JPH0929666A - 気動工具の安全装置 - Google Patents

気動工具の安全装置

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JPH0929666A
JPH0929666A JP7181583A JP18158395A JPH0929666A JP H0929666 A JPH0929666 A JP H0929666A JP 7181583 A JP7181583 A JP 7181583A JP 18158395 A JP18158395 A JP 18158395A JP H0929666 A JPH0929666 A JP H0929666A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operating lever
lock button
pneumatic tool
main body
pushed
Prior art date
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Pending
Application number
JP7181583A
Other languages
English (en)
Inventor
Osamu Muromoto
治 室本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Muromoto Tekko KK
Original Assignee
Muromoto Tekko KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Muromoto Tekko KK filed Critical Muromoto Tekko KK
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Publication of JPH0929666A publication Critical patent/JPH0929666A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】気動工具の操作レバーに不用意に触れたり、あ
るいはこの操作レバーが周囲のものに当たったりするこ
とにより、先端具が駆動され、不慮の事故や怪我を招く
という点の改善を課題とする。 【解決手段】気動工具の本体1に取り付けられたバルブ
駆動用の操作レバー3と直交する方向に、ロックボタン
2のスライド案内孔16を穿設した。そして、このスラ
イド案内孔16に、操作レバー3の受入部を有するロッ
クボタン2を先端が本体1の側面から出没するように内
方からばねで押圧して取り付けた。このことにより、ロ
ックボタン2の押込時にのみ操作レバー3が動き得るよ
うになした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、空気圧により作
動する気動工具の安全装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】気動工具は、本体に取
り付けられた操作レバーを握ることにより、本体に内装
されたバルブを開放し、駆動機構に空気を送り込んでこ
の駆動機構に係合した切断刃や挟持刃などの先端具を駆
動するようになっている。このため不用意に操作レバー
に触れたり、あるいは気動工具を置いた際に操作レバー
が周囲のものに当たったりすると、バルブが開放され、
駆動された先端具で思わぬ事故を招いたり、怪我をする
虞れがあった。
【0003】そこで本発明は、操作レバーが不用意に動
くことのない気動工具の安全装置を提供することを目的
としたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために本発明は、空気圧にて作動する駆動機構に連通し
た通気路を開閉するバルブを、本体に取り付けられた操
作レバーで押動操作し、駆動機構に係合した先端具の駆
動並びに停止を行うようにした気動工具において、操作
レバーの移動方向と直交する方向に、操作レバーの移動
を阻止するロックボタンを本体の一側から出没可能にか
つばねで突出付勢して設け、このロックボタンの内側所
定位置に操作レバーの受入部を設けてロックボタンの押
込み時にこの受入部が操作レバーの移動延長方向に位置
するようにし、ロックボタンの押込み時にのみ操作レバ
ーが動き得るようにした。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づき説明する。
【0006】図1は、気動工具の本体1を示す。この気
動工具は、本体1の後部(図中右方向)に設けた吸気口
4にエアーホース(図示せず)を接続し、このエアーホ
ースを介して図示しないエアーコンプレッサーなどの空
気供給源から圧搾空気を送り込み、内装された駆動機構
を作動させることにより、本体1の前部(図中左方向)
に取り付けた切断刃や挟持刃などの図示しない先端具を
駆動するようにしたものである。
【0007】図2は、気動工具本体1の要部縦断面図で
ある。図において符号5は、駆動機構のシリンダーを示
し、このシリンダー5は後部の吸気口4と通気路6,7
を介して連通している。またこの通気路6,7中には、
通気路を開閉するバルブ8を設けている。8aは、この
バルブ8のボール弁、8bはこのボール弁8aを付勢す
るばねを示す。
【0008】またボール弁8a下方の本体1には、小径
のピン保持孔17を設け、このピン保持孔17にピン9
を摺動可能に嵌合させている。さらに、ピン9の外方
(図2において下方)には、一端が軸10で本体1に回
動自在に取り付けられた操作レバー3を位置させ、操作
レバー3の他端と本体1との間には、操作レバー3復帰
用のばね11を介挿している。
【0009】ここにおいて本発明に係る気動工具の安全
装置は、操作レバー3先端側(図2において右方)上方
の本体1の横方向(操作レバーの回動方向と直交する方
向)にロックボタン2のスライド案内孔16を穿設し、
このスライド案内孔16に図4に示すようにロックボタ
ン2を挿入している。このロックボタン2は、スライド
案内孔16に回動不可、摺動自在に嵌合しており、その
内側(図4において右側)の所定位置には、操作レバー
3の受入部2aを凹設している。またこのロックボタン
2は、スライド案内孔16の一方を塞ぐ取付ねじ15と
の間に介挿されたばね14でその先端がスライド案内孔
16の他方から突出する方向に付勢されている。
【0010】なお図2において符号12は、ねじ13で
本体1に固定され、操作レバー3の外方回動を規制し、
ばね11の脱落を防止する係止部材、8dはボール弁8
aを気密に本体1内に取り付けるためのバルブ封止ね
じ、8c,9aは気密パッキンを示す。
【0011】次に上記構成を有する本発明に係る気動工
具の安全装置の働きについて述べる。
【0012】まずこの気動工具を従来と同様に操作レバ
ー3を握り、作動させようとしても操作レバー3の上方
にロックボタン2が位置してその回動が阻止されるため
バルブ8は開放されず、気動工具は作動しない。そし
て、その作動のためには、まず図1に示すように工具本
体1を持った際に親指で本体1の側面に突出したロック
ボタン2を内装されたばね14の付勢力に抗して押し込
む。このことにより、ロックボタン2の内側所定位置に
形成した受入部2a(図4参照)が操作レバー3の上方
へと移動し、この状態で操作レバー3を握ると、操作レ
バー3はその上端が受入部2aに進入することにより、
ばね11の付勢力に抗して軸10を中心として回動し、
その上方に位置するピン9を押し上げる。このピン9
は、ばね8bで通気路7の入口7aを塞ぐ方向に押し付
けられているボール弁8aを押し上げ、バルブ8を開放
して空気供給源側と連通した通気路6を、駆動機構であ
るシリンダー5側に連通した通気路7に連通させ、この
シリンダー5内に圧搾空気を送り込む。このことによ
り、シリンダー7内に摺動可能に密嵌されたピストン
(図示せず)が移動し、このピストンと係合した先端具
が駆動されて必要な作業がなされる。
【0013】また作業終了あるいは中断の際には、操作
レバー3の握持力を緩めれば、操作レバー3がばね11
の付勢力で原状に復帰し、同時にピン9とボール弁8a
もばね8bの付勢力で原状に復帰してボール弁8aが通
気路7の入口7aを塞ぎ、駆動機構への圧搾空気の送り
込みを停止する。よって、先端具の駆動が停止される。
この時、ロックボタン2を押し込んだままであれば、操
作レバー3を握るだけで引き続き次の作業が開始でき
る。また、ロックボタン2を押さえていなければ、操作
レバー3が回動してその上端が受入部2aから外れる
と、ロックボタン2はばね14の付勢力で突出方向に移
動し、操作レバー3の回動を阻止する安全装置が作動し
た状態に復帰する。
【0014】このように本発明の気動工具の安全装置
は、操作性を殆ど損なうことなく、不用意に先端具が駆
動されることによる不慮の事故や怪我を防止し、気動工
具の安全性を向上させるものである。
【0015】なお、例示した気動工具の操作レバー3
は、後方回動自在にその前側(図1において左側)を軸
10で本体1に取り付けているが、この操作レバー3は
前方回動自在に後側(図1において右側)で本体1に枢
着しても良く、あるいは本体1側に押し込まれることに
より、バルブ8を開放するものであっても良く、その形
状や本体1への取付方は、任意である。
【0016】また、先端具の駆動機構としてシリンダー
装置を示したが、駆動機構は空気圧で先端具を駆動でき
れば良く、その機構は羽根車などを用いた他の機構であ
っても良い。
【0017】
【発明の効果】以上説明したように本発明の気動工具の
安全装置は、ロックボタンを押し込まない限り、操作レ
バーが動かないので、不注意から先端具が駆動されるこ
とによる事故や怪我が防止され、気動工具の取扱性並び
に安全性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る安全装置を用いた気動工具本体の
使用状態を示す側面図である。
【図2】本発明に係る安全装置を用いた気動工具本体の
要部縦断面図である。
【図3】本発明に係る安全装置を用いた気動工具本体の
下面図である。
【図4】図3のA−A線断面図である。
【符号の説明】
1 気動工具の本体 2 ロックボタン 2a 受入部 3 操作レバー 4 吸気口 6,7 通気路 8 バルブ 8a ボール弁 8b ばね 8c 気密パッキン 8d バルブ封止ねじ 9 ピン 11,14 ばね 16 スライド案内孔

