JPWO2006098407A1 - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

トレッド部の一部に導電性ゴムを配置した空気入りタイヤにおいて、トレッド部の耐偏摩耗性を改善することを目的とする。トレッド部12に発泡ゴムを配置すると共に、該トレッド部12の一部に発泡ゴムを用いた発泡ゴム導電層14を配置する。更に発泡ゴム導電層14の発泡率をその他のトレッドゴム部22に対し、相対的に高く設定することにより、該発泡ゴム導電層14とその他のトレッドゴム22との間の耐摩耗性の差によって生ずる偏摩耗を抑制することができる。

Description

本発明は、主として発泡ゴムからなるトレッド部の一部に導電性ゴム層を配置した空気入りタイヤに関する。
従来、タイヤの補強剤としてはカーボンブラックを用いるのが一般的であった。近年、環境問題に対処すべく、自動車の燃費の改善が要請されており、タイヤの転がり抵抗の低減が課題とされている。この課題への対応として、ヒステリシスロスを発生させる原因となるカーボンブラックの配合量を減らして、シリカを補強剤として含有したトレッドゴムが開発されている。カーボンブラックの配合量を減らす一方でシリカを配合することにより、転がり抵抗が低減されると共に、濡れた路面での制動力(以下、ウエット性という。)が高くなる。しかしながら、シリカを配合したトレッドゴムは、カーボンブラックのみを配合したトレッドゴムに比べて電気抵抗が高く、ゴム変形時の内部摩擦等で発生した静電気を蓄積してしまうという問題があった。
また、一般に、スタッドレスタイヤでは、氷上性能を改良するために、トレッドゴムに発泡ゴムを使用することがあるが(下記の特許文献1参照)、更にウェット性能を向上させるために白色フィラーを配合することもある。この場合、タイヤとしての導電性が不足するため、タイヤに蓄積された静電気に対してアースの役割をする導電性の高いゴムをトレッド部に薄く配置するが(下記の特許文献2参照)、その導電性ゴムとして、発泡率が2%未満の所謂非発泡ゴムを用いていた。
特開昭62−283001号公報 特開平10−81110号公報
しかしながら、一般に非発泡ゴムは発泡ゴムに比較して耐摩耗性が高いため、上記したように、導電性ゴムに非発泡のゴムを使用すると、トレッド部が摩耗していくうちに、導電性ゴムの部分だけが残ってしまい、発泡ゴムとの間に偏摩耗が生じるという問題があった。
本発明は、上記事実を考慮して、トレッド部の一部に導電性ゴム層を配置した空気入りタイヤにおいて、トレッド部の耐偏摩耗性を改善することを目的とする。
請求項1の発明は、トレッド部に発泡ゴムが配設された空気入りタイヤであって、トレッド踏面に体積抵抗率1010Ω・cm以下で白色フィラーが配合されない発泡ゴム導電層を部分的に配設したことを特徴としている。
請求項1に記載の空気入りタイヤでは、トレッド部に発泡ゴムを配置すると共に、該トレッド踏面に発泡ゴムを用いた発泡ゴム導電層を部分的に配置しているので、導電性ゴムに非発泡ゴムを用いた場合に比べ、トレッド部の偏摩耗が抑制される。
発泡ゴム導電層の体積抵抗率が1010Ω・cmを超えると、タイヤに帯電した静電気を接地路面に十分に放電することができなくなるので、発泡ゴム導電層の体積抵抗率は1010Ω・cm以下が好ましい。
なお、発泡ゴム導電層の発泡率は、例えば2%以上である。
請求項2の発明は、請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記発泡ゴム導電層の発泡率が、前記発泡ゴムの発泡率以上である。
通常、カーボンフィラーが配合される導電性ゴムの方が、白色フィラーが配合されるトレッドゴムよりも耐摩耗性が高いが、請求項2に記載の空気入りタイヤでは、発泡ゴム導電層の発泡率を前記発泡ゴムの発泡率より相対的に高く設定しているので、該発泡ゴム導電層とその他のトレッドゴムとの間の耐摩耗性の差によって生ずる偏摩耗を抑制することができる。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記発泡ゴム導電層は、タイヤ周方向に延びる帯状をなすことを特徴としている。
