JP2924583B2 - 素子分離型複合マイクロ波回路モジュール - Google Patents

素子分離型複合マイクロ波回路モジュール

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JP2924583B2
JP2924583B2 JP5196659A JP19665993A JP2924583B2 JP 2924583 B2 JP2924583 B2 JP 2924583B2 JP 5196659 A JP5196659 A JP 5196659A JP 19665993 A JP19665993 A JP 19665993A JP 2924583 B2 JP2924583 B2 JP 2924583B2
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dielectric substrate
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秀樹 草光
孝雄 小泉
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    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
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    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • HELECTRICITY
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    • H01L2924/19Details of hybrid assemblies other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/191Disposition
    • H01L2924/19101Disposition of discrete passive components
    • H01L2924/19107Disposition of discrete passive components off-chip wires

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  • Multi-Conductor Connections (AREA)
  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)
  • Production Of Multi-Layered Print Wiring Board (AREA)
  • Waveguide Connection Structure (AREA)
  • Waveguides (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は素子分離型複合マイクロ
波回路モジュールに係り、特にマイクロ波帯の回路を構
成する能動素子と受動素子を同一基板上で一体化した素
子分離型複合マイクロ波回路モジュールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の複合マイクロ波回路モジュール
は、多層に重ね合せた誘電体基板にグランド面を上層と
下層に形成し、中間層に信号伝送のための信号回路を形
成し、上層と下層のグランド面を互いに短絡するスルー
ホールによりシ−ルドを行っている(例えば、特開平4
−29103号公報)。この複合マイクロ波回路モジュ
ールによれば、トランジスタ、ダイオード、集積回路
(IC)などの能動素子と、ストリップ線路などにより
形成された受動素子を互いに1つの基板上で一体化して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、この複合マ
イクロ波回路モジュールは、ストリップ線路、マイクロ
ストリップ線路、又はコプレーナ線路で構成されるフィ
ルタや方向性結合器等の受動素子が、基板製作と同時に
作り込まれるために、製作精度等の原因により希望した
特性が得られなかった場合、他の回路部が正常であって
も、その基板全体が不良品となってしまう。従って、従
来の複合マイクロ波回路モジュールは、多数の受動素子
が作り込まれた基板においては、その歩留りが著しく低
下することがあり、コスト的に不利な構造である。
【0004】本発明は上記の点に鑑みなされたもので、
機能・受動部品毎にブロック状の回路基板に分け、ブロ
ック状の回路基板を1つのベース基板上に搭載すること
により、上記の課題を解決した素子分離型複合マイクロ
波回路モジュールを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、第1の上層と第1の下層
