WO2001009867A1

WO2001009867A1 - Education/training management system, training management computer, class attendee terminal device, manager terminal device, education/training management method

Info

Publication number: WO2001009867A1
Application number: PCT/JP2000/005022
Authority: WO
Inventors: Hiromasa Ohno
Original assignee: Nikon Tec Corporation; Nikon Corporation
Priority date: 1999-07-29
Filing date: 2000-07-27
Publication date: 2001-02-08
Also published as: KR20020060688A; TW579473B; CN1390343A; CN1202488C; AU6179800A; EP1202235A1; EP1202235A4; US20030069866A1; US20050181338A1

Description

P00/05022

教育訓練管理訓練管理用コンピュータ、受講者用端末装置、管理者用端末装置、教育訓練管理方法背景技術

1 . 発明の技術分野

明

本発明は、例えば露光装置等の保守点検に関する技術 ·技能をサービスェンジニァ等の受講者に習得させるために用いる教育訓練管理システム、訓練管理用コ書

ンピュー夕、受講者用端末装置、管理者用端末装置、教育訓練管理方法及び教育訓練方法に関する。

2 . 従来の技術

半導体素子、液晶表示素子、撮像素子（C C D等）又は薄膜磁気ヘッド等をフオトリソグラフィ技術を用いて製造する装置として露光装置が用いられている。該露光装置は、複雑かつ大型な装置であるため、設置された工場等の現場において修理 ·補修等の保守点検がサービスエンジニアによって行われることが一般的である。また、露光装置等は、一般に長期間にわたって使用されるため、その間の十分なかつ迅速なメンテナンスがサービスエンジニアに要望されている。

サービスエンジニアに装置の保守点検等に関する技術 ·技能を習得させるためには、各サービスエンジニアに対して十分な教育訓練を行う必要がある。従来では、各サービスエンジニアを集めて集中的に座学や技能講習等を受けさせたり、現場等においていわゆる O J T方式で技術 ·技能を習得させることが一般的である。

しかしながら、上記のように各地（各営業所）のサービスエンジニアを一箇所に集めて教育訓練を行う方式では、全員のスケジュールを調整することが難しい場合が多く、しかも、移動するための時間がかかってしまう不都合があった。また、複数人に対して同時に行うため、各自の理解度等に応じて個別にかつ適切に対応することが困難であるとともに、技能講習等では内容を説明する時間が多く、実際に実習を行う時間があまり採れないという不都合があった。特に、複雑で部品点数も多く、部品の形状等が重要な装置では、短時間の技能講習や単純な座学だけで早期に十分な理解を得ることが難しかった。

さらに、各サービスエンジニアは、その上司、すなわち管理者から通常離れて業務を行っていることが多いため、 o J T方式だけでは管理者にとって各サ一ビスエンジニアの理解度ゃ進埗状況等を十分に把握することができないとともに、顧客先等の現場において 0 J Tを行うことは難しかった。

また、各上司は、それぞれ部下であるサービスエンジニアの理解度ゃ進埗状況等を適宜把握するだけでなく、部下が習得すべき内容についても変更を加えたい場合もある。しかしながら、互いに離れて業務を行っている場合等には的確な指示を行うことができなかった。さらに、サービスエンジニアの理解度ゃ進埗状況等の個人情報は、何らかの手段によって管理すべきであり、上司等の特定の者以外の第三者が自由に知り得る状態とされることは好ましくないが、従来は適切な管理手段が無かった。

また、保守点検等を行う装置が改良されたり新型に変更された場合、その都度、担当するサービスエンジニアが習得すべき技術 ·技能も変わるが、サービスェンジニァ各自が改良等による変更内容を個別に把握して、今までの習得内容を考慮して効率的に上記習得を行うことは困難であつた。

また、サービスエンジニアの所属部署が転属により変更された場合や担当する仕事の内容が変わった場合等には、これらに応じてサービスエンジニアが習得すべき内容も変わるが、今までに既に習得したものを考慮して新たに習得すべきものを各自で判断しなければならず、サービスェンジニァの負担が大きかつた。本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、受講者に対し理解度や進渉状況に応じて効率的かつ適切な教育訓練を行うとともに、管理者が受講者を容易に管理することができ、また受講者が習得すべき内容を適切に管理 ·変更可能な教育訓練管理システム、訓練管理用コンピュータ、受講者用端末装置、管理者用端末装置、教育訓練管理方法及び教育訓練方法を提供することを目的とする。発明の開示

本発明では、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、下記の図 1から図 1 0に対応づけて説明すると、本発明の教育訓練管理システムでは、受講者が受講する教育訓練コースを提供可能な受講者用端末装置（1 ) と、前記受講者の管理者が使用する管理者用端末装置（2 ) と、前記受講者用端末装置および前記管理者端末装置に通信回線を介して接続され前記受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) とを備え、前記受講者用端末装置は、前記受講者の受講情報を前記訓練管理用コンピュータに自動的に送信する情報通信手段（6 ) を備え、前記訓練管理用コンピュータは、受信した前記受講情報を集計するとともにその集計結果を記憶する集計記憶手段（1 0 ) を備え、前記管理者用端末装置は、前記通信回線を介して前記訓練管理用コンピュータにァクセスして前記集計結果を閲覧可能な閲覧手段（1 5 ) を備えている技術が採用される。

また、本発明の教育訓練管理方法は、受講者用端末装置（1 ) により受講者に教育訓練コースを提供するステップと、前記受講者の受講情報を前記受講者用端末装置から通信回線を介して受信するステップと、訓練管理用コンピュータ（3 ) により前記受講情報を集計するとともにその集計結果を記憶するステップと、前記受講者の管理者が管理者用端末装置（2 ) により通信回線を介して前記訓練管理用コンピュータにアクセスした際に前記集計結果の閲覧を可能にするステップとを有することを特徴とする。

これらの教育訓練管理システム及び教育訓練管理方法では、訓練管理用コンビユー夕（3 ) により受講情報を集計するとともにその集計結果を記憶し、管理者用端末装置（2 ) により通信回線を介して訓練管理用コンピュータにアクセスして集計結果を閲覧可能であるので、個別に受講した各受講者の受講情報を集中的に管理できるとともに、管理者が遠隔地等から容易に閲覧することができ、得られた受講者の理解度ゃ進涉状況等から受講者に対して適切な対応を採ることが可能になる。

本発明の訓練管理用コンピュータは、教育訓練コースを受講する受講者の受講倩報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) であって、前記受講者の管理者に対して受講者の受講内容の変更又は受講情報の閲覧の少なくとも一方を行う権限を与え、前記権限を有する管理者の指示に応じて、受講内容を変更し、又は受講情報を管理者の端末装置（2 ) に通信回線を介して提供することを特徴とする。また、本発明の教育訓練管理方法は、教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練管理方法であって、前記受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンビユー夕（3 ) により前記受講者の管理者に対して受講者の受講内容の変更又は受講情報の閲覧の少なくとも一方を行う権限を与えるステップと、前記権限を有する管理者の指示に応じて、前記訓練管理用コンピュータが管理する受講内容を変更し、又は受講情報を訓練管理用コンピュータから管理者の管理者用端末装置（2 ) に通信回線を介して提供するステップとを有することを特徴とする。

これらの訓練管理用コンピュー夕及び教育訓練管理方法では、権限を与えられた管理者の指示に応じて、訓練管理用コンピュータ（3 ) が管理する受講内容を変更し、又は受講情報を訓練管理用コンピュータから管理者の管理者用端末装置 ( 2 ) に通信回線を介して提供するので、権限を有する管理者だけが受講内容を変更して自己の管理する受講者に対して適切な受講を指示でき、また受講情報を自由に閲覧可能なため受講者の状況を的確に把握することができる。

本発明の受講者用端末装置は、受講者が受講する教育訓練コースを提供可能な受講者用端末装置（1 ) であって、前記受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) に通信回線を介して接続されており、前記訓練管理用コンビユー夕から前記教育訓練コースを受信すると共に訓練管理コンピュータに受講情報を送信する機能情報通信手段を有し、前記訓練管理用コンピュー夕から提供される前記教育訓練コースの受講内容は前記受講者の管理者によって変更可能なものであるか、又は訓練管理用コンピュータに送信する受講情報は前記管理者によつて閲覧可能な情報であることを特徴とする。

また、本発明の教育訓練方法は、受講者用端末装置（1 ) により提供される教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練方法であって、前記受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) から通信回線を介して教育訓練コースを受信するステップと、前記訓練管理用コンピュータに受講情報を送信するステップとを有し、前記訓練管理用コンピュータから提供される前記教育訓練コースの受講内容は前記受講者の管理者によって変更可能なものであるか、又は前記訓練管理用コンピュータに送信する受講情報は前記管理者によって閲覧可能な情報であることを特徴とする。