請求項3に記載の空気入りタイヤでは、発泡ゴム導電層が、タイヤ周方向に延びているので、発泡ゴム導電層とその他のトレッドゴムとの間の偏摩耗を、タイヤ周方向にわたって抑制することができる。
請求項4の発明は、請求項1から請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤにおいて、前記トレッド部は、タイヤ径方向外側のキャップ部とタイヤ径方向内側のベース部とを有するキャップ・ベース構造をなし、前記ベース部に非発泡ゴムを配置し、かつ前記発泡ゴム導電層は、前記キャップ部に設けられると共に前記ベース部と接することを特徴としている。
キャップ・ベース構造において、キャップ部に導電性の低い発泡ゴムを配置し、ベース部に導電性の高い(例えばカーボンフィラーが配合された)非発泡ゴムを配置した場合、トレッド部の下層(タイヤ径方向の中心方向側)に帯電した静電気は、ベース部までは流れるものの、該ベース部の上層(タイヤ径方向の外周側)に導電性の低いキャップ部が存在するため、トレッド踏面まで流れることができず、接地路面に放電されない。
しかし、請求項4に記載の空気入りタイヤでは、キャップ部に発泡ゴム導電層を配置し、該発泡ゴム導電層がベース部と接するようにしているので、タイヤ内部に帯電した静電気をベース部から発泡ゴム導電層を通じてトレッド踏面まで流し、接地路面に放電させることができる。
請求項5の発明は、請求項4に記載の空気入りタイヤにおいて、前記発泡ゴム導電層を、前記ベース部から前記トレッド踏面に向かって、該トレッド踏面の法線方向に対してタイヤ幅方向に傾斜するように配置することを特徴としている。
請求項5に記載の空気入りタイヤでは、トレッド部における発泡ゴム導電層が、トレッド踏面の法線方向に対して平行ではなく、タイヤ幅方向に傾斜するように配置される。これにより、トレッド部において発泡ゴム導電層が、トレッド踏面の平面視で、タイヤ幅方向に一定の広さを占めることとなり、トレッド部における発泡ゴム導電層とその他のトレッドゴムとの間の耐摩耗性の差によって生ずる偏摩耗を抑制することができる。
以上説明したように、本発明の空気入りタイヤによれば、トレッド部の一部に導電性ゴムを配置した空気入りタイヤにおいて、トレッド部の耐偏摩耗性を改善することができる、という優れた効果を有する。
発泡ゴム導電層がタイヤ径方向に配置された空気入りタイヤの断面図である。 発泡ゴム導電層がタイヤ径方向に対して傾斜して配置された空気入りタイヤの断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
[第1実施形態]
図1に示す本実施形態に係る空気入りタイヤ10のトレッド部12は、タイヤ径方向内側となるベース部18の外周に、トレッド踏面12A側となるキャップ部16を重ねて配置した、所謂キャップ・ベース構造をなし、ベース部18には非発泡ゴムが配置されている。
キャップ部16には、例えば発泡率が2%以上である発泡ゴムのゴム成分100重量部に対して白色フィラーが50重量部以上配合された発泡ゴムが配設されている。全フィラー量のうち白色フィラーが90%以上配合されたものを用いることができるが、これに限定されない。白色フィラーとしては、シリカ、水酸化アルミ等が挙げられる。キャップ部16は、白色フィラーの配合量が50重量部以下のゴムよりも導電性が低い。
ベース部18は、非発泡ゴムであるので、キャップ部16よりも高い剛性を有し、またカーボンフィラーが配合されているので、導電性が高い。
キャップ部16には、体積抵抗率1010Ω・cm以下で白色フィラーが配合されない発泡ゴム導電層14が配設されている。発泡ゴム導電層14には、例えばカーボンフィラーを配合することで、体積抵抗率が小さくなるようにしている。
