JPWO2007007476A1 - 弾性境界波フィルタ装置 - Google Patents

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Abstract

帯域外減衰量の拡大を図り得る弾性境界波フィルタ装置を提供する。圧電基板101上に、誘電体膜102が形成されており、両者の境界に複数のIDTを有する少なくとも1つの縦結合共振子型弾性境界波フィルタ110と、少なくとも2個の一端子対弾性境界波共振子120,130を備え、少なくとも1つの弾性境界波共振子120が縦結合共振子型弾性境界波フィルタ110に直列接続されており、少なくとも1つの残りの一端子対弾性境界波共振子130が、縦結合共振子型弾性境界波フィルタ110に並列に接続されており、直列接続弾性境界波共振子の***振周波数が、弾性境界波フィルタ装置の通過帯域よりも高周波側にあり、並列接続弾性境界波共振子の共振周波数が直列接続弾性境界波共振子の***振周波数以上に位置している、弾性境界波フィルタ装置。

Description

本発明は、圧電基板と誘電体膜との界面を伝搬する弾性境界波を利用した弾性境界波フィルタ装置に関し、より詳細には、縦結合共振子型弾性境界波フィルタに一端子対弾性境界波共振子が接続された回路構成を有する弾性境界波フィルタ装置に関する。
近年、小型であり、フィルタ特性に優れているため、携帯電話機のRF段などにおいて、帯域フィルタとして弾性表面波フィルタ装置が広く用いられている。
例えば、下記の特許文献1には、縦結合共振子型の2重モード弾性表面波フィルタに直列に1ポート型弾性表面波共振子を接続してなる複合弾性表面波フィルタ装置が開示されている。
図5は、この種の複合弾性表面波フィルタ装置の概略構成を示す模式的平面図である。複合弾性表面波フィルタ装置501は、圧電基502上に、図示の電極構造を形成することにより、構成されている。すなわち、IDT504〜506が弾性表面波伝搬方向に配置されている。IDT504〜506の設けられている領域の表面波伝搬方向両側に反射器507,508が配置されている。それによって、縦結合共振子型の2重モード弾性表面波フィルタ503が構成されている。IDT505の一端が入力端子511に接続されている。両側のIDT504,506が共通接続されて、一端子対弾性表面波共振子509に接続されている。一端子対弾性表面波共振子509は、出力端子512に接続されている。
上記弾性表面波フィルタ装置501では、縦結合共振子型の2重モード弾性表面波フィルタ503に直列に一端子対弾性表面波共振子509を直列に接続することにより、帯域外減衰量の拡大が図られている。
また、上記構成だけでは、十分な減衰量を得ることができないことに鑑み、縦結合2重モード弾性表面波フィルタ503と、一端子対弾性表面波共振子509とを直列に接続している線路に容量513が並列に接続されている。すなわち、容量513を含む線路をバイパス線路とし、通過帯域よりも高域側の減衰域の信号をアース電位に接続することにより、通過帯域外高域側の減衰量の改善が図られている。
他方、下記の特許文献2には、上記容量513に代えて、共振素子を並列に接続した構成が開示されている。共振子を用いた場合には、共振周波数におけるインピーダンス変化を急峻とすることができる。従って、通過帯域外低域側に低インピーダンスのピークを配置したとしても、通過帯域においては、高いインピーダンスを保つことができ、通過帯域に大きな影響を与えることなく、通過帯域外低域側の減衰量を十分な大きさとすることができる。特許文献2では、上記のように、並列に接続された共振子の共振周波数を、フィルタの通過帯域外低域側の減衰域に配置するとともに、直列接続されている共振子の***振周波数を通過帯域よりも高域側に配置している。このような構成により、すなわち、上記容量513に代えて用いられている並列接続共振子により、通過帯域外低域側の減衰量が改善されている。
特開2002−64358号公報 特開平7−131290号公報
