JPH08238212A - 内視鏡の吸引チャンネル切換装置 - Google Patents

内視鏡の吸引チャンネル切換装置

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JPH08238212A
JPH08238212A JP7047431A JP4743195A JPH08238212A JP H08238212 A JPH08238212 A JP H08238212A JP 7047431 A JP7047431 A JP 7047431A JP 4743195 A JP4743195 A JP 4743195A JP H08238212 A JPH08238212 A JP H08238212A
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mount portion
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Hirotaka Kawano
裕隆 川野
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】切換バルブをバヨネットマウントを介して内視
鏡手元操作部に着脱自在とすることにより、切換バルブ
の着脱をワンタッチで行う。 【構成】切換バルブ32を装着する場合、先ず、バルブ
マウント112のマウント爪126をボディマウント1
10に合わせてボディマウント110に係合した後、リ
ング部材146を押下操作してバルブマウント112を
切換つまみ98から退避させ、バルブマウント112を
回動させる。そして、爪126の縁部126Bがボディ
マウント110側のストッパーピン142に当接した位
置でリング部材146から手を離し、ピン128、13
0と溝140、138とを係合させてバルブマウント1
12をボディマウント110に固定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は内視鏡の吸引チャンネル
切換装置に係り、特に手元操作部に2つの鉗子口を備え
た内視鏡の吸引チャンネル切換装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の内視鏡は、2本の鉗子チャンネ
ルを吸引管路として兼用しており、例えば、一方の鉗子
チャンネルを吸引装置に連通させると共に、他方の鉗子
チャンネルを切換バルブを介して一方の鉗子チャンネル
に連通させている。これにより、切換バルブを開放して
吸引装置を駆動すると、2本の鉗子チャンネルで同時に
吸引することができ、また、切換バルブを閉成すれば、
一方の鉗子チャンネルのみで吸引することができる。
【0003】ところで、特開平2−126826号公報
に開示された内視鏡は、切換バルブをネジによって内視
鏡手元操作部に螺合固定している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開平
2−126826号公報記載の内視鏡は、切換バルブを
ネジによって螺合固定しているため取付作業が面倒で、
また切換バルブの洗浄時等に切換バルブを内視鏡手元操
作部から簡単に取り外すことができないという欠点があ
る。
【0005】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、切換バルブを簡単に着脱できる内視鏡の吸引チ
ャンネル切換装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、内視鏡挿入部に挿通配置された2本のチ
ャンネルのうち少なくとも一方を吸引手段に連通させる
切換バルブが内視鏡手元操作部に設けられた内視鏡の吸
引チャンネル切換装置に於いて、前記切換バルブをバヨ
ネットマウントを介して内視鏡手元操作部に着脱自在と
したことを特徴としている。
【0007】また、本発明は、前記目的を達成するため
に、内視鏡挿入部に挿通配置された2本のチャンネルの
うち少なくとも一方を吸引手段に連通させる切換バルブ
が内視鏡手元操作部に設けられた内視鏡の吸引チャンネ
ル切換装置に於いて、前記切換バルブは、前記内視鏡手
元操作部側の切換バルブ取付位置に形成されたボディマ
ウント部の第1の位置で該ボディマウント部に着脱可能
なバルブマウント部と、前記バルブマウント部に回動自
在に支持され、回動操作に連動して前記2本のチャンネ
ルのうち少なくとも一方を吸引手段に連通させるバルブ
本体と、前記ボディマウント部又は前記バルブマウント
