WO2003082023A1

WO2003082023A1 - Extrudeuse

Info

Publication number: WO2003082023A1
Application number: PCT/JP2002/003224
Authority: WO
Inventors: Hideharu Tanaka; Shinya Yamada
Original assignee: Sun Honest Co., Ltd.
Priority date: 2002-03-29
Filing date: 2002-03-29
Publication date: 2003-10-09

Description

明細技術分野

この発明は、ソフトクリーム等可塑性のある物質を分配することができる押出し装置に係り、特に使用状況に適応させて組替えることのできる押出し装置に関する。背景技術

従来、ソフトクリ一ム等可塑性のある物質を分配することのできる押出器としてすでに米国特許第 1 5 9 7 9 5 0号公報や米国特許第 1 7 3 8 8 1 4号公報が提案されている。米国特許第 1 5 9 7 9 5 0号公報は、側壁やプランジャを適合することでアイスクリームを分配し易くしたものである。また、米国特許第 1 7 3 8 8 1 4号公報は、コンテナを利用して容易にソフトクリームが作成できるものである。

従来の押出装置の押出駆動用ハンドルは、使用者が右利きであることが多いこともあって装置向かって左側に配置される。しかし、使用者は右利きに限定されるものではない。そこで、容易に左手でもハンドルを操作する必要性が生じていた。また、必ずしも左利きでなくとも押出装置を配置するレイァゥトの都合で左手で操作する必要性が生じる場合もあった。

そこで、本発明の目的は、ソフトクリーム等の可塑性物質を分配する時に可塑性物質を分配する装置において左側からの操作も右側から操作も容易に設定可能な押出装置の提供にある。発明の開示

前記の目的を達成するために、本願発明に係る分配容器の押出装置は、水平シャフトを介してハンドルが固定される押圧機構の下に可塑性食品を充填した分配容器を搭載する受台がフレームパーに配置される押出し装置において、前記ハンドルは水平シャフトの右左いずれか一端に固定され、前記受台は配置されてフレームパーを中心に回動可能に配置される。

このハンドルは、クランクアームとアーム固定具で水平シャフトに固定されてもよく、この受台は、受台に軸孔と円弧型孔を備えてこの円弧型孔に対応して受台の直上に配置される固定台に左固定孔と右固定孔とが貫通してこれらの孔にピンが嵌揷されることで受台の左右の回転が規制されてもよい。

押圧機構は、その下端に円柱状の押圧部が設けられ前記押圧部の下部は弾性物質から構成されてもよい。図面の簡単な説明

図 1は、本願発明に係る実施例の可塑性食品用押出器の側面図、

図 2は、本願発明に係る実施例の可塑性食品用押出器の正面図、

図 3は、本願発明に係る実施例の可塑性食品用押出器の平面図、

図 4は、本願発明に係る実施例の可塑性食品用押出器の断面図、

図 5は、本願発明に係る実施例のペダルを利用した押出装置の構成図、

図 6は、本願発明に係る実施例のさらなるペダルを利用した押出装置の構成図である。発明を実施するための最良の形態

本発明のその他の詳細な構成は、利点および特徴については、添付図面を参照しながら以下に記す実施例によって明らかにされる。

本発明に係る押出装置は、フレームパー 2の上にギアハウジング 4が配置される。このギアハウジング 4を床と水平に水平シャフト 6が貫通し、この水平シャフト 6と垂直に垂直移動口ッド 8が貫通する。前記水平シャフト 6は、その向かって右側の端部にクランクアーム 1 0がアーム係止具 1 2で固定されそのクランクアーム 1 0の端部にハンドル 1 4が装着される。前記水平シャフト 6の中央部にはギアホイール 1 6が嵌揷される。一方、垂直移動ロッド 8の表面にはギアラック 1 8が刻設され、このギアラック 1 8と前記ギアホイ一ル 1 6は係合するよう配置される。また、この垂直移動ロッド 8の上部はばね 2 0で吊設されて係止する。この垂直移動口ッド 8の下端部には円柱状の押圧部 2 2が設けられる。受台 2 4は、押圧部 2 2が下端まで降下した際に嵌挿するよう配置され受台 2 4は載置台 2 6に搭載される。この載置台 2 6 はフレームバー 2に嵌挿され、上部を固定台 2 8に、下部をストッパ 3 0に挟まれて固定される。

この押圧部は、その少なくとも一部がシリコン樹脂又はゴム等の弾性物質 3 1から構成される。

以上の構成において、ソフトクリームが装填された分配容器を受台 2 2に配置させ、押圧部 2 2へハンドル 1 4を操作側に倒すことでギアホイール 6の回転が垂直口ッドを下降させる直線運動へ変化する。その結果分配容器は押し潰されて受皿下端の開口部からクリームが送出される。下端まで押圧した後、垂直ばねで係止される。このとき、押圧部の弾性物質が分配容器の形状に変形しながら押圧するため分配容器の中にソフトクリーム等の可塑性食品が残ることなく押出される。

図 2および図 3に示されるようにクランクアーム 1 0はアーム係止具 1 2で水平シャフト 6の右側と左側のいずれにも固定可能である（図 2 ( a) (b) 図 3 ( a) (b) ) 。

