JP2000108067A - 吸着パット - Google Patents

吸着パット

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JP2000108067A
JP2000108067A JP10282129A JP28212998A JP2000108067A JP 2000108067 A JP2000108067 A JP 2000108067A JP 10282129 A JP10282129 A JP 10282129A JP 28212998 A JP28212998 A JP 28212998A JP 2000108067 A JP2000108067 A JP 2000108067A
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JP
Japan
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suction pad
suction
work
pat
view
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Pending
Application number
JP10282129A
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English (en)
Inventor
Yasushi Kodama
泰 児玉
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークが袋などのような柔らかいものの場合
でも、吸着力の低下を抑えてワークの吸着不良を大幅に
低減することができる吸着パットを提供する。 【解決手段】 4本のつっかえ棒16を、空気吸込口1
4の近傍で空気吸込口14の周囲を囲むようして、吸着
パット11の上底13に、吸着パット11の開口面17
へ向けて突設する。また、つっかえ棒の先端に、吸着パ
ットの開口面に平行に板を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は吸着パットに関し、
デパレタイズロボットのハンド部などに取り付けられる
吸着パットに適用して有用なものである。
【0002】
【従来の技術】デパレタイズロボットは、パレットなど
の上に載置・配列されているバケット、箱又は袋などの
ワークを順に取り出す「デパレタイズ動作」を行うロボ
ットである。そして、かかるデパレタイズロボットに
は、ワークを吸着してパレットから取り出すために吸着
パットが取り付けられているものがある。
【0003】図3(a)は従来の吸着パットの平面図
(図3(b)のA方向矢視図)、図3(b)は前記吸着
パットの正面図、図3(c)は前記吸着パットの平面図
(図3(d)のB方向矢視図)、図3(d)は前記吸着
パットの側面図である。また、図4(a)及び(b)は
デパレタイズロボットのハンド部へ前記吸着パットを取
り付けた状態を示す正面図及び側面図である。
【0004】図3に示すように、吸着パット1は容器を
逆さにしたような形状を有している。吸着パット1の下
部には下方に広がった吸着部2を有しており、上底3の
中央部には吸着パット1内へと通ずる空気吸込口4が設
けられている。従って、空気吸込口4から吸着パット1
内の空気を吸い込むと、ワーク5が吸着部2に吸着され
る。
【0005】そして、この吸着パット1は、図4に示す
ように、デパレタイズロボットのアーム7の先端のハン
ド部6に取り付けられ、空気吸込口4(図3参照)には
空気吸込管8が接続される。従って、吸着パット1はロ
ボットアーム7の動作により移動し、図示しないパレッ
ト上のワーク5を吸着してパレットから順次取り出す。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の吸着パット1では、ワーク5が袋などのような柔ら
かいものの場合には、図2及び図4中に二点鎖線で示す
ように、吸着パット1でワーク5を吸着したときに、こ
のワーク5が変形して吸着パット1内に入り込み、空気
吸込口4が設けられている上底3に接触する。その結
果、吸着断面積が空気吸込口4部分だけと小さくなり、
吸着パット1の吸着力が大幅に低下してしまう。このた
め、ワーク5の吸着不良の原因となる。
【0007】従って本発明は上記従来技術に鑑み、ワー
クが袋などのような柔らかいものの場合でも、吸着力の
低下を抑えてワークの吸着不良を大幅に低減することが
できる吸着パットを提供することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する第1
