JPWO2010035333A1 - 位相変調信号受信装置 - Google Patents

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Abstract

受信した光信号の入力パワーをモニタ回路60でモニタされる電流に基づいて測定し、遅延干渉計51から出力される位相基準光の遅延量が第1遅延量のときに測定された受信光信号の入力パワーと、第2遅延量のときに測定された光信号の入力パワーとの比に基づいて、位相基準光の遅延量が第2遅延量のときにモニタ回路60でモニタされる電流値を、遅延量が第1遅延量のときの光信号の入力パワーに応じたものに補正する演算部63と、遅延量が第1遅延量のときにモニタ回路60でモニタされた電流値と、演算部63で補正された遅延量が第2遅延量のときの電流値とを比較して、モニタ回路60でモニタされる電流が極大又は極小となるように干渉計の位相基準光の遅延量を制御する制御部65とを具備している。

Description

本発明は、位相変調された光信号を受信する位相変調信号受信装置に関する。
近年、ネットワークの高速化・大容量化のため、情報を電気信号ではなく光ファイバを伝送路とする光信号によって伝達する光ファイバ通信が開発及び実用化されている。このような光ファイバ通信において、さらなる高速化・大容量化を実現するために、光の位相を利用した変調方式での伝送容量の拡大が検討されている。
光の位相を利用した変調方式の一例として、差動位相変調方式(DPSK:Differential Phase Shift Keying)や4相差動位相変調方式(DQPSK:Differential Quadrature Phase Shift Keying)などが挙げられる。
これらの変調方式によって変調された光信号は光ファイバ等の伝送路によって受信装置に伝送される。受信装置では、遅延干渉計を備えた復調器によって、受信した光信号を復調している(例えば、特許文献1参照)。
図1に一般的な位相変調方式における光受信装置の構成を示す。光受信装置1は、遅延干渉計2と、レシーバ8と、モニタ回路12と、制御部13とを具備する。遅延干渉計2は、光カプラ3、5と、ヒータ4とを具備する。レシーバ8は、光電変換素子9、10とアンプ11とを具備する。
受信した光信号は、光カプラ3で2分岐され、一方の光信号は光ファイバ6を伝送され、他方の光信号は光ファイバ7を伝送される。光ファイバ6には、ヒータ4が設けられている。ヒータ4は、光ファイバ6の屈折率を調整し、光ファイバ6と光ファイバ7との実効的な光路長差が所望の遅延量となるように制御部13によって制御される。
光ファイバ6を通った光と光ファイバ7を通った光とを光カプラ5で合波し干渉させる。それによって、光位相変調信号の位相の変化を光強度の変化に変換し、互いの位相が180°(π)異なる2つの光強度変換信号が遅延干渉計2の正相、逆相の2つのポートからそれぞれ出力される。
レシーバ8の光電変換素子9、10は、遅延干渉計2の2つのポートから出力される光強度変換信号をそれぞれに光電変換して電気信号を出力する。アンプ11は、光電変換素子9、10の出力する電気信号を増幅して後段の信号処理部(不図示)に出力する。
モニタ回路12は、電源Vccから光電変換素子9、10に供給される平均電流(平均受光電流)をモニタする。制御部13は、モニタ回路12で検出される光電変換素子9、10の平均電流に基づいてヒータ4に流れる電流を制御する。
特開2007−274235号公報
図1に示す制御部13は、ヒータ4に流す電流を変更しながらモニタ回路12で検出される光電変換素子9、10の平均電流が目標値となるように制御している。
