WO2009001587A1 - 自走式建設機械 - Google Patents

Abstract

尿素水溶液を貯える尿素水タンク(28)を、周囲から容易に手が届く旋回フレーム(6)の右前部のユーティリティ室(6G)内に設ける。この場合に、作動油配管(18)の一部をなして作業装置(5)のブームシリンダ(5D)に作動油を給排する作業装置用配管(21)の途中部位を、尿素水タンク(28)の外面に沿って配設する構成とした。従って、尿素水タンク(28)を、周囲に熱源となるものが無い場所に配置しても、作業装置用配管(21)を流通する作動油の熱を使用して尿素水タンク(28)内の尿素水溶液を周囲から安定的に温めることができる。また、尿素水タンク(28)は、作業が容易な位置に配置でき、尿素水溶液の充填作業、メンテナンス作業等を容易に行うことができる。

Description

自走式建設機械

5 技術分野

本発明は、 上部旋回体に排気ガス中の窒素酸化物を除 去するための尿素選択還元触媒と尿素水タ ンクを搭載し た 、 例えば油圧ショ ベル、 油圧ク レーン、 ホイ一ル口― 明

ダ の自走式建設機械に関する。

等

n U

背足技術

書

一般に、 自走式建設機械の代表例である油圧ショ ベル は 、 走行モータによって走行可能な下部走行体と、 該下 部走行体上に旋回可能に搭載された上部旋回体と、 該上5 旋回体の前側に俯仰動可能に設けられた作業装置とに

J 構成されている。 また、 上部旋回体は、 旋回フ レ一 ムの後部に油圧ポンプを駆動するためのェンジンを搭載 し 、 前記旋回フ レームの前側にキャ ブ、 燃料夕ンク 、 作 動油タンク等を搭載している。

0 また、 油圧ショ ベルのエンジンには、 一般的にディ ― ゼルエンジンが用いられている。 このディ ーゼルェンジ ンは 、 窒素酸化物 （以下、 N O x とレ、う） 等を多く排出 するとされている。 そこで、 油圧ショ ベルには 、 後処理 装置と して N O x を浄化するための N O X浄化装置を備5 えたものがある （例えば、 特許文献 1 ： 日本国特開 2 0

0 3 一 1 2 0 2 7 7 号公報参照）。

一方、 N O X浄化装置は、 例えばエンジンの排気管に 又けられ排気ガス中の窒素酸化物を除去する尿素選択還 兀触媒と、 尿素水溶液を貯える尿素水タ ンク と 、 該尿素 水タンク内の尿素水溶液を尿素選択 ¾元触媒の上流側に 噴射する尿素水噴射弁とによ り大略構成されている (例 えば、 特許文献 2 曰本国特開 2 0 0 3 一 2 0 9 3 6号 公報参 m )

で、 尿素水夕 ンク に貯え られた尿素水溶液は 、 周 囲温度が例えば ― 1 0 °C付近で凝固してしまう性質を有 している。 そ で 特許文献 2 の発明では、 運転によつ て熱を発生する熱源となるェンジン、 油圧ポンプ 制御 弁、 油圧モー夕 作動油タ ンク等の近傍に尿素水夕ンク を配設し、 尿素水溶液の凝固を防止している

ところで、 上述した特許文献 2 の発明では 、 ェンンン、 油圧ポンプ、 制御弁 油圧モー夕、 作動油夕 ンク等を熱 源として使用 し れらの近傍に尿素水夕 ンクを配設し ている 。 しかし ェンジン、 油圧ポンプ 、 制御弁 油圧 モータ 、 作動油夕 ンク等は旋回フ レーム上の配置位置が ほぼ決まっている 従つて、 尿素水タ ンクの配置位置も おのずと決まつてしまい、 配置に自由度がない。 そして、 尿素水タンクが配置される位置によっては、 周囲の機器 との関係から尿素水溶液の充填作業、 メ ンテナンス作業 等が困難になるという 問題がある

また 、 尿素水夕 ンクは、 建設機械の稼働中は尿素水溶 液が凝固しない状目！^に保持する必要がある しかし 、 ェ ン ン ン 、 油圧ポンプ 制御弁、 油圧モー夕、 作動油夕 ン ク等を熱源と して用い 追

場 これらはそれぞれ発熱量 が異なる ら 尿素水タ ンクの配置位置によつては 、 尿 素水夕 ンクを一

定温度に保持するのが難しいという問題 がある

さ らに、 仮に尿素水タ ンク を 、 固定されたェンンン、 油圧ポンプ等の近傍に配設した場合でも 、 尿素水夕 ンク は熱源に対面した 1 つの側面からだけ熱せられる こ とに なる。 このために、 尿素水タンク内の尿素水溶液に温度 差が生じてしまい、 尿素水溶液の全体を安定的に温める こ とができないという問題がある。 発明の開示

本発明は上述した従来技術の問題に鑑みなされたもの で、 本発明の目的は、 尿素水タ ンクを白由な場所に配置 でき、 しかも、 凝固を防止するために尿素水溶液を安定 的に加温できるよう にした自走式建設機械を提供する こ とにある。

( 1 ) . 本発明による 自走式建設機械は 、 走行モ ―夕 によって走行する走行体と、 該走行体に設けられァクチ ユエ一夕によつて作動する作業装置と 、 前記走行体に搭 載され加圧油を供給する油圧ポンプを駆動するェンジン と、 前記油圧ポンプおよび作動油夕 ンクからなる油圧源 と前記走行体の走行モー夕および作業装置のァクチュェ 一夕を含む各種ァクチユエ一夕 との間を制御弁を介し接 続して設けられ作動油が流通する作動油配管と、 前記ェ ンジンの排気管に設けられ排気ガス中の窒素酸ィ匕物を除 去する尿素選択還元触媒と、 該尿素選択還元触媒の上流 側に噴射するための尿素水溶液を貯える尿素水タ ンク と を備えてなる。

そして、 上述した課題を解決するために 、 本発明が採 用する構成の特徴は、 前記作動油配管は 、 その途中部位 を前記尿素水夕 ンクの外面に沿って配設し 、 BU記尿素水 タンク内の尿素水溶液を、 前記作動油配管内を流通する 加圧油または戻 り 油から発生する熱を熱源に使用 して加 温する構成と したこ とにある。 のよう に構成したこ とによ り 、 作動油配管は、 その 途中部位を尿素水夕 ンクの外面に沿つて配設しているの で 作動油配管は その内部を流通する加圧油または戻 り油から発生する熱を熱源と して使用 して尿素水夕 ンク 内の尿素水溶液を直接的に加温する こ とができる。 しか ち 作動油配管は 設置場所が決め られたエンジン 油 圧ポンプ等とは異な Ό P 置する ときの経路を自由に設 定する ことがでさる

従つて、 例えば走行体の外側寄り に尿素水タンクを配 置した ¾口でも 作動油配管は、 尿素水タンクの外面に 沿う位置まで簡単に延ばすこ とができる。 これによ Ό 作動油配管内を流通する温度上昇した加圧油または戻 り 油を 源と して尿素水夕 ンク内の尿素水溶液を温める こ とができる

の結果 、 尿素水夕ンク内の尿素水溶液は、 作動油配 管に つて温める とができ、 寒冷地で作業を行う in で 温度低下に る尿素水溶液の凝固を防止する と がでさる しかち 尿素水タ ンクは、 走行体の外側寄り に配置できるから 尿素水溶液の充填作業、 メ ンテナン ス作業等を容易に行 Ό こ とができる

