JP5610620B2 - 光送信器およびその制御方法 - Google Patents

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本発明は、光送信器およびその制御方法に関する。
一般に、光通信システムで用いられる光送信器は、光出力レベルの変動、発振波長の変動、変調信号の非同期、無変調状態、外部変調器に印加されるバイアス電圧の変動などの異常を検出し、外部にアラームを発出する機能を有している。
光送信器の運用中に異常が発生した場合、異常状態から極力速やかに正常な状態へ復旧させるため、異常発生箇所をより正確に特定することが要求されている。
これに関連して、特許文献1には、パイロット信号が重畳されたデータ信号を用いて連続光を変調する外部変調器からの出力光の中に、パイロット信号周波数の2倍の周波数成分が含まれているか否かをモニタし、そのような周波数成分が検出されなければデータ信号が停止または消滅したものと判断してアラームを出力する光送信装置が記載されている。
特開2004−56187号公報
しかしながら、特許文献1に記載された上記方法を用いる場合には以下のような課題がある。
すなわち、データ信号がRZ(Return-to-Zero)方式で符号化された信号(RZ信号)である場合、データ信号系列中の「0」を表すビットの数と「1」を表すビットの数が等しいとすれば、データ信号が「Hレベル」になる確率が25%であるのに対して、「Lレベル」になる確率は75%となる(図4B参照)。この場合、データ信号が外部変調器に正常に入力されていれば、外部変調器からの出力光の中にパイロット信号周波数の2倍の周波数成分が検出される(特許文献1の段落53−60参照)。
一方、データ信号がNRZ(Non-Return-to-Zero)方式で符号化された信号(NRZ信号)である場合、データ信号系列中の「0」を表すビットの数と「1」を表すビットの数が等しいとすれば、データ信号が「Hレベル」になる確率および「Lレベル」になる確率はそれぞれ50%となる(図4A参照)。この場合、データ信号が外部変調器に正常に入力されていても、外部変調器からの出力光の中からパイロット信号周波数の2倍の周波数成分を検出することはできない(特許文献1の段落68−70参照)。
そこで、データ信号がNRZ信号である場合には、データ信号が「Hレベル」になる確率と「Lレベル」になる確率を故意に異ならせる手段として、外部変調器に入力されるデータ信号のデューティを変更するデューティ調整部および、外部変調器から出力される光信号のデューティを元に戻す波形整形部(たとえば分散補償ファイバ)を光送信装置に追加しなければならない(特許文献1の段落71−76参照)。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、入力されるデータ信号がNRZ方式およびRZ方式のいずれで符号化されたものであっても、同一の構成でデータ信号の停止または消滅を検出することができる光送信器およびその制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る光送信器は、直列接続された2以上の増幅器を含み、入力されるデータ信号を該2以上の増幅器により増幅する多段増幅器と、前記多段増幅器により増幅されたデータ信号に基づいて、レーザ光源から入力される無変調連続光を変調する変調手段と、前記多段増幅器に含まれる前記2以上の増幅器の少なくとも1つで消費される電流を示すモニタ値を取得する消費電流モニタ部と、前記消費電流モニタ部で取得されるモニタ値が予め定められた閾値より小さい場合に、アラームを出力する判定部と、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、入力されるデータ信号がNRZ方式およびRZ方式のいずれで符号化されたものであっても、同一の構成でデータ信号の停止または消滅を検出することができる。
また、本発明の一態様では、前記変調手段は、前記多段増幅器により増幅されたデータ信号に基づいて、レーザ光源から入力される無変調連続光を変調する外部変調器であり、前記光送信器は、前記外部変調器の駆動動作点電圧が該外部変調器の入力電圧−光出力特性カーブ上の最適点電圧となるよう、前記外部変調器に印加するバイアス電圧を制御するバイアス電圧制御部をさらに含んでもよい。
