JP2000021357A - ビーム球交換器 - Google Patents

ビーム球交換器

Info

Publication number
JP2000021357A
JP2000021357A JP10190131A JP19013198A JP2000021357A JP 2000021357 A JP2000021357 A JP 2000021357A JP 10190131 A JP10190131 A JP 10190131A JP 19013198 A JP19013198 A JP 19013198A JP 2000021357 A JP2000021357 A JP 2000021357A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pole
suction pad
air
suction
air hose
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10190131A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Ukekawa
川 順 一 請
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP10190131A priority Critical patent/JP2000021357A/ja
Publication of JP2000021357A publication Critical patent/JP2000021357A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、上述の点を考慮してなされたもの
で、簡単な操作でビーム球を交換できる交換器を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 ビーム球Lの頂面平坦部に当接される吸
着パッド2、および前記吸着パッドの周縁を取り囲むよ
うに設けられたフード1を有するヘッドと、前記ヘッド
が先端に取り付けられ、内部に前記吸着パッドと連通し
た吸排気路を有するとともに、基端に前記吸排気路と連
通した吸気ポンプ2g,2h,2iおよび弁付き導気路
2k,9を有する伸縮可能なポールとをそなえたビーム
球交換器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビーム球と呼ばれ
るねじ込み式口金を有し頂面が平坦に形成された小型ハ
ロゲン電球を交換するための交換器に係り、とくに吸排
気式構造を持つものに関する。
【0002】
【従来の技術】電球交換は、日常的に行われる照明メン
テナンス業務である。そして、この交換作業は、たとえ
ば梯子であるとか脚立を用いて作業員が自分自身を高所
に置いて作業を行うのが通例である。
【0003】このように、作業員が高所に上がることは
危険性の面からも不具合である。そこで、近年は長いポ
ールの先に電球を把持する機構を設け、把持機構により
電球を掴んでからポールを回して電球を取り外し、その
後に新しい電球を取り付ける電球交換器が提供されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、ビーム球と呼
ばれる電球は、ハロゲン電球の1種であり、小型である
ため、例えば壁面とか天井に取り付けられて用いられ
る。
【0005】しかし、その形状が頂面が平坦な円錐形で
あるため、従来の交換器のような電球を掴む構造では、
ビーム球を取り扱うことが非常に難しい。
【0006】本発明は、上述の点を考慮してなされたも
ので、簡単な操作でビーム球を交換できる交換器を提供
することを目的とする。
【0007】
【課題解決のための手段】上記目的達成のため、本発明
では、ビーム球の頂面平坦部に当接される吸着パッド、
および前記吸着パッドの周縁を取り囲むように設けられ
たフードを有するヘッドと、前記ヘッドが先端に取り付
けられ、内部に前記吸着パッドと連通した吸排気路を有
するとともに、基端に前記吸排気路と連通した吸気ポン
プおよび弁付き導気路を有する伸縮可能なポールとをそ
なえたビーム球交換器、を提供するものである。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係るビーム球交
換器の一実施例の外観を示したものである。ビーム球L
は、図示のように、例えば天井に設けられたねじ込み式
ソケットに取り付けられており、ソケットへの着脱はビ
ーム球をその軸を中心に回転させて行う。
【0009】本発明の交換器では、その回転をビーム球
の頂面平坦部に、ポール先端に設けた吸着パッドをあて
がって吸着状態にしておき、ポールを回転操作すること
により、ビーム球を回転させるという手法を採る。