がグランド面を形成し、第1のスルーホールにより第1
上層と第1の下層が互いに短絡され、かつ、受動素子
又は能動素子が第1の中層に搭載された、必要最小限の
大きさでブロック状に形成された多層誘電体基板と、
2の中層より上の基板材が除去されて該多層誘電体基板
が嵌合される凹部が形成され、かつ、第2の上層と第2
の下層がグランド面を形成し、第2のスルーホールによ
り該第2の上層と第2の下層が互いに短絡されると共
に、第2の中層に電源・信号線路が形成された多層構造
のベース基板とを有する。ここで、前記多層誘電体基板
のうち前記能動素子が搭載される多層誘電体基板は、中
層の前記電源・信号線路より上の基板材が除去されたキ
ャビティ内に能動素子が搭載されている。
【0006】 そして、本発明は前記ベース基板の凹部
に組み込まれた前記多層誘電体基板の電源・信号線路同
士又はベース基板と多層誘電体基板の前記電源・信号線
路同士を相互にボンディングワイヤ又はリボンで電気的
に接続して構成したものである。
【0007】また、請求項記載の発明では、上層と下
層がグランド面を形成し、第1のスルーホールにより上
層と下層が互いに短絡され、かつ、電源・信号線路と受
動素子又は能動素子とが中層に形成されたブロック状の
多層誘電体基板と、多層誘電体基板が複数個規則的に並
べて配置される凹部と、この凹部の両側の表層に形成さ
れた電源供給線路とを備え、凹部の底面と基板底面とが
それぞれグランド面を形成し、第2のスルーホールによ
り凹部の底面と基板底面とが互いに短絡されたベース基
板とを有する。
【0008】ここで、前記多層誘電体基板のうち前記能
動素子が形成される位置に配置される多層誘電体基板
は、表層に電源端子が設けられ、かつ、中層の前記電源
・信号線路より上の基板材が除去されたキャビティ内に
能動素子が搭載されると共に、能動素子が電源線路と第
3のスルーホールを介して電源端子に電気的に接続され
る。そして、本発明は上記電源端子と前記ベース基板の
電源供給線路とが電気的に接続され、前記ベース基板の
凹部に組み込まれた前記多層誘電体基板の電源・信号線
路同士を相互に電気的に接続して構成したものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明では、能動素子や受動素子
毎にブロック状の多層誘電体基板に組み込むようにして
いるため、希望の素子特性が得られる多層誘電体基板の
みの選択、交換が容易にできる。
【0010】 また、請求項記載の発明では、前記能
動素子が形成される位置に配置される多層誘電体基板の
表層に設けられた電源端子と前記ベース基板の電源供給
線路とが電気的に接続され、前記ベース基板の凹部に複
数個規則的に組み込まれたブロック状の多層誘電体基板
の電源・信号線路同士を相互に電気的に接続して構成し
たものであるため、ベース基板自体には信号線路を不要
とすることができる。
【0011】また、前記ベース基板の前記凹部形成面と
は反対側の基板底面を、金属製のベースプレートに取り
付けるようにしているため、ベース基板の強度を補強す
ることができ、また放熱効率を上げ、発熱量の大きい素
子を組み込むことができる。
【0012】
【実施例】図1(A)及び(B)は本発明の第1実施例
の斜視図及び部分平面図、図2は図1(A)中II−I
I線に沿う断面図を示す。同図において、本実施例の複
合マイクロ波回路モジュール1は、ベース基板2、素子
基板3〜7及びベースプレート8よりなる。ベース基板
2は多層誘電体基板で、例えば低温度焼成多層セラミッ
ク基板より構成されており、図2に示すように上層には
全面に導電層による上層部グランド21が形成され、中
層には電源・信号線路22が形成され、下層には全面に
導電層による底面グランド23が形成されている。上層
部グランド21と底面グランド23とは、導電性ペース
トで埋められている多数のスルーホール24によって短
絡され、シールドが持たせられている。
【0013】更に、ベース基板2は中層より上の基板材
が、素子基板3〜7をはめ込むことができるように、図
1(A)に示す如く、素子基板3〜7の外形に合わせて
くりぬかれた凹部2a〜2eが形成されている。凹部2
a、2b、2c、2d及び2eは、それぞれ素子基板
3、4、5、6及び7が嵌合される。
【0014】素子基板3〜6もベース基板2と同じよう
に、例えば低温度焼成多層セラミック基板より構成され
た多層誘電体基板であるが、ベース基板2と異なり、必
要最小限の大きさを持つブロック形状とされている。こ
の素子基板3〜6は、図2に示すように上層には全面に
導電層による上層部グランド11が形成され、中層には
電源・信号線路12が形成され、下層には全面に導電層
による底面グランド13が形成され、上層部グランド1
1と底面グランド13とは、導電性ペーストで埋められ
ているスルーホールによって短絡され、シールドが持た
せられている。また、上記の素子基板は、中層にストリ
ップ線路、マイクロストリップ線路あるいはコプレーナ
線路で構成されたフィルタ、方向性結合器等の受動素子
