1つのストリームで伝送することを考慮した
ものであり、プログラム毎に複数の基準時間を使用する
ことができる。トランスポートストリームは1バイトの
同期信号(以下、SYNCという)を含む188バイトの固
定長のパケット(トランスポートパケット)によって構
成されている。DVBにおいては、MPEG2のSYNCを
伝送フレームの同期バイトとしてそのまま用いる。
【0005】図21はこのようなDVBにおいて採用さ
れる従来の送信装置を示すブロック図であり、図22は
その動作を示すフローチャートである。また、図23は
図21の従来の送信装置によって得られる伝送フレーム
を示す説明図であり、“PR est 300 421”に開示された
ものである。
【0006】入力端子1を介して入力されたMPEG2
のトランスポートストリームはスクランブル回路2に入
力される。スクランブル回路2はスクランブル処理回路
3を有しており、スクランブル処理回路3は図22のス
テップS1 において、トランスポートストリームにスク
ランブル処理を施す。即ち、スクランブル処理回路3
は、入力トランスポートストリームと疑似乱数の排他的
論理和演算を行う。これにより、伝送スペクトラムのピ
ーク値を抑圧して送信電力を一定にすることができる。
なお、各パケットの先頭の1バイトの同期バイトについ
ては、演算は行わない。
【0007】DVBでは8トランスポートパケットから
作成した8フレームを単位としてスクランブル処理を施
す。この8フレーム単位のスクランブルフレームの先頭
位置を把握するために、各スクランブルフレームの先頭
の同期バイトをSYNC反転回路4によって反転させる。SY
NC反転回路4は、8パケット毎にSYNCを反転させた反転
SYNCを出力する。例えば、SYNCとして16進表示の“4
7”を採用した場合には、反転SYNCは16進表示の“B
8”となる。なお、以後図中においては、反転SYNCはSY
NC上にバーを付して示す。
【0008】スクランブル回路2の出力はリードソロモ
ン符号化器5に与えられて、リードソロモン符号化され
る(ステップS2 )。リードソロモン符号化器5は、1
トランスポートパケット(188バイト)毎に2tバイ
ト(tは訂正能力を示し、DVBではt=8である)の
誤り訂正符号を付加する。こうして、図23に示すよう
に、(188+2t)バイトで構成された伝送フレーム
構造が得られる。リードソロモン符号化器5の出力はイ
ンターリーブ回路6に与えられる。
【0009】インターリーブ回路6は、ステップS3 に
おいて、入力されたデータにコンボルーショナルインタ
ーリーブ処理を施す。即ち、インターリーブ回路6は、
伝送時に連続的なバースト誤りが発生した場合におい
て、受信側で誤りが複数個の不連続なランダムエラーに
変換されるように、データの並び変えを行う。なお、同
期バイトについては並び換えは行われておらず、図23
の伝送フレーム構造は変化していない。
【0010】次に、ステップS4 において、インターリ
ーブ回路6の出力は内側符号化器7に与えられて誤り訂
正符号が付加された後、マッピング及び変調回路8に供
給される。内側符号化器7の出力は例えばQAM変調さ
れる。マッピング及び変調回路8は、入力されたデータ
をI(同相)軸及びQ(直交)軸平面にマッピングし、
マッピングしたデータを送信信号に変調して出力する。
なお、内側符号化器7の出力は図23に示す伝送フレー
ム構造となっておらず、マッピング及び変調回路8の出
力も伝送フレーム構造となっていない。なお、内側符号
化器7による内側符号化は省略される伝送方式もある。
【0011】一方、受信側においては、送信装置の逆処
理によって元のデータを復元する。図24は従来の受信
装置を示すブロック図である。また、図25はその動作
を説明するためのフローチャートである。
【0012】入力端子11には受信信号が入力される。こ
の受信信号は図21の送信装置から送信信号として図示
しない伝送路に出力されたものである。先ず、図25の
ステップS5 において、受信信号は復調及びデマッピン
グ回路12に与えられ、復調された後、デマッピング処理
されて、元のデータに戻される。送信側で内側符号化が
行われた場合には、復調及びデマッピング回路12の出力
は内側復号化器13に与えられて、内側復号化される。
【0013】次に、同期回路14はステップS6 において
同期引込みを行う。即ち、内側復号器13の出力は同期バ
イト検出回路15に与えられて同期バイトが検出される。
送信側においては、同期バイトを基準として、スクラン
ブル処理、リードソロモン符号化処理及びインターリー
ブ処理を行っており、同期引込みを行うことにより、こ
れらの処理の逆処理が可能となる。即ち、SYNC及び反転
SYNCを検出してフレーム同期がとられ、反転SYNCを検出
することによりスクランブル同期がとられる。
【0014】デインターリーブ回路16は、ステップS7
において、同期回路14の出力にデインターリーブ処理を
行って、元のデータ配列に戻してリードソロモン復号器
17に出力する。リードソロモン復号器17は各パケットの
最後の2tバイトに付加された冗長ビット(パリティ)
を用いて誤り訂正を行い、2tバイトを削除した後デス
クランブル回路18に出力する(ステップS8 )。
【0015】次のステップS9 においては、デスクラン
ブル回路18はデスクランブル処理回路19によって、デス
クランブル処理を施す。即ち、デスクランブル処理回路
19は入力されたデータと疑似乱数との排他的論理和演算
を行う。なお、この場合には、同期バイトについては演
算を行わない。更に、デスクランブル回路18は反転回路
20によって、反転SYNCを反転させて元のSYNCに戻す。こ
うして、出力端子21には送信側のトランスポートストリ
ームを復元した復号出力が得られる。
【0016】このように、従来の受信装置においては、
SYNC及び反転SYNCを用いて同期引込みを行うことによ
り、以降の処理を可能にしている。しかしながら、同期
バイトによる同期引込みはエラーフリーを前提として
る。雑音を有する伝送系においては、同期バイトの検出
エラーが発生することがあり、同期性能が低下してしま
うという問題があった。
【0017】また、同期引込みを行うために、伝送デー
タは各フレームの先頭にSYNCが配列されている必要があ
る。従って、フレーム先頭にSYNCが配列されていないフ
レームを同一チャンネルで時分割多重して伝送すること
ができないという問題があった。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来、雑
音を有する伝送系においては、同期性能が低下してしま
うという問題点があった。また、フレーム先頭に同期バ
イトが配列されていないフレームは同一チャンネルで時
分割多重して伝送することができないという問題点もあ
った。
【0019】本発明はかかる問題点に鑑みてなされたも
のであって、同期性能を向上させることができるフレー
ム同期方法並びにこれを用いた送信装置及び受信装置を
提供することを目的とする。