また 、 作動油配管を流れる作動油は、 加圧時の発熱 摩擦熱等によつて温度上昇する ものであ り 、 熱源として 発熱 が比較的 定となつているので、 尿素水タ ンク内 の尿素水溶液を容易に一定温度に保持する こ とがでさる さ ら に、 作動油配管は、 簡単な配管作業で取付位置 角度 曲げ具合等を自由に設定する こ とができるから 作動油配管を容易に尿素水タ ンクの周囲に沿わせる構成 にする こ とがでさる これによ り 、 作動油配管は、 尿素 水夕ンクの周囲か ら直接的に熱を加える こ とができ 内 部の尿素水溶液を安定的に加温する こ とがでさる。

( 2 ) . 本発明による と , . 刖 己尿素水夕 ンク は多数の 側面からなる多面体型容器と して形成し 前記作動油配 管は前記多数の側面のう ち少なく と も 2 の側面に沿 て設ける構成する こ とがでさる。

れによ り 、 作動油配管は、 尿素水夕ンクの外面を形 成する多数の側面のうち、 少なく とも 2 の側面に沿つ て設けているから、 尿素水タ ンク に対し複数の側面から 熱を加える こ とができ、 内部の尿素水溶液の温度を均 ― に保つ とができる。

( 3 ) . また、 本発明による と HU 己作動油配管は、 前記制御弁と前記作業装置のァクチユエ一夕との間を接 する作業装置用配管であ り 該作業装置用配管は、 そ の途中部位を 記尿素水夕ンクの外面に沿わせる構成と したこ とにある

これによ り 作動油配管と して 、 制御弁と作業装置の ァクチユエ一夕との間を接続する作業装置用配管を用い る ことがでさる 。 この作業装置用配管は、 その途中部位 を尿素水夕ンクの外面に沿わせてレ、る力、ら、 制御弁と作 業装置のァクチユエ一夕 との間で流動する熱せられた作 動油を利用 して尿素水夕 ンク内の尿素水溶液を温める こ とができる

( 4 ) .本発明による と , 前記制御弁と作動油タ ンク との間に ュ 夕からの戻 り油を冷却す るオイル 記作動油配管は、 記制御弁 とオイル 続するオイルク ラ側戻し配 管であ り 側戻し配管は 、 その途中部位 を前記尿 に沿わせる構成と したことに ある。 れによ り 作動油配管と して、 制御弁とオイルクー ラ との間を接 するオイルク ―ラ側戻し配管を用いる こ とができる のォイルク ―ラ側戻し配管は、 その途中 部位を尿素水夕ンクの外面に沿わせているから、 制御弁 からオイルク一ラに向けて流動する熱せられた加圧油を 利用 して尿 水夕 ンク内の尿素水溶液を温める こ とがで さる。

( 5 ) . 本発明による と、 前記作動油配管は、 前記油 圧ポンプと制御弁との間を接続する加圧油供給配管であ

0 該加圧油供給配管は、 その途中部位を 尿素水夕 ンクの外面に沿わせる構成と したこ とにある

れによ り 、 作動油配管と して、 油圧ポンプと制御弁 との間を接続する加圧油供給配管を用いる こ とができる この加圧油供給配管は、 その途中部位を尿素水タ ンクの 外面に沿わせているから、 油圧ポンプと制御弁との間で 流動する熱せられた加圧油を利用 して尿素水夕ンク内の 尿素水溶液を温める ことができる。

( 6 ) .本発明による と、 前記走行体は 、 刖 己走行モ 夕によって自走する下部走行体と、 該下部走行体に旋 回可能に取付けられ、 旋回フ レームの後側に刖記油圧ポ ンプを駆動するエンジンが設けられる と共に、 旋回フ レ ムの前側に前記作業装置が設けられた上部旋回体とに よつて構成し、 前記尿素水タンクは前記上部旋回体に設 ける構成と したこ とにある。

これによ り 、 下部走行体、 上部旋回体、 作業装置等か らなる建設機械、 例えば油圧ショ ベルの上部旋回体に尿 素水タ ンク を設ける こ とができるので、 尿素水タ ンク に 対する尿素水溶液の補充作業、 メ ンテナンス作業等を旋 回フ レーム上で行う こ とができる。 図面の簡単な説明

図 1 は、 本発明の第 1 の実施の形態による油圧ショ べ ルを示す正面図である。

図 2 は、 上部旋回体を建屋カバーを省略した状態で示 す平面図である。

図 3 は 第 1 の実施の形態による油圧ポンプ、 制御弁 各ァクチュ X ―夕 各油圧配管等の油圧系統を示す油圧 回路図である

図 4 は 後処理装置の構成をエンジン等と共に示す構 成図である

図 5 は 尿素水夕ンクの外面に作業装置用配管を沿わ せて配置した状 を示す要部拡大の斜視図である。

図 6 は 本発明の第 1 の変形例による作業装置用配管 を尿素水夕ンク と dttに示す要部拡大の斜視図 め O 図 7 は 本発明の第 2 の実施の形態による上部旋回体 を建屋カバ を省略した状態で示す平面図でめ 。

図 8 は 第 2 の実施の形態による油圧ポンプ、 制御弁 各ァクチュェ 夕 各油圧配管等の油圧系統を示す油圧 回路図である

図 9 は 尿素水夕ンクの外面にォイルク ―ラ側戻し配 管を沿わせて配 した状態を示す要部拡大の斜視図であ ス 図 1 0 は 本発明の第 3 の実施の形態による上部旋回 体を建屋力バ ―を省略した状態で示す平面図 ある。

図 1 1 は 尿素水タ ンクの外面に 2本の作業装置用配 管を沿わせて配 した状態を示す要部拡大の斜視図であ 置

ス 図 1 2 は 本発明の第 2 の変形例による作業装置用配 管を尿素水夕 ンク と共に示す要部拡大の斜視図である。 図 1 3 は、 本 明の第 4 の実施の形態による油圧ポン プ 制御弁、 各ァクチュェ 夕 、 各油圧配管等の油圧系 統を示す油圧回路図である。

図 1 4 は、 本発明の第 3 の変形例による作業装置用配 管を尿素水夕 ンク と丑に示す 部拡大の斜視図である o 発明を実施するための最良の形能

以下 、 本発明の実施の形能による 自走式建設機械と し て 、 ク □―ラ式の油圧シ 3 ベルを例に挙げ、 添付図面に 従って詳細に説明する。

図 1 ないし図 5 は本発明の第 1 の実施の形 に係る白 走式建設機械を示している o の第 1 の実施の形餚、では、 作動油配管と して 制御弁と作業装置のァクチュェ 夕 との間を接 hiする作業壮 s用配管を用い その途中部位 を尿素水夕 ンクの外面に沿わせる構成と した場 α を例に 挙げて説明する o

まず 、 図 1 によ Ό 土砂の掘削作業等に用い られる 白 走式建設機械と しての油圧シ 3 ベル 1 の構成について口兑 明する o

の油圧シ 3 ベル 1 は、 白走可能なク P ラ式の下部 走行体 2 と 該下部走行体 2 上に旋回装置 3 を介して旋 回可能に搭載された上部旋回体 4 と 該上部旋回体 4 の 前側に俯仰動可能 'に設けられた作業衣置 5 とによ り大略 構成されている o こで、 下部走行体 2 と上部旋回体 4 は本発明に係る走行体を構成している o

また 、 下部走行体 2 は、 ラ ッ ク フ レ ム 2 Aと、 該 卜 ラ ッ クフ レ ―ム 2 Aの後側に Θ又けられた左 右の駆動 輪 2 B と、 記 ラ ッ ク フ レ ム 2 Aの前側に けられ た左 右の 動輪 2 C と、 記駆 輪 2 B と遊動輪 2 C 遊 に巻回された左， 右の履帯 2 D (いずれも右側のみ図示