特許文献1に記載の弾性表面波フィルタ装置501では、上記のように、縦結合共振子型の2重モード弾性表面波フィルタ503に直列に直列接続型の一端子対弾性表面波共振子509を接続し、さらに直列線路に並列に容量513を接続することにより、帯域外減衰量の拡大、特に通過帯域外高域側の減衰量が図られていた。
ところで、容量513のような容量素子を用いて減衰域における減衰量を改善する場合には、減衰量の周波数信号に対しては、容量素子は低インピーダンスであり、通過帯域の周波数の信号に対しては高インピーダンスとされることが求められる。
しかしながら、単なる容量513では、インピーダンスの変化が急峻ではない。そのため、通過帯域近傍における減衰量を十分な大きさにするために、減衰域においてインピーダンスを低くした場合、通過帯域におけるインピーダンスが十分に高くならず、通過帯域の信号の一部が容量513側に流れて、通過帯域の特性が悪化するおそれがあった。逆に、通過帯域の信号に対してインピーダンスを十分に高くした場合には、減衰域におけるインピーダンスが十分低くならず、減衰域における減衰量を十分な大きさとするとことができなくなるという問題があった。
他方、特許文献2に開示されている弾性表面波フィルタ装置では、容量513に代えて、並列接続弾性表面波共振子が接続されている。この場合には、通過帯域外低域側に低インピーダンスのピークである共振点を配置した場合であっても、通過帯域において高いインピーダンスを確保することができる。従って、通過帯域の特性に大きな影響を与えることなく、通過帯域外低域側の減衰量の拡大を図ることができる。
特許文献2に記載されている構成では、並列接続されている弾性表面波共振子の共振周波数を、フィルタの通過帯域外低域側の減衰域に配置し、直列接続されている弾性表面波共振子の***振点を通過帯域外高域側に配置することにより、並列接続型の弾性表面波共振子により、通過帯域外低域側の減衰量の拡大が図られている。通過帯域外高域側の減衰量の改善を図る場合には、並列接続弾性表面波共振子の共振点をフィルタの通過帯域の高域側に配置すればよい。もっとも、この場合には、並列接続弾性表面波共振子のインピーダンスが通過帯域内において容量性となる。
弾性表面波フィルタにおける電気機械結合係数が大きいほど、弾性表面波フィルタを構成しているIDTは容量性に見えにくくなる。従って、電気機械結合係数が比較的小さければ、上記IDTは容量性に見え、フィルタ、直列接続弾性表面波共振子及び並列接続弾性表面波共振子の全てが容量性に見え、通過帯域内におけるインピーダンスマッチングを図ることが困難となるという問題があった。
IDTの電気機械結合係数をK2、IDTの容量比をγとし、γ=C0m/Cm(但し、C0mはIDTを等価回路で表現したときの並列容量であり、Cmは弾性表面波を放射する作用を表現する直列共振回路の中の容量分を示す)、K2=1/(1+γ)であるため、γ=(1/K2)−1となる。
すなわち、電気機械結合係数K2が大きいほど、容量比γが小さくなり、C0m/Cmは小さくなることになる。言い換えれば、電気機械結合係数K2が小さければ、弾性表面波を放射する直列回路のアドミタンスに対し、C0mのアドミタンスが大きく見えるため、弾性表面波フィルタのIDTの容量性に見えることになる。逆に、電気機械結合係数K2が大きければ、IDTが容量性に見えにくいことになる。
従来、弾性表面波フィルタ装置では、電気機械結合係数が比較的小さいため、弾性表面波フィルタのIDTは容量性に見え、該弾性表面波フィルタに直列接続弾性表面波共振子と並列接続弾性表面波共振子とを接続し、並列接続弾性表面波共振子の共振点をフィルタの通過帯域外高域側に配置した場合、元々インピーダンスが容量性となっている上に容量性の並列接続型の弾性表面波共振子が接続されることにより、通過帯域内におけるインピーダンス整合を図ることができなくなるという問題があった。
よって、従来の弾性表面波フィルタ装置では、通過帯域外高域側の減衰量の改善を図るために、弾性表面波フィルタに並列接続される並列接続弾性表面波共振子を使用することはなかった。