しかしながら、遅延干渉計2は、ヒータ4の熱量によって光路長をコントロールしている。ヒータ4は応答時間が非常に遅いため、光ファイバ6、7の光路長差が所望の光路長差となるまでに時間がかかる。このため、ヒータ4の熱量を変更する前と後で、受信する光信号にパワー変動が生じてしまった場合、光電変換素子9、10の平均電流も変化してしまう。そのため、遅延干渉計2の遅延量の制御精度が低下するという問題が生じる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、受信する光信号の入力パワー変動によらず、位相変調された受信光信号を復調する遅延干渉計の遅延量の制御誤差を小さくすることができる位相変調信号受信装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本明細書に開示の位相変調信号受信装置は、位相変調された受信光信号に対して遅延させた位相基準光を干渉させ、これらの光信号の位相差に応じた強度変調光信号を出力する干渉計と、前記干渉計から出力される前記位相差に応じた強度変調光信号を電気信号に変換する光電変換素子と、前記光電変換素子に流れる電流の直流成分又は前記光信号の位相変調周波数よりも十分低い周波数成分を検出するモニタ手段と、前記受信光信号の入力パワーを前記モニタ手段でモニタされる電流に基づいて測定する測定手段と、前記位相基準光の遅延量が第1遅延量のときに前記測定手段で測定された受信光信号の入力パワーと、前記位相基準光の遅延量が第2遅延量のときに前記測定手段で測定された前記受信光信号の入力パワーとの比に基づいて、遅延量が前記第2遅延量のときに前記モニタ手段でモニタされる電流値を、遅延量が前記第1遅延量のときの受信光信号の入力パワーに応じたものに補正する補正手段と、遅延量が前記第1遅延量のときに前記モニタ手段でモニタされた電流値と、前記補正手段で補正された、遅延量が前記第2遅延量のときの電流値とを比較して、前記モニタ手段でモニタされる電流が極大又は極小となるように前記干渉計の前記位相基準光の遅延量を制御する制御手段とを具備している。
本明細書に開示の位相変調信号受信装置によれば、受信する光信号の入力パワー変動によらず、位相変調された受信光信号を復調する遅延干渉計の遅延量の制御誤差を小さくすることができる。
本明細書に開示の位相変調信号受信装置は、受信する光信号の入力パワー変動によらず、位相変調された受信光信号を復調する遅延干渉計の遅延量の制御誤差を小さくすることができる。
遅延干渉計とレシーバの構成を示す構成図である。 DPSK伝送系を示す図である。 デモジュレータと位相調整回路の構成を示す図である。 デモジュレータの位相誤差に対する光電変換素子の平均受光電流の計算結果を示す図である。 デモジュレータの遅延時間と平均受光電流との関係を示す図である。 平均受光電流の差と遅延干渉計の出力する光強度変換信号の位相誤差を示す図である。 正相と逆相の平均受光電流をモニタする場合の処理動作を示すフローチャートである。 逆相の平均受光電流をモニタする場合の処理動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施例について添付図面を参照しながら説明する。
図2は、実施例のDSPK伝送系の構成を示す図である。送信部21は、シリアライザ及びプリコーダ22と、ドライバ23と、CW(Continuous Wave)光源24と、位相変調器25と、波長合波器26とを有する。
シリアライザ及びプリコーダ22は、パラレルデータをシリアルデータに変換しドライバ23に出力する。ドライバ23は、シリアルデータを位相変調器25に出力する。位相変調器25は、CW光源24から出力される光信号の位相をシリアルデータに基づいてDSPK変調を施し、変調した光信号を波長合波器26に出力する。
波長合波器26は、複数波長の光信号を合波して光伝送路27に送出する。光伝送路27上には、光信号を増幅するアンプ28、29等が配置されている。受信部31は、波長分波器32と、デモジュレータ33と、バランスドレシーバ34と、デシリアライザ35とを有する。