【0020】また、フレーム先頭に同期バイトが配列さ
れていない伝送方式を含む複数方式のフレーム構成を共
存させることができるフレーム同期方法並びにこれを用
いた送信装置及び受信装置を提供することを目的とす
る。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
フレーム同期方法は、第1の同期符号がフレーム毎に配
列されたストリームに第2の同期符号をフレーム毎に付
加して伝送し、受信側で前記第1及び第2の同期符号を
用いて同期引込みを行うか又は前記第2の同期符号を用
いて同期引込みを行うものであり、本発明の請求項2に
係るフレーム同期方法は、第1の同期符号がフレーム毎
に配列されたストリームに第2の同期符号及び所定の制
御符号をフレーム毎に付加して伝送し、受信側で前記第
1及び第2の同期符号並びに前記所定の制御符号を用い
て同期引込みを行うか、前記第2の同期符号を用いて同
期引込みを行うか又は前記第2の同期符号及び前記所定
の制御符号を用いて同期引込みを行うと共に、前記所定
の制御符号を識別するものであり、本発明の請求項3に
係る送信装置は、第1の同期符号がパケット毎に配列さ
れたトランスポートストリームが与えられ、このトラン
スポートストリームに所定の信号処理を施して前記パケ
ットに基づくフレーム単位で出力する信号処理手段と、
この信号処理手段の出力に第2の同期符号を前記フレー
ム単位で付加するか又は前記第2の同期符号及び所定の
制御符号を前記フレーム単位で付加する符号挿入手段
と、この符号挿入手段の出力に基づく出力を伝送路に送
出する送出手段とを具備したものであり、本発明の請求
項4に係る受信装置は、フレーム単位で第1の同期符号
及び第2の同期符号が配列されたデータに基づく受信デ
ータが入力され、前記第1及び第2の同期符号を用いて
同期引込みを行うか又は前記第2の同期符号を用いて同
期引込みを行う同期引込み手段と、前記受信データから
前記第2の同期符号を削除して出力する削除手段と、こ
の削除手段の出力に送信側の信号処理の逆処理を施して
トランスポートストリームを復元する復号処理手段とを
具備したものであり、本発明の請求項6に係る受信装置
は、フレーム単位で第1の同期符号及び第2の同期符号
並びに所定の制御符号が配列されたデータに基づく受信
データが入力され、前記第1及び第2の同期符号並びに
前記所定の制御符号を用いて同期引込みを行うか、前記
第2の同期符号を用いて同期引込みを行うか又は前記第
2の同期符号及び前記所定の制御符号を用いて同期引込
みを行う同期引込み手段と、前記所定の制御符号を識別
する識別手段と、前記受信データから前記第2の同期符
号及び前記所定の制御符号を削除して出力する削除手段
と、この削除手段の出力に送信側の信号処理の逆処理を
施してトランスポートストリームを復元する復号処理手
段とを具備したものである。
【0022】本発明の請求項1において、伝送時には第
1の同期符号の他に第2の同期符号をフレーム毎に付加
して伝送する。受信時には、少なくとも第2の同期符号
を用いて同期引込みを行う。第1の同期符号が例えば雑
音等によって劣化した場合でも、第2の同期符号によっ
て同期引込みが可能である。
【0023】本発明の請求項2においては、伝送時に
は、第1及び第2の同期符号の他に所定の制御符号も付
加される。受信時に、第1及び第2の同期符号と所定の
制御符号を用いて同期引込みを行うことにより、同期性
能を向上させる。
【0024】本発明の請求項3において、信号処理手段
は、入力されたトランスポートストリームに所定の信号
処理を施しフレーム単位で出力する。符号挿入手段は、
信号処理手段の出力にフレーム単位で第2の同期符号を
付加するか又は第2の同期符号及び所定の制御符号を付
加する。第1及び第2の同期符号又は第1の同期符号、
第2の同期符号及び所定の制御符号がフレーム単位で付
加されたデータに基づく出力は、送出手段によって伝送
路に送出される。
【0025】本発明の請求項4において、同期引込み手
段は、フレーム単位で第1及び第2の同期符号が配列さ
れたデータに基づく受信データが入力され、第1及び第
2の同期符号又は第2の同期符号のみを用いて同期引込
みを行う。同期引込みが行われた受信データは削除手段
に与えられて、第2の同期符号が除去される。削除手段
の出力は復号処理手段に与えられて、元のトランスポー
トストリームが復元される。
【0026】本発明の請求項6において、同期引込み手
段は、第1及び第2の同期符号及び所定の制御符号、第
2の同期符号のみ又は第2の同期符号及び所定の制御符
号を用いて同期引込みを行う。これにより、同期性能は
向上する。削除手段は、受信データから第2の同期符号
及び所定の制御符号を削除する。これにより、復号処理
手段において元のトランスポートストリームを復元する
ことができる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について詳細に説明する。図1は本発明に係る
送信装置の一実施の形態を示すブロック図である。図1
において図21と同一の構成要素には同一符号を付して
ある。本実施の形態は、MPEG2のトランスポートス
トリームを利用したDVBに適用したものである。
【0028】入力端子1を介して入力されたMPEG2
のトランスポートストリームはスクランブル回路2に入
力される。スクランブル回路2はスクランブル処理回路
3及びSYNC反転回路4によって構成されている。スクラ
ンブル処理回路3は、送信電力を一定にするために、ト
ランスポートストリームと疑似乱数との排他的論理和演
算を行って、トランスポートストリームにスクランブル
処理を施すようになっている。なお、各パケットの先頭
の1バイトの同期バイトについては、演算は行わない。
なお、スクランブル処理回路3は、8トランスポートパ
ケットをスクランブルの単位であるスクランブルフレー
ムとするようになっている。
【0029】SYNC反転回路4は、スクランブル処理回路
3によってスクランブル処理されたデータが与えられ、
スクランブルフレーム先頭のSYNCを反転させた反転SYNC
に変換して出力する。SYNC反転回路4の出力はリードソ
ロモン符号化器5に与えられるようになっている。
【0030】リードソロモン符号化器5は、入力された
データ列から例えば2tバイトのリードソロモン符号を
生成して、188バイトのトランスポートパケットに付
加して出力する。リードソロモン符号化器5の出力はイ
ンターリーブ回路6に与えられる。インターリーブ回路
6は、受信側においてバースト誤りをランダム誤りに変
換することができるように、データの並び変えを行う。
なお、インターリーブ回路6は、同期バイトについては
並び換えを行わない。
【0031】本実施の形態においては、インターリーブ
回路6の出力は符号挿入回路31に供給されるようになっ
ている。符号挿入回路31は、入力された(188+2
t)バイト単位のデータの先頭にnfビットのフレーム
同期バイト(以下、FAW(Frame Alinement Word)と
