JP5631067B2 - スクリュープレス - Google Patents

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Description

本発明は、例えば下水汚泥や工業廃水汚泥等の有機性汚泥を脱水するのに用いられるスクリュープレスに関する。
従来、この種のスクリュープレスとしては、例えば、図9に示すように、多数の孔51を有する円筒状のスクリーン52内に回転自在なスクリュー軸53が挿入され、スクリュー軸53の外周面に螺旋状のスクリュー羽根54が設けられ、スクリーン52の一端に汚泥供給口(図示省略)が設けられ、スクリーン52の他端に汚泥排出口(図示省略)が設けられ、汚泥排出口に背圧板(図示省略)が配置されたものがある。汚泥供給口側を上流側とし、汚泥排出口側を下流側とすると、スクリュー軸53は下流側ほど太径となるテーパー状の軸である。
スクリュー羽根54の径方向外側縁には、スクリーン52の内面に摺接する弾性変形自在なスクレーパー55が設けられている。スクレーパー55は上流側(汚泥供給口側)へ弓なりに湾曲して弾性変形し、この状態で、スクレーパー55の外側端がスクリーン52の内面に当接する。
これによると、スクリュー軸53を回転させることにより、スクリュー羽根54が回転する。汚泥供給口からスクリーン52内に供給された汚泥は、スクリュー羽根54の回転によって、上流側から下流側へ送られながら加圧濾過される。この際に発生した濾液はスクリーン52の孔51を通過してスクリーン52の下方へ排出され、脱水された汚泥は、ケーキ(脱水汚泥)として、汚泥排出口から排出される。
また、スクリュー羽根54が回転している際、スクレーパー55は弓なりに湾曲して弾性変形した状態でスクリーン52の内面に摺接するため、スクリーン52の内面の汚泥がスクレーパー55により掻き取られ、汚泥がスクリーン52の内面に付着するのを防止することができる。
尚、上記スクレーパー55をスクリュー羽根54に設けたスクリュープレスについては、例えば下記特許文献1に記載されている。
特許第2844587号公報
スクレーパー55による掻取力は、弓なりに湾曲したスクレーパー55が元の形状に戻ろうとする復元力Fが向上するほど、大きくなる。したがって、十分な掻取力を得ようとすると、スクレーパー55の厚さTを増してスクレーパー55の復元力Fを向上させることが考えられる。
しかしながら、上記のようにスクレーパー55の厚さTを増した場合、復元力Fは向上するが、その反面、スクレーパー55が変形し難くなるという問題がある。
これに対し、スクレーパー55の厚さTを薄くして、スクレーパー55を変形し易くした場合、スクレーパー55の復元力Fが低下して、スクレーパー55による掻取力が不足するという問題がある。
このように、従来において、スクレーパー55の復元力Fを十分に確保しつつスクレーパー55の変形容易性を保つことは困難であった。
本発明は、スクレーパーの復元力を十分に確保しつつ変形容易性を保つことが可能なスクリュープレスを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本第1発明は、筒状のスクリーン内に回転自在なスクリュー軸が挿入され、
スクリュー軸の外周面に螺旋状のスクリュー羽根が設けられたスクリュープレスであって、
スクリュー羽根の径方向外側縁に、スクリーン内面に摺接する弾性変形自在なスクレーパーが設けられ、
スクレーパーは、スクリュー羽根の厚さ方向において複数層に重ね合わせられたスクレーパー部材からなり、
スクリュー羽根外側縁から径方向外側への突出長さは、被脱水物供給部側のスクレーパー部材の突出長さが被脱水物排出部側のスクレーパー部材の突出長さよりも長いものである。
これによると、スクリュー軸の回転と共にスクリュー羽根が回転し、スクリーン内に供給された被脱水物は、スクリュー羽根の回転により、上流側から下流側へ送られながら濾過脱水される。この際、スクレーパーがスクリーン内面に摺接するため、スクリーン内面の被脱水物が複数層のスクレーパー部材により掻き取られ、被脱水物がスクリーン内面に付着するのを防止することができる。
