JP2000061739A - ワーク搬入出システム - Google Patents

ワーク搬入出システム

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JP2000061739A
JP2000061739A JP10236642A JP23664298A JP2000061739A JP 2000061739 A JP2000061739 A JP 2000061739A JP 10236642 A JP10236642 A JP 10236642A JP 23664298 A JP23664298 A JP 23664298A JP 2000061739 A JP2000061739 A JP 2000061739A
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sides
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JP10236642A
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English (en)
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Shinobu Shimoji
忍 下地
Yuji Akimoto
裕司 秋元
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Amada Co Ltd
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Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の加工機へ素材を搬入し、該複数の加工
機で加工された製品又はスケルトンを搬出するワーク搬
入出システムを提供することにある。 【解決手段】 自動倉庫2の両側に加工機1、1′を設
置し、自動倉庫2と上記両側の加工機1、1′間を往復
するローダ兼アンローダ201を設け、該ローダ兼アン
ローダ201により、素材を両側の加工機1、1′に搬
入し、加工後の製品又はスケルトンを両側の加工機1、
1′から搬出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワーク搬入出システ
ム、特に複数の加工機へ素材を搬入し、該複数の加工機
で加工された製品又はスケルトンを搬出するワーク搬入
出システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワーク搬入出システムは、例えば
図9に示す構成を有し、上部に多段式ワークパレット収
納棚40を、最下段に天井から加工機44のテーブル4
5へ伸延するガイドレール41をそれぞれ有している。
【0003】上記ガイドレール41には、ローダ・アン
ローダ42が走行可能に取り付けられ、床上には、油圧
リフタ43が設置されている。
【0004】この構成により、ローダ・アンローダ42
により素材を吸着して、ガイドレール41に沿って走行
することにより、該素材を加工機44へ搬入するように
なっている。加工後の製品又はスケルトンは、ローダ・
アンローダ42により搬出して元の位置へ戻る。
【0005】また、従来のワーク搬入出システムは、例
えば図10に示す構成を有し、多列多段式ワークパレッ
ト収容棚50の前方に、クレーン台車51を走行させ、
チェーンコンベア54を介して、一枚取り装置55と加
工機56から成るセルライン57を設置したものであ
る。
【0006】この構成により、クレーン53を上下さ
せ、任意の列・段のワークパレット52を取り出してク
レーン台車51によりチェーンコンベア54の前方まで
搬送し、該チェーンコンベア54を介してセルライン5
7へ供給する。
【0007】加工後の製品又はスケルトンは、パレット
に載せられ、前記と逆の経路を辿って多列多段式ワーク
パレット収容棚50に収容される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
【0009】図9に示す従来技術は、その構造上1台の
加工機44にしか素材を供給できず、明らかに加工効率
が悪い。
【0010】また、図10に示す従来技術は、多種類の
ワークを必要としない場合には、ワークパレット収容棚