) と 、 刖記駆動輪 2 B を駆動するァクチュェ ―夕をなす 左， 右の走行モ一夕 2 E (図 3 中に両側を図示） とに り大略構成されている。 そして 、 下部走行体 2 は 、 走行 モ一夕用配管 (図示せず） を介して走行モ一夕 2 E に加 圧油を供給し 、 該走行モー夕 2 E によつて駆動 ¾8 2 B を

'回転駆動する こ とによ り 、 2 Dを周回動作して走行

履

するものである。

また 、 作業装置 5 は 、 ブ ―ムフ一卜部が後述する旋回 フ レーム 6 の前側の中央位置に俯仰動可能に取付けられ たブーム 5 Aと、 該ブ一ム 5 Aの先端部に回動可能に取 付けられたアーム 5 B と 、 該ァ ―ム 5 B の先端部に回動 可能に取付けられたバケッ h 5 C と 、 Ηϋ B己ブ一ム 5 Aを 駆動する左， 右のブ ―ムシ U ンダ 5 D (図 3 中に両側を 図示） と、 刖記ァ一ム 5 Bを駆動するァ一ムシリ ンダ 5

E と、 刖記ノ、、ケッ 卜 5 C を駆動するバケッ 卜シリ ンダ 5

F とによ り構成されている そして 、 ブ一ムシリ ンダ 5

D、 ァ一ムシリ ンダ 5 E 、 バケッ 卜シリ ンダ 5 Fは、 油 圧ショ ベル 1 のァクチュェ一夕を構成している と共に、 作動油を加温する熱源の 1 である

一方 、 上部旋回体 4 は 、 後述の旋回フ レ一ム 6 、 キヤ ブ 7、 エンジン 8、 ランェ一夕 1 0 、 オイルク一ラ 1 1 油圧ポンプ 1 3 、 作動油夕ンク 1 4 、 燃料夕 ンク 1 5、 作動油配管 1 8 、 後処理装 2 4、 尿素水夕 ンク 2 8 等

⁹

によ り大略構成されている

6 は上部旋回体 4 の旋回フ レ ―ムで 、 該旋回フ レーム

6 は、 旋回装置 3 を介して 卜 ラ ッ ク フ レ一ム 2 A上に取 付けられている。 また 、 旋回フ レ一ム 6 は 、 図 2 に示す 如く 、 前， 後方向に延びる厚肉な底板 6 Aと 、 該底板 6 A上に立設され、 左， 右方向に所定の間隔をもつて前， 後方向に延びた左縦板 6 B， 右縦板 6 C と、 該各縦板 6

B , 6 C力 ^ら左ラ 右方向の外向きに延びた複数本の張出 しビーム 6 D と 、 左， 右方向の外側に位置して各張出し ビーム 6 Dの先端に取付けられ、 前 ， 後方向に延びた左 サイ ドフ レーム 6 E , 右サイ ド フ レ一ム 6 F とによ り大 略構成されている 。 また、 旋回フ レ一ム 6 には、 右側の 張出しビーム 6 D と右サイ ドフ レーム 6 F とによつて囲 まれた右前側位 にュ一ティ リ ティ 室 6 Gが画成されて いる

7 は旋回フ レ —ム 6 の左前側位置に搭載されたキヤ ブ で 、 該キャブ 7 は、 ォペレ一夕が搭乗する ものである。 また 、 キャブ 7 の内部には、 オペレー夕が着座する運転 席 、 各種操作レバー （いずれも図示せず） 等が配設され ている

8 は旋回フ レーム 6 の後側に横置き状態で搭載された 動力源となるェンジンである。 このェンジン 8 は、 ディ 一ゼルェンンンと して構成されている 。 また、 エンジン

8 には、 前側から右側に向け、 排気ガスを排出するため の排気管 9 が設けられている。

こで 、 ディ —ゼルエンジン 8 は、 高効率で耐久性に 優れているが、 窒素酸化物 （ N O x ) 、 粒子状物質 （ P

M - P a r t i c u 1 a t e M a t t e r ) 等の有害物質が排気ガスと一 緒に排出されてしま う。 そこで、 排気管 9 に取付けられ る後処理装置 2 4 は、 図 4 に示すよ う に、 排気ガス中の 窒素酸化物 （ N 〇 X ) を除去する N〇 X浄化装置 2 7 を 収容筒体 2 5 内に収容している。

1 0 はェンジン冷却水を冷やすためのラ ジェ一夕、 1

1 は温度上昇した作動油を冷却するためのオイルクーラ をそれぞれ示している れらのランェ一夕 1 0 、 オイ ルク ―ラ 1 1 は ェンジン 8 の左側に並ベて配置されて いる

また 才ィルク ―ラ 1 1 は 作業装置 5 の各シリ ンダ 5 D 5 E 5 F等のァクチュェ一夕から制御弁 1 6 を 介して戻される戻 り油を冷却する ちのである。 このため オイルク ―ラ 1 1 の流入側は 後述の制御弁 1 6 にオイ ルク ―ラ側戻し配管 2 2 を介して接 feeされ 、 流出側が作 動油夕 ンク 1 4 に夕 ンク側戻し配管 2 3 を介して接続さ れている

一方 1 2 は図 3 に示される油圧源で この油圧源 1

2 は 後述の油圧ポンプ 1 3 と作動油夕ンク 1 4 とによ り構成されている 即ち、 1 3 はェンジン 8 の右側に取 付けられ作動油タンク 1 4 と共に油圧源 1 2 を構成する 油圧ポンプを示している 。 この油圧ポンプ 1 3 は、 ェン ジン 8 によって駆動されるもので、 熱源の 1 つである また、 油圧ポンプ 1 3 は 、 その流入側が作動油タンク 1

4 に作動油供給配管 1 9 で接続され、 流出側が制御弁 1

6 に加圧油供給配管 2 0 で接続されている。

また、 1 4 は油圧ボンプ 1 3 の前側に位置して旋回フ レーム 6 の右側に搭載され油圧ポンプ 1 3 と共に油圧源

1 2 を構成する作動油夕ンクである。 この作動油タンク

1 4 は、 油圧ポンプ 1 3 に供給する作動油を貯えるもの である。 一方、 1 5 は作動油タ ンク 1 4 の前側に設けら れた燃料タンク （図 2参照） で、 この燃料タ ンク 1 5 は、 内部にエンジン 8 に供給する燃料を貯える ものである

1 6 はエンジン 8 の前側に位置して旋回フ レーム 6 上 に設けられた制御弁である。 この制御弁 1 6 は、 油圧ポ ンプ 1 3 から供給される加圧油をキヤ ブ 7 内の操作レバ 一等の操作に応じ、 各走行モ一夕 2 E、 作業装置 5 の各 シリ ンダ 5 D， 5 E， 5 Fおよび後述の旋回モー夕 1 7 等に給排する ものである

1 7 は制御弁 1 6 の前側に位置して旋回フ レーム 6 に 設けられた旋回モ一夕で、 該旋回モー夕 1 7 は、 下部走 行体 2 上で上部旋回体 4 を旋回動作する旋回装置 3 の一 部を形成する もので、 ァクチュェ —夕の 1 つを構成して いる

次に、 図 2、 図 3 によ り油圧ショ ベル 1 の各油圧系統 のう ち、 作業装置 5 の各シリ ンダ 5 D , 5 E , 5 F に接 続された作動油配管 1 8 について説明する この作動油 配管 1 8 は、 下部走行体 2 の走行モータ 2 E 、 作業装置