波長分波器32は、波長多重されたDSPK光信号を波長ごとに分離する。デモジュレータ33は、DSPK光信号を伝送レートの約1ビット(又は1シンボル)遅延させた信号とDSPK光信号を干渉させる。そして、デモジュレータ33は、DSPK光信号の位相が1ビット前の光信号と同相の場合には、干渉させた光信号を正相側の出力ポートに出力し、両者の位相が反転している場合には、干渉させた光信号を逆相側の出力ポートに出力する。
バランスドレシーバ34は、例えば、2個の光電変換素子を有し、光電変換素子で変換された電気信号を増幅する。デシリアライザ35は、バランスドレシーバ34の出力信号をパラレルデータに変換する。
図3は、デモジュレータ33と位相調整回路50の構成を示す図である。図3は、図2に示すデモジュレータ33としてマッハツェンダ型の遅延干渉計51を用いた場合を示す。
遅延干渉計51は、光カプラ52と、2本の光ファイバ55、56と、位相調整用ヒータ54と、光カプラ53とを有する。
入力するDPSK光信号は、光カプラ52で2分岐され、一方の光信号が光ファイバ56を伝送され、他方の光信号が光ファイバ56より長い光路長を有する光ファイバ55を伝送される。位相調整用ヒータ54は、光ファイバ55の屈折率を調整する。この位相調整用ヒータ54に流れる電流は制御部65により制御され、光ファイバ55と光ファイバ56の実効的な光路長差(実効屈折率×物理的ファイバ長差)が所望の遅延量となるように制御される。
遅延干渉計51は、相補的な2つの出力ポートを有している。光カプラ53は、光ファイバ56から入力するDPSK光信号が、1ビット前のDPSK光信号と同位相のとき、正相側の出力ポートに干渉させた光信号を強度変調信号として出力する。また、光カプラ53は、光ファイバ56から入力するDPSK光信号の位相が、1ビット前のDPSK光信号と逆位相のときには、逆相側の出力ポートに干渉させた光信号を強度変調信号として出力する。
位相調整回路50は、バランスドレシーバ34と、モニタ回路60と、演算部63と、記憶部64と、制御部65とを具備している。
バランスドレシーバ34は、2個の光電変換素子57、58と、アンプ59とを有する。光電変換素子57は、バイアス電源Vccからバイアス電流が供給され、正相側の出力ポートから出力される正相の強度変調信号を電気信号に変換する。光電変換素子58は、バイアス電源Vccからバイアス電流が供給され、逆相側の出力ポートから出力される逆相の強度変調信号を電気信号に変換する。
モニタ回路60は、電源Vcc(定電位部)から光電変換素子57、58に供給される平均受光電流を検出する回路である。光電変換素子57に供給される平均受光電流を検出するモニタ回路60として抵抗R1と、抵抗R1で検出した平均受光電流を増幅するアンプ61とを具備している。また、光電変換素子58に供給される平均受光電流を検出するモニタ回路60として抵抗R2と、抵抗R2で検出した平均受光電流を増幅するアンプ62とを具備している。
アンプ61、62で検出された平均受光電流は演算部63に出力される。モニタ回路60は、図3に示す構成以外に、電流検出回路やカレントトランス等により実現することもできる。
演算部63は、モニタ回路60の抵抗R1で検出される平均受光電流 Ipd1と、抵抗R2で検出される平均受光電流Ipd2とを加算する。また、演算部63は、平均受光電流Ipd1から平均受光電流Ipd2を減算する。モニタ回路60で測定された平均受光電流Ipd1、Ipd2や、演算部63で演算された加算結果(Ipd1+Ipd2)、減算結果(Ipd1−Ipd2)は演算部63によって記憶部64に保存される。
制御部65は、演算部63の演算結果に基づいて、モニタ回路60で検出される光電変換素子57、58の平均受光電流Ipd1、Ipd2が極大又は極小となるように位相調整用ヒータ54に流れる電流を御する。
図4は、デモジュレータ33の位相誤差に対する光電変換素子57(又は58)の平均電流の計算結果を示す図である。