スクレーパーは複数層に重ね合わせられたスクレーパー部材からなるため、隣接する一方のスクレーパー部材の復元力が隣接する他方のスクレーパー部材の復元力によって補われ、これにより、スクレーパーの復元力を十分に確保することができる。
また、スクレーパーが弓なりに湾曲して変形する際、互いに隣接するスクレーパー部材の隣接面同士がずれて、各スクレーパー部材が個々に変形する。これにより、スクレーパーの変形容易性が保たれる。
また、製作時のスクリュー羽根の外径公差やスクリーンの内径公差等によって、径方向におけるスクリュー羽根とスクリーンとの間隙が増減する場合があるが、上記各スクレーパー部材の突出長さが異なっているため、いずれかのスクレーパー部材が最適な状態でスクリーン内面に摺接する。
例えば、スクリュー羽根とスクリーンとの実際の間隙が設計値よりも増大した場合、突出長さの短いスクレーパー部材はスクリーン内面から離間しても、突出長さの長いスクレーパー部材がスクリーン内面に確実に摺接する。
本第2発明におけるスクリュープレスは、被脱水物供給部から被脱水物排出部に至る脱水領域は、被脱水物供給部を含む上流側の濾過領域と、被脱水物排出部を含む下流側の圧搾領域とに分けられ、
濾過領域において、スクレーパーは複数層のスクレーパー部材からなり、
圧搾領域において、スクレーパーは単層のスクレーパー部材からなるものである。
これによると、濾過領域においては、被脱水物の含水率が高く脱水量が多いため、スクレーパー部材を複数層重ね合わせたスクレーパーでスクリーン内面の汚泥を掻き取ることにより、効率よく脱水を行うことができる。
本第3発明は、筒状のスクリーン内に回転自在なスクリュー軸が挿入され、
スクリュー軸の外周面に螺旋状のスクリュー羽根が設けられたスクリュープレスであって、
被脱水物供給部から被脱水物排出部に至る脱水領域は、被脱水物供給部を含む上流側の濾過領域と、被脱水物排出部を含む下流側の圧搾領域とに分けられ、
スクリュー羽根の径方向外側縁に、スクリーン内面に摺接する弾性変形自在なスクレーパーが設けられ、
濾過領域において、スクレーパーはスクリュー羽根の厚さ方向において複数層に重ね合わせられたスクレーパー部材からなり、
圧搾領域において、スクレーパーは単層のスクレーパー部材からなるものである。
以上のように、本発明によると、スクレーパーの復元力を十分に確保しつつ変形容易性を保つことが可能であり、スクリーン内面の被脱水物がスクレーパーにより確実に掻き取られ、被脱水物がスクリーン内面に付着するのを防止することができる。
本発明の実施の形態におけるスクリュープレスの一部切欠き側面図である。 図1におけるX−X矢視図である。 図1におけるY−Y矢視図である。 図1におけるZ−Z矢視図である。 同、スクリュープレスのスクリーンを設けていない分解時における濾過領域のスクレーパーの断面図である。 同、スクリュープレスのスクリーンを設けていない分解時における圧搾領域のスクレーパーの断面図である。 同、スクリュープレスの濾過領域のスクレーパーの断面図であり、スクリュー羽根とスクリーンとの実際の間隙が設計値よりも増大した場合を示す。 同、スクリュープレスの濾過領域のスクレーパーの断面図であり、スクリュー羽根とスクリーンとの実際の間隙が設計値よりも縮小した場合を示す。 従来のスクレーパーを備えたスクリュープレスの一部断面図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照しながら説明する。
図1,図2に示すように、1は被脱水物の一例である汚泥2を脱水するための一軸スクリュープレスである。スクリュープレス1は、本体フレーム4により支持された円筒状のスクリーン5と、スクリーン5内に挿入された回転自在な一本のスクリュー軸6と、スクリュー軸6を回転させる回転駆動装置28と、スクリュー軸6の外周面に設けられた螺旋状のスクリュー羽根7とを備えている。