また、本発明の一態様では、前記光送信器が、前記判定部により出力されるアラームに応じて、前記外部変調器の駆動動作点電圧を所定のバイアス電圧初期値にリセットする動作点リセット部をさらに含んでもよい。
この態様によれば、データ信号がいったん無変調状態になると、その後正常状態に復帰したとしても、外部変調器の駆動動作点電圧が電圧範囲の上限または下限に移行したままとなり、駆動動作点電圧を最適値に戻せなくなる、という問題を防ぐことができる。
また、本発明の一態様では、前記多段増幅器に入力されるデータ信号は、データ信号源から入力される複数のデータ信号が多重された信号であってもよい。
また、本発明に係る光送信器の制御方法は、直列接続された2以上の増幅器を含み、入力されるデータ信号を該2以上の増幅器により増幅する多段増幅器と、前記多段増幅器により増幅されたデータ信号に基づいて、レーザ光源から入力される無変調連続光を変調する変調手段と、を含む光送信器の制御方法であって、前記多段増幅器に含まれる前記2以上の増幅器の少なくとも1つで消費される電流を示すモニタ値を取得するステップと、前記取得されるモニタ値が予め定められた閾値より小さい場合に、アラームを出力するステップと、を含むことを特徴とする。
本発明によれば、入力されるデータ信号がNRZ方式およびRZ方式のいずれで符号化されたものであっても、同一の構成でデータ信号の停止または消滅を検出する光送信器およびその制御方法を提供することができる。
本発明の実施形態1に係る光送信器のブロック図である。 外部変調器の入力電圧−光出力特性およびその動作を示す図である。 雰囲気温度に対する消費電流モニタ値をデータ信号のビットレートごとに測定した結果を示す図である。 NRZ方式で符号化されたデータ信号(NRZ信号)を示す図である。 RZ方式で符号化されたデータ信号(RZ信号)を示す図である。 データ信号が「Hレベル」になる確率に対する消費電流モニタ値を測定した結果を示す図である。 本発明の実施形態2に係る光送信器のブロック図である。
以下、本発明の実施形態1,2を図面を参照しながら詳細に説明する。なお、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複説明は省略する。
[実施形態1]
図1は、本発明の実施形態1に係る光送信器1aのブロック図である。図1に示すように、光送信器1aは、MUX(Multiplexer:多重化装置)2、多段増幅器3、レーザ光源4、外部変調器5、PD(Photodiode)6、電流−電圧変換部7、バイアス電圧制御部8、ゲイン調整部13、振幅調整部14、電源15、検出抵抗16、検出電圧増幅部17、ADC(Analog to Digital Converter)18、消費電流モニタ部19、および判定部23を含んで構成される。
MUX2は、外部装置(図示せず)から入力される複数の低速データ信号を多重し、1本の高速データ信号に変換した後、多段増幅器3に出力する。
多段増幅器3は、少なくとも初段増幅器11と終段増幅器12を含む2以上の増幅器(本実施形態では初段増幅器11と終段増幅器12のみ)が直列接続された構造を有する。多段増幅器3は、MUX2から入力される高速データ信号を増幅し、これを外部変調器5の駆動用データ信号(駆動用電圧)として、外部変調器5内部の電極22に出力する。
電源15は、初段増幅器11および終段増幅器12へ電力を供給する。初段増幅器11の消費電流は、検出抵抗16で電圧に変換された後、検出電圧増幅部17でゲイン倍され、ADC18でディジタル値に変換される。消費電流モニタ部19は、ADC18で得られたディジタル値を取り込み、初段増幅器11で消費される電流を示す消費電流モニタ値を生成する。
なお、初段増幅器11のゲインは、初段増幅器11の消費電流が規定値となるように、ゲイン調整部13の出力電圧を調整することによって設定される。たとえば、初段増幅器11のゲインは、光送信器1aの製造工程において、消費電流モニタ部19で生成される消費電流モニタ値に基づいて、所要の値に設定される。
また、終段増幅器12のゲインは、外部変調器5から出力される光信号の波形が所定の規格を満たすように、振幅調整部14の出力電圧を調整することによって設定される。たとえば、終段増幅器12のゲインは、光送信器1aの製造工程において、外部変調器5から出力される光信号の波形に基づいて、所要の値に設定される。