5 の各シリ ンダ 5 D， 5 E ， 5 F 、 オイルクーラ 1 1、 油圧ポンプ 1 3 、 作動油タンク 1 4 、 制御弁 1 6 、 旋回 モー夕 1 7等を接続して作動油を流通する ものである。 即ち、 作動油配管 1 8 を構成する複数の配管について、 作動油 （加圧油 、 戻り油） が流れる順序に従って説明す る 。 この場合、 作動油配管 1 8 は、 作動油タンク 1 4 か ら油圧ポンプ 1 3 に作動油を供給する作動油供給配管 1

9 と、 油圧ボンプ 1 3 から制御弁 1 6 に加圧油を供給す る加圧油供給配管 2 0 と 、 制御弁 1 6 と作業装置 5 のブ

―ムシリ ンダ 5 D 、 ァ一ムシリ ンダ 5 E 、 ノ ケッ 卜シリ ンダ 5 F との間で加圧油または戻り油を給排する作業装 置用配管 2 1 と 、 制御弁 1 6 に戻された戻り 油をオイル クーラ 1 1 側に流通させるォイルク ―ラ側戻し配管 2 2 と 、 オイルクーラ 1 1 で冷却された戻り油を作動油夕 ン ク 1 4 に戻す夕 ンク側戻し配管 2 3 とによ り大略構成さ れている。 なお 、 制御弁 1 6 と走行モ一夕 2 Eおよび旋 回モー夕 1 7 との間をそれぞれ接続する配管については、 図示されているが、 その説明を省略する。

前記作動油配管 1 8 は、 加圧時の発熱等によって温度 上昇した作動油が流通する ときに外部に熱を発生するか ら、 この作動油を熱源と してほぼ一定の発熱量をも て 温度上昇する こ とがでさる 。 また、 作動油配管 1 8 は 、 一般的に金属製の配管と継手の組合せによって形成され る ものであるから、 旋回フ レーム 6 上での取付位置 、 角 度、 曲げ具 α等は自由に設定する こ とができる。

次に、 第 1 の実施の形態では、 油圧作業装置の各ァク チユ エ 一夕 5 D , 5 Ε ， 5 F に接続する各作業装置用配 管 2 1 のうち 、 片側のブ一ムシリ ンダ 5 Dに接続された

2 本の作業装置用配管 2 1 を、 尿素水夕ンク 2 8 の周囲 に配置した場合を例に挙げ 、 説明する

即ち、 第 1 の実施の形態では、 ブームシリ ンダ 5 D と 制御弁 1 6 との間で作動油を供給または排出する作業装 置用配管 2 1 によ り 、 後述する尿素水夕ンク 2 8 内の尿 素水溶液を温め、 温度低下によって凝固するのを防止す る場合を例示している の作業装置用配管 2 1 は 、 一 端が制御弁 1 6 に接続され 、 他端が作業装置 5 のブ ——ム シリ ンダ 5 Dに接続されている。 また 、 作業装置用配管

2 1 のうち 、 1 本の作未 衣置用配管 2 1 の途中部位は 、 図 2 、 図 3 、 図 5 に示す如く 、 旋回フ レ —ム 6 の右前部 位で U字状に折れ曲がつて尿素水タンク 2 8 を取囲んで いる。

詳し く は 、 1 本の作業装置用配管 2 1 は、 その途中部 位が尿素水夕ンク 2 8 の後側面 2 8 B に沿って右側に延 びた後配管部 2 1 Αと 、 尿素水タンク 2 8 の右側面 2 8

Dに沿つて 側に延びた右配管部 2 1 B と、 尿素水夕 ン ク 2 8 の前側面 2 8 Aに沿つて左側に延びた前配管部 2 1 C となっている。 れによ り 、 作業装置用配管 2 1 は 尿素水タ ンク 2 8 を充填作業等を行い易い旋回フ レーム

6 の右前側に位置するュ ティ リ ティ 室 6 Gに配置した 場合でも、 配管部 2 1 A , 2 1 B , 2 1 C を尿素水タン ク 2 8 の外面をなす 3つの側面 2 8 B 2 8 D , 2 8 A に沿って配設する ことができる。 そして これらの配管 部 2 1 A , 2 1 B , 2 1 Cは、 尿素水夕ンク 2 8 に接近 した位置で取囲むことによ り 、 各配管部 2 1 A 2 1 B

2 1 C内を温度上昇した加圧油が流通したとさには、 尿 素水タ ンク 2 8 内の尿素水溶液を周囲から均一に温める とができる。

次に、 図 2 、 図 4 に りエンジン 8 の排気管 9 に接続 して設けられ、 排気ガスを浄化するための後処理装置 2

4 について説明する

即ち、 この後処理装置 2 4 は、 排気ガス中の窒素酸化 物 ( N O X ) を尿素水溶液を利用 して浄化する後述の N

O X浄化装置 2 7 を収容するものである そして 、 後処 理装置 2 4 は、 後述の収容筒体 2 5 N 〇 X浄化装置 2

7 等によ り大略構成されている。

2 5 は後処理装置 2 4 の収容筒体で 該収容筒体 2 5 は 、 前， 後方向に延びた中空な筒体と して形成され、 該 収容筒体 2 5 の内部には N O X浄化装置 2 7 の尿素選択 還元触媒 2 7 Aと酸化触媒 2 7 B とを収容している た 、 収容筒体 2 5 は 側がェンジン 8 の排気管 9 に接 され、 後側には尾 2 6 が接続されている。

2 7 は収容筒体 2 5 内に設けられた N O X浄化装置で ある。 この N O x浄化装置 2 7 は、 尿素水溶液を利用 し て排気ガス中の窒素酸化物 （ N O x ) を浄化する もので ある。 また、 N O X浄化装置 2 7 は、 例えば収容筒体 2 5 内の上流側に収容された尿素選択還元触媒 2 7 Aと、 該尿素選択還元触媒 2 7 Aの下流側に配置された酸化触 媒 2 7 B と 、 尿素選択還元触媒 2 7 Aの上流側、 例えば 排気管 9 に 又けられた尿素水噴射弁 2 7 C とによ り大略 構成されている また、 尿素水噴射弁 2 7 Cは、 後述の 尿素水供 配管 3 0 、 供給ポンプ 3 1 を介して尿素水夕 ンク 2 8 に接 feeされている

し こで N 〇 X净化装置 2 7 は、 尿素水噴射弁 2 7 C によ り排気ガス中に尿素水溶液を噴射し 、 尿素選択還元 触媒 2 7 Aに り尿素水溶液から生成されたアンモニァ を用いて排気ガス中の N〇 X ¾:還元反応させ、 水と窒素 に分解する そして、 酸化触媒 2 7 B によって排気ガス 中のァンモ一ァを低減させるものである

さ らに 、 N 〇 X浄化装置 2 7 の尿素選択還元触媒 2 7

Aの上流側に噴射するための尿素水溶液を貯 る尿素水 夕 ンク 2 8 について説明する。

この尿素水夕 ンク 2 8 は、 旋回フ レーム 6 の右前部に あるュ一ティ リ ティ 室 6 G内に例えば載置台 2 9 を介し て取付けられている 。 そして、 尿素水タ ンク 2 8 は、 尿 素水供給配管 3 0 、 供給ポンプ 3 1 を介して尿素水噴射 弁 2 7 Cに接続されている。 また、 尿素水タンク 2 8 は、 多数の側面 （例えば六面） からなる多面型容器と して形 成されている。

即ち、 尿素水夕 ンク 2 8 の外面.は、 図 5等に示すよ う に 、 前側面 2 8 A 、 後側面 2 8 B、 左側面 2 8 C、 右側 面 2 8 D、 上側面 2 8 Eおよび下側面 2 8 F によ り 六面 体型の密閉容器と して形成されている。 また 、 上側面 2

