JP2515757Y2 - 食材の供給装置 - Google Patents

食材の供給装置

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JP2515757Y2
JP2515757Y2 JP1992086466U JP8646692U JP2515757Y2 JP 2515757 Y2 JP2515757 Y2 JP 2515757Y2 JP 1992086466 U JP1992086466 U JP 1992086466U JP 8646692 U JP8646692 U JP 8646692U JP 2515757 Y2 JP2515757 Y2 JP 2515757Y2
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稔 青木
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、例えば握り飯等の一定
形状の食品に、具としての食材を供給するための食材の
供給装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、三角お握り等の握り飯の中に
各種の具を入れたものがスーパー等で販売されている。
上記具は市場ニーズに応じて種々の食材に変化している
が、その種類は大きく分けて練具と粉具に大別される。
【0003】近年、握り飯はその多様性から練具の入っ
た握り飯に比重が傾きつつあり、握り飯の中に練具を充
填する装置が開発されているが、練具の持つ粘性によ
り、一定量の練具を一定形状の食品中に確実かつ正確に
自動供給することは難しく、手作業により行われること
が多かった。
【0004】従来の練具の自動供給装置としては、例え
ば、図5(イ)、(ロ)に示すようにホッパー21内に
上方より練具Fを投入し、該練具Fを機筐22内の押出
ポンプ23により下方に押し出し、ホース24を通して
その供給端部24aより握り飯25の凹部25a内に同
練具Fを投入するものがある。
【0005】また、図6に示すように具供給回転円盤2
6を固定円盤27上で回転させ、両円盤26,27の透
孔26a,27aが一致した時点で具押出棒28を上記
透孔内26a,27a内に挿入し(二点鎖線参照)、上
記押出棒28の下面により上記回転円盤26上に供給さ
れている練具Fを、上記透孔27aの下方に位置する成
形型30内の握り飯29内に供給するものがある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記図5の
装置によると、押出ポンプ23内、ホース24内等に多
くの残量が出るため衛生上好ましくなく、また他の練具
に対応する場合、機筐22内部の清掃作業等を必要とす
るため、多種の練具に対応しようとすると上記清掃等に
より切り換え作業が面倒であるとの問題がある。
【0007】また、図6の装置によると、具押出棒28
の下面により練具Fを固定円盤27下側に押し出すた
め、具供給回転円盤26から具があふれたり、或いは飛
び散ることがあり、また一度押出棒28を握り飯29内
に押し込んでも、練具Fが押出棒28下面に付着したま
ま再び上方の回転円盤26まで戻り、同練具Fが充填さ
れないまま次工程に移行してしまう等の問題がある。
【0008】また、何れの装置も一定量の練具を確実に
供給することは困難であるとの問題がある。
【0009】本願考案は、上記問題点に鑑みて為された
ものであり、所定の量の具を確実に握り飯内に供給可能
な食材の供給装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するために、第1の食材を載置した食材供給盤に向けて
食材押出部材を下降させ、同部材を上記供給盤に穿設さ
れた透孔を介して該供給盤下面側に突出させることによ
り、上記透孔の下方に位置する第2の食材中に上記第1
の食材を供給する食材の供給装置において、上記食材押
出部材を、上記透孔内に挿通可能な下端開口小径筒状部
と、上記透孔より大きい径を有し上記小径筒状部上方に
設けられた大径部とを具備する段付き筒状部材と、下端
に設けられた押出部が上記下端開口小径筒状部内を上下
方向に摺動自在となるように上記段付き筒状部材内に挿
通されたシャフトと、該シャフトと上記段付き筒状部材
間に設けられ、上記押出部が上記小径筒状部内の上端位
置に来るように常時上記段付き筒状部材を下向きに付勢
する付勢手段とより構成したことを特徴とする食材の供
給装置、により構成されるものである。
【0011】
【作用】食材押出部材を食材供給盤に向けて下降させる
と、まず段付き筒状部材の下端開口小径筒状部が第1の
食材に当接するが、該小径筒状部は付勢手段により下向
きに付勢されているためそのまま第1の食材中に挿入さ