そして、これら初段増幅器11のゲインおよび終段増幅器12のゲインを所要の値に設定することにより、外部変調器5を駆動するために適正な高速データ信号波形を得ることができる。なお、光送信器1aの運用中は、初段増幅器11のゲインおよび終段増幅器12のゲインは固定されているため、それぞれにおける消費電流も一定である。
ここで、初段増幅器11のゲインおよび終段増幅器12のゲインが設定済であり、かつMUX2から出力される高速データ信号が多段増幅器3に正常に入力されている場合、初段増幅器11にて高速データ信号が増幅され、初段増幅器11の消費電流および消費電流モニタ部19におけるモニタ値は初段増幅器11の設定ゲインに応じた固定値となる。
一方、MUX2から多段増幅器3に入力される高速データ信号が停止または消滅している場合は、初段増幅器11にて高速データ信号が増幅されなくなるため、初段増幅器11の消費電流は大幅に減少し、消費電流モニタ部19におけるモニタ値も大幅に減少する。
判定部23は、消費電流モニタ部19で生成される消費電流モニタ値を予め設定された閾値と比較する。消費電流モニタ値が閾値よりも小さい場合、判定部23は、MUX2から多段増幅器3に入力される高速データ信号が停止または消滅したと判断してアラームを発出する。
外部変調器5は、多段増幅器3から入力される高速データ信号に基づき、レーザ光源4から入力される無変調連続光を変調し、変調された光信号を出力する。
外部変調器5では、レーザ光源4から入力される無変調連続光が光路20と光路21とにそれぞれ分岐された後、出力側で合波される。光路20、21はLiNbOで構成されており、電極22に電圧を印加すると電気光学効果により光路20,21における光の伝播速度が変化する。このため、電極22に印加される電圧(高速データ信号)が変化すると、光路20,21の出力端における光の位相の関係が変化する。たとえば、光路20の出力端と光路21の出力端の光の位相が同じならば、合波された光の出力は最大になり、それらの位相が互いに反転していれば出力は最小となる。
図2は、外部変調器5の入力電圧−光出力特性およびその動作を示す図である。図2に示すように、外部変調器5の電極22に入力される電圧(データ信号)と外部変調器5の光出力との関係は、周期的に変化するサインカーブとなる。このため、駆動動作点電圧を基準とした電圧信号(データ信号)を外部変調器5に入力すれば、その波形に対応した波形を持つ光信号が外部変調器5から出力される。すなわち、外部変調器5は、その電極22に印加される電圧信号に基づいて、レーザ光源4から入力される無変調連続光を変調することができる。
PD6は、外部変調器5から出力される光信号の一部を受光し、受光された光信号の強度に応じた電気信号を出力する。電流−電圧変換部7は、PD6から出力される電気信号(出力電流)を電圧に変換する。バイアス電圧制御部8は、電流−電圧変換部7の出力電圧に基づき、外部変調器5の駆動動作点電圧が最適値となるように、外部変調器5の電極22に印加するバイアス電圧を制御する。
図3は、雰囲気温度に対する消費電流モニタ値をデータ信号のビットレートごとに測定した結果を示す図である(横軸:雰囲気温度Ta、縦軸:消費電流モニタ値)。図3に示す結果は、NRZ方式で符号化された高速データ信号(NRZ信号)がMUX2から出力される多段増幅器3に正常に入力されている場合と正常に入力されていない場合のそれぞれについて消費電流モニタ値を測定したものである。図3に示すように、多段増幅器3に高速データ信号が正常に入力されている場合とされていない場合のいずれも、消費電流モニタ値は雰囲気温度Taによらずほぼ一定である。また、多段増幅器3に高速データ信号が正常に入力されている場合とされていない場合の消費電流モニタ値の差は、温度変動に対して十分に大きい。一方、多段増幅器3に高速データ信号が正常に入力されている場合には、その伝送レートによらず消費電流モニタ値はほぼ同じである。
すなわち、図3に示す実測結果によれば、データ信号がNRZである場合、消費電流モニタ値は、MUX2からの高速データ信号が多段増幅器3に正常に入力されているか否かにのみ依存し、雰囲気温度やデータ信号のビットレートには依存しないとみなしても差し支えない。このため、判定部23は、消費電流モニタ部19で生成される消費電流モニタ値が閾値よりも小さい場合に、MUX2から多段増幅器3に入力される高速データ信号が停止または消滅したと判定し、閾値よりも大きい場合に、MUX2から出力される高速データ信号が多段増幅器3に正常に入力されていると判定することができる。
