JP2000091645A - 半導体発光装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体発光装置及びその製造方法

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JP2000091645A
JP2000091645A JP10256250A JP25625098A JP2000091645A JP 2000091645 A JP2000091645 A JP 2000091645A JP 10256250 A JP10256250 A JP 10256250A JP 25625098 A JP25625098 A JP 25625098A JP 2000091645 A JP2000091645 A JP 2000091645A
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雅俊 尾本
Masako Yabe
雅子 矢部
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、発光部が大きく、表示品位が高い
表示パネル用ドットマトリックスを構成できる半導体発
光装置及びその製造方法を提供することを目的とする。 【解決手段】 基板2の表面に表面電極7A,7Bが形
成されると共に裏面に実装用電極8A,8Bが形成さ
れ、表面電極7A,7Bと実装用電極8A,8Bとが装
置端部に位置するスルーホール1により接続され、表面
電極7A上に発光素子が搭載されモルード樹脂3により
モールドされて構成される半導体発光装置において、ス
ルーホール1の発光素子3搭載側が薄膜6により塞がれ
ており、その上部までモールド樹脂4を畝状の形状で形
成して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、LED発光素子か
ら構成される半導体発光装置及びその製造方法に関し、
特に携帯電話等の照明用のチップ型LEDなどに応用さ
れる半導体発光装置及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のLED発光素子から構成される半
導体発光装置としては、例えば、特許第2114847
号に記載されるようなものがあり、それについて、図6
〜図8を参照して説明する。
【0003】その製造は、まず、図6に示すように、ス
ルーホール孔11が平行に形成された基板12を用い
て、スルーホール孔11の一方に接続された電極上にL
ED発光素子13を搭載し、他方のスルーホール孔11
に接続された電極に金線15をボンディングし、LED
発光素子13をモールド樹脂14によりモールドする。
そして、カッティングラインl11,l12でカッティング
することにより、図7や図8に示すような半導体発光装
置を得ることができる。なお、図7に示したものは単一
のLED発光素子13から構成されるものであり、図8
に示したものは2個のLED発光素子13から構成され
るものである。
【0004】また、モールド樹脂14は、スルーホール
孔11の配列方向と同方向で列毎に分離されるように形
成される。そして、カッティングラインl12と平行な方
向のモールド樹脂14の断面がカッティングラインl12
に重ならず、モールド樹脂14が上方向に凸の畝状にな
るように形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来の技術では、モールド樹脂14をスルーホール孔1
1から漏れないように形成する必要があるため、樹脂モ
ールド部のサイズが規制されてしまった。
【0006】すると、半導体発光装置デバイスのサイズ
に対する発光部の面積比が制限されることになり、十分
な発光特性が得られないか、発光部を十分なサイズに維
持するには半導体発光装置自体が大型化してしまった。
【0007】さらに、この従来の半導体発光装置を複数
使用して、例えば表示パネル用ドットマトリックスを構
成する場合、各デバイス間即ち半導体発光装置の発光部
間の隙間が大きくなってしまい、表示品位を劣化させる
という欠点もあった。
【0008】本発明は、上記のような課題を解決するた