が搭載された素子基板4〜6と、IC、トランジスタあ
るいはダイオード等の能動素子が搭載された素子基板3
及び7とがある。これらの素子基板3〜7の側縁の少な
くとも2カ所には、中層の電源・信号線路12より上の
基板材が取り除かれて接続用キャビティ3a、3b、4
a、4b、5a〜5d、6a、6b、7a〜7dが形成
されている。
【0015】更に、能動素子が搭載される素子基板3及
び7は、中央部の中層の電源・信号線路12より上の基
板材が取り除かれてキャビティ3c、7eが形成され、
このキャビティ3c、7eの中に必要な能動素子が実装
される。図1(B)及び図2ではキャビティ7eの中
に、能動素子30が実装されていることが示されてい
る。また、図1(B)、図2に示すように接続用キャビ
ティ7b、7dから見える素子基板7の電源・信号線路
12と隣接するベース基板2の電源・信号線路22と
が、ボンディングワイヤ31、32によりインピーダン
スの不連続をできるだけ小さくするように、最短距離で
接続されている。
【0016】更に、ベース基板2はその強度を補強する
ために、その下面が真鍮、アルミニウムなどの金属製の
ベースプレート8の上面に半田により接着されている。
このベースプレート8は素子基板3及び7に実装されて
いる能動素子から発生する熱を効率よく逃がす効果も兼
ね備えている。なお、図2に示すように、素子基板7の
キャビティ7eは中の能動素子30を湿気、塵などから
守るために、金属製のシール35により封がされる。
【0017】次に、能動素子が搭載された素子基板のベ
ース基板への組み込み方法について図3のフローチャー
トとともに説明する。前記素子基板7を例にとって説明
するに、まず、能動素子30を素子基板7に組み込む
(ステップ101)。次に能動素子30と素子基板7の
電源・信号線路12とをワイヤボンディング(図2に3
6で示す)で配線する(ステップ102)。
【0018】次にこの能動素子30が配線された素子基
板7をベース基板2の凹部2eにロウ付け又はハンダ付
けで固定する(ステップ103)。そして、最後にこの
素子基板7を一つのモジュールとして機能させるため
に、ベース基板2の電源・信号線路22と素子基板7の
電源・信号線路12とを金などのワイヤ又はリボンで接
続する(ステップ104)。
【0019】図4は本発明の一実施例の要部の拡大平面
図を示す。同図中、素子基板9は前記ベース基板2の凹
部2fに嵌合されており、素子基板9の接続用キャビテ
ィ9a〜9dがそれぞれベース基板2の接続用キャビテ
ィ10a〜10dに対向している。素子基板9の中央部
の平面方形のキャビティ9eの中には、能動素子の一例
としての電界効果トランジスタ40が配置され、その周
囲には図中左右方向に延在するストリップ線路41、4
2と、図中上下方向に延在するストリップ線路43、4
4とがそれぞれ配線されている。
【0020】ストリップ線路41、42はそれぞれ信号
線路で、一端がリボン45、46を介してベース基板2
の中層の信号線路に接続されている。このベース基板2
の中層の信号線路はストリップ線路で、その先端の段部
の部分50、51で結合容量を形成している。一方、幅
の狭い方のストリップ線路43、44は電源用線路で、
ワイヤ47、48によりベース基板2の中層の電源線路
に接続されている。ストリップ線路43には、電源電圧
−Vggが接続され、ストリップ線路44には、電源電圧
+Vddが接続される。
【0021】図5は図4に示したマイクロ波回路の等化
回路図を示す。同図中、Qは図4の40に相当する電界
効果トランジスタで、そのゲートは前記50に示した部
分で実現される結合容量C1 に接続される一方、抵抗R
1 を介して電源電圧−Vggに接続されている。また電界
効果トランジスタQのドレインは前記51に示した部分
で実現される結合容量C2 に接続される一方、抵抗R2
を介して電源電圧+Vddに接続されている。
【0022】抵抗R1 とR2 はストリップ線路43と4
4により実現されている。また、電界効果トランジスタ
Qのソースが接地されているが、図4では電界効果トラ
ンジスタ40のソースがスルーホールを通して図示しな
い下の基板のグランド面に接続することにより実現され
ている。
【0023】ここで、電界効果トランジスタQ(40)
の特性が設計時のものと異なるときには、この素子基板
9に代えて同様の構成の素子基板をベース基板2の凹部
2fに嵌合することにより、他の構成部品を変更するこ
となくそのまま用いて所望の複合マイクロ波回路モジュ
ールを実現することができる。
【0024】このように、本実施例によれば、能動素子
や受動素子を個々の素子基板に組み込むため、希望の特
性が得られる素子基板のみを選択し、ベース基板2に組
み込むことにより、複合マイクロ波回路モジュールの歩
留りを向上することができ、従ってコスト的に有利な構
造とすることができる。
【0025】また、ベース基板2に組み込まれている素
子基板3〜7のうち、任意の素子基板を特性の異なるも
