JPWO2019131288A1 - 伝送線路装置 - Google Patents

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Abstract

伝送線路装置(301)は第1伝送線路(101)と第2伝送線路(201)とを備える。第1伝送線路(101)は、第1信号導体パターンに導通する第1電極パッド(P1)と、第1グランド導体パターンの一部である第2電極パッド(P2)および第3電極パッド(P3)と、を含む。第2伝送線路(201)は、第2信号導体パターンに導通する第4電極パッド(P4)と、第2グランド導体パターンの一部である第5電極パッド(P5)および第6電極パッド(P6)と、を含む。第1電極パッド(P1)は、第2電極パッド(P2)と第3電極パッド(P3)との間に配置され、第4電極パッド(P4)は、第5電極パッド(P5)と第6電極パッド(P6)との間に配置される。第2電極パッド(P2)および第3電極パッド(P3)は第1電極パッド(P1)より大きく、第5電極パッド(P5)および第6電極パッド(P6)は第4電極パッド(P4)より大きい。

Description

本発明は、絶縁基材と導体パターンとを備える伝送線路に関し、特に、複数の伝送線路が接続された伝送線路装置に関する。
特許文献1には、伝送線路を備える多層基板構造の個片を接合することで、複雑な形状の伝送線路を構成することが示されている。
国際公開第2014/069061号
特許文献1に記載の伝送線路のように、個別に作製した伝送線路を接合して一つの伝送線路装置を構成すると、個々の伝送線路が単純化できるので、製造コストを低減できる。
しかし、伝送線路と伝送線路とが接合される構造では、接合時または接合後に、その接合部に応力が掛かりやすく、剥がれや断線の虞がある。そのため、応力を制限するための製造工程管理が煩雑となったり、使用環境に制約を受けたりする課題がある。
そこで、本発明の目的は、伝送線路と伝送線路との接合部の接合不良を発生し難くした伝送線路装置を提供することにある。
(1)本発明の伝送線路装置は、
積層された複数の第1絶縁基材およびこの第1絶縁基材に形成された第1導体パターンを含んで構成される第1伝送線路と、積層された複数の第2絶縁基材およびこの第2絶縁基材に形成された第2導体パターンを含んで構成される第2伝送線路と、を備える。
第1絶縁基材と第2絶縁基材は同材料で構成される。
第1導体パターンは、第1信号導体パターンと、第1グランド導体パターンと、第1信号導体パターンに導通する第1電極パッドと、第1グランド導体パターンに導通する、または第1グランド導体パターンの一部である、第2電極パッドおよび第3電極パッドと、を含み、第2導体パターンは、第2信号導体パターンと、第2グランド導体パターンと、第2信号導体パターンに導通する第4電極パッドと、第2グランド導体パターンに導通する、または第2グランド導体パターンの一部である、第5電極パッドおよび第6電極パッドと、を含む。
第1電極パッド、第2電極パッド、および第3電極パッドは同一平面に配置され、且つ、第1電極パッドは、第2電極パッドと第3電極パッドとの間に配置され、第4電極パッド、第5電極パッド、および第6電極パッドは同一平面に配置され、且つ、第4電極パッドは、第5電極パッドと第6電極パッドとの間に配置される。
第2電極パッドおよび第3電極パッドは第1電極パッドより大きく、第5電極パッドおよび第6電極パッドは第4電極パッドより大きい。
そして、第1電極パッドと第4電極パッドとが接続され、第2電極パッドと第6電極パッドとが接続され、第3電極パッドと第5電極パッドとが接続される。
上記構成によれば、第1電極パッドは第2電極パッドと第3電極パッドとの間に配置され、第4電極パッドは第5電極パッドと第6電極パッドとの間に配置されるので、第1電極パッドと第4電極パッドとの接合部が、第2電極パッド、第3電極パッド、第5電極パッドおよび第6電極パッドで効果的に補強される。また、第2電極パッドおよび第3電極パッドは第1電極パッドより大きく、第5電極パッドおよび第6電極パッドは第4電極パッドより大きいので、これらの各電極パッドが同サイズである場合に比べて、第1伝送線路と第2伝送線路との接合部全体の接合強度が高い。
(2)第2電極パッド、第3電極パッド、第5電極パッド、および第6電極パッドの少なくともいずれかは、第1電極パッドの周囲に沿ったL字状またはU字状であることが好ましい。この構造によれば、L字状またはU字状である電極パッドにより補強作用が高まる。