スクリーン5には多数の貫通孔8が形成されている。スクリーン5の一端には汚泥供給口9(被脱水物供給部の一例)が設けられ、スクリーン5の他端には汚泥排出口10(被脱水物排出部の一例)が設けられている。尚、汚泥供給口9側を上流側とし、汚泥排出口10側を下流側とする。
スクリュー軸6は、下流側(汚泥排出口10側)ほど太径となるテーパー状の軸である。スクリュー羽根7はスクリュー軸6に一条設けられており、スクリュー羽根7のピッチPは等ピッチに設定されている。これにより、スクリュー羽根7の1ピッチ当りの濾室容積は下流側(汚泥排出口10側)ほど縮小される。
汚泥排出口10には背圧板11が配置されている。背圧板11は、シリンダ装置12によってスクリュー軸6の軸心方向へ移動自在であり、汚泥排出口10に向って作用させる圧力を調整することにより、脱水力(圧搾力)を制御するものである。
汚泥供給口9から汚泥排出口10に至る脱水領域は、汚泥供給口9を含む上流側の濾過領域14と、汚泥排出口10を含む下流側の圧搾領域15とに分けられる。濾過領域14においては、主に重力濾過によって汚泥2が脱水され、圧搾領域15においては、主に圧搾によって汚泥2が脱水される。尚、濾過領域14内に含まれる貫通孔8の直径は圧搾領域15内に含まれる貫通孔8の直径よりも大きく形成されている。
スクリュー羽根7の上流側(汚泥供給口9側)に向いた面を裏面Aとし、スクリュー羽根7の下流側(汚泥排出口10側)に向いた面を表面Bとすると、図3に示すように、濾過領域14において、スクリュー羽根7の径方向外側縁の裏面Aには、スクリーン5の内面に摺接する弾性変形自在なスクレーパー17が設けられている。また、図4に示すように、圧搾領域15においても、スクリュー羽根7の径方向外側縁の裏面Aには、スクリーン5の内面に摺接する弾性変形自在なスクレーパー18が設けられている。
図3,図5に示すように、濾過領域14のスクレーパー17は、スクリュー羽根7の厚さ方向Cにおいて二層(複数層の一例)に重ね合わせられたスクレーパー部材20,21からなる。すなわち、スクレーパー17は二枚のスクレーパー部材20,21を重ね合わせた構成を有し、両スクレーパー部材20,21は、スクリュー羽根7と押え板22との間に挟まれ、ボルト23とナット24とで取り付けられている。尚、ボルト23はスクリュー羽根7とスクレーパー部材20,21と押え板22とを厚さ方向Cにおいて貫通している。
二枚のスクレーパー部材20,21のうち、下流側(汚泥排出口10側)のスクレーパー部材20を第1のスクレーパー部材20とし、上流側(汚泥供給口9側)のスクレーパー部材21を第2のスクレーパー部材21とし、図5に示すように、各スクレーパー部材20,21のスクリュー羽根7の外側縁から径方向外側への突出長さをL1,L2とすると、第2のスクレーパー部材21の突出長さL2は第1のスクレーパー部材20の突出長さL1よりも長く設定されている。
各スクレーパー部材20,21の材質には、弾性力を有するゴム又は樹脂等が用いられている。また、各スクレーパー部材20,21の厚さは同一であり、硬度も同一である。
スクリュープレス1を組立てた状態では、図3に示すように、各スクレーパー部材20,21はそれぞれ上流側(汚泥供給口9側)へ弓なりに湾曲して弾性変形し、この状態で、各スクレーパー部材20,21の外側縁がスクリーン5の内面に当接する。
図4,図6に示すように、圧搾領域15のスクレーパー18は単層(すなわち一枚)のスクレーパー部材26からなる。スクレーパー部材26は、上記スクレーパー部材20,21と同様に、スクリュー羽根7と押え板22との間に挟まれ、ボルト23とナット24とで取り付けられている。また、スクレーパー部材26の材質や硬度、厚さはスクレーパー部材20,21と同一である。さらに、図6に示すように、スクレーパー部材26の突出長さLは第1のスクレーパー部材20の突出長さL1と同じである。
以下、上記構成における作用を説明する。