いう)又はその反転符号である反転FAWを付加するよ
うになっている。本実施の形態においては、FAW及び
SYNC又は反転FAW及び反転SYNCによってフレーム同期
符号を構成するようになっている。なお、符号挿入回路
31は、各スクランブルフレームの先頭フレームの先頭に
は反転FAWを付加し、他のフレームの先頭にはFAW
を付加する。
【0032】符号挿入回路31の出力は内側符号化器7に
供給されるようになっている。内側符号化器7は、入力
されたデータに誤り訂正符号を付加してマッピング及び
変調回路8に出力する。マッピング及び変調回路8は、
入力されたデータをI軸及びQ軸平面にマッピングした
後、送信信号に変調して出力するようになっている。な
お、内側符号化器7が省略される伝送方式も考えられ
る。
【0033】次に、このように構成された送信装置の動
作について図2及び図3を参照して説明する。図2は動
作を説明するためのフローチャートであり、図3はフレ
ーム構成を示す説明図である。なお、以後の図におい
て、反転FAWはFAW上にバーを付して示している。
【0034】入力端子1を介して入力されたトランスポ
ートストリームは、スクランブル回路2に与えられる。
スクランブル回路2は、ステップS1 において、トラン
スポートストリームにスクランブル処理を施すと共に、
スクランブルフレームの先頭のSYNCを反転させる。こう
して、スクランブルフレームの先頭には反転SYNCが配列
され、他の各フレームの先頭にはSYNCが配列されたスト
リームが得られる。
【0035】次に、リードソロモン符号化器5は、ステ
ップS2 において、フレーム単位でリードソロモン符号
を生成して付加する。次いで、ステップS3 において、
インターリーブ回路6によってコンボルーショナルイン
ターリーブ処理が施されて、データの並び換えが行われ
る。
【0036】本実施の形態においては、次のステップS
11において、符号挿入回路31は、インターリーブ回路6
の出力にFAW又は反転FAWを付加する。即ち、スク
ランブルフレームの先頭にはnfビットの反転FAWが
付加され、他の各フレームの先頭にはnfビットのFA
Wが付加される。
【0037】図3は符号挿入回路31の出力を示してい
る。図3に示すように、各フレームの先頭には、反転F
AWと反転SYNCとが連続して配列されるか又はFAWと
SYNCとが連続して配列されてフレーム同期符号が構成さ
れる。各フレームのフレーム長は(188+2t)×8
+nfビットとなる。FAWとSYNCとから成るフレーム
同期符号又は反転FAWと反転SYNCとから成るフレーム
同期符号の自己相関をSYNC又は反転SYNCよりも高くなる
ようにFAW又は反転FAWを選択することにより、同
期性能を向上させることができる。例えば、FAWとし
て、16進表示の“CA”を用いてもよい。なお、‘C
A47’は、2バイトでは自己相関が最大である。
【0038】符号挿入回路31の出力は内側符号化器7に
与えられ、内側符号化器7は、ステップS4 において内
側符号を付加してマッピング及び変調回路8に出力す
る。マッピング及び変調回路8は、入力されたデータを
I軸及びQ軸平面にマッピングし、マッピングしたデー
タを送信信号に変調して出力する。
【0039】このように、本実施の形態においては、フ
レーム同期符号としてSYNC又は反転SYNCに夫々FAW又
は反転FAWが連続して配列される。フレーム同期符号
のビット長が従来よりも長く、適切なFAWを選択する
と、自己相関性は高くなり、雑音を有する伝送系におい
ても十分な同期性能を得ることができる。また、入力さ
れたトランスポートストリームに含まれるSYNCの他に、
FAWを付加してフレーム同期符号としていることか
ら、SYNCを含んでいないストリームが入力された場合で
も、FAWによってフレーム同期が可能である。このた
め、SYNCを含まない複数の方式のフレーム構成を共存さ
せることができる。
【0040】図4は本発明に係る受信装置の一実施の形
態を示すブロック図である。図4において図24と同一
の構成要素には同一符号を付してある。本実施の形態
は、図1の送信装置からの送信信号を受信するものであ
る。
【0041】入力端子11には受信信号が入力される。こ
の受信信号は図1の送信装置から送信信号として図示し
ない伝送路に出力されたものである。受信信号は復調及
びデマッピング回路12に与えられる。復調及びデマッピ
ング回路12は、送信側において行った変調及びマッピン
グ処理の逆処理によって、入力されたデータをマッピン
グ前の元のデータに戻して内側復号器13に出力する。内
側復号器13は、送信側の内側符号化処理によって作成さ
れた誤り訂正符号を用いて誤り訂正を行った後、同期回
路35に出力する。なお、送信側において内側符号化処理
が行われていない場合には、内側復号器13は不要とな
る。
【0042】同期回路35は、フレーム同期符号検出回路
36及びフレーム同期バイト削除回路37によって構成され
ている。送信側においては、フレーム単位でスクランブ
ル処理、リードソロモン符号化処理及びインターリーブ
処理を行っているので、受信側では、これらの処理の逆
処理の前に同期引込みを行う。即ち、同期回路35のフレ
ーム同期符号検出回路36は、入力されたストリームから
SYNC、反転SYNC、FAW又は反転FAWを検出する。フ
レーム同期符号検出回路36は、FAWとSYNCとによって
フレーム同期をとり、反転FAW及び反転SYNCによって
スクランブル同期をとる。SYNC又は反転SYNCだけでな
く、FAW又は反転FAWを用いて同期をとっているの
で、伝送路において雑音が混入した場合でも、確実な同
期引込みが可能である。また、フレーム同期符号として
SYNC又は反転SYNCが用いられていないデータであって
も、FAW又は反転FAWを用いて同期引込みが可能で
ある。
【0043】フレーム同期符号検出回路36は、フレーム
同期符号を検出した入力データをフレーム同期バイト削
除回路37に出力する。フレーム同期バイト削除回路37
は、フレーム同期符号のうちnfビットのFAW及び反
転FAWを削除して、デインターリーブ回路16に出力す
る。これにより、送信側においてFAW又は反転FAW
付加前のデータ、即ち、フレーム同期符号として同期バ
イトのみが配列されたデータに戻される。
【0044】デインターリーブ回路16は、送信側のイン
ターリーブ処理の逆処理によって、入力されたデータを
元のデータ配列に戻してリードソロモン復号器17に出力
する。リードソロモン復号器17は、各フレーム毎に付加
されている2tバイトの冗長ビットを用いて誤り訂正を
行う。リードソロモン復号器17は、188バイト長のフ
レーム単位のデータをデスクランブル回路18に出力す
る。
【0045】デスクランブル回路18は、デスクランブル
処理回路19及び反転回路20によって構成されている。デ
スクランブル処理回路19は、同期バイトを除くデータ部
分と疑似乱数との排他的論理和演算によって、デスクラ
ンブル処理を行う。デスクランブル処理回路19によって