ところで、近年、弾性表面波フィルタ装置に代えて、異なる媒質間の境界を伝搬する弾性境界波フィルタ装置が注目されている。弾性境界波フィルタ装置では、空隙を設ける必要がないため、パッケージ構造の簡略化及び小型化を進めることができる。そして、弾性境界波フィルタ装置においても、弾性表面波フィルタ装置の場合と同様に、帯域外減衰量の改善が強く求められている。
本発明の目的は、上述した従来技術の現状に鑑み、弾性境界波フィルタに弾性境界波共振子が接続されている回路構成を有し、通過帯域外高域側の減衰量を十分な大きさとすることが可能な弾性境界波フィルタ装置を提供することにある。
本発明によれば、圧電基板と、前記圧電基板上に形成された誘電体膜と、前記圧電基板と誘電体膜との境界に配置された複数のIDTを有する少なくとも1つの縦結合共振子型弾性境界波フィルタと、前記圧電基板と、前記誘電体膜の境界に形成されたIDTを有する少なくとも2個の一端子対弾性境界波共振子とを備え、少なくとも1つの前記一端子対弾性境界波共振子が、前記縦結合共振子型弾性境界波フィルタに直列に接続されている直列接続弾性境界波共振子とされており、少なくとも1つの残りの前記一端子対弾性境界波共振子が、前記縦結合共振子型弾性境界波フィルタに並列に接続されている並列接続弾性境界波共振子とされており、前記直列接続弾性境界波共振子の***振周波数が、前記縦結合共振子型弾性境界波フィルタの通過帯域よりも高周波側にあり、前記並列接続弾性境界波共振子の共振周波数が、前記直列接続弾性境界波共振子の***振周波数以上に位置していることを特徴としている、弾性境界波フィルタ装置が提供される。
本発明に係る弾性境界波フィルタ装置のある特定の局面では、前記圧電基板が、LiNbO3単結晶基板であり、該圧電基板のオイラー角のφ及びθが、−31°≦φ≦31°かつ90°≦θ≦130°の範囲内とされている。
本発明に係る弾性境界波フィルタ装置では、好ましくは、上記IDTは、Al、Ti、Pt、Fe、Ni、Cr、Cu、Ag、W、Ta及びAuからなる群から選択した1種の金属または該金属を主体とする合金からなる。
本発明に係る弾性境界波フィルタ装置の他の特定の局面では、誘電体膜は、SiO2、SiN、水晶、LBO、ランガサイト、ランガナイト及びガラスからなる群から選択した1種の材料により構成される。
(発明の効果)
本発明に係る弾性境界波フィルタ装置は、少なくとも1つの縦結合共振子型弾性境界波フィルタと、少なくとも2つの一端子対弾性境界波共振子とが圧電基板及び誘電体膜を用いて構成されている。従って、弾性表面波フィルタ装置に比べて、パッケージ構造の簡略化及び小型化を図ることができる。
しかも、上記少なくとも2つの一端子対弾性境界波共振子の内、少なくとも1つの弾性境界波共振子が、直列接続弾性境界波共振子であり、残りの少なくとも1つの弾性境界波共振子が、並列接続弾性境界波共振子とされており、直列接続弾性境界波共振子の***振周波数が、縦結合共振子型弾性境界波フィルタの通過帯域よりも高周波側に存在する。従って、直列接続弾性境界波共振子により、フィルタの通過帯域外高域側の減衰量は改善される。さらに弾性境界波フィルタの電気機械結合係数が大きいため、インピーダンスが誘導性となり、フィルタ装置全体の通過帯域におけるインピーダンスの整合が取り易くなる。
また、並列接続弾性境界波共振子の共振周波数が、直列接続弾性境界波共振子の***振周波数以上とされているため、並列接続弾性境界波共振子の共振周波数近傍におけるインピーダンス変化を利用して、通過帯域外高域側の減衰量がさらに効果的に改善される。従って、通過帯域外減衰量の拡大を図ることができる。
圧電基板がLiNbO3単結晶基板からなり、オイラー角のφ及びθが−31°≦φ≦31°かつ90°≦θ≦130°の範囲とされている場合には、弾性境界波フィルタの電気機械結合係数をさらに大きくできるため、弾性境界波フィルタのインピーダンスをより誘導性とすることができ、装置全体の通過帯域におけるインピーダンスの整合状態がより改善される。また、パワーフロー角を小さくすることができ、しかも温度特性を改善することができる。
IDTが、Al、Ti、Pt、Fe、Ni、Cr、Cu、Ag、W、Ta及びAuからなる群から選択した1種の金属もしくは該金属を主体とする合金からなる場合には、伝搬損失の小さな弾性境界波フィルタ装置を提供することができる。