(3)第1グランド導体パターンは、第1信号導体パターンを第1絶縁基材の積層方向に挟む二つのグランド導体パターンと、この二つのグランド導体パターン、第2電極パッドおよび第3電極パッドを導通させる第1層間接続導体と、で構成され、第2グランド導体パターンは、第2信号導体パターンを第2絶縁基材の積層方向に挟む二つのグランド導体パターンと、この二つのグランド導体パターン、第5電極パッドおよび第6電極パッドを導通させる第2層間接続導体と、で構成されることが好ましい。この構造によれば、伝送線路の接合部においても、第1伝送線路の第1グランド導体および第2伝送線路の第2グランド導体パターンの電位が安定化し、第1伝送線路および第2伝送線路のシールド性が高まる。
(4)第1層間接続導体は、第2電極パッド、第3電極パッドの少なくとも一方の直下に設けられていて、第2層間接続導体は、第5電極パッドまたは第6電極パッドの少なくとも一方の直下に設けられている、ことが好ましい。この構造によれば、第1伝送線路と第2伝送線路との接合部の剛性が高まり、層間接続導体が直下に形成されている電極パッドの、絶縁基材に対する接合強度が高まる。また、第1伝送線路および第2伝送線路の接合部におけるシールド性が更に高まる。
(5)第2電極パッドまたは第3電極パッドの少なくとも一方の直下に設けられている第1層間接続導体の数は複数であり、第5電極パッドまたは第6電極パッドの少なくとも一方の直下に設けられている第2層間接続導体の数は複数である、ことが好ましい。このことにより、第1伝送線路と第2伝送線路との接合部の剛性がより高まり、層間接続導体が直下に形成されている電極パッドの、絶縁基材に対する接合強度が効果的に高まる。また、第1伝送線路および第2伝送線路の接合部におけるシールド性が効果的に高まる。
(6)第2電極パッドおよび第3電極パッドは、第1電極パッドを第1信号導体パターンの延伸方向に挟む位置にあり、第5電極パッドおよび第6電極パッドは、第4電極パッドを第2信号導体パターンの延伸方向に挟む位置にあることが好ましい。この構造によれば、第1伝送線路と第2伝送線路との接合部に掛かる応力を広面積の電極パッドで受けることになるので、第1伝送線路と第2伝送線路との接合部の接合強度が高まる。
(7)第2電極パッドおよび第3電極パッドは、第1電極パッドを第1信号導体パターンの延伸方向に直交する方向に挟む位置にあり、第5電極パッドおよび第6電極パッドは、第4電極パッドを第2信号導体パターンの延伸方向に直交する方向に挟む位置にあってもよい。この構造によれば、第1伝送線路と第2伝送線路との接合部に捻り応力が掛かる場合でも、それに対する第1伝送線路と第2伝送線路との接合部の接合強度が高まる。
本発明によれば、伝送線路と伝送線路との接合部の接合不良が発生し難い伝送線路装置が得られる。
図1は第1の実施形態に係る伝送線路装置301の斜視図である。 図2は第1伝送線路101と第2伝送線路201との接合部の構造を示す部分斜視図である。 図3は、第1伝送線路101の各絶縁基材に形成されている第1導体パターンの形状と、第2伝送線路201の各絶縁基材に形成されている第2導体パターンの形状を示す平面図である。 図4(A)は第1伝送線路101と第2伝送線路201の断面図であり、図4(B)は第1伝送線路101と第2伝送線路201とが接合された状態での断面図である。 図5(A)は第1伝送線路101と第2伝送線路201の断面図であり、図5(B)は第1伝送線路101と第2伝送線路201とが接合された状態での断面図である。 図6は、伝送線路装置301の実装構造を示す斜視図である。 図7は第2の実施形態に係る伝送線路装置302の斜視図である。 図8(A)は第1伝送線路102の部分平面図であり、図8(B)は、レジスト膜RFの形成前の第1伝送線路102の平面図である。 図9は、図8(A)に示す一点鎖線部分の縦断面図である。 図10は第3の実施形態に係る伝送線路装置303の斜視図である。
以降、図を参照して幾つかの具体的な例を挙げて、本発明を実施するための複数の形態を示す。各図中には同一箇所に同一符号を付している。要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態を分けて示すが、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせは可能である。第2の実施形態以降では第1の実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については実施形態毎には逐次言及しない。
《第1の実施形態》
図1は第1の実施形態に係る伝送線路装置301の斜視図である。伝送線路装置301は、第1伝送線路101と第2伝送線路201とが接合されたものである。