デスクランブル処理されたデータは反転回路20に与えら
れる。反転回路20は、スクランブルフレーム先頭の反転
SYNCを反転させて、元のSYNCに戻して出力するようにな
っている。
【0046】次に、このように構成された受信装置の動
作について図5を参照して説明する。図5は受信装置の
動作を説明するためのフローチャートである。
【0047】入力された受信信号は復調及びデマッピン
グ回路12に与えられる。復調及びデマッピング回路12
は、ステップS21において、復調処理及びデマッピング
処理を行って、送信側におけるマッピング及び変調処理
前の元のデータ列を得る。送信側で内側符号化が行われ
た場合には、復調及びデマッピング回路12の出力は内側
復号化器13に与えられて、内側復号化される。
【0048】次に、ステップS22において、同期回路35
による同期引込みが行われる。フレーム同期符号検出回
路36は入力されたデータからFAW、SYNC、反転FAW
及び反転SYNCを検出する。フレーム同期符号検出回路36
は、入力されたデータに含まれるFAW及びSYNCによっ
てフレーム同期を得、反転FAW及び反転SYNCによって
スクランブル同期を得る。
【0049】送信側においては、フレーム同期符号の自
己相関が高くなるようにFAW又は反転FAWが挿入さ
れているので、伝送路中においてフレーム同期符号が雑
音の影響を受けた場合でも、フレーム同期符号の検出が
容易となる。更に、SYNCが含まれていないフレームが伝
送された場合でも、FAW又は反転FAWを用いてフレ
ーム同期及びスクランブル同期をとることができる。
【0050】更に、検出されたフレーム同期符号のう
ち、FAW及び反転FAWについては、フレーム同期バ
イト削除回路37によって削除された後出力される。従っ
て、同期回路35の出力は(188+2t)バイト単位の
フレーム構成となり、フレーム同期符号として同期バイ
トのみが付加されたデータが得られる。
【0051】同期回路35からはフレーム同期及びスクラ
ンブル同期がとられたデータがデインターリーブ回路16
に出力される。デインターリーブ回路16はステップS23
において、コンボルーショナルデインターリーブ処理を
行う。これにより、データは送信側のインターリーブ処
理前のデータ順に戻される。
【0052】次に、ステップS24において、リードソロ
モン復号器17によってリードソロモン符号を用いた誤り
訂正が行われる。伝送路においてバースト誤りが発生し
ている場合でも、デインターリーブ処理によってバース
ト誤りはランダム誤りに変換されているので、リードソ
ロモン復号器17による誤り訂正によって、効率よく誤り
を訂正することができる。
【0053】次の、ステップS25では伝送デスクランブ
ル処理が行われる。リードソロモン復号器17からのデー
タはデスクランブル回路18のデスクランブル処理回路19
に与えられる。デスクランブル処理回路19は、同期バイ
トを除く部分と疑似乱数との排他的論理和演算を行っ
て、デスクランブルを施す。次に、反転回路20はスクラ
ンブルフレームの先頭の反転SYNCを反転させて元のSYNC
に戻す。これにより、送信側のスクランブル処理前のデ
ータであるトランスポートストリームが復元される。デ
スクランブル回路18からのトランスポートストリームは
復号出力として出力端子18から出力される。
【0054】このように、本実施の形態においては、送
信側で付加されたFAW及びSYNC又は反転FAW及び反
転SYNCを用いて同期引込みを行っていることから、同期
性能が極めて高い。また、同期引込み後にFAW及び反
転FAWを除去しているので、前段の回路を従来と共通
のものを用いることができる。
【0055】図6は本発明の他の実施の形態に係る送信
装置を示すブロック図である。図6において図1と同一
の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0056】本実施の形態はスクランブル回路2に代え
てスクランブル回路41を採用した点が図1の実施の形態
と異なる。スクランブル回路41は、SYNC反転回路4を有
しておらず、スクランブル処理回路3のみを有する。ス
クランブル処理回路3は、入力されたトランスポートス
トリームにスクランブル処理を施してリードソロモン符
号化器5に出力するようになっている。
【0057】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図7を参照して説明する。図7は符号挿入
回路31の出力のフレーム構成を示す説明図である。
【0058】入力されたトランスポートストリームは、
スクランブル回路41のスクランブル処理回路3に与えら
れて、スクランブル処理される。本実施の形態において
は、スクランブル処理されたデータは、そのままリード
ソロモン符号化器5に供給される。即ち、SYNCは反転さ
れない。
【0059】インターリーブ回路6の出力は符号挿入回
路31に供給される。符号挿入回路31は、各フレームのSY
NCの前にFAW又は反転FAWを挿入する。即ち、符号
挿入回路31は、スクランブルフレーム先頭のSYNCの前に
反転FAWを挿入し、他のフレームの先頭のSYNCの前に
はFAWを挿入する。こうして、図7に示すフレーム構
成のデータが得られる。
【0060】他の作用は図1の実施の形態と同様であ
る。
【0061】フレームFAWとして、SYNCよりも自
己相関性が高い符号を用いることにより、同期性能を向
上させることができる。例えば、FAWとしては、16
進表示で“CA1E”の2バイトを用いてもよい。この
場合には、フレーム同期符号の構成ビット数がSYNCより
も大きく、適切なFAWを選択すると、FAW及び反転
FAWの自己相関性はSYNCよりも高い。
【0062】図8は本発明の他の実施の形態に係る受信
装置を示すブロック図である。図8において図4と同一
の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0063】本実施の形態は図6の送信装置から送出さ
れた送信信号を受信するものである。本実施の形態は、
同期回路35に代えて同期回路42を採用すると共に、デス
クランブル回路18に代えてデスクランブル回路44を採用
した点が図4の実施の形態と異なる。
【0064】同期回路42はフレーム同期符号検出回路43
及びフレーム同期バイト削除回路37によって構成されて
いる。フレーム同期符号検出回路43はFAW又は反転F
AWを検出する。フレーム同期符号検出回路43は、FA
Wを検出することによりフレーム同期を得、反転FAW
を検出することによりスクランブル同期を得るようにな
っている。フレーム同期バイト削除回路37はフレーム同
期及びスクランブル同期が達成されたデータからFAW
及び反転FAWを削除してデインターリーブ回路16に出
力する。
【0065】デスクランブル回路44はデスクランブル処
理回路19によって構成されている。デスクランブル処理
回路19は入力されたデータをデスクランブル処理する。
