JP2000232852A - 冷菓供給装置及び冷菓供給方法 - Google Patents

冷菓供給装置及び冷菓供給方法

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JP2000232852A
JP2000232852A JP11355203A JP35520399A JP2000232852A JP 2000232852 A JP2000232852 A JP 2000232852A JP 11355203 A JP11355203 A JP 11355203A JP 35520399 A JP35520399 A JP 35520399A JP 2000232852 A JP2000232852 A JP 2000232852A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷菓の滴の落下防止と防塵により衛生性を向
上すると共に、簡易にかつ確実に小分け容器を適正な位
置に供給する。 【解決手段】 冷菓サプライヤー32は、円形支持板1
2Aと半円状カバー34Aとから成り、小分け容器2を
円形支持板12Aに位置決めして保持する。冷菓サプラ
イヤー32は、この状態で押出位置Aに進出して小分け
容器2を供給する。滴止めの受け皿44は、冷菓1の押
出時以外は、冷菓サプライヤー32に連動して冷菓サプ
ライヤー32に保持された小分け容器から冷菓1が滴り
落ちるのを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器、特に、可塑
性を有する小分け容器に収納された、例えば、ソフトク
リーム等のアイスクリーム、ホイップドクリーム、ムー
ス、ババロア等のソフトクリーム状冷菓(本発明におい
て、単に「冷菓」と称する。)を押し出して、コーンや
カップ等の喫食用容器に供給する冷菓供給装置及び冷菓
供給方法の改良に関し、特に、衛生性及び操作性を向上
させることに関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、スーパーマーケットやコンビニ
エンスストア、また、アイスクリーム等の冷菓専門店等
の店舗においては、コーンやカップ等の喫食用容器に冷
菓を供給して提供することが行われる。従来、このよう
な冷菓の供給のための装置としては、一般に、図16に
示すように、冷凍機等の冷却機構を有し供給すべき冷菓
を収納して蓄えておくタンク型の容器4を備えたソフト
クリーム専用フリーザー型の冷菓供給装置10が使用さ
れ、この図16に示す冷菓供給装置10により、顧客の
要求毎にそれに応じて冷菓を喫食用容器に供給してい
た。
【0003】しかし、この図16に示すフリーザー型の
冷菓供給装置10では、冷菓供給装置10自体に冷却機
構を設けるため、装置全体が大型化すると共に高価とな
り、スペースやコストの点で効率化を図ることができな
い問題があった。この問題は、特に、多様な種類のアイ
スクリーム等の冷菓を希望する顧客の要求に応えるため
に、図16に示すように、容器4内を複数のタンク5等
に区分けして、この各タンク5内に複数の種類の冷菓を
収納した場合には、一層顕著となる。一方、この点を考
慮して、容器4を小型化すると、多種多様な顧客の要求
に充分に応えることができない問題が生ずる。
【0004】このような点に鑑み、図17に示すよう
に、冷菓供給装置10自体には冷却機構を設けることな
く、別途、予め供給すべき冷菓を小分け容器2に収納し
て、適切な温度下で保存し、この冷菓が収納された小分
け容器2を冷菓の供給時に冷菓供給装置10に設置して
押圧し、これにより冷菓を喫食用容器に押し出して供給
する冷菓供給装置10が提案されている(実公平7−1
9273号公報、実公平7−19274号公報等参
照)。
【0005】このような小分け容器2を用いた従来の冷
菓供給装置10は、一般に、図17に示すように、冷菓
1が収納された小分け容器2を水平台6に載置して、こ
の小分け容器2を上方からプレスハンマー26等により
加圧して、この小分け容器2に形成された押出口2aか
ら冷菓1を押し出す一方、その下方で有底の容器保持孔
7aを有する回転自在な容器保持台7により、コーン等
の喫食用容器3を回転させながら保持して、この喫食用
容器3に冷菓1を供給するものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この図17に
示す従来技術の冷菓供給装置10では、図17に示すよ
うに、特に、押し出しが完了して冷菓が供給された喫食
用容器3を取り出した後、水平台6から小分け容器2を
取り除くまでの間に、小分け容器2内に残存した冷菓1
が溶けて、この小分け容器2から液状クリームとして滴
り落ち、下方の容器保持孔7aの底に溜まることがあっ
た。
【0007】このように、容器保持台7の容器保持孔7
a内に冷菓1の滴りが溜まったまま放置すると、この容
器保持孔7a内に雑菌が繁殖して衛生上好ましくない問
題が生ずる欠点があった。特に、この図17に示す容器
保持孔7aでは、需要者が食すこともある喫食用容器3
の底部付近に直接接触して保持することを考慮すると、
より一層の衛生面への配慮が必要であるといえる。
【0008】この問題を回避するためには、容器保持孔
7aの内面を、店舗の従業員その他の作業者が頻繁に清
掃しなければならず、特に、清掃に際しても、容器保持
孔7aは、図17及び図10(A)に示すように、コー
ン等の喫食用容器3の形状に合わせて下端に行くに連れ
細径となる逆円錐形状を有するため、清掃が面倒で、か
つ、必ずしも最下端の底部まで充分に清掃することがで
きない問題があった。とりわけ、冷菓供給装置10が設
置された店舗等が人手不足等により繁忙を極めると、清
掃の仕方や回数等が不充分となる傾向が生ずるため、で
きるだけ清掃作業者の手間、作業者への依存度を軽減す
ることが望まれる。
【0009】また、この冷菓1の滴は、冷菓1が供給さ
れた喫食用容器3を取り出した後のみならず、押し出し
が完了した後喫食用容器3を取り出す前に、既に供給さ
れた冷菓や喫食用容器に直接落下しても、適正に盛りつ
けられた冷菓の形状を崩したり、顧客の手に付着する等
の問題を招く。なお、これらの問題点は、図16に示す
フリーザー型の容器4を備えた冷菓供給装置10におい
ても、容器4の押出口4aから冷菓1が滴り落ちること
がある点で、同様に生じうる問題である。
【0010】また、図17に示す冷菓供給装置10で
は、図17に示すように、水平台6やこの水平台6に載
置された小分け容器2、プレスハンマー26等が露出し
ているため、これらの押し出しをする空間内に埃や塵等
が入り込むおそれがあり、この点でも衛生上問題があっ
た。特に、このような冷菓供給装置10は、屋台での出
店等で、屋外で使用されることもあるが、その場合には
埃塵が混入する可能性は一層高まる。また、主たる顧客
である子供や女性等の視界に、食品である冷菓が機械で
供給される工程を入れるのは、見栄えや精神的抵抗感の
点で必ずしも体裁がよいとはいえない問題もある。
【0011】なお、このようにプレスハンマー26等の
押圧部材が露出している結果、作業者が自らの手で、直
接に、小分け容器2を水平台6の上に載置する際等に、
このプレスハンマー26等により誤って小分け容器2以
外の、本来は押圧すべきではない物体が挟まれて潰され
るおそれもあった。
【0012】この場合、たとえプレスハンマー26部分
のみを覆ったとしても、このプレスハンマー26の下方
に小分け容器2を直接挿入する限り、その挿入のために
常時開口している開口部は設ける必要があり、やはり、
この開口部から、塵や埃、また、他の異物が入る可能性
があることには変わりがない。加えて、非作動時にプレ
スハンマー26を覆っていても、このプレスハンマー2
6は押出時には露出している小分け容器2付近まで下降
等してくるため、やはり、この開口部を通じて小分け容
器以外の物体が挟まれるおそれがある。
【0013】更に、図17に示す従来技術では、小分け
容器2を水平台6に載置する場合に、小分け容器2の押
出口2aが水平台6に形成された冷菓通過孔6aに正し
く付合するように、小分け容器2を適切に設置する必要
があるが、この水平台6は小分け容器2を単に載置して
支持しているだけであるため、作業者自らがこの調整作
業を行わなければならず、その調整が面倒であると共
に、設置場所を誤ると適正に冷菓を供給することができ
ない問題もあった。更に、当初は適正に設置しても、プ
レスハンマー26等の加圧状態により次第に位置ずれが
生じて、同様に冷菓を適正に供給することができなくな
るおそれもあった。
【0014】なお、この小分け容器2を押出位置に供給
することに関しては、図18に示すように、小分け容器
2を保持することができる収容部材8を有し、基台の下
部に揺動自在に取り付けられて押出位置から手前に傾斜
することができるアーム9を備えた冷菓供給装置10も
提案されている(特表平10−502251号公報参
照)。
【0015】しかし、このようにアーム9を手前に傾斜
させると、その傾斜方向である押出位置の下方の空間が
デッドスペースとなる問題が生ずる。即ち、このアーム
9が進出してくる空間には、喫食用容器3を保持する治
具等を設置することができないと共に、冷菓供給後の喫
食用容器3を取り出した後でないと、アーム9を手前に
傾斜させることができない。換言すれば、アーム9を手
前に傾斜させた状態では喫食用容器3の挿入及び取り出
しが困難か不可能となり、従って、小分け容器2の設置
及び取り出しと喫食用容器3の設置及び取り出しを同時
に行うことができず操作性が低い欠点がある。のみなら
ず、喫食用容器3が存在したまま、誤って、このアーム
9を手前に傾斜させると、この傾斜したアーム9が供給
された冷菓や喫食用容器3等に接触して、これらの形状
等を破壊するおそれがある。従って、作業者が、慎重に
操作することが必要となり、必ずしも、充分に簡易な操
作性を確保することができなかった。
【0016】また、このアーム9に形成された収容部材
8は、図18に示すように一定の形状に形成されている
ため、種々の大きさ、形状を有する小分け容器2には充
分に対応することができない問題もある。特に、この収
容部材8の径よりも小さな径を有する小分け容器2を充
分に固定して保持することができず、冷菓1を押出口か
ら適正に押し出すことができないおそれがある。加え
て、この図18に示す冷菓供給装置10においても、そ
もそも上述した冷菓1の滴の落下による衛生上の問題が
生ずることには変わりがない。
【0017】本発明が解決しようとする課題は、上記の
問題点に鑑み、冷菓の滴と喫食用容器との接触及び塵や
埃の押出位置への混入を防止して衛生を保持することが
できると共に、清掃や小分け容器の押出位置への適正な
供給・配置作業等を容易として操作性を向上させること
ができる冷菓供給装置及び冷菓供給方法を提供すること
にある。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の課題を
解決するための第1の手段として、冷菓が収納された容
器と、この容器内に収納された冷菓に加圧し冷菓を容器
の押出口から押し出して押出口の下方の喫食用容器に供
給する押圧部材とを備えた冷菓供給装置において、この
冷菓供給装置は容器の押出口の下方に進退自在に設置さ
れ冷菓の滴を受け止めるシャッター手段を有し、このシ
ャッター手段は、容器の押出口に進出して冷菓の滴を受
け止める一方、冷菓の押出時には容器の押出口から退避
