JPWO2009054500A1 - スクレーパー - Google Patents

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Abstract

対象物にこびりついた汚れを削ぎ落とす清掃作業に用いるスクレーパーを提供する。スクレーパーS1は、可撓性シートからなるブレード1を複数枚重層状に配置して形成したブレード部4を備える。

Description

本発明は、対象物にこびりついた汚れを削ぎ落とす清掃作業に用いる多層式スクレーパーに関するものである。
従来の清掃作業に用いる削ぎ落とし用の道具としては、ブラシや束子、スポンジ、平板状のブレードを設けたスクレーパー等が知られている。
そのために次のような問題点があった。
(イ)従来の硬いスポンジやブラシ状の束子では、こびりついた頑固な汚れを削ぎ落とすために力任せに対象物をこすった場合、対象物に傷をつけてしまうことがあった。
(ロ)従来のスクレーパーは、対象物にこびりついた汚れを削ぎ落とすには有効であるが、使い込んでくると刃先の摩耗に伴い剃り味が落ちる。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたものである。
本発明に係るスクレーパーの主な構成は、可撓性シートからなるブレードを複数枚重層し束ね形成したブレード部を設けたことを特徴とする。
本発明を詳述すると、本発明は以下の手段を提供する。
[1] 可撓性シートからなるブレードを複数枚重層状に配置して形成したブレード部を設けたことを特徴とするスクレーパー。
[2] 前記複数枚のブレードの先端部が階段状に配置されている前項1記載のスクレーパー。
[3] 前記複数枚のブレードの側端部が階段状に配置されている前項2記載のスクレーパー。
[4] 前記複数枚のブレードの先端部と側端部との間の角部が階段状に配置されている前項2又は3記載のスクレーパー。
[5] 前記ブレード部の根元部を保持する保持部を備え、
前記保持部は、
前記複数枚のブレードにおける最上位のブレードの上側に、前記複数枚のブレードに対して重層状に配置された上保持板部と、
前記複数枚のブレードにおける最下位のブレードの下側に、前記複数枚のブレードに対して重層状に配置された下保持板部と、を有しており、
前記上保持板部及び下保持板部はいずれもブレードよりも撓みにくいものであり、
前記下保持板部の先端が前記上保持板部の先端の位置よりも前記ブレード部の先端側に位置している前項2〜4のいずれかに記載のスクレーパー。
[6] 前記ブレードの先端部と側端部との間の角部が丸く形成されている前項1〜5のいずれかに記載のスクレーパー。
[7] 前記ブレード部において、互いに隣り合う2枚のブレードの少なくとも先端側の部分の間に隙間が形成されている前項1〜6のいずれかに記載のスクレーパー。
[8] 前記ブレード部において、互いに隣り合う2枚のブレード同士が面接触状態に配置されている前項1〜6のいずれかに記載のスクレーパー。
[9] 水槽の内壁面の汚れを落とすために用いられる前項1〜8のいずれかに記載のスクレーパー。
本発明では、複数枚の可撓性シートを重ね合せて束ねたものをブレード部とすることにより、汚れを掻き落とす(削ぎ落とす)スクレーパーと、柔軟性をもったブラシの機能を併せ持つ構造となり、汚れの掻き落とし動作においてブレードの先端が連続的な線状に対象物に接するため対象物に傷をつけにくく、尚且つ複数枚のブレードが連続的に汚れを掻き落とすため比較的軽い力で汚れを落とすことができる。さらにブレードが比較的柔軟な構造のため対象物の曲面に密着しやすく、従来のスクレーパーと比較し曲面部の汚れが落としやすい。又、使い込んでブレードの先端が磨耗した場合も、ブレードの一枚一枚が薄い構造のため先端が丸くなる度合いが小さく、剃り味が落ちにくい。
本発明の効果を各項ごとに説明すると、以下のとおりである。
[1]の発明では、スクレーパーのブレード部は、可撓性シートからなるブレードを複数枚重層状に配置して形成されたものなので、対象物(詳述すると対象物の表面)の汚れを削ぎ落とすスクレーパーの機能と、柔軟性を有するブラシの機能とを併せ持つ構造となる。そのため、汚れの削ぎ落とし動作時においてブレードの先端部が連続的な線状に対象物に接触するため対象物に傷をつけにくく、且つ、複数枚のブレードが連続的に汚れを削ぎ落とすため比較的軽い力で汚れを落とすことができる。さらに、ブレードは可撓性シートからなるので、対象物の表面が曲面の場合にはブレード部が該曲面に密着しやすく、従来のスクレーパーと比較し曲面の汚れが落としやすい。しかも、使い込んで各ブレードの先端部が磨耗した場合も、各ブレードが薄いためブレード部の先端部が丸くなる度合いが小さく、剃り味が落ちにくい。