誘電体膜が、SiO2、SiN、水晶、LBO、ランガサイト、ランガナイト及びガラスからなる群から選択された1種の材料からなる場合には、弾性境界波フィルタ装置の温度による特性の変化を小さくすることが可能となる。
図1は本発明の一実施形態に係る弾性境界波フィルタ装置の電極構造を模式的に示す平面図である。 図2は本発明の一実施形態に係る弾性境界波フィルタ装置の要部を示す模式的正面断面図である。 図3は本発明の一実施形態の弾性境界波フィルタ装置で用いられている並列接続弾性境界波共振子及び直列接続弾性境界波共振子のインピーダンス特性を示す図である。 図4は本発明の一実施形態の弾性境界波フィルタ装置及び比較のために用意した従来の弾性境界波フィルタ装置のフィルタ特性を示す図である。 図5は従来の弾性表面波フィルタ装置の電極構造の一例を示す模式的平面図である。
符号の説明
100…弾性境界波フィルタ装置
101…LiNbO3基板
102…電極パターン
103…SiO2
104a,104b…端子
110…縦結合共振子型弾性境界波フィルタ
111,112…反射器
113〜115…IDT
120…弾性境界波共振子
130…弾性境界波共振子
141…配線
以下、図面を参照しつつ、本発明の具体的な実施形態を説明することにより、本発明を明らかにする。
図1は、本発明の一実施形態に係る弾性境界波フィルタ装置の電極構造を示す模式的平面図であり、図2は該弾性境界波フィルタ装置の要部を説明するための模式的正面断面図である。
図2に示すように、本実施形態の弾性境界波フィルタ装置100は、圧電基板として、LiNbO3単結晶からなるLiNbO3基板101を有する。LiNbO3基板101上には、誘電体膜としてSiO2膜103が積層されている。本実施形態の弾性境界波フィルタ装置100は、上記LiNbO3基板101と、SiO2膜103の境界面を伝搬するSH型の弾性境界波を利用している。
図2においては、上記弾性境界波を受励振するための電極パターン102が略図的に示されている。この電極パターン102は、より具体的には図1に模式的平面図で示す電極構造に相当する。
なお、SiO2膜103には、誘電体膜開口部103a,103bが形成されている。誘電体膜開口部103a,103bにおいて、電極パターン102の一部がそれぞれ露出している。誘電体膜103上に、接続導電部105a,105bが形成されている。接続導電部105a,105bは、誘電体膜開口部103a,103b内に至っており、電極パターン102の一部に電気的に接続されている。
また、誘電体膜103の上面に、端子104a,104bが形成されており、端子104a,104bが、それぞれ、上記接続導電部105a,105bに電気的に接続されている。
上記接続導電部105a,105bは、AlまたはCuなどの適宜の金属もしくは合金により形成することができる。同様に、端子104a,104bについても、AlまたはCuなどの適宜の金属もしくは合金により形成され得る。
図1に示すように、上記LiNbO3基板101上に形成された電極パターン102は、厚み0.05λの金の薄膜により形成されている。なお、λは、弾性境界波フィルタ装置100の通過帯域における弾性境界波の中心周波数に相当する波長である。
また、LiNbO3基板101のオイラー角のφは0°、θは105°とした。なお、図1においては、後述するIDTの電極指の本数及び反射器のグレーティングの本数は実際よりも少なく略図的に示されている。
なお、上記オイラー角(φ,θ,ψ)については、公知の右手系オイラー角を用いることとする。すなわち、LiNbO3単結晶の結晶軸X,Y,Zに対し、Z軸を中心軸とし、X軸を反時計回りにφ回転し、Xa軸を得る。次に、Xa軸を中心軸とし、Z軸を反時計回りにθ回転し、Z’軸を得る。Xa軸を含み、Z’軸を法線とする面を基板の切断面にする。Z’軸を軸として、Xa軸を反時計回りにψ回転した方向を弾性境界波伝搬方向とする。