スクリュー軸6の回転と共にスクリュー羽根7が回転し、汚泥供給口9からスクリーン5内に供給された汚泥2は、スクリュー羽根7の回転により、上流側から下流側へ送られながら濾過脱水され、ケーキ29(脱水汚泥)として汚泥排出口10から排出される。
この際、図3,図4に示すように、スクレーパー17,18がスクリーン5の内面に摺接するため、スクリーン5の内面の汚泥2がスクレーパー17,18により掻き取られ、汚泥2がスクリーン5の内面に付着するのを防止することができる。
濾過領域14において、図3に示すように、スクレーパー17は二層に重ね合わせられたスクレーパー部材20,21からなるため、第1のスクレーパー部材20(隣接する一方のスクレーパー部材)の復元力が隣接する第2のスクレーパー部材21(他方のスクレーパー部材)の復元力によって補われ、これにより、スクレーパー17の復元力を十分に確保することができる。
また、スクレーパー17が弓なりに湾曲して変形する際、互いに隣接する両スクレーパー部材20,21の隣接面30同士が滑りながらずれて、両スクレーパー部材20,21が個々に変形する。このため、スクレーパー17の変形容易性が保たれる。
特に、濾過領域14においては、汚泥2の含水率が高いため、図3に示すように、スクレーパー部材20,21を二層重ね合わせたスクレーパー17でスクリーン5の内面の汚泥2を掻き取ることにより、複数層の各スクレーパー部材20,21がスクリーン5の内面に当接し、汚泥2がスクリーン5の内面に付着するのを確実に防止して、より一層脱水効率が向上する効果を奏する。
また、製作時のスクリュー羽根7の外径公差やスクリーン5の内径公差等によって、径方向におけるスクリュー羽根7とスクリーン5との実際の間隙Dが設計値に対して増減する場合があるが、図5に示すように、上記各スクレーパー部材20,21の突出長さL1,L2が異なっているため、いずれかのスクレーパー部材20,21が最適な状態でスクリーン5の内面に摺接する。
すなわち、図3に示すように、上記実際の間隙Dが設計値と一致している場合、第1のスクレーパー部材20の外側縁が、スクリュー羽根7の厚さ方向Cにおいて、所定の接触長さE1でスクリーン5の内面に接し、第2のスクレーパー部材21の外側縁が、上記厚さ方向Cにおいて、上記所定の接触長さE1よりも短い接触長さE2でスクリーン5の内面に接する。これにより、第1のスクレーパー部材20がスクリーン5の内面に最適な面圧で摺接する。
例えば、図7に示すように、上記実際の間隙Dが設計値よりも増大した場合、万一、第1のスクレーパー部材20がスクリーン5の内面から離間しても、第2のスクレーパー部材21がスクリーン5の内面に摺接するため、スクリーン5の内面の汚泥2が第2のスクレーパー部材21により掻き取られる。
反対に、図8に示すように、上記実際の間隙Dが設計値よりも縮小した場合、第2のスクレーパー部材21がスクリーン5の内面から離間することがあるが、第1のスクレーパー部材20がスクリーン5の内面に摺接するため、スクリーン5の内面の汚泥2が第1のスクレーパー部材20により掻き取られる。この際、第1のスクレーパー部材20の突出長さL1を第2のスクレーパー部材21の突出長さL2よりも短くしているため、第1のスクレーパー部材20の接触長さE1の増加量を抑制することができ、スクリーン5の内面に押圧される第1のスクレーパー部材20の面圧の低下を抑制することができる。
尚、二層のスクレーパー部材20,21からなるスクレーパー17をスクリュー羽根7の全長にわたって取付けるのが理想的であるが、コスト等の面から、スクリュー羽根7の一部分のみに取付けてもよい。一部分の一例として、上記実施の形態では、図1に示すように、濾過領域14のみに、二層のスクレーパー部材20,21からなるスクレーパー17を設けている。また、本発明の効果は、濾過領域14のみならず、圧搾領域15においても発揮されるため、上記スクレーパー17を圧搾領域15のみに設けてもよい。或は、上記スクレーパー17を濾過領域14と圧搾領域15との両領域に設けてもよい。
上記実施の形態では、図3に示すように、スクレーパー17を、複数層の一例として二層に重ね合わせたスクレーパー部材20,21で構成しているが、三層以上のスクレーパー部材で構成してもよい。