第1伝送線路101は第2伝送線路201との接合部J1を備え、第2伝送線路201は第1伝送線路101との接合部J2を備える。つまり、第1伝送線路101の接合部J1と第2伝送線路の接合部J2とが接合されて、伝送線路装置301が構成されている。この伝送線路装置301には、同軸コネクタ91,92が実装されている。この伝送線路装置301は同軸コネクタ91,92を備えるケーブルとして用いられる。
図2は第1伝送線路101と第2伝送線路201との接合部の構造を示す部分斜視図である。この図2では、第1伝送線路101と第2伝送線路201とを接合する前の状態を表している。
第1伝送線路101は、積層された複数の第1絶縁基材およびこの第1絶縁基材に形成された第1導体パターンを備える。第1導体パターンは、第1信号導体パターンと、第1グランド導体パターンと、第1信号導体パターンに導通する第1電極パッドP1と、第1グランド導体パターンの一部である第2電極パッドP2および第3電極パッドP3と、を含む。
また、第2伝送線路201は、積層された複数の第2絶縁基材およびこの第2絶縁基材に形成された第2導体パターンを備える。第2導体パターンは、第2信号導体パターンと、第2グランド導体パターンと、第2信号導体パターンに導通する第4電極パッドP4と、第2グランド導体パターンの一部である第5電極パッドP5および第6電極パッドP6と、を含む。
第1伝送線路101は、複数の第1絶縁基材の積層による第1積層絶縁体10と、この第1積層絶縁体10の表面(図2に示す向きでは上面)に形成されたレジスト膜RFを備える。第2伝送線路201は、複数の第2絶縁基材の積層による第2積層絶縁体20と、この第2積層絶縁体20の表面(図2に示す向きでは下面)に形成されたレジスト膜RFを備える。
第1絶縁基材と第2絶縁基材はいずれも例えば液晶ポリマー(LCP)やポリ・エーテル・エーテル・ケトン(PEEK)等の可撓性基材であり、同材料で構成されている。レジスト膜RFは印刷可能な絶縁性樹脂材料である。第1導体パターン、第2導体パターンはいずれも例えばCu箔をパターンニングしたものである。なお、レジスト膜RFとしては、絶縁性樹脂材料を印刷形成した膜に限らず、絶縁性樹脂フィルム等によるカバーフィルムを貼付してもよい。また、カバーフィルムのパターンニングは、その貼付前でも貼付後でもよい。
第1電極パッドP1、第2電極パッドP2、および第3電極パッドP3は同一平面に配置されていて、且つ、第1電極パッドP1は、第2電極パッドP2と第3電極パッドP3との間に配置されている。第4電極パッドP4、第5電極パッドP5、および第6電極パッドP6は同一平面に配置されていて、且つ、第4電極パッドP4は、第5電極パッドP5と第6電極パッドP6との間に配置されている。
第2電極パッドP2および第3電極パッドP3は第1電極パッドP1より大きい。同様に、第5電極パッドP5および第6電極パッドP6は第4電極パッドP4より大きい。
第1伝送線路101の第1接合部J1と第2伝送線路201の第2接合部J2とが接合される状態で、第1電極パッドP1と第4電極パッドP4とが接続され、第2電極パッドP2と第6電極パッドP6とが接続され、第3電極パッドP3と第5電極パッドP5とが接続される。
図3は、第1伝送線路101の各絶縁基材に形成されている第1導体パターンの形状と、第2伝送線路201の各絶縁基材に形成されている第2導体パターンの形状を示す平面図である。但し、図3はレジスト膜RFが印刷形成される前の状態を示している。図4(A)は第1伝送線路101と第2伝送線路201の断面図であり、図4(B)は第1伝送線路101と第2伝送線路201とが接合された状態での断面図である。いずれも、図3における一点鎖線部分での断面図である。また、図5(A)は第1伝送線路101と第2伝送線路201の断面図であり、図5(B)は第1伝送線路101と第2伝送線路201とが接合された状態での断面図である。いずれも、第3電極パッドP3および第5電極パッドP5を通る部分での断面図である。
第1伝送線路101は第1絶縁基材11,12,13を備える。第1絶縁基材11の上面に第1電極パッドP1と、上部第1グランド導体パターンG11が形成されている。第1絶縁基材12の上面には第1信号導体パターンSL1と、複数の層間接続導体V12が接続される電極パッドが形成されている。第1絶縁基材13の下面には下部第1グランド導体パターンG12が形成されている。
上部第1グランド導体パターンG11と下部第1グランド導体パターンG12とは、第1層間接続導体V11,V12,V13を介して接続されている。また、第1電極パッドP1と第1信号導体パターンSL1の一方端部とは層間接続導体V10を介して接続されている。層間接続導体V10,V11,V12,V13は、金属を含有した導電性ペーストが固化したものである。