デモジュレータ33に入力する位相変調信号(DPSK変調された光信号)の位相誤差と、光電変換素子57(または58)の平均受光電流との間に一定の関係があることが分かった。
図4は、情報伝送レートが43.018Gb/sの場合のデモジュレータ33の位相誤差に対する光電変換素子57(又は58)の平均電流の計算結果の例を示している。図4の縦軸は、光電変換素子57(又は58)の平均受光電流を、デモジュレータ33の遅延量が1ビットのときの受光電流の最大振幅値で割った相対値を示し、横軸は位相誤差(deg)を示している。
図4において、三角で示す点を結んだ線aは、正相の平均受光電流と逆相の平均受光電流の差の相対値(平均受光電流の差という)を示し、四角で示す点を結んだ線bは、逆相の平均受光電流の相対値(逆相の平均受光電流という)を示している。また、菱形で示す点を結んだ線cは、正相の平均受光電流の相対値(正相の平均受光電流という)を示している。
図4から明らかなように、正相の平均受光電流は、位相誤差が最小(0deg)となるとき極大値となっている。また、逆相の平均受光電流は、位相誤差が最小となるとき極小値となっている。正相と逆相の平均受光電流の差は、位相誤差が最小となるときに極大値となっている。
光電変換素子に流れる平均受光電流の極大又は極小で位相誤差が最小となるのは、以下の理由からである。
正相の場合には、位相誤差が大きくなるにつれて、光電変換素子57を流れる電流波形の遷移領域における波形が0レベルに近づいていくので、遷移領域の振幅を含む波形全体の平均値は小さくなる。この結果、光電変換素子57を流れる正相の平均受光電流は、位相誤差が最小のとき極大となる。
逆相の場合には、その出力が正相と相補的な関係にあるため、位相誤差が大きくなるにつれて、光電変換素子58を流れる電流波形の遷移領域における波形の平均値は大きくなっていく。この結果、逆相においては、位相誤差が最小のとき光電変換素子42の平均受光電流が極小となる。
従って、正相又は逆相の位相変調信号を受光する光電変換素子57又は光電変換素子58に流れる平均受光電流をモニタして、平均受光電流が極大又は極小になるようにデモジュレータ33の遅延量を制御すれば、位相変調信号の位相誤差を小さくすることができる。
図5は、位相誤差が0degと15degの場合の正逆相の平均受光電流の差と、遅延時間/Tとの関係と、変調信号波形の立ち上がり、立ち下がり時間に対する依存性を示す図である。図5の縦軸は、正相と逆相の受光平均電流の差電流を示し、横軸は1ビットの時間Tに対するデモジュレータ33の遅延時間のパーセントを示している。
図5において、三角で示す点は、DPSK変調された光信号の波形の立ち上がり時間trと立ち下がり時間tfが、伝送レートの1ビットの時間Tと等しい場合の正逆相の平均電流差を示している。
四角で示す点は、変調信号の立ち上がり時間trと立ち下がり時間tfが、1ビットの時間Tの70%の場合の平均電流差を示している。また、菱形で示す点は、光信号の波形の立ち上がり時間trと立ち下がり時間tfが、1ビットの時間Tの30%の場合の正逆相の平均電流差を示している。
図5から、DPSK変調された光信号の波形の立ち上がり時間trと立ち下がり時間tfはなだらかな方が、正相と逆相の平均受光電流の差は大きくなることが分かる。また、デモジュレータ33の遅延時間を伝送レートの1ビットの時間よりも短くした方が、正相と逆相の平均受光電流の差は大きくなることが分かる。この特性は、正相の平均受光電流、逆相の平均受光電流についても同様のことが言える。
遅延時間と平均受光電流差に相関関係があるのはデモジュレータ33の遅延時間を小さくすると、位相誤差が小さいときの遷移領域(波形の立ち上がり、立ち下がりの領域)での波形が正相では振幅の最大値に、逆相では0レベルに偏り、位相誤差により生じる平均値の変化が大きくなるように作用するからである。