これらの受講者用端末装置及び教育訓練方法では、訓練管理用コンピュータから提供される教育訓練コースの受講内容は受講者の管理者によって変更可能なものであるか、又は訓練管理用コンピュータに送信する受講情報は管理者によって閲覧可能な情報であるので、管理者が自己の管理する受講者の受講内容を変更したり受講情報を閲覧したりすることができる。

本発明の管理者用端末装置は、教育訓練コースを受講する受講者の管理者が使用する管理者用端末装置（2 ) であって、前記受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) に対して通信回線を介して前記管理者の識別情報を送信することにより、前記訓練管理用コンピュータに記憶されているデータに対して、通信回線を介して受講者の受講内容の変更又は受講情報の閲覧の少なくとも一方を行う権限が与えられることを特徴とする。

また、本発明の教育訓練管理方法は、教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練管理方法であって、前記受講者の管理者が使用する管理者用端末装置（2 ) から通信回線を介して前記管理者の識別情報を送信するステップと、前記識別情報により前記受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) に記憶されているデータに対して通信回線を介して受講者の受講内容の変更又は受講情報の閲覧の少なくとも一方を行う権限が与えられるステップとを有することを特徴とする。

これらの管理者用端末装置及び教育訓練管理方法では、管理者用端末装置（2 ) に、識別情報により訓練管理用コンピュータ（3 ) に記憶されているデ一夕に対して通信回線を介して受講者の受講内容の変更又は受講情報の閲覧の少なくとも一方を行う権限が与えられるので、管理者が自己の管理する受講者の受講内容の変更や受講情報の閲覧を自由に行うことができる。

本発明の訓練管理用コンピュータは、教育訓練コースを受講する受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) であって、前記教育訓練コースの内容に変更があつたときに、該変更に伴って受講を必要とする受講者の受講者用端末装置（1 ) 又は該受講者を管理する管理者の管理者用端末装置（2 ) の少なくとも一方に、変更の告知又は変更内容の情報を通信回線を介して提供することを特徴とする。

また、本発明の教育訓練管理方法は、受講者用端末装置（ 1 ) により提供される教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練管理方法であって、前記教育訓練コースの内容に変更があつたときに、該変更に伴って受講を必要とする受講者の受講者用端末装置又は該受講者の管理者が使用する管理者用端末装置（2 ) の少なくとも一方に、変更の告知又は変更内容の情報を通信回線を介して提供することを特徴とする。

これらの訓練管理用コンピュータ及び教育訓練管理方法では、教育訓練コースの内容変更に伴って受講を必要とする受講者の受講者用端末装置（1 ) 又は該受講者の管理者が使用する管理者用端末装置（2 ) の少なくとも一方に、変更の告知又は変更内容の情報を通信回線を介して提供するので、受講者や管理者が教育訓練コースの内容変更を随時知ることができる。

本発明の受講者用端末装置は、受講者が受講する教育訓練コースを提供可能な受講者用端末装置（1 ) であって、前記受講者が受講を必要とする前記教育訓練コースの内容に変更があつたときに、前記変更の告知又は該変更内容の情報を、受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) から通信回線を介して受け取ることを特徴とする。

また、本発明の教育訓練方法は、受講者用端末装置（1 ) により提供される教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練方法であって、前記受講者が受講を必要とする前記教育訓練コースの内容に変更があつたときに、前記変更の告知又は該変更内容の情報を、前記受講者用端末装置により、受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) から通信回線を介して受け取ることを特徴とする。

これらの受講者用端末装置及び教育訓練方法では、教育訓練コースの内容に変更があったときに、変更の告知又は該変更内容の情報を、受講者用端末装置が受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) から通信回線を介して受け取るので、受講者が変更内容の情報を随時入手でき、変更に応じて適切な内容で受講することができる。

本発明の管理者用端末装置は、教育訓練コースを受講する受講者の管理者が使 ⁶⁷ PC漏咖 ₂₂

用する管理者用端末装置（2 ) であって、前記受講者が受講を必要とする前記教育訓練コースの内容に変更があつたときに、前記変更の告知又は該変更内容の情報を、受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) から通信回線を介して受け取ることを特徴とする。

また、本発明の教育訓練管理方法は、教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練管理方法であって、管理対象の前記受講者が受講を必要とする前記教育訓練コースの内容に変更があつたときに、前記変更の告知又は該変更内容の情報を、受講者の管理者が使用する管理者用端末装置（2 ) により、受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) から通信回線を介して受け取ることを特徴とする。

これらの管理者用端末装置及び教育訓練管理方法では、教育訓練コースの内容に変更があつたときに、変更の告知又は該変更内容の情報を、受講者の管理者が使用する管理者用端末装置（2 ) により、訓練管理用コンピュータ（3 ) から通信回線を介して受け取るので、管理者は自己の管理する受講者が受講を必要とする内容の情報を随時入手でき、受講者の状況把握がし易くなる。

本発明の訓練管理用コンピュータは、教育訓練コースを受講する受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) であって、前記受講者の所属又は仕事内容の変更情報が提供されると、受講者に対応して記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更し、該変更した情報を通信回線を介して前記受講者の受講者用端末装置（1 ) に提供することを特徴とする。

また、本発明の教育訓練管理方法は、受講者用端末装置（1 ) により提供される教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練管理方法であって、前記受講者の受講情報を管理している訓練管理用コンピュータ（3 ) に受講者の所属又は仕事内容の変更情報が提供されると、受講者に対応して訓練管理用コンビュ一夕に記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更し、該変更した情報を通信回線を介して訓練管理用コンピュータから前記受講者用端末装置に提供することを特徴とする。

これらの訓練管理用コンピュータ及び教育訓練管理方法では、訓練管理用コンピュー夕（3 ) に受講者の所属又は仕事内容の変更情報が提供されると、受講者に対応して訓練管理用コンピュータに記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更し、該変更した情報を通信回線を介して訓練管理用コンピュータから受講者用端末装置（1 ) に提供するので、各受講者に対して上記各変更情報を随時提供することができる。

本発明の受講者用端末装置は、受講者が受講する教育訓練コースを提供可能な受講者用端末装置（1 ) であって、前記受講者の所属又は仕事内容の変更情報を、受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) に通信回線を介して提供し、受講者に対応して訓練管理用コンピュータに記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更することを特徴とする。

また、本発明の教育訓練方法は、受講者用端末装置（1 ) により提供される教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練方法であって、前記受講者の所属又は仕事内容の変更情報を、前記受講者用端末装置から受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) に通信回線を介して提供し、受講者に対応して訓練管理用コンピュータに記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更することを特徴とする。

これらの受講者用端末装置及び教育訓練方法では、受講者の所属又は仕事内容の変更情報を、受講者用端末装置（1 ) から訓練管理用コンピュータ（3 ) に通信回線を介して提供し、受講者に対応して訓練管理用コンピュータに記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更するので、受講者の自己申告により上記各変更情報を訓練管理用コンピュータに入力できると共に、これに伴って受講すべき内容の情報も自動的に変更することができる。

本発明の管理者用端末装置は、教育訓練コースを受講する受講者の管理者が使用する管理者用端末装置（2 ) であって、管理対象の前記受講者の所属又は仕事内容の変更情報を、受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) に通信回線を介して提供し、受講者に対応して訓練管理用コンピュータに記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更することを特徴とする。

また、本発明の教育訓練管理方法は、教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練管理方法であって、管理対象の前記受講者の所属又は仕事内容の変更情報を、受講者の管理者が使用する管理者用端末装置（2 ) から受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) に通信回線を介して提供し、受講者に対応して訓練管理用コンピュータに記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴つて受講者が受講すべき内容の情報も変更することを特徴とする。

これらの管理者用端末装置及び教育訓練管理方法では、管理対象の受講者の所属又は仕事内容の変更情報を、管理者用端末装置（2 ) から受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータ（3 ) に通信回線を介して提供し、受講者に対応して訓練管理用コンピュータに記億されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更するので、管理者が自己の管理する任意の受講者について上記各変更情報を訓練管理用コンピュータに入力できると共に、これに伴って受講すべき内容の情報も自動的に変更することができる。図面の簡単な説明

図 1は、本発明の一実施例を示す、教育訓練管理システムのシステム構成図である。

図 2は、本発明の一実施例を示す、教育訓練管理システムの各機能を示すプロック図である。

図 3は、本発明の一実施例を示す、教育訓練管理システムの動作を示すフローチヤ一卜である。

図 4は、本発明の一実施例における、一つの章の受講時の動作を示すフローチャ一卜である。

図 5は、本発明の一実施例における、メインメニュー画面を示す図である。図 6は、本発明の一実施例における、章のメニュー画面の一例を示す図である。図 7は、本発明の一実施例における、項の画面の一例を示す図である。