発明の吸着パットは、ロボットのハンド部などに取り付
けられてワークを吸着する吸着パットにおいて、この吸
着パットで柔らかいワークを吸着したときに、このワー
クが変形して吸着パット内に入り込み、空気吸込口が設
けられている吸着パットの底に接触するのを阻止するよ
うに、接触阻止部材を吸着パット内に設けたことを特徴
とする。
【0009】また、第2発明の吸着パットは、第1発明
の吸着パットにおいて、前記接触阻止部材は、前記吸着
パットの底に、吸着パットの開口面へ向けて突設したつ
っかえ棒であることを特徴とする。
【0010】従って、これら第1又は第2発明の吸着パ
ットによれば、吸着パットで柔らかいワークを吸着した
ときに、このワークが変形し吸着パット内に入り込んで
吸着パットの底に接触しようとしても、これをつっかえ
棒などの接触阻止部材によって阻止することができる。
【0011】また、第3発明の吸着パットは、第2発明
の吸着パットにおいて、前記つっかえ棒の先端に、前記
吸着パットの開口面に略平行に板を設けたことを特徴と
する。
【0012】従って、この第3発明の吸着パットによれ
ば、つっかえ棒の先端に、吸着パットの開口面に略平行
に板を設けたため、吸着パットで柔らかいワークを吸着
したときには、このワークが前記板に当たるため、ワー
クにかかる負荷を低減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づき詳細に説明する。
【0014】<実施の形態1>図1(a)は本発明の実
施の形態1に係る吸着パットの平面図(図1(b)のC
方向矢視図)、図1(b)は前記吸着パットの正面図、
図1(c)は前記吸着パットの平面図(図1(d)のD
方向矢視図)、図1(d)は前記吸着パットの側面図で
ある。
【0015】図1に示すように、吸着パット11は容器
を逆さにしたような形状を有している。吸着パット11
の下部には下方に広がった吸着部12を有しており、上
底13の中央部には吸着パット11内へと通ずる空気吸
込口14が設けられている。従って、空気吸込口14か
ら吸着パット11内の空気を吸い込むと、ワーク15が
吸着部12に吸着される。
【0016】そして、本吸着パット11の内部には、上
底13へのワーク15の接触を阻止する接触阻止部材と
して、4本のつっかえ棒16が設けられている。これら
4本のつっかえ棒16は空気吸込口14の近傍で空気吸
込口14の周囲を囲むようして、吸着パット11の上底
13に、吸着パット11の開口面17へ向けて突設され
ている。
【0017】従って、上記構成の吸着パット11によれ
ば、図1中に二点鎖線で示すように、ワーク15が袋な
どのような柔らかいものの場合、この柔らかいワーク1
5を吸着パット11で吸着したときに、ワーク15が変
形し吸着パット11内に入り込んで吸着パット11の上
底13に接触しようとしても、これをつっかえ棒8によ
って阻止することができる。
【0018】このため、ワーク15が袋などのような柔
らかいものの場合でも、吸着力の低下を抑えてワーク1
5の吸着不良を大幅に低減することができる。
【0019】<実施の形態2>図2(a)は本発明の実
施の形態2に係る吸着パットの平面図(図2(b)のE
方向矢視図)、図2(b)は前記吸着パットの正面図、
図2(c)は前記吸着パットの平面図(図2(d)のF
方向矢視図)、図2(d)は前記吸着パットの側面図で
ある。なお、図2中、上記実施の形態1(図1参照)と
同様の部分には同一の符号を付し、重複する詳細な説明
は省略する。
【0020】図2に示すように、本実施の形態2に係る
吸着パット21では、つっかえ棒16の先端に、吸着パ
ット21の開口面17に平行にリング状の板22が設け
られている。
【0021】従って、上記構成の吸着パット21によれ
ば、つっかえ棒16の先端に、吸着パット21の開口面
17に平行に板22を設けたため、吸着パット21で柔
らかいワーク15を吸着したときには、このワーク15
が板22に当たるため、ワーク15にかかる負荷を低減
することができる。
【0022】つまり、上記実施の形態1の吸着パット1
1では、図1に示すように、吸着パット11で柔らかい
ワーク15を吸着したときには、このワーク15がつっ
かえ棒16の先端にのみ当たるため、ワーク15にかか
る負荷が大きい。このため、ワーク15の材質がビニー
ルなどの弱いものである場合にはワーク15の破損を招
く虞がある。
【0023】これに対して、上記のようにつっかえ棒1
6の先端に板22を設ければ、この板22にワーク15
が当たるため、ワーク15にかかる負荷を低減すること