また、オイラー角の初期値として与えられるLiNbO3単結晶の結晶軸X,Y,Zは、Z軸をc軸と平行としX軸を等価な3方向のa軸の内の任意の1つと平行とし、Y軸はX軸及びZ軸を含む面の法線方向とする。
図1において、LiNbO3基板101の結晶Z軸を、結晶X軸を中心軸として反時計回りに105°回転した方向が紙面に対する法線方向となる。また、図1においては、紙面の左右に延びる方向をLiNbO3結晶基板101結晶X軸方向とする。従って、図1では、紙面の左右方向に伝搬するオイラー角はψ=0°となり、紙面の上下方向に伝搬する弾性境界波のオイラー角はψ=90°となる。
上記電極パターン102は、図1に示すように、縦結合共振子型弾性境界波フィルタ110と、縦結合共振子型弾性境界波フィルタ110に直列に接続されている一端子対弾性境界波共振子120と、弾性境界波フィルタ110に並列に接続されている一端子対弾性境界波共振子130とを有する。直列接続されている一端子対弾性境界波共振子120を、直列接続弾性境界波共振子120と略し、弾性境界波フィルタ110に並列に接続されている一端子対弾性境界波共振子130を、並列接続弾性境界波共振子130と略すこととする。
弾性境界波フィルタ110は、弾性境界波伝搬方向に沿って配置されたIDT113〜115と、IDT113〜115が設けられている領域の弾性境界波伝搬方向両側に配置された反射器111,112とを有する。
IDT114の一端が端子104aに電気的に接続されている。IDT113,115の一端が共通接続され、直列接続弾性境界波共振子120を介して出力端子104bに電気的に接続されている。また、並列接続弾性境界波共振子130は、IDT113,115の上記一端が共通接続されている部分と、アース電位との間に接続されている。
図1に示す電極構造は、上述したLiNbO3基板101と、SiO2膜103との境界に形成されている。
本実施形態では、上記弾性境界波フィルタ装置100は、869〜894MHzの帯域の信号を選択的に通過させるバンドパスフィルタとして設計されている。上記弾性境界波フィルタ110、この通過帯域を有するように構成されており、すなわちIDT113〜115の電極指ピッチ、電極指の対数、交差幅、並びに反射器111,112の電極指ピッチ、本数、及びIDT−IDT間隔並びにIDT−反射器間隔を調整することにより、弾性境界波フィルタ110は、869〜894MHzの信号を選択的に通過させるように設計されている。
他方、弾性境界波共振子120は、弾性境界波フィルタ装置100の通過帯域内である886MHzに共振点を有し、弾性境界波フィルタ装置100の通過帯域よりも高域側の減衰域にある913MHzに***振点を有するように設計されている。弾性境界波フィルタ装置100の通過帯域である869〜894MHzでは、弾性境界波共振子120のインピーダンスは、40Ω以下になるように設計されている。
他方、弾性境界波フィルタ装置100の高域側の減衰域における913MHzでの弾性境界波共振子120のインピーダンスは2000Ωとなるように設計されており、この付近の周波数では、弾性境界波共振子120が高いインピーダンスを有している。
また、弾性境界波共振子130は、上記弾性境界波フィルタ装置100の通過帯域よりも高域側の減衰域内の972MHzに共振点を有するように設計されており、905〜975MHzにおいては、弾性境界波共振子120よりも低いインピーダンスを有する。他方、869〜894MHzの通過帯域内においては、弾性境界波共振子130のインピーダンスは150Ω以上となるように設計されており、この周波数領域においては、弾性境界波共振子120のインピーダンスの3.7倍以上のインピーダンスを有するように構成されている。
なお、本実施形態では、上記電極構造は、上述したように、厚み0.05λの金の薄膜により構成されており、SiO2膜103は厚み10μmの厚みとされている。
図3は、弾性境界波共振子120と、弾性境界波共振子130のインピーダンス−周波数特性をそれぞれ示す。実線が弾性境界波共振子120のインピーダンス特性を、破線が弾性境界波共振子130のインピーダンス特性を示す。