[2]の発明では、ブレード部の複数枚のブレードの先端部が階段状に配置されているので、ブレード部の全てのブレードの先端部が対象物の表面に接触するようにブレード部の先端部を対象物の表面に斜めに押し付け、ブレード部をその先端方向に送るように対象物の表面をブレード部の先端部で擦ることにより、ブレード部の先端部で汚れを効果的に落とすことができる。
[3]の発明では、更に、ブレード部の複数枚のブレードの側端部が階段状に配置されているので、ブレード部の全てのブレードの側端部が対象物の表面に接するようにブレード部の側端部を対象物の表面に斜めに押し付け、ブレード部をその側端方向に送るように対象物の表面をブレード部の側端部で擦ることにより、ブレード部の側端部でも汚れを効果的に落とすことができる。
[4]の発明では、更に、ブレード部の複数枚のブレードの角部が階段状に配置されているので、ブレード部の角部でも汚れを効果的に落とすことができる。
[5]の発明では、ブレード部の根元部を保持する保持部の上保持板部及び下保持板部はいずれもブレードよりも撓みにくいものであり、下保持板部の先端が上保持板部の先端の位置よりもブレード部の先端側に位置している。したがって、ブレード部の全てのブレードの先端部が対象物の表面に接触するようにブレード部の先端部を対象物の表面に斜めに押し付けると、ブレード部の撓み(反り)が下保持板部によって規制されてブレード部が撓み(反り)にくくなる。そのため、汚れが対象物の表面に強固に付着している場合でも、汚れを確実に落とすことができる。
[6]の発明では、ブレードの先端部と側端部との間の角部が丸く形成されているので、次の効果を奏する。
すなわち、対象物として例えば水槽の内壁面の角部(例:水槽の前内壁面と横内壁部との間の角部)は一般に丸く湾曲した面に形成されているが、この水槽の内壁面の角部に合うようにブレード部の角部を水槽の内壁面の角部に密着させることができる。そのため、水槽の内壁面の角部のような丸く湾曲した面の汚れも容易に落とすことができる。
[7]の発明では、両ブレードの少なくとも先端側の部分の間に隙間が形成されているので、ブレードの少なくとも先端側の部分がより撓み易くなる。そのため、対象物の表面形状に合うようにブレード部の先端部を対象物の表面に確実に密着させることができ、これにより、汚れを確実に落とすことができる。
[8]の発明では、両ブレード同士が面接触状態に配置されているので、両ブレードの少なくとも先端側の部分の間に隙間が形成されているものに比べて、ブレード部を撓みにくくすることができる。そのため、汚れが対象物の表面に強固に付着している場合でも、汚れを確実に落とすことができる。
[9]の発明では、水槽の内壁面に付着した苔などの汚れを効果的に落とすことができるスクレーパーを提供できる。
図1は、本発明の第1実施形態に係るスクレーパーの斜視図である。 図2は、図1中のA−A線断面図である。 図3は、同スクレーパの使用状態を示す側面図である。 図4は、本発明の第2実施形態に係るスクレーパーの斜視図である。 図5は、本発明の第3実施形態に係るスクレーパーの斜視図である。 図6は、同スクレーパの斜視図である。 図7は、図6中のA−A線断面図である。 図8は、本発明の第4実施形態に係るスクレーパーの斜視図である。 図9は、同スクレーパーの側面図である。 図10は、本発明の第5実施形態に係るスクレーパーの、図2に対応する断面図である。 図11は、本発明の第6実施形態に係るスクレーパーの、図2に対応する断面図である。 図12は、本発明の第7実施形態に係るスクレーパーの平面図である。 図13は、図12中のA−A線断面図である。 図14は、図13中のZ部分の拡大図である。 図15は、同スクレーパーを先端から見た拡大端面図である。
符号の説明
1:ブレード
2:根元部
3:先端部
4:ブレード部
5:基部
6:開口部
7:把手部
8:凹凸部
9:穴
10:手
11:対象物
12:汚れ
13:溝
14:記号
20:把柄部
21:保持部
21a:上保持板部
21b:下保持板部
S1〜S7:スクレーパー
以下、本発明の幾つかの実施形態を説明する。
<第1実施形態>
図1〜3は、本発明の第1実施形態に係るスクレーパー(S1)を説明する図である。このスクレーパー(S1)の構成は以下のとおりである。
(イ)方形可撓性樹脂シートからなるブレード(1)を、各々幅を揃え、且つ段階的に長さを変えたものを複数枚重ね合せ、一端部を揃え根元部(2)とし他端部を階段状の先端部(3)とし、全体としてブレード部(4)を形成する。