れ、下端開口より小径筒状部内に第1の食材が充填さ
れ、同小径筒状部は透孔内に挿入される。
【0012】引き続いて上記食材押出部材を下降させる
と、段付き筒状部材の大径部が食材供給盤上面に当接
し、該段付き筒状部材はそれ以上下降できなくなる。
【0013】その後、さらに上記食材押出部材を下降さ
せると、付勢手段の付勢力に抗してシャフトが下降し始
め、小径筒状部内の上端に位置する押出部が上記筒状部
内に充填された第1の食材を押出しながら下降する。
【0014】そして、上記押出部により押出された第1
の食材は上記透孔の下方に位置する第2の食材中に充填
される。
【0015】
【実施例】以下、添付図面に基づいて本考案の一実施例
を詳細に説明する。図1乃至図3は本考案の食材の供給
装置の一実施例を示す側面断面図、図4は同装置の斜視
図である。
【0016】これらの図において、1は円筒状の具供給
回転円盤(食材供給盤)であり、該円盤の中心を以て矢
印A方向に回転可能に設けられている。該円盤1はその
下面に多数の透孔1aが円周方向に穿設されており、内
部には練具F(第1の食材)が略上端部近傍まで供給さ
れている。
【0017】2は上記回転円盤1と同一径を有する固定
円盤であり、上記回転円盤1下面に設置されている。該
固定円盤2の盤面には、上記具供給回転円盤1の透孔1
aにその径が一致する透孔2aが1カ所に穿設されてい
る(図4参照)。
【0018】3は上記固定円盤2の下方に設置された成
形円盤であり、該円盤3の中心を以て矢印A方向に回転
可能に設けられている。該成形円盤3はその円周方向に
三角形状の握り飯成形凹部3aが複数形成されており、
該凹部3a内には中央部に具入れ用の凹部4aが予め成
形された握り飯4(第2の食材)が収納されている。
【0019】5は動作杆であり、シリンダー6,6’の
作用により矢印B,C方向に上下動自在に設けられてい
る。
【0020】7は上記動作杆5に設けられた具押出棒
(食材押出部材)であり、上記固定円盤2の透孔2aの
上方位置に設けられている。以下、同押出棒7の構成を
説明する。
【0021】8は下面に円盤上の押出部8aを具備する
シャフトであり、上半部の螺子部8bを上記動作杆5の
透孔5a内に挿通している。
【0022】9は上記シャフト8に上下動自在に挿通さ
れた段付き円筒(段付き筒状部材)であり、大径部9a
と小径部(下端開口小径筒状部)9bとから構成されて
いる。該小径部9bは上記押出部8aの径より若干大き
な内径を有しており、上記押出部8aが上記小径部9b
内で上下動可能となっている。また上記大径部9aの内
径は上記シャフト8より若干大きい径と成っており、こ
れら大小径部9a,9bの内径段部9cが図1の状態に
おいて上記押出部8a上面に係合している。9dは上記
大径部9aと小径部9bの外径段部である。尚、上記段
付き円筒9はテフロン樹脂等により成型すると良い。
【0023】10は上記シャフト8に挿通されたスプリ
ング、11は位置規制部材であり、該位置規制部材11
は上記シャフト8に上方より螺合されることで上記スプ
リング10の上方位置を規制している。尚、スプリング
10及び位置規制部材11により付勢手段を構成してい
る。従って、上記段付き円筒9は上記スプリング10に
よりその内径段部9cを上記押出部8a上面に当接した
下方位置、即ち上記押出部8aが上記小径部9b内の上
端に来る位置に常時付勢されている。
【0024】12は上記動作杆5の下方位置において上
記シャフト8に螺合されたナット、13は上記動作杆5
上方より上記シャフト8に螺合されたナットであり、両
ナット12,13により上記シャフト8は上記動作杆5
に固定されている。
【0025】本願考案は上述のように構成されるもので
あり、以下本装置の動作を説明する。まず、具供給回転
円盤1内に練具Fを投入すると共に、握り飯成形円盤3
の握り飯成形凹部3a内に握り飯4を投入し、両円盤
1,3を所定のタイミングで回転させる。
【0026】そして、具供給回転円盤1の透孔1aが上
記固定円盤2の透孔2aに一致したタイミングでシリン
ダー6,6’を動作させ、動作杆5を下降させる。尚、
この時握り飯成形円盤3の握り飯成形凹部3aは上記固
定円板2の透孔2a下方の所定位置に来るように回転の
タイミングを設定している(図1乃至図3参照)。
【0027】すると、まず上記具押出棒7の段付き円筒
9の小径部9bが練具F内に投入される。このときスプ
リング10の矢印C方向の付勢力により上記段付き円筒
9は練具F内に進入して行き、その小径部9b内に練具
Fが充填される。そして該小径部9bはさらに下降して
いき、上記回転円盤1及び固定円盤2の各透孔1a,2
a内に挿入される(図2参照)。
【0028】このとき、上記段付き円筒9の外形段部9
dが上記回転円盤1の上面に当接し、以後上記動作杆5
が下降しても、該円筒9はこれ以上下降できない状態と