図3から明らかなように、弾性境界波フィルタ装置100の高域側の減衰域内にある913MHz付近において、弾性境界波共振子120は、1000Ω以上の高いインピーダンスを有する。そのため、直列接続弾性境界波共振子120は、913MHz付近の信号を遮断し、この付近の周波数の信号の減衰量を拡大させる。
また、869〜894MHzの通過帯域内における直列接続弾性境界波共振子120のインピーダンスは40Ω以下と小さい。従って、弾性境界波共振子120を接続したことによる通過帯域内挿入損失への影響は小さい。
他方、並列接続弾性境界波共振子130は、弾性境界波フィルタ装置100の通過帯域よりも高域側の減衰域である905〜975MHzにおいて、弾性境界波共振子120よりも小さなインピーダンスを有する。すなわち、905〜975MHz付近では、直列接続弾性境界波共振子120を通り、端子104bに至る信号経路のインピーダンスよりも、並列接続弾性境界波共振子130を通り、アース電位に至る信号経路のインピーダンスの方が小さくなる。そのため、905〜975MHzでは、大部分の信号電流が、並列接続弾性境界波共振子130を介してアース電位に流出し、減衰量の増大を図ることができる。
他方、869〜894MHzの通過帯域内における並列接続弾性境界波共振子130のインピーダンスは、直列接続弾性境界波共振子110の3.7倍以上である。そのため、通過帯域内では、並列接続弾性境界波共振子130を介してアース電位に流出する信号電流は、直列接続弾性境界波共振子120を通り、出力端子104bに到達する信号電流の1/3.7以下となる。すなわち、並列接続弾性境界波共振子130を接続したとしても、通過帯域内における挿入損失への影響は小さい。従って、本実施形態では、弾性境界波共振子130は、通過帯域内の挿入損失にさほど大きな影響を与えることなく、通過帯域よりも高域側の減衰域、すなわち905〜975MHz付近における減衰量を大きくすることが可能となる。
図4は、本実施形態の弾性境界波フィルタ装置のフィルタ特性と、比較のために用意した従来の弾性境界波フィルタ装置のフィルタ特性との比較を示す図である。実線が、上記実施形態のフィルタ特性を、破線が、弾性境界波共振子130が接続されていないことを除いては上記実施形態と同様にして構成された弾性境界波装置のフィルタ特性を示す。
図4から明らかなように、本実施形態によれば、並列接続弾性境界波共振子130の接続により、通過帯域外高域側の減衰量を大幅に改善することが可能となることがわかる。
すなわち、弾性境界波共振子130の共振点である972MHz付近において、弾性境界波共振子130のインピーダンスが極端に小さくなり、大量の信号電流がアース電位に流出されるので、一端子対弾性境界波共振子130の共振点付近の周波数において減衰量を大きくすることが可能となる。
なお、上述したように、弾性境界波共振子130を接続したとしても、通過帯域内への影響は小さい。もっとも、弾性境界波共振子130が有する容量性インピーダンス、すなわち虚部が負のインピーダンスは、弾性境界波フィルタ装置100の終端インピーダンスを容量性にする働きを有する。弾性境界波フィルタ110は比較的大きな電気機械結合係数を有するため、フィルタ装置の通過帯域における弾性境界波フィルタ110の終端インピーダンスを誘導性とすることができる。さらに本実施形態では、オイラー角のφ=0°かつθ=105°のLiNbO3基板101と、SiO2膜の102との境界を伝搬するSH型の弾性境界波を用いた縦結合共振子型の弾性境界波フィルタ110が用いられている。この形式の弾性境界波フィルタでは、電気機械結合係数K2を16%程度まで大きくすることができるので、縦結合共振子型フィルタ110の終端インピーダンスをさらに誘導性に設計することができる。
本実施形態では、縦結合共振子型弾性境界波フィルタ110の終端インピーダンスを誘導性に設計することにより、並列接続弾性境界波共振子の有する容量性のインピーダンスを付加することにより、弾性境界波フィルタ装置100の終端インピーダンスが過剰に容量性になることが抑制されている。