デスクランブル処理回路19の出力はそのまま出力端子21
に復号出力として出力されるようになっている。
【0066】次に、このように構成された実施の形態の
動作について説明する。
【0067】受信信号は、復調及びデマッピング回路12
によって復調及びデマッピング処理され、内側復号器13
によって誤り訂正された後に同期回路42に与えられる。
同期回路42のフレーム同期符号検出回路43は、入力され
たデータからFAW及び反転FAWを検出する。フレー
ム同期符号検出回路43は検出したFAWによってフレー
ム同期をとり、反転FAWによってスクランブル同期を
とる。フレーム同期バイト削除回路37はFAW及び反転
FAWを削除して出力する。
【0068】同期がとられたデータは、デインターリー
ブ回路16によってデインターリーブ処理され、リードソ
ロモン復号器17によって誤り訂正されてデスクランブル
回路44に供給される。デスクランブル回路44のデスクラ
ンブル処理回路19は、入力されたデータをデスクランブ
ル処理する。送信側においてSYNCは反転されていないの
で、デスクランブル処理回路19の出力は、そのまま出力
端子21に復号出力として出力される。
【0069】このように、本実施の形態においては、送
信側において自己相関性がSYNCよりも高いFAW又は反
転FAWをフレームの先頭に付加し、受信側においてF
AW又は反転FAWを用いて同期をとる。FAW及び反
転FAWの自己相関性がSYNCよりも高いので、従来より
も同期性能が高い。また、同期引込みにSYNCを利用して
いないので、SYNCが挿入されていないフレーム構成のデ
ータを混在させることができる。送信側及び受信側にお
いてSYNC又は反転SYNCを反転させる反転回路を省略する
ことができ、回路規模を縮小することができる。
【0070】図9は本発明の他の実施の形態に係る送信
装置を示すブロック図である。図9において図6と同一
の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。本実
施の形態は符号挿入回路31に代えて符号挿入回路51を設
けた点が図6の実施の形態と異なる。符号挿入回路51は
各フレームのSYNCの前にFAWを挿入し、更に、FAW
の前にncビットの制御符号(以下、CONという)又
はCONを反転させた反転CONを挿入するようになっ
ている。符号挿入回路51はスクランブルフレームの先頭
フレームの先頭に反転CONを挿入し、他の各フレーム
の先頭にCONを挿入するようになっている。こうし
て、符号挿入回路31からは1フレームが(188+2
t)×8+nf+ncビットで、1スクランブルフレー
ムが8フレームで構成されたデータが出力される。
【0071】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図10を参照して説明する。図10は符号
挿入回路51の出力フレーム構成を示す説明図である。以
後の図において反転CONはCON上にバーを付して示
す。
【0072】入力端子1には例えばMPEG2のトラン
スポートストリームが入力される。トランスポートスト
リームは、スクランブル処理、リードソロモン符号化処
理及びインターリーブ処理が施されて符号挿入回路51に
供給される。符号挿入回路51に入力されるデータは、
(188+2t)バイト長である。また、各フレームの
先頭にはSYNCが配列されている。なお、スクランブルフ
レームの先頭もSYNCである。
【0073】符号挿入回路51は、各フレームの先頭に配
列されているSYNCの前にFAWを挿入し、更に、FAW
の前にCON又は反転CONを挿入する。即ち、符号挿
入回路51は、8フレーム毎のスクランブルフレームの先
頭に反転CONを挿入し、他のフレームの先頭にはCO
Nを挿入する。こうして、図10に示すフレーム構成の
データが得られる。
【0074】他の作用は図6の実施の形態と同様であ
る。
【0075】本実施の形態においては、FAW及びSYNC
から成るフレーム同期符号の自己相関性をSYNCよりも高
くする。受信側においてFAW及びSYNCから成るフレー
ム同期符号を用いることにより同期性能を向上させるこ
とができる。
【0076】また、CONによって所定の制御情報を伝
送することができる。
【0077】図11は本発明の他の実施の形態に係る受
信装置を示すブロック図である。図11において図8と
同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0078】本実施の形態は図9の送信装置からの送信
信号を受信するものである。本実施の形態は同期回路42
に代えて同期回路55を採用した点が図8の実施の形態と
異なる。同期回路55はフレーム同期符号検出回路56、制
御符号識別回路57及び削除回路58によって構成されてい
る。
【0079】フレーム同期符号検出回路56は入力された
データからFAW及びSYNCを検出してフレーム同期を得
て、制御符号識別回路57に出力する。制御符号識別回路
57は入力されたデータからCON又は反転CONを検出
し、反転CONによってスクランブルフレームの先頭を
識別してスクランブル同期を達成する。制御符号識別回
路57の出力は削除回路58に供給される。削除回路58は入
力されたデータからFAW、CON及び反転CONを削
除してデインターリーブ回路16に出力するようになって
いる。
【0080】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図12を参照して説明する。図12は図1
1の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート
である。本実施の形態の動作の手順は図4の実施の形態
における動作の手順と略々同様であり、図12において
図5と同一の手順には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0081】受信信号は、ステップS21において、復
調、デマッピング及び内側復号が行われる。内側復号器
13からのデータは同期回路55に供給される。同期回路55
においては、ステップS31に示す伝送フレーム識別及び
同期引込みを行う。即ち、同期回路55のフレーム同期符
号検出回路56はFAW及びSYNCを検出することによりフ
レーム同期を得る。更に、制御符号識別回路57は入力さ
れたデータからCON又は反転CONを検出し、反転C
ONによってスクランブルフレームの先頭を識別してス
クランブル同期を得る。削除回路58は、不要となったF
AW、CON及び反転CONを入力データから削除して
デインターリーブ回路16に出力する。
【0082】デインターリーブ回路16及びリードソロモ
ン復号器17によって、デインターリーブ処理及び誤り訂
正処理が行われたデータはデスクランブル処理回路19に
与えられて、デスクランブル処理される。この場合に
は、図8の実施の形態と同様に、反転SYNCが含まれてい
ないので、デスクランブル処理回路19の出力は反転処理