(ロ)ブレード(1)の先端部(3)の両端にアールをもたせる。
(ハ)平板状の樹脂、又は木材からなる基部(5)の一端垂直面に、前方に向け開口部(6)を設け、他端を把手部(7)とする。
(ニ)把手部(7)の表面に滑り止め用凹凸部(8)を設け、吊り下げ用の穴(9)を設ける。
(ホ)開口部(6)にブレード部(4)の根元部(2)を挿入し接着固定する。
本第1実施形態のスクレーパー(S1)は以上の構成からなっている。
ここで、本明細書及び図面では、ブレード(1)の根元部とブレード部(ブレード本体部)(4)の根元部とには、互いに同じ符号(2)が付されている。また、ブレード(1)の先端部とブレード部(4)の先端部とには、互いに同じ符号(3)が付されている。また、ブレード(1)の側端部とブレード部(4)の側端部とには、互いに同じ符号(15)が付されている。また、ブレード(1)の先端部と側端部との間の角部と、ブレード部(4)の先端部と側端部との間の角部とには、互いに同じ符号(16)が付されている。
このスクレーパー(S1)では、ブレード部(ブレード本体部)(4)は、方形状の可撓性樹脂シートからなる複数枚のブレード(1)が、それらの先端部(3)(詳述するとそれらの先端)が階段状になるようにして重層状(詳述すると平行状)に配置されて形成されたものである。本第1実施形態では、複数枚のブレード(1)は互いに重合せ状に配置されており、互いに隣り合う2枚のブレード(1)(1)同士は、両者の間に隙間がない状態、即ち面接触状態に配置されている。したがって、互いに隣り合う2枚のブレード(1)(1)同士は非接着状態に重合されている。
ブレード(1)の材質は、汚れ(12)を削ぎ落とす際に対象物(11)の表面が傷つかないような柔軟な材料であり、例えばPET樹脂(ポリエチレンテレフタレート樹脂)、PP樹脂(ポリプロピレン樹脂)、PE樹脂(ポリエチレン樹脂)である。ブレード(1)の厚さは例えば0.1〜1mm(好ましくは0.2〜0.4mm)である。ブレード(1)の枚数は例えば2〜30枚(好ましくは5〜20枚)である。各ブレード(1)の長さは、最下位に配置されたブレード(1)から最上位に配置されたブレード(1)へと順に短くなっている。最下位のブレード(1)の長さは例えば50〜100mmであり、最上位のブレード(1)の長さは例えば40〜90mmである。ブレード(1)の幅は例えば50〜200mmである。複数枚のブレード(1)の先端部(3)を階段状にするための各ブレード(1)の先端部(3)のずらし量は、例えば0.1〜5mmである。また、複数枚のブレード(1)の左右各側端部(15)(詳述すると左右各側端)は揃っており、即ち階段状になっていない。また、複数枚のブレード(1)の基端部は揃っており、当該基端部がブレード(1)(即ちブレード部(4))の根元部(2)とされている。
ブレード(1)の先端部(3)と左右各側端部(15)との間の角度は約90°であり、その角部(16)は、それぞれ曲率半径Rで丸く形成されている。この角部(16)の曲率半径Rは例えば1〜20mmである。
ブレード部(4)の根元部(2)は、樹脂又は木材からなる把柄部(20)の基部(5)に固定状態に取り付けられて保持されている。したがって、本実施形態では、把柄部(20)の基部(5)がブレード部(4)の根元部(2)を保持する保持部(21)に対応している。基部(5)(即ち保持部(21))の一端垂直面に開口部(6)が設けられることにより、基部(5)には一対の対向状に配置された上保持板部(21a)及び下保持板部(21b)が一体形成されている。
さらに、ブレード部(4)の根元部(2)は開口部(6)に挿入配置されている。したがって、ブレード部(4)の根元部(2)は、基部(5)の上保持板部(21a)と下保持板部(21b)との間に、ブレード部(4)の根元部(2)を上保持板部(21a)と下保持板部(21b)とで挟んだ状態に配置されている。上保持板部(21a)は、ブレード部(4)の先端に向かって延びるとともに、複数枚のブレード(1)における最上位に配置されたブレード(1)の根元部(2)の上側に、複数枚のブレード(1)に対して重層状(詳述すると重合せ状)に配置されている。下保持板部(21b)は、ブレード部(4)の先端に向かって延びるとともに、複数枚のブレード(1)における最下位に配置されたブレード(1)の根元部(2)の下側に、複数枚のブレード(1)に対して重層状(詳述すると重合せ状)に配置されている。上保持板部(21a)と下保持板部(21b)はいずれもブレード(1)の材料よりも硬い材料で形成されており、これにより、上保持板部(21a)と下保持板部(21b)はいずれもブレード(1)よりも撓み(反り)にくくなっている。本第1実施形態では、上保持板部(21a)と下保持板部(21b)は、把柄部(20)と同様に樹脂又は木材からなる。また、ブレード部(4)の先端方向において、下保持板部(21b)の先端(21y)の位置は上保持板部(21a)の先端(21x)の位置と同じ位置である。把柄部(20)の基部(5)とは反対側の他端部は、把手部(7)とされている。