ここで、発泡ゴム導電層14の体積抵抗率を1010Ω・cm以下としたのは、これを超えると、空気入りタイヤ10内に帯電した静電気を接地路面(図示せず)に十分に放電することができなくなるからである。
発泡ゴム導電層14の発泡率は、2%以上であり、キャップ部16のうち該発泡ゴム導電層14を除く部分を構成するトレッドゴム22(発泡ゴム)の発泡率以上である。具体的には、トレッドゴム22の発泡率が23%であるのに対し、発泡ゴム導電層14の発泡率は28%である。
発泡ゴム導電層14は、タイヤセンターCLにおいて、キャップ部16内に、トレッド踏面12Aの法線方向に向かい、かつ、タイヤ周方向に連続して設けられる。発泡ゴム導電層14のタイヤ径方向内側はベース部18と接すると共に、タイヤ径方向外側はトレッド踏面12Aに露出するように設けられる。発泡ゴム導電層14の、タイヤ軸方向の幅は薄く形成され、その幅は0.5乃至3.0mmが望ましい。また、なお、発泡ゴム導電層14の配置はこれに限られず、タイヤセンターCLでなくてもよく、タイヤ周方向に断続的に設けられていてもよい。
発泡ゴム導電層14を含むトレッド部12に用いられる発泡ゴムの成分としては、−60℃以下のガラス転移温度を有する重合物、例えば、天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリブタジエンゴム、ブチルゴムの単独、並びにこれらの重合物の2種以上の混合物、又は、スチレン含有量30%以下のスチレン−ブタジエンゴム40重量部以下の混合物が好ましい。これらの重合物を用いることによりトレッド部12は低温においても十分なゴム弾性を維持することができる。
発泡ゴムの独立気泡の平均気泡径は1乃至120μmが望ましく、より好ましくは10乃至120μmである。ここで、発泡ゴムの独立気泡の平均気泡径が1μm未満では低温時の発泡ゴムの柔軟性或いはトレッドと路面間の水膜排除効果等が得られない。また、該平均気泡径が120μmを越えると耐摩耗性能が低下し、更に、発泡ゴムの歪み復元力が低下し、所謂、耐ヘタリ性が悪化する。製造時においてもパーマネントセット性の低下により安定した形状を得ることが困難である。
また、発泡ゴムの発泡率は、1乃至50%の範囲が望ましく、より好ましくは2乃至50%である。発泡ゴムの発泡率が1%未満では、氷上性能の改善効果が得られず、また、50%を越えると、耐摩耗性能が低下し、更に、発泡ゴムの歪み復元力が低下し、所謂、耐ヘタリ性が低下することに加え、製造時に安定した形状を得ることが困難である。
(作用)
空気入りタイヤ10では、トレッド部12のトレッドゴム22に発泡ゴムを配置すると共に、該トレッド部12の一部に発泡ゴムを用いた発泡ゴム導電層14を配置しているので、導電性ゴムに非発泡ゴムを用いた場合に問題となっていたトレッド部12の偏摩耗が抑制される。
詳しく説明すると、通常、カーボンフィラーが配合される導電性ゴムの方が、白色フィラーが配合されるトレッドゴム22よりも耐摩耗性が高いが、発泡ゴム導電層14の発泡率を該トレッドゴム22に対して相対的に高く設定しているので、該発泡ゴム導電層14とその他のトレッドゴム22との間の耐摩耗性の差によって生ずる偏摩耗を抑制することができる。
キャップ・ベース構造において、キャップ部16に導電性の低い発泡ゴムを配置し、ベース部18に導電性の高い(例えばカーボンフィラーが配合された)非発泡ゴムを配置した場合、トレッド部12の下層(タイヤ径方向の中心方向側)に帯電した静電気は、ベース部18までは流れるものの、該ベース部18の上層(タイヤ径方向の外周側)に導電性の低いキャップ部16が存在するため、トレッド踏面12Aまで流れることができず、接地路面に放電されない。
しかし、空気入りタイヤ10では、発泡ゴム導電層14が、導電性の高いベース部18と接すると共にトレッド踏面12Aに露出しているので、放電経路が確保されており、タイヤ内部に帯電した静電気をベース部18から発泡ゴム導電層14を通じてトレッド踏面12Aまで流し、接地路面に放電させることができる。