図 8は、本発明の一実施例において、受講者の上司が自己の管理する受講者の受講内容の変更又は受講情報の閲覧を行う場合の動作を示すフローチヤ一トである。

図 9は、本発明の一実施例において、教育訓練コースの内容がバ一ジョンアツプ等で変更された場合の動作を示すフローチヤ一卜である。

図 1 0は、本発明の一実施例において、受講者の所属や仕事内容が変更された場合の動作を示すフローチヤ一卜である。発明を実施するための最良の形態

以下、本発明の好ましい実施例を、図 1から図 1 0を参照しながら説明する。これらの図において、符号 1は受講者用端末装置、 2は上司用端末装置、 3は管理システムサーバ、 4は教育管理者用端末装置を示している。

本実施例の教育訓練管理システム及び教育管理訓練方法は、半導体素子製造等に用いる露光装置の保守点検に関する技術および技能をサービスエンジニア等の受講者に習得させるためのものである。

この教育訓練管理システムは、図 1および図 2に示すように、受講者が受講する教育訓練コースを提供可能なノー卜型パーソナルコンピュータ等の受講者用端末装置 1と、受講者上司（管理者）が使用するパーソナルコンピュータ等の上司用端末装置（管理者用端末装置） 2と、受講者用端末装置 1および上司用端末装置 2にインターネット又はイントラネット（通信回線）を介して接続され受講者の受講情報を管理する W e bサーバである管理システムサーバ（訓練管理用コンピュー夕） 3とを備えている。また、管理システムサーバ 3には、教育訓練コースの教育訓練管理者（例えば、トレーニングセン夕一の管理者等）が使用するパ一ソナルコンピュータ等の教育管理者用端末装置 4が接続されている。

前記受講者用端末装置 1は、教育訓練コースを実行するソフトウェアが書き込まれた C D— R O M 5からこのソフトウエアを読み取って、又はインターネッ卜を介して管理システムサーバ 3から送信された上記ソフトウェアを読み取って実行する端末装置である。この受講者用端末装置 1は、インターネットを介して管理システムサーバ 3から送信された上記ソフトウェアを受信すると共に受講者の受講情報をィンターネットを介して管理システムサーバ 3に電子メール形式で自動的に送信する情報送受信部（情報通信手段、機能情報通信手段） 6と、通常の電子メールを送受信する受講者側メール送受信部（機能情報通信手段） 7とを備えている。

なお、受講者用端末装置 1は、管理システムサーバ 3からインターネットを介して送信された上記ソフトウェアを受信し、実行しても構わない。

前記教育訓練コースは、受講者に露光装置の保守点検に関する技術および技能を習得させるために提供されるものであって、文章、写真、映像、アニメ一ションおよび音声等を使用したマルチメディァドキュメントによる一つまたは複数の項で構成された複数の章からなる講習と、章毎にその理解度を測るための提供される複数の関門テスト（試験）およびコースの最後に提供される最終テストとで構成されている。

例えば、教育訓練コースは、受講者に対し一つの章において、装置の分解や組立の手順を文章、実際の写真 ·映像や C G (コンピュータグラフィック）等によるシミュレ一ション形式のマルチメディァドキュメントで提供し、その章の最後に関門テストとして、ランダムに表示された分解 ·組立手順を正しい手順に並べ替える問題、キーヮードゃ数値等を空欄に書き込む問題や複数の枝から正解を選択する問題等が提供される。

なお、教育訓練コースを実行するソフトウェアは、各章の目次表示機能、キーワード検索機能および索引表示機能を有し、これら機能は所望の各章、各項等にジャンプ可能（受講が制限されている章および項を除く）に設定されている。例えば、このソフトウェアでは、図 5に示すように、各章の目次を表示したメィンメニュー画面 M 1を受講者用端末装置 1のディスプレイに表示させ、受講者が各章の表示部分をマウス等のポインティングデバイスでクリックして指示することにより、図 6に示すような各章のメニュー画面 M 2へジャンプすることができる。なお、同様に各章のメニュー画面 M 2には、各項の目次が表示され、各項の表示部分をマウス等でクリックして指示することにより、図 7に示すように当該項の画面 M 3へジャンプすることができる。

また、このソフトウェアでは、各項の画面 M 3にメインメニュー画面 M l又は章のメニュー画面 M 2に戻るための操作ボタン B 1、 B 2が表示され、この操作ボタン B l、 B 2をマスク等でクリックして指示することにより、メインメニュ一画面 M 1又は章のメニュー画面 M 2にジャンプすることができる。

前記受講情報には、受講者の進渉情報および関門および最終テストの結果が含まれ、進渉情報には、各章にかかった受講時間および受講日数等が含まれている。また、受講者用端末装置 1は、 C D— R OM 5から読み取った教育訓練コースのプログラムに従い、関門テストの結果が合格基準に達しなかったときに、次の章を受講者に提供することを拒否すると共に、再度、合格基準に達していない章を繰り返し受講者に提供するように設定されている。すなわち、受講者は関門テストにおいて合格基準を達成しなければ、その章を十分理解できていないとみなされ、一定の基準以上の理解度を得るまで同じ章を受講することになる。

前記管理システムサーバ 3は、図 1に示すように、受信した受講情報を集計する集計演算部 8とその集計結果を記憶する集計データベース 9とからなる集計記憶部（集計記憶手段） 1 0を備えている。なお、集計記憶部 1 0は、教育訓練コース別および受講者別に、また章毎および項毎に受講情報を分けて管理している。さらに、集計演算部 8は、受講情報に基づいて進渉情報を示す表およびグラフと関門テスト結果の表およびグラフとを作成し、集計データベース 9に集計結果の一部として記憶するように設定されている。

また、管理システムサーバ 3は、受講者の進渉情報に含まれている受講時間が予め設定された標準受講時間を超えた場合に遅延告知の遅延メールをインターネッ卜を介して電子メールで受講者および受講者上司の電子メールァドレスに送信する遅延メール送信部（遅延メール送信手段） 1 1と、進渉情報に含まれている受講日数が予め設定された日数を超えた場合に催促メールをインターネットを介して電子メールで受講者およびその管理者の電子メールァドレスに送信する催促メール送信部（催促メール送信手段） 1 2とを備えている。

さらに、管理システムサーバ 3は、受講情報に基づいて教育訓練コースの訴求性、すなわち教育訓練コースが受講者にとって分かりやすく適切な教材であるか否かについて分析を行う訴求性分析部（訴求性分析手段） 1 3と、受講情報に基づいて教育訓練コースの理解度について分析を行う理解度分析部（理解度分析手段） 1 4とを備えている。

前記訴求性分析部 1 3は、複数の受講者の受講情報に含まれる各章の受講時間、テスト結果（テスト点数）および受講回数等を集計データベース 9から取り出して平均値や標準偏差等を算出するとともに分析シートおよび分析グラフを作成し、これらを集計データべ一ス 9に集計結果の一部として記憶するように設定されている。さらに、訴求性分析部 1 3は、得られた訴求性の分析結果を教育訓練管理者、受講者上司、ドキュメント制作者および教育訓練管理コース企画者等にイン夕ーネット等を介して提供するようになっている。

例えば、多数の受講者において、受講時間が長い、関門テスト結果が悪いおよび繰り返し受講回数が多い等の傾向がある教育訓練コースの章は、教材として分かりにくく適切でないおそれがあるとして、教材の質の評価を行うことが可能になる。そして、この分析結果に基づいて各章のマルチメディアドキュメントの内容改善を行い、効率的で理解しやすいものとするように分析結果のフィードバックが行われる。

前記理解度分析部 1 4は、受講者別、コース別、章毎に分類して、テスト結果に基づいた理解度を示す表およびグラフの作成、各章の繰り返し受講回数を示す表とグラフの作成、受講時間を示す受講完了所要時間表の作成、受講回数を集計して計る難易度の計算および全受講者の各章毎の平均値に基づいた難易度の計算等を自動的に行い、受講者の弱点を分析する。

例えば、関門テストとして各章毎に 1 0問出題し、各章毎の正解率を算出すると共に、上記難易度および理解度を算出する。

そして、特に理解度が低い章および項を弱点として指摘した弱点分析結果を、作成するように設定されている。

さらに、理解度分析部 1 4は、上記分析結果を受講者の受講者用端末装置 1および受講者上司の上司用端末装置 2にインタ一ネットを介して電子メールで送信し、受講者および受講者上司に弱点分析結果をフィードバックするように設定されている。特に、弱点分析により指摘された理解度が低く弱い章を、再度受講するように受講者に対し電子メールで指示するように設定されている。