して冷菓が容器の押出口から喫食用容器に供給されるの
を許容することを特徴とする冷菓供給装置を提供するも
のである。
【0019】このように、容器の押出口に進出して冷菓
の滴を受け止める、例えば、滴止めの受け皿等のシャッ
ター手段を設けると、このシャッター手段により、容器
の押出口から落下した冷菓の滴が、下方の喫食用容器保
持具や、直接押し出し完了後の冷菓、喫食用容器にまで
達するのを遮蔽することができるので、冷菓の滴と喫食
用容器との接触を防止して、衛生を保持することができ
る。また、このシャッター手段に付着した冷菓の滴は、
逆円錐形状の喫食用容器保持具の底部に付着した場合に
比べて、拭き取り等により簡易に除去することができる
ため、清掃作業も容易となり、操作性も向上する。な
お、この第1の課題解決手段は、その容器を図16に示
すフリーザー型の冷菓供給装置の容器とすることによ
り、特に、図16に示すフリーザー型の冷菓供給装置に
も適用することができる。
【0020】本発明は、上記の課題を解決するための第
2の手段として、冷菓が収納され冷菓の押出口を有する
小分け容器を押出位置に保持する容器支持部材と、この
容器支持部材に保持された小分け容器を押圧し冷菓を小
分け容器の押出口から押し出して小分け容器の下方の喫
食用容器に供給する押圧部材とを備えた冷菓供給装置に
おいて、この冷菓供給装置は小分け容器の押出口の下方
に進退自在に設置され冷菓の滴を受け止めるシャッター
手段を備え、このシャッター手段は、冷菓の押出時には
小分け容器の押出口から退避して冷菓が小分け容器の押
出口から喫食用容器に供給されるのを許容する一方、少
なくとも冷菓の押し出し完了後から小分け容器を押出位
置から取り出すまでの間は小分け容器の押出口の下方に
進出して冷菓の滴を受け止めることを特徴とする冷菓供
給装置を提供するものである。
【0021】このように小分け容器から冷菓を供給する
場合においても、上記第1の課題解決手段と同様に、冷
菓の滴を受け止めるシャッター手段を設けると、冷菓の
滴と喫食用容器と冷菓との接触を防止して、衛生を保持
することができるが、特に、冷菓の滴は、冷菓が収納さ
れた小分け容器の押出口から滴り落ちるため、このよう
にシャッター手段を冷菓の押し出し完了後から小分け容
器を押出位置から取り出すまでの間は小分け容器の押出
口の下方に進出させると、冷菓の滴を確実に遮蔽するこ
とができる。
【0022】本発明は、上記の課題を解決するための第
3の手段として、冷菓が収納され冷菓の押出口を有する
小分け容器を押出位置に保持する容器支持部材と、この
容器支持部材に保持された小分け容器を押圧し冷菓を小
分け容器の押出口から押し出して小分け容器の下方の喫
食用容器に供給する押圧部材とを備えた冷菓供給装置に
おいて、この冷菓供給装置は冷菓の押出位置に対して水
平移動により進退自在に設けられて押出位置にある小分
け容器を覆うことができるカバー部材を備え、このカバ
ー部材は、小分け容器の押出位置への設置時及び押出位
置からの除去時には押出位置から水平移動により退避す
る一方、少なくとも押出位置に設置された小分け容器に
収納された冷菓の押出時には水平移動により小分け容器
及び押圧部材を覆うように押出位置に進出することを特
徴とする冷菓供給装置を提供するものである。
【0023】このように、冷菓の押出時には水平移動に
より小分け容器及び押圧部材を覆うことができるカバー
部材を設けると、押出位置を防塵することができるため
衛生を保持することができると共に、押圧部材により加
圧すべきではない物体が押出位置にまで侵入して挟まる
のを防止することができるため、安全性も高めることが
できる。特に、このカバー部材は、小分け容器の押出位
置への設置時、除去時に押出位置を露出させることがで
きるので、小分け容器の押出位置への設置、除去作業の
支障となることはなく円滑にこれらの作業を行うことが
できると共に、水平移動するため下方の喫食用容器の設
置及び除去作業の支障となることもなく、操作性が高ま
る。加えて、不必要時には閉じておくことができるた
め、より防塵による衛生性及び安全性を向上させること
ができる。
【0024】本発明は、上記の課題を解決するための第
4の手段として、上記第3の課題解決手段において、小
分け容器の押出口の下方に進退自在に設置され冷菓の滴
を受け止めるシャッター手段を更に備え、シャッター手
段は、カバー部材が小分け容器及び押圧部材を覆うよう
に押出位置に進出する冷菓の押出時には小分け容器の押
出口から退避して冷菓が小分け容器の押出口から喫食用
容器に供給されるのを許容する一方、少なくとも冷菓の
押し出し完了後からカバー部材を押出位置から退避させ
て押出位置から小分け容器を取り出すまでの間は押出位
置にある小分け容器の押出口の下方に進出して冷菓の滴
を受け止めることを特徴とする冷菓供給装置を提供する
ものである。
【0025】即ち、この第4の課題解決手段は、上記第
2の解決手段と第3の解決手段とを組み合わせたもので
あり、このように、カバー部材とシャッター手段とを併
用すると、冷菓の滴と喫食用容器等との接触防止と防塵
の相乗作用により、より一層確実に衛生性を向上させる
ことができると同時に安全性を高めることができる。特
に、この場合、カバー部材とシャッター手段の動きを機
械的又は電気的に連動させることもでき、自動化により
制御が容易となり、操作性をより一層向上させることが
できる。
【0026】本発明は、上記の課題を解決するための第
5の手段として、冷菓が収納され冷菓の押出口を有する
小分け容器を押出位置に支持する容器支持部材と、容器
支持部材に支持された小分け容器を押圧し冷菓を小分け
容器の押出口から押し出して小分け容器の下方の喫食用
容器に供給する押圧部材とを備えた冷菓供給装置におい
て、この冷菓供給装置は、冷菓を収納した小分け容器を
位置決めして保持することができ冷菓の押出位置に対し
て水平移動により進退自在に設けられた冷菓サプライヤ
ーを有し、この冷菓サプライヤーは、小分け容器の押出
口から押し出された冷菓が通過することができる冷菓通
過孔が形成され、冷菓が収納された小分け容器の押出位
置への設置時には小分け容器を小分け容器の押出口と冷
菓通過孔とが付合する位置に位置決めして冷菓サプライ
ヤーに挿入して保持させることができるように押出位置
から水平移動により退避し、冷菓が収納された小分け容
器を押出位置に供給して小分け容器に収納された冷菓を
押し出す押出時には小分け容器を保持した状態で水平移
動により押出位置に進出し、冷菓の押し出し完了後は冷
菓サプライヤーに保持された小分け容器を冷菓サプライ
ヤーから取り出すことができるように再び水平移動によ
り押出位置から退避することを特徴とする冷菓供給装置
を提供するものである。
【0027】このように、冷菓を収納した小分け容器を
保持することができ冷菓の押出位置に対して水平移動に
より進退自在な冷菓サプライヤーを設けると、小分け容
器を冷菓サプライヤーに挿入して保持させることにより
冷菓サプライヤー内に格納等して水平移動させるだけで
簡易にかつ確実に小分け容器を押出位置に供給すること
ができると共に、この冷菓サプライヤーは小分け容器を
位置決めして保持するため、微妙な調整をすることなく
小分け容器を簡易に適切な位置に位置決めして保持する
ことができるため、冷菓を適正に押し出すことができ
る。
【0028】また、押出位置から退避した位置で冷菓サ
プライヤーへの小分け容器の格納及び取り出しをするこ
とができるため、作業者が押出位置へ直接アクセスする
ことなく、小分け容器の設置、除去を行うことができ、
操作性及び安全性が高まる。更に、この冷菓サプライヤ
ーは水平移動するため、押出位置の下方の冷菓が供給さ
れた喫食用容器の喫食用容器保持具からの取り出し等の
支障となることがなく、必要以上に慎重に処理する必要
がないと共に、押出後の小分け容器の取り出しと冷菓の
供給が完了した喫食用容器の取り出しとを同時に行うこ
とができ、充分な操作性をも確保することができる。
【0029】本発明は、上記の課題を解決するための第
6の手段として、上記第5の解決手段において、冷菓サ
プライヤーは、冷菓の押出位置に対して水平移動により
進退自在に設けられた容器支持部材であって、この容器
支持部材は、冷菓を収納した小分け容器を位置決めして
保持することができ、前記小分け容器の押出口から押し
出された冷菓が通過することができる冷菓通過孔が形成
されていることを特徴とする冷菓供給装置を提供するも
のである。
【0030】この第6の解決手段は、冷菓サプライヤー
として、具体的には、冷菓が収納され冷菓の押出口を有
する小分け容器を押出位置に支持する容器支持部材を用
いるものであり、即ち、この容器支持部材に、本来の押
出位置での小分け容器の支持機能に加えて、押出位置に
対し水平移動により進退自在な機能を付加することによ
り小分け容器を移動自在に保持する冷菓サプライヤーと
するものである。
【0031】本発明は、上記の課題を解決するための第
7の手段として、上記第5又は第6のいずれかの解決手
段において、冷菓サプライヤーは、冷菓の押出位置に対
して水平移動により進退自在に設けられた容器支持部材
とこの容器支持部材に一体に形成され押出位置にある小
分け容器を覆うことができるカバー部材とから成り、こ
の冷菓サプライヤーは、容器支持部材部分に小分け容器
の押出口から押し出された冷菓が通過することができる
冷菓通過孔が形成され、冷菓が収納された小分け容器の
押出位置への設置時には小分け容器を小分け容器の押出
口と冷菓通過孔とが付合する位置に位置決めして冷菓サ
プライヤー内に格納することができるように押出位置か
ら水平移動により退避し開き、冷菓が収納された小分け
容器を押出位置に供給して小分け容器に収納された冷菓
を押し出す押出時には小分け容器を保持した状態で水平
移動により押出位置を閉じるように押出位置に進出して
小分け容器を押出位置へ供給すると同時に小分け容器及
び押圧部材を覆い、冷菓の押し出し完了後は冷菓サプラ
イヤー内に格納された小分け容器を冷菓サプライヤーか
ら取り出すことができるように再び水平移動により押出
位置から退避して開くことを特徴とする冷菓供給装置を
提供するものである。
【0032】即ち、この第7の課題解決手段は、上記第
5又は第6の解決手段と上記第3の解決手段とを組み合
わせたものであり、このように冷菓サプライヤーを容器
支持部材とカバー部材とから構成すると、押出位置にあ
る小分け容器及び押圧部材を覆うことができるため、防
塵による衛生性及び安全性を向上させることができるの
は勿論のこと、同時に小分け容器を適正な位置に位置決
めして移動自在に保持することができるため、小分け容
器を簡易にかつ確実に適正な位置に位置決めして押出位
置に供給することができると共に各容器の取り出し作業
も容易となるため、操作性をも充分に向上させることが
できる。
【0033】本発明は、上記の課題を解決するための第
8の手段として、上記第5乃至第7のいずれかの解決手
段において、更に、冷菓サプライヤーが押出位置から退
避した位置において冷菓サプライヤーの下方に設置さ
れ、この冷菓サプライヤーに保持された小分け容器の押
出口から滴り落ちた冷菓の滴を受け止めるシャッター手
段を備えていることを特徴とする冷菓供給装置を提供す
るものである。
【0034】このように、冷菓サプライヤーが退避した
位置において、この冷菓サプライヤーの下方にシャッタ
ー手段を設けると、冷菓サプライヤーへの小分け容器の
設置時及び冷菓サプライヤーからの小分け容器の取り出
し時等の冷菓サプライヤーが小分け容器を保持している