ブレード部(4)の根元部(2)の外面と把柄部(20)の基部(5)の開口部(6)の内面とのうち少なくとも一方には、接着剤(図示せず)が付着されており、そして、開口部(6)にブレード部(4)の根元部(2)が挿入されることにより、ブレード部(4)の根元部(2)が把柄部(20)の基部(5)に接着固定されている。
本第1実施形態のスクレーパー(S1)を使用するときは、図3に示すように、把手部(7)を手(10)で持ち、ブレード部(4)の先端部(3)を対象物(11)の表面に押し付け、水や洗剤、研磨剤等をかけながら汚れ(12)を擦り落とす(削ぎ落とす)。この際、階段状のブレード部(4)の全てのブレード(1)の先端部(3)が対象物(11)の表面に接触するようにブレード部(4)の先端部(3)を対象物(11)の表面に斜めに押し付け、ブレード部(4)をその先端方向に送るように対象物(11)の表面をブレード部(4)の先端部(3)で擦ることにより、対象物(11)の表面に付着した汚れ(12)を効果的に落とすことができる。
本第1実施形態のスクレーパー(S1)には以下の利点がある。
スクレーパー(S1)のブレード部(4)は、可撓性シートからなるブレード(1)を複数枚重層状に配置して形成されたものなので、対象物(11)の表面の汚れ(12)を削ぎ落とすスクレーパーの機能と、柔軟性を有するブラシの機能とを併せ持つ構造となる。そのため、汚れ(12)の削ぎ落とし動作時においてブレード(1)の先端部(3)が連続的な線状に対象物(11)の表面に接するため対象物に傷をつけにくく、且つ、複数枚のブレード(1)が連続的に汚れ(12)を削ぎ落とすため比較的軽い力で汚れ(12)を落とすことができる。さらに、ブレード(1)は可撓性シートからなるので、対象物(11)の表面が曲面の場合にはブレード部(4)が該曲面に密着しやすく、従来のスクレーパーと比較し曲面の汚れ(12)が落としやすい。しかも、使い込んで各ブレード(1)の先端部(3)が磨耗した場合も、各ブレード(1)が薄いためブレード部(4)の先端部(3)が丸くなる度合いが小さく、剃り味が落ちにくい。
さらに、ブレード部(4)の複数枚のブレード(1)の先端部(3)が階段状に配置されているので、ブレード部(4)の全てのブレード(1)の先端部(3)が対象物(11)の表面に接触するようにブレード部(4)の先端部(3)を対象物(11)の表面に斜めに押し付け、ブレード部(4)をその先端方向に送るように対象物(11)の表面をブレード部(4)の先端部(3)で擦ることにより、ブレード部(4)の先端部(3)で汚れ(12)を効果的に落とすことができる。
さらに、ブレード(1)の先端部(3)と側端部(15)との間の角部(16)が丸く形成されているので、次の効果を奏する。
すなわち、対象物(11)として例えば水槽の内壁面の角部(例:水槽の前内壁面と横内壁部との間の角部)は一般に丸く湾曲した面に形成されているが、この水槽の内壁面の角部に合うようにブレード部(4)の角部(16)を水槽の内壁面の角部に密着させることができる。そのため、水槽の内壁面の角部のような丸く湾曲した面の汚れ(12)も容易に落とすことができる。したがって、このスクレーパー(S1)は、対象物(11)として特に水槽の内壁面に付着した苔などの汚れ(12)を落とすのに非常に好適に使用できる。
さらに、ブレード部(4)において、互いに隣り合う2枚のブレード(1)(1)同士が面接触状態に配置されているので、両ブレード(1)(1)の少なくとも先端側の部分間に隙間が形成されているもの(例えば、後述する第3及び第4実施形態のスクレーパ(S3)(S4))に比べて、ブレード部(4)を撓みにくくすることができる。そのため、汚れ(12)が対象物(11)の表面に強固に付着している場合でも、汚れ(12)を確実に落とすことができる。
<第2実施形態>
図4は、本発明の第2実施形態に係るスクレーパー(S2)を説明する図である。このスクレーパー(S2)の構成は以下のとおりである。
(イ)方形可撓性樹脂シートからなるブレード(1)を、各々幅を揃え、且つ段階的に長さを変えたものを複数枚重ね合せ、一端部を揃え根元部(2)とし他端部を階段状の先端部(3)とし、全体としてブレード部(4)を形成する。
(ロ)ブレード (1)の先端部(3)の両端にアールをもたせる。