めになされたものであって、発光部が大きく、表示品位
が高い表示パネル用ドットマトリックスを構成できる半
導体発光装置及びその製造方法を提供することを目的と
する。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に記載の発明では、基板の表面に表面電極
が形成されると共に裏面に実装用電極が形成され、表面
電極と実装用電極とが装置端部に位置するスルーホール
により接続され、表面電極上に発光素子が搭載されモル
ード樹脂によりモールドされて構成される半導体発光装
置において、スルーホールの光素子搭載側を薄膜により
塞ぎ、その上部までモールド樹脂を畝状の形状で形成し
て構成している。
【0010】請求項1に記載の発明によれば、スルーホ
ールの発光素子搭載側を薄膜により塞ぎ、その上部まで
モールド樹脂を形成するように構成しているので、製造
工程におけるモールド時にモールド樹脂の漏れを防止し
て、従来のものと同じデバイスサイズで、スルーホール
の制約なしに樹脂モールド部の大型化が可能となる。し
たがって、発光部を大型化でき、表示品位が高い表示パ
ネル用ドットマトリックスを構成できる半導体発光装置
を実現できる。また、モールド樹脂を畝状としているの
で、製造時に基板上部全面にモールド樹脂を形成する場
合と比較して、そりの発生を低減することができる。
【0011】また、請求項2に記載の発明では、基板の
表面に表面電極が形成されると共に裏面に実装用の裏面
電極が形成され、表面電極と裏面電極とがスルーホール
により接続され、表面電極上に発光素子が搭載されモル
ード樹脂によりモールドされて構成される半導体発光装
置において、基板を表面電極が形成された上部層と裏面
電極が形成された下部層との2層構造とし、それら上部
層又は下部層のいずれか一方にスルーホールを形成し、
そのスルーホールが他方に形成された表面電極又は裏面
電極のいずれかに接続されるように側面を介した立体配
線を形成して構成している。
【0012】請求項2に記載の発明によれば、上記のよ
うな2層構造とし、その上部層又は下部層のいずれか一
方にスルーホールを形成し、そのスルーホールが他方の
電極に接続されるように側面を介した立体配線を形成し
て構成しているので、製造工程におけるモールド時にモ
ールド樹脂の漏れを防止して、従来のものと同じデバイ
スサイズで、スルーホールの制約なしに樹脂モールド部
の大型化が可能となる。したがって、発光部を大型化で
き、表示品位が高い表示パネル用ドットマトリックスを
構成できる半導体発光装置を実現できる。なお、モール
ド樹脂を畝状とすることが好ましく、それは製造時に基
板上部全面にモールド樹脂を形成する場合と比較して、
そりの発生を低減することができるからである。
【0013】また、請求項3に記載の発明では、表面に
表面電極が形成される共に裏面に実装用電極が形成さ
れ、更にそれら表面電極と実装用電極とを接続するスル
ーホールが形成された基板を用いて、その基板の表面電
極上に発光素子を搭載してモルード樹脂によりモールド
する半導体発光装置の製造方法において、スルーホール
の発光素子搭載側を薄膜により塞いだ後、その上部まで
モールド樹脂を畝状の形状で列毎に分離するように形成
し、その列毎に切断することとしている。
【0014】請求項3に記載の発明によれば、スルーホ
ールの発光素子搭載側を薄膜により塞いだ後、その上部
までモールド樹脂を畝状の形状で列毎に分離するように
形成し、その列毎に切断することとしているので、モー
ルド時にモールド樹脂の漏れを防止して、従来のものと
同じデバイスサイズで、スルーホールの制約なしに樹脂
モールド部の大型化が可能となる。したがって、発光部
を大型化でき、表示品位が高い表示パネル用ドットマト
リックスを構成できる半導体発光装置を実現できる。ま
た、モールド樹脂を畝状としているので、製造時に基板
上部全面にモールド樹脂を形成する場合と比較して、そ
りの発生を低減することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。第1の実施形態につい
て、要部斜視図である図1を用いて説明する。
【0016】第1の実施形態の半導体発光装置は、図1
に示すように、基板2の表面に表面電極7A,7Bが形