[第2実施形態]
図2において、本実施の形態に係る空気入りタイヤ20では、発泡ゴム導電層14を、ベース部18からトレッド踏面12Aに向かって、該トレッド踏面12Aの法線方向に対して、タイヤ幅方向に傾斜するように配置している。
他の部分は、第1実施形態と同様であるので、同一の部分には図面に同一の符号を付し、説明を省略する。
(作用)
空気入りタイヤ20では、トレッド部12における発泡ゴム導電層14が、ベース部18からトレッド踏面12Aに向かって、トレッド踏面12Aの法線方向に対して平行ではなく、タイヤ幅方向に傾斜するように配置される。これにより、発泡ゴム導電層14がトレッド部12において、トレッド踏面12Aの平面視でタイヤ幅方向に、一定の広さを占めることとなり、発泡ゴム導電層14とその他のトレッドゴム22との間の耐摩耗性の差によって生ずる偏摩耗を抑制することができる。静電気の放電作用については、第1実施形態と同様である。
(試験例)
表1に示す条件で、従来例と実施例に係る空気入りタイヤを試作し、体積抵抗率と偏摩耗レベルについて試験を行った。
空気入りタイヤの基本構造は図1に示される通りであり、タイヤサイズは195/65R15、使用リムは6J−15、内圧は前輪後輪共に210kPaである。
体積抵抗率は、タイヤ周上3箇所において、タイヤとしての体積抵抗率を測定し、その最大値により評価した。偏摩耗レベルは、実車に空気入りタイヤを装着し、10,000km走行後、タイヤ周上9箇所において、発泡ゴム導電層とその両脇のトレッドゴムとの段差を測定し、その平均値により評価した。
Figure 2006098407
表1に示されるように、この試験例によれば、実施例は従来例と同等の体積抵抗率を確保しつつ、偏摩耗レベルは1/10と大幅に改善されることが確認された。これは導電ゴム層に発泡ゴムを使用したことにより、トレッドゴムとの耐摩耗性の差が少なくなったためと考えられる。
産業上の利用性
本発明の空気入りタイヤによれば、トレッド部の一部に導電性ゴムを配置した空気入りタイヤにおいて、導電性ゴムの発泡率をその他のトレッドゴムに対して相対的に高く設定することにより、導電性ゴムとその他のトレッドゴムとの間の耐摩耗性の差によって生ずる偏摩耗を抑制し、トレッド部の耐偏摩耗性を改善することができる。
符号の説明
10 空気入りタイヤ
12 トレッド部
14 発泡ゴム導電層
18 ベース部
20 空気入りタイヤ
22 トレッドゴム

Claims (5)

  1. トレッド部に発泡ゴムが配設された空気入りタイヤであって、
    トレッド踏面に体積抵抗率1010Ω・cm以下で白色フィラーが配合されない発泡ゴム導電層を部分的に配設したことを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記発泡ゴム導電層の発泡率が、前記発泡ゴムの発泡率以上であることを特徴とする請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記発泡ゴム導電層は、タイヤ周方向に延びる帯状をなすことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記トレッド部は、タイヤ径方向外側のキャップ部とタイヤ径方向内側のベース部とを有するキャップ・ベース構造をなし、前記ベース部に非発泡ゴムを配置し、かつ前記発泡ゴム導電層は、前記キャップ部に設けられると共に前記ベース部と接することを特徴とする請求項1から請求項3の何れか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記発泡ゴム導電層を、前記ベース部から前記トレッド踏面に向かって、該トレッド踏面の法線方向に対して、タイヤ幅方向に傾斜するように配置することを特徴とする請求項4に記載の空気入りタイヤ。

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