第2伝送線路201は第2絶縁基材21,22,23を備える。第2絶縁基材21の下面に第4電極パッドP4、下部第2グランド導体パターンG21が形成されている。第2絶縁基材22の下面には第2信号導体パターンSL2と、複数の層間接続導体V22が接続される電極パッドが形成されている。第2絶縁基材23の上面には上部第2グランド導体パターンG22が形成されている。
下部第2グランド導体パターンG21と上部第2グランド導体パターンG22とは、第2層間接続導体V21,V22,V23を介して接続されている。また、第4電極パッドP4と第2信号導体パターンSL2の一方端部とは層間接続導体V20を介して接続されている。
本実施形態では、第1信号導体パターンSL1とグランド導体パターンG11,G12と、それらの間にある第1絶縁基材11,12,13とによって第1のストリップラインが構成される。同様に、第2信号導体パターンSL2とグランド導体パターンG21,G22と、それらの間にある第2絶縁基材21,22,23とによって第2のストリップラインが構成される。そして、第1伝送線路101と第2伝送線路201とが接続されることで、第1ストリップラインと第2ストリップラインとが接続された伝送線路装置が構成される。
図3に示す第1伝送線路101において、二点鎖線で囲む二つの部分はレジスト膜RFの開口である。これら開口から露出する上部第1グランド導体パターンG11が、図2に示した第2電極パッドP2および第3電極パッドP3に相当する。同様に、第2伝送線路201において二点鎖線で囲む二つの部分はレジスト膜RFの開口から露出する下部第2グランド導体パターンG21が、図2に示した第5電極パッドP5および第6電極パッドP6に相当する。このように、第2電極パッドP2および第3電極パッドP3は、第1電極パッドP1を第1信号導体パターンSL1の延伸方向に挟む位置にある。同様に、第5電極パッドP5および第6電極パッドP6は、第4電極パッドP4を第2信号導体パターンSL2の延伸方向に挟む位置にある。
このように、第1電極パッドP1を第1信号導体パターンSL1の延伸方向に挟む位置に第2電極パッドP2および第3電極パッドP3が配置されているので、第1電極パッドP1が形成されている接合部が第2電極パッドP2および第3電極パッドP3で補強される。同様に、第4電極パッドP4を第2信号導体パターンSL2の延伸方向に挟む位置に第5電極パッドP5および第6電極パッドP6が配置されているので、上記接合部が第5電極パッドP5および第6電極パッドP6で補強される。特に、第1信号導体パターンSL1および第2信号導体パターンSL2の延伸方向を絶縁基材の積層方向に曲げようとする応力に対して、接合部の剥離耐性が高まる。
第1伝送線路101において、第1絶縁基材11に形成されている層間接続導体V11のうち二つの層間接続導体V11は第2電極パッドP2の直下に形成されている。また、第1絶縁基材11に形成されている層間接続導体V11のうち二つの層間接続導体V11は第3電極パッドP3の直下に形成されている。この構造によれば、第1伝送線路と第2伝送線路との接合部の剛性が高まり、層間接続導体が直下に形成されている電極パッドの、絶縁基材に対する接合強度が高まる。また、第1伝送線路および第2伝送線路の接合部におけるシールド性が更に高まる。
さらに、上記二つの層間接続導体V11の直下に二つの層間接続導体V12が形成されていて、この二つの層間接続導体V12の直下に二つの層間接続導体V13が形成されている。このことにより、上記接合強度およびシールド性が更に高まる。
第2伝送線路201において、第2絶縁基材21に形成されている層間接続導体V21のうち二つの層間接続導体V21は第5電極パッドP5の直下(図4(A)に示す向きでは直上と言うこともできる。)に形成されている。また、第2絶縁基材21に形成されている層間接続導体V21のうち二つの層間接続導体V21は第6電極パッドP6の直下(直上)に形成されている。また、この二つの層間接続導体V21の直下(直上)に二つの層間接続導体V22が形成されていて、この二つの層間接続導体V22の直下(直上)に二つの層間接続導体V23が形成されている。
第2伝送線路201の構造に関する作用効果は、上述の第1伝送線路101に関する作用効果と同様である。
図4(A)、図5(A)に表れているように、第1電極パッドP1と第4電極パッドP4に、はんだペーストSpがプリコートされる。また、第2電極パッドP2と第6電極パッドP6に、はんだペーストSpがプリコートされ、同様に、第3電極パッドP3と第5電極パッドP5に、はんだペーストSpがプリコートされる。そして、図2に示した第1伝送線路101の第1接合部J1と、第2伝送線路201の第2接合部J2とが互いに重ねられ、ホットバー等によって加熱加圧されることで、はんだ付けされる。これにより、図4(B)、図5(B)に表れているように、第1電極パッドP1と第4電極パッドP4は、はんだSを介して接続される。同様に、第2電極パッドP2と第6電極パッドP6とは、はんだを介して接続され、第3電極パッドP3と第5電極パッドP5とは、はんだSを介して接続される。