部に設けられ、該バルブマウント部を前記ボディマウン
ト部の第1の位置から所定量回動した第2の位置で該バ
ルブマウント部を保持する保持手段と、から成ることを
特徴としている。
【0008】更に、本発明は、前記目的を達成するため
に、内視鏡挿入部に挿通配置された2本のチャンネルの
うち少なくとも一方を吸引手段に連通させる切換バルブ
が内視鏡手元操作部に設けられた内視鏡の吸引チャンネ
ル切換装置に於いて、前記切換バルブは、前記内視鏡手
元操作部側の切換バルブ取付位置に形成されたボディマ
ウント部の第1の位置で該ボディマウント部に着脱可能
なバルブマウント部と、前記バルブマウント部に回動自
在に支持され、回動操作に連動して前記2本のチャンネ
ルのうち少なくとも一方を吸引手段に連通させるバルブ
本体と、前記ボディマウント部又は前記バルブマウント
部に設けられ、該バルブマウント部を前記ボディマウン
ト部の第1の位置から所定量回動した第2の位置で該バ
ルブマウント部をボディマウント部に固定するロック手
段と、前記バルブマウント部と前記バルブ本体との間に
設けられ、前記ロック手段をバルブマウント部とボディ
マウント部との固定方向に付勢すると共に、バルブマウ
ント部の押圧操作によってロック手段によるバルブマウ
ント部とボディマウント部との固定を解除するロック解
除手段と、から成ることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1記載の発明によれば、切換バルブをバ
ヨネットマウントを介して内視鏡手元操作部に着脱自在
としている。これによって、本発明では切換バルブを内
視鏡手元操作部にワンタッチで着脱できる。請求項2記
載の発明によれば、切換バルブを内視鏡手元操作部に装
着する場合、先ず、切換バルブのバルブマウント部を内
視鏡手元操作部側のボディマウント部の第1の位置に位
置させて、バルブマウント部を前記ボディマウント部に
装着する。次に、バルブマウント部をボディマウント部
の第1の位置から所定量回動させて、バルブマウント部
を保持手段により第2の位置で保持する。この状態でバ
ルブ本体を回動すると、2本のチャンネルのうち少なく
とも一方を吸引手段に連通させることができる。次に、
切換バルブを内視鏡手元操作部から取り外す場合には、
バルブマウント部を前記第2の位置から第1の位置まで
回動すれば、切換バルブを取り外すことができる。
【0010】請求項3記載の発明によれば、切換バルブ
を内視鏡手元操作部に装着する場合、先ず、切換バルブ
のバルブマウント部を内視鏡手元操作部側のボディマウ
ント部の第1の位置に位置させて、バルブマウント部を
前記ボディマウント部に装着する。次に、バルブマウン
ト部をボディマウント部の第1の位置から所定量回動さ
せて、バルブマウント部を固定手段により第2の位置で
ロックする。この状態でバルブ本体を回動すると、2本
のチャンネルのうち少なくとも一方を吸引手段に連通さ
せることができる。次に、切換バルブを内視鏡手元操作
部から取り外す場合には、バルブマウント部の押圧操作
し、ロック手段によるバルブマウント部とボディマウン
ト部との固定をロック解除手段により解除した後、バル
ブマウント部を前記第2の位置から第1の位置まで回動
すれば、切換バルブを取り外すことができる。
【0011】
【実施例】以下添付図面に従って本発明に係る内視鏡の
吸引チャンネル切換装置の好ましい実施例を詳述する。
図1は、本発明の内視鏡の吸引チャンネル切換装置が適
用された内視鏡の手元操作部を示す外観図である。同図
に示すように手元操作部10の下端部には挿入部12が
接続され、この挿入部12の先端には図示しない湾曲部
及び先端構成部が接続される。手元操作部10の上端部
には接眼部16が形成され、接眼部16の近傍には前記
湾曲部を湾曲操作するレバー18、吸引操作ボタン2
0、及び送気送水操作ボタン22が並設されている。ま
た、手元操作部10の側部には連結用チューブ24の一
端が接続され、このチューブ24内には図示しない吸引
用チューブ、ライトガイドケーブル等が配設されてい
る。前記吸引用チューブは一端が前記吸引操作ボタン2
0のバルブに接続され、他端が図示しない吸引装置に接
続されている。
【0012】一方、手元操作部10の下部には前傾した
突出部26が形成され、この突出部26の上端部に2つ
の鉗子口28、30が並設されている。前記鉗子口28
は、鉗子口30よりも大きな口径に形成され、2つの鉗
子口28、30からサイズの異なる2種類の処置具を挿
入できるようになっている。また、前記突出部26の側