ができる。このため、ワーク15がビニールなどの弱い
材質のものであっても、ワーク15の破損を防止するこ
とができる。
【0024】なお、上記の吸着パット11,21を図4
に示すデパレタイズロボットのハンド部6に取り付ける
場合には、従来の吸着パット1と同様に取り付けられる
(図4参照)。
【0025】また、本発明の吸着パットはデパレタイズ
ロボットのハンド部に取り付けて有用なものであるが、
これに限定するものではなく、その他のロボットのハン
ド部など、その他の機器に取り付けてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上、発明の実施の形態と共に具体的に
説明したように、第1又は第2発明の吸着パットによれ
ば、吸着パットで柔らかいワークを吸着したときに、こ
のワークが変形し吸着パット内に入り込んで吸着パット
の底に接触しようとしても、これをつっかえ棒などの接
触阻止部材によって阻止することができる。このため、
ワークが袋などのような柔らかいものの場合でも、吸着
力の低下を抑えてワークの吸着不良を大幅に低減するこ
とができる。
【0027】また、第3発明の吸着パットによれば、つ
っかえ棒の先端に、吸着パットの開口面に略平行に板を
設けたため、吸着パットで柔らかいワークを吸着したと
きには、このワークが前記板に当たるため、ワークにか
かる負荷を低減することができる。このため、ワークが
ビニールなどの弱い材質のものであっても、ワークの破
損を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施の形態1に係る吸着パッ
トの平面図((b)のC方向矢視図)、(b)は前記吸
着パットの正面図、(c)は前記吸着パットの平面図
((d)のD方向矢視図)、(d)は前記吸着パットの
側面図である。
【図2】(a)は本発明の実施の形態2に係る吸着パッ
トの平面図((b)のE方向矢視図)、(b)は前記吸
着パットの正面図、(c)は前記吸着パットの平面図
((d)のF方向矢視図)、(d)は前記吸着パットの
側面図である。
【図3】(a)は従来の吸着パットの平面図((b)の
A方向矢視図)、(b)は前記吸着パットの正面図、
(c)は前記吸着パットの平面図((d)のB方向矢視
図)、図3(d)は前記吸着パットの側面図である。
【図4】(a)及び(b)はデパレタイズロボットのハ
ンド部へ前記吸着パットを取り付けた状態を示す正面図
及び側面図である。
【符号の説明】
11 吸着パット 12 吸着部 13 上底 14 空気吸込口 16 つっかえ棒 17 開口面 21 吸着パット 22 板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットのハンド部などに取り付けられ
    てワークを吸着する吸着パットにおいて、 この吸着パットで柔らかいワークを吸着したときに、こ
    のワークが変形して吸着パット内に入り込み、空気吸込
    口が設けられている吸着パットの底に接触するのを阻止
    するように、接触阻止部材を吸着パット内に設けたこと
    を特徴とする吸着パット。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載する吸着パットにおい
    て、 前記接触阻止部材は、前記吸着パットの底に、吸着パッ
    トの開口面へ向けて突設したつっかえ棒であることを特
    徴とする吸着パット。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載する吸着パットにおい
    て、 前記つっかえ棒の先端に、前記吸着パットの開口面に略
    平行に板を設けたことを特徴とする吸着パット。
JP10282129A 1998-10-05 1998-10-05 吸着パット Pending JP2000108067A (ja)

Priority Applications (1)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010524712A (ja) * 2007-04-26 2010-07-22 ペース イノベーションズ, エル.シー. 真空把持装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010524712A (ja) * 2007-04-26 2010-07-22 ペース イノベーションズ, エル.シー. 真空把持装置

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