50の列数が多過ぎて、スペースが無駄になっている。
【0011】そこで、ワークの種類が少ないときに、ス
ペースを節約するために列数を少なくすると、図9の場
合と同様に、1台の加工機56にしか素材を供給でき
ず、加工効率の低下を招来する。
【0012】本発明の目的は、複数の加工機へ素材を搬
入し、該複数の加工機で加工された製品又はスケルトン
を搬出するワーク搬入出システムを提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明によれば、図1〜図8に示すように、(A)
自動倉庫2の両側に加工機1、1′を設置し、(B)自
動倉庫2と上記両側の加工機1、1′間を往復するロー
ダ兼アンローダ201を設け、(C)該ローダ兼アンロ
ーダ201により、素材を両側の加工機1、1′に搬入
し、加工後の製品又はスケルトンを両側の加工機1、
1′から搬出することを特徴とするワーク搬入出システ
ムが提供される。
【0014】従って、本発明の構成によれば、例えば自
動倉庫2の最下段に両側の加工機1、1′まで延びるガ
イドレール200を設ける(図1)と共に、該ガイドレ
ール200にローダ兼アンローダ201を走行可能に取
り付けることにより、複数の加工機へ素材を搬入し、該
複数の加工機で加工された製品又はスケルトンを搬出す
るワーク搬入出システムを提供することが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、実施の形態によ
り添付図面を参照して、説明する。図1は本発明の実施
形態を示す全体図である。
【0016】図1において、ワーク搬入出システムは自
動倉庫2を有し、該自動倉庫2の両側には、加工機1、
1′が設置されている。
【0017】両側の加工機1、1′は、例えば共に同じ
構造を有するタレットパンチプレスであり、該タレット
パンチプレスは、上部タレット106と下部タレット1
07に同心円状に配置されたパンチPとダイDを有し、
ラムシリンダ105でパンチPを殴打することにより、
クランプ100(図2)で把持された素材Aにパンチ加
工を施すようになっている。
【0018】クランプ100は、X軸方向に移動可能な
キャリッジ101に取り付けられ、該キャリッジ101
は、フロントテーブル104の両側のサイドテーブル1
03と共にY軸方向に移動可能なキャリッジべース10
2に取り付けられている。
【0019】この構成により、タレットパンチプレス1
は、後述するローダ兼アンローダ201から搬入された
素材Aをクランプ100で掴み替えて所定の位置に位置
決めし、パンチ加工を施す。
【0020】上記自動倉庫2の上部は、多列棚型式であ
り、種々のサイズと材質のワークがパレットに集積・貯
蔵されている。
【0021】この自動倉庫2の最下段には、天井から両
側の加工機1、1′へ延びるガイドレール200が取り
付けられ、該ガイドレール200には、自走式のローダ
兼アンローダ201が走行するようになっている。
【0022】このローダ兼アンローダ201は、LMガ
イド202を支持し、該LMガイド202には、スライ
ダ203が滑り結合し、Y軸モータMy(図3(B))
とボールねじ217によりY軸方向に移動するようにな
っている。
【0023】上記スライダ203には、上下シリンダ2
07と上下ガイド206を介して、ストレッチ204が
支持され、該ストレッチ204には、バキュームパッド
又は電磁石により構成されたワーク吸着手段205が取
り付けられている。
【0024】上記構成を有するローダ兼アンローダ20
1の下方には、上から下へ順に、素材用シャトルテーブ
ル208とスケルトン用シャトルテーブル209、製品
パレット210とスケルトンパレット211、及び油圧
リフタ212が設けられている。
【0025】素材用シャトルテーブル208は、LMガ
イド215(図1、図3)に滑り結合し、該素材用シャ
トルテーブル208は、循環するチェーン218(図3
(B))により後述するサイドステーション3側へ移動
可能であると共に、その端部には、スクレーバ208A
が設けられている。
【0026】この構成により、素材用シャトルテーブル
208は、素材Aの搬入時には、該素材Aが後述する素
材一枚取り装置301で吸着して持ち上げられた後、一
旦サイドステーション3側(図5(A))へ移動して素
材Aを受け取ってから自動倉庫2側へ戻り(図5