部には切換バルブ32が回動自在に取り付けられる。こ
の切換バルブ32の構造、及び突出部26に対する着脱
構造については後述する。
【0013】図2は前記鉗子口28の軸芯に沿った手元
操作部10の要部縦断面図であり、図3は前記鉗子口3
0の軸芯に沿った手元操作部10の要部縦断面図、図4
は鉗子口28、30の軸芯に沿った突出部26の断面図
である。図2、図4に示すように鉗子口28が形成され
た口金34は、突出部26に形成された挿通路36の上
部に固定される。口金34の下部には略円筒状の配管具
38が接続され、この配管具38は筒体40と接続具4
2とを介して鉗子チャンネル44に接続される。
【0014】前記接続具42は、鉗子口28から挿入さ
れた処置具を挿入部方向に導くようにその管路46がく
の字状に曲げられている。また、接続具42は、肉厚の
厚い部分42Aが手元操作部10のフレーム48にネジ
50によって固定される。更に、接続具42は、上部に
連通口42Bと下部に連通口42Cとが形成され、前記
連通口42Bは筒体40にOリング52を介して接続さ
れ、前記連通口42Cは鉗子チャンネル44の基端部4
4Aに連結治具54を介して接続される。前記鉗子チャ
ンネル44の先端部は、挿入部の先端構成部に形成した
鉗子窓に接続されている。これにより、接続具42を介
して挿入された処置具は、鉗子チャンネル44によって
前記鉗子窓まで案内される。
【0015】前記配管具38は図4に示すように、突出
部26の挿通路36内で口金34と同軸上に配置され、
Oリング56、58によって挿通路36に対し気密性が
保たれている。また、配管具38の側面には貫通した連
通路60が形成され、この連通路60は突出部26に形
成された前記切換バルブ32の取付孔62に連通されて
いる。更に、配管具38の外周面の一部には図5に示す
ように、フラットな位置決め面64が形成される。この
位置決め面64は、配管具38の長手方向に沿って形成
され、突出部26の挿通路36の長手方向に形成された
位置決め面66に嵌合する。従って、配管具38は、位
置決め面64を位置決め面66に沿って嵌挿することに
より挿通路36内に挿入され、そして、配管具38の下
部段部39が挿通路36の段部37に当接したところ
で、配管具38の連通路60と切換バルブ32の取付孔
62とが位置決めされる。
【0016】一方、図3、図4に示すように鉗子口30
が形成された口金68は、突出部26に形成されたもう
一方の挿通路70の上部に固定される。口金68の下部
には略円筒状の配管具72が接続され、配管具72は筒
体74と接続具76とを介して鉗子チャンネル78に接
続される。前記接続具76は、鉗子口30から挿入され
た処置具を挿入部方向に導くようにその主管路80がく
の字状に曲げられている。また、接続具76は、上部に
連通口76Aが形成され、下部は二股に分岐して連通口
76B、76Cが前後に形成される。前記連通口76A
は、筒体74にOリング82を介して接続され、前記連
通口76Bは吸引チューブ84の先端部84Aに接続さ
れ、前記連通口76Cは鉗子チャンネル78の基端部7
8Aに連結治具86を介して接続される。前記鉗子チャ
ンネル78の先端部は、挿入部の先端構成部に形成した
鉗子窓に接続されている。これにより、接続具76を介
して挿入された処置具は、鉗子チャンネル78によって
前記鉗子窓まで案内される。
【0017】前記吸引チューブ84は、基端部が図1に
示した吸引操作ボタン20のバルブに接続され、このバ
ルブを開放操作することにより、前述した吸引用チュー
ブを介して吸引装置に連通される。従って、前記バルブ
を操作し吸引装置を駆動すれば、患部等に溜まった液体
を鉗子窓から鉗子チャンネル78、接続具76、及び吸
引チューブ84を介して吸引することができる。また、
切換バルブ32を開放して鉗子口28側の配管具38と
鉗子口30側の配管具72とを連通させることにより、
2本の鉗子チャンネル44、78で吸引を行うことがで
きる。
【0018】前記配管具72は図4に示すように、突出
部26の挿通路70内で口金68と同軸上に配置され、
Oリング88、90によって挿通路70に対し気密性が
保たれている。また、配管具72の側面には貫通した連
通路92が形成され、この連通路92は切換バルブ32
の取付孔62に連通されている。更に、配管具72の外
周面の一部には図5に示すように、フラットな位置決め
面94が形成される。この位置決め面94は、配管具7
2の長手方向に沿って形成され、突出部26の挿通路7
0の長手方向に形成された位置決め面96に嵌合する。