また、位相変調された光信号の波形の立ち上がりと立ち下がり時間と平均受光電流差に相関関係があるのは、波形の立ち上がり、立ち下がり時間が長くなると、平均値を変動させる成分となる遷移領域の時間が長くなるため、位相誤差により生じる平均値(平均受光電流)の変動が大きくなるからである。
上述したように光電変換素子57、又は58に流れる平均受光電流Ipd1、Ipd2をモニタして、平均受光電流が極大又は極小となるようにデモジュレータ33の遅延量を制御すれば、位相変調信号の位相誤差を小さくすることができる。又は光電変換素子57と光電変換素子58に流れる平均受光電流Ipd1、Ipd2をモニタして、これらの平均受光電流の差が極大となるように制御すれば、位相変調信号の位相誤差を小さくすることができる。
しかしながら、デモジュレータ33の遅延量を制御するために位相調整用ヒータ54の熱量によって光路長をコントロールする場合、位相調整用ヒータ54の応答時間は非常に遅い。従って、光路長を変更するために位相調整用ヒータ54の熱量を変更する制御を行ってから実際に位相調整用ヒータ54の熱量が目的の熱量に変更されるまでに時間がかかる。このため、位相調整用ヒータ54の熱量を変更する前と後で、受信する光信号にパワー変動が生じてしまった場合、光電変換素子57、58の平均受光電流Ipd1、Ipd2が変わってしまい、遅延干渉計51の遅延量の制御精度が低下するという問題が生じる。
図6を参照しながらより具体的に説明する。
図6の縦軸には、光電変換素子57と光電変換素子58との平均受光電流の差(Ipd1−Ipd2)を示す。横軸には、位相変調信号の位相誤差(deg)を示す。例えば、図6に示す実線Aは、光信号の入力パワーに変動がない場合の平均受光電流の差(Ipd1−Ipd2)を示す曲線である。光信号の入力パワーに変動がない場合、位相調整用ヒータ54の熱量を調整することで、実線A上の平均受光電流の差(Ipd1−Ipd2)(例えば、実線A上に示す丸印(D,E,F)点)が検出される。
次に、位相調整用ヒータ54の熱量を調整している間に、光信号の入力パワーが図6に示す実線Bや実線Cのように変動したとする。光信号の入力パワーは、遅延干渉計51の正相、逆相の出力と比例関係にある。このため、光信号の入力パワーが変動すると、平均受光電流の差(Ipd1−Ipd2)も変動する。すると、図6に示す実線A上のD点を検出するはずが、光信号の入力パワーの変動により図6に示す実線C上のG点を平均受光電流の差(Ipd1−Ipd2)として検出してしまう。同様に、図6に示す実線A上のF点を検出するはずが、図6に示す実線C上のH点を検出してしまう。この結果、図6に示す点線の軌跡と判断し、極大を極小と誤った判断をしてしまう恐れがある。
そこで、本実施例では、まず、ヒータ電圧がV0のときに光電変換素子57、58に流れる平均受光電流をそれぞれモニタ回路60でモニタし、モニタ値の和を演算部63で計算する。光信号の入力パワーは、遅延干渉計51の正相、逆相の出力と比例関係にあるため、平均受光電流の和(Ipd1+Ipd2)を光信号の入力パワーに比例する量として求める。演算部63で求めた平均受光電流の和(Ipd1+Ipd2)は、記憶部64に記憶する。
次に、ヒータ電圧をV1に変更(スイング)し、ヒータ電圧がV1のときに光電変換素子57、58に流れる平均受光電流の和(Ipd1’+Ipd2’)を演算部63で求める。そして、ヒータ電圧がV1のときの平均受光電流の和と、ヒータ電圧がV0のときの平均受光電流の和との比(以下、ΔPowと呼ぶ)を演算部63で求める。
ΔPow=(V1時の平均受光電流の和)/(V0時の平均受光電流の和)=(Ipd1’+Ipd2’)/(Ipd1+Ipd2)・・・(1)
となる。
このΔPowが、ヒータ電圧V1とヒータ電圧V0のときの光信号の入力パワーの比を表すことになる。