(B))、ローダ兼アンローダ201に渡すようになっ
ている(図5(C))。
【0027】また、素材用シャトルテーブル208は、
大製品又はスケルトンLの搬出時には、サイドステーシ
ョン3側で待機していて(図7(C))、大製品又はス
ケルトンLを上記スクレーバ208Aに当接させること
により、後述するスケルトン用シャトルテーブル209
と協働してスケルトンパレット211上に集積するよう
になっている。
【0028】また、スケルトン用シャトルテーブル20
9も、LMガイド216(図3)に滑り結合し、該スケ
ルトン用シャトルテーブル209は、循環するチェーン
219(図3(B))により後述するサイドステーショ
ン3側へ移動可能であると共に、その上面には、ワーク
を支持するブラシ209Aが設けられている。
【0029】この構成により、スケルトン用シャトルテ
ーブル209は、小製品Sの搬出時には、既述した素材
用シャトルテーブル208と共にサイドステーション3
(図6(A))へ退避し、これにより、該小製品Sが邪
魔されることなく製品パレット210上に集積される
(図6(B))。
【0030】また、スケルトン用シャトルテーブル20
9は、大製品又はスケルトンLの搬出時には、既述した
ように(図7)、そのブラシ209Aで支持した該大製
品又はスケルトンLを、前記素材用シャトルテーブル2
08のスクレーバ208Aに当接させた状態で、自分だ
けサイドステーション3側へ移動することにより(図7
(C))、該大製品又はスケルトンLをスケルトンパレ
ット211上に集積する。
【0031】上記スケルトン用シャトルテーブル209
の下方には、退避シリンダ213A付きランボード21
3上に製品パレット210が戴置され、更にその下に
は、ランボード214上にスケルトンパレット211が
戴置されている。
【0032】前記ランボード213、214は、後述す
るサイドステーション3のランボード313、314と
同じ高さ位置にあり、両パレット210、211共サイ
ドステーション3側へ移動することができ、例えば、大
製品又はスケルトンLの搬出時には、製品パレット21
0はサイドステーション3のランボード313へ退避す
る(図7(B))。
【0033】また、一番下には、油圧リフタ212が設
けられ、大製品又はスケルトンLの搬出時には、前記し
たように、製品パレット210がサイドステーション3
側へ退避した跡へ(図7(B))、該油圧リフタ212
がスケルトン用シャトルテーブル209を持ち上げるよ
うになっている(図7(C))。
【0034】自動倉庫2の側面には、エレベータ220
が、モータMとプーリ223とワイヤ222から成る駆
動機構により上下動可能に取り付けられている(図2、
図3(B))。エレベータ220には、ワークパレット
と係合するフックを設けたトラバーサ221が、自動倉
庫2の棚及びランボード213、214へ接近・離反す
る方向へ自走形式で移動自在である。
【0035】この構成により、トラバーサ221が、該
自動倉庫2の棚のワークパレットと係合して該ワークパ
レットをエレベータ220に移動させると共に、降下さ
せてランボード213、214へ送る。
【0036】上記自動倉庫2に並列にサイドステーショ
ン3が設置され、該サイドステーション3は、ローダ兼
アンローダ201とほぼ同じ高さ位置に素材一枚取り装
置301を有している。
【0037】素材一枚取り装置301は、上下シリンダ
307により上下動するストレッチ304を有し、該ス
トレッチ304には、バキュームパッド又は電磁石によ
り構成されたワーク吸着手段305が取り付けられてい
る。
【0038】前記素材一枚取り装置301の下方には、
上から下に順に、素材パレット310、及び油圧リフタ
312が設けられている。
【0039】素材パレット310は、退避シリンダ付き
ランボード313上に戴置され、その下には、ランボー
ド314が設けられ、更にその下には、油圧リフタ31
2が設置されている。
【0040】この構成により、大製品又はスケルトンL
の搬出時には(図7(A))、予め油圧リフタ312に
より素材パレット310を若干持ち上げた後、ランボー
ド313を退避させて、油圧リフタ312を収縮させる
ことにより、該素材パレット310を下のランボード3
14上に置く。
【0041】以下、上記構成を有する本発明の動作を説
明する。
【0042】この場合、図4(A)に示すように、右の