また、理解度分析部 1 4は、受講者別管理シートおよびコース別管理シートに逐次分析結果を記録、更新し、これらの受講者別管理シートおよびコース別管理シートのデータを集計データべ一ス 9内に集計結果の一部として記録するように設定されている。

前記上司用端末装置 2は、管理システムサーバ 3にインターネットを介してァクセスして集計データベース 9内の集計結果を閲覧可能な閲覧通信部（閲覧手段） 1 5と、電子メールをイン夕一ネットを介して送受信する上司側メール送受信部 1 6とを備えている。

前記教育管理者用端末装置 4は、管理システムサーバ 3にイン夕一ネットを介してアクセスして集計データベース 9内の集計結果を閲覧かつ授受可能なデータ通信部 1 7を備えている。

なお、受講者上司には、 I D情報及びパスワード（識別情報）が与えられ、これらの識別情報が管理システムサーバ 2に登録されている。したがって、管理システムサーバ 3は、受講者上司が上記識別情報を入力することにより、受講者上司であることを判断し、受講内容の変更（受講者に対する受講すべき章の変更等）や受講情報（進渉状況や試験結果等のデータ）の閲覧の権限を与える権限認識部 (認識手段） 2 0を備えている。

すなわち、管理システムサーバ 3は、 I D情報及びパスワードの入力により受講者上司に対して受講者の受講内容の変更又は受講情報の閲覧の少なくとも一方を行う権限を権限認識部 2 0により与え、この権限を有する受講者上司の指示に応じて、受講内容を変更し、又は受講情報を上司用端末装置 2にインターネットを介して提供するようになっている。

また、上司用端末装置 2は、管理システムサーバ 3に対してインターネットを介して受講者上司の識別情報を送信することにより、管理システムサーバ 3に記憶されているデータに対して、インターネッ卜を介して受講者の受講内容の変更及び受講情報の閲覧を行う権限が与えられるようになつている。

さらに、受講者用端末装置 1において、管理システムサーバ 3から提供される教育訓練コースの受講内容は、受講者の受講者上司によって変更可能なものであり、また管理システムサーバ 3に送信する受講情報は受講者上司によって閲覧可能な情報とされている。

また、教育訓練コースの内容に変更があつたとき、例えば習得対象である露光装置が改良された場合や新型に切り替わつた場合等に教育訓練コースがバージョンアップされた際、その変更内容を受講者や受講者上司に知らせる必要がある。このため、本実施例の管理システムサーバ 3は、教育訓練コースの内容に変更があったときに、該変更に伴って受講を必要とする受講者の受講者用端末装置 1 及び該受講者を管理する受講者上司の上司用端末装置 2に、変更の告知又は変更内容の情報をインターネットを介して提供するようになっている。すなわち、受講者用端末装置 1及び上司用端末装置 2は、教育訓練コースの内容に変更があつたときに、上記変更の告知又は該変更内容の情報を、自動的に管理システムサーバ 3からィン夕一ネットを介して受け取るようになつている。

また、受講者が転勤や転属等により所属が変更された場合や受講者の担当装置や担当職務等が変わって仕事内容が変更された場合には、当該受講者が受講すベき内容を適切に変更する必要がある。

このため、本実施例の管理システムサーバ 3は、受講者の所属又は仕事内容の変更情報が提供されると、受講者に対応して記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更し、該変更した情報をインターネットを介して受講者の受講者用端末装置 1に提供するようになっている。

すなわち、受講者用端末装置 1は、受講者が受講を必要とする教育訓練コースの内容に変更があつたときに、この変更の告知又は該変更内容の情報を、管理システムサーバ 3からィン夕ーネットを介して受け取るように設定されている。また、受講者が、受講者用端末装置 1によって受講者の所属又は仕事内容の変更情報を、管理システムサーバ 3にインターネットを介して提供し、受講者に対応して管理システムサーバ 3に記億されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更することができるようになつている。さらに、受講者上司が、上司用端末装置 2によって管理対象の受講者の所属又は仕事内容の変更情報を、管理システムサーバ 3にィンターネッ卜を介して提供し、受講者に対応して管理システムサーバ 3に記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更することができるようになつている。

次に、本実施例の教育訓練管理システムにおける動作について、図 3から図 1 0に示すフローチャートに沿って説明する。

まず、予め受講者上司が受講者の能力等から適切な教育訓練コースを選択し、教育訓練管理者に対し、実施する教育訓練コース名および受講者名を連絡してコースの申し込みが行われる。そして、申し込みを受けた教育訓練管理者は、管理システムサーバ 3に対して申し込みのあった教育訓練コースおよび受講者を設定するとともに、申し込まれた教育訓練コースを実行させるための C D— R O M 5 を受講者に送付する。該受講者は、受講者用端末装置 1で C D— R OM 5内の教育訓練コース実行ソフトウェアを実行し、該当する教育訓練コースを選択して受講を開始する。

コースを開始すると、受講者用端末装置 1は情報送受信部 6により、図 3に示すように、管理システムサーバ 3に受講者の進渉情報（受講情報）として開始日時を受講者 I Dとともにインターネットを介して電子メールで自動送信する（ステツプ S 1 ) 。

受講者用端末装置 1は、教育訓練コースに従って、まず 1章を選択し（ステツプ S 2 ) 、受講者に対し習得すべき 1章の内容を項順にマルチメディアドキュメントによって提供する（ステップ S 3 ) 。

受講を開始した後、図 4に示すように、受講開始日時からの受講時間が標準受講時間を超えた場合（ステップ S 3 1 ) 、管理システムサーバ 3の遅延メール送信部 1 1は、受講者および受講者上司に対し、電子メールで遅延メールを送信する（ステップ S 3 2 ) 。

また、受講開始日からの受講日数が、予め設定された所定日数を超えた場合 (ステップ S 3 3 ) には、進渉が大幅に遅れているとして、管理システムサーバ 3の催促メール送信部 1 2は、受講者および受講者上司に対し、電子メールで催促メールを送信する（ステップ S 3 4 ) 。

そして、受講者用端末装置 1は、受講者側メール送受信部 7によって遅延メールおよび催促メールを受信し、受講者に受講を促して教育 ·訓練が滞ることを防ぐことができる。同時に、上司用端末装置 2は、上司側メール送受信部 1 6によつて遅延メールおよび催促メールを受信し、受講者上司にもその旨を伝達するとともに受講者の受講状況を把握させることができる。 1章の受講が一通り終わったとき、受講者用端末装置 1は、受講者に対して 1 章の関門テストを実施する（ステップ S 4) 。

この関門テストが終了した時点で、そのテスト結果（テスト点数）、受講者 I Dおよび受講時間等の進渉情報が受講情報として、自動的に管理システムサーバ 3へと送信される（ステップ S 5) 。そして、管理システムサーバ 3は、理解度分析部 14により、受信した受講情報に基づいて章および各項に対する受講者の理解度を分析する（ステップ S 6) 。

次に、受講者用端末装置 1は、関門テストの結果に基づき、関門テストの合格判定を行う（ステップ S 7) 。すなわち、この関門テストの結果が合格基準に達していない場合は、次のステップに進むことを拒否し、受講者に再度 1章を受講させる。また、関門テストの結果が合格基準に達している場合は、次のステップに進むことを許可し、受講した章が最終章であるか否かの判別が行われる（ステップ S 8) 。これによつて、受講者が不十分な理解のまま、次章へ進むことを防ぐことができる。

受講した章が最終章でない場合は、後述する弱点分析による弱い章であるか否かが判別され（ステップ S 9) 、弱い章でない場合は、次章を選択し（ステップ S 10) 、受講者に次章を受講させる（ステップ S 3) 。そして、 1章と同様に、関門テスト（ステップ S 4) 、受講情報の送信（ステップ S 5) 、理解度の分析

(ステップ S 6) およびテスト結果の合否判定（ステップ S 7) を順次行い、最終章か否かの判別（ステップ S 8) を行う。さらに、受講した章が最終章でない場合は、最終章になるまで上記ステップを繰り返す。

受講した章が最終章である場合は、受講者に対して最終テストを実施する（ステツプ S 1 1) 。

この最終テストが終了した時点で、そのテスト結果（テスト点数）、受講者 I D等が受講情報として、自動的に管理システムサーバ 3へと送信される（ステツプ S 12) 。

そして、管理システムサーバ 3は、理解度分析部 14により、受信した受講情報に基づいてコース全般に関する受講者の理解度を分析する（ステップ S 13) 。この際、理解度分析部 14が、テスト結果から各章の理解度を計り弱点を分析を行う。さらに、この分析結果は、受講者の受講者用端末装置 1および受講者上司の上司用端末装置 2へ電子メールで送信される（ステップ S 14) 。