なお、本実施形態では、1つの縦結合共振子型弾性境界波フィルタに、1つの直列接続弾性境界波共振子及び1つの並列接続弾性境界波共振子が接続されていたが、本発明では、縦結合共振子型弾性境界波フィルタは複数設けられていてもよく、すなわち、例えば複数の縦結合共振子型弾性境界波フィルタを従属接続してもよい。
また、直列接続弾性境界波共振子や並列接続弾性境界波共振子は、それぞれ、2以上設けられていてもよい。
また、上記実施形態では、図1に示されているように、縦結合共振子型弾性境界波フィルタ110と、弾性境界波共振子120,130とを接続する配線や、アース電位に接続するための配線を略図的に示したが、これらの配線は、適宜の導電路で構成することができる。また、これらの配線について、導電路以外の電気的パターンを用いたり、通過帯域内において弾性境界波共振子よりも大きなインピーダンスを有し、かつ弾性境界波共振子の***振周波数において、弾性境界波共振子よりも小さなインピーダンスを有するインピーダンス素子を用いてもよい。
また、LiNbO3基板を用いた場合、オイラー角φ及びθが、−31°≦φ≦+31°かつ90°≦θ≦130°の範囲にある場合には、積層された誘電体膜との境界を伝搬する弾性境界波において、弾性境界波伝搬方向であるオイラー角のψを0°〜60°の範囲で変化させることにより、電気機械結合係数K2を16%からほぼ0%の範囲で変化させることができる。しかも、この範囲においては、弾性境界波の伝搬損失が発生しない。従って、好ましくは、LiNbO3基板のφ及びθを上記範囲とすることにより、低損失の弾性境界波フィルタ装置を提供することができる。
なお、上記実施形態では、誘電体膜としてSiO2膜を用いたが、SiO2膜以外に、SiN、水晶、LBO、ランガサイト、ランガナイトまたはガラスなどを用いてもよい。これらの誘電体材料を用いて誘電体膜を形成した場合、本発明に従って、温度特性に優れた弾性境界波フィルタを得ることができる。
また、IDTは、上記のように、Alから形成されていたが、Al以外の金属、例えば、Ti、Pt、Fe、Ni、Cr、Cu、Ag、W、TaまたはAuなどを用いることができる。また、これらの金属を主体とする合金を用いてもよい。これらの金属またはこれらの金属を主体とする合金を用いることにより、弾性境界波の伝搬損失を小さくすることができ、望ましい。

Claims (4)

  1. 圧電基板と、
    前記圧電基板上に形成された誘電体膜と、
    前記圧電基板と誘電体膜との境界に配置された複数のIDTを有する少なくとも1つの縦結合共振子型弾性境界波フィルタと、
    前記圧電基板と、前記誘電体膜の境界に形成されたIDTを有する少なくとも2個の一端子対弾性境界波共振子とを備え、
    少なくとも1つの前記一端子対弾性境界波共振子が、前記縦結合共振子型弾性境界波フィルタに直列に接続されている直列接続弾性境界波共振子とされており、
    少なくとも1つの残りの前記一端子対弾性境界波共振子が、前記縦結合共振子型弾性境界波フィルタに並列に接続されている並列接続弾性境界波共振子とされており、
    前記直列接続弾性境界波共振子の***振周波数が、前記縦結合共振子型弾性境界波フィルタの通過帯域よりも高周波側にあり、
    前記並列接続弾性境界波共振子の共振周波数が、前記直列接続弾性境界波共振子の***振周波数以上に位置していることを特徴としている、弾性境界波フィルタ装置。
  2. 前記圧電基板が、LiNbO3単結晶基板であり、該圧電基板のオイラー角のφ及びθが、−31°≦φ≦31°かつ90°≦θ≦130°の範囲にある、請求項1に記載の弾性境界波フィルタ装置。
  3. 前記IDTが、Al、Ti、Pt、Fe、Ni、Cr、Cu、Ag、W、Ta及びAuからなる群から選択した1種の金属または該金属を主体とする合金からなる、請求項1または2に記載の弾性境界波フィルタ装置。
  4. 前記誘電体膜が、SiO2、SiN、水晶、LBO、ランガサイト、ランガナイト及びガラスからなる群から選択された1種の材料からなる、請求項1〜3のいずれか1項に記載の弾性境界波フィルタ装置。
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