従って、配管具72は、位置決め面94を位置決め面9
6に沿って嵌挿することにより挿通路70内に挿入さ
れ、そして、配管具72の下部段部73が挿通路70の
段部71に当接したところで、配管具72の連通路92
と切換バルブ32の取付孔62とが位置決めされる。こ
れにより、切換バルブ32の切換つまみ98を開放操作
すると、配管具38の連通路60と配管具72の連通路
92とがバルブ本体100の連通路102を介して連通
される。
【0019】ところで、前記切換バルブ32は図5、図
6に示すように、突出部26から外部に露出した切換つ
まみ98を備え、この切換つまみ98の下部には略円柱
状に形成されたバルブ本体100がボルト104によっ
て固定されている。前記バルブ本体100の略中央部に
は、凹状の溝106が外周面に沿って形成されており、
この溝106にシール用のOリング108が装着され
る。Oリング108は、切換バルブ32を突出部26に
取り付けた際に、突出部26側に配置したボディマウン
ト部110の内周面に圧接し、バルブ本体100とボデ
ィマウント部110との気密性を保つものである。前記
ボディマウント部110は、バヨネットマウントを構成
する爪であり、その詳細は後述する。
【0020】切換つまみ98の下部には、略ドーナツ状
に形成されたバルブマウント部112が配置され、この
バルブマウント部112はバルブ本体100の上部円柱
部114にその内周部116が回動自在に挿入されてい
る。これにより、バルブ本体100とバルブマウント部
112とは相対的に回動自在となっている。切換つまみ
98の下面には、一方のクリック機構を構成するクリッ
クボール116が取り付けられ、このクリックボール1
16は、切換つまみ98に埋設された図示しないスプリ
ングの付勢力によってバルブマウント部112の方向に
付勢されている。クリックボール116に対応するバル
ブマウント部112の上面には、他方のクリック機構を
構成する2つのクリック孔118、120が所定の間隔
で穿設される。更に、切換つまみ98の下面には、前記
クリックボール116と対称位置にガイドピン122が
植設され、このガイドピン122はバルブマウント部1
12の上面に形成された円弧状の長孔124に係合され
る。前記長孔124は、クリック孔118とクリック孔
120との穿設間隔よりも若干量広めに形成されてい
る。従って、切換つまみ98は、前記ピン122と長孔
124との作用によりバルブマウント部112に対する
回動量が規制され、その回動範囲の一端側に切換つまみ
98を回動させれば、クリックボール116がクリック
孔118に係合する。この切換つまみ98の回動位置が
バルブ本体100の開位置となる。また、切換つまみ9
8を前記回動範囲の他端側に回動させれば、クリックボ
ール116がクリック孔120に係合する。この切換つ
まみ98の回動位置がバルブ本体100の閉位置とな
る。
【0021】バルブマウント部112の下面には、マウ
ント爪126が形成されると共に、マウント爪126の
外側にはロック部材である2本のピン128、130が
上方に向けて固着されている。前記マウント爪126
は、ボディマウント部110に対して所定の回動位置で
係合できる形状に形成されており、ボディマウント部1
10に係合されたバルブマウント部112は、ボディマ
ウント部110に対して回動自在に支持される。
【0022】前記ボディマウント部110は図7、図8
に示すように、中央にバルブ本体100が嵌入される孔
部132が形成されると共に、孔部132の左右両側に
は2枚の爪板134、136が形成される。また、爪板
134、136には、前記ピン128、130が係合さ
れる凹状の溝138、140が各々形成される。また、
爪板136の一端部にはストッパーピン142が固着さ
れている。このストッパーピン142は、バルブマウン
ト部112の回動時にマウント爪126の縁部126A
(図9参照)、126B(図12参照)が当接すること
によりバルブマウント部112の回動量を規制するもの
である。例えば、前記縁部126Aがストッパーピン1
42に当接する位置は、バルブマウント部112がボデ
ィマウント部110に対して着脱可能な位置(図9参
照)であり、また、縁部126Bがストッパーピン14
2に当接する位置(図12、13参照)は、バルブマウ
ント部112側のピン128、130がボディマウント
部110側の溝140、138に各々係合する位置であ
る。
【0023】一方、図5、図6に示すようにバルブマウ
ント部112とバルブ本体100との間にはコイルスプ
リング144が配置される。バルブマウント部112と