次に、演算部63は、ヒータ電圧がV1のときのモニタ電流の値に、ΔPowの値を掛け算する。これによりヒータ電圧がV1のときのモニタ電流の値を、ヒータ電圧がV0のときの光信号の入力パワーに応じたものに変換することができる。従って、ヒータ電圧がV0のときのモニタ電流値と、ヒータ電圧がV1のときのモニタ電流値とを光信号の入力パワーの変動の影響を受けることなく比較することができる。
正相の平均受光電流と逆相の平均受光電流との差が極大となるように制御する制御部65及び演算部63の処理動作を図7に示すフローチャートを参照しながら説明する。
まず、制御部65は、出力電圧Vの初期値としてV0を設定し(ステップS1)、電圧のシフト方向を指定する方向データDとして増加の方向を指定する「1」を設定する。この例では、制御部65は、位相調整用ヒータ54の電流を可変制御するために出力電圧Vを可変制御する。
次に、演算部63で出力電圧V=V0のときの正相と逆相の平均受光電流をモニタするモニタ回路60のモニタ値M0(Ipd1,Ipd2)を読み込む(ステップS2)。
次に、演算部63は、出力電圧V0にD×dVを加算して出力電圧V1を求め、制御部65は求めた出力電圧V1を位相調整用ヒータ54に供給する(ステップS3)。ステップS3の処理は、出力電圧Vの現在の値に正又は負の一定値dVを加算して出力電圧を増加又は減少させる処理である。
次に、演算部63は、増加又は減少させた出力電圧V1における正相と逆相の平均受光電流M1(Ipd1’,Ipd2’)をモニタ回路60から読み込む(ステップS4)。次に、演算部63は、出力電圧V=V0のときの正相と逆相の平均受光電流の和(Ipd1+Ipd2)と、出力電圧V=V1のときの正相と逆相の平均受光電流の和(Ipd1’+Ipd2’)との比ΔPowを求める。
ΔPow=(V1時のときの平均受光電流)/(V0時のときの平均受光電流)=(Ipd1’+Ipd2’)/(Ipd1+Ipd2)・・・(1)
となる。
次に、演算部63は、算出したΔPowの値に出力電圧V=V1のときの正相と逆相の平均受光電流の差(Ipd1’−Ipd2’)を求めて積算する。そして、演算部63は、積算した値ΔPow(Ipd1’−Ipd2’)と、前回の正相と逆相の平均受光電流の差(Ipd1−Ipd2)を比較する(ステップS5)。(Ipd1−Ipd2)>ΔPow(Ipd1’−Ipd2’)であれば(ステップS5/NO)、制御部65は、極大値を過ぎたものと判定する。そこで、電圧シフト方向を示す方向データDを「−D」に変更し、ヒータ電圧をV0に戻す(ステップS6)。これにより、それまで出力電圧を増加する方向(デモジュレータ33の遅延量を大きくする方向)に制御されていた場合には、出力電圧を減少する方向に制御方向が切り替えられる。また、それまで出力電圧が減少する方向に制御されていた場合には、出力電圧を増加する方向に制御が切り替えられる。また、演算部63は、出力電圧V1のときのモニタ値M1(Ipd1’とIpd2’)を次回のモニタ時の前回値として使用するため、M0として記憶部64に保存する(ステップS6)。
また、(Ipd1−Ipd2)<ΔPow(Ipd1’−Ipd2’)であれば(ステップS5/YES)、制御部65は、極大値を過ぎていないと判定する。そこで、電圧シフト方向を示す方向データDを「D」のままとし、ヒータ電圧をV1に制御する(ステップS7)。また、演算部63は、出力電圧V1のときのモニタ値M1(Ipd1’とIpd2’)を次回のモニタ時の前回値として使用するため、M0として記憶部64に保存する(ステップS7)。
上述した処理によれば、受信する光信号の入力パワーが変動しても、正相と逆相との平均受光電流の差が極大値の近傍となるようにデモジュレータ33の遅延量を制御することができる。このため、位相変調信号を復調する遅延干渉計の遅延量の制御誤差を小さくできる。
なお、上述した処理は、正相の平均受光電流が極大となるように遅延量を制御する場合にも適用できる。
図8は、逆相の平均受光電流をモニタする場合の演算部63及び制御部65の処理動作を示すフローチャートである。