次に、この最終テストの合格判定が行われる（ステップ S 1 5) 。すなわち、この最終テス卜の結果が合格基準に達していない場合、受講者用端末装置 1は、送信された分析結果で指摘された弱い章を選択し（ステップ S 16) 、受講者に再度弱い章を受講させる（ステップ S 3) 。

そして、弱い章の関門テスト（ステップ S 4) から最終章か否かの判別（ステップ S 8) まで順次行い、弱い章が最終章である場合は、再び最終テストを行い、最終章でない場合でも弱点分析による弱い章か否かの判別（ステップ S 9) がなされて、同様に再び最終テストを行う（ステップ S 1 1) 。

そして、受講情報の送信（ステップ S 12) 、弱点分析（ステップ S 13) およびテスト結果の合格判定（ステップ S 1 5) が再び行われ、合格基準に達するまで、前述と同様に新たに分析された弱い章の選択（ステップ S 16) が行われる。これにより、受講者はコース全体において一定以上の理解度を得ることがでさる。

最終的に、最終テスト結果の合格判定（ステップ S 15) で合格基準に達した場合、管理システムサーバ 3の訴求性分析部 13により、今までに集計された複数の受講者の受講情報に基づき、当該教育訓練コースの訴求性が分析され（ステップ S 17) 、当該教育訓練コースが終了する。これにより、得られた訴求性に基づいて教育訓練コースの改善が行われ、教育訓練の効果の向上が図られる。なお、コース修了後は、各関門が外され、どの章、項でも受講者は自由に利用可能となり、全章を通して受講者が必要な情報を検索することが可能になっている。したがって、コース修了後は、フィールド 'サービスにおける実務の様々な場合でいつでも利用可能になっている。

また、受講者は、教育訓練コースを受講している間、どの時点でも仕事の状況に応じて受講者用端末装置 1による受講を中断させることができるとともに、いつでも中断した部分から受講を再開させることができるようになつている。

教育管理者は、教育管理者用端末装置 4のデータ通信部 1 7により、必要に応じてィンターネッ卜経由で管理システムサーバ 3の集計データベース 9内に記録されている受講情報および集計結果の閲覧を行う。

さらに、受講者上司は、上司用端末装置 2の閲覧通信部 1 5により、コースが終了するまでの間いつでも、インタ一ネット経由で管理システムサーバ 3の集計データベース 9内に記録されている受講者の受講情報および集計結果を閲覧することができる。

したがって、本実施例の教育訓練管理システムでは、閲覧により得られた受講者の理解度や進渉状況および送信された遅延メールや催促メール等に基づいて、受講者上司が受講者の現状を的確に把握でき、受講者に対して適切な指導ゃァドバイス等の対応を採ることができる。

なお、受講者上司が自己の管理する受講者の受講内容の変更又は受講情報の閲覧を行う場合について、図 8のフローチャートに沿って説明すると、まず、受講者上司が自己の識別情報（ I D情報及びパスワード）を上司用端末装置 2に入力する（ステップ S 4 1 ) 。このとき、上司用端末装置 2は、識別情報をインターネットを介して管理システムサーバ 3へ送信する（ステップ S 4 2 ) 。

管理システムサーバ 3は、権限認識部 2 0により、受信した識別情報に基づいて受講内容の変更又は受講情報の閲覧を行う権限を有する受講者上司か否かを認識する（ステップ S 4 3 ) 。管理システムサーバ 3は、権限を有する受講者上司であることを認識すると、受講者上司の指示に応じて、管理システムサーバ 3が管理する受講内容を変更し、又は受講情報を管理システムサーバ 3から受講者上司の上司用端末装置 2にインターネットを介して提供する（ステップ S 4 5 ) 。なお、受講者上司は、例えば、自己の管理する任意の受講者に対して、「ある章のテストは受けなくてよい」とする指示や「章の受講自体をしなくてよい」という指示を受講内容の変更として行うことができる。

このように権限を与えられた管理者の指示に応じて、管理システムサーバ 3が管理する受講内容を変更し、又は受講情報を管理システムサーバ 3から管理者の上司用端末装置 2にインターネットを介して提供するので、権限を有する管理者だけが受講内容を変更して自己の管理する受講者に対して適切な受講を指示できる共に、受講情報を自由に閲覧なため受講者の状況を的確に把握することができる。また、教育訓練コースの内容がバージョンアップ等で変更された場合について、図 9のフローチャートに沿って説明すると、まず、教育管理者が教育管理者用端末装置 4に教育訓練コースの変更内容の情報を入力する（ステップ S 5 1 ) 。このとき、教育管理者用端末装置 4は、変更内容の情報を管理システムサーバ 3にインタ一ネットを介して送信する（ステップ S 5 2 ) 。

次に、管理システムサーバ 3は、変更情報を受講すると、受講者に対応して記憶されているデ一夕を変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報を、受講者が今までに受講した内容（受講履歴等）、所属及び担当職務等の情報から判断して変更する（ステップ S 5 3 ) 。例えば、受講者の進渉状況を記録しているデータテーブルをスキャンし、バージョンァップされた教育訓練コースの中で、受講者がまだ受講していない章や項について、ピックアップして受講すべき内容とする。

そして、管理システムサーバ 3は、当該変更に伴って受講を必要とする受講者の受講者用端末装置 1及び該受講者の上司が使用する上司用端末装置 2に、変更の告知及び変更内容の情報をインターネットを介して送信する（ステップ S 5 4 ) なお、受講者用端末装置 1に送信する変更内容の情報には、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報が含まれる。また、受講者用端末装置 1側又は上司用端末装置 2から管理システムサーバ 3にィンターネットを介してアクセスし、変更の告知及び変更内容の情報を受け取ることも可能である。

このように教育訓練コースの内容変更に伴って受講を必要とする受講者の受講者用端末装置 1又はその受講者上司の上司用端末装置 2の少なくとも一方に、変更の告知又は変更内容の情報をインターネッ卜を介して提供するので、受講者や受講者上司が教育訓練コースの内容変更を随時知ることができ、受講者は変更に応じて適切な内容で受講することができる。

また、受講者の所属や仕事内容が変更された場合について、図 1 0のフローチヤートに沿って説明すると、まず、受講者が受講者用端末装置 1により、又は受講者上司が上司用端末装置 2により、当該受講者の所属又は仕事内容の変更情報を入力する（ステップ S 6 1 ) 。なお、これらの情報を教育管理者が教育管理者用端末装置 4によりインターネットを介して管理システムサーバ 3に入力しても構わない。

上記の情報が入力されると、受講者用端末装置 1又は上司用端末装置 2は、これらの情報を管理システムサーバ 3にイン夕一ネットを介して送信する（ステツプ S 6 2 ) 。

次に、上記情報を受信した管理システムサーバ 3は、受講者に対応して記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更する（ステップ S 6 3 ) 。さらに、管理システムサーバ 3は、上記の変更した情報をィン夕一ネットを介して受講者用端末装置 1に送信する（ステップ S 6 4 ) 。

このように、管理システムサーバ 3に受講者の所属又は仕事内容の変更情報が提供されると、受講者に対応して管理システムサーバ 3に記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も自動的に変更し、該変更した情報をインターネットを介して管理システムサーバ 3から受講者用端末装置 1に提供するので、各受講者に対して上記各変更情報を随時提供することができる。

なお、本発明の技術範囲は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。

例えば、上記実施例では、教育訓練コースを実行するソフトウェハにおいて、各章の関門テス卜の結果が合格基準に達した場合にのみに次の章を受講できるようにしているが、関門テストの結果が合格基準に達していない場合でも、他の任意の章を受講できるようにソフトウエアの設定を変更することもできる。なお、この場合でも最終テストは合格基準を満たさなければならないように設定され、コース全体として設定されている受講期限（例えば、 1ヶ月）を越えた場合又は越えそうな場合に、管理システムサーバ 3から催促のメールを受講者に送信するように設定してもよい。

上記実施例では、教育訓練管理システムとして、露光装置の保守点検に関する技術 ·技能を、サービスエンジニアである受講者に対して教育 ·訓練するものに適用したが、露光装置以外の他の装置に関するものや装置以外の教育 ·訓練を行うものに採用しても構わない。例えば、社内教育の手段として、サービスエンジニアに限らず各社員を受講者とし、各業務の教育訓練用に採用しても構わない。

また、小中学生等を対象とした受講者に対し、インタ一ネット経由で行う通信教育方式に適用し、受講者の管理者として保護者等が、子供の進埗状況および理解度等を適宜チェック可能なシステムとしてもよい。

上記実施例では、教育訓練コースを実行するソフトウェアを、 C D— R O M 5 を記録媒体として受講者に提供し、これを受講者用端末装置 1で読み取ることにより実行しているが、教育訓練コースのソフトウェアは、他の記録媒体（F D、 H D D , D V D等）で提供しても構わない。また、これらの持ち運び可能な記録媒体を用いず、イン夕一ネッ卜等の通信回線を介して管理システムサーバ 3から受講者用端末装置 1にデータ伝送し、提供してもよい。