【0010】図1におけるビーム球Lの下方に描かれ
た、全体形状が細長いポール状器具が本発明に係るビー
ム球交換器である。このビーム球交換器は、先端外周に
軸方向に設けられた4片からなり4片全体により円筒形
をなす、透明または不透明なプラスチック製のフード1
を有し、このフード1の中心位置にゴム製の吸着パッド
2を有する。
【0011】この吸着パッド2は、軸方向に屈伸性を持
ち、中心位置には本体3を介して後述するポンプに連通
する通気孔を有する。本体3は、ナットリング4によっ
て締め込みおよび緩め操作を行うことにより伸縮しう
る、ポール5の先端に取り付けられている。そして、ポ
ール5は、その外部にゴム製握り部が、また内部にはエ
アホース(図示せず)が設けられており、このエアホー
スはポール5の基端に設けられた弁付きポンプ(図示せ
ず)に連通している。
【0012】弁付きポンプは、ポール5の基端部を外筒
6とし、内部にピストン(図示せず)が組み込まれて構
成されており、外筒6のゴムカバー付き操作部を軸方向
に図示下方に引いていくと、図示されている3角マーク
と対応する形状を持つマークであって、ポール5の外周
上で当初は外筒6により覆われていた部分に付されてい
る3角マークが露出する。その位置では、ポール5に設
けられたバネ仕込みの突出ピン8(図示せず)がピン孔
8から突出し、外筒6の戻りを防止できる。
【0013】また、弁は、図に一部分のみが現れてい
る、ポール5の内部のポンプにおける空気室から引き出
されたエアホースと、このエアホースを押し潰したり解
放したりするレバー9とにより構成されている。そし
て、このレバー9を立てるとポール5内部の空気室は外
部と連通し、倒すとエアホースを押し潰してポール5内
部の空気室を外部と隔絶する。
【0014】したがって、ビーム球を交換するために、
既にソケットに装着されているビーム球を取り外すに
は、ナットリングの操作により適当な長さにポールを伸
ばした上で、レバー9を倒して弁を閉じてからフード1
を頼りに吸着パッド2をビーム球Lにできるだけ直角に
近くあてがう。この際、複数片(図示の例では4片)に
別れて形成されているフード1はプラスチック製である
から、ビーム球Lの表面などに接触しても折れ曲がって
ビーム球Lを損傷させることがなく、また適度に硬いの
でビーム球Lのガラス部表面が滑るにも拘わらず、フー
ド1の4片の中心位置にある吸着パッド2に位置合わせ
するのに役立つ。この操作には、操作部付きの底ゴム1
0を使用すると作業がし易い。
【0015】次いで、外筒6を図示下方に引いていき、
吸着パッド2をビーム球Lの頂面平坦部に吸着させる。
外筒6は十分に引いて外筒6の3角マーク7とポール5
のやがて露出する3角マークとを合わせる。この段階で
外筒6を周方向に少し回しながらポール5に設けられた
突出ピンをピン孔8から突出させてロックする。
【0016】この状態で、ポール5を回転させてビーム
球Lをソケットから取り外す。そして、ポール5を倒し
てビーム球Lを手で持ちながらレバー9を立てて弁を開
き、吸着パッド2からビーム球Lを取り外す。この後、
突出ピンを押し込んで外筒6を図示上方に押し戻してお
く。
【0017】続いて、新しいビーム球を交換器に装着す
る。それには、レバー9を倒して弁を閉じる。そして、
吸着パッド2に新しいビーム球Lの頂面平坦部をあてが
って外筒6を図示下方に引いていき、3角マーク7を合
わせ、突出ピンによるロックを行う。この後、ポール5
を立ててビーム球Lをソケットにあてがい、口金がソケ
ットに位置合わせできたらポール5を回転させてビーム
球Lをソケットにねじ込む。
【0018】そして、レバー9を立てて弁を開き吸着パ
ッド2によるビーム球Lの吸着を止める。これによりビ
ーム球Lの交換が終了した訳であるから、ナットリング
4を操作してポール長を短くし、レバー9を突出しない
ように倒しておく。
【0019】図2(a)および(b)は、フード1、吸
着パッド2および本体3の構成を詳細に示したもので、
図2(a)は部分側断面図、図2(b)は平面図であ
る。この図2に示すように、本体3に上方からフランジ
状、換言すれば側断面形状がT字型のアダプタ2dが挿
入され、このアダプタ2dの中心部にやはりフランジ
状、換言すれば側断面形状がT字型の吸盤ブッシング2
bが受け座2cによって支持されており、吸盤ブッシン
グ2bに芯合わせされた位置にベローズ状の吸盤2aが
設けられている。そして、アダプタ2dと本体3との間
にフード1の基部を挟み込み固着する。
【0020】これにより、本体3の下方から吸着パッド
2の上端に至る空気連通路が形成される。ここで、これ
ら各要素は適度の柔軟性を持ったプラスチック製である
ことが望ましく、本体3はプラスチック製で、吸盤2a
はゴム製、吸盤ブッシング2bおよびアダプタ2dはA
BSプラスチック製、受け座2cはポリエチレン製、フ