次に、本判定方法が、NRZ方式およびRZ方式のいずれで符号化されたデータ信号にも適用可能であることを説明する。
図4Aは、NRZ方式で符号化されたデータ信号(NRZ信号)を示す図であり、図4Bは、RZ方式で符号化されたデータ信号(RZ信号)を示す図である。図4Aに示すように、NRZ信号では、データ信号系列中の「1」が「Hレベル」で表され、「0」が「Lレベル」で表される。データ信号系列中の「0」を表すビットの数および「1」を表すビットの数が等しいとすれば、データ信号が「Hレベル」になる確率および「Lレベル」になる確率はそれぞれ50%となる。一方、図4Bに示すように、RZ信号では、データ信号系列中の「1」が「Hレベル」と「Lレベル」の組み合わせで表される。このため、データ信号系列中の「0」を表すビットの数と「1」を表すビットの数が等しいとすれば、データ信号が「Hレベル」になる確率は25%に、データ信号が「Lレベル」になる確率は75%になる。
図5は、固定パターンを有するデータ信号を用いて、データ信号が「Hレベル」になる確率に対する消費電流モニタ値を測定した結果を示す図である(横軸:確率、縦軸:消費電流モニタ値)。図5に示すように、データ信号が「Hレベル」になる確率を10%付近まで減少させたとしても、多段増幅器3に高速データ信号が正常に入力されている場合とされていない場合との間には、閾値を設定するために十分な消費電流モニタ値の差があることが分かる。
このため、光送信器1aによれば、外部変調器5に入力されるデータ信号がNRZ方式およびRZ方式のいずれで符号化されたものであっても、同一の構成でデータ信号の停止または消滅を検出することができる。
[実施形態2]
図6は、上記実施形態1の変形例である本発明の実施形態2に係る光送信器1bのブロック図である。図6に示すように、光送信器1bは、MUX2、多段増幅器3、レーザ光源4、外部変調器5、PD6、電流−電圧変換部7、バイアス電圧制御部8、動作点リセット部10、ゲイン調整部13、振幅調整部14、電源15、検出抵抗16、検出電圧増幅部17、ADC18、消費電流モニタ部19、判定部23、および信号発生部24を含んで構成される。
光送信器1bでは、多段増幅器3を構成する終段増幅器12と電源15との間に検出抵抗16を配置して、終段増幅器12の消費電流をモニタする。
また、判定部23の後段に信号発生部24が配置されている。信号発生部24は、判定部23から出力されるアラームに応じて、動作点リセット部10にリセット信号を発する。
動作点リセット部10は、信号発生部24からリセット信号を受けた場合またはバイアス電圧制御部8による駆動動作点電圧の制御をオフにする場合に、外部変調器5の駆動動作点電圧を強制的に所定のバイアス電圧初期値にリセットする。これにより、データ信号がいったん無変調状態になると、その後正常状態に復帰したとしても、外部変調器5の駆動動作点電圧が電圧範囲の上限または下限に移行したままとなり、駆動動作点電圧を最適値に戻せなくなる、という問題を防ぐことができる。
この光送信器1bによっても、光送信器1aと同様、外部変調器5に入力されるデータ信号がNRZ方式およびRZ方式のいずれで符号化されたものであっても、同一の構成でデータ信号の停止または消滅を検出することができる。
[変形例]
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。また上記実施形態で説明した構成は、実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成または同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
たとえば、光送信器の運用中、初段増幅器11はもちろん、終段増幅器12もゲインが一定であるため、終段増幅器12の消費電流はほぼ一定である。よって、初段増幅器11の消費電流と終段増幅器12の消費電流の合計値をモニタしてもよい。つまり、多段増幅器3全体の消費電流をモニタしてもよいし、別々にモニタしてもよい。