(ハ)樹脂又は木材からなる基部(5)の一端垂直面に、前方に向け開口部(6)を設け、他端に棒状の把手部(7)を設ける。
(ニ)把手部(7)の表面に滑り止め用凹凸部(8)を設け、把手部(7)の先端部に吊り下げ用の穴(9)を設ける。
(ホ)開口部(6)にブレード部(4)の根元部(2)を挿入し接着固定する。
本第2実施形態のスクレーパ(S2)は以上の構成からなっている。
このスクレーパー(S2)の把柄部(20)は、棒状であって、上記第1実施形態のスクレーパー(S1)の把柄部(20)よりも長くなっている。このスクレーパー(S2)のその他の構成は、上記第1実施形態のスクレーパー(S1)と同じである。
本第2実施形態のスクレーパー(S2)を使用するときは、把手部(7)を手(10)で持ち、ブレード部(4)の先端部(3)を対象物(11)の表面に押し付け、水や洗剤、研磨剤等をかけながら汚れ(12)を擦り落とす(削ぎ落とす)。この際、階段状のブレード部(4)の全てのブレード(1)の先端部(3)が対象物(11)の表面に接触するようにブレード部(4)の先端部(3)を対象物(11)の表面に斜めに押し付け、ブレード部(4)をその先端方向に送るように対象物(11)の表面を擦ることにより、効果的に汚れ(12)を落とすことができる。
<第3実施形態>
図5〜7は、本発明の第3実施形態に係るスクレーパー(S3)を説明する図である。このスクレーパー(S3)の構成は以下のとおりである。
(イ)横長長方形可撓性樹脂シートからなるブレード(1)の一端部を根元部(2)とし他端部を先端部(3)とし、先端部(3)の両端にアールをもたせる。
(ロ)平板状の樹脂、又は木材からなる基部(5)の下面に、溝(13)を基部(5)の斜上方に向かい、断続的且つ等間隔に複数設ける。
(ハ)各溝(13) にブレード(1)の根元部(2)を挿入し接着固定する。
(ニ)基部(5)の上面・側面を把手部(7)とし、把手部(7)に滑り止め用凹凸部(8)を設け、ブレード(1)の先端が向く方向を示す矢印等の記号(14)を表示し、把手部(7)の一端部に吊り下げ用の穴(9)を設ける。
本第3実施形態のスクレーパー(S3)は以上の構成からなっている。
このスクレーパー(S3)の構成を上記第1実施形態のスクレーパー(S1)と異なる点を中心に説明すると、以下のとおりである。
このスクレーパー(S3)では、ブレード部(4)において、互いに隣り合う2枚のブレード(1)(1)の先端側の部分の間には隙間(17)が形成されている。各隙間(17)の寸法は例えば0.1〜5mmである。把柄部(20)の基部(5)の下面は平坦状に形成されている。この下面に設けられた各溝(13)の深さ方向は斜め上方向である。各ブレード(1)が各溝(13)に挿入された状態において、基部(5)の下面から斜め下方向に突出する複数枚のブレード(1)の突出長さは互いに同じであり、この突出長さは例えば2〜10mmである。
本第3実施形態のスクレーパー(S3)を使用するときは、把手部(7)を手(10)で持ち、階段状のブレード部(4)の全てのブレード(1)の先端部(3)が対象物(11)の表面に接触するようにブレード部(4)の先端部(3)を対象物(11)の表面に押し付け、水や洗剤、研磨剤等をかけながら汚れ(12)を擦り落とす(削ぎ落とす)。この際、ブレード部(4)をその先端方向に送るように対象物(11)の表面をブレード部(4)の先端部(3)で擦ることにより、対象物(11)の表面に付着した汚れ(12)を効果的に落とすことができる。
本第3実施形態のスクレーパー(S3)によれば、互いに隣り合う2枚のブレード(1)(1)の先端側の部分の間に隙間(17)が形成されているので、ブレード(1)の先端側の部分がより撓み易くなる。そのため、対象物(11)の表面形状に合うようにブレード部(4)の先端部(3)を対象物(11)の表面に確実に密着させることができ、これにより、汚れ(12)を確実に落とすことができる。
<第4実施形態>
図8及び9は、本発明の第4実施形態に係るスクレーパー(S4)を説明する図である。このスクレーパー(S4)の構成は以下のとおりである。
(イ)横長長方形可撓性樹脂シートからなるブレード(1)の一端部を根元部(2)とし他端部を先端部(3)とし、先端部(3)の両端にアールをもたせる。
(ロ)平板状の樹脂、又は木材からなる基部(5)の下面に、溝(13)を基部(5)の斜上方に向かい、断続的且つ等間隔に複数設ける。
(ハ)各溝(13)にブレード(1)の根元部(2)を挿入し接着固定する。
(ニ)基部(5)の上面に棒状の把手部(7)をブレード(1)の向く角度と反対向きに斜上方向に向け設け、把手部(7)に滑り止め用凹凸部(8)を設け、把手部(7)の先端に吊り下げ用の穴(9)を設け、基部(5)の上面にブレード(1)の先端が向く方向を示す矢印等の記号(14)を表示する。