なお、関門テストや最終テストのみを、イン夕一ネット経由で管理システムサーバ 3から受講者用端末装置 1に伝送したり、テスト結果が合格基準に達している場合にのみ、次章を選択するためのキ一ヮ一ドを管理システムサーバ 3から受講者用端末装置 1に伝送させるようにしてもよい。

各受講情報やメールを、公衆通信回線のインターネットを介して送信しているが、 L A N等の専用通信回線を介して送信してもよい。

また、章毎に関門テストを設定したが、項毎に関門テストを設定しても構わない。

さらに、受講者は、自己の受講情報のみを受講者用端末装置 1によってイン夕ーネットを介して管理システムサーバ 3にアクセスし、閲覧可能にしても構わない。

以上説明した通り、本発明の教育訓練管理システム及び教育訓練管理方法によれば、例えば以下に記載の効果が得られる。

本発明の教育訓練管理システム及び教育訓練管理方法によれば、訓練管理用コンピュー夕が、受信した受講情報を集計するとともにその集計結果を記憶し、管理者用端末装置が、訓練管理用コンピュータにアクセスして集計結果を閲覧可能とすることにより、各受講者が個別に都合のよい時間で受講を行うことができ、その受講情報を集中的に管理することにより、効率的な教育訓練が可能になる。また、技能講習等を行うにあたって予め受講者全員の知識レベルを一定以上にしておくこともでき、効率的に技能講習等を行うことができる。さらに、遠隔地等からでも受講者の受講情報（理解度ゃ進埗状況）を管理者が随時容易に知ることができ、得られた受講情報に応じて受講者に対し適切な対応及び管理を行うことができる。

また、本発明の教育訓練管理システム及び教育訓練管理方法によれば、受講情報に、受講者の進渉情報および理解度を調べる試験の結果を含むことにより、管理者が受講の進み具合等を容易に把握できるとともに、試験結果に基づいて受講者の理解度を的確に把握することができる。

また、本発明の教育訓練管理システム及び教育訓練管理方法によれば、訓練管理用コンピュータが、受講情報に基づいて教育訓練コースの訴求性について分析を行うことにより、教育訓練コース改善のためのフィードバックが容易になりコ一スの質を向上させることができるとともに、教育訓練の効果の向上を図ることができる。

また、本発明の教育訓練管理システム及び教育訓練管理方法によれば、訓練管理用コンピュータが、受講情報に基づいて教育訓練コースの理解度について分析を行うことにより、理解度の分析によりコース中の弱点等が容易に把握でき、受講者に対し理解度に応じた適切な対応を行うことができる。

また、本発明の教育訓練管理システム及び教育訓練管理方法によれば、受講者用端末装置が、教育訓練コースのうち分析結果から理解度が所定の基準に達していない部分を受講者に再度提供することにより、弱い箇所を重点的に受講させて十分な理解を得させることができ、受講者全体のレベルを一定以上に上げることが可能になる。

また、本発明の教育訓練管理システム及び教育訓練管理方法によれば、訓練管理用コンピュータが、進渉情報に基づいて受講時間が予め設定された時間を超えた場合に遅延告知の電子メールを受講者および管理者の電子メールァドレスに送信することにより、遅延メールによって、受講者に迅速な受講進行を促すことができるとともに、管理者に進埗状況を把握させることができる。

また、本発明の教育訓練管理システム及び教育訓練管理方法によれば、訓練管理用コンピュータが、進渉情報に基づいて受講日数が予め設定された日数を超えた場合に催促の電子メールを受講者および管理者の電子メールァドレスに送信することにより、催促メールによって受講者に注意を喚起させ、受講を再開または迅速に進めるように促すことができるとともに、管理者に対しても受講が長期にわたって中断されているおそれがあることを認識させることができる。

また、本発明の教育訓練管理システム及び教育訓練管理方法によれば、訓練管理用コンピュータが、教育訓練コース別に、章毎および項毎の受講情報を管理することにより、コース別に章毎および項毎の受講情報を集計 ·分析することが容易になるとともに、必要な受講情報だけを容易に閲覧することができる。

また、本発明の教育訓練管理システム及び教育訓練管理方法によれば、受講者用端末装置が、章または項の少なくとも一方毎に試験を受講者に提供し、試験の結果が合格基準に達しなかったときは、その次の章または項を受講者に提供することを拒否し、合格基準に達しなかった章または項を繰り返し受講者に提供することにより、十分に理解をしていないのに次の章または項に進むことを防ぐことができる。

また、本発明の教育訓練管理システム及び教育訓練管理方法によれば、公衆通信回線がインターネッ卜であり、訓練管理用コンピュータが W e bサーバとして受講者用端末装置および管理者用端末装置と通信することにより、専用の回線を設ける必要がないとともに、場所 ·時間を選ばずに受講することができる。また、本発明の教育訓練管理システム及び教育訓練管理方法によれば、受講者用端末装置が、マルチメディァドキュメントで制作された教育訓練コースを提供することにより、文章、写真、映像、アニメーションおよび音声等を使用した多様な表現で、分かりやすく質の高い教材を提供することができる。

また、本発明の教育訓練管理システム及び教育訓練管理方法によれば、教育訓練コースを、機械の保守点検に関する技術及び技能を受講者に教育訓練させるものとすることにより、サービスエンジニア等の受講者に対し、機械の保守点検を正確にかつ迅速に行い得る技術等を早期にかつ正確に習得させることができる。さらに、本発明の教育訓練管理システム及び教育訓練管理方法によれば、教育訓練コースを、半導体製造に用いられる処理装置の保守点検に関する技術及び技能を教育訓練させるものとすることにより、例えば露光装置のような複雑で従来から技術及び技能の習得に多くの時間がかかったものでも、早期にかつ正確に習得が可能になる。

本発明の教育訓練管理システム、訓練管理用コンピュータ及び教育訓練管理方法によれば、管理者に対して受講者の受講内容の変更又は受講情報の参照の少なくとも一方を可能にする権限を与え、管理者の指示に応じて、受講内容を変更し、又は受講情報を通信回線を介して管理者用端末装置に提供するので、また本発明の受講者用端末装置及び教育訓練方法によれば、訓練管理用コンピュータから提供される教育訓練コースの受講内容が受講者の管理者によって変更可能なものであるか、又は訓練管理用コンピュータに送信する受講情報が管理者によって閲覧可能な情報であるので、さらに、本発明の管理者用端末装置及び教育訓練管理方法によれば、管理者用端末装置に対し、識別情報により訓練管理用コンピュータに記憶されているデータに対して通信回線を介して受講者の受講内容の変更又は受講情報の閲覧の少なくとも一方を行う権限が与えられるので、権限を有する管理者だけが受講内容を変更して自己の管理する受講者に対して適切な受講を指示でき、また受講情報を自由に閲覧可能なため受講者の状況を的確に把握することができる。

したがって、サービスエンジニア等の受講者の理解度や進渉状況等の個人情報を適切に管理することができ、これらの情報を上司等の特定の者以外の第三者が取り出したり操作したりすることを防ぐことができる。

さらに、本発明の訓練管理用コンピュータ及び教育訓練管理方法によれば、通信回線を介して提供された管理者の識別情報に基づいて、権限を有する管理者か否かを認識することにより、的確に権限の有無を判断できると共に管理者の権限について管理を行うことが容易になる。

本発明の教育訓練管理システム、訓練管理用コンビユー夕及び教育訓練管理方法によれば、教育訓練コースの内容変更に伴って受講を必要とする受講者の受講者用端末装置又は該受講者の管理者が使用する管理者用端末装置の少なくとも一方に、変更の告知又は変更内容の情報を通信回線を介して提供するので、また本発明の受講者用端末装置及び教育訓練方法によれば、教育訓練コースの内容に変更があったときに、変更の告知又は該変更内容の情報を、受講者用端末装置が受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータから通信回線を介して受け取るので、さらに本発明の管理者用端末装置及び教育訓練管理方法によれば、教育訓練コースの内容に変更があつたときに、変更の告知又は該変更内容の情報を、受講者の管理者が使用する管理者用端末装置により、訓練管理用コンピュータから通信回線を介して受け取るので、受講者又は管理者が変更内容の情報を随時入手して、受講者は変更に応じて適切な内容で受講することができ、管理者は受講者の状況把握がし易くなる。

したがって、サービスエンジニア等の受講者各自が改良等による変更内容を随時入手でき、自己判断による負担を低減できると共に、今までの習得内容を考慮した効率的な習得を行うことが可能になる。