8 Eにはキヤ ッ プ 2 8 Gが取付けられ、 下側面 2 8 F に は尿素水供給配管 3 0 が接続されている さ ら に、 尿素 水タンク 2 8 の外面 （周囲 ) には 前側面 2 8 Aに沿つ て作業装置用配管 2 1 の前配管部 2 1 Cが配置され 、 後 側面 2 8 Β に沿 て後配管部 2 1 Aが配置され 右側面

2 8 Dに沿 て右配管部 2 1 Βが配置されている

で、 尿素水タンク 2 8 が配設された旋回フ レ ム

6 の右前部にあるユーティ U ティ 室 6 Gは ェ 入れと しても利用される周囲から容易に手が届く スぺ一スで、 後述する建屋力バ - 3 3 の前側力バ 部 3 3 Εを開 < こ とによ り 、 尿素水溶液の充填作業 占検、 整備等のメ ン テナンス作業を容易に行う こ とができる場所である の反面 、 ―ティ リ ティ 室 6 Gには ェンジン 8等の熱 源が無いため 周囲の温度が例えば 1 1 位まで低下 した場合には凝 し、 Ν 〇 X浄化装 2 7 に尿 水溶液 を供給できな < なる虞がある

しかし、 周囲に熱源となるものが い場 α でち 作業 装置用配管 2 1 を配設する とさの経路を、 尿素水夕ンク

2 8 の周囲を経由するよ に変更する こ とに り 作動 油 （加圧油 戻り油） の熱を利用 して尿素水夕ンク 2 8 を周囲から温める こ とがでさる

なお 3 2 はェンジン 8 の後側に位置して旋回フ レ ム 6 の後端部に取付けられた力ゥン夕ゥェィ 卜である この力ゥン夕クェィ 卜 3 2 は 、 作業 置 5 との 量バラ ンスをとる ちのでめ 。

また 3 3 はェンジン 8 制御弁 1 6 尿素水夕ンク

2 8等を覆う う に旋回フ レ ム 6 上に設けられた建屋 力バ である この建屋力バ 3 3 は 、 兩側面を開 ， 閉 可能に覆う複数の側面力バ 部 3 3 A 3 3 D と 右前 部に位置して尿素水タ ンク 2 8 等を開閉可能に ゥた前 側力バ一部 3 3 Ε とを有している 第 1 の実施の形態による油圧ショ ベル 1 は上述の如き 構成を有する もので、 次に、 その動作について説明する。

まず、 オペレータは、 上部旋回体 4 のキヤブ 7 に搭乗 し、 エンジン 8 を始動して油圧ポンプ 1 3 を駆動する。 これによ り 、 作動油タンク 1 4 内の作動油は、 作動油配 管 1 8 を構成する作動油供給配管 1 9 を介して油圧ボン プ 1 3 に供給され、 該油圧ポンプ 1 3 から吐出された加 圧油は、 加圧油供給配管 2 0 を介して制御弁 1 6 に供給 される。 そして、 キヤブ 7 内の走行用の操作レバ一を操 作する こ とによ り 、 制御弁 1 6 から下部走行体 2 の走行 モータ 2 Eに加圧油を供給して該下部走行体 2 を前進ま たは後退させる こ とができる。 一方、 作業用の操作レバ 一を操作する ことによ り 、 制御弁 1 6 から作業装置用配 管 2 1 等を介して作業 置 5 の各シリ ンダ 5 D ， 5 E ,

5 F に加圧油を供給し 、 該作業装置 5 を俯仰動させて土 砂の掘削作業等を行う し とができる。

また、 下部走行体 2 、 作業装置 5等から制御弁 1 6 に 戻される戻り 油は、 各シリ ンダ 5 D , 5 E , 5 F を作動 したときの発熱によ て温度上昇している力、ら 、 冷却す るためにオイ レクーラ側戻し配管 2 2 を介してォイルク 一ラ 1 1 に供給される そして 、 オイルクーラ 1 1 で冷 却された作動油は、 夕ンク側戻し配管 2 3 を介して作動 油夕 ンク 1 4 に戻される

また、 エンジン 8 の運転時には、 その排気管 9 から有 口物質である窒素酸化物 ( N O X ) が排出される 。 この とさには、 尿素水夕 ンク 2 8 内の尿素水溶液を 、 供給ポ ンプ 3 1 を用いて尿素水供給配管 3 0 力 ら N〇 X浄化装 置 2 7 の尿素水噴射弁 2 7 C に供給する。 これによ り 、

N O X净化装置 2 7 は 、 尿素水噴射弁 2 7 じから排気ガ ス中に尿素水溶液を噴射してァンモニァを生成する れによ り 尿素選択還元触媒 2 7 Aでは、 窒素酸化物を 水と窒素に還元し、 酸化触媒 2 7 B を経て外部に排出す る ことに り 、 窒素酸化物の排出里を低減する こ とがで さる。

さ らに 外気温度が例えば ― 1 0 °C以下になるような 寒冷地の作業現場では、 尿素水夕ンク 2 8 内の尿素水溶 液が凝固 (凍結） する虞があ り 凝固した場合には N 〇

X浄化 置 2 7 によ り排気ガスを清浄化できなく なる。 しかし 尿素水タ ンク 2 8 の外面 (周囲） には、 温度上 昇した作動油 (加圧油、 戻り油 ) が流通する作業装置用 配管 2 1 を沿わせて設けている のため、 尿素水タ ン ク 2 8 内の尿素水溶液は、 の作業装置用配管 2 1 を流 通する作動油の熱で直接的に温め られ、 液体状態に保つ こ とがでさる

かく して 第 1 の実施の形能によれば、 尿素水溶液を 貯える尿素水タ ンク 2 8 を 周囲か ら容易に手が届く 旋 回フ レ ム 6 の右前部にあるュ ティ リ ティ 室 6 Gに設 けている そして、 この尿素水夕 ンク 2 8 の外面には、 作動油配管 1 8 の一部をなして作業装置 5 のブームシリ ンダ 5 Dに作動油を給排する作業衣置用配管 2 1 を沿わ せて配置する構成と している 従 て、 尿素水夕ンク 2

8 の周囲に熱源となるもの力 teい場合でも、 作業装置用 配管 2 1 内を作動油 （加圧油 戻り 油） が流通するとさ に放出される熱を熱源と して使用する こ とができ 、 尿素 水タンク 2 8 を周囲から温める こ とができる。

この 果 寒冷地で作業するよ Όな場合でも、 尿素水 タ ンク 2 8 内の尿素水溶液は 作業装置用配管 2 1 内を 流れる作動油の熱によって温める とができるから、 温 度低下による凝固を防止でさ N〇 X浄化装置 2 7等に 対する信頼性を高める こ とがでさる 。 しかも、 尿素水夕 ンク 2 8 は 周囲から容易に手が届く 旋回フ レーム 6 の ュ一ティ U ティ 室 6 Gに δ又ける ことができる力、ら、 尿素 水溶液の充填作業、 メ ンテナンス作業等を容易に行う こ とがでさる

また 作業装置用配管 2 1 を流通する作動油は、 加圧 による温度上昇と、 オイルク ―ラ 1 1 による冷却とを繰 返すものであるカゝら 定の範囲内に温度が収まってい る れに り 、 作動油の熱を利用 した作業装置用配管

2 1 は 高度な制御を行 となく 、 尿素水タンク 2 8 内の尿 水溶液を簡単に 定温度に保持する こ とができ ス

。

一方 作業装置用配管 2 1 は 、 その途中部位を U字状 に折り 曲げて後配管部 2 1 A 右配管部 2 1 Bおよび前 配管部 2 1 C を形成している これによ り 、 配管部 2 1