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 空気圧にて作動する駆動機構に連通した
    通気路を開閉するバルブを、本体に取り付けられた操作
    レバーで押動操作し、この駆動機構に係合した先端具の
    駆動並びに停止を行うようにした気動工具において、 操作レバーの移動方向と直交する方向に、操作レバーの
    移動を阻止するロックボタンが本体の一側から出没可能
    に、かつばねで突出付勢して設けられ、このロックボタ
    ンの内側所定位置には、操作レバーの受入部が設けら
    れ、ロックボタンの押込み時にこの受入部が操作レバー
    の移動延長方向に位置してロックボタンの押込み時にの
    み操作レバーが動き得るようになされたことを特徴とす
    る気動工具の安全装置。
JP7181583A 1995-07-18 1995-07-18 気動工具の安全装置 Pending JPH0929666A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7181583A JPH0929666A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 気動工具の安全装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7181583A JPH0929666A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 気動工具の安全装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0929666A true JPH0929666A (ja) 1997-02-04

Family

ID=16103352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7181583A Pending JPH0929666A (ja) 1995-07-18 1995-07-18 気動工具の安全装置

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JP (1) JPH0929666A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008174495A (ja) * 2007-01-19 2008-07-31 Reverse Proteomics Research Institute Co Ltd 創薬標的タンパク質及び標的遺伝子、並びにスクリーニング方法
JP2009255236A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Ryobi Ltd 手持ち式動力工具
CN102306570A (zh) * 2011-09-06 2012-01-04 南京德朔实业有限公司 一种开关自锁结构

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