成され裏面に実装用電極(図示なし)が形成されてお
り、これら表面電極7A,7Bと実装用電極とがスルー
ホール1により接続されいる。そして、表面電極7A上
に発光素子(図示なし)が搭載され、その発光素子が金
線(図示なし)により表面電極7Bにボンディングさ
れ、その上部にモールド樹脂4がモールドされて構成さ
れるものである。
【0017】本実施形態のものでは、スルーホール1
(孔)の表面電極7A,7B側が、薄膜6により塞がれ
ており、前述の図6〜8を用いて説明した従来のものと
異なり、その上部にまでモールド樹脂4が形成されてい
る。また、このモールド樹脂4は、スルーホール1を分
断するようなカッティングラインl1に垂直な方向の断
面形状が台形となるような畝状の形状で形成されてい
る。
【0018】なお、薄膜6としては、導電性材料でも非
導電性材料でも良いが、例えば銅箔を用いれば、表面電
極7A,7Bと同時形成することができる。また、薄膜
6として裏面に接着剤が塗布された樹脂フィルムを用い
ることもでき、それに用いる樹脂材料としては、ポリア
ミド、ポリエステル、エポキシ等が適用可能である。
【0019】本実施形態の半導体発光装置の製造方法に
おいては、前述の図6を用いて説明した従来のものと同
様の多連取りの基板(2)に、スルーホール1の配列方
向と平行方向に畝状のモールド樹脂4を直線状に形成
し、カッティングラインl1に沿ってカッティングを施
したものである。そして、モールド樹脂4形成前には、
スルーホール1の発光素子搭載側を薄膜6により塞いだ
後、その上部までモールド樹脂4を畝状の形状で列毎に
分離するように形成し、その列毎に切断したものであ
る。なお、スルーホール1の内部やランド部は、例えば
銅泊により形成可能なものである。
【0020】なお、本実施形態で用いた基板は、スルー
ホール用の孔を形成した後、裏面電極(実装用電極8
A,8B)を銅箔等の導電性材料により形成し、スルー
ホールを銅箔等の導電性材料により形成した後、表面電
極7A,7Bを銅箔等の導電性材料により形成したもの
である。そして、薄膜6として、例えば銅箔を用いれ
ば、表面電極7A,7Bと同時形成することができる。
【0021】次に、第2の実施形態について、その要部
斜視図である図2を用いて説明する。図2に示した第2
の実施形態が、上記第1の実施形態と異なる点は、モー
ルド樹脂4の形状が異なる点だけである。そなわち、第
2の実施形態において、モールド樹脂4は、スルーホー
ル1の配列方向にほぼ垂直なカッティングラインl2
垂直な方向の断面形状が台形となるような畝状の形状で
形成されている。
【0022】また、本実施形態の半導体発光装置の製造
方法においては、前述の図6を用いて説明した従来のも
のと同様の多連取りの基板(2)に、スルーホール1の
配列方向と垂直方向に畝状のモールド樹脂4を直線状に
形成し、カッティングラインl1に沿ってカッティング
を施したものである。そして、モールド樹脂4形成前に
は、スルーホール1の発光素子搭載側を薄膜6により塞
いだ後、その上部までモールド樹脂4を畝状の形状で列
毎に分離するように形成し、その列毎に切断したもので
ある。
【0023】なお、本実施例においても、薄膜6として
は、導電性材料でも非導電性材料でも良いが、例えば銅
箔を用いれば、表面電極7A,7Bと同時形成すること
ができる。また、薄膜6として裏面に接着剤が塗布され
た樹脂フィルムを用いることもでき、それに用いる樹脂
材料としては、ポリアミド、ポリエステル、エポキシ等
が適用可能である。
【0024】また、本実施形態でも用いた基板は、スル
ーホール用の孔を形成した後、裏面電極(実装用電極8
A,8B)を銅箔等の導電性材料により形成し、スルー
ホールを銅箔等の導電性材料により形成した後、表面電
極7A,7Bを銅箔等の導電性材料により形成したもの
である。そして、薄膜6として、例えば銅箔を用いれ
ば、表面電極7A,7Bと同時形成することができる。
【0025】次に、第3の実施形態について、その要部
断面図である図3を用いて説明する。
【0026】第3の実施形態の半導体発光装置は、図3
に示すように、基板が上部層2Aと下部層2Bとの2層
構造から成り、基板上部層2Aの表面に表面電極7A,