A , 2 1 B , 2 1 Cを、 尿素水夕 ンク 2 8 の後側面 2 8

B , 右側面 2 8 D , 前側面 2 8 Aにそれぞれ沿う よう に 配設する とができる の結果 尿素水夕ンク 2 8 の 外面の Όち 3 つの側面 2 8 A 2 8 B 2 8 Dから熱 を加える とができ 内 の尿素水溶液の温度を均 に 保つこ とがでさる

さ ら に 尿素水夕ンク 2 8 は旋回フ レ ム 6 の右前部 位置にある . ティ U ティ 室 6 G内に配置しているから、 作業装置 5 に向けて延びる作業 置用配管 2 1 を尿素水 タンク 2 8側に折曲げるだけで 該尿素水夕 ンク 2 8 内 の尿素水溶液を温める とがでさ 僅かな加ェで十分な 保温効果を得る こ とがでさる

なお 1 の実施の形 では ブ ムシリ ンダ 5 D と 制御弁 1 6 との間を接続する 2 本の作業装置用配管 2 1 のうち 、 1 本の配管 2 1 を尿素水タ ンク 2 8 の外面に沿 わせた場合を例に挙げて説明した。 しかし、 本発明はし れに限る ものではなく 、 例えば図 6 に示す第 1 の変形例 のよう に、 糸'口排油用の 2 本の作業装置用配管 2 1 を尿素 水タ ンク 2 8 の外面に沿わせる構成と してもよい ο の よ う に構成する こ とによ り 、 尿素水溶液の加温速 b Ffc を早 める こ とがでさる。

次に 、 図 7 ないし図 9 は本発明に係る 白走式建 P又機械 の第 2 の実施の形態を示してレ ^る。 本実施の形態の特徴 は、 制御弁からオイルクーラに向けて延びるオイルク一 ラ側戻し配管を、 尿素水タンクの外面のう ち、 4 の側 面に沿つて設ける構成と したこ とにある o な ·<Β、 第 2 の 実施の形態では、 前述した第 1 の実施の形態と同一の構 成要素に同一の符号を付し、 その説明を省略する ちのと する。

4 1 は第 2 の実施の形態による作動油配管で、 該作動 油配管 4 1 は 、 第 1 の実施の形態による作動油配管 1 8 とほぼ同様に 、 作動油タ ンク 1 4力 ら油圧ポンプ 1 3 に 作動油を供給する作動油供給配管 4 2 と、 油圧ポンプ 1

3 力、ら制御弁 1 6 に加圧油を供給する加圧油供給配管 4

3 と、 制御弁 1 6 と作業装置 5 の各シリ ンダ 5 D 5 E

5 F との間で作動油を供給または排出する作業装置用配 管 4 4 と、 制御弁 1 6 に戻された戻り油をオイルク一ラ

1 1 側に流通させるォイルク一ラ側戻し配管 4 5 と 、 ォ イルク ―ラ 1 1 で冷却された戻 り油を作動油タンク 1 4 に戻すタ ンク側戻し配管 4 6 とによ り大略構成されてい る。

しかし、 第 2 の実施の形態による作動油配管 4 1 は、 後述する尿素水夕 ンク 4 7 を加温する配管と して、 オイ ルクーラ側戻し配管 4 5 を用いている点で、 第 1 の実施 の形態による作動油配管 1 8 と相違している。

このオイルク一ラ側戻し配管 4 5 は、 図 8 に示す如く 、 一端が制御弁 1 6 に接 feeされ 、 他端がオイルクーラ 1 1 の流入側に is れている そして 、 オイルクーラ側戻 し配管 4 5 は 、 キャブ 7 とェンンン 8 (オイルクーラ 1

1 ) との間のスぺ ―スで大き < 回り込むよう に折れ曲が り、 4つの配管部位が尿素水夕 ンク 4 7 の外面に沿って 配置されている

詳しく は 、 オイルク一ラ側戻し配管 4 5 は、 図 7 に示 すよう に 、 旋回フ レ一ム 6 の左縦板 6 B にほぼ直交し、 制御弁 1 6 から尿素水夕 ンク 4 7 に向けてキヤブ 7 の後 面に沿う Ό に延びた制御弁側配管部 4 5 Aと、 該制御 弁側配管部 4 5 Aの先端部からキャ ブ 7 に向け屈曲して 前側に延びた右配管部 4 5 B と 、 該右配管部 4 5 Bの先 端部からキャ ブ 7 の後面に沿 て左側に延びた前配管部

4 5 C と 、 該前配管部 4 5 Cの先端部から建屋カバ一 3

3 の左前側面力バ一 o¾ 3 3 Aに沿つて後側に延びた左配 管部 4 5 D と 、 尿素水夕 ンク 4 7 を越えた位置で該左配 管部 4 5 Dの先端部から右側に延びた後配管部 4 5 E と、 該後配管部 4 5 Eの先端部と才ィルク —ラ 1 1 とを接続 するオイルク一ラ側配管部 4 5 F とを有している。

そして 、 才ィルク一ラ側戻し配管 4 5 は、 図 9 に示す 如く 、 右配管部 4 5 B を尿素水夕ンク 4 7 の右側面 4 7

Dに沿つて配置し 、 HU配管部 4 5 C を尿素水タンク 4 7 の前側面 4 7 Aに沿つて酉己置し 、 左配管部 4 5 Dを尿素 水タ ンク 4 7 の左側面 4 7 C に沿つて配置し、 さ ら に、 後配管部 4 5 E を尿素水夕 ンク 4 7 の後側面 4 7 B に沿 つて配 している これによ り 、 オイルク―ラ側戻し配 管 4 5 は 、 尿素水夕ンク 4 7 内の尿素水溶液を、 4つの 側面 4 7 A , 4 7 B , 4 7 C , 4 7 Dから均一に温める こ とがでさる。

4 7 は第 2 の実施の形能、による尿素水夕 ンクである。 この尿素水タンク 4 7 は 、 キャ ブ 7 とェンンン 8 (オイ ルクーラ 1 1 ) との間の 一ティ リ ティ 室と呼ばれるス ペースに設けられ 、 充填作業等を行い易いよう に外側 （ 左側） り に配置されている こ 、 尿素水タンク 4 7 は、 例えば載置台 4 8 を介して取付けられ 、 尿素水供給 配管 4 9 、 供給ポンプ 5 0 を介して尿素水噴射弁 2 7 C に接 feeされている

そして 、 尿素水夕ンク 4 7 の外面は、 第 1 の実施の形 態による尿素水夕ンク 2 8 とほぼ同様に 、 前側面 4 7 A 後側面 4 7 B、 左側面 4 7 C 、 右側面 4 7 D 、 上側面 4

7 Eおよび下側面 4 7 F に り 六面体型の密閉容器とし て形成されている また 、 上側面 4 7 Eにはキャ ップ 4

7 Gが取付けられている さ ら に、 尿素水夕ンク 4 7 の 周囲には 、 前側面 4 7 Aに沿つてオイルク ——ラ側戻し配 管 4 5 の前配管部 4 5 Cが配置され、 後側面 4 7 B に沿 つて後配管部 4 5 Eが配置され、 左側面 4 7 Cに沿って 左配管部 4 5 Dが配置され 、 右側面 4 7 Dに沿って右配 管部 4 5 Bが配置されている

かく して 、 この う に構成された第 2 の実施の形態に おいて 、 した第 1 の実施の形態とほぼ同様の作用 効果を得る こ とがでさる 特に、 第 2 の実施の形態では 尿素水夕ンク 4 7 の外面に沿う作動油配管 4 1 は、 制御 弁 1 6 からオイルク一ラ 1 1 に向けて延びるオイルクー ラ側戻し配管 4 5 であるから 、 この戻し配管 4 5 を利用 して尿素水タ ンク 4 7 内の尿素水溶液を温める こ とがで きる。 また、 例えば尿素水タンク 4 7 に尿素水溶液を充 填する場合には、 図 7 中に二点鎖線で示す如く 、 建屋カ バー 3 3 の側面カバ一部 3 3 Aを開く だけで簡単に充填 する こ とができる。