上記実施の形態では、図1に示すように、スクリュー羽根7のピッチPを、汚泥供給口9から汚泥排出口10に至る全領域で等ピッチに設定したが、下流側(汚泥排出口10側)ほど狭くなるように設定してもよい。
上記実施の形態では、スクリュー軸6にスクリュー羽根7を一条設けた単条型のスクリュープレス1を挙げたが、スクリュー軸6に複数条(例えば二条や三条等)のスクリュー羽根7を設けた多条型のスクリュープレスであってもよい。また、一本のスクリュー軸6を備えた単軸型のスクリュープレス1を挙げたが、複数本(例えば二本や三本等)のスクリュー軸6を並列に備えた多軸型のスクリュープレスであってもよい。尚、このようにスクリュープレスを多軸多条型にして、各スクリュー羽根7にスクレーパーを取付けることによって、スクリュー軸6の一回転当りにおけるスクレーパーによる掻き取り回数が増加するため、本発明の効果がより一層向上する。
尚、上記多条型のスクリュープレスの場合、スクリュー軸6の一部分だけが複数条であってもよく、或は異なった条数(例えば二条と三条等)同士を組み合わせてもよい。
上記実施の形態では、各スクレーパー部材20,21,26の厚さや硬度を同一にしているが、異なったものであってもよい。また、第2のスクレーパー部材21の硬度を第1のスクレーパー部材20の硬度よりも高くすることにより、より大きな復元力を得ることができる。
上記実施の形態では、テーパー状のスクリュー軸6を用いたが、ストレート状のスクリュー軸を用いてもよい。或は、ストレート状ではあるが、汚泥供給口9から汚泥排出口10に向って段階的に拡径する多段状のスクリュー軸を用いてもよい。
1 スクリュープレス
5 スクリーン
6 スクリュー軸
7 スクリュー羽根
9 汚泥供給口(被脱水物供給部)
10 汚泥排出口(被脱水物排出部)
14 濾過領域
15 圧搾領域
17,18 スクレーパー
20 第1のスクレーパー部材
21 第2のスクレーパー部材
26 スクレーパー部材
C スクリュー羽根の厚さ方向
L1,L2 突出長さ

Claims (3)

  1. 筒状のスクリーン内に回転自在なスクリュー軸が挿入され、
    スクリュー軸の外周面に螺旋状のスクリュー羽根が設けられたスクリュープレスであって、
    スクリュー羽根の径方向外側縁に、スクリーン内面に摺接する弾性変形自在なスクレーパーが設けられ、
    スクレーパーは、スクリュー羽根の厚さ方向において複数層に重ね合わせられたスクレーパー部材からなり、
    スクリュー羽根外側縁から径方向外側への突出長さは、被脱水物供給部側のスクレーパー部材の突出長さが被脱水物排出部側のスクレーパー部材の突出長さよりも長いことを特徴とするスクリュープレス。
  2. 被脱水物供給部から被脱水物排出部に至る脱水領域は、被脱水物供給部を含む上流側の濾過領域と、被脱水物排出部を含む下流側の圧搾領域とに分けられ、
    濾過領域において、スクレーパーは複数層のスクレーパー部材からなり、
    圧搾領域において、スクレーパーは単層のスクレーパー部材からなることを特徴とする請求項1に記載のスクリュープレス。
  3. 筒状のスクリーン内に回転自在なスクリュー軸が挿入され、
    スクリュー軸の外周面に螺旋状のスクリュー羽根が設けられたスクリュープレスであって、
    被脱水物供給部から被脱水物排出部に至る脱水領域は、被脱水物供給部を含む上流側の濾過領域と、被脱水物排出部を含む下流側の圧搾領域とに分けられ、
    スクリュー羽根の径方向外側縁に、スクリーン内面に摺接する弾性変形自在なスクレーパーが設けられ、
    濾過領域において、スクレーパーはスクリュー羽根の厚さ方向において複数層に重ね合わせられたスクレーパー部材からなり、
    圧搾領域において、スクレーパーは単層のスクレーパー部材からなることを特徴とするスクリュープレス。
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