を行うことなく、そのまま復号出力として出力端子21に
出力される。
【0083】このように、本実施の形態においても、図
8の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
【0084】図13は本発明の他の実施の形態に係る送
信装置を示すブロック図である。図13において図1と
同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態は時分割多重放送に適用したものである。
【0085】本実施の形態は符号挿入回路31に代えて符
号挿入回路61を設けた点が図1の実施の形態と異なる。
符号挿入回路61は各フレームのSYNCの前にFAW又は反
転FAWを挿入する。本実施の形態においては、FAW
として多重チャンネルに対応したFAW1 ,FAW2 ,
FAW3 ,…を用いる。スクランブルフレームの先頭フ
レームの反転SYNCの前には反転FAWを挿入し、他のフ
レームの先頭のSYNCの前にはFAWを挿入する。例えば
4チャンネルを多重し、1フレーム毎にチャンネルを切
換える場合には、スクランブルフレーム先頭の反転SYNC
の前に例えばFAW1 を反転させた反転FAW1 を挿入
し、以後、各フレームの先頭にFAW2,FAW3 ,F
AW4 ,FAW1 ,…を挿入する。こうして、符号挿入
回路61からは1フレームが(188+2t)×8+nf
ビットで、1スクランブルフレームが8フレームで構成
されたデータが出力される。
【0086】なお、FAW及びSYNC又は反転FAW及び
反転SYNCとして、SYNC又は反転SYNCよりも自己相関性が
高い符号を用いることは、図1の実施の形態と同様であ
る。
【0087】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図14を参照して説明する。図14は符号
挿入回路61の出力フレーム構成を示す説明図である。
【0088】入力端子1には例えばMPEG2のトラン
スポートストリームが入力される。このトランスポート
ストリームは4チャンネルのデータが多重されているも
のとする。トランスポートストリームは、スクランブル
処理、SYNC反転処理、リードソロモン符号化処理及びイ
ンターリーブ処理が施されて符号挿入回路61に供給され
る。符号挿入回路61に入力されるデータは、(188+
2t)バイト長である。また、スクランブルフレームの
先頭は反転SYNCであり、その他のフレームの先頭はSYNC
が配列されている。
【0089】符号挿入回路61は、各フレームの先頭に配
列されているSYNCの前に、チャンネルに対応したFAW
1 ,FAW2 ,…を挿入し、スクランブルフレームの先
頭に配列されている反転SYNCの前には、チャンネルに対
応した反転FAW(図14では反転FAW1 )を挿入す
る。こうして、図14に示すように、各チャンネルに対
応したFAW又は反転FAWとSYNC又は反転SYNCとによ
ってフレーム同期符号を構成したデータ列が得られる。
【0090】他の作用は図1の実施の形態と同様であ
る。
【0091】本実施の形態においても、FAW及びSYNC
又は反転FAW及び反転SYNCから成るフレーム同期符号
の自己相関性をSYNC又は反転SYNCよりも高くすることに
より、受信側において同期性能を向上させることができ
ることは明らかである。
【0092】また、FAWによって伝送フレームのチャ
ンネル情報を伝送することができる。
【0093】図15は本発明の他の実施の形態に係る受
信装置を示すブロック図である。図15において図4と
同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
【0094】本実施の形態は図13の送信装置からの送
信信号を受信するものである。本実施の形態は同期回路
35に代えて同期回路65を採用した点が図4の実施の形態
と異なる。同期回路65はフレーム同期符号検出回路66、
FAW識別回路67及びフレーム同期バイト削除回路68に
よって構成されている。
【0095】フレーム同期符号検出回路66は入力された
データからFAW(FAW1 ,FAW2 ,…)及びSYNC
又は反転FAW(反転FAW1 ,反転FAW2 ,…)及
び反転SYNCを検出する。フレーム同期符号検出回路66は
FAW及びSYNCによってフレーム同期を得、反転FAW
及び反転SYNCによってスクランブル同期を得て、FAW
識別回路67に出力する。FAW識別回路67は入力された
データのFAW又は反転FAWを識別することにより、
各フレームがいずれのチャンネルに対応するものである
かを判断する。FAW識別回路67の出力はフレーム同期
バイト削除回路68に供給される。フレーム同期バイト削
除回路68は入力されたデータからFAW及び反転FAW
を削除してデインターリーブ回路16に出力するようにな
っている。
【0096】次に、このように構成された実施の形態の
動作について説明する。
【0097】受信信号は、復調及びデマッピング回路12
並びに内側復号器13によって、復調、デマッピング及び
内側復号処理される。内側復号器13からのデータは同期
回路65に供給される。同期回路65のフレーム同期符号検
出回路66はFAW及びSYNC又は反転FAW及び反転SYNC
を検出することによりフレーム同期及びスクランブル同
期を得る。更に、FAW識別回路67は入力されたデータ
のFAW又は反転FAWを識別して、各フレームのチャ
ンネルを判断する。フレーム同期バイト削除回路68は、
不要となったFAW及び反転FAWを入力データから削
除してデインターリーブ回路16に出力する。
【0098】他の作用は図4の実施の形態と同様であ
る。
【0099】このように、本実施の形態においては、図
1の実施の形態と同様の効果を得ると共に、FAW又は
反転FAWによってチャンネルを識別することができる
という利点もある。
【0100】図16は本発明の他の実施の形態に係る送
信装置を示すブロック図である。図16において図9と
同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略する。
本実施の形態は異なる方式の伝送フレームを多重伝送す
るものに適用した例である。例えば、MPEG2のトラ
ンスポートストリームにスクランブル処理、リードソロ
モン符号化処理及びコンボルーショナルインターリーブ
処理を施して得た伝送フレーム(以下、Aフレームとい
う)とAフレームとは異なるFEC(ForwardError Cor
rection)符号化を施した伝送フレーム(以下、Bフレ
ームという)とを時分割多重して、スクランブルフレー
ム毎に交互に伝送する例について説明する。
【0101】本実施の形態は符号挿入回路51に代えて符
号挿入回路71を設けた点が図9の実施の形態と異なる。
本実施の形態においては、スクランブルフレーム先頭の
SYNCは反転されていない。符号挿入回路71は、(188
+2t)バイト、即ち、1スクランブルフレーム毎にA
フレームとBフレームとを交互に読込む。