第1電極パッドP1と第4電極パッドP4の一方にはんだペーストSpがプリコートされていてもよい。同様に、第2電極パッドP2と第6電極パッドP6の一方にはんだペーストSpがプリコートされていてもよいし、第3電極パッドP3と第5電極パッドP5の一方にはんだペーストSpがプリコートされていてもよい。
なお、はんだ付け以外に導電性ペーストを用いて接続してもよい。つまり、第1伝送線路101の第1接合部J1と、第2伝送線路201の第2接合部J2の一方又は両方に導電性ペーストを付与し、加熱によってその導電性ペーストを固化させることで、第1伝送線路101の第1接合部J1と、第2伝送線路201の第2接合部J2とを接合させてもよい。
第1信号導体パターンSL1の他方端には、図1に示した同軸コネクタ91が接続され、第2信号導体パターンSL2の他方端には、図1に示した同軸コネクタ92が接続される。
図6は、本実施形態の伝送線路装置301の実装構造を示す斜視図である。この図6に示すように、伝送線路装置301は、曲げ部CR1,CR2を有する。伝送線路装置301は、そのフレキシブル部が曲げられた状態で、実装基板501,502間に接続されている。伝送線路装置301のコネクタ91は、実装基板501に実装されたレセプタクル71に接続される。また、伝送線路装置301のコネクタ92は、実装基板502に実装されたレセプタクルに接続される。
このように、伝送線路装置301が曲げられて実装されると、第1伝送線路101と第2伝送線路201との接合部を剥離しようとする応力が掛かる。
本実施形態によれば、第1電極パッドP1は第2電極パッドP2と第3電極パッドP3との間に配置され、第4電極パッドP4は第5電極パッドP5と第6電極パッドP6との間に配置されるので、第1電極パッドP1と第4電極パッドP4との接合部が、第2電極パッドP2、第3電極パッドP3、第5電極パッドP5および第6電極パッドP6で効果的に補強される。また、第2電極パッドP2および第3電極パッドP3は第1電極パッドP1より大きく、第5電極パッドP5および第6電極パッドP6は第4電極パッドP4より大きいので、これらの各電極パッドが同サイズである場合に比べて、第1伝送線路101と第2伝送線路201との接合部全体の接合強度が高い。
また、本実施形態によれば、第1信号導体パターンSL1が、第1絶縁基材11,12,13の積層方向に二つのグランド導体パターンG11,G12で挟まれ、この二つのグランド導体パターンG11,G12、第2電極パッドP2および第3電極パッドP3が層間接続導体V11,V12,V13で接続されているので、また、第2信号導体パターンSL2が、第2絶縁基材21,22,23の積層方向に二つのグランド導体パターンG21,G22で挟まれ、この二つのグランド導体パターンG21,G22、第5電極パッドP5および第6電極パッドP6が層間接続導体V21,V22,V23で接続されているので、伝送線路の接合部においても、第1伝送線路101の第1グランド導体パターンG11,G12および第2伝送線路201の第2グランド導体パターンG21,G22の電位が安定化し、第1伝送線路101および第2伝送線路201のシールド性が高まる。
また、本実施形態によれば、第2電極パッドP2、第3電極パッドP3、第5電極パッドP5、第6電極パッドP6、の少なくともいずれかの直下に層間接続導体が設けられているので、第1伝送線路101と第2伝送線路201との接合部の剛性が高まり、層間接続導体が直下に形成されている電極パッドの、絶縁基材に対する接合強度が高まる。つまり、層間接続導体V11,V12,V13,V21,V22,V23は、金属を含有した導電性ペーストが固化したものであるので、樹脂である絶縁基材11,12,13,21,22,23より剛性が高く、これら層間接続導体V11,V12,V13,V21,V22,V23によって、伝送線路の接合部全体の剛性が高まる。
また、本実施形態によれば、第2電極パッドP2および第3電極パッドP3は、第1電極パッドP1を第1信号導体パターンSL1の延伸方向に挟む位置にあるので、また、第5電極パッドP5および第6電極パッドP6は、第4電極パッドP4を第2信号導体パターンSL2の延伸方向に挟む位置にあるので、第1伝送線路101と第2伝送線路201との接合部に掛かる応力を広面積の電極パッドで受けることになって、第1伝送線路101と第2伝送線路201との接合部の接合強度が高まる。
《第2の実施形態》