7Bが形成されており、表面電極7A上に発光素子3が
搭載されている。そして、下層部2A,2Bの裏面にそ
れぞれ実装用の裏面電極8A,8Bが形成されている。
さらに、表面電極7A,7Bのそれぞれが、スルーホー
ル1’A,1’Bを介して裏面電極8’A,8’Bに接
続されるように、下部層2の側面を介して立体配線9
A,9Bにより配線されている。このように、本実施形
態では、下層部2において、裏面電極8’A,8’Bに
下層部2の側面にも位置する立体配線9A,9Bを形成
しているので、実装時には、固着強度や濡れ性が向上す
る。
【0027】また、上部層2Aの上面には、発光素子3
を覆うように、モールド樹脂4がモールドされて構成さ
れている。
【0028】そして、本実施形態のものでは、このよう
に、端部に露出しない内部にスルーホール1’A,1’
Bを配置して、基板上部層2Aの表面電極7A,7Bと
基板下層部2Bの裏面電極8’A,8’Bとを、立体配
線9A,9Bを介して接続するように構成しているの
で、前述の図6〜8を用いて説明した従来のものと異な
り、モールド樹脂4が素子上部面の全面に形成されてい
る。すなわち、本実施形態のものによれば、スルーホー
ルを内部に形成することによって、スルーホールの位置
に関係なく、モールド樹脂4を形成することができる。
【0029】なお、スルーホールは、上記のように基板
下層部に形成せず、基板上部層に形成しても良いもので
ある。また、下層部2Bの電極部分はスルーホールで形
成することが可能であり、また、下層部2Bとしてスリ
ット穴による無電界メッキで形成した基板と上部層2A
のスルーホールとをメッキ導通接続しても良い。
【0030】また、図4に示すように、このモールド樹
脂4は、上記第1の実施形態、又は第2の実施形態のよ
うに、基板端面(素子端面)のカッティングラインのい
ずれかの方向に、断面形状が台形となるような畝状の形
状で形成されているのが好ましく、その方向はいずれで
も良い。また、図5に示すように、モールド樹脂4を直
方体形状のものでも良い。しかしながら、図4に示した
ものの方が、モールド樹脂4を畝状としているので、図
5に示したものと比較して、そりの発生を低減すること
ができるので好ましい。
【0031】なお、図3に示した第3の実施形態のもの
では、基板下層部2Bによって、モールド樹脂4がスル
ーホール1’A,1’Bを通って裏面に漏れることが防
止される。
【0032】上記のいずれの実施形態のものによって
も、製造工程におけるモールド時にモールド樹脂の漏れ
を防止して、従来のものと同じデバイスサイズで、スル
ーホールの制約なしに樹脂モールド部の大型化が可能と
なる。したがって、発光部を大型化でき、表示品位が高
い表示パネル用ドットマトリックスを構成できる半導体
発光装置を実現できる。また、上記第1の実施形態、第
2の実施形態、及び第3の実施形態のうち図4に示した
もののよれば、モールド樹脂を畝状としているので、製
造時に基板上部全面にモールド樹脂を形成する場合と比
較して、そりの発生を低減することができる。
【0033】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載の発明に
よれば、スルーホールの発光素子搭載側を薄膜により塞
ぎ、その上部までモールド樹脂を形成するように構成し
ているので、製造工程におけるモールド時にモールド樹
脂の漏れを防止して、従来のものと同じデバイスサイズ
で、スルーホールの制約なしに樹脂モールド部の大型化
が可能となる。したがって、発光部を大型化でき、表示
品位が高い表示パネル用ドットマトリックスを構成でき
る半導体発光装置を実現できる。また、モールド樹脂を
畝状としているので、製造時に基板上部全面にモールド
樹脂を形成する場合と比較して、そりの発生を低減する
ことができる。
【0034】また、請求項2に記載の発明によれば、上
記のような2層構造とし、その上部層又は下部層のいず
れか一方にスルーホールを形成し、そのスルーホールが
他方の電極に接続されるように側面を介した立体配線を
形成して構成しているので、製造工程におけるモールド
時にモールド樹脂の漏れを防止して、従来のものと同じ
デバイスサイズで、スルーホールの制約なしに樹脂モー