のと入れ替えることにより、複合マイクロ波回路モジュ
ールの自由度が向上し、また素子基板を様々な複合マイ
クロ波回路モジュールで共通化することによってコスト
ダウンを図ることができる。
【0026】図6は本発明の第2実施例の斜視図、図7
は図6の要部の断面図を示す。同図中、複合マイクロ波
回路モジュール61は、ベース基板62、素子基板63
〜72及びベースプレート73よりなる。ベースプレー
ト73は、前記ベースプレート8と同一構成である。本
実施例は、第1実施例と異なり、能動素子や受動素子毎
に素子基板にするのではなく、各素子をまとめてある機
能を持った素子基板63〜72を構成している点に特徴
がある。
【0027】 ベース基板62は例えば低温度焼成多層
セラミック基板より構成された多層誘電体基板で、素子
基板63〜72を並べて組み込むことができるように、
凹部62aが形成されている。また、べース基板62は
図7に示すように素子基板63〜72が搭載される凹部
62aの底面とベース基板62の底面とには、それぞれ
全面に導電層によるグランド74、75が形成されてい
る。これらの凹部底面のグランド74と基板底面のグラ
ンド75とは、導電性ペーストで埋められている多数の
スルーホール76〜76によって短絡されている。
また、凹部62aの両側端の表層、すなわち、凹部62
aの形成の際に残った土手部分の表層には、電源供給線
路77〜77が設けられている。
【0028】素子基板63〜72は第1実施例の素子基
板3〜7と同じように、例えば低温度焼成多層セラミッ
ク基板より構成された多層誘電体基板で、必要最小限の
大きさを持つブロック形状とされており、また、図7に
示すように上層には全面に導電層による上層部グランド
78が形成され、下層には全面に導電層による底面グラ
ンド79が形成されている。上層部グランド78と底面
グランド79とは、導電性ペーストで埋められているス
ルーホール80によって短絡され、シールドが持たせら
れている。
【0029】また、素子基板63〜72はそれぞれ互い
を接続するための接続用キャビティが設けられると共
に、それらのうち能動素子を実装する場所にある素子基
板63、67、72には図6に示すように、キャビティ
63a、67a、72aが形成されている。
【0030】また、能動素子を実装する場所にある素子
基板63、67、72は、表面に電源端子が設けられて
いる。図7に示すように、素子基板72の表面に電源端
子81が設けられており、スルーホール82及び電源・
信号線路86を通してキャビティ72a内の能動素子8
3に接続されている。電源端子83は、ワイヤ84を介
して電源供給線路772 に接続されている。なお、能動
素子83が実装されたキャビティ72aには、図7に示
すようにシール85により封をされている。また、隣り
合う素子基板72と71は接続用キャビティ内のワイヤ
87によりそれぞれの電源・信号線路が結線されてい
る。他の隣り合う2つの素子基板も同様である。
【0031】本実施例も第1実施例と同様の特長を有す
ると共に、更に、電源・信号線路は素子基板63〜72
にあるため、ベース基板62には信号線路が不要であ
り、表層上の電源供給線路771 〜774 から電源を素
子基板63〜72に供給するだけで良いため、ボンディ
ングワイヤによる接続が少なくて済み、電気的特性や製
造性を向上することができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、希望の素子特性が得られる多層誘電体基板
のみの選択、交換が容易にできるため、製作精度等の原
因により希望した特性が得られなかった場合には、必要
な特性が得られるブロック状の多層誘電体基板の選択・
交換だけで、複合マイクロ波回路モジュール全体を不良
品とすることを避けることができ、従って複合マイクロ
波回路モジュールの歩留りを従来に比し大幅に向上する
ことができ、コスト低減に寄与するところ大である。
【0033】また、ブロック状の多層誘電体基板を特性
の異なるものと入れ替えることにより、別の特性の複合
マイクロ波回路モジュールを得ることができるため、複
合マイクロ波回路モジュールの機能の自由度を向上する
ことができる。
【0034】 また、請求項記載の発明によれば、ベ
ース基板自体には信号線路を不要とすることができるた
め、電気的接続を少なくすることができ、従って電気的
特性を向上することができると共に、製造性を向上する
ことができる。
【0035】また、ベースプレートによりベース基板の
強度を補強することができ、また放熱効率を上げ、発熱
量の大きい素子を組み込むことができるため、複合マイ
クロ波回路モジュールの製作の自由度を向上することが
できる。
【0036】更に、ブロック状の多層誘電体基板を様々
な複合マイクロ波回路モジュールで共通化することによ
り、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の斜視図及び部分拡大平面