第2の実施形態では、第1伝送線路と第2伝送線路との接合部の導体パターンの構成が第1の実施形態とは異なる例について示す。
図7は第2の実施形態に係る伝送線路装置302の斜視図である。この図7では、第1伝送線路102と第2伝送線路202とを接合する前の状態を表している。伝送線路装置302は、第1伝送線路102と第2伝送線路202とが接合されたものである。
第1伝送線路102は、積層された複数の第1絶縁基材およびこの第1絶縁基材に形成された第1導体パターンを備える。第1導体パターンは、三つの第1信号導体パターンと、複数の第1グランド導体パターンと、第1信号導体パターンに導通する第1電極パッドP11,P12,P13と、第1グランド導体パターンの一部である、第2電極パッドP21,P22および第3電極パッドP31,P32と、を含む。
また、第2伝送線路202は、積層された複数の第2絶縁基材およびこの第2絶縁基材に形成された第2導体パターンを備える。第2導体パターンは、三つの第2信号導体パターンと、複数の第2グランド導体パターンと、第2信号導体パターンに導通する第4電極パッドP41,P42,P43と、第2グランド導体パターンの一部である、第5電極パッドP51,P52および第6電極パッドP61,P62と、を含む。
第1伝送線路102は、複数の第1絶縁基材の積層による第1積層絶縁体10と、この第1積層絶縁体10の表面(図7に示す向きでは上面)に形成されたレジスト膜RFを備える。第2伝送線路202は、複数の第2絶縁基材の積層による第2積層絶縁体20と、この第2積層絶縁体20の表面(図2に示す向きでは下面)に形成されたレジスト膜RFを備える。第1絶縁基材と第2絶縁基材は同材料で構成されている。
第1電極パッドP11,P12,P13、第2電極パッドP21,P22、および第3電極パッドP31,P32は同一平面に配置されている。第1電極パッドP11,P12,P13は、第2電極パッドP21と第3電極パッドP31との間に配置されていて、且つ、第2電極パッドP22と第3電極パッドP32との間に配置されている。
同様に、第4電極パッドP41,P42,P43、第5電極パッドP51,P52、および第6電極パッドP61,P62は同一平面に配置されている。第4電極パッドP41,P42,P43は、第5電極パッドP51と第6電極パッドP61との間に配置されていて、且つ、第5電極パッドP52と第6電極パッドP62との間に配置されている。
上述のとおり、本実施形態では、第2電極パッドP21および第3電極パッドP31は、第1電極パッドP11,P12,P13を第1信号導体パターンの延伸方向(X軸に沿った方向)に挟む位置にあり、且つ、第2電極パッドP22および第3電極パッドP32は、第1電極パッドP12を第1信号導体パターンの延伸方向に直交する方向(Y軸に沿った方向)に挟む位置にもある。同様に、第5電極パッドP51および第6電極パッドP61は、第4電極パッドP41,P42,P43を第2信号導体パターンの延伸方向(X軸に沿った方向)に挟む位置にあり、且つ、第5電極パッドP52および第6電極パッドP62は、第4電極パッドP42を第2信号導体パターンの延伸方向に直交する方向(Y軸に沿った方向)に挟む位置にもある。
第2電極パッドP21および第3電極パッドP31は第1電極パッドP11,P12,P13より大きい。同様に、第5電極パッドP51および第6電極パッドP61は第4電極パッドP41,P42,P43より大きい。
第2電極パッドP21および第6電極パッドP61は、第1電極パッドP11および第4電極パッドP41の周囲に沿ったU字状である。同様に、第3電極パッドP31および第5電極パッドP51は第1電極パッドP13および第4電極パッドP43の周囲に沿ったU字状である。
図8(A)は第1伝送線路102の部分平面図であり、図8(B)は、レジスト膜RFの形成前の第1伝送線路102の平面図である。また、図9は図8(A)に示す一点鎖線部分の縦断面図である。
本実施形態の第1伝送線路102は、第1絶縁基材11,12,13,14,15,16,17を備える。第1絶縁基材11の上面に第1電極パッドP11,P12,P13と、第1グランド導体パターンG11が形成されている。第1絶縁基材12,14,16の上面には第1信号導体パターンSL11,SL12,SL13がそれぞれ形成されている。第1絶縁基材13,15の上面には第1グランド導体パターンG12,G13が形成されている。絶縁基材17の下面には第1グランド導体パターンG14が形成されている。
図9に示す各グランド導体パターンG11,G12,G13,G14は層間接続導体を介して接続されている。特に、これら層間接続導体のうち幾つかは、第3電極パッドP31の直下に形成されている。