ときに、この冷菓サプライヤーに保持された小分け容器
から落下した冷菓の滴を受け止めることができ、冷菓供
給装置が設置された床面等に冷菓が付着するのを防止し
て、衛生を保持することができる。
【0035】本発明は、上記の課題を解決するための第
9の手段として、上記第5乃至第7のいずれかの課題解
決手段において、小分け容器の押出口の下方に進退自在
に設置され冷菓の滴を受け止めるシャッター手段を更に
備え、このシャッター手段は、冷菓サプライヤーにより
押出位置に供給された小分け容器を押圧して冷菓を押し
出す押出時にはこの押出位置に設置された小分け容器の
押出口から退避して冷菓が小分け容器の押出口から喫食
用容器に供給されるのを許容する一方、少なくとも冷菓
の押し出し完了後から冷菓サプライヤーを押出位置から
退避させて冷菓サプライヤーから小分け容器を取り出す
までの間は冷菓サプライヤーに連動して冷菓サプライヤ
ーに保持された小分け容器の押出口の下方に位置して冷
菓の滴を受け止めることを特徴とする冷菓供給装置を提
供するものである。
【0036】即ち、この第9の課題解決手段は、上記第
5乃至第7のいずれかの解決手段と第3の解決手段とを
あわせたものであり、このように、冷菓サプライヤーと
シャッター手段とを併用すると、冷菓の滴と喫食用容器
等との接触防止と防塵の相乗作用により、より一層確実
に衛生性を向上させることができると同時に、小分け容
器の適正な設置、除去を行うことができ、操作性及び安
全性を高めることができる。特に、この場合、冷菓サプ
ライヤーとシャッター手段の動きを機械的又は電気的に
連動させることもでき、自動化により制御が容易とな
り、操作性をより一層向上させることができる。
【0037】本発明は、上記の課題を解決するための第
10の手段として、上記第5乃至第9のいずれかの解決
手段において、冷菓サプライヤーは、小分け容器を保持
すべき部分に小分け容器の大きさに応じて小分け容器の
位置決めをすることができる位置調整手段を備えている
ことを特徴とする冷菓供給装置を提供するものである。
【0038】このように、冷菓サプライヤーに、例え
ば、大小様々な径や形状を有し、着脱自在に小分け容器
を保持すべき部分に取り付けられるリング等の位置調整
手段を設けると、種々のサイズや形状の小分け容器を簡
易にかつ適正に位置決めして押出位置に供給することが
できるため、小分け容器を押出位置へ供給する作業性・
操作性が向上すると同時に、種々の小分け容器に収納さ
れた様々な種類の冷菓の供給に適用することができるた
め、省スペースで多種多様な顧客のニーズにも簡易にか
つ適切に応えることができる。
【0039】本発明は、上記の課題を解決するための第
11の手段として、冷菓が収納され冷菓の押出口を有す
る小分け容器を容器支持部材により押出位置に支持して
容器支持部材に支持された小分け容器を押圧し冷菓を小
分け容器の押出口から押し出して小分け容器の下方の喫
食用容器に供給する冷菓供給方法において、小分け容器
の押出口の下方に進退自在に設置されて冷菓の滴を受け
止めるシャッター手段を、冷菓の押出時には小分け容器
の押出口から退避させて冷菓を前記小分け容器の押出口
から喫食用容器に供給する一方、少なくとも冷菓の押し
出し完了後から小分け容器を押出位置から取り出すまで
の間は小分け容器の押出口の下方に進出させて冷菓の滴
を受け止めることを特徴とする冷菓供給方法を提供する
ものである。
【0040】この第11の課題解決手段は、いわば、上
記第2の解決手段による冷菓の供給方法であり、従っ
て、第2の解決手段と同様、小分け容器からの冷菓の滴
と喫食用容器と冷菓との接触を防止して、衛生を保持す
ることができる。
【0041】本発明は、上記の課題を解決するための第
12の手段として、冷菓が収納され冷菓の押出口を有す
る小分け容器を容器支持部材により押出位置に支持して
容器支持部材に支持された小分け容器を押圧し冷菓を小
分け容器の押出口から押し出して小分け容器の下方の喫
食用容器に供給する冷菓供給方法において、冷菓の押出
位置に対して水平移動により進退自在に設けられて押出
位置にある小分け容器を覆うことができるカバー部材
を、小分け容器の押出位置への設置時には押出位置から
水平移動により退避させて冷菓が収納された小分け容器
を押出位置に設置し、少なくとも押出位置に設置された
小分け容器に収納された冷菓の押出時にはカバー部材を
水平移動により小分け容器及び押圧部材を覆うように押
出位置に進出させると共に小分け容器の押出口の下方に
進退自在に設置されて冷菓の滴を受け止めるシャッター
手段を小分け容器の押出口から退避させて冷菓を小分け
容器の押出口から喫食用容器に供給し、冷菓の押し出し
完了後はカバー部材を再び水平移動により押出位置から
退避させて小分け容器を押出位置から取り出すと共にシ
ャッター手段を少なくとも冷菓の押し出し完了後からカ
バー部材を押出位置から退避させて押出位置から小分け
容器を取り出すまでの間は押出位置にある小分け容器の
押出口の下方に進出させて冷菓の滴を受け止めることを
特徴とする冷菓供給方法を提供するものである。
【0042】この第12の課題解決手段は、いわば、上
記第4の解決手段による冷菓の供給方法であり、従っ
て、第4の解決手段と同様、冷菓の滴と喫食用容器等と
の接触防止と防塵の相乗作用により、より一層確実に衛
生性を向上させることができると同時に安全性を高める
ことができる。
【0043】本発明は、上記の課題を解決するための第
13の手段として、冷菓が収納され冷菓の押出口を有す
る小分け容器を容器支持部材により押出位置に支持して
容器支持部材に支持された小分け容器を押圧し冷菓を小
分け容器の押出口から押し出して小分け容器の下方の喫
食用容器に供給する冷菓供給方法において、冷菓を収納
した小分け容器を位置決めして保持することができ冷菓
の押出位置に対して水平移動により進退自在に設けられ
た冷菓サプライヤーを、冷菓が収納された小分け容器の
押出位置への設置時には押出位置から水平移動により退
避させて小分け容器を小分け容器の押出口と冷菓サプラ
イヤーに形成され小分け容器の押出口から押し出された
冷菓が通過することができる冷菓通過孔とが付合する位
置に位置決めして冷菓サプライヤーに挿入して保持し、
冷菓が収納された小分け容器を押出位置に供給して小分
け容器に収納された冷菓を押し出す押出時には小分け容
器を保持した状態で水平移動により押出位置に進出させ
て小分け容器を押出位置へ供給し、冷菓の押し出し完了
後は再び水平移動により押出位置から退避させて冷菓サ
プライヤーに保持された小分け容器を冷菓サプライヤー
から取り出すことを特徴とする冷菓供給方法を提供する
ものである。
【0044】この第13の課題解決手段は、いわば、上
記第5の解決手段による冷菓の供給方法であり、従っ
て、第5の解決手段と同様、小分け容器の適正な位置へ
の位置決め及び押出位置への供給、各容器の取り出し作
業を容易とし操作性及び安全性を高めることができると
共に、場合によっては、防塵による衛生性及び安全性を
向上させることができる。
【0045】本発明は、上記の課題を解決するための第
14の手段として、上記第13の解決手段において、小
分け容器の押出口の下方に進退自在に設置されて冷菓の
滴を受け止めるシャッター手段を、冷菓サプライヤーに
より押出位置に供給された小分け容器を押圧して冷菓を
押し出す押出時には押出位置に設置された小分け容器の
押出口から退避させて冷菓を小分け容器の押出口から喫
食用容器に供給する一方、少なくとも冷菓の押し出し完
了後から冷菓サプライヤーを押出位置から退避させて冷
菓サプライヤーから小分け容器を取り出すまでの間は冷
菓サプライヤーに連動して冷菓サプライヤーに保持され
た小分け容器の押出口の下方に位置させて冷菓の滴を受
け止めることを特徴とする冷菓供給方法を提供するもの
である。
【0046】この第14の課題解決手段は、上記第13
の冷菓サプライヤーを用いた解決手段である冷菓供給方
法において、更にシャッター手段を用いて冷菓を供給す
る方法であり、いわば、上記第9の解決手段による冷菓
の供給方法である。従って、上記第9の解決手段と同
様、冷菓の滴と喫食用容器等との接触防止と防塵の相乗
作用により、より一層確実に衛生性を向上させることが
できると同時に、小分け容器の適正な設置、除去を行う
ことができ、操作性及び安全性を高めることができる。
【0047】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して詳細に説明すると、図1乃至図8は、本発明の冷菓
供給装置10を示し、この冷菓供給装置10は、冷菓1
が収納された小分け容器2を押出位置A(図5及び図6
参照)に支持する円形支持板12A等の容器支持部材1
2と、この容器支持部材12に保持された小分け容器2
を押圧する押圧部材14とを備えている。なお、小分け
容器2は、図9に示すように、内部に収納された冷菓1
を押し出すための押出口2aを有する。
【0048】この冷菓供給装置10は、また、特に図1
乃至図3から解るように、基台16と、この基台16上
に立設された左右1対のサイドフレーム18と、これら
のサイドフレーム18の前面に取り付けられたフロント
フレーム20と、これらのサイドフレーム18及びフロ
ントフレーム20に取り付けられたフレームカバー22
とを備えている。冷菓サプライヤー12や押圧部材14
は、これらのフレーム等により構成される支持フレーム
24に保持されて配設されている。
【0049】押圧部材14は、図示の実施の形態では、
小分け容器2に押圧して小分け容器2の押出口2aから
冷菓1を押し出すべき押出位置Aの上方に設置されたプ
レスハンマー26から成っており、このプレスハンマー
26は、図6に示すように、下降により小分け容器2を
上方から押圧して、冷菓1を小分け容器2の押出口2か
ら押し出して小分け容器2の下方の喫食用容器3に供給
する。
【0050】但し、本発明では、小分け容器2の押出口
2aから冷菓1を押し出すための押し出しの方法・手段
は特に問わない。従って、冷菓1を小分け容器2の押出
口2aから押し出すことができれば、必ずしも、図示し
たプレスハンマー16により上方から押圧する方法には
限られず、押圧部材14として、他の、例えば、図示し
ないロール等を用いて小分け容器2を挟み込んで押し出
す等の他の適宜な手段・方法を採ることができる。同様
に、小分け容器2の形状等も、押出口2aを有すれば、
特に、図9に示すようなカップ状の形態には限られず、
他の、袋状、チューブ状等の形態をとるものであっても
よい。
【0051】なお、喫食用容器3は、図1乃至図8に示
すように、押出位置Aの下方において、図10(A)に
示す喫食用容器保持具28により回転自在に保持され、
冷菓1の押出時に回転しながら冷菓1の供給を受けるこ
とにより、図7及び図8に示すように、体裁良く冷菓1
が盛りつけられる。
【0052】この喫食用容器保持具28は、図10
(A)に示すように、喫食用容器3であるコーンの形状
に合わせて切削等により円錐形状に形成された有底の容
器保持孔28aを有し、この容器保持孔28aに喫食用
容器3を挿入して保持する。この容器保持孔28aの形
状は、保持すべき喫食用容器3の形状に従って決定すれ
ばよく、従って、喫食用容器3としては、図示したコー
ンではなく、他の耐水性を有するカップ等を用いること
もでき、この場合には、図10(B)に示すように、容
器保持孔28aの形状を円筒形状とればよい。但し、1
つの容器保持具28では、1種類の大きさ、形状の喫食
