WO1986000824A1 - Grinding blade device on drum - Google Patents

Description

明 細 書

口 一 ノレ摩砕刃

技術分野

こ の発明は、 芋類等の殿.粉植物か らの殿粉製造 、 並びに根菜 · 果実 · 野菜等か らの加工食品ゃジ ユ ^ " ス製造等のための ロ ー ル摩砕刃に関する。

背景技術

従来か らの三角すい状 · の こ刃状のロ ー ル摩砕 刃は、 摩砕能率を上げれば、 製品回収率が落ちる 欠点があった。

すなわち、 甘し よ 殿粉製造のための 口 ノレ摩砕 刃は、 極軟鋼の回転口 ルに、 三角すい状の 片 を 目立て したも ので、 摩耗 しやすい刃片は、 三角 すいの頭頂部が摩耗 して半減、 てい形状に っ た と き に、 最も殿粉回収率が良 く る。 しか し、 て い形状に摩耗 した刃片は、 摩砕能率が落ちるだけ でな く 、 こっ ぱ即ち く づ芋が発生する ど、 完全 摩砕でき ないために、 グ ラ イ ン ダ ー に よ る再摩砕 を要するな どの欠点がある。

馬鈴 しよ 殿粉製造のためのロ - ル摩砕機は、 の こ刃状摩砕刃で、 口 ノレ に脱着自在に装着でき る も のがあるが、 の こ刃状のために抵抗が大き く 、 研摩を必要 とするために、 ロ ー ルへの脱着装笸が 複雑と 高価につき 、 甘 し よ 殿粉製造には製品 回収率が悪いために、 利用でき ない ¾ どの欠点が あ- o

根菜 · 果実 · 野菜等か らの加工食品ゃジュ -ス 製造のための、 グ ラ イ ン ダ ー に よ る摩砕は、 加工 能率が劣る欠点がある。

5 ジュ ーサ ^■のカ ツ.タ も 、 三角すい状や三角板 状の刃片であるために、' 被加工物に対する食い込 みが悪 く 、 摩耗が早い どの欠点がある。

日 本国、 昭和 5阵特許願第 0 3 7 4 3 1 号の回 転刃 も 、 殿粉回収率を上げる と、 摩砕能率が落ち

¹0る欠点がある。

即ち、 従来の摩砕刃は、 いづれも製品回収率と 摩砕能率と の間に、 相反する関係がある。 このた めに、 摩砕能率が向上でき ない欠点がある。

製品回収率と摩砕能率との間の相反する関係は 、 従来の摩砕刃の刃片が、 いづれも単層刃である こ と に原因がある。

こ の発明は、 従来の単層刃の欠点の問題を解決 して、 製品の品質や回収率を落すこ と な く 、 摩砕 能率を著増でき る摩砕刃を提供する こ と を、 目的0と している。

発明の開示

従っ て、 こ の発明は、 基本的には、 殿粉細胞膜 破砕な ど、 被加工物の摩砕に適する と つ起板刃を 、 任意に重層形成 した重層刃に関する。

25 即ち、 平面形状が扁平 ¾、 ひ し形状を し、 鋭 角を して交差する左右の側面の先端に、 先端刃

• その側面 と 、 上面並びに下面とが交わる各 ！） よ う線に、 切 ])刃 · をるす.、 と つ起板刃を任意に適 数、 重層形成 した刃片である。

5 この重層刃片を、 .回転口 ルの周囲に、 その先 端刃を回転方向に向けて、 配列設置 した こ とを特 徵 とする ロ ル摩砕刃であるが、 回転ロ ールに固 着ま たは脱着自在に装着する ど、 設置の方法は 任意と したも のである。

1 0 図面の簡単な説明

図は、 この発明の口 ル摩碎刃の実施例を示す も ので、 第 1 図は、 ロ - ル摩砕刃の正面図、 第 2 図は同側面図、 第 3 図は、 この発明の要部である 摩砕刃の刃片の拡大斜視図、 第 4 図は台座付刃の 5正面図、 第 5 図は同側面図、 第 6 図は、 この刃片 を配置 した組刃の平面図で、 第 2 · 3 · 5 · 6 図 の矢印は、 回転方向を示す。