図9に表れているように、レジスト膜RFの開口から露出する第1グランド導体パターンG11が、図7、図8(A)、図8(B)に示した第2電極パッドP21および第3電極パッドP31に相当する。
なお、第2伝送線路202の構造は第1伝送線路102の構造と同様である。
本実施形態によれば、第2電極パッドP21、第6電極パッドP61、第3電極パッドP31および第5電極パッドP51は、第1電極パッドP11,P12,P13およびこれらに接合される第4電極パッドの周囲に沿った形状であるので、第2電極パッドP21および第6電極パッドP61による補強作用、および第3電極パッドP31および第5電極パッドP51による補強作用が高まる。
また、第2電極パッドP22および第3電極パッドP32は、第1電極パッドP12を第1信号導体パターンSL11,SL12,SL13の延伸方向に直交する方向(Y軸に沿った方向)に挟む位置にあるので、第1伝送線路と第2伝送線路との接合部に、第1信号導体パターンSL1および第2信号導体パターンSL2の延伸方向に対する直交方向(幅方向)を絶縁基材の積層方向に曲げようとする応力に対して、接合部の剥離耐性が高まる。特に、図6に示したような捻り応力が掛かる場合でも、それに対する第1伝送線路と第2伝送線路との接合部の接合強度が高まる。
《第3の実施形態》
第3の実施形態では、第1伝送線路と第2伝送線路との接合部の導体パターンの構成が第1、第2の実施形態とは更に異なる例について示す。
図10は第3の実施形態に係る伝送線路装置303の斜視図である。この図10では、第1伝送線路103と第2伝送線路203とを接合する前の状態を表している。伝送線路装置303は、第1伝送線路103と第2伝送線路203とが接合されたものである。
第1伝送線路103は、二つの第1信号導体パターンと、これら第1信号導体パターンにそれぞれ導通する第1電極パッドP11,P12と、第1グランド導体パターンの一部である、第2電極パッドP2および第3電極パッドP3と、を含む。
また、第2伝送線路203は、二つの第2信号導体パターンと、これら第2信号導体パターンにそれぞれ導通する第4電極パッドP41,P42と、第2グランド導体パターンの一部である、第5電極パッドP5および第6電極パッドP6と、を含む。
第2電極パッドP2は第1電極パッドP11の周囲に沿ったL字状であり、第6電極パッドP6は第4電極パッドP41の周囲に沿ったL字状である。同様に、第3電極パッドP3は第1電極パッドP12の周囲に沿ったL字状であり、第5電極パッドP5は第4電極パッドP42の周囲に沿ったL字状である。
その他の構成は第1、第2の実施形態で示したものと同じである。
本実施形態によれば、第2の実施形態の場合と同様に、第2電極パッドP2および第6電極パッドP6による補強作用、および第3電極パッドP3および第5電極パッドP5による補強作用が高まる。また、第1伝送線路と第2伝送線路との接合部に捻り応力が掛かる場合でも、それに対する第1伝送線路と第2伝送線路との接合部の接合強度が高まる。
《他の実施形態》
上述の実施形態の説明は、すべての点で例示であって、制限的なものではない。当業者にとって変形および変更が適宜可能である。本発明の範囲は、上述の実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。さらに、本発明の範囲には、特許請求の範囲内と均等の範囲内での実施形態からの変更が含まれる。
例えば、第2電極パッドおよび第3電極パッドは、第1グランド導体パターンの一部ではなく、層間接続導体等を介して第1グランド導体パターンに導通する電極であってもよい。同様に、第5電極パッドおよび第6電極パッドは、第2グランド導体パターンの一部ではなく、層間接続導体等を介して第2グランド導体パターンに導通する電極であってもよい。
また、図7に示した例では、U字状の電極パッド同士が対面する構造としたが、一方がU字状、他方がI字状やL字状等であってもよい。また、図10に示した例では、L字状の電極パッド同士が対面する構造としたが、一方がL字状、他方がI字状等であってもよい。
また、図7に示した例では、U字状の電極パッド同士が面に沿って対向する構造としたが、そのうち一方がU字状、他方がI字状やL字状等であってもよい。また、図10に示した例では、L字状の電極パッド同士が面に沿って対向する構造としたが、そのうち一方がL字状、他方がI字状等であってもよい。
CR1,CR2…曲げ部
G11,G12,G13,G14…第1グランド導体パターン
G21,G22…第2グランド導体パターン
J1…第1接合部
J2…第2接合部
P1,P11,P12,P13…第1電極パッド
P2,P21,P22…第2電極パッド
P3,P31,P32…第3電極パッド
P4,P41,P42,P43…第4電極パッド
P5,P51,P52…第5電極パッド