本第4実施形態のスクレーパー(S4)は以上の構成からなっている。
このスクレーパー(S4)の把柄部(20)は棒状である。このスクレーパー(S4)のその他の構成は、上記第3実施形態のスクレーパー(S3)と同じである。
本第4実施形態のスクレーパー(S4)を使用するときは、把手部(7)を手(10)で持ち、階段状のブレード部(4)の全てのブレード(1)の先端部(3)が対象物(11)の表面に接触するようにブレード部(4)の先端部(3)を対象物(11)の表面に押し付け、水や洗剤、研磨剤等をかけながら汚れ(12)を擦り落とす(削ぎ落とす)。この際、ブレード部(4)をその先端方向に送るように対象物(11)の表面をブレード部(4)の先端部(3)で擦ることにより、対象物(11)の表面に付着した汚れ(12)を効果的に落とすことができる。
<第5実施形態>
図10は、本発明の第5実施形態に係るスクレーパー(S5)を説明する図である。
このスクレーパー(S5)の構成を、上記第1実施形態のスクレーパー(S1)と異なる点を中心に説明すると、以下のとおりである。
このスクレーパー(S5)では、ブレード部(4)において、互いに隣り合う2枚のブレード(1)(1)の先端部(3)の間には隙間(17)が形成されている。各隙間(17)の寸法は例えば0.1〜5mmである。各隙間(17)の深さは例えば2〜10mmである。この隙間(17)は、互いに隣り合う2枚のブレード(1)(1)の根元側の部分の間にシート状スぺーサ(18)が配置されることにより、形成されたものである。スぺーサ(18)は、ブレード(1)の材料と同じかそれよりも硬い材料で形成されており、また、スぺーサ(18)はブレード(1)よりも撓みにくくなっている。スぺーサ(18)の材質は、例えばPET樹脂(ポリエチレンテレフタレート樹脂)、PP樹脂(ポリプロピレン樹脂)、PE樹脂(ポリエチレン樹脂)、ABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン共重合樹脂)である。
このスクレーパー(S5)のその他の構成及びその使用方法は、上記第1実施形態のスクレーパー(S1)と同じである。
<第6実施形態>
図11は、本発明の第6実施形態に係るスクレーパー(S6)を説明する図である。
このスクレーパー(S6)の構成を、上記第1実施形態のスクレーパー(S1)と異なる点を中心に説明すると、以下のとおりである。
このスクレーパー(S1)では、把柄部(20)の基部(5)(即ち把柄部(20)の保持部(21))の上保持板部(21a)と下保持板部(21b)とのうち、下保持板部(21b)の先端(21y)は、上保持板部(21a)の先端(21x)の位置よりもブレード部(4)の先端側に位置している。詳述すると、ブレード部(4)の先端方向において、下保持板部(21b)の先端(21y)の位置は、ブレード部(4)の最上位のブレード(1)の先端(1x)の位置と略同じ位置である。
このスクレーパー(S6)のその他の構成及びその使用方法は、上記第1実施形態のスクレーパー(S1)と同じである。
本第6実施形態のスクレーパー(S6)によれば、ブレード部(4)の根元部(2)を保持する保持部(21)としての基部(5)の上保持板部(21a)及び下保持板部(21b)はいずれもブレード(1)よりも撓みにくいものであり、下保持板部(21b)の先端(21y)が上保持板部(21a)の先端(21x)の位置よりもブレード部(4)の先端側に位置している。したがって、ブレード部(4)の全てのブレード(1)の先端部(3)が対象物(11)の表面に接触するようにブレード部(4)の先端部(3)を対象物(11)の表面に押し付けると(図3参照)、ブレード部(4)の撓み(反り)が下保持板部(21b)によって規制されてブレード部(4)が撓み(反り)にくくなる。そのため、汚れ(12)が対象物(11)の表面に強固に付着している場合でも、汚れ(12)を確実に落とすことができる。
<第7実施形態>
図12〜15は、本発明の第7実施形態に係るスクレーパー(S7)を説明する図である。
このスクレーパー(S7)の構成を、上記第1実施形態のスクレーパー(S1)と異なる点を中心に以下に説明する。
このスクレーパー(S7)では、ブレード部(4)は、複数枚のブレード(1)が、それらの先端部(3)と側端部(15)とがそれぞれ階段状になるようにして重層状に配置されて形成されたものである。複数枚のブレード(1)は互いに重合せ状に配置されており、互いに隣り合う2枚のブレード(1)(1)同士は面接触状態に配置されている。したがって、互いに隣り合う2枚のブレード(1)(1)同士は非接着状態に重合されている。