図である。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】能動素子が搭載された素子基板のベース基板へ
の組み込み方法の一例を説明するフローチャートであ
る。
【図4】本発明の一実施例の要部の部分拡大平面図であ
る。
【図5】図4の構成の等化回路図である。
【図6】本発明の第2実施例の斜視図である。
【図7】図6の要部の断面図である。
【符号の説明】
1、61 素子分離型複合マイクロ波回路モジュール 2、62 ベース基板 2a〜2f、62a 凹部 3、7、9、63、67、72 能動素子搭載素子基板 3c、7e、9e、63a、67a、72a 能動素子
搭載用キャビティ 3a、3b、4a、4b、5a〜5d、6a、6b、7
a〜7d、9a〜9d接続用キャビティ 4、5、6 受動素子搭載素子基板 8、73 ベースプレート 12、22 電源・信号線路 24、761 〜765 、80、82 スルーホール 30、83 能動素子 35、85 シール 40 電界効果トランジスタ 41、42 信号線路用ストリップ線路 43、44 電源線路用ストリップ線路 45、46 リボン 47、48 ボンディングワイヤ 64、65、66、68〜71 素子基板 771 〜774 電源供給線路 81 電源端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H01L 25/18 H05K 3/46 Q H01R 9/09 H01L 25/04 Z H05K 3/46

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の上層と第1の下層がグランド面を
    形成し、第1のスルーホールにより該第1の上層と第1
    下層が互いに短絡され、かつ、受動素子又は能動素子
    第1の中層に搭載された、必要最小限の大きさでブロ
    ック状に形成された多層誘電体基板と、第2の 中層より上の基板材が除去されて該多層誘電体基
    板が嵌合される凹部が形成され、かつ、第2の上層と第
    2の下層がグランド面を形成し、第2のスルーホールに
    より該第2の上層と第2の下層が互いに短絡されると共
    に、第2の中層に電源・信号線路が形成された多層構造
    のベース基板とを有し、前記多層誘電体基板のうち前記
    能動素子が搭載される多層誘電体基板は、前記第1の
    層の前記電源・信号線路より上の基板材が除去されたキ
    ャビティ内に該能動素子が搭載され、 前記ベース基板の凹部に組み込まれた前記多層誘電体基
    板の電源・信号線路同士又は該ベース基板と該多層誘電
    体基板の前記電源・信号線路同士を相互にボンディング
    ワイヤ又はリボンで電気的に接続して構成したことを特
    徴とする素子分離型複合マイクロ波回路モジュール。
  2. 【請求項2】 上層と下層がグランド面を形成し、第1
    のスルーホールにより該上層と下層が互いに短絡され、
    かつ、電源・信号線路と受動素子又は能動素子とが中層
    に形成されたブロック状の多層誘電体基板と、 該多層誘電体基板が複数個規則的に並べて配置される凹
    部と、該凹部の形成の際に残った土手部分の表層に形成
    された電源供給線路とを備え、該凹部の底面と基板底面
    とがそれぞれグランド面を形成し、第2のスルーホール
    により該凹部の底面と基板底面とが互いに短絡されたベ
    ース基板とを有し、前記多層誘電体基板のうち前記能動
    素子が形成される位置に配置される多層誘電体基板は、
    表層に電源端子が設けられ、かつ、中層の前記電源・信
    号線路より上の基板材が除去されたキャビティ内に該能
    動素子が搭載されると共に、該能動素子が電源線路と第
    3のスルーホールを介して該電源端子に電気的に接続さ
    れ、 該電源端子と前記ベース基板の電源供給線路とが電気的
    に接続され、前記ベース基板の凹部に組み込まれた前記
    多層誘電体基板の電源・信号線路同士を相互に電気的に
    接続して構成したことを特徴とする素子分離型複合マイ
    クロ波回路モジュール。
  3. 【請求項3】 前記ブロック状の多層誘電体基板は、中
    層の電源・信号線路より上の基板材が除去された接続用
    キャビティがそれぞれ形成されており、該接続用キャビ
    ティにより露出した該電源・信号線路がワイヤボンディ
    ングにより互いに接続されることを特徴とする請求項
    記載の素子分離型複合マイクロ波回路モジュール。
  4. 【請求項4】 前記ベース基板は前記凹部形成面とは反
    対側の基板底面が金属製のベースプレートに取り付けら
    れていることを特徴とする請求項1又は記載の素子分
    離型複合マイクロ波回路モジュール。
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