P6,P61,P62…第6電極パッド
RF…レジスト膜
S…はんだ
SL1,SL11,SL12,SL13…第1信号導体パターン
SL2…第2信号導体パターン
V10,V11,V12,V13,V20,V21,V22,V23…層間接続導体
10…第1積層絶縁体
11〜17…第1絶縁基材
20…第2積層絶縁体
21〜23…第2絶縁基材
71…レセプタクル
91,92…同軸コネクタ
101,102,103…第1伝送線路
201,202,203…第2伝送線路
301,302,303…伝送線路装置
501,502…実装基板

Claims (7)

  1. 積層された複数の第1絶縁基材および前記第1絶縁基材に形成された第1導体パターンを含んで構成される第1伝送線路と、
    積層された複数の第2絶縁基材および前記第2絶縁基材に形成された第2導体パターンを含んで構成される第2伝送線路と、
    を備え、
    前記第1絶縁基材と前記第2絶縁基材は同材料で構成され、
    前記第1導体パターンは、第1信号導体パターンと、第1グランド導体パターンと、前記第1信号導体パターンに導通する第1電極パッドと、前記第1グランド導体パターンに導通する、または前記第1グランド導体パターンの一部である、第2電極パッドおよび第3電極パッドと、を含み、
    前記第2導体パターンは、第2信号導体パターンと、第2グランド導体パターンと、前記第2信号導体パターンに導通する第4電極パッドと、前記第2グランド導体パターンに導通する、または前記第2グランド導体パターンの一部である、第5電極パッドおよび第6電極パッドと、を含み、
    前記第1電極パッド、前記第2電極パッド、および前記第3電極パッドは同一平面に配置され、且つ、前記第1電極パッドは、前記第2電極パッドと前記第3電極パッドとの間に配置され、
    前記第4電極パッド、前記第5電極パッド、および前記第6電極パッドは同一平面に配置され、且つ、前記第4電極パッドは、前記第5電極パッドと前記第6電極パッドとの間に配置され、
    前記第2電極パッドおよび前記第3電極パッドは前記第1電極パッドより大きく、
    前記第5電極パッドおよび前記第6電極パッドは前記第4電極パッドより大きく、
    前記第1電極パッドと前記第4電極パッドとが接続され、前記第2電極パッドと前記第6電極パッドとが接続され、前記第3電極パッドと前記第5電極パッドとが接続される、
    伝送線路装置。
  2. 前記第2電極パッド、前記第3電極パッド、前記第5電極パッド、および前記第6電極パッドの少なくともいずれかは、前記第1電極パッドの周囲に沿ったL字状またはU字状である、請求項1に記載の伝送線路装置。
  3. 前記第1グランド導体パターンは、前記第1信号導体パターンを前記第1絶縁基材の積層方向に挟む二つのグランド導体パターンと、当該二つのグランド導体パターン、前記第2電極パッドおよび前記第3電極パッドを導通させる第1層間接続導体と、で構成され、
    前記第2グランド導体パターンは、前記第2信号導体パターンを前記第2絶縁基材の積層方向に挟む二つのグランド導体パターンと、当該二つのグランド導体パターン、前記第5電極パッドおよび前記第6電極パッドを導通させる第2層間接続導体と、で構成された、請求項1または2に記載の伝送線路装置。
  4. 前記第1層間接続導体は、前記第2電極パッドまたは前記第3電極パッドの少なくとも一方の直下に設けられていて、前記第2層間接続導体は、前記第5電極パッドまたは前記第6電極パッドの少なくとも一方の直下に設けられている、請求項3に記載の伝送線路装置。
  5. 前記第2電極パッドまたは前記第3電極パッドの少なくとも一方の直下に設けられている前記第1層間接続導体の数は複数であり、前記第5電極パッドまたは前記第6電極パッドの少なくとも一方の直下に設けられている前記第2層間接続導体の数は複数である、請求項4に記載の伝送線路装置。
  6. 前記第2電極パッドおよび前記第3電極パッドは、前記第1電極パッドを前記第1信号導体パターンの延伸方向に挟む位置にあり、前記第5電極パッドおよび前記第6電極パッドは、前記第4電極パッドを前記第2信号導体パターンの延伸方向に挟む位置にある、請求項1から5のいずれかに記載の伝送線路装置。
  7. 前記第2電極パッドおよび前記第3電極パッドは、前記第1電極パッドを前記第1信号導体パターンの延伸方向に直交する方向に挟む位置にあり、前記第5電極パッドおよび前記第6電極パッドは、前記第4電極パッドを前記第2信号導体パターンの延伸方向に直交する方向に挟む位置にある、請求項1から6のいずれかに記載の伝送線路装置。
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