このスクレーパー(S7)の把柄部(20)は棒状である。図13に示すように、この把柄部(20)の基部(5)の下保持板部(21b)には、上方に突出した複数個(例:4個)の固定用突起部(22)が一体形成されている。そして、各突起部(22)がブレード部(4)に設けられた各固定用貫通孔に挿通されるとともに、この状態で、上保持板部(21a)が各突起部(22)の突端部及び基部(5)に超音波溶着によって溶着されており、これにより、上保持板部(21a)が基部(5)及びその下保持板部(21b)に固着されている。
さらに、このスクレーパー(S7)では、図13及び14に示すように、下保持板部(21b)の先端(21y)は、上保持板部(21a)の先端(21x)の位置よりもブレード部(4)の先端側に位置している。詳述すると、ブレード部(4)の先端方向において、下保持板部(21b)の先端(21y)の位置は、ブレード部(4)の最上位のブレード(1)の先端(1x)の位置と略同じ位置である。
これと同様に、図15に示すように、下保持板部(21b)の左右各側端(21v)は、上保持板部(21a)の左右各側端(21u)の位置よりもブレード部(4)の側端側に位置している。詳述すると、ブレード部(4)の左右各側端方向において、下保持板部(21b)の左右各側端(21v)の位置は、ブレード部(4)の最上位のブレード(1)の左右各側端(1u)の位置と略同じ位置である。
このスクレーパー(S7)において、把柄部(20)の材質はABS樹脂等の透明樹脂である。ブレード(1)の厚さは例えば約0.3mmである。ブレード(1)の枚数は例えば約15枚である。最下位のブレード(1)の長さ及び幅はそれぞれ例えば約65mm及び70mmである。最上位のブレード(1)の長さ及び幅はそれぞれ例えば約50mm及び約55mmである。複数枚のブレード(1)の先端部(3)及び側端部(15)をそれぞれ階段状にするための各ブレード(1)の先端部(3)及び側端部(15)のずらし量fは、いずれも例えば約0.7mmであり、また、階段状になった先端部(3)及び側端部(15)の傾斜角θはいずれも例えば約23°である(図14参照)。ブレード(1)の先端部(3)と側端部(15)との間の角部(16)の曲率半径Rは例えば約5mmである(図12参照)。
本第7実施形態のスクレーパー(S7)によれば、ブレード部(4)の複数枚のブレード(1)の先端部(3)が階段状に配置されているので、ブレード部(4)の全てのブレード(1)の先端部(3)が対象物(11)の表面に接触するようにブレード部(4)の先端部(3)を対象物(11)の表面に斜めに押し付け、ブレード部(4)をその先端方向に送るように対象物(11)の表面をブレード部(4)の先端部(3)で擦ることにより、ブレード部(4)の先端部(3)で汚れ(12)を効果的に落とすことができる。
さらに、ブレード部(4)の複数枚のブレード(1)の側端部(15)が階段状に配置されているので、ブレード部(4)の全てのブレード(1)の側端部(15)が対象物(11)の表面に接触するようにブレード部(4)の側端部(15)を対象物(11)の表面に斜めに押し付け、ブレード部(4)をその側端方向に送るように対象物(11)の表面をブレード部(4)の側端部(15)で擦ることにより、ブレード部(4)の側端部(15)でも汚れ(12)を効果的に落とすことができる。
しかも、ブレード部(4)の複数枚のブレード(1)の角部(16)が階段状に配置されているので、ブレード部(4)の角部(16)でも汚れ(12)を効果的に落とすことができる。
以上で本発明の幾つかの実施形態について説明したが、本発明ではこれらの実施形態に示したものであることに限定されるものではなく、様々に変更可能である。
また本発明では、ブレード部(4)の根元部(2)を保持する保持部(21)の上保持板部(21a)と下保持板部(21b)とのうち少なくとも一方が、ブレード部(4)の先端方向にスライド可能に配置され、当該保持板部をスライドさせることによりブレード部(4)の長さが変更可能になるように構成されていても良い。
また本発明では、ブレード(1)の先端部(2)と左右両側端部(15)(15)との間の2つの角部(16)(16)のうちいずれか一方の角部(16)だけが丸く形成されていても良い。
本願は、2007年10月26日付で出願された日本国特許出願の特願2007−303698号の優先権主張を伴うものであり、その開示内容は、そのまま本願の一部を構成するものである。