演算部63は、出力電圧の初期値としてV0を設定し、電圧シフトの方向を指定する方向データDとして電圧の増加を指示する値「1」を設定する。制御部65は、位相調整用ヒータ54に供給する電流を制御するために出力電圧を可変させている(ステップS11)。
次に、演算部63は、正相と逆相の平均受光電流をモニタするモニタ回路60の出力電圧V=V0のときのモニタ値M0(Ipd1,Ipd2)を読み込む(ステップS12)。
次に、演算部63は、電圧VにD×dVを加算して出力電圧V1を求め、制御部65は求めた出力電圧V1を位相調整用ヒータ54に供給する(ステップS13)。ステップS13の処理は、現在の出力電圧V0に、一定値dVに方向データDを乗算した値を加算して出力電圧を増加または減少させるための処理である。
次に、更新した出力電圧V1におけるモニタ値M1(Ipd1’,Ipd2’)をモニタ回路60から読み込む(ステップS14)。次に、演算部63は、出力電圧V=V0のときの正相と逆相の平均受光電流の和(Ipd1+Ipd2)と、出力電圧V=V1のときの正相と逆相の平均受光電流の和(Ipd1’+Ipd2’)との比ΔPowを求める。ΔPowは上述した式(1)で求められる。
次に、演算部63は、算出したΔPowの値に出力電圧V=V1のときの逆相平均受光電流Ipd2’積算する。そして、演算部63は、積算した値(ΔPow×Ipd2’)と、前回の逆相の平均受光電流Ipd2とを比較する(ステップS15)。Ipd2<(ΔPow×Ipd2’)であれば(ステップS15/NO)、制御部65は、極小値を過ぎたものと判定する。そこで、電圧シフト方向を示す方向データDを「−D」に変更し、ヒータ電圧をV0に戻す(ステップS16)。これにより、それまで出力電圧を増加する方向(デモジュレータ33の遅延量を大きくする方向)に制御されていた場合には、出力電圧を減少する方向に制御方向が切り替えられる。また、それまで出力電圧が減少する方向に制御されていた場合には、出力電圧を増加する方向に制御が切り替えられる。また、演算部63は、出力電圧V1のときのモニタ値M1(Ipd1’とIpd2’)を次回のモニタ時の前回値として使用するため、M0として記憶部64に保存する。
また、Ipd2>(ΔPow×Ipd2’)であれば(ステップS15/YES)、制御部65は、極小値を過ぎていないと判定する。そこで、電圧シフト方向を示す方向データDを「D」のままとし、ヒータ電圧をV1に制御する(ステップS17)。また、演算部63は、出力電圧V1のときのモニタ値M1(Ipd1’とIpd2’)を次回のモニタ時の前回値として使用するため、M0として記憶部64に保存する(ステップS17)。
上述した処理によれば、受信する光信号の入力パワーが変動しても逆相の平均受光電流が極小になるようにデモジュレータ33の遅延量を制御することができ、位相変調された光信号を復調する遅延干渉計の遅延量の制御誤差を小さくできる。
上述した実施例は本発明の好適な実施の例である。但し、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変形実施可能である。
例えば、遅延干渉計51の遅延量を制御する信号に低周波f0の信号を重畳し、平均受光電流の周波数f0又は2f0の周波数成分が極大又は極小となるように遅延量を制御してもよい。
また、例えば、図7や図8に示す処理フローで、出力電圧V0から出力電圧V1を求めるときに使用したD×dVのdVの値は、一定値でなくてもよい。

Claims (5)

  1. 位相変調された受信光信号に対して遅延させた位相基準光を干渉させ、これらの光信号の位相差に応じた強度変調光信号を出力する干渉計と、
    前記干渉計から出力される前記位相差に応じた強度変調光信号を電気信号に変換する光電変換素子と、
    前記光電変換素子に流れる電流の直流成分又は前記光信号の位相変調周波数よりも十分低い周波数成分を検出するモニタ手段と、