用容器にしか対応することはできない。
【0053】後に述べるように、本発明では、シャッタ
ー手段42により、形状を問わず、このような有底の容
器保持孔28aを有する喫食用容器保持具28を使用す
る場合において衛生性を向上させることができるもので
はあるが、喫食用容器保持具28としては、図11に示
すように、喫食用容器3を挿入することができる中空状
のリング30を用いることもできる。喫食用容器保持具
28として、このリング30を用いた場合にはリング3
0には、冷菓1の滴はリング30の中空部を通過するた
め、この喫食用容器3を保持するリング30に冷菓1の
滴が溜まるということがなく、喫食用容器3と冷菓1の
滴との接触を防止することができ、より一層衛生性を向
上させることができる点で好適である。
【0054】また、本発明の冷菓供給装置10は、図1
乃至図8に示すように、冷菓1を収納した小分け容器2
を位置決めして保持することができ、冷菓1の押出位置
Aに対して水平移動により進退自在に設けられた冷菓サ
プライヤー32を有する。
【0055】この冷菓サプライヤー32は、図1乃至図
8に示す実施の形態では、冷菓1の押出位置Aに対して
水平移動により進退自在に設けられた円形支持板12A
等の容器支持部材12と、この容器支持部材12に一体
に形成され押出位置Aにある小分け容器2を覆うことが
できる半円状カバー34A等のカバー部材34とから成
っている。
【0056】この冷菓サプライヤー32は、図3及び図
4に示すように、容器支持部材12、カバー部材34の
うちのいずれか一方又は双方を、フロントフレーム20
に枢軸等により揺動自在に取り付けることにより、図3
の矢印Bに示すように、開閉するようにして押出位置A
に対して水平移動により進退することができる。
【0057】冷菓サプライヤー32の一部である容器支
持部材12部分には、特に図2及び12に示すように、
小分け容器2の押出口2aから押し出された冷菓1が通
過することができる冷菓通過孔32aが形成されてい
る。この冷菓通過孔32aは、図5及び図6に示すよう
に、冷菓サプライヤー32を押出位置Aに進出させた場
合に、下方に位置する喫食用容器3に冷菓1を供給すべ
き位置に付合するように形成されている。
【0058】また、この冷菓サプライヤー32の一部で
ある容器支持部材12は、特に図2及び図12に示すよ
うに、小分け容器2を、小分け容器2の押出口2aと冷
菓通過孔32aとが付合する位置に位置決めした上で支
持し、これにより小分け容器2は適正な位置に保持され
る。具体的には、図12に示すように、容器支持部材1
2に保持すべき小分け容器2の形状に合わせて形成され
た保持溝12aを設け、この保持溝12a内に小分け容
器2を挿入して、小分け容器2を適正な位置に位置決め
して保持することができる。
【0059】従って、この小分け容器2を適正な位置に
位置決めして保持した状態で、図4乃至図6に示すよう
に、冷菓サプライヤー32を押出位置Aに進出させるだ
けで、小分け容器2は押出位置Aに適正に供給され、小
分け容器2から押し出された冷菓1を、図6に示すよう
に、喫食用容器3に適切に供給することができる。
【0060】この場合、冷菓サプライヤー32は、図1
2に示すように、小分け容器2を保持すべき部分である
保持溝12aに、小分け容器2の大きさに応じて小分け
容器2の位置決めをすることができる位置調整手段38
を備えることが好ましい。
【0061】具体的には、図12に示すように、この位
置調整手段38としては、例えば、図12に示すよう
に、この冷菓サプライヤー32である容器支持部材12
の小分け容器2を保持すべき部分である保持溝12aに
着脱自在に取り付けられるリング40とすることができ
る。このリング40として、大小様々な径や形状を有す
る複数のリング40を用意し、適宜、小分け容器の大き
さや形状に応じて適切に選択して使用することにより、
様々な小分け容器に収納されたな種々の冷菓1の供給に
簡易にかつ適切に対応することができる。但し、位置調
整手段38は、この着脱自在なリング40に限定される
ものではなく、他に、例えば、冷菓通過孔32aと同心
円状に縮径することができるスプリングや、冷菓通過孔
32aと同心円の円形状に開閉するシャッター等を用い
ることができる。
【0062】この容器支持部材12は、冷菓サプライヤ
ー32として押出位置Aに配置されることにより、本来
の機能である冷菓1の押出時に小分け容器2を押出位置
Aに支持する役割をも果たす。なお、図1及び図4乃至
図8、図12に示すように、図示の実施の形態において
は、押出位置Aの底面を形成する円盤36A等の受圧部
材36が設けられている。この受圧部材36には、特に
図12に示すように、冷菓サプライヤー32を押出位置
Aを閉じるようにして進出させたときに冷菓サプライヤ
ー32の冷菓通過孔32aと一致する位置に、同様に冷
菓1を通過させる冷菓通過孔36aを有する。
【0063】冷菓サプライヤー32が押出位置Aに進出
したときには、図5及び図6に示すように、容器支持部
材12は、この受圧部材36の上に載置するようにして
配置され、この受圧部材36と共働して、プレスハンマ
ー26等の押圧部材14の加圧を受け止めて、冷菓1の
押出を可能とする。このようにして押し出された冷菓1
は、冷菓通過孔32a、36aを通過して下方の喫食用
容器3に供給される。但し、この水平移動する冷菓サプ
ライヤー32の一部としての容器支持部材12が充分な
強度が有すれば、この受圧部材36は必ずしも設ける必
要はない。
【0064】一方、冷菓サプライヤー32の一部である
カバー部材34は、図2に示すように、容器支持部材1
2の周囲に設けられ、小分け容器2を容器支持部材12
の保持溝12aに挿入することができるように、一部を
開放して配置される。また、これのカバー部材34は、
図5及び図6に示すように、この冷菓サプライヤー32
に位置決めして保持された小分け容器2を押出位置Aに
供給したときに、小分け容器2及び押圧部材14を覆う
ことができる形状に形成されている。従って、冷菓サプ
ライヤー32が押出位置Aに進出すると、この冷菓サプ
ライヤー32のカバー部分34により押出位置Aを防塵
することができるため、衛生を保持することができると
共に、押圧部材14であるプレスハンマー26により加
圧すべきではない物体が押出位置Aにまで侵入して挟ま
るのを防止することができるため、安全性も高めること
ができる。なお、カバー部材34は、容器支持部材12
の上方をも覆うようにして形成することもできる。但
し、この場合には、少なくとも、プレスハンマー26が
容器保持部材12に保持された小分け容器2にまで下降
するのを許容する開口を設ける必要がある。
【0065】以上より、冷菓1の喫食用容器3への供給
に際し、冷菓1が収納された小分け容器2の押出位置A
への設置時には、図4に示すように、冷菓サプライヤー
32を押出位置Aから水平移動により退避させて開け、
小分け容器2を、小分け容器2の押出口2aと冷菓通過
孔32aとが付合する位置に位置決めして、冷菓サプラ
イヤー32に挿入して保持する。
【0066】次に、冷菓1が収納された小分け容器2を
押出位置Aに供給して小分け容器2に収納された冷菓1
を押し出す押出時には、図5乃至図7に示すように、冷
菓サプライヤー32を、小分け容器2を保持した状態で
水平移動により押出位置Aを閉じるように押出位置Aに
進出させて小分け容器を押出位置へ供給すると同時に小
分け容器及び押圧部材を覆う。
【0067】最後に、冷菓1の押し出し完了後は、図8
に示すように、冷菓サプライヤー32を、再び水平移動
により押出位置から退避させて開け、冷菓サプライヤー
32内に格納されプレスハンマー26により押圧され薄
い板状に変形した小分け容器2を、冷菓サプライヤー3
2から取り出す。
【0068】このように、冷菓サプライヤー32によ
り、作業者が押出位置Aへ直接アクセスすることなく、
小分け容器2の設置、除去を行うことができるため、操
作性及び安全性を高めることができる共に、特に、この
冷菓サプライヤー32は水平移動するため、押出位置A
の下方の冷菓1が供給された喫食用容器3の喫食用容器
保持具28からの取り出し等の支障となることがなく、
必要以上に慎重に処理する必要がないと共に、押出後の
小分け容器2の取り出しと冷菓1の供給が完了した喫食
用容器3の取り出しとを同時に行うことができ、充分な
操作性をも確保することができる。
【0069】なお、上記の実施の形態では、冷菓サプラ
イヤー32を、容器支持部材12と、この容器支持部材
12に一体に形成されたカバー部材34とから構成した
が、水平移動する冷菓サプライヤー32の構成は、小分
け容器2を押出位置Aに適切に供給することができれ
ば、必ずしもこれに限定されるものではない。例えば、
他に、カバー部材34を冷菓サプライヤー32の一部と
することなく容器支持部材12のみから構成することも
できる。即ち、容器支持部材12に、本来の押出位置A
での小分け容器2の支持機能に加えて、押出位置Aに対
し水平移動により進退自在な機能を付加することによ
り、この容器支持部材12をもって、冷菓サプライヤー
32とすることもできる。この場合、カバー部材34
は、冷菓サプライヤー32である容器支持部材12とは
別体として設けることもできるし、また、必ずしも設け
なくても良い。
【0070】また、上記の実施の形態では、冷菓サプラ
イヤー32を揺動により開閉して押出位置Aに進退可能
としたが、必ずしも、揺動に限られるものではなく、他
に、例えば、図13に示すように、図示しないガイドレ
ールや折り畳み可能なアーム等により、冷菓サプライヤ
ー32を、押出位置Aに対し冷菓供給装置10の前後方
向、あるいは左右方向にスライドさせることにより、水
平移動可能として押出位置Aに進退させることもでき
る。
【0071】なお、冷菓サプライヤー32の形状は、特
に限定はなく、図2及び図13(A)(B)に示すよう
に円形状又は半円形状とすることも、図13(C)乃至
(F)に示すように、四角状とすることも、勿論、それ
以外の形状とすることもでき、押出位置Aが存在する押
し出しのための空間に合わせて、適宜、任意に設定すれ
ば足りる。従って、容器支持部材12は、円形支持板1
2Aのみならず、半円形支持板12B(図13(A)
(B)参照)、四角形支持板12C(図13(C)乃至
(F)参照)等とすることもでき、同様に、カバー部材
34も、半円状カバー34Aのみならず、一方を開口し
た略コの字形状カバー34B(図13(C)(D)参
照)、平板状カバー34C(図13(E)(F)参照)
等とすることもできる。勿論、いずれの形状でも、水平
移動の方法は、揺動、スライドその他特に問わない。
【0072】また、本発明の冷菓供給装置10は、図1
乃至図8に示すように、小分け容器2の押出口2aの下
方に進退自在に設置され冷菓1の滴を受け止めるシャッ
ター手段42を更に備えている。
【0073】このシャッター手段42は、具体的には、
図示の実施の形態では、図4乃至図8に示すように、小
分け容器2の押出口2a及び冷菓サプライヤー32より
下方で、かつ、喫食用容器保持具28に保持された喫食
用容器3及びこの喫食用容器3に盛りつけられる冷菓1
の最上端よりも上方、即ち、冷菓サプライヤー32と盛
りつけられる冷菓1との間に設けられた滴止めの受け皿
44から成っている。
【0074】この滴止めの受け皿44は、好ましくは、
図4乃至図8に示すように、喫食用容器3の保持空間を
できるだけ大きく確保することができるように、冷菓サ
プライヤー32寄りの高さ位置、より具体的には、図4