ード1は透明なプラスチックたとえばアクリル製であ
り、これら各要素は嵌合した上で接着などにより相互に
密に組み合わせられる。
【0021】このように組み合わせされたフード1、吸
着パッド2および本体3は、図示しないポール5の上端
に組み合わせられる。すなわち、ポール5の先端に設け
られたワンタッチ継ぎ手11がアダプタ2dの中心位置
に設けられた孔に嵌合してポール5内に組み込まれたエ
アホース2eに連通するから、吸着パッド2から後述す
るポンプに至るまで連通した空気通路が形成される。
【0022】図3(a)、(b)は、ポール5内のエア
ホースにより吸着パッド2と連通したポンプの構造を示
したもので、図3(a)は部分側断面図、図3(b)は
平面図である。この図3に示すように、ポール5内には
気盆チップ2fにより吸着パッド2と連通した空気室が
形成されており、この空気室には空気を吸引するための
ピストンが組み合わされている。ピストンは、ピストン
ヘッド2g、ピストンシャフト2hおよびピストンエン
ド2iにより構成されており、ピストンシャフト2hの
後端に設けられたピストンハンド部2jを介してポンプ
外筒6(想像線図示)に連結されている。そして、ポン
プ外筒6が図示下方向に引かれてピストンが図示下方に
引き下げると、空気室から空気が吸引されてバキューム
状態に近づき、ピストンを戻すと空気室の状態も元に戻
る。
【0023】この図3では、図示省略しているが、図3
におけるピストンヘッド2g上方の空気室はエアホース
により外部と連通するものである。また、ポール5の下
端には、ポンプ外筒6と係合するエアポンプアダプタ1
2が設けられており、このエアポンプアダプタ12には
ロックピン12aが組み込まれている。このロックピン
12aがポンプ外筒6のピン孔8に嵌合し、ポンプのピ
ストンが移動しないようにロックを行う。
【0024】図4は、図3におけるピストンヘッド2g
上方の空気室、この空気室に連通したエアホース2kお
よびエアホース2kを押し潰したり解放したりして空気
室と外部との遮断および連通を行う弁機構を示したもの
である。
【0025】この弁機構は、空気室から引き出したエア
ホース2kの端部をレバー9によってポール5の外壁に
押圧したり押圧を止めたりすることにより、エアホース
2kによる空気室と外部との連通を遮断したり解放した
りするものである。図示の状態ではレバー9がポール5
の外壁に対してエアホース2kを押圧しており、遮断状
態であるが、レバー9を立てるとエアホース2kは解放
され、空気室が外部と連通するようになる。
【0026】この構成により、エアホースを潰して外部
との連通を遮断してポンプにより吸引すると、図1の吸
着パッド2によるビーム球の吸引が行える。また、エア
ホースを潰すことを止めると空気室が外部と連通してポ
ンプによる吸引が停止する。
【0028】(変形例)上記実施例では、弁機構として
エアホースの内部通路を開閉する構造としたが、ポンプ
の空気室と外部との連通を制御する手段であれば、他の
ものでもよく、あたとえば何らかの開閉式栓を持った空
気通路に換えてもよい。
【0029】
【発明の効果】本発明は上述のように、ビーム球の頂面
平坦部を吸着パッドにより吸着して回転することによ
り、ソケットからビーム球を除去し、新しいビーム球を
吸着して回転することによりソケットにビーム球を装着
して吸着解除することによりビーム球の交換を行うよう
にしたため、簡単にしかも確実にビーム球の交換を行う
ことができる。そして、吸着パッドはフードにより保護
されているため、作業中にビーム球を破損するおそれも
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るビーム球交換器の一実施例の外観
を示した説明図。
【図2】図2(a)および(b)は、フード1、吸着パ
ッド2および本体3の構成を詳細に示したもので、図2
(a)は部分側断面図、図2(b)は平面図。
【図3】図3(a)、(b)は、ポール5内のエアホー
スにより吸着パッド2と連通したポンプの構造を示した
もので、図3(a)は部分側断面図、図3(b)は平面
図。
【図4】図4は、図3におけるピストンヘッド2g上方
の空気室、この空気室に連通したエアホースおよびエア
ホースを押し潰したり解放したりして空気室と外部との
遮断および連通を行う弁機構を示した縦断面図。
【符号の説明】
1 フード 2 吸着パッド 2a 吸盤 2b 吸盤ブッシング 2c 受け座 2d アダプタ 2e エアホース 2f 気盆チップ 2g ピストンヘッド 2h ピストンシャフト 2i ピストンエンド 2j ピストンハンド部 2k エアホース 3 本体 4 ナットリング 5 ポール 6 ポンプ外筒 7 3角マーク 8 ピン孔 9 レバー 10 底ゴム 11 ワンタッチ継ぎ手 12 エアポンプアダプタ 12a ロックピン