【0102】符号挿入回路71は、スクランブルフレーム
の先頭フレームの先頭のSYNCの前に反転FAWを挿入
し、その他のフレームのSYNCの前にFAWを挿入する。
更に、符号挿入回路71は、FAWの前にncビットのC
ONを挿入する。本実施の形態においては、CONとし
ては、伝送フレームの種類に応じたCON1,CON
2,…を挿入する。例えば、伝送フレームとしてAフレ
ーム及びBフレームを伝送する場合には、Aフレームを
伝送するスクランブルフレームの各フレームの先頭にC
ON1を挿入し、Bフレームを伝送するスクランブルフ
レームの各フレームの先頭にはCON2を挿入するよう
になっている。
【0103】こうして、符号挿入回路71からは1フレー
ムが(188+2t)×8+nf+ncビットで、1ス
クランブルフレームが8フレームで構成されたデータが
出力される。図17に示すように、スクランブルフレー
ムの先頭フレームにはCON1、反転FAW及びSYNCが
配列されるか又はCON2、反転FAW及びSYNCが配列
され、他のフレームには先頭にCON1、FAW及びSY
NCが配列されるか又はCON2、FAW及びSYNCが配列
される。
【0104】なお、本実施の形態においても、FAW及
び反転FAWとしてSYNCよりも自己相関性が高い符号を
用いる。
【0105】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図18を参照して説明する。図18は図1
6の実施の形態における動作を説明するためのフローチ
ャートである。本実施の形態の動作手順は図2のフロー
チャートによって示す手順と略々同様であり、図18に
おいて図2と同一の構成要素には同一符号を付して説明
を省略する。
【0106】入力端子1には例えばMPEG2のトラン
スポートストリームが入力される。トランスポートスト
リームは、ステップS1 乃至S3 において、スクランブ
ル処理、リードソロモン符号化処理及びインターリーブ
処理が施されて符号挿入回路71に供給される。符号挿入
回路71に入力されるAフレームのデータは、(188+
2t)バイト長である。また、各フレームの先頭にはSY
NCが配列されている。なお、スクランブルフレームの先
頭もSYNCである。本実施の形態においては、符号挿入回
路71にはBフレームのデータも入力される。
【0107】いま、所定のスクランブルフレームにおい
てAフレームのデータを伝送するものとする。この場合
には、符号挿入回路71は、ステップS41において、この
スクランブルフレームの先頭フレームに配列されている
SYNCの前に反転FAWを挿入し、更に、反転FAWの前
にCON1を挿入する。このスクランブルフレームの他
のフレームにおいては、符号挿入回路71は、先頭にCO
N1を挿入し、次にFAWを挿入する。
【0108】次の、スクランブルフレームにおいては、
符号挿入回路71は、先頭フレームに配列されているSYNC
の前に反転FAWを挿入し、更に、反転FAWの前にC
ON2を挿入する。このスクランブルフレームの他のB
フレームにおいては、符号挿入回路71は、先頭にCON
2を挿入し、次にFAWを挿入する。こうして、図17
に示すフレーム構成のデータを得る。
【0109】他の作用は図1の実施の形態と同様であ
る。
【0110】本実施の形態においては、FAW及び反転
FAWによって構成されるフレーム同期符号の自己相関
性をSYNCよりも高くする。これにより、受信側において
同期性能を向上させることができる。また、CON1,
CON2によって伝送フレーム種類を識別することもで
きる。
【0111】図19は本発明の他の実施の形態に係る受
信装置を示すブロック図である。図19において図11
と同一の構成要素には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0112】本実施の形態は図16の送信装置からの送
信信号を受信するものである。本実施の形態は同期回路
55に代えて同期回路75を採用した点が図11の実施の形
態と異なる。同期回路75はフレーム同期符号検出回路7
6、制御符号識別回路77及び削除回路78によって構成さ
れている。
【0113】フレーム同期符号検出回路76は入力された
データからFAW又は反転FAWを検出する。フレーム
同期検出回路76は、FAWを検出してフレーム同期を
得、反転FAWを検出してスクランブル同期を得て制御
符号識別回路77に出力する。制御符号識別回路77は入力
されたデータからCON1,CON2,…を検出する。
図17に示すフレーム構成のデータが入力された場合に
は、制御符号識別回路77は、CON1によってAフレー
ムを伝送するスクランブルフレームであることを検出
し、CON2によってBフレームを伝送するスクランブ
ルフレームであることを検出する。制御符号識別回路77
の出力は削除回路78に供給される。削除回路78は入力さ
れたデータからCON(CON1,CON2,…)、F
AW及び反転FAWを削除してデインターリーブ回路16
に出力するようになっている。
【0114】次に、このように構成された実施の形態の
動作について図20を参照して説明する。図20は図1
9の実施の形態の動作を説明するためのフローチャート
である。図20において図12と同一の手順には同一符
号を付して説明を省略する。
【0115】受信信号は、ステップS21において、復調
及びデマッピング処理され、更に内側復号処理されて同
期回路75に供給される。同期回路75においては、ステッ
プS45に示す伝送フレーム識別及び同期引込みを行う。
即ち、同期回路75のフレーム同期符号検出回路76はFA
W及び反転FAWを検出することによりフレーム同期及
びスクランブル同期を得る。制御符号識別回路77は入力
されたデータからCON(CON1,CON2,…)を
検出して識別する。
【0116】いま、所定のスクランブルフレームによっ
てAフレームが伝送されるものとする。この場合には、
制御符号識別回路77はCON1からスクランブルフレー
ムによってAフレームが伝送されていることを検出す
る。削除回路78はCON1、FAW及び反転FAWを削
除したデータをデインターリーブ回路16に出力する。こ
うして、Aフレームのデータは、ステップS23乃至S25
において、デインターリーブ処理、リードソロモン復号
処理及びデスクランブル処理が施されて元のデータに復
元される。
【0117】一方、所定のスクランブルフレームによっ
てBフレームが伝送されている場合には、制御符号識別
回路77はCON2からBフレームが伝送されていること
を検出する。削除回路78はCON2、FAW及び反転F
AWを削除したデータを図示しないBフレームの処理回
路に出力する。この場合には、ステップS23乃至S25の
処理は行われない。
【0118】このように、本実施の形態において、図1
1の実施の形態と同様の効果を得ることができると共
に、異なる種類の伝送フレームが多重伝送された場合で
も、伝送フレームの種類を制御符号により識別すること
ができるという効果を有する。