加工機1には、素材Aを搬入して加工し、左の加工機
1′には、素材Bを搬入して加工するものとする。
【0043】そこで、図4(B)に示すように、サイド
ステーション3の上のランボード313に素材Aのパレ
ット310を置いておく。
【0044】(1)右の加工機1に対する素材Aの搬入
と加工、及び加工後の製品又はスケルトンの搬出。
【0045】(1)−A 素材Aの搬入から加工までの
動作(図5)。 先ず、上下シリンダ307を作動させることにより、素
材一枚取り装置301のワーク吸着手段305が降下し
て、その下の素材パレット310から素材Aを一枚取り
して持ち上げると、自動倉庫2側から素材用シャトルテ
ーブル208が一枚取りされた素材Aの下まで移動する
(図5(A))。
【0046】そして、素材一枚取り装置301を降下さ
せて、素材Aの吸着を解放すると、その素材Aは素材用
シャトルテーブル208上に戴置されるので、該素材用
シャトルテーブル208は、自動倉庫2側へ戻る(図5
(B))。
【0047】自動倉庫2側へ戻った素材用シャトルテー
ブル208から、ローダ兼アンローダ201がそのワー
ク吸着手段205により素材Aを吸着して、ガイドレー
ル200に沿って加工機1側へ走行し(図5(C))、
該素材Aを加工機1へ搬入してパンチ加工を施す。
【0048】このとき、素材用シャトルテーブル208
は、次工程(図6、図7)に備えて、サイドステーショ
ン3側へ退避する(図5(C))。
【0049】(1)−B 小製品Sの搬出動作(図
6)。 小製品Sの搬出時には、前記素材用シャトルテーブル2
08と共にスケルトン用シャトルテーブル209も、サ
イドステーション3側へ退避させておく(図6
(A))。
【0050】この状態で、加工機1側で加工された小製
品Sを把持したローダ兼アンローダ201が、自動倉庫
2側へ戻り(図6(B))、製品パレット210の上方
でワーク吸着手段205を降下させた後、小製品Sを解
放すれば、該小製品Sは製品パレット210上に集積さ
れる。
【0051】(1)−C 大製品又はスケルトンLの搬
出動作(図7)。
【0052】大製品又はスケルトンLの搬出時には(図
7(A))、先ず、スケルトン用シャトルテーブル20
9を自動倉庫2側に残しておいて、素材用シャトルテー
ブル208のみをサイドステーション3側へ退避させ
る。
【0053】次に、油圧リフタ312により素材パレッ
ト310を若干持ち上げた後、ランボード313を退避
させておいて(図7(B))、油圧リフタ312を収縮
させることにより、該素材パレット310を下のランボ
ード314上に置く。
【0054】そして、素材パレット310があったラン
ボード313を復帰させ(図7(B))、自動倉庫2側
の製品パレット210をその復帰したランボード313
まで移動させる。
【0055】更に、この製品パレット210が移動した
跡のランボード213を退避させ(図7(B))、油圧
リフタ212でスケルトンパレット211を持ち上げラ
ンボード213を通過した後降下させることにより、該
スケルトンパレット211を復帰したランボード213
上に置く(図7(C))。
【0056】この状態で、加工機1側で加工された大製
品又はスケルトンLを把持したローダ兼アンローダ20
1が、自動倉庫2側へ戻り(図7(C))、スケルトン
用シャトルテーブル209の上方でワーク吸着手段20
5を降下させた後、大製品又はスケルトンLを解放すれ
ば、スケルトン用シャトルテーブル209のブラシ20
9A上に集積される。
【0057】即ち、大製品又はスケルトンLは、スケル
トンパレット211上に直接に戴置せず、一旦スケルト
ン用シャトルテーブル209のブラシ209A上に戴置
することにより、既に集積されているパレット211上
の大製品又はスケルトンLを引き摺らないようになって
いる。
【0058】そして、スケルトン用シャトルテーブル2
09をサイドステーション3側へ移動させれば(図7
(C))、移動途中でその上の大製品又はスケルトンL
は、素材用シャトルテーブル208のスクレーバ208
Aに当接するので、スケルトン用シャトルテーブル20
9のみが更に移動する。
【0059】従って、大製品又はスケルトンLは自然落
下し(図7(C))、スケルトンパレット211上に集
積される。
【0060】(2)左の加工機1′に対する素材Bの搬
入と加工、及び加工後の製品又はスケルトンの搬出。