ルド部の大型化が可能となる。したがって、発光部を大
型化でき、表示品位が高い表示パネル用ドットマトリッ
クスを構成できる半導体発光装置を実現できる。なお、
モールド樹脂を畝状とすることが好ましく、それは製造
時に基板上部全面にモールド樹脂を形成する場合と比較
して、そりの発生を低減することができるからである。
【0035】また、請求項3に記載の発明によれば、ス
ルーホールの発光素子搭載側を薄膜により塞いだ後、そ
の上部までモールド樹脂を畝状の形状で列毎に分離する
ように形成し、その列毎に切断することとしているの
で、モールド時にモールド樹脂の漏れを防止して、従来
のものと同じデバイスサイズで、スルーホールの制約な
しに樹脂モールド部の大型化が可能となる。したがっ
て、発光部を大型化でき、表示品位が高い表示パネル用
ドットマトリックスを構成できる半導体発光装置を実現
できる。また、モールド樹脂を畝状としているので、製
造時に基板上部全面にモールド樹脂を形成する場合と比
較して、そりの発生を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の半導体発光装置の概
略構造を示す要部斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施形態の半導体発光装置の概
略構造を示す要部斜視図である。
【図3】本発明の第3の実施形態の半導体発光装置の概
略構造を示す要部断面図である。
【図4】第3の実施形態の半導体発光装置の外観構造を
示す要部斜視図である。
【図5】第3の実施形態の半導体発光装置の外観構造を
示す要部斜視図である。
【図6】従来の半導体発光装置の製造方法を示す要部斜
視図である。
【図7】従来の半導体発光装置の概略構造を示す要部斜
視図である。
【図8】従来の半導体発光装置の概略構造を示す要部斜
視図である。
【符号の説明】
1,1’A,1’B スルーホール 2 基板 2A 基板上層部 2B 基板下層部 3 発光素子 4 モールド樹脂 5 金線 6 薄膜 7A,7B 表面電極 8A,8B 実装用電極 8’A,8’B 裏面電極

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板の表面に表面電極が形成されると共
    に裏面に実装用電極が形成され、前記表面電極と実装用
    電極とが装置端部に位置するスルーホールにより接続さ
    れ、前記表面電極上に発光素子が搭載されモルード樹脂
    によりモールドされて構成される半導体発光装置におい
    て、 前記スルーホールの前記発光素子搭載側が薄膜により塞
    がれており、その上部まで前記モールド樹脂が畝状の形
    状で形成されていることを特徴とする半導体発光装置。
  2. 【請求項2】 基板の表面に表面電極が形成されると共
    に裏面に実装用の裏面電極が形成され、前記表面電極と
    裏面電極とがスルーホールにより接続され、前記表面電
    極上に発光素子が搭載されモルード樹脂によりモールド
    されて構成される半導体発光装置において、 前記基板は前記表面電極が形成された上部層と前記裏面
    電極が形成された下部層との2層構造からなり、該上部
    層又は下部層のいずれか一方に前記スルーホールが形成
    され、該スルーホールが他方に形成された前記表面電極
    又は前記裏面電極のいずれかに接続されるように側面を
    介した立体配線が形成されていることを特徴とする半導
    体発光装置。
  3. 【請求項3】 表面に表面電極が形成される共に裏面に
    実装用電極が形成され、更にそれら表面電極と実装用電
    極とを接続するスルーホールが形成された基板を用い
    て、該基板の表面電極上に発光素子を搭載してモルード
    樹脂によりモールドする半導体発光装置の製造方法にお
    いて、 前記スルーホールの前記発光素子搭載側を薄膜により塞
    いだ後、その上部までモールド樹脂を畝状の形状で列毎
    に分離するように形成し、その列毎に切断することを特
    徴とする半導体発光装置の製造方法。
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