    前記受信光信号の入力パワーを前記モニタ手段でモニタされる電流に基づいて測定する測定手段と、
    前記位相基準光の遅延量が第1遅延量のときに前記測定手段で測定された受信光信号の入力パワーと、前記位相基準光の遅延量が第2遅延量のときに前記測定手段で測定された前記受信光信号の入力パワーとの比に基づいて、遅延量が前記第2遅延量のときに前記モニタ手段でモニタされる電流値を、遅延量が前記第1遅延量のときの受信光信号の入力パワーに応じたものに補正する補正手段と、
    遅延量が前記第1遅延量のときに前記モニタ手段でモニタされた電流値と、遅延量が前記第2遅延量のときに前記モニタ手段でモニタされた電流値の補正値とを比較して、前記モニタ手段でモニタされる電流が極大又は極小となるように前記干渉計の前記位相基準光の遅延量を制御する制御手段と、
    を有することを特徴とする位相変調信号受信装置。
  2. 前記光電変換素子は、前記干渉計から出力される正相の強度変調光信号を受光し、
    前記モニタ手段は、前記光電変換素子の正相の平均受光電流をモニタし、
    前記制御手段は、遅延量が前記第1遅延量のときに前記モニタ手段でモニタされた平均受光電流値と、遅延量が前記第2遅延量に前記モニタ手段でモニタされた平均受光電流値の補正値とを比較して、前記モニタ手段でモニタされる平均受光電流が極大となるように前記干渉計の前記位相基準光の遅延量を制御することを特徴とする請求項1記載の位相変調信号受信装置。
  3. 前記光電変換素子は、前記干渉計から出力される逆相の強度変調光信号を受光し、
    前記モニタ手段は、前記光電変換素子の逆相の平均受光電流をモニタし、
    前記制御手段は、遅延量が前記第1遅延量のときに前記モニタ手段でモニタされた平均受光電流値と、遅延量が前記第2遅延量のときに前記モニタ手段でモニタされた平均受光電流値の補正値とを比較して、前記モニタ手段でモニタされる平均受光電流が極小となるように前記干渉計の前記位相基準光の遅延量を制御することを特徴とする請求項1記載の位相変調信号受信装置。
  4. 前記光電変換素子は、前記干渉計から出力される正相の強度変調光信号を受光する第1の光電変換素子と、逆相の強度変調光信号を受光する第2の光電変換素子とを有し、
    前記モニタ手段は、前記第1の光電変換素子の平均受光電流をモニタする第1のモニタ手段と、前記第2の光電変換素子の平均受光電流をモニタする第2のモニタ手段とを有し、
    前記制御手段は、遅延量が前記第1遅延量のときに前記第1のモニタ手段でモニタされた正相の平均受光電流値と遅延量が前記第1遅延量のときに前記第2のモニタ手段でモニタされた逆相の平均受光電流値との差分と、遅延量が前記第2遅延量のときに前記第1のモニタ手段でモニタされた正相の平均受光電流値の補正値と遅延量が前記第2遅延量のときに前記第2のモニタ手段でモニタされた逆相の平均受光電流値の補正値との差分とを比較して、前記第1のモニタ手段でモニタされる正相の平均受光電流値と前記第2のモニタ手段でモニタされる逆相の平均受光電流値との差分が極大となるように前記干渉計の前記位相基準光の遅延量を制御することを特徴とする請求項1記載の位相変調信号受信装置。
  5. 前記光電変換素子は、前記干渉計から出力される正相の強度変調光信号を受光する第1の光電変換素子と、逆相の強度変調光信号を受光する第2の光電変換素子とを有し、
    前記モニタ手段は、前記第1の光電変換素子の平均受光電流をモニタする第1のモニタ手段と、前記第2の光電変換素子の平均受光電流をモニタする第2のモニタ手段とを有し、
    前記測定手段は、前記第1のモニタ手段でモニタされる電流値と前記第2のモニタ手段でモニタされる電流値との和を前記受信光信号の入力パワーとして測定することを特徴とする請求項1記載の位相変調信号受信装置。
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