【0061】この場合は、図4(B)に示すように、サ
イドステーション3側の素材Aのパレット310を、油
圧リフタ312により若干持ち上げ、ランボード313
を退避した状態で、油圧リフタ312を収縮させて該素
材パレット310を下のランボード314へ移す(矢印
a)。
【0062】その後に、サイドステーション3側のラン
ボード313を復帰させ、自動倉庫2側のランボード2
13上の素材Bのパレット311を復帰したランボード
313に移動する(矢印b)。
【0063】この場合、自動倉庫2側の素材パレット3
11がそのランボード213上に載っている間は、製品
パレット210は、特設したトラバーサ225付き自走
台車224に一旦退避させておき(矢印c)、上記した
ように、素材パレット311がサイドステーション3側
のランボード313へ移動した後に、該製品パレット2
10をランボード213上に戻しておく(矢印d)。
【0064】(2)−A 素材Bの搬入から加工までの
動作(図5)。 この場合は、前記した(1)−Aの素材Aの搬入から加
工までの動作と全く同様であり、素材Aの代わりに素材
Bと置き換える。
【0065】(2)−B 小製品Sの搬出動作(図
6)。 この場合も、前記した(1)−Bの小製品Sの搬出動作
と全く同様であり、一旦床上に退避させた後(図4
(B)の矢印c)、自動倉庫2のランボード213上に
戻した(図4(B)の矢印d)製品パレット210上
に、小製品Sが集積される(図6(B))。
【0066】(2)−C 大製品又はスケルトンLの搬
出動作(図7)。 この場合も、前記した(1)−Cの大製品又はスケルト
ンLの搬出動作と全く同様である。
【0067】但し、前記したように(図4(B))、サ
イドステーション3のランボード313上には、自動倉
庫2側から素材Bのパレット311が移動して来ている
ので、図7においては、素材Aの代わりに素材Bと、素
材パレット310の代わりに素材パレット311と置き
換える。
【0068】また、サイドステーション3の下のランボ
ード314に載っていた素材Aのパレット310は、こ
の時点では、既に床上に退避しており(図4(B)の矢
印e)、上のランボード313に載っている素材Bのパ
レット311が、支障なく下のランボード314に退避
できる(図7(A))状態になっている。
【0069】(3)両側の加工機1、1′に同じ素材を
搬入して加工し、加工後の製品又はスケルトンを搬出す
る場合の動作。
【0070】図8は、図4と異なり、両側の加工機1、
1′のどちらにも同じ素材を供給し、加工後の製品又は
スケルトンを別々のパレットに集積する場合の例を示
す。
【0071】この場合、右側の加工機1は、図4と同様
のタレットパンチプレスであるが、左側の加工機1′
は、ラムシリンダで上下する上刃Uと、固定された下刃
Vにより素材を剪断加工するブランキングシャーであ
る。
【0072】この構成により、先ず、ローダ兼アンロー
ダ201により右側のタレットパンチプレスに素材を搬
入し(前記した(1)−Aに相当)、次に、加工後のワ
ークをローダ兼アンローダ201が吸着して自動倉庫2
の最下段を素通りして、左側のブランキングシャーまで
搬送する。
【0073】そして、ブランキングシャーで剪断加工さ
れた製品又はスケルトンは、ローダ兼アンローダ201
により自動倉庫2まで戻り、搬出される(前記した
(1)−B、又は(1)−Cに相当)。
【0074】上記(3)において、両側の加工機1、
1′のどちらにも同じ素材を供給する場合や、加工機
1、1′のどちらでも元の素材の外形そのままのサイズ
の製品加工を行う場合など、自動倉庫2とサイドステー
ション3にパレットを3個用意しておけば足りる場合に
は、図4(B)のトラバーサ225付き自走台車224
は省略できる。
【0075】
【発明の効果】上記のとおり、本発明によれば、自動倉
庫の両側に加工機を設置し、自動倉庫と上記両側の加工
機間を往復するローダ兼アンローダを設け、該ローダ兼
アンローダにより、素材を両側の加工機に搬入し、加工
後の製品又はスケルトンを両側の加工機から搬出するよ
うにしたことにより、複数の加工機へ素材を搬入し、該
複数の加工機で加工された製品又はスケルトンを搬出す
るという技術的効果を奏することとなった。
【0076】また、本発明によれば、ワークの搬入と搬
出を行う場合に、ローダ兼アンローダという1個の手段