乃至図8に示すように、円盤36A等のの受圧部材36
を設けた場合には、押出位置Aに進出した場合に、この
受圧部材36の直下付近に位置するように、冷菓サプラ
イヤー32との間に、この受圧部材36である円盤36
の厚さ分の間隔をあけて配置することが望ましい。な
お、上述したように、受圧部材36を設けない場合に
は、冷菓サプライヤー32の直下付近に設けることもで
きる。
【0075】この滴止めの受け皿44は、図4乃至図8
に示す実施の形態では、冷菓サプライヤー32と同様
に、フロントフレーム20に枢軸等により揺動自在に取
り付けることにより、図3の矢印Bに示すように、押出
位置Aに対して水平移動により進退することができる。
【0076】従って、滴止めの受け皿44は、押出位置
Aに対して進出することにより、図7に示すように、小
分け容器2の押出口2aから、冷菓通過孔34a、36
aを通過して落下した冷菓1の滴を受け止めて、それ以
上の落下を遮断することができる。このため、このシャ
ッター手段42である滴止めの受け皿44により、冷菓
1の滴が、盛りつけられた冷菓1や喫食用容器3、ま
た、下方の喫食用容器保持具28にまで達するのを防止
することができ、これにより、冷菓1の滴と喫食用容器
3と盛りつけられた冷菓1との接触を防止して、衛生を
保持することができるる
【0077】この場合、冷菓1の滴は、小分け容器2の
押し出し口2aから、落下するため、冷菓1の押出時を
除いて、この小分け容器2の押出口2aの下方に進出さ
せることが望ましい。
【0078】具体的には、滴止めの受け皿44であるシ
ャッター手段42は、図1及び図4に示すように、冷菓
サプライヤー32を開いて、この冷菓サプライヤー32
に冷菓1を収納した小分け容器2を保持させる場合に
は、冷菓サプライヤー32と共に押出位置Aから退避し
て、冷菓サプライヤー32に保持された小分け容器2の
押出口2aの下方に位置する。
【0079】次に、押出のために、小分け容器2を冷菓
サプライヤー32により押出位置Aへ供給する場合に
は、図5に示すように、冷菓サプライヤー32のみが押
出位置Aに水平移動により進出し、滴止めの受け皿44
は、小分け容器2の押出口2aから相対的に退避するよ
うに、そのまま押出位置Aから退避する位置にとどま
る。この状態で、図6に示すように、冷菓1の押出供給
を行うことにより、シャッター手段42は、冷菓1が小
分け容器2の押出口2aから喫食用容器3に供給される
のを許容する。
【0080】更に、図7に示すように、冷菓1の押し出
しが完了した場合、小分け容器2の押出口2aから冷菓
1の滴が落下するのを防止するため、滴止めの受け皿4
4は、直ちに、この押出位置Aにある小分け容器2の押
出口の下方に進出して、冷菓1の滴を受け止める。
【0081】最後に、図8に示すように、冷菓サプライ
ヤー32を押出位置Aから退避させて、冷菓サプライヤ
ー32から小分け容器2を取り出すまでの間は、冷菓サ
プライヤー32に連動して冷菓サプライヤー32と共に
移動して、冷菓サプライヤー32に保持された小分け容
器2の押出口2aの下方に位置して冷菓1の滴を受け止
める。
【0082】特に、冷菓1は、押し出し完了後から小分
け容器2を取り除くまでの間が、最も小分け容器2から
滴り落ちる可能性が高いため、このようにシャッター手
段42を、少なくとも、この間、小分け容器2の押出口
2aの下方に進出させて位置させると、効果的に、冷菓
1の滴を受け止めて遮蔽することができる。
【0083】シャッター手段42は以上の動作を繰り返
して、冷菓1の滴を受け止めて、下方に落下するのを遮
蔽することができる。但し、シャッター手段の動作は、
上記の実施の形態に限定されるものではなく、少なくと
も、押出時には、小分け容器2の押出口2aを開放する
一方、押出完了後から小分け容器2の取り出しまでの間
は、小分け容器2の押出口2aに進出して冷菓1の滴を
受け止めることができれば、他の形態を採ることもでき
る。即ち、図示の実施の形態では、図5に示すように、
小分け容器2の冷菓サプライヤー32への格納後から冷
菓サプライヤー32による押出位置への移動の際には、
冷菓サプライヤー32と分離して小分け容器2の押出口
2aを開放したが、これとは異なり、小分け容器2の冷
菓サプライヤー32への格納後から冷菓サプライヤー3
2による押出位置への移動の際にも、冷菓サプライヤー
32と連動して押出位置Aまで小分け容器2の押出口2
aの下方に位置し、その後、押出作業に入る前に、滴止
めの受け皿44であるシャッター手段42のみ、元の位
置に退避して、小分け容器2の押出口2aを開放するよ
うにすることもできる。
【0084】なお、これらの冷菓サプライヤー32と、
シャッター手段42で有る滴止めの受け皿44との動作
は、作業者が手動で行っても良いが、冷菓サプライヤー
32と滴止めの受け皿44とを、機械的にリンクさせ
て、又は、電気的に制御することにより、その連動、分
離を自動的に行うこともできる。この自動化により冷菓
供給装置10の制御が容易となり、操作性をより一層向
上させつつ、同時に衛生性を確保することもできる。
【0085】なお、この場合、シャッター手段42であ
る滴止めの受け皿44は、冷菓1の滴を確実に受け止め
ることができるよう、小分け容器2が、押出位置Aに配
置されている時、また、冷菓サプライヤー32に保持さ
れて押出位置Aから退避している時のいずれの時におい
ても、適切に小分け容器2の押出口2aの下方に位置す
るようにして配置される。また、このようにして、冷菓
1の滴を確実に受け止めることができれば、滴止めの受
け皿44の形状、大きさは特に問わない。
【0086】更に、シャッター手段42として、図示の
実施の形態のように、滴止めの受け皿44、特に平板状
の受け皿44とすると、円錐形状等の溝内を清掃する場
合等に比べて、この滴止めの受け皿44が受け止めた冷
菓1を拭き取って除去する作業が格段に簡易かつ確実と
なるため、清掃が容易となり、特に、作業員に必要以上
の手間を掛けさせる必要がなくなり操作性が向上すると
共に、その結果、常時、冷菓供給装置10を清潔に保つ
ことができ、衛生性も向上する。
【0087】なお、シャッター手段42である滴止めの
受け皿44は、冷菓1を簡易に拭き取ることができれ
ば、必ずしも、図示した平板状には限定されず、浅く若
干湾曲した曲板状とすることもできる。また、シャッタ
ー手段42は、必ずしも、この滴止めの受け皿44に限
定されるものではなく、小分け容器2の押出口2aから
の冷菓の滴を受け止めることができれば、他の適宜な形
態とすることもできる。例えば、図14に示すように、
冷菓サプライヤー32に支持されて設けられ、円形状に
開閉する複数の遮蔽板46aから成る円形シャッター4
6等を用いることもできる。この円形シャッター46
も、冷菓1の押出時のみ開き、その他は閉じておくこと
により、小分け容器2の押出口2aの下方に進進退自在
として冷菓1の滴を確実に受け止めて、その落下を防止
することができる。また、その他、図13に示すよう
に、冷菓サプライヤー32をスライドにより水平移動さ
せる場合には、例えば、2枚の開閉板から成る開閉扉等
の形態を採ることもできる。
【0088】また、図示の実施の形態においては、この
シャッター手段42を小分け容器2の押出口2aに進退
自在としたが、冷菓サプライヤー32を用いた場合にお
いて、このように移動可能なシャッター手段42ではな
く、冷菓サプライヤー32が押出位置Aから退避した位
置において、冷菓サプライヤー32の下方に固定的に滴
止めの受け皿44等のシャッター手段42を設置し、こ
のシャッター手段42によって、冷菓サプライヤー32
に保持された小分け容器2の押出口2aから滴り落ちた
冷菓1の滴を受け止めることもできる。
【0089】これによっても、冷菓サプライヤー32へ
の小分け容器2の設置時及び冷菓サプライヤー32から
の小分け容器2の取り出し時等の冷菓サプライヤー32
が小分け容器2を保持しているときに、この冷菓サプラ
イヤー32に保持された小分け容器2から落下した冷菓
1の滴を受け止めることができ、冷菓供給装置10が設
置された床面等に冷菓1が付着するのを防止して、衛生
を保持することができる。
【0090】次に、本発明の第2の実施の形態について
述べると、上記の実施の形態では、冷菓サプライヤー3
2とシャッター手段42とを併用したが、本発明の冷菓
供給装置10は、シャッター手段42を用いることなく
冷菓サプライヤー32を有する実施の形態とすることも
できる。
【0091】この第2の実施の形態においては、冷菓サ
プライヤー32は、冷菓1が収納された小分け容器2の
押出位置Aへの設置時には、押出位置Aから水平移動に
より退避することにより、小分け容器2を、小分け容器
2の押出口2aと冷菓通過孔32aとが付合する位置に
位置決めして冷菓サプライヤー32に挿入して保持させ
ることができる。
【0092】また、冷菓1が収納された小分け容器2を
押出位置Aに供給して小分け容器2に収納された冷菓1
を押し出す押出時には、小分け容器2を保持した状態で
水平移動により押出位置Aに進出することにより、小分
け容器2を押出位置Aへ供給することができる。
【0093】更に、冷菓1の押し出し完了後は、再び水
平移動により押出位置Aから退避することにより、冷菓
サプライヤー32に保持された小分け容器を冷菓サプラ
イヤーから取り出すことができるようにする。
【0094】このように、冷菓サプライヤー32でのみ
実施しても、小分け容器2を冷菓サプライヤー32に挿
入して保持させることにより、冷菓サプライヤー32内
に格納等して水平移動させるだけで、簡易にかつ確実に
小分け容器2を押出位置Aに供給することができると共
に、この冷菓サプライヤー32は、小分け容器2を位置
決めして保持するため、微妙な調整をすることなく小分
け容器2を簡易に適切な位置に位置決めして保持するこ
とができるため、冷菓1を適正に押し出すことができ
る。
【0095】また、押出位置Aから退避した位置で冷菓
サプライヤー32への小分け容器2の格納及び取り出し
をすることができるため、作業者が押出位置Aに直接ア
クセスすることなく、小分け容器2の設置、除去を行う
ことができ、操作性及び安全性が高まる。更に、この冷
菓サプライヤー32は水平移動するため、押出位置Aの
下方の冷菓1が供給された喫食用容器3の喫食用容器保
持具28からの取り出し等の支障となることがなく、必
要以上に慎重に処理する必要がないと共に、押出後の小
分け容器2の取り出しと冷菓1の供給が完了した喫食用
容器3の取り出しとを同時に行うことができ、充分な操
作性をも確保することができる。
【0096】なお、この第2の実施の形態においても、
冷菓サプライヤー32の形態は、上記のように揺動によ
る開閉式、スライド式等の水平移動の手段、また、手動
か自動か等は特に問わず、また、その構成も、容器支持
部材12から成る冷菓サプライヤー32、また、容器支
持部材12とカバー部材34とが一体に形成された冷菓
サプライヤー32等、小分け容器2を適切に位置決めし
て水平移動により押出位置Aに適切に供給することがで
きれば、その構成要素は、特に、問わない。
【0097】もっとも、図示の形態のように、特に、容
器支持部材12とカバー部材34とが一体に形成された
冷菓サプライヤー32とした場合には、押出位置Aにあ
る小分け容器2及び押圧部材14を覆うことができるた
め、防塵による衛生性及び安全性を向上させることがで
きるのは勿論のこと、同時に小分け容器2を適正な位置
に位置決めして移動自在に保持することができるため、