【0119】なお、上記各実施の形態においては、送信
装置では符号挿入回路以外は従来の回路を利用して構成
できるという利点があり、また、受信装置では、同期回
路以外は従来の回路を利用して構成できるという利点が
ある。
【0120】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、同
期性能を向上させることができると共に、フレーム先頭
に同期バイトが配列されていない伝送方式を含む複数方
式のフレーム構成を共存させることができるという効果
を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る送信装置の一実施の形態を示すブ
ロック図。
【図2】図1の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図3】図1の実施の形態におけるフレーム構成を説明
するための説明図。
【図4】本発明に係る受信装置の一実施の形態を示すブ
ロック図。
【図5】図5の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図6】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図7】図6の実施の形態の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図8】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図9】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図10】図9の実施の形態におけるフレーム構成を説
明するための説明図。
【図11】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図12】図11の実施の形態の動作を説明するための
フローチャート。
【図13】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図14】図13の実施の形態におけるフレーム構成を
説明するための説明図。
【図15】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図16】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図17】図16の実施の形態におけるフレーム構成を
説明するための説明図。
【図18】図16の実施の形態の動作を説明するための
フローチャート。
【図19】本発明の他の実施の形態を示すブロック図。
【図20】図19の実施の形態の動作を説明するための
フローチャート。
【図21】従来の送信装置を示すブロック図。
【図22】図21の従来例の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【図23】従来例におけるフレーム構成を説明するため
の説明図。
【図24】従来の受信装置を示すブロック図。
【図25】図24の従来例の動作を説明するためのフロ
ーチャート。
【符号の説明】
2…スクランブル回路、5…リードソロモン符号化器、
6…インターリーブ回路、7…内側符号化器、8…マッ
ピング及び変調回路、31…符号挿入回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の同期符号がフレーム毎に配列され
    たストリームに第2の同期符号をフレーム毎に付加して
    伝送し、受信側で前記第1及び第2の同期符号を用いて
    同期引込みを行うか又は前記第2の同期符号を用いて同
    期引込みを行うことを特徴とするフレーム同期方法。
  2. 【請求項2】 第1の同期符号がフレーム毎に配列され
    たストリームに第2の同期符号及び所定の制御符号をフ
    レーム毎に付加して伝送し、受信側で前記第1及び第2
    の同期符号並びに前記所定の制御符号を用いて同期引込
    みを行うか、前記第2の同期符号を用いて同期引込みを
    行うか又は前記第2の同期符号及び前記所定の制御符号
    を用いて同期引込みを行うと共に、前記所定の制御符号
    を識別することを特徴とするフレーム同期方法。
  3. 【請求項3】 第1の同期符号がパケット毎に配列され
    たトランスポートストリームが与えられ、このトランス
    ポートストリームに所定の信号処理を施して前記パケッ
    トに基づくフレーム単位で出力する信号処理手段と、 この信号処理手段の出力に第2の同期符号を前記フレー
    ム単位で付加するか又は前記第2の同期符号及び所定の
    制御符号を前記フレーム単位で付加する符号挿入手段
    と、 この符号挿入手段の出力に基づく出力を伝送路に送出す
    る送出手段とを具備したことを特徴とする送信装置。
  4. 【請求項4】 フレーム単位で第1の同期符号及び第2
    の同期符号が配列されたデータに基づく受信データが入
    力され、前記第1及び第2の同期符号を用いて同期引込
    みを行うか又は前記第2の同期符号を用いて同期引込み
    を行う同期引込み手段と、 前記受信データから前記第2の同期符号を削除して出力
    する削除手段と、 この削除手段の出力に送信側の信号処理の逆処理を施し
    てトランスポートストリームを復元する復号処理手段と
    を具備したことを特徴とする受信装置。
  5. 【請求項5】 前記受信データは、前記第1の同期符号
    が配列されていないフレーム構成のデータ又はフレーム
    構成を有していないデータも含むデータに基づくデータ
    であることを特徴とする請求項4に記載の受信装置。
  6. 【請求項6】 フレーム単位で第1の同期符号及び第2
    の同期符号並びに所定の制御符号が配列されたデータに
    基づく受信データが入力され、前記第1及び第2の同期
    符号並びに前記所定の制御符号を用いて同期引込みを行
    うか、前記第2の同期符号を用いて同期引込みを行うか
    又は前記第2の同期符号及び前記所定の制御符号を用い
    て同期引込みを行う同期引込み手段と、 前記所定の制御符号を識別する識別手段と、 前記受信データから前記第2の同期符号及び前記所定の
    制御符号を削除して出力する削除手段と、 この削除手段の出力に送信側の信号処理の逆処理を施し
    てトランスポートストリームを復元する復号処理手段と
    を具備したことを特徴とする受信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2000027111A1 (fr) * 1998-11-04 2000-05-11 Sharp Kabushiki Kaisha Systeme recepteur de radiodiffusion numerique
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