ここに用いられた用語及び表現は、説明のために用いられたものであって限定的に解釈するために用いられたものではなく、ここに示され且つ述べられた特徴事項の如何なる均等物をも排除するものではなく、この発明のクレームされた範囲内における各種変形をも許容するものであると認識されなければならない。
本発明は、多くの異なった形態で具現化され得るものであるが、この開示は本発明の原理の実施例を提供するものと見なされるべきであって、それら実施例は、本発明をここに記載しかつ/または図示した好ましい実施形態に限定することを意図するものではないという了解のもとで、多くの図示実施形態がここに記載されている。
本発明の図示実施形態を幾つかここに記載したが、本発明は、ここに記載した各種の好ましい実施形態に限定されるものではなく、この開示に基づいていわゆる当業者によって認識され得る、均等な要素、修正、削除、組み合わせ(例えば、各種実施形態に跨る特徴の組み合わせ)、改良及び/又は変更を有するありとあらゆる実施形態をも包含するものである。クレームの限定事項はそのクレームで用いられた用語に基づいて広く解釈されるべきであり、本明細書あるいは本願のプロセキューション中に記載された実施例に限定されるべきではなく、そのような実施例は非排他的であると解釈されるべきである。例えば、この開示において、「preferably」という用語は非排他的なものであって、「好ましいがこれに限定されるものではない」ということを意味するものである。この開示および本願のプロセキューション中において、「present invention」または「invention」という用語は、この開示範囲内における1または複数の側面に言及するものとして使用されている場合がある。このpresent inventionまたはinventionという用語は、臨界を識別するものとして不適切に解釈されるべきではなく、全ての側面すなわち全ての実施形態に亘って適用するものとして不適切に解釈されるべきではなく(すなわち、本発明は多数の側面および実施形態を有していると理解されなければならない)、本願ないしはクレームの範囲を限定するように不適切に解釈されるべきではない。この開示および本願のプロセキューション中において、「embodiment」という用語は、任意の側面、特徴、プロセスあるいはステップ、それらの任意の組み合わせ、及び/又はそれらの任意の部分等を記載する場合にも用いられる。幾つかの実施例においては、各種実施形態は重複する特徴を含む場合がある。この開示および本願のプロセキューション中において、「e.g.,」、「NB」という略字を用いることがあり、それぞれ「たとえば」、「注意せよ」を意味するものである。
本発明は、鑑賞魚用水槽、浴槽、キッチンシンク等に付着・堆積した汚れ(例:苔)を落とすためのスクレーパーに利用可能である。

Claims (9)

  1. 可撓性シートからなるブレードを複数枚重層状に配置して形成したブレード部を設けたことを特徴とするスクレーパー。
  2. 前記複数枚のブレードの先端部が階段状に配置されている請求項1記載のスクレーパー。
  3. 前記複数枚のブレードの側端部が階段状に配置されている請求項2記載のスクレーパー。
  4. 前記複数枚のブレードの先端部と側端部との間の角部が階段状に配置されている請求項2又は3記載のスクレーパー。
  5. 前記ブレード部の根元部を保持する保持部を備え、
    前記保持部は、
    前記複数枚のブレードにおける最上位のブレードの上側に、前記複数枚のブレードに対して重層状に配置された上保持板部と、
    前記複数枚のブレードにおける最下位のブレードの下側に、前記複数枚のブレードに対して重層状に配置された下保持板部と、を有しており、
    前記上保持板部及び下保持板部はいずれもブレードよりも撓みにくいものであり、
    前記下保持板部の先端が前記上保持板部の先端の位置よりも前記ブレード部の先端側に位置している請求項2〜4のいずれかに記載のスクレーパー。
  6. 前記ブレードの先端部と側端部との間の角部が丸く形成されている請求項1〜5のいずれかに記載のスクレーパー。
  7. 前記ブレード部において、互いに隣り合う2枚のブレードの少なくとも先端側の部分の間に隙間が形成されている請求項1〜6のいずれかに記載のスクレーパー。
  8. 前記ブレード部において、互いに隣り合う2枚のブレード同士が面接触状態に配置されている請求項1〜6のいずれかに記載のスクレーパー。
  9. 水槽の内壁面の汚れを落とすために用いられる請求項1〜8のいずれかに記載のスクレーパー。
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