しかも、 オイルクーラ側戻し配管 4 5 は、 尿素水タン ク 4 7 を囲むよう に途中部位を折り 曲げて右配管部 4 5 B、、 前配管部 4 5 C、 左配管部 4 5 D、 後配管部 4 5 Eを形成している。 これによ り 、 配管部 4 5 B 4 5 C , 4 5 D , 4 5 Eを、 尿素水タンク 4 7 の外面となる右側 面 4 7 D , 前側面 4 7 A , 左側面 4 7 C， 後側面 4 7 B にそれぞれ沿う よ う に配設する ことができる。 この結果、 尿素水タ ンク 4 7 の外面のうち、 全周となる 4つの側面 4 7 A , 4 7 B , 4 7 C , 4 7 D力 ら熱を加える ことが でき、 内部の尿素水溶液の温度を均一に保つことができ る。

次に、 図 1 0 お び図 1 1 は本発明の第 3 の実施の形 態を示している。 本実施の形態の特徴は、 尿素水タンク を旋回モー夕の近 < に配置する と d fcに 、 制御弁とブーム シリ ンダとの間を接 す 2本の作業装置用配管を、 尿 素水タ ンクの上面 下面に沿つて設ける構成と したこ と にある。 なね 、 第 3 の実施の形能では 、 刖述し丁乙第 1 の 実施の形態と同一の構成要素に同 の符号を付し 、 その 説明を省略する ものとする

5 1 は第 3 の実施の形態による作動油配管で、 該作動 油配管 5 1 は 、 第 1 の実施の形能に る作動油配管 1 8 とほぼ同様に 、 作動油供給配管 5 2 加圧油供給配管 5

3 作業装置用配管 5 4 オイルク ラ側戻し配管 5 5 夕ンク側戻し配管 5 6 によ り大略構成されている また、 5 7 は第 3 の実施の形能による尿 水タンクで、 この尿素水夕ンク 5 7 は、 第 1 の実施の形態による床 水タンク 8 とほぼ同様に 、 前側面 5 7 A 、 後側面 5 7

B、 左側面 5 7 C、 右側面 5 7 D 、 上側面 5 7 Eおよび 下側面 5 7 Fによ り 六面体型の密閉容器と して形成され、

HIJ記上仴¹ J面 5 7 Ε にはキヤ ップ 5 7 Gが取付けられてい る。 さ らに 、 尿素水タンク 5 7 は、 載置台 5 8 上に取付 けられ、 尿素水供給配管 5 9 、 供給ポンプ 6 0 を介して 尿素水噴射弁 2 7 C に接続されている

然るに、 第 3 の実施の形 、に る作動油配管 5 1 は、 尿素水夕 ンク 5 7 を温める配管と して、 2本の作業装置 用配管 5 4 を用いている点で 、 第 1 の実施の形態による 作動油配管 1 8 と相違している

これら 2 本の作業装置用配管 5 4 は、 一端が制御弁 1

6 に接続され 、 他端が旋回フ レ一ム 6 の左， 右の縦板 6

B ， 6 C間を通つて作業装置 5 のブ —ムシリ ンダ 5 Dに

/,士

それぞれ接 されている。 そして、 2本の作業装置用配 管 5 4 は、 互いに高低差をちゥて配置されている。 即ち、 一方の作業装置用配管 5 4が高い位置、 他方の作業装置 用配管 5 4が低レ 1 置を通る う に配設されている。 こ れによ り 、 一方の作業装置用配管 5 4 は、 図 1 1 に示す 如く 、 尿素水夕ンク 5 7 の上側面 5 7 E に沿つて配置さ れ、 他方の作業装置用配管 5 4 は、 尿素水夕 ンク 5 7 の 下側面 5 7 F に沿って配置されている し れによ り 、 2 本の作業装置用配管 5 4 は 、 尿素水タンク 5 7 内の尿素 水溶液を、 上 下位置の 2 の側面 5 7 E , 5 7 Fカゝら 均一に温める し とができる

かく して 、 のよ う に構成された第 3 の実施の形態に おいても、 HIJ述した第 1 の実施の形 同様の作用 効果を得る こ とがで る。 特に 第 3 の実施の形態では 2 本の作業装置用配 5 4 を尿素水夕ンク 5 7 の上， 下 位置に配置でき、 尿 水溶液を上 下から効率よく均一 に温める こ とができ

なお、 第 3 の実施 形態では ブ一ムシ U ンダ 5 D と 制御弁 1 6 との間を する ^ 本の作業装置用配管 5 4 のうち、 一方の作業 置用配管 5 4 を尿素水夕ンク 5 7 の上側面 5 7 E に沿 て配置し 他方の作業装置用配管 5 4 を下側面 5 7 F 沿つて配置した場 を例に挙げて 説明した。 しかし、 発明はこれに限る ちのではなく 、 例えば図 1 2 に示す 2 の変形例の う に 尿素水タン ク 5 7 の上側面 5 7 に 2本の作業装置用配管 5 4 を沿 わせ、 下側面 5 7 F 2 本の作業 置用配管 5 4 を沿わ せ、 合計 4本の作業 置用配管 5 4 を尿素水夕ンク 5 7 の外面 沿わせる構 と しても い

次に 図 1 3 は本 明に係る 白走式建設機械の第 4 の 実施の形態を示して る。 本実施の形能の特徴は 、 作動 油配管は、 油圧ポン と制御弁との間を接 feeする加圧油 供給配管であ り 、 加圧油供給配管の途中部位を尿素 水夕 ンクの外面に せる構成と した とにある 。 なお 第 4 の 施の形態 、 刖述した第 1 の実施の形態と同 の構成 素に同 符号を付し その説明を 、略する ちのとする

6 1 は第 4 の実施の形態による作動油配管で、 該作動 油配管 6 1 は、 第 1 の実施の形能による作動油配管 1 8 とほぼ同様に、 作動油供給配管 6 2 、 加圧油供給配管 6 3 作業装 W用配管 6 4 オイルク ラ側戻し配管 6 5 およびタ ンク側戻し配管 6 6 によ Ό大略構成されている。

た 6 7 は尿 水タ ンクで、 この尿素水タ ンク 6 7 は、 第 1 の実施の形態による尿素水タ ンク 2 8 とほぼ同様に 六面体型の密閉容器とじて形成されている

然るに、 第 4 の実施の形態による作動油配管 6 1 は、 尿素水タ ンク 6 7 を加温する配管と して、 加圧油供給配 管 6 3 を用いている点で、 第 1 の実施の形態による作動 油配管 1 8 と相違している。

この加圧油供給配管 6 3 は、 一端が油圧ポンプ 1 3 に 接続され、 他端が制御弁 1 6 に接続されている。 そして、 加圧油供給配管 6 3 の途中部位は、 えば U字状に折り 曲げられ、 尿素水タ ンク 6 7 の外面 沿わせて配置され ている。 これに り 、 加圧油供給配 6 3 は、 尿素水夕 ンク 6 7 内の尿素水溶液を、 油圧ポンプ 1 3 から制御弁 1 6 に供給される加圧油の熱を使用 し 例えば尿素水夕 ンク 6 7 の 3 つの側面から均一に温める とができる。 かく して のよう に構成された 4 の実施の形態に