本発明の訓練管理用コンピュー夕及び教育訓練管理方法によれば、訓練管理用コンピュータに受講者の所属又は仕事内容の変更情報が提供されると、受講者に対応して訓練管理用コンピュータに記憶されているデ一夕を変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更し、該変更した情報を通信回線を介して訓練管理用コンピュータから受講者用端末装置に提供するので、受講者に対して上記各変更情報を随時提供することができる。

また、本発明の受講者用端末装置、管理者用端末装置、教育訓練方法及び教育訓練管理方法によれば、受講者の所属又は仕事内容の変更情報を、受講者用端末装置又は管理者用端末装置から訓練管理用コンピュー夕に通信回線を介して提供し、受講者に対応して訓練管理用コンピュータに記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更するので、受講者又は管理者が自ら当該受講者の受講すべき内容の情報を適切にかつ自動的に変更することができる。

したがって、所属等の変更が生じても、サービスエンジニア等の受講者は今までに既に習得したものを考慮して新たに習得すべきものを自動的に入手でき、自己判断による負担を低減することができる。

Claims

請求の範囲

1 . 受講者が受講する教育訓練コースを提供可能な受講者用端末装置と、前記受講者の管理者が使用する管理者用端末装置と、

前記受講者用端末装置および前記管理者端末装置に通信回線を介して接続され前記受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータとを備え、

前記受講者用端末装置は、前記受講者の受講情報を前記訓練管理用コンビユー夕に自動的に送信する情報通信手段を備え、

前記訓練管理用コンピュータは、受信した前記受講情報を集計するとともにその集計結果を記憶する集計記憶手段を備え、

前記管理者用端末装置は、前記通信回線を介して前記訓練管理用コンピュータにアクセスして前記集計結果を閲覧可能な閲覧手段を備えていることを特徴とする教育訓練管理システム。

2 . 前記教育訓練コースには、前記受講者の理解度を調べるための試験が設定され、

前記受講情報は、前記受講者の進埗情報および前記試験の結果が含まれていることを特徴とする請求項 1記載の教育訓練管理システム。

3 . 前記訓練管理用コンピュータは、前記受講情報に基づいて前記教育訓練コースの訴求性について分析を行う訴求性分析手段を備えていることを特徴とする請求項 2記載の教育訓練管理システム。

4. 前記訓練管理用コンピュータは、前記受講情報に基づいて前記教育訓練コースの理解度について分析を行う理解度分析手段を備えていることを特徴とする請求項 2または 3記載の教育訓練管理システム。

5 . 前記理解度分析手段は、前記理解度の分析結果を前記受講者用端末装置に送信し、

該受講者用端末装置は、前記教育訓練コースのうち前記分析結果から前記理解度が所定の基準に達していない部分を前記受講者に再度提供することを特徴とする請求項 4記載の教育訓練管理システム。

6 . 前記受講情報は、前記受講者の進埗情報を含み、

前記訓練管理用コンピュータは、前記進埗情報に基づいて受講時間が予め設定された時間を超えた場合に遅延告知の電子メールを前記受講者および前記管理者の電子メールァドレスに送信する遅延メール送信手段を備えていることを特徴とする請求項 1から 5のいずれかに記載の教育訓練管理システム。

7 . 前記受講情報は、前記受講者の進渉情報を含み、

前記訓練管理用コンピュータは、前記進埗情報に基づいて受講日数が予め設定された日数を超えた場合に催促の電子メールを前記受講者および前記管理者の電子メールァドレスに送信する催促メール送信手段を備えていることを特徴とする請求項 1から 6のいずれかに記載の教育訓練管理システム。

8 . 前記教育訓練コースは、一つまたは複数設けられ、

各教育訓練コースは、一つまたは複数の項で構成された複数の章で構成され、前記訓練管理用コンピュータは、前記教育訓練コース別に、前記章毎および前記項毎の前記受講情報を管理することを特徴とする請求項 1から 7のいずれかに記載の教育訓練管理システム。

9 . 前記受講者用端末装置は、前記章または前記項の少なくとも一方毎に前記試験を前記受講者に提供し、前記試験の結果が合格基準に達しなかったときは、その次の章または項を受講者に提供することを拒否し、合格基準に達しなかった章または項を繰り返し受講者に提供することを特徴とする請求項 8記載の教育訓練管理システム。

1 0 . 前記通信回線は、インターネットであり、

前記訓練管理用コンピュータは、 W e bサーバとして前記受講者用端末装置および前記管理者用端末装置と通信することを特徴とする請求項 1から 9のいずれかに記載の教育訓練管理：

1 1 . 前記受講者用端末装置は、マルチメディアドキュメントで制作された前記教育訓練コースを提供することを特徴とする請求項 1から 1 0のいずれかに記載の教育訓練管理システム。

1 2 . 前記訓練管理用コンピュータは、マルチメディアドキュメントで制作された前記教育訓練コースを前記受講者用端末装置に送信することを特徴とする請求項 1から 1 1のいずれかに記載の教育訓練管理システム。

1 3 . 前記教育訓練コースは、機械の保守点検に関する技術及び技能を前記受講者に教育訓練させるものであること特徴とする請求項 1から 1 2のいずれかに記載の教育訓練管理システム。

1 4 . 前記機械は、半導体製造に用いられる処理装置であることを特徴とする請求項 1 3に記載の教育訓練管理システム。

1 5 . 前記訓練管理用コンピュータは、前記管理者に対して前記受講者の受講内容の変更又は受講情報の参照の少なくとも一方を可能にする権限を与え、管理者の指示に応じて、受講内容を変更し、又は受講情報を前記通信回線を介して前記管理者用端末装置に提供することを特徴とする請求項 1から 1 4のいずれかに記載の教育訓練管理システム。

1 6 . 前記訓練管理用コンピュータは、前記教育訓練コースの内容に変更があつたときに、該変更に伴って受講を必要とする前記受講者の受講者用端末装置又は該受講者を管理する管理者の管理者用端末装置の少なくとも一方に、変更の告知又は変更内容の情報を前記通信回線を介して提供することを特徴とする請求項 1 から 1 5のいずれかに記載の教育訓練管理.

1 7 . 前記訓練管理用コンピュータは、前記受講者の所属又は仕事内容が変更されたときに、該変更に伴って前記受講者が受講すべき前記教育訓練コースの内容の情報を前記受講者用端末装置に提供することを特徴とする 1から 1 6のいずれかに記載の教育訓練管理：

1 8 . 教育訓練コースを受講する受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンビュ一夕であって、

前記受講者の管理者に対して受講者の受講内容の変更又は受講情報の閲覧の少なくとも一方を行う権限を与え、

前記権限を有する管理者の指示に応じて、受講内容を変更し、又は受講情報を管理者の端末装置に通信回線を介して提供することを特徴とする訓練管理用コンピュー夕。

1 9 . 前記通信回線を介して提供された管理者の識別情報に基づいて前記権限を有する管理者であるか否かを認識する認識手段をさらに有することを特徴とする請求項 1 8に記載の訓練管理用コンピュータ。

2 0 . 受講者が受講する教育訓練コースを提供可能な受講者用端末装置であって、前記受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータに通信回線を介して接続されており、前記訓練管理用コンピュータから前記教育訓練コースを受信すると共に訓練管理コンピュータに受講情報を送信する機能情報通信手段を有し、前記訓練管理用コンピュータから提供される前記教育訓練コースの受講内容は前記受講者の管理者によって変更可能なものであるか、又は訓練管理用コンビュ一夕に送信する受講情報は前記管理者によつて閲覧可能な情報であることを特徴とする受講者用端末装置。

2 1 . 教育訓練コースを受講する受講者の管理者が使用する管理者用端末装置でめって、前記受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータに対して通信回線を介して前記管理者の識別情報を送信することにより、前記訓練管理用コンビユー夕に記憶されているデータに対して、通信回線を介して受講者の受講内容の変更又は受講情報の閲覧の少なくとも一方を行う権限が与えられることを特徴とする管理者用端末装置。

2 2 . 教育訓練コースを受講する受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンビユー夕であって、

前記教育訓練コースの内容に変更があつたときに、該変更に伴って受講を必要とする受講者の受講者用端末装置又は該受講者を管理する管理者の管理者用端末装置の少なくとも一方に、変更の告知又は変更内容の情報を通信回線を介して提供することを特徴とする訓練管理用コンピュータ。

2 3 . 受講者が受講する教育訓練コースを提供可能な受講者用端末装置であって、前記受講者が受講を必要とする前記教育訓練コースの内容に変更があつたときに、前記変更の告知又は該変更内容の情報を、受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュー夕から通信回線を介して受け取ることを特徴とする受講者用端

2 4 . 教育訓練コースを受講する受講者の管理者が使用する管理者用端末装置であって、

前記受講者が受講を必要とする前記教育訓練コースの内容に変更があつたときに、前記変更の告知又は該変更内容の情報を、受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータから通信回線を介して受け取ることを特徴とする管理者用端