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ビーム球の頂面平坦部に当接される吸着パ
    ッド、および前記吸着パッドの周縁を取り囲むように設
    けられたフードを有するヘッドと、 前記ヘッドが先端に取り付けられ、内部に前記吸着パッ
    ドと連通した吸排気路を有するとともに、基端に前記吸
    排気路と連通した吸気ポンプおよび弁付き導気路を有す
    る伸縮可能なポールとをそなえたビーム球交換器。
  2. 【請求項2】請求項1記載のビーム球交換器において、
    前記弁付き導気路は、軟質材製のエアホース、およびこ
    のエアホースを前記ポールに押圧するレバーとにより構
    成されたビーム球交換器。
JP10190131A 1998-07-06 1998-07-06 ビーム球交換器 Pending JP2000021357A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10190131A JP2000021357A (ja) 1998-07-06 1998-07-06 ビーム球交換器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10190131A JP2000021357A (ja) 1998-07-06 1998-07-06 ビーム球交換器

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000021357A true JP2000021357A (ja) 2000-01-21

Family

ID=16252917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10190131A Pending JP2000021357A (ja) 1998-07-06 1998-07-06 ビーム球交換器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000021357A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010106647A (ko) * 2000-05-22 2001-12-07 이정만 형광전구 교체기
WO2006100482A1 (en) * 2005-03-22 2006-09-28 Derrick Norman Green Light bulb removal and replacing device with releasable suction cup
KR100739601B1 (ko) 2005-04-28 2007-07-13 이용찬 천장 조명등 교환기구

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20010106647A (ko) * 2000-05-22 2001-12-07 이정만 형광전구 교체기
WO2006100482A1 (en) * 2005-03-22 2006-09-28 Derrick Norman Green Light bulb removal and replacing device with releasable suction cup
KR100739601B1 (ko) 2005-04-28 2007-07-13 이용찬 천장 조명등 교환기구

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7404536B2 (en) Suction cup assembly including a quick release venturi
US8104809B1 (en) Suction cup with warning ring
US5840015A (en) Apparatus for controlling a suction passage in an endoscope
WO2007002240A1 (en) Method and apparatus for a vacuum driven light bulb changer
JP5775842B2 (ja) シールリング組付装置
JP2000021357A (ja) ビーム球交換器
US7309034B2 (en) Air nozzle with a central tube movably received therein to adapt to various positions of a pin in an object to be inflated
JP2001176451A (ja) アタッチメント式ビーム球交換器
JP2001110871A (ja) 吸着ペン
KR100287544B1 (ko) 반도체 웨이퍼 흡착용 튀저
JPH1145930A (ja) 吸着ヘッド
US6234450B1 (en) Connectors and valves
JPS645893B2 (ja)
JPH1126553A (ja) 吸着コレット
TWI331954B (ja)
US20070048149A1 (en) Oil suction pump
JP3599093B2 (ja) 内視鏡の送気送水バルブ構造
JPH11340688A (ja) 部品把持装置及び部品実装装置
JPH10180652A (ja) 相異なるタイプの複数の空気動工具と共に使用される装置、空気動工具用絞り弁空気入口および空気入口ブッシュ
JPH08238212A (ja) 内視鏡の吸引チャンネル切換装置
US20240042625A1 (en) Auto ejecting vacuum tip
JPH0929666A (ja) 気動工具の安全装置
JP2568792Y2 (ja) 携帯用エアツール
TWM555435U (zh) 充氣接頭
JP3088865B2 (ja) 眼用レンズ材料の保持装置および切削装置