発明を実施するための最良の形態

本発明を、 よ J9 詳細に論述するために、 最良の

∞形態についての実施例を、 以下添付図面に従って 、 これを説明する。

第 1 · 2 図は、 ロ ー ノレ 1 にも う けた切欠き穴 2 に、 脱着 在の台座 3 付き刃片 4 を、 装着 した口 ル摩砕刃である。 第 3 図は、 ロ ー ル上の刃片 4 25の拡大斜視図で、 先端刃 5 · 切 j? 刃 6 を、 切欠溝 7 を介 して複数の、 と つ 起板刃を重層形成 したも のである。 第 4 · 5 · 6 図は、 刃片 4 の刃脚 8 を 、 刃片挾持合座 3 に所定の間隔で配置 し、 固着板

9 とで挾持 し、 び よ う着 10固定した合座付刃 11で ある。 このびよ う 着 · 10の代 ]) に接着剤で固定する こ と は任意と した。 この台座付刃 11は、 第 6 図に · 示すよ う に、 刃片 4 が交互に位置する複数で、 組 刃 12を構成 し、 ロ ー ル 1 の切欠き穴 2 にはめ こみ 、 合座付 11の両端の切欠き 13に、 リ ン グ 14をはめ, ロ ー ノレ 1 に リ ング 14を、 ねじ止め 15固着 したも のである。

従っ て、 殿粉細胞膜破砕 ¾ ど被加工物 摩砕に 適する、 とつ 起板刃を重層 した刃片は、 単層刃 よ · ]5 刃高を高 く でき る上、 鋭角の切 ] 刃 6 破線が多 く 、 被加工物に食い込みが良い刃片には係留する も のがな く 、 先端刃が両端にある、 ひ し形刃片は 口 ルに脱着自在に装着でき 、 タ ン グス テ ン · セ ラ ミ ッ ク等の耐摩耗材に よ る刃片形成も可能に し た。 ま た、 この刃片は、 円筒 · 円すい ， 網状等の口 一ルの內面に も 、 ジユ ー ザ のカ ッ タ ー等、 回転 盤にも 、 脱着自在に装着する こ とができ る。

即ち、 と つ起板刃を重層形成 した刃片に よ っ て 、 製品の品質や回収率を落すこ と な く 、 摩砕能率 を著増 した。 ま た、 流水を要せず摩砕でき 、 破砕 に も適 し、 かつ、 長期耐用の刃片に よ っ て、 長期 の連続運転を可能に した。

産業上の利用可能性

' この発明は、 以上説明 し'た よ う に、 芋類等の殿 粉植物か らの殿粉製造、 並びに根菜 · 果実 · 野菜 等か らの、 加工食品や 'ジ ュ ^ " ス類製造、 のための 口 ル摩碎機の摩砕刃 と して、 従来機よ ]? も摩砕 能率を 2 〜 3 倍、 あるいは、 それ！ ¾ (上を可能に し た有用 ¾ も のである。 ま た、 硬軟両質を有する鶏頭の摩砕や、 魚粉製 造 ， 穀類 · 木材 · プ ラ ス チ ッ ク の破砕等、 農林畜 水産物か らェ · 鉱業産物に至るま で、 広範に高能 率に、 摩砕 · 破碎加工でき る 口 ノレ摩砕刃 · ロ ー ル破砕刃と して、 有用である。

さ らに、 ジュ ザ のカ ッ タ ー等、 回転盤の刃 片 と して も 、 利用でき有用である。

Claims

請 求 の 範 囲

平面形状が扁平な、 ひ し形状を ¾ し、 鋭角を して交差する左右の側面の先端に、 先端刃 · その 側面 と、 上面並びに下面 と'が交わる各 よ う 線に 、 切 )刃 · を す、 'と つ起板刃を任意に適数、 重 層形成 した刃片を、 回転ロ の周囲に、 その先 端刃を回転方向に向けて、 配列設置 したこ と を特 徵 とする ロ ー ル摩砕刃。