さらに、図 2で示されるように押圧部 2 2と載置台 2 6との間は 5 mm以下とすることで、子供の手が挟まれることのないサイズとなっている。その代わりに押圧部 2 2の下に位置した状態では分配容器が配置できない。そこで、フレームパー 2を中心に載置台 2 6を回転させることができる。ここで、載置台 2 6には弧状開口部 3 2が設けられ、固定台 2 8に右ピン開口部 3 4と左ピン開口部 3 6が設けられる。そこで、載置台 2 6を左にのみ回転させる場合は右ピン開口部 3 4にピンを差し込むと弧状開口部 3 2にピンが係止されて、載置台 2 6は正面又は左側にのみ回転する。反対に、左ピン開口部 3 6にピンを差し込むと弧状開口部 3 2にピンが係止されて、載置台 2 6は正面又は右側にのみ回転する。

図 5に本発明に係るペダルを利用した押出装置の構成図を示す。図 2と比較して異なる部分について示す。垂直移動ロッド 8の上端に駆動用水平バ一 4 4が水平に固定して取り付けられ、駆動用水平パー 4 4の上下動に応じて垂直移動口ッド 8が上下に移動するよう固定される。駆動用水平バ一 4 4には、その両端に伝達軸 4 6及び 4 8 がそれぞれ垂直下向きに固定されて取り付けられる。この伝達軸 4 6及び 4 8は、フレームバー 2を支持する足部 3 8に設けられた貫通孔 5 2 , 5 4に挿入される。伝達軸 4 6、 4 8はさらに足部 3 8を搭載する机台 5 6を貫通する。 2本の伝達軸 4 6， 4 8は床近傍において端部水平パー 6 0で結合される。この端部水平バー 6 0の中心部に一端が端部水平バー 6 0に回動自由に固定され、もう一端が床と接触するように固定される足踏み用ペダル 6 2が設けられる。垂直移動口ッド 8の上部外周はばね 2 0で被覆され、ばね 2 0の上端は垂直移動口ッド 8と接続されて、ばね 2 0の下端はギアハウジング 4の内壁に固定される。

このようにペダルを利用した押出装置が構成されて、使用者がこの足踏み用ペダル 6 2を踏み込むと端部水平バー 6 0が下方に移動し、端部水平パ一 6 0と接続される伝達軸 4 6 , 4 8も同様に移動し、伝達軸 4 6， 4 8に接続される駆動用水平バ一 4 4も下降する。その結果、駆動用水平バ一 4 4と接続される垂直移動ロッド 8が下方に移動するため押圧部 2 2が受台内部へ降下する。あらかじめ、ソフトクリーム等の可塑性食品の入った分配容器が押圧されて受台 2 4下部の開口部からソフトクリームが押出される。すなわち、以上の構成とすることで、本発明に係るペダルを利用した押出装置を利用することで足踏動作により、可塑性食品の分配作業が可能となる。押圧時、ばね 2 0は垂直移動ロッド 8の上端が下方に移動したことによりギアハウジング 4との間で圧縮される。そこで、使用者がこの足踏み用ペダル 6 2から足を外すとばね 2 0が圧縮から開放されて垂直移動ロッド 8も上昇し押圧部 2 2も上昇する。このように動作させることで足踏み動作によって、図 5においては、ハンドル 1 4を設けたので、手による押圧操作も可能である。ハンドル 1 4等を一切設けない例として図 6を示す。図 6について、その機能は図 5と同様に足踏み用ペダル 6 2を使用して押圧することができる。なお、足踏み用ペダル 6 2による力の伝達方法は、上記の伝達軸 4 6、 4 8に限定されるものではなく、その他の構造で伝達することもできる。

Claims

請求の範囲

1 .7j平シャフトを介してハンドルが固定される押圧機構の下に可塑性食品を充填した分配容器を搭載する受台がフレームパーに配置される押出し装置において、前記ハンドルは水平シャフトの右左いずれか一端に固定され、前記受台は配置されてフレームバーを中心に回動可能に配置される分配容器の押出装置。

2 .ハンドルは、クランクアームとアーム固定具で水平シャフトに固定されることを特徴とする請求項 1記載の分配容器の押出装置。

3 .受台は、受台に軸孔と円弧型孔を備えてこの円弧型孔に対応して受台の直上に配置される固定台に左固定孔と右固定孔とが貫通してこれらの孔にピンが嵌挿されることで受台の左右の回転が規制されることを特徴とする請求項 1記載の分配容器の押出装置。

4.押圧機構は、その下端に円柱状の押圧部が設けられ前記押圧部の下部は弾性物質から構成されることを特徴とする請求項 1記載の分配容器の押出装置。

5 .押圧機構は、垂直移動ロッドの下端に円柱状の押圧部が設けられてその垂直移動ロッドの上端に駆動用水平バーが固定されて前記駆動用水平パーの両端部から下部に伝達軸が延設され伝達軸の両下端を端部水平バーで固定されて前記端部水平バーにペダルが設けられることを特徴とする請求項 1記載の分配容器の押出装置。

6 .押圧機構の下に可塑性食品を充填した分配容器を搭載する受台がフレームバーに配置される押出し装置において、押圧機構は垂直移動口ッドの下端に円柱状の押圧部が設けられてその垂直移動ロッドの上端に駆動用水平バーが固定されて前記駆動用水平パーの両端部から下部に伝達軸が延設され伝達軸の両下端を端部水平バーで固定されて前記端部水平パーにペダルが設けられることを特徴とする分配容器の押出