、 、

おいても 刖 した第 1 の実施の形 とほぼ同様の作用 効果を得る こ とができる。 特に、 第 4 の実施の形態では、 油圧ボンプ 1 3 と制御弁 1 6 との間を接歸する加圧油供 給配管 6 3 を用い、 この加圧油供給配管 6 3 の途中部位 を、 尿素水夕 ンク 6 7 の外面に沿わせる 成と した。 こ れによ り 油圧ポンプ 1 3 と制御弁 6 との間で流動す る加圧油を利用 して尿素水タンク 6 内の 水 液を 温める ことができる。

なお、 1 の実施の形態では、 尿 夕 ク 2 8 を加 温する作 装置用配管 2 1 と して、

ム U ンダ 5 D に加圧油 供給する配管を例示した。 しか 本発明は これに限 ものではなく 、 ァ一ムシリ ンダ E バケッ 卜 シリ ン 5 F に加圧油を供給する他の作 用配管 2 1 を用 て尿素水タ ンク 2 8 を加温しても い また 第 1 の実施の形目 では 作業装置用配管 2 1 を 後配管部 2 1 A 右配管部 2 1 B 前配管部 2 1 C に折 り 曲げ これらの後配管部 2 1 A 右配管部 2 1 B、 前 配管部 2 1 C を尿素水夕 ンク 2 8 の後側面 2 8 B、 右側 面 2 8 D 側面 2 8 Aに沿わせて設けた 合を例に挙 げて説明し

しかし 本発明は れに限らず 例えば図 1 4 に示す 第 3 の変形例のよ Ό に 作業装置用配管 7 1 を下配管部

7 1 A 右配管部 7 1 B 上配管部 7 1 C に折り 曲げ、 これらの下配管部 7 1 A 右配管部 7 1 Β 上配管部 7

1 Cを尿素水タンク 2 8 の下側面 2 8 F 右側面 2 8 D 上側面 2 8 E に沿つて設ける構成と しても い。 また、 折り 曲げの向きを える とに り 他の側面に配管を 沿わせる構成としても い これらの構成は 、 他の実施 の形目 にち同様に適用でさる ちのである

また 第 1 の実施の形 では 1 本の作業装置用配管

2 1 を尿素水タンク 2 8 に沿わせ 第 1 の変形例では、

2 本の作業装置用配管 2 1 を尿素水夕ンク 2 8 に沿わせ 第 3 の実施の形態では 2 本の作業 m用配管 5 4 を尿 素水夕ンク 5 8 に沿わせた を例示した しカゝし、 本 発明は れらの構成に限る ちのではな 3本以上の配 管を尿素水タ ンク に沿つて設ける構成と してちょい。

また 第 1 の実施の形能では 作業装置用配管 2 1 を 尿素水夕 ンク 2 8 に沿わせ 第 2 の実施の形態では、 ォ ィルク ラ側戻し配管 4 5 を尿素水夕 ンク 4 7 に沿わせ 第 3 の実施の形態では 作業装置用配管 5 4 を尿素水夕 ンク 5 8 に沿わせ 第 4 の実施の形 では 加圧油供給 配管 6 3 を尿素水夕 ンク 6 7 に沿わせる構成と している しかし 本発明は れらの 成に限るものではなく 、 例 えば下部走行体 2 の走行モ一夕 2 E に接続される配管、 旋回モ一夕 1 7 に接 eされる配管を 、 尿素水夕ンクの外 面に沿つて配置する構成と してもよい。

一方 、 第 1 の実施の形能 は 、 尿素水タ ンク 2 8 の外 面を 、 前側面 2 8 A 、 後側面 2 8 B 、 左側面 2 8 C、 右 側面 2 8 D、 上側面 2 8 Eお び下側面 2 8 Fによ り 六 面体型の密閉容器と して形成した場合を例に挙げて説明 した しかし、 本発明はこれに限らず、 例えば尿素水夕 ンクを 、 五面体型 、 七面体型等の多面型容器として形成 しても い。 また 、 尿素水夕 ンク を 、 円筒状、 扁平球体 状等の他の形状と してち い れらの構成は 、 他の実 施の形能にも同様に 用できる ち の C'め 。

さ ら に 、 各実施の形態では 、 白走 ； λ建 §又機械と して、 ク 口一ラ式の油圧シ 3ベル 1 を例に挙げて説明した。 し かし 、 本発明はこれに限るものではなく 、 ホイ —ル式の 油圧シ 3ベルに適用 して よい それ以外にも 、 リ フ 卜 卜ラ ヅ ク 、 ダンプ 卜 ラッ ク、 ホィ一ルローダ、 油圧ク レ

―ン 、 ブル ド一ザ等の他の 自走式建設機械にも広く適用 する とができる

Claims

請 求 の 範 囲

1 走行モ一夕によって走行する走行体と、 s¾-走 fr体 に 5又けられァクチュエ ー夕によって作動する作業装置と 前記走行体に搭載され加圧油を供給する油圧ポンプを駆 動するェンジンと 、 前記油圧ポンフお び作動油タンク からなる油圧源と前記走行体の走行モ ―夕および作業装 置のァクチュェ一夕を含む各種ァクチュエ ー夕 との間を 制御弁を介し接続して設けられ作動油が流通する作動油 配管と、 刖 θΞ 丄 ノ ンンの排気管に設けられ排気ガス中の 窒素酸化物を除去する尿素選択還元触媒と、 該尿素選択 還元触媒の上流側に噴射するための尿素水溶液を貯える 尿素水夕ンク とを備えてなる 自走式建設機械において 、 前記作動油配管は 、 その途中部位を前 0し 水夕 ンク の外面に沿つて配設し 、

前記尿素水タンク内の尿素水溶液を、 前記作動油配管 内を流通する加圧油または戻り 油か ら発生する熱を熱源 に使用 して加温する構成としたことを特徴とする 自走式 建設機械 ο

2 . 前記尿素水夕ンクは多数の側面からなる多面体型 容器と して形成し、 前記作動油配管は前記多数の側面の うち少なく とも 2 つの側面に沿って設ける構成と してな る請求項 1 に記載の白 建設機械。

—ゝ - 、

3 · HU記作動油配管は、 刖記制御弁と前記作業装置の ァクチュエ ー夕 との間を接 feeする作業装置用配管であ Ό 、 該作業装置用配管は 、 その途中部位を前目し ΙϊΝ 糸水夕ンク の外面に沿わせる構成と してなる請求項 1 または 2 に記 載の自走式建設機械。

4 . 前記制御弁と作動油タンク との間には、 前記ァクチ

. エー夕からの戻 り油を冷却するオイルクーラを設け、 ム

刖記作動油配管は 、 前記制御弁とオイルクーラとの間を 接 ¾す ォイルク ―ラ側戻し配管であ り 、 該ォイルク一 ラ側戻し配管は、 その途中部位を Ηϋ e己尿素水タ ンクの外 面に沿わせる構成と してなる請求項 1 または 2 に記載の 白走式建 機 。

5 . 刖記作動油配管は、 前記油圧ポンプと制御弁との 間を接続する加圧油供給配管であ り 、 該加圧油供給配管 は 、 その途中部位を前記尿素水夕ンクの外面に沿わせる 構成と してなる請求項 1 または 2 に記 の自走式建設機 械 o

-ヽ £*

6 • 刖記走行体は 前記走行モ一夕によって自走する 下部走行体と、 該下部走行体に旋回可能に取付けられ 、 旋回フ レ —ムの後側に前記油圧ポンプを駆動するェンン ンが設けられると i ztヽに 、 旋回フ レ一ムの前側に前記作業 装置が設けられた上部旋回体とによつてネ i 成し、 刖 §己尿 素水タンクは前言己上部旋回体に設ける構成と してなる 求項 1 に記載の自走式建設機械。