また、伝送特性を考慮して光信号の消光比を変化させる場合、データ信号の振幅を変えることになる。この場合は多段増幅器3を構成する終段増幅器12の消費電流も変化するため、判定部23における閾値の変更が必要になることがある。このようなケースに対応するため、判定部23における閾値を調整可能としてもよい。
また、扱うデータ信号をNRZ信号からRZ信号に変更する場合、またはRZ信号からNRZ信号に変更する場合についても同様に、判定部23における閾値を調整可能としてよい。
また、上記実施形態では、高速データ信号の伝送レートが10[Gbit/s]オーダであることを前提としたが、これらと異なる伝送レートのデータ信号を扱う光送信器にも本発明は適用可能である。
また、外部変調器により無変調連続光を変調する方式を採用する光送信器に限らず、MUXからの高速データ信号を増幅器にて増幅し、無変調連続光を変調する方式を採用する光送信器にも同様に、本発明は適用可能である。また、光送信器だけでなく、光送信器を実質的に含む光送受信器にも本発明が適用可能なことはもちろんである。
1a,1b 光送信器、2 MUX、3 多段増幅器、4 レーザ光源、5 外部変調器、6 PD、7 電流−電圧変換部、8 バイアス電圧制御部、10 動作点リセット部、11 初段増幅器、12 終段増幅器、13 ゲイン調整部、14 振幅調整部、15 電源、16 検出抵抗、17 検出電圧増幅部、18 ADC、19 消費電流モニタ部、20,21 光路、22 電極、23 判定部、24 信号発生部。

Claims (5)

  1. 直列接続された第1増幅器と前記第1増幅器の後段に配置された第2増幅器とを含み、入力されるデータ信号を増幅する多段増幅器と、
    前記多段増幅器により増幅されたデータ信号に基づいて、レーザ光源から入力される無変調連続光を変調する変調手段と、
    前記多段増幅器に含まれる前記第1増幅器で消費される電流を示すモニタ値を取得する消費電流モニタ部と、
    前記消費電流モニタ部で取得されるモニタ値が予め定められた閾値より小さい場合に、アラームを出力する判定部と、を含み、
    前記第1増幅器のゲインは、前記消費電流モニタ部により取得される前記モニタ値が規定値となるように予め設定され、
    前記第2増幅器のゲインは、前記変調手段から出力される光信号の波形が所定の規格を満たすように予め設定される、
    とを特徴とする光送信器。
  2. 請求項1に記載の光送信器において、
    前記変調手段は、前記多段増幅器により増幅されたデータ信号に基づいて、レーザ光源から入力される無変調連続光を変調する外部変調器であり、
    前記光送信器は、前記外部変調器の駆動動作点電圧が該外部変調器の入力電圧−光出力特性カーブ上の最適点電圧となるよう、前記外部変調器に印加するバイアス電圧を制御するバイアス電圧制御部をさらに含む、
    ことを特徴とする光送信器。
  3. 請求項2に記載の光送信器において、
    前記判定部により出力されるアラームに応じて、前記外部変調器の駆動動作点電圧を所定のバイアス電圧初期値にリセットする動作点リセット部をさらに含む、
    ことを特徴とする光送信器。
  4. 請求項1に記載の光送信器において、
    前記多段増幅器に入力されるデータ信号は、データ信号源から入力される複数のデータ信号が多重された信号である、
    ことを特徴とする光送信器。
  5. 直列接続された第1増幅器と前記第1増幅器の後段に配置された第2増幅器とを含み、入力されるデータ信号を増幅する多段増幅器と、
    前記多段増幅器により増幅されたデータ信号に基づいて、レーザ光源から入力される無変調連続光を変調する変調手段と、
    を含む光送信器の制御方法であって、
    前記多段増幅器に含まれる前記第1増幅器で消費される電流を示すモニタ値を取得するステップと、
    前記取得されるモニタ値が予め定められた閾値より小さい場合に、アラームを出力するステップと、を含み、
    前記第1増幅器のゲインは、前記取得されるモニタ値が規定値となるように予め設定され、
    前記第2増幅器のゲインは、前記変調手段から出力される光信号の波形が所定の規格を満たすように予め設定される、
    とを特徴とする光送信器の制御方法。
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