なる。
【0029】その後、引き続いて上記動作杆5が下降し
ていくと、上記シャフト8のみがスプリング10の付勢
力に抗して下降していき、その押出部8aが小径部9b
内の練具Fを押出し、下方に位置する握り飯4の凹部4
a内に同練具Fを充填する(図3参照)。
【0030】このとき、上記小径部9b内に充填された
一定量の練具Fが上記凹部4aに充填されることになる
ため、上記一定量の練具Fを正確に充填することが可能
となる。
【0031】また、上記段付き円筒9の外径段部9dが
上記透孔1a周縁に当接して、該透孔1aを閉鎖してい
るため、上記練具Fが上記回転円盤上方にあふれること
もない。
【0032】その後、上記シリンダー6,6’が所定の
タイミングで上記動作杆5を上方に復帰させると、上記
スプリング10の復帰力によりまず上記シャフト8が上
記小径部9b内に収納された後、具押出棒7全体が上記
段付き円筒9と共に上昇し、図1の状態に戻る。
【0033】このとき、上記押出部8a下方に練具Fが
付着して若干上昇したとしても、上記小径部9bの下端
周縁で下方に押し戻されるため、練具Fが回転円盤1上
方まで戻ることはない。
【0034】以後は、上記回転円盤1及び成形円盤3を
回転させながら上記工程を繰り返して握り飯4に練具F
を供給していけば良い。
【0035】尚、14は上記練具Fの投入された握り飯
4の上方に少量の飯を被せ、かつ上方より押圧して握り
飯を成形する握り飯押圧棒、15は上記握り飯成形円盤
3の下方に設けられた固定円盤であり、コンベア16上
方の位置に上記握り飯成形凹部3aと同一形状の透孔1
5aを具備している。
【0036】17は上記凹部3aと透孔15aが上記コ
ンベア16上方位置で一致したとき、上記凹部3a内に
上方より挿入されて完成した握り飯4’を上記コンベア
16上に落とすための握り飯押出棒である。
【0037】上記具押出棒7、握り飯押圧棒14、握り
飯押出棒17は上記動作杆5に各々設けられており、上
記シリンダー6,6’により同一のタイミングで動作す
るものである。
【0038】
【考案の効果】以上のように、本考案によれば下端開口
小径筒状部内に充填された第1の食材を押出部により押
出すことにより第2の食材中に供給する構成であるか
ら、食材供給盤上に第1の食材があふれたり、或いは飛
び散ることもなく、所定量の第1の食材を第2の食材中
に正確に供給することができ、また一度押出した第1の
食材が再度食材供給盤上に戻ることもない。
【0039】また、構造が簡単であるため、清掃等も容
易で衛生的であり、多種の食材への切り換え作業も容易
に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の食材の供給装置の側面断面図である。
【図2】同供給装置において食材を供給する途中の状態
を示す側面断面図である。
【図3】同供給装置において食材を供給した状態を示す
側面断面図である。
【図4】同供給装置の斜視図である。
【図5】(イ)は従来の練具の供給装置を示す斜視図、
(ロ)は同従来装置の機筐の側面断面図である。
【図6】従来の練具の供給装置を示す側面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 具供給回転円盤 1a 透孔 4 握り飯 7 具押出棒 8 シャフト 8a 押出部 9 段付き円筒 9a 大径部 9b 小径部 10 スプリング F 練具

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の食材を載置した食材供給盤に向け
    て食材押出部材を下降させ、同部材を上記供給盤に穿設
    された透孔を介して該供給盤下面側に突出させることに
    より、上記透孔の下方に位置する第2の食材中に上記第
    1の食材を供給する食材の供給装置において、 上記食材押出部材を、上記透孔内に挿通可能な下端開口
    小径筒状部と、上記透孔より大きい径を有し上記小径筒
    状部上方に設けられた大径部とを具備する段付き筒状部
    材と、 下端に設けられた押出部が上記下端開口小径筒状部内を
    上下方向に摺動自在となるように上記段付き筒状部材内
    に挿通されたシャフトと、 該シャフトと上記段付き筒状部材間に設けられ、上記押
    出部が上記小径筒状部内の上端位置に来るように常時上
    記段付き筒状部材を下向きに付勢する付勢手段とより構
    成したことを特徴とする食材の供給装置。
JP1992086466U 1992-12-16 1992-12-16 食材の供給装置 Expired - Lifetime JP2515757Y2 (ja)

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