を共用できるので、全体の占めるスペースが小さくな
り、装置全体が小型になるという効果もある。
【0077】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】図1の斜視図である。
【図3】図2の側面図と正面図である。
【図4】本発明の加工機1、1′に別々の素材A、Bを
搬入して加工し、製品又はスケルトンを搬出する場合の
例を示す図である。
【図5】本発明による素材搬入の動作説明図である。
【図6】本発明による小製品搬出の動作説明図である。
【図7】本発明による大製品又はスケルトン搬出の動作
説明図である。
【図8】本発明の加工機1、1′に同じ素材を搬入して
加工し、製品又はスケルトンを搬出する場合の例を示す
図である。
【図9】第1従来技術の説明図である。
【図10】第2従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1、1′ 加工機 2 自動倉庫 3 サイドステーション 200 ガイドレール 201 ローダ兼アンローダ 202 LMガイド 203 スライダ 204 ストレッチ 205 ワーク吸着手段 208 素材用シャトルテーブル 209 スケルトン用シャトルテーブル 210 製品パレット 211 スケルトンパレット 212 油圧リフタ 213 ランボード 213A ランボード213の退避シリンダ 214 ランボード 215、216 LMガイド 217 ボールねじ 218、219 チェーン 301 素材一枚取り装置 304 ストレッチ 305 ワーク吸着手段 307 上下シリンダ 310、311 素材パレット 312 油圧リフタ 313、314 ランボード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動倉庫の両側に加工機を設置し、 自動倉庫と上記両側の加工機間を往復するローダ兼アン
    ローダを設け、 該ローダ兼アンローダにより、素材を両側の加工機に搬
    入し、加工後の製品又はスケルトンを両側の加工機から
    搬出することを特徴とするワーク搬入出システム。
  2. 【請求項2】 自動倉庫に並列にサイドステーションを
    設置し、該サイドステーションに素材一枚取り装置を設
    けた請求項1記載のワーク搬入出システム。
  3. 【請求項3】 上記自動倉庫が、その最下段に両側の加
    工機まで延びるガイドレールを有し、該ガイドレールに
    はワーク吸着手段を備えた自走式のローダ兼アンローダ
    が走行可能に取り付けられていると共に、該ローダ兼ア
    ンローダの下方には、上から下へ順に、素材用シャトル
    テーブルとスケルトン用シャトルテーブル、製品パレッ
    トとスケルトンパレット、及び油圧リフタが設けられて
    いる請求項1記載のワーク搬入出システム。
  4. 【請求項4】 上記サイドステーションが、前記自動倉
    庫のローダ兼アンローダとほぼ同じ高さ位置に取り付け
    られた素材一枚取り装置を有し、該素材一枚取り装置に
    は、ワーク吸着手段が取り付けられていると共に、その
    下方には、上から下に順に、素材パレット、及び油圧リ
    フタが設けられている請求項1記載のワーク搬入出シス
    テム。
  5. 【請求項5】 自動倉庫の両側にタレットパンチプレス
    が設置され、各タレットパンチプレスに異なる素材を搬
    入し、加工後の製品又はスケルトンを同じパレットに仕
    分けて集積する請求項1記載のワーク搬入出システム。
  6. 【請求項6】 自動倉庫の一方の側にタレットパンチプ
    レスが、他方の側にシャーリングマシンがそれぞれ設置
    され、これら両側の加工機に同じ素材を搬入し、加工後
    の製品又はスケルトンを別々のパレットに集積する請求
    項1記載のワーク搬入出システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2018519164A (ja) * 2015-06-18 2018-07-19 トルンプ・ヴェルクツォイクマシーネン・ゲーエム・ベーハー・ウント・コンパニ・カーゲー 板状材料の分離機械加工のための機械

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