2 5 . 教育訓練コースを受講する受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンビユー夕であって、

前記受講者の所属又は仕事内容の変更情報が提供されると、受講者に対応して記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更し、該変更した情報を通信回線を介して前記受講者の受講者用端末装置に提供することを特徴とする訓練管理用コンピュータ。

2 6 . 受講者が受講する教育訓練コースを提供可能な受講者用端末装置であって、前記受講者の所属又は仕事内容の変更情報を、受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータに通信回線を介して提供し、受講者に対応して訓練管理用コンピュータに記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更することを特徴とする受講者用端末装置。

2 7 . 教育訓練コースを受講する受講者の管理者が使用する管理者用端末装置であって、

管理対象の前記受講者の所属又は仕事内容の変更情報を、受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータに通信回線を介して提供し、受講者に対応して訓練管理用コンピュータに記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴つて受講者が受講すべき内容の情報も変更することを特徴とする管理者用端末装置。

2 8 . 受講者用端末装置により受講者に教育訓練コースを提供するステップと、前記受講者の受講情報を前記受講者用端末装置から通信回線を介して受信するステップと、

訓練管理用コンピュータにより前記受講情報を集計するとともにその集計結果を記憶するステップと、

前記受講者の管理者が管理者用端末装置により通信回線を介して前記訓練管理用コンピュータにアクセスした際に前記集計結果の閲覧を可能にするステップとを有することを特徴とする教育訓練管理方法。

2 9 . 前記教育訓練コースには、前記受講者の理解度を調べるための試験を設定し、

前記受講情報に、前記受講者の進埗情報および前記試験の結果を含めることを特徴とする請求項 2 8記載の教育訓練管理方法。

3 0 . 前記集計結果を記憶するステップは、前記受講情報に基づいて前記教育訓練コースの訴求性について分析を行うステップを有することを特徴とする請求項 2 9記載の教育訓練管理方法。

3 1 . 前記集計結果を記憶するステップは、前記受講情報に基づいて前記教育訓練コースの理解度について分析を行うステップを有することを特徴とする請求項

2 9又は 3 0記載の教育訓練管理方法。

3 2 . 前記理解度について分析を行うステップは、前記理解度の分析結果を前記受講者に送信し、

前記教育訓練コースを提供するステップは、教育訓練コースのうち前記分析結果から前記理解度が所定の基準に達していない部分を前記受講者に再度提供することを特徴とする請求項 3 1記載の教育訓練管理方法。

3 3 . 前記受講情報は、前記受講者の進埗情報を含み、

前記進渉情報に基づいて受講時間が予め設定された時間を超えた場合に、前記訓練管理用コンピュータから遅延告知の電子メールを前記受講者および前記管理者の電子メールァドレスに送信するステップを有することを特徴とする請求項 2 8から 3 2のいずれかに記載の教育訓練管理方法。

3 4. 前記受講情報は、前記受講者の進埗情報を含み、

前記進渉情報に基づいて受講日数が予め設定された日数を超えた場合に、前記訓練管理用コンピュータから催促の電子メールを前記受講者および前記管理者の電子メールァドレスに送信するステップを有することを特徴とする請求項 2 8から 3 3のいずれかに記載の教育訓練管理方法。

3 5 . 前記教育訓練コースを、一つまたは複数設け、各教育訓練コースを、一つまたは複数の項で構成された複数の章で構成し、前記集計結果を記憶するステップは、前記教育訓練コース別に、前記章毎および前記項毎の前記受講情報を管理することを特徴とする請求項 2 8から 3 4のいずれかに記載の教育訓練管理方法。

3 6 . 前記教育訓練コースを提供するステップは、前記章または前記項の少なくとも一方毎に前記試験を前記受講者に提供し、前記試験の結果が合格基準に達しなかったときは、その次の章または項を受講者に提供することを拒否し、合格基準に達しなかった章または項を繰り返し受講者に提供することを特徴とする請求項 3 5記載の教育訓練管理方法。

3 7 . 前記通信回線は、インタ一ネットであり、

前記訓練管理用コンピュータは、 W e bサーバとして前記受講者用端末装置および前記管理者用端末装置と通信することを特徴とする請求項 2 8から 3 6のいずれかに記載の教育訓練管理方法。

3 8 . 前記教育訓練コースを提供するステップは、マルチメディアドキュメントで制作された前記教育訓練コースを提供することを特徴とする請求項 2 8から 3 7のいずれかに記載の教育訓練管理方法。

3 9 . 前記教育訓練コースは、機械の保守点検に関する技術及び技能を前記受講者に教育訓練させるものであること特徴とする請求項 2 8から 3 8のいずれかに記載の教育訓練管理方法。

4 0 . 前記機械は、半導体製造に用いられる処理装置であることを特徴とする請求項 3 9に記載の教育訓練管理方法。

4 1 . 教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練管理方法であって、

前記受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータにより前記受講者の管理者に対して受講者の受講内容の変更又は受講情報の閲覧の少なくとも一方を行う権限を与えるステップと、

前記権限を有する管理者の指示に応じて、前記訓練管理用コンピュータが管理する受講内容を変更し、又は受講情報を訓練管理用コンピュータから受講者の受講者用端末装置に通信回線を介して提供するステップとを有することを特徴とする教育訓練管理方法。

4 2 . 前記通信回線を介して提供された管理者の識別情報に基づいて、前記権限を有する管理者か否かを認識するステップをさらに有することを特徴とする請求項 4 1に記載の教育訓練管理方法。

4 3 . 受講者用端末装置により提供される教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練方法であって、

前記受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータから通信回線を介して教育訓練コースを受信するステップと、

前記訓練管理用コンピュータに受講情報を送信するステップとを有し、前記訓練管理用コンピュータから提供される前記教育訓練コースの受講内容は前記受講者の管理者によつて変更可能なものであるか、又は前記訓練管理用コンピュー夕に送信する受講情報は前記管理者によって閲覧可能な情報であることを特徴とする教育訓練方法。

4 4. 教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練管理方法であって、

前記受講者の管理者が使用する管理者用端末装置から通信回線を介して前記管理者の識別情報を送信するステップと、

前記識別情報により前記受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータに記憶されているデータに対して通信回線を介して受講者の受講内容の変更又は受講情報の閲覧の少なくとも一方を行う権限が与えられるステップとを有することを特徴とする教育訓練管理方法。

4 5 . 受講者用端末装置により提供される教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練管理方法であって、

前記教育訓練コースの内容に変更があつたときに、該変更に伴って受講を必要とする受講者の受講者用端末装置又は該受講者の管理者が使用する管理者用端末装置の少なくとも一方に、変更の告知又は変更内容の情報を通信回線を介して提供することを特徴とする教育訓練管理方法。 '

4 6 . 受講者用端末装置により提供される教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練方法であって、

前記受講者が受講を必要とする前記教育訓練コースの内容に変更があつたときに、前記変更の告知又は該変更内容の情報を、前記受講者用端末装置により、受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータから通信回線を介して受け取ることを特徴とする教育訓練方法。

4 7 . 教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練管理方法であって、

管理対象の前記受講者が受講を必要とする前記教育訓練コースの内容に変更があつたときに、前記変更の告知又は該変更内容の情報を、受講者の管理者が使用する管理者用端末装置により、受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンビュ一夕から通信回線を介して受け取ることを特徴とする教育訓練管理方法。

4 8 . 受講者用端末装置により提供される教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練管理方法であって、

前記受講者の受講情報を管理している訓練管理用コンピュータに受講者の所属又は仕事内容の変更情報が提供されると、受講者に対応して訓練管理用コンビュ —夕に記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すベき内容の情報も変更し、該変更した情報を通信回線を介して訓練管理用コンビュ —夕から前記受講者用端末装置に提供することを特徴とする教育訓練管理方法。

4 9 . 受講者用端末装置により提供される教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練方法であって、

前記受講者の所属又は仕事内容の変更情報を、前記受講者用端末装置から受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンピュータに通信回線を介して提供し、受講者に対応して訓練管理用コンピュータに記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴つて受講者が受講すべき内容の情報も変更することを特徴とする教- 育訓練方法。

5 0 . 教育訓練コースを受講する受講者の教育訓練管理方法であって、

管理対象の前記受講者の所属又は仕事内容の変更情報を、受講者の管理者が使用する管理者用端末装置から受講者の受講情報を管理する訓練管理用コンビユー夕に通信回線を介して提供し、受講者に対応して訓練管理用コンピュータに記憶されているデータを変更すると共に、変更に伴って受講者が受講すべき内容の情報も変更することを特徴とする教育訓練管理方法。