バルブ本体100とは、前記コイルスプリング144の
付勢力によって互いに離れる方向に付勢され、バルブ本
体100が突出部26の取付孔62に嵌入固定される
と、コイルスプリング144の付勢力がバルブマウント
部112に伝達される。これにより、バルブマウント部
112は、コイルスプリング144の付勢力によって切
換つまみ98の下面に密着された状態が保持される。ま
た、バルブマウント部112の外周部には、指掛かりを
良くする樹脂性のリング部材146が固着される。この
リング部材146は、外部から手動で図13中押下操作
されることにより、バルブマウント部112をコイルス
プリング144の付勢力に抗して押し下げて、ピン12
8、130と溝140、138との係合を解除するもの
である。
【0024】次に、前記の如く構成された内視鏡の吸引
チャンネル切換装置の切換バルブ着脱方法について説明
する。切換バルブ32を手元操作部10の突出部26に
装着する場合には、先ず、バルブマウント部112のマ
ウント爪126を図9に示すように、突出部26のボデ
ィマウント部110に合わせ、そして、バルブ本体10
0を取付孔62に嵌入すると共にバルブマウント部11
2をボディマウント部110に係合する。
【0025】次に、リング部材146を押下操作してバ
ルブマウント部112を切換つまみ98から退避させ、
この状態でバルブマウント部112をボディマウント部
110に対して図9中時計回り方向に回動させる。図1
0、図11はバルブマウント部112の回動で、バルブ
マウント部112側のピン128、130が、ボディマ
ウント部110側の溝140、138に係合する直前の
状態を示した図である。
【0026】そして、バルブマウント部112を図1
0、図11に示した位置から図10中時計回り方向に微
少量回動させると図12に示すように、マウント爪12
6の縁部126Bがボディマウント部110側のストッ
パーピン142に当接する。この位置でリング部材14
6から手を離せば、バルブマウント部112がコイルス
プリング144の付勢力によって元の位置に復帰移動
し、ピン128、130が溝140、138に係合す
る。この時、前記ピン128、130は、コイルスプリ
ング144によって固定方向に付勢されているので、バ
ルブマウント部112がボディマウント部110に固定
される。これにより、切換バルブ32の装着が終了す
る。そして、切換つまみ98を回動すると、切換つまみ
98に連結されたバルブ本体100によってバルブの開
閉操作が行われる。
【0027】次に、切換バルブ32を突出部26から取
り外す場合には、先ず、リング部材146をコイルスプ
リング144の付勢力に抗して図13に示した位置から
押下操作し、ピン128、130と溝140、138と
の係合を解除して、バルブマウント部112とボディマ
ウント部110との固定状態を解除する。この状態で、
バルブマウント部112を図12中反時計回り方向に回
動させる。そして、マウント爪126の縁部126Aが
図9に示したように、ストッパーピン142に当接した
位置で、即ち、マウント爪126とボディマウント部1
10とが対応した位置で切換バルブ32をボディマウン
ト部110から引き抜く。これにより、切換バルブ32
を簡単に取り外すことができる。
【0028】従って、本実施例によれば、切換バルブ3
2をバルブマウント部112とボディマウント部110
とのバヨネットマウントによって手元操作部10に着脱
自在としたので、切換バルブをワンタッチで着脱するこ
とができる。本実施例では、ボディマウント部110側
に溝138、140を形成し、バルブマウント部112
側にピン128、130を取付けて保持手段(ロック手
段)を構成したが、ボディマウント部110側にピン1
28、130を取付けてバルブマウント部112側に溝
138、140を形成しても良い。なお、本発明の請求
項3に記載したロック解除手段は、本実施例のバルブマ
ウント部112とコイルスプリング144とに対応す
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る内視鏡
の吸引チャンネル切換装置によれば、切換バルブをバヨ
ネットマウントを介して内視鏡手元操作部に着脱自在と
したので、切換バルブを簡単に着脱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内視鏡の吸引チャンネル切換装置が適
用された手元操作部の外観図
【図2】手元操作部を含む第1の鉗子口の縦断面図
【図3】手元操作部を含む第2の鉗子口の縦断面図