小分け容器2を簡易にかつ確実に適正な位置に位置決め
して押出位置Aに供給することができると共に各容器の
取り出し作業も容易となるため、操作性をも充分に向上
させることができ、好ましい。
【0098】一方、本発明の第3の実施の形態として、
上記第2の実施の形態とは逆に、本発明の冷菓供給装置
10は、冷菓サプライヤー32を用いることなくシャッ
ター手段42を有する実施の形態とすることもできる。
【0099】この第3の実施の形態においては、シャッ
ター手段42は、冷菓1の押出時には小分け容器2の押
出口から退避して冷菓1が小分け容器2の押出口2aか
ら喫食用容器3に供給されるのを許容する一方、少なく
とも冷菓1の押し出し完了後から小分け容器2を押出位
置Aから取り出すまでの間は小分け容器2の押出口2a
の下方に進出して冷菓1の滴を受け止める。
【0100】このように、小分け容器2の押出口2aに
進出して冷菓1の滴を受け止めると、このシャッター手
段42により、小分け容器2の押出口2aから落下した
冷菓1の滴が、下方の喫食用容器保持具28や、直接押
し出し完了後の冷菓1、喫食用容器3にまで達するのを
遮蔽することができるので、冷菓1の滴と喫食用容器3
との接触を防止して、衛生を保持することができる。ま
た、このシャッター手段42に付着した冷菓1の滴は、
逆円錐形状の喫食用容器保持具28の底部に付着した場
合に比べて、拭き取り等により簡易に除去することがで
きるため、清掃作業も容易となり、操作性も向上する。
【0101】なお、この第3の実施の形態においては、
小分け容器2は、押出位置Aに直接供給され、押出位置
から直接取り出されて、冷菓供給装置10との関係にお
いては、常時、容器支持部材12の上に位置するため、
上記の図示した冷菓サプライヤー32と併用する実施の
形態と異なり、冷菓サプライヤー32及びこの冷菓サプ
ライヤー32に保持された小分け容器2との位置関係を
考慮する必要がない。
【0102】このため、図1乃至図8に示す実施の形態
のように、シャッター手段42自体を移動可能として小
分け容器2の押出口2aに進退自在とすることもできる
が、押出位置Aの下方に固定的に設置された、例えば、
円形状に開閉自在なシャッターや開閉扉等の形態とし
て、小分け容器2の押出口2aに進退自在とすることに
よっても、冷菓1の滴を確実に遮蔽することができ、こ
れにより、構成をより簡易にして、製造工程及びコスト
を低減することもできる。
【0103】また、シャッター手段42は、押出位置A
の下方においてのみ、冷菓1の滴の落下を防止すれば足
りるため、冷菓1の押し出し完了後から小分け容器2の
取り出しまでの間だけではなく、冷菓1の押出時以外
は、常時押出位置Aの下方に進出して位置するようにす
ることもできる。これにより、冷菓1の滴をより確実に
遮蔽することができる。
【0104】なお、この第3の実施の形態においては、
冷菓サプライヤー32を設けないため、図1乃至図8に
示す実施の形態と異なり、円盤36A等の受圧部材36
と別に、小分け容器2を保持する容器支持部材12を設
ける必要がないので、図1乃至図8に示す実施の形態に
おいて受圧部材36とした円盤36A自体等を容器支持
部材12とすることができる。このことは、以下に述べ
る小分け容器2から冷菓1を押し出す冷菓供給装置10
の冷菓サプライヤー32を設けない全ての実施の形態に
おいて、同様である。
【0105】更に、この第3の実施の形態におけるシャ
ッター手段42は、図1乃至図8に示す小分け容器2を
用いた冷菓1の供給装置10及び供給方法のみならず、
図15に示すように、冷菓1を小分け容器2以外の容器
4に収納して、この容器4内に収納された冷菓1に加圧
して、冷菓1を容器4の押出口4aから押し出して押出
口4aの下方の喫食用容器3に供給する供給装置10及
びそのような冷菓供給方法にも適用することができる。
即ち、図15に示すフリーザー型の冷菓供給装置10の
容器4の押出口4a等に適用することもできる。
【0106】この場合には、シャッター手段42は、容
器4の押出口4aの下方に進退自在に設置されて、容器
4の押出口4aに進出することにより冷菓1の滴を受け
止める一方、冷菓1の押出時には容器4の押出口4aか
ら退避して冷菓1が容器4の押出口4aから喫食用容器
3に供給されるのを許容する。なお、このフリーザー型
の冷菓供給装置10の場合には、押出口4aが複数有る
場合もあるので、その場合には、全ての押出口4aに共
通の、又は、各押出口に対応して個別に複数のシャッタ
ー手段42を備えることもできる。勿論、小分け容器2
を用いる冷菓供給装置10においても、冷菓1が、複数
の箇所から押し出しすることができる場合には、同様の
構成とすることができる。
【0107】なお、この第3の実施の形態においても、
シャッター手段42の形態は、冷菓1を確実に受け止め
ることができれば、その構成要素や、手動か自動か等は
問わない。
【0108】また、本発明の第4の実施の形態について
説明すると、図1乃至図8に示す実施の形態において
は、カバー部材34は冷菓サプライヤー32の一部とし
て用いられたが、冷菓サプライヤー32の一部としてで
はなくカバー部材34単体でのみ実施することもでき
る。この場合、更に、カバー部材34をシャッター手段
42と併用することなく単独で使用することも、また、
シャッター手段42と併用することもできる。
【0109】前者の場合、即ち、シャッター手段42を
設けることなく、カバー部材34のみを用いる場合に
は、カバー部材34は、小分け容器2の押出位置Aへの
設置時及び押出位置Aからの除去時には、押出位置Aか
ら水平移動して退避する一方、押出位置Aに設置された
小分け容器2に収納された冷菓1の押出時には水平移動
により小分け容器2及び押圧部材14を覆うように押出
位置Aに進出する。
【0110】このため、このカバー部材34は、押出位
置Aを防塵することができるため衛生を保持することが
できると共に、押圧部材14により加圧すべきではない
物体が押出位置Aにまで侵入して挟まるのを防止するこ
とができるため、安全性も高めることができる。特に、
このカバー部材34は、小分け容器の押出位置への設置
時、除去時に押出位置を露出させることができるので、
小分け容器2の押出位置Aへの設置、除去作業の支障と
なることはなく円滑にこれらの作業を行うことができる
と同時に、水平移動するため、喫食用容器3の喫食用容
器保持具28への設置、取り出しの支障となることもな
い。勿論、冷菓1の押出時のみならず、冷菓供給装置1
0の非使用時、即ち、小分け容器2の設置時及び除去時
以外は閉じておくことができるため、より防塵による衛
生性及び安全性を向上させることができる。
【0111】後者の場合、即ち、シャッター手段42と
併用して、単体のカバー部材34を用いる場合には、冷
菓1の押出時には、カバー部材34を小分け容器2及び
押圧部材14を覆うように押出位置Aに進出させると共
に、シャッター手段42を小分け容器2の押出口2aか
ら退避させて、冷菓1が小分け容器2の押出口2aから
喫食用容器3に供給されるのを許容する。
【0112】一方、冷菓1の押出完了後は、カバー部材
34を押出位置Aから退避させて小分け容器2を取出可
能とすると同時に、シャッター手段42を、少なくとも
冷菓の押し出し完了後押出位置Aから小分け容器2を取
り出すまでの間、押出位置にある小分け容器2の押出口
2aの下方に進出させて、冷菓1の滴を受け止める。
【0113】なお、この実施の形態においては、小分け
容器2を独立した容器支持部材12に直接載置する点に
おいては、上記第3の実施の形態と同様であるため、シ
ャッター手段42は、上記第3の実施の形態と同様の動
作により冷菓1の滴に対応することができる。このカバ
ー部材34とシャッター部材42との作動を手動で行っ
ても、機械的に又は電気的に連動させて自動で行っても
よいことは勿論である。また、シャッター手段42の構
成も第3の実施の形態と同様に、滴止めの受け皿44そ
の他の適宜な構成とすることができる。
【0114】このように、カバー部材34とシャッター
手段42とを併用すると、冷菓1の滴と喫食用容器3等
との接触防止と防塵の相乗作用により、より一層確実に
衛生性を向上させることができると同時に安全性を高め
ることができる。特に、上記のように、カバー部材34
とシャッター手段42の動きを機械的又は電気的に連動
させると、自動化により制御が容易となり、操作性をよ
り一層向上させることができる。
【0115】なお、この第4の実施の形態におけるカバ
ー部材34も、シャッター手段42を併用する場合、併
用しない場合のいずれの形態においても、上記図1乃至
図8に示す実施の形態と同様、半円状カバー34A(図
2参照)、一方を開口した略コの字形状カバー34B
(図13(C)(D)参照)、平板状カバー34C(図
13(E)(F)参照)等のいずれの形状でも、水平移
動の方法も、揺動、スライドその他特に問わない。
【0116】
【発明の効果】本発明によれば、上記のように、シャッ
ター手段を設けているため、このシャッター手段によ
り、容器の押出口から落下した冷菓の滴が、下方の喫食
用容器保持具や、直接押し出し完了後の冷菓、喫食用容
器にまで達するのを遮蔽することができるので、冷菓の
滴と喫食用容器との接触を防止して、衛生を保持するこ
とができる実益がある。
【0117】また、このシャッター手段に付着した冷菓
の滴は、逆円錐形状の喫食用容器保持具の底部に付着し
た場合に比べて、拭き取り等により簡易に除去すること
ができるため、清掃作業も容易となり、操作性も向上す
る実益がある。
【0118】特に、冷菓の滴は、冷菓が収納された小分
け容器の押出口から滴り落ちるため、上記のように、シ
ャッター手段を冷菓の押し出し完了後から小分け容器を
押出位置から取り出すまでの間は小分け容器の押出口の
下方に進出させると、冷菓の滴を確実に遮蔽することが
できる実益がある。
【0119】本発明によれば、上記のように、冷菓の押
出時には水平移動により小分け容器及び押圧部材を覆う
ことができるカバー部材を設けているため、押出位置を
防塵することができるため衛生を保持することができる
と共に、押圧部材により加圧すべきではない物体が押出
位置にまで侵入して挟まるのを防止することができるた
め、安全性も高めることができる実益がある。
【0120】特に、このカバー部材は、小分け容器の押
出位置への設置時、除去時に押出位置を露出させること
ができるので、小分け容器の押出位置への設置、除去作
業の支障となることはなく円滑にこれらの作業を行うこ
とができると共に、水平移動するため下方の喫食用容器
の設置及び除去作業の支障となることもなく、操作性が
高まる。加えて、不必要時には閉じておくことができる
ため、より防塵による衛生性及び安全性を向上させるこ
とができる実益がある。
【0121】本発明によれば、上記のように、カバー部
材とシャッター手段とを併用しているため、冷菓の滴と
喫食用容器等との接触防止と防塵の相乗作用により、よ
り一層確実に衛生性を向上させることができると同時に
安全性を高めることができる実益がある。
【0122】特に、この場合、カバー部材とシャッター
手段の動きを機械的又は電気的に連動させることもで
き、自動化により制御が容易となり、操作性をより一層
向上させることができる実益がある。
【0123】本発明によれば、上記のように、冷菓を収
納した小分け容器を保持することができ冷菓の押出位置
に対して水平移動により進退自在な冷菓サプライヤーを
設けているため、小分け容器を冷菓サプライヤーに挿入
して保持させることにより冷菓サプライヤー内に格納等
して水平移動させるだけで簡易にかつ確実に小分け容器
を押出位置に供給することができると共に、この冷菓サ
プライヤーは小分け容器を位置決めして保持するので、
微妙な調整をすることなく小分け容器を簡易に適切な位
置に位置決めして保持することができ、冷菓を適正に押
し出すことができる実益がある。
【0124】また、本発明によれば、上記のように、押
出位置から退避した位置で冷菓サプライヤーへの小分け
容器の格納及び取り出しをすることができるため、作業
者が押出位置へ直接アクセスすることなく、小分け容器
の設置、除去を行うことができ、操作性及び安全性が高
まる実益がある。
【0125】更に、本発明によれば、上記のように、こ
の冷菓サプライヤーは水平移動するため、押出位置の下
方の冷菓が供給された喫食用容器の喫食用容器保持具か
らの取り出し等の支障となることがなく、必要以上に慎
重に処理する必要がないと共に、押出後の小分け容器の
取り出しと冷菓の供給が完了した喫食用容器の取り出し
とを同時に行うことができ、充分な操作性をも確保する
ことができる実益がある。
【0126】本発明によれば、上記のように、冷菓サプ
ライヤーを容器支持部材とカバー部材とから構成してい
るため、押出位置にある小分け容器及び押圧部材を覆う
ことができるので、防塵による衛生性及び安全性を向上
させることができるのは勿論のこと、同時に小分け容器
を適正な位置に位置決めして移動自在に保持することが
できるので、小分け容器を簡易にかつ確実に適正な位置
に位置決めして押出位置に供給することができると共に
各容器の取り出し作業も容易となり、操作性をも充分に
向上させることができる実益がある。
【0127】本発明によれば、上記のように、冷菓サプ
ライヤーが退避した位置において、この冷菓サプライヤ
ーの下方にシャッター手段を設けているため、冷菓サプ
ライヤーへの小分け容器の設置時及び冷菓サプライヤー
からの小分け容器の取り出し時等の冷菓サプライヤーが
小分け容器を保持しているときに、この冷菓サプライヤ
ーに保持された小分け容器から落下した冷菓の滴を受け
止めることができ、冷菓供給装置が設置された床面等に
冷菓が付着するのを防止して、衛生を保持することがで
きる実益がある。
【0128】本発明によれば、上記のように、冷菓サプ
ライヤーと移動可能なシャッター手段とを併用している
ため、冷菓の滴と喫食用容器等との接触防止と防塵の相
乗作用により、より一層確実に衛生性を向上させること
ができると同時に、小分け容器の適正な設置、除去を行
うことができ、操作性及び安全性を高めることができる
実益がある。
【0129】特に、この場合、冷菓サプライヤーとシャ
ッター手段の動きを機械的又は電気的に連動させること
もでき、自動化により制御が容易となり、操作性をより
一層向上させることができる実益がある。
【0130】本発明によれば、上記のように、冷菓サプ
ライヤーに、小分け容器の位置調整手段を設けているた
め、種々のサイズや形状の小分け容器を簡易にかつ適正
に位置決めして押出位置に供給することができるので、
小分け容器を押出位置へ供給する作業性・操作性が向上
すると同時に、種々の小分け容器に収納された様々な種
類の冷菓の供給に適用することができるので、省スペー
スで多種多様な顧客のニーズにも簡易にかつ適切に応え
ることができる実益がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の冷菓供給装置の概略正面図である。
【図2】本発明の冷菓供給装置の概略平面図である。
【図3】本発明の冷菓供給装置の概略側面図である。
【図4】本発明に用いられる冷菓サプライヤーに小分け
容器を格納した状態を示す概略正面図である。
【図5】本発明に用いられる冷菓サプライヤーにより小
分け容器を押出位置へ設置した状態を示す概略正面図で
ある。
【図6】本発明の冷菓供給装置により冷菓を押し出して
いる状態を示す概略正面である。
【図7】本発明の冷菓供給装置による冷菓の押し出しが
完了した直後の状態を示す概略正面である。
【図8】本発明に用いられる冷菓サプライヤーを開いて
押出後の小分け容器を取り出す状態を示す概略正面図で
ある。
【図9】本発明が適用される冷菓を収納した小分け容器
の概略平面図である。
【図10】冷菓供給装置に用いられる喫食用容器保持具
の縦断面図である。
【図11】他の実施の形態の喫食用容器保持具を用いた
本発明の冷菓供給装置の概略正面図である。
【図12】本発明に用いられる容器保持部材の一部と位
置調整手段の縦断面図である。
【図13】本発明に用いられる冷菓サプライヤーの他の
実施の形態を示す概略平面図である。
【図14】本発明に用いられるシャッター手段の概略平
面図である。
【図15】本発明に用いられるシャッター手段の他の実
施の形態を示す概略正面図である。
【図16】従来技術の冷菓供給装置の概略正面図であ
る。
【図17】他の従来技術の概略側面図である。
【図18】更に他の従来技術の概略側面図である。
【符号の説明】
1 冷菓 2 小分け容器 3 喫食用容器 4 容器 10 冷菓供給装置 12 容器支持部材 12A 円形支持板 12a 保持溝 14 押圧部材 16 基台 18 サイドフレーム 20 フロントフレーム 22 フレームカバー 24 支持フレーム 26 プレスハンマー 28 喫食用容器保持具 30 リング 32 冷菓サプライヤー 32a 冷菓通過孔 34 カバー部材 34A 半円状カバー 34B 略コの字状カバー 34C 平板状カバー 36 受圧部材 36A 円盤 36a 冷菓通過孔 38 位置調整手段 40 リング 42 シャッター手段 44 滴止めの受け皿 46 円形シャッター 46a 遮蔽板
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年3月22日(2000.3.2
2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図8
【補正方法】変更
【補正内容】
【図8】
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図17
【補正方法】変更
【補正内容】
【図17】 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年4月17日(2000.4.1
7)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項4
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0056
【補正方法】変更
【補正内容】
【0056】この冷菓サプライヤー32は、図3及び図
4に示すように、容器支持部材12、カバー部材34の
うちのいずれか一方又は双方を、フロントフレーム20
に枢軸等により揺動自在に取り付けることにより、図2
の矢印Bに示すように、開閉するようにして押出位置A
に対して水平移動により進退することができる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0057
【補正方法】変更
【補正内容】
【0057】冷菓サプライヤー32の一部である容器支
持部材12部分には、特に図2及び図12に示すよう
に、小分け容器2の押出口2aから押し出された冷菓1
が通過することができる冷菓通過孔32aが形成されて
いる。この冷菓通過孔32aは、図5及び図6に示すよ
うに、冷菓サプライヤー32を押出位置Aに進出させた
場合に、下方に位置する喫食用容器3に冷菓1を供給す
べき位置に付合するように形成されている。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷菓が収納された容器と、前記容器内に
    収納された冷菓に加圧し前記冷菓を前記容器の押出口か
    ら押し出して前記押出口の下方の喫食用容器に供給する
    押圧部材とを備えた冷菓供給装置において、前記冷菓供
    給装置は、前記容器の押出口の下方に進退自在に設置さ
    れ前記冷菓の滴を受け止めるシャッター手段を有し、前
    記シャッター手段は、前記容器の押出口に進出して前記
    冷菓の滴を受け止める一方、前記冷菓の押出時には前記
    容器の押出口から退避して前記冷菓が前記容器の押出口
    から前記喫食用容器に供給されるのを許容することを特
    徴とする冷菓供給装置
  2. 【請求項2】 冷菓が収納され前記冷菓の押出口を有す
    る小分け容器を押出位置に支持する容器支持部材と、前
    記容器支持部材に支持された前記小分け容器を押圧し前
    記冷菓を前記小分け容器の押出口から押し出して前記小
    分け容器の下方の喫食用容器に供給する押圧部材とを備
    えた冷菓供給装置において、前記冷菓供給装置は、前記
    小分け容器の押出口の下方に進退自在に設置され前記冷
    菓の滴を受け止めるシャッター手段を備え、前記シャッ
    ター手段は、前記冷菓の押出時には前記小分け容器の押
    出口から退避して前記冷菓が前記小分け容器の押出口か
    ら前記喫食用容器に供給されるのを許容する一方、少な
    くとも前記冷菓の押し出し完了後から前記小分け容器を
    前記押出位置から取り出すまでの間は前記小分け容器の
    押出口の下方に進出して前記冷菓の滴を受け止めること
    を特徴とする冷菓供給装置。
  3. 【請求項3】 冷菓が収納され前記冷菓の押出口を有す
    る小分け容器を押出位置に支持する容器支持部材と、前
    記容器支持部材に支持された前記小分け容器を押圧し前
    記冷菓を前記小分け容器の押出口から押し出して前記小
    分け容器の下方の喫食用容器に供給する押圧部材とを備
    えた冷菓供給装置において、前記冷菓供給装置は、前記
    冷菓の押出位置に対して水平移動により進退自在に設け
    られて前記押出位置にある前記小分け容器を覆うことが
    できるカバー部材を備え、前記カバー部材は、前記小分
    け容器の前記押出位置への設置時及び前記押出位置から
    の除去時には前記押出位置から水平移動により退避する
    一方、少なくとも前記押出位置に設置された前記小分け
    容器に収納された前記冷菓の押出時には水平移動により
    前記小分け容器及び前記押圧部材を覆うように前記押出
    位置に進出することを特徴とする冷菓供給装置。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載に記載された冷菓供給装
    置であって、前記小分け容器の押出口の下方に進退自在
    に設置され前記冷菓の滴を受け止めるシャッター手段を
    更に備え、前記シャッター手段は、前記カバー部材が前
    記小分け容器及び前記押圧部材を覆うように前記押出位
    置に進出する前記冷菓の押出時には前記小分け容器の押
    出口から退避して前記冷菓が前記小分け容器の押出口か
    ら前記喫食用容器に供給されるのを許容する一方、少な
    くとも前記冷菓の押し出し完了後から前記カバー部材を
    前記押出位置から退避させて前記押出位置から前記小分
    け容器を取り出すまでの間は前記押出位置にある前記小
    分け容器の押出口の下方に進出して前記冷菓の滴を受け
    止めることを特徴とする冷菓供給装置。
  5. 【請求項5】 冷菓が収納され前記冷菓の押出口を有す
    る小分け容器を押出位置に支持する容器支持部材と、前
    記容器支持部材に支持された前記小分け容器を押圧し前
    記冷菓を前記小分け容器の押出口から押し出して前記小
    分け容器の下方の喫食用容器に供給する押圧部材とを備
    えた冷菓供給装置において、前記冷菓供給装置は、前記
    冷菓を収納した前記小分け容器を位置決めして保持する
    ことができ前記冷菓の押出位置に対して水平移動により
    進退自在に設けられた冷菓サプライヤーを有し、前記冷
    菓サプライヤーは、前記小分け容器の押出口から押し出
    された前記冷菓が通過することができる冷菓通過孔が形
    成され、前記冷菓が収納された前記小分け容器の前記押
    出位置への設置時には前記小分け容器を前記小分け容器
    の押出口と前記冷菓通過孔とが付合する位置に位置決め
    して前記冷菓サプライヤーに挿入して保持させることが
    できるように前記押出位置から水平移動により退避し、
    前記冷菓が収納された前記小分け容器を前記押出位置に
    供給して前記小分け容器に収納された前記冷菓を押し出
    す押出時には前記小分け容器を保持した状態で水平移動
    により前記押出位置に進出し、前記冷菓の押し出し完了
    後は前記冷菓サプライヤーに保持された前記小分け容器
    を前記冷菓サプライヤーから取り出すことができるよう
    に再び水平移動により前記押出位置から退避することを
    特徴とする冷菓供給装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載された冷菓供給装置であ
    って、前記冷菓サプライヤーは、前記冷菓の押出位置に
    対して水平移動により進退自在に設けられた前記容器支
    持部材であって、前記容器支持部材は、前記冷菓を収納
    した前記小分け容器を位置決めして保持することがで
    き、前記小分け容器の押出口から押し出された前記冷菓
    が通過することができる冷菓通過孔が形成されているこ
    とを特徴とする冷菓供給装置。
  7. 【請求項7】 請求項5又は請求項6のいずれかに記載
    された冷菓供給装置であって、前記冷菓サプライヤー
    は、前記冷菓の押出位置に対して水平移動により進退自
    在に設けられた前記容器支持部材と前記容器支持部材に
    一体に形成され前記押出位置にある前記小分け容器を覆
    うことができるカバー部材とから成り、前記冷菓サプラ
    イヤーは、前記容器支持部材部分に前記小分け容器の押
    出口から押し出された前記冷菓が通過することができる
    冷菓通過孔が形成され、前記冷菓が収納された前記小分
    け容器の前記押出位置への設置時には前記小分け容器を
    前記小分け容器の押出口と前記冷菓通過孔とが付合する
    位置に位置決めして前記冷菓サプライヤー内に格納する
    ことができるように前記押出位置から水平移動により退
    避し開き、前記冷菓が収納された前記小分け容器を前記
    押出位置に供給して前記小分け容器に収納された前記冷
    菓を押し出す押出時には前記小分け容器を保持した状態
    で水平移動により前記押出位置を閉じるように前記押出
    位置に進出して前記小分け容器を前記押出位置へ供給す
    ると同時に前記小分け容器及び前記押圧部材を覆い、前
    記冷菓の押し出し完了後は前記冷菓サプライヤー内に格
    納された前記小分け容器を前記冷菓サプライヤーから取
    り出すことができるように再び水平移動により前記押出
    位置から退避して開くことを特徴とする冷菓供給装置。
  8. 【請求項8】 請求項5乃至請求項7のいずれかに記載
    された冷菓供給装置であって、更に、前記冷菓サプライ
    ヤーが前記押出位置から退避した位置において前記冷菓
    サプライヤーの下方に設置され、前記冷菓サプライヤー
    に保持された前記小分け容器の押出口から滴り落ちた前
    記冷菓の滴を受け止めるシャッター手段を備えているこ
    とを特徴とする冷菓供給装置。
  9. 【請求項9】 請求項5乃至請求項7のいずれかに記載
    された冷菓供給装置であって、前記小分け容器の押出口
    の下方に進退自在に設置され前記冷菓の滴を受け止める
    シャッター手段を更に備え、前記シャッター手段は、前
    記冷菓サプライヤーにより前記押出位置に供給された前
    記小分け容器を押圧して前記冷菓を押し出す押出時には
    前記押出位置に設置された小分け容器の押出口から退避
    して前記冷菓が前記小分け容器の押出口から前記喫食用
    容器に供給されるのを許容する一方、少なくとも前記冷
    菓の押し出し完了後から前記冷菓サプライヤーを前記押
    出位置から退避させて前記冷菓サプライヤーから前記小
    分け容器を取り出すまでの間は前記冷菓サプライヤーに
    連動して前記冷菓サプライヤーに保持された前記小分け
    容器の押出口の下方に位置して前記冷菓の滴を受け止め
    ることを特徴とする冷菓供給装置。
  10. 【請求項10】 請求項5乃至請求項9のいずれかに記
    載された冷菓供給装置であって、前記冷菓サプライヤー
    は、前記小分け容器を保持すべき部分に前記小分け容器
    の大きさに応じて前記小分け容器の位置決めをすること
    ができる位置調整手段を備えていることを特徴とする冷
    菓供給装置。
  11. 【請求項11】 冷菓が収納され前記冷菓の押出口を有
    する小分け容器を容器支持部材により押出位置に支持し
    て前記容器支持部材に支持された前記小分け容器を押圧
    し前記冷菓を前記小分け容器の押出口から押し出して前
    記小分け容器の下方の喫食用容器に供給する冷菓供給方
    法において、前記小分け容器の押出口の下方に進退自在
    に設置されて前記冷菓の滴を受け止めるシャッター手段
    を、前記冷菓の押出時には前記小分け容器の押出口から
    退避させて前記冷菓を前記小分け容器の押出口から前記
    喫食用容器に供給する一方、少なくとも前記冷菓の押し
    出し完了後から前記小分け容器を前記押出位置から取り
    出すまでの間は前記小分け容器の押出口の下方に進出さ
    せて前記冷菓の滴を受け止めることを特徴とする冷菓供
    給方法。
  12. 【請求項12】 冷菓が収納され前記冷菓の押出口を有
    する小分け容器を容器支持部材により前記押出位置に支
    持して前記容器支持部材に支持された前記小分け容器を
    押圧し前記冷菓を前記小分け容器の押出口から押し出し
    て前記小分け容器の下方の喫食用容器に供給する冷菓供
    給方法において、前記冷菓の押出位置に対して水平移動
    により進退自在に設けられて前記押出位置にある前記小
    分け容器を覆うことができるカバー部材を、前記小分け
    容器の前記押出位置への設置時には前記押出位置から水
    平移動により退避させて前記冷菓が収納された前記小分
    け容器を前記押出位置に設置し、少なくとも前記押出位
    置に設置された前記小分け容器に収納された前記冷菓の
    押出時には前記カバー部材を水平移動により前記小分け
    容器及び前記押圧部材を覆うように前記押出位置に進出
    させると共に前記小分け容器の押出口の下方に進退自在
    に設置されて前記冷菓の滴を受け止めるシャッター手段
    を前記小分け容器の押出口から退避させて前記冷菓を前
    記小分け容器の押出口から前記喫食用容器に供給し、前
    記冷菓の押し出し完了後は前記カバー部材を再び水平移
    動により前記押出位置から退避させて前記小分け容器を
    前記押出位置から取り出すと共に前記シャッター手段を
    少なくとも前記冷菓の押し出し完了後から前記カバー部
    材を前記押出位置から退避させて前記押出位置から前記
    小分け容器を取り出すまでの間は前記押出位置にある前
    記小分け容器の押出口の下方に進出させて前記冷菓の滴
    を受け止めることを特徴とする冷菓供給方法。
  13. 【請求項13】 冷菓が収納され前記冷菓の押出口を有
    する小分け容器を容器支持部材により前記押出位置に支
    持して前記容器支持部材に支持された前記小分け容器を
    押圧し前記冷菓を前記小分け容器の押出口から押し出し
    て前記小分け容器の下方の喫食用容器に供給する冷菓供
    給方法において、前記冷菓を収納した前記小分け容器を
    位置決めして保持することができ前記冷菓の押出位置に
    対して水平移動により進退自在に設けられた冷菓サプラ
    イヤーを、前記冷菓が収納された前記小分け容器の前記
    押出位置への設置時には前記押出位置から水平移動によ
    り退避させて前記小分け容器を前記小分け容器の押出口
    と前記冷菓サプライヤーに形成され前記小分け容器の押
    出口から押し出された前記冷菓が通過することができる
    冷菓通過孔とが付合する位置に位置決めして前記冷菓サ
    プライヤーに挿入して保持し、前記冷菓が収納された前
    記小分け容器を前記押出位置に供給して前記小分け容器
    に収納された前記冷菓を押し出す押出時には前記小分け
    容器を保持した状態で水平移動により前記押出位置に進
    出させて前記小分け容器を前記押出位置へ供給し、前記
    冷菓の押し出し完了後は再び水平移動により前記押出位
    置から退避させて前記冷菓サプライヤーに保持された前
    記小分け容器を前記冷菓サプライヤーから取り出すこと
    を特徴とする冷菓供給方法。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載された冷菓供給方法
    であって、前記小分け容器の押出口の下方に進退自在に
    設置されて前記冷菓の滴を受け止めるシャッター手段
    を、前記冷菓サプライヤーにより前記押出位置に供給さ
    れた前記小分け容器を押圧して前記冷菓を押し出す押出
    時には前記押出位置に設置された小分け容器の押出口か
    ら退避させて前記冷菓を前記小分け容器の押出口から前
    記喫食用容器に供給する一方、少なくとも前記冷菓の押
    し出し完了後から前記冷菓サプライヤーを前記押出位置
    から退避させて前記冷菓サプライヤーから前記小分け容
    器を取り出すまでの間は前記冷菓サプライヤーに連動し
    て前記冷菓サプライヤーに保持された前記小分け容器の
    押出口の下方に位置させて前記冷菓の滴を受け止めるこ
    とを特徴とする冷菓供給方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2003082023A1 (fr) * 2002-03-29 2003-10-09 Sun Honest Co., Ltd. Extrudeuse
JP2019022456A (ja) * 2017-07-24 2019-02-14 株式会社中部コーポレーション 押出機
WO2022107597A1 (ja) * 2020-11-20 2022-05-27 サンデン・リテールシステム株式会社 半固形食品押出装置

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