【図4】図1に示した手元操作部のA−A線からみた断
面図
【図5】図1に示した手元操作部のB−B線からみた断
面図
【図6】切換バルブの組立斜視図
【図7】内視鏡手元操作部に形成されたボディマウント
部の斜視図
【図8】図7に示したボディマウント部の平面図
【図9】ボディマウント部に対する切換バルブの係合状
態を示す説明図
【図10】ボディマウント部に対する切換バルブの回動
状態を示す説明図
【図11】ボディマウント部に対する切換バルブの固定
直前の状態を示す断面図
【図12】ボディマウント部に切換バルブが固定された
状態を示す説明図
【図13】ボディマウント部に切換バルブが固定された
状態を示す断面図
【符号の説明】
10…手元操作部 26…突出部 28、30…鉗子口 32…切換バルブ 44、78…鉗子チャンネル 98…切換つまみ 100…バルブ本体 110…ボディマウント部 112…バルブマウント部 126…マウント爪 128、130…ピン 138、140…溝 142…ストッパーピン 144…コイルスプリング 146…リング部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内視鏡挿入部に挿通配置された2本のチャ
    ンネルのうち少なくとも一方を吸引手段に連通させる切
    換バルブが内視鏡手元操作部に設けられた内視鏡の吸引
    チャンネル切換装置に於いて、 前記切換バルブをバヨネットマウントを介して内視鏡手
    元操作部に着脱自在としたことを特徴とする内視鏡の吸
    引チャンネル切換装置。
  2. 【請求項2】内視鏡挿入部に挿通配置された2本のチャ
    ンネルのうち少なくとも一方を吸引手段に連通させる切
    換バルブが内視鏡手元操作部に設けられた内視鏡の吸引
    チャンネル切換装置に於いて、 前記切換バルブは、 前記内視鏡手元操作部側の切換バルブ取付位置に形成さ
    れたボディマウント部の第1の位置で該ボディマウント
    部に着脱可能なバルブマウント部と、 前記バルブマウント部に回動自在に支持され、回動操作
    に連動して前記2本のチャンネルのうち少なくとも一方
    を吸引手段に連通させるバルブ本体と、 前記ボディマウント部又は前記バルブマウント部に設け
    られ、該バルブマウント部を前記ボディマウント部の第
    1の位置から所定量回動した第2の位置で該バルブマウ
    ント部を保持する保持手段と、 から成ることを特徴とする内視鏡の吸引チャンネル切換
    装置。
  3. 【請求項3】内視鏡挿入部に挿通配置された2本のチャ
    ンネルのうち少なくとも一方を吸引手段に連通させる切
    換バルブが内視鏡手元操作部に設けられた内視鏡の吸引
    チャンネル切換装置に於いて、 前記切換バルブは、 前記内視鏡手元操作部側の切換バルブ取付位置に形成さ
    れたボディマウント部の第1の位置で該ボディマウント
    部に着脱可能なバルブマウント部と、 前記バルブマウント部に回動自在に支持され、回動操作
    に連動して前記2本のチャンネルのうち少なくとも一方
    を吸引手段に連通させるバルブ本体と、 前記ボディマウント部又は前記バルブマウント部に設け
    られ、該バルブマウント部を前記ボディマウント部の第
    1の位置から所定量回動した第2の位置で該バルブマウ
    ント部をボディマウント部に固定するロック手段と、 前記バルブマウント部と前記バルブ本体との間に設けら
    れ、前記ロック手段をバルブマウント部とボディマウン
    ト部との固定方向に付勢すると共に、バルブマウント部
    の押圧操作によってロック手段によるバルブマウント部
    とボディマウント部との固定を解除するロック解除手段
    と、 から成ることを特徴とする内視鏡の吸引チャンネル切換
    装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003220017A (ja) * 2002-01-31 2003-08-05 Pentax Corp 内視鏡の吸引流路切替ダイヤル及び回動ダイヤル構造
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CN113384223A (zh) * 2021-07-14 2021-09-14 上海优医基医学科技有限公司 具有自锁功能